2023年6月8日(木)

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三島市の記事一覧

  • サツマイモ「三島甘藷」大きくなあれ 園児と小学生がつる挿し体験

     三島市佐野の伊豆佐野保育園の園児と佐野小の1、2年生が7日、地元特産のサツマイモ「三島甘藷(かんしょ)」のつる挿しを同小に隣接する畑で体験した。  JAふじ伊豆三島函南甘藷部会の食育事業の一環。子どもたち約50人が同部会の生産者らから指導を受け、ベニアズマのつる約300本を挿した。秋に収穫するサツマイモは同園のイベントで使うほか、市内全小学校の給食に提供される予定。  同市佐野地区で生産される三島甘藷は昭和初期、「山北印」の名で市場の最高価格で取引されるなどし日本一とも評された。箱根山の「山」と当時同地区にあった北上農協の「北」に由来するという。

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  • 未申告事業者の抽出 委託 固定資産税 償却資産 栃木の業者と契約 三島市

     三島市はこのほど、固定資産税の償却資産が未申告の事業者を抽出し、申告を促す業務の委託契約を行政支援サービス業「アクリーグ」(栃木県)と結んだ。同社が特許を持つシステムを活用し、税の適正化と公平化の実現につなげる。 同社は市から申告済みの企業の名称や住所の提供を受け、償却資産課税台帳や電話帳のデータと照合し、未申告の事業者を抽出。申告を促す依頼文の作成、発送も担う。 同市として初めての完全成功報酬型の委託契約で、委託料は当年度分に増収となった税額の半額。市は地方税法に基づき過去5年間をさかのぼって賦課するが、過年度分の経費負担はない。 市によると、土地や建物は登記簿で確認できるが、機械や器具、

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  • 三島の園児が「火の用心」 危険物安全週間で呼びかけ

     危険物安全週間(4~10日)に合わせ、三島市内の幼稚園や保育園でつくる市幼年消防クラブ員の園児が5日、同市中田町の日清プラザで行われた危険物の安全な取り扱いを呼び掛ける広報活動に参加した。 市防火協会と富士山南東消防本部が連携して行う恒例行事。今年は加茂保育園、桜ケ丘幼稚園、東幼稚園の園児約100人が参加した。背中に「防火」と書かれた法被を着て店の出入り口に立ち、元気よく「火の用心」と呼び掛けた。ガソリンの正しい保管方法を記した啓発品も配った。

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  • 地域おこし協力隊 榊田さんを委嘱 伊豆の国市

     伊豆の国市はこのほど、都市地域から過疎地域に移住して地域活性化に取り組む市地域おこし協力隊に榊田幸平さん(26)=同市=を委嘱した。伊豆長岡温泉など地域の魅力向上に向けたイベントの企画や運営、情報発信に取り組む。任期は来年3月まで。 榊田さんは日本大(三島市)に在学中、伊豆の国市の伊豆長岡温泉南山荘前で開催されているイベント「温泉場お散歩市」に参加し、運営の手伝いを約2年間行っていた。伊豆長岡温泉のまちづくりに関わった経験を生かせると思い応募した。 埼玉県本庄市出身。大学卒業後は沖縄県の由布島で観光案内や土産店の運営に従事していた。「地域の方との交流を大切に、小さいことからこつこつと頑張って

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  • 駅から5分でホタル 三島市街地 環境PR 2週連続まつり

     三島市街地でこのほど、ホタルまつりが開かれた。10日にもホタル関連イベントが開かれ、新幹線駅から5分でホタルに出会える環境を2週続けてPRする。 一番町商店振興会は三島商工会議所で「一番町ホタルまつり」を開催。近隣の白滝公園で芝本町商店振興会と広瀬通り共栄会が主催した「リバーサイドほたるby芝町」とともに出店が並び、多くの来場者でにぎわった。一番町しゃぎり保存会の演奏が響く中、来場者は近隣の観察スポットに足を運んだ。約300匹のホタル放流も行われた。 10日には楽寿園で三島ホタルまつり(実行委主催)、広小路笑栄通りでリメンバー六反田(広小路笑栄会主催)が開かれ、ステージショーを展開。模擬店な

