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デジタル活用で静岡県産材販路拡大へ 県森連が総会

 静岡県森林組合連合会(中谷多加二会長)はこのほど、総会を静岡市内で開いた。デジタル技術を用いた新たな流通システムを構築し、県産材の販路拡大に取り組む方針などを確認した。

本年度の事業方針を語る中谷多加二会長=15日午後、静岡市
本年度の事業方針を語る中谷多加二会長=15日午後、静岡市

 事務局が本年度事業計画案として、伊豆市大平に整備した中間土場を核にした流通の推進、施設増強する天竜事業所での原木の受け入れ規模拡大などを示し、全会一致で承認した。
 中谷会長はあいさつで「コロナ前と比べると販売量もよい水準に戻ってきた。経済的に不透明な状況が続くが、連合会がよりよい県産材の発信、販売元になるよう努めていく」と訴えた。
 2022年度の木材共販実績は、取扱量が前年度比3・6%増の20万7063立法メートル、売上金額は10・2%減の32億8656万円と報告した。

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