テーマ : 防災対策

取るべき行動は 座学、実技で災害対応学ぶ 三島で講座

 三島市はこのほど、「防災力アップ!人材育成講座」を同市の富士山南東消防本部で開いた。35人が参加し、防災に関する座学と実技で災害時の取るべき行動について理解を深めた。

トリアージに取り組む参加者=三島市の富士山南東消防本部
トリアージに取り組む参加者=三島市の富士山南東消防本部

 市民トリアージについてNPO法人災害・医療・町づくりの安田清理事長から説明を受けた後、傷病者と診断者役に分かれてトリアージを実践した。歩行の可否、呼吸回数、手首の脈などの設定が事前に傷病者に割り振られ、診断者は症状を聞き取って赤、黄、緑、黒の4段階に分類した。傷病者の設定と診断結果が合致するかを確認し、トリアージを行う際のポイントについて学んだ。
 このほか、段ボールやペットボトルなど身近なものを使った応急手当て、ジャッキなどを活用した重量物除去訓練にも取り組んだ。同講座は29日にも実施され、気象庁ワークショップや災害時生活支援講習などが行われる。

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