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  • 梅の実狩り 袋いっぱい 伊豆の国・大仁梅林

     伊豆の国市の大仁梅林でこのほど、梅の木のオーナーらによる梅の実狩りが行われた。  参加者は大仁神社の境内や裏山に広がる梅林で、ピンポン球ほどの大きさの実を袋いっぱいに収穫して持ち帰った。梅林の管理委員会によると、2日の活発な梅雨前線と台風2号による記録的な大雨で実が落ち、気候の変化で例年より熟すのが早いという。金子佳史委員長(67)は「数年後には梅林を育て始めて50年になる。梅まつりもあるので整備に力を入れたい」と話した。  家族で梅の実収穫を楽しんだ三島市立長伏小2年の萩原耀大君(8)は「家に持ち帰って梅のシロップにして飲む」と心を弾ませた。  梅林には約80種類600本が植えられている。

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  • 「芝生ふかふか」 完成に思いはせ 鮎壺公園整備に園児参画 長泉

     長泉町はこのほど、下土狩で工事が進む鮎壺公園の整備に園児が参画するプロジェクトを始めた。施工を担う加和太建設(三島市)とサッカーJ3アスルクラロ沼津とともに第1弾として、長泉幼稚園で園児33人に完成する公園の説明をした。 同社社員は公園のイメージ図を見せながら、2025年3月の完成を予定していると説明。紙芝居を用いて、公園に芝生を張ることで、遊んで転んでもけがになりにくいなどのメリットを伝えた。園児らは実際に公園に張る芝生を触り「ふかふかしてる」と話した。 園児らは完成する公園を想像しながら、「公園でやってみたいこと」を題材に1人1枚思い思いの絵を描いた。絵は今後、工事現場に掲載する予定。 

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  • 水位確認や給水を遠隔で ICT活用のシステム導入 三島・安久地区

     三島市安久地区の農家4戸が情報通信技術(ICT)を活用した水田の水管理システム導入を進めている。県東部農林事務所によると、複数の農家が一度に導入するのは珍しいという。水位の確認や給水が遠隔でできるようになり、農作業の省力化が期待される。  富山県のメーカーが開発したシステムを導入した。水田に取り付けたセンサーが水位と水温を測り、農家はスマートフォンのアプリで確認する。給水したい時もスマホを操作し、取り入れ口の自動給水栓のバルブを開く。あらかじめ設定した水位に達すると自動的に給水することもできる。一般的な水田の水管理は農家が定期的に見回って水位を確かめ、取り入れ口の止水板を外すかバルブを開けて

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  • 補正予算案など可決 三島市議会

     三島市議会6月定例会は6日開会し、歳入歳出にそれぞれ4億6500万円を追加し、総額432億9400万円とする補正予算案など12議案を可決、同意した。 補正予算には、熱海市、函南町と連携し、パスポート発行によるポイント付与や個人ニーズに応じた観光情報提供を行う「伊豆ファン倶楽部推進事業」などの事業費を盛り込んだ。 会期は22日までの17日間。一般質問は14~16、19、20日の5日間で行い、18人が三島駅南口東街区再開発事業や新庁舎建設整備に関して質問する。

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  • 16歳キャバクラで働かせ罰金50万円 沼津簡裁

     沼津区検は5日までに、16歳の少女を三島市のキャバクラで働かせたとして、風営法違反の罪で店の男性経営者(30)=沼津市=と男性店長(27)=三島市=を略式起訴した。沼津簡裁は2日付でそれぞれ罰金50万円の略式命令を出した。  略式命令などによると、2人は2月17日から4月27日までの間に、共謀して16歳の少女4人をホステスとして雇い、不特定の客に酒の提供などの接待をさせたとされる。  2人とともに逮捕、送検された男性会社員(21)=清水町=は不起訴処分とした。地検沼津支部は理由を明らかにしていない。

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  • 酒酔い運転の疑い 会社員の男逮捕 三島署

     三島署は5日、道交法違反の疑いで長泉町下土狩、会社員の男(41)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前10時半ごろ、三島市富田町で乗用車を酒酔い運転した疑い。路外に設置された機器にぶつかる単独事故を起こし、発覚した。

