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伊豆市長選告示 現職と元市議の新人が一騎打ち

 任期満了に伴う伊豆市長選が14日、告示された。いずれも無所属で、5選を目指す現職菊地豊氏(65)と新人の元市議森良雄氏(80)が立候補を届け出て、一騎打ちの選挙戦に入った。菊地氏の市政運営の評価や防災、人口減少対策が主な争点。

伊豆市長選に立候補し、第一声を上げる㊧菊地豊氏と㊨森良雄氏
伊豆市長選に立候補し、第一声を上げる㊧菊地豊氏と㊨森良雄氏

 投票は21日午前7時から午後8時まで(土肥地区は午後7時まで)市内28カ所で行われ、午後9時から同市の修善寺生きいきプラザで即日開票する。期日前投票は同プラザ(15~20日)と中伊豆、天城湯ケ島、土肥の市役所3支所(16~20日)、修善寺駅(16~18日)、持越地区集会所(15、16日)、ホテルハーヴェスト天城高原(同)で受け付ける。
 市選挙管理委員会によると、13日時点の選挙人名簿登録者数は2万5070人(男1万2081人、女1万2989人)。菊地候補「災害死者ゼロを目指す」  菊地豊候補は、伊豆市加殿の事務所で出陣式に臨んだ。防災、人口減少対策を主な政策として掲げ「災害死者ゼロを目指す。地域コミュニティーの力も借りつつ、市民の命を守り、支援していく」と訴えた。「雇用を維持して外から客を呼び込み、にぎわう市にする。伊豆の未来をひらく情熱は失っていない」と地域活性化への決意を示した。

菊地豊(きくち・ゆたか) 65 無現④ ▽現=市長▽元=防衛省1等陸佐。防衛大卒。本柿木森候補「伊豆らしいまちづくり」  森良雄候補は、伊豆市瓜生野の自宅近くで第一声を上げた。人口減少対策や子育て支援を重点施策に掲げ、基幹産業の観光業については「衰退が始まっている。インフラなどを多額の金をかけてでも改良する」と主張。「合併して20年、伊豆市は合併前と全く変わっていない。伊豆市らしいまちづくりをしないといけない」と力を込めた。

森良雄(もり・よしお) 80 無新 ▽現=無職▽元=市議、会社員。千葉工業大卒。瓜生野
 

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