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  • 環境美化に貢献 3団体10個人表彰 三島市

     三島市はこのほど、環境美化推進大会を市民文化会館で開き、地域の環境美化活動に貢献した3団体10個人を表彰した。 環境問題への意識と関心を深めるため、1965年から実施している。料理研究家で食品ロス削減アドバイザーの島本美由紀さんを講師に迎えた環境講演会も開いた。 表彰を受けたのは次の通り。 芙蓉台フラワーフレンズ、徳倉三丁目子ども会、パサディナつりがねにんじんクラブ、岩田勇吉(芝本町)杉山隆子(北田町)吉川ひとみ(同)三枝とも江(徳倉第1)飯山武(同2)伊東昭(同4)上原重義(同6)稲葉比登志(千枚原)山下聖秋(見晴台)内田康裕(御園)

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  • ベートーベンで来場者を魅了 三島でオーケストラ

     関東地方や中部地方の音楽愛好家を中心に結成されたオーケストラ「アンサンブル・エシュテ」のコンサート(静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、三島市の市民文化会館で開かれた。 同オーケストラは2022年からベートーベンの交響曲全曲演奏を開始。今回は交響曲第2番を表現豊かに演奏し、来場者を魅了した。メンデルスゾーンの序曲「フィンガルの洞窟」のほか、ピアニスト森本麻衣さんをソリストに迎え、シューマンのピアノ協奏曲も披露した。 入場無料で開催し、演奏後にウクライナ支援のための寄付を来場者に募った。

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  • GW三島の活動を視察 西村環境相や安倍昭恵さん 環境浄化「先進的」

     西村明宏環境相や社会貢献支援財団の安倍昭恵会長らが4日、三島市などで自然環境や地域社会の改善活動を続けるNPO法人グラウンドワーク(GW)三島の活動現場を視察した。西村環境相は、地域住民自らの意志で環境浄化が進む現状を「先進的な取り組み」と評価した。  GW三島は昨年度、広く社会や人々のために尽くした顕著な功績をたたえる同財団の社会貢献者表彰を受賞した。一行は、市民と共にごみ拾いを続け、ホタルが舞う清流に再生した源兵衛川を散策。水遊びに興じる子どもの様子を眺めながらGW三島の取り組みの成果を実感した。「千年の森づくり」と題して放置竹林の伐採や植樹による森林再生を行う松毛川や、地域住民とのワー

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  • 観光拠点の可能性は ヴァンジ美術館の在り方討論 三島でイベント

     休館中のヴァンジ彫刻庭園美術館(長泉町)は4日、多様な人々を受け入れる博物館の在り方「ユニバーサル・ミュージアム」を考えるトークイベントを三島市の市民生涯学習センターで開いた。「ユニバーサルツーリズムの拠点としての可能性」と題し、「年齢や障害の有無にかかわらず誰もが気兼ねなく参加できる観光」の観点で、有識者が同館の活用可能性を語った。  ユニバーサルツーリズム研究者の久保田美穂子氏と一井崇氏が現状を紹介。久保田氏は「温泉や自然が豊かな県東部にある同館は観光ルート化しやすい」とし、一井氏は「五感の要素をどう組み込むかに新たな観光の可能性がある」と強調した。  「ユニバーサル・ミュージアム」の提

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  • 三島西RCが50周年式典 社会貢献への決意新た

     三島西ロータリークラブ(RC)はこのほど、創立50周年記念式典を三島市のホテルで開いた。クラブ関係者ら約100人が出席し、一層の発展と社会貢献への決意を新たにした。 同RCは1987年から台湾の姉妹クラブ「苗栗RC」と提携し、中学生の交換研修事業を行っている。約200人が互いを行き来し、花房孝光会長は「国際人を育てるために貢献できた。今後も青少年を応援していきたい」と抱負を語った。 同クラブは1972年に29人で発足し、植樹や美化活動、慈善コンサート開催などを行ってきた。現在は54人が在籍する。 式典は新型コロナウイルスの状況を考慮し、1年先延ばし開催した。友好クラブの酒田東RCや近隣のRC

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  • ドレスや着物 華やか 学生企画、三島でヘアメークショー

     三島市寿町の県東部総合美容専門学校はこのほど、学生が企画、運営する「美容フェスティバル ヘアー&メイクショー」(静岡新聞社・静岡放送後援)を同市の市民文化会館で開いた。  2年生63人が4組に分かれてテーマを設定し、ショーを構成。授業で学んだスタイリングやネイルの技術を駆使し、ドレスや着物を学生らしいアイデアで着こなして披露した。司会進行から音響や照明まで学生自らが手がけ、華やかなステージを繰り広げた。

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  • 5メートルの和紙そよぐ作品も 三島でドローイングの二人展

     ともに東京芸術大出身で三島市在住の美術作家永冶晃子さんと二村有音さんによるドローイング展「flow」が6日まで、三島市本町のみしまプラザホテルギャラリープラザで開かれている。永冶さんが水彩絵の具で色鮮やかな絵を描いた長さ5メートルの和紙をつるし、二村さんが市内で採取したつるで作った立体作品を重ねたメインの共同作品は通り沿いに展示。2人が作品の土台としてスケッチしたドローイングも飾り、構想段階から作品完成までの時の流れを感じられる作品展となっている。  2人は2年前に市内で開かれた企画展で出会い、意気投合。共同作品を制作するようになり、今回が3作目。2人は「いろいろな流れを感じてほしい。ドロー

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  • オードリー写真展 入場者1万人 三島・佐野美術館でセレモニー

     三島市の佐野美術館で開催している俳優オードリー・ヘプバーン(1929~93年)の生涯を振り返る写真展「オードリー・スタイル 飾らない生き方」(同美術館、静岡新聞社・静岡放送など主催)の入場者数が2日、1万人を突破し、記念セレモニーが開かれた。  1万人目となったのは、沼津市の大場秀子さん(74)。昔からオードリーのファンといい、満を持して訪れた。気持ちが落ち着かない時に「ローマの休日」を見て活力を得ているといい「映画はもちろん、レジスタンスとの関わりは心に響いた。晩年の活動も見事。なんと言っても圧倒的なかわいらしさが魅力」と話した。同館から記念品を贈呈され「こんな日に来られるなんて」と喜んだ

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  • 静岡県内の待機児童5人 受け皿確保、減少続く 4月1日時点

     静岡県は2日、静岡県内の保育所や認定こども園の待機児童が4月1日時点で前年より18人少ない5人だったと発表した。県内35市町のうち34市町で「待機児童ゼロ」を達成した。国の子ども・子育て支援新制度が始まった2015年度は780人に上ったが、施設整備で受け皿が拡大したことなどから減少が続いている。  5人の待機児童はいずれも函南町で確認された。年齢別にみると1歳が4人、2歳が1人。県によると、低年齢児の預け入れが増え、申し込みに対し保育士が不足したという。前年の16人からは11人減った。伊東市、三島市、森町、清水町は待機児童を解消した。  本年度の申し込み児童数は211人増の6万9108人。女

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  • 市民憲章推進協 6個人・団体表彰 沼津

     沼津市市民憲章推進協議会(竹村喜次会長)はこのほど、市民文化センターで2023年度の総会を開いた。市民憲章に沿った地域活動に貢献した6個人・団体を表彰した。 市民憲章は1973年の市制50周年を記念して制定された。制定50周年を記念した普及啓発ポスターや、記念絵はがきの製作などを盛り込んだ23年度の事業計画を承認した。 市民憲章活動支援助成金を受けた日本沼津災害救援ボランティアの会の活動報告や、三島市出身の和太鼓奏者片岡亮太さんによる記念講演も行った。 表彰を受けた個人・団体は次の通り。 笹原ちか子、矢谷朋子、佐野昌夫、岩崎勝稔、鈴木哲雄、沼津ライオンズクラブ 

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  • いじめ解消 17%増 22年度 三島市教委早期対応

     教育委員と行政がより良い学校の在り方を探る三島市総合教育会議が2日、三島市役所中央庁別館で開かれ、市教育委員会が2022年度に公立小中学校で起きたいじめを解消した割合が21年度に比べ17%増加したと明らかにした。 市教委によると、22年度のいじめの認知件数は21年度比で16件増えた。アンケート回数の増加や、児童生徒に配布したタブレット端末への相談フォーム導入などを通じて重大事案につながりかねないささいないじめも積極的に認知し、早期の対応を図った。教育委員からは「発見件数が増えるのは良いこと。本人だけでなく周囲からの報告も大事」と評価する声が上がった。 学校と地域の連携・協働を進める地域学校協

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  • 75年遅れの卒業証書 ハンセン病元患者の石山さん(御前崎出身) 小学6年で強制退学 友人ら協力し授与式実現 

     小学6年生でハンセン病と診断され、小学校を強制的に退学させられた御前崎市出身の石山春平さん(87)=川崎市=に1日、75年遅れで小学校の卒業証書が贈られた。病気は後に回復したものの、困難の多い人生を歩んだ石山さん。授与式で多くの友人や親族、当時の同級生らが見守る中、「心の宝にしたい」と喜んだ。  卒業証書授与のきっかけとなったのは昨年10月、静岡市葵区で開かれた石山さんの講演だった。卒業証書を受けていないことを知った石山さんの友人の伊東郁乃さん(64)=三島市=が御前崎市長と教育長宛てに手紙を出し、県の協力もあって実現にこぎ着けた。  「あなたは小学校の全課程を修了したのでこれを証明します」

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  • あばれる君 旗揚げ行列の頼朝役 8月三嶋大祭り

     三島商工会議所は1日、8月15~17日に市内で行われる三嶋大祭りのメインイベント頼朝公旗揚げ行列の今年の源頼朝役がお笑い芸人の「あばれる君」に決まったと発表した。  行列は伊豆に流された源頼朝が三嶋大社で源氏再興を目指し、旗揚げした故事に由来する。大祭り中日の16日に行い、頼朝役を中心に市民を含む約60人が行列に参加。三嶋大社で出陣式を行った後、鳥居前から伊豆箱根鉄道の三島広小路駅に向けて練り歩く。  あばれる君は2009年にデビューし、15年の「R―1グランプリ」で決勝進出。バラエティー番組を中心に活躍している。  北条政子や侍女役などは、15日から一般募集する。

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  • 権利変換対象の駐車場価額 市に11億1000万円提示 三島再開発組合

     三島市は1日、JR三島駅南口東街区再開発事業に関する進捗(しんちょく)状況を約1年ぶりに更新し、市の権利変換対象となる市営三島駅南口駐車場の一部約6900平方メートルに関する土地の評価額として、約11億1千万円を再開発組合から提示されたことを明らかにした。 工事完了後に新たに取得予定の立体駐車場の価額は算定中。差額は市から組合に負担金を支払う。 資料では、現在検討中の商業施設に入る店舗や機能のゾーンイメージも示した。駅に最も近い区域は、土産物店や飲食店、観光案内所、ホテルなど人を呼び込むゾーンに設定。再開発事業区域は、市道に面する1階には地元に根差した路面店を集め、2階には駅から直結する歩行

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  • 触る芸術鑑賞 意義語る ヴァンジ美術館イベント

     休館中のヴァンジ彫刻庭園美術館(長泉町)はこのほど、多様な人々を受け入れる博物館の在り方「ユニバーサル・ミュージアム」を考えるトークイベントを三島市の市社会福祉会館で開いた。「ユニバーサル―」の提唱者で自らも全盲の広瀬浩二郎・国立民族学博物館教授とノンフィクション作家柳田邦男さんが、視覚に頼らない芸術鑑賞の実践例とその意義を語った。  2021年に民族学博物館で特別展「ユニバーサル・ミュージアム:さわる!“触”の大博覧会」を担当した広瀬教授は「ユニバーサル―」について「人と人の間に垣根がなく、みんながつながっていることを実感できる」と説明。作品に触れて楽しむ同展の、ヴ

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  • 連続不審火で男起訴 地検沼津支部

     静岡地検沼津支部は31日、器物損壊と非現住建造物等放火の罪で函南町平井、庭師の男(23)を静岡地裁沼津支部に起訴した。  起訴状などによると、被告は3月9日夜、三島市の民家の駐車場で乗用車のナンバープレートを壊した後、同町の園芸店にあった植木など232点を焼損させ、町内の男性の敷地にある物置に火を付けたとされる。

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  • 無免許運転疑いで18歳逮捕 店員の女逮捕 三島署

     三島署は31日、道交法違反の疑いで住所、職業いずれも自称の沼津市、店員の女(18)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前5時ごろ、三島市栄町で軽乗用車を無免許運転した疑い。信号機のない交差点で出合い頭の人身事故を起こし、発覚した。

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  • 日本語の美しさ周知 国際ソロプチミスト伊豆天城 フォーラム選考会

     国際ソロプチミスト伊豆天城はこのほど、8月に京都市で行われる「ソロプチミスト ユース・フォーラム」に参加する代表女子生徒の選考会を伊豆の国市内で開いた。代表は三島南高(三島市)2年の明石麗奈さんに決まった。会では家族でウクライナの惨禍を伝える活動をしているネデリコ・ミランさん(14)を加え、主張発表や意見交換を行った。 県東部3校5人が「日本の伝統文化」をテーマに、食文化や思いやりの心について発表。その後、生徒同士で「今欲しいもの」「挑戦したいこと」などについて意見交換した。 明石さんは日本語の美しさを伝えていきたいといい、「外国人の日本語教師になることが夢。美しい日本語が多くの人に使われる

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  • 6日から定例会 三島市議会

     三島市議会は30日、議会運営委員会を開き、6月定例会の会期を6~22日の17日間と決めた。一般質問は14~16、19日の4日間で行う予定。 市は歳入歳出にそれぞれ4億6500万円を追加する本年度一般会計補正予算案など12議案、4報告を提出する。

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  • 防災センターの調査費など追加 熱海市補正予算案

     熱海市は30日、市議会6月定例会に提出する議案を発表した。一般会計補正予算案には、伊豆山の復旧復興の一環で整備する仮称・伊豆山防災コミュニティーセンターの候補地の地質調査費や新型コロナウイルス禍、物価高騰に対応した臨時特別給付金など計6億7千万円を追加計上した。 土石流関連の追加補正額は4700万円。防災コミュニティーセンターは猪洞市有地を候補地とし、防災倉庫や会議スペースなどを備えた施設を建設する予定。土石流で失われた警戒区域内の防犯灯16基、防犯カメラ4基を購入するための経費も計上した。 被災宅地の復旧費については、市が当初予定していた買収・分譲方式から、被災者個人に対する補助金方式に変

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  • 細野豪志氏5区支部長就任へ了承 自民静岡県連、近く党本部上申

     自民党県連は29日の総務会で、衆院静岡5区支部長に細野豪志衆院議員(静岡5区)を選任する案を了承した。近く党本部に上申し、正式決定する見通し。細野氏は次期衆院選に党公認候補として臨む。早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰される中、県内全8小選挙区で候補者の顔ぶれが固まった。  静岡5区の支部長ポストは吉川赳衆院議員(比例東海)の離党に伴い1年近く空席状態が続いていた。支部長を代行してきた城内実県連会長(衆院静岡7区)は総務会後の記者会見で、「地元の市町支部と一体となり、次の衆院選に向けて団結して取り組んでほしい」と挙党態勢の構築に期待した。細野氏は「非自民で戦った期間が長く、普通であれば『開かな

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  • 東部伊豆地域の持続的発展へ「医療田園都市」構想柱に支援 サンフロント懇話会

     静岡県東部・伊豆地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は29日、本年度総会を三島市内のホテルで開き、活動方針を決定した。地元の豊富な農林水産物や、ファルマバレープロジェクトによる「医療田園都市」構想を柱に持続的発展へ支援することを盛り込んだ。=関連記事15面へ  農業先端技術研究拠点「AOI―PARC」(沼津市)といった関係機関と連携し、多彩な業容の生産・販売を擁する県東部・伊豆地域の第1次産業の成長を後押しする。また、医療田園都市構想の具現化を進めて超高齢化社会の理想郷の実現に寄与するとした。高強度で軽量な新素材「セル

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  • 官民連携で道路きれいに 小野建設が静岡県、三島市と調印

     三島市の小野建設はこのほど、静岡県と市と「しずおかアダプトロードプログラム」に関する同意書を交わした。県が管理する主要地方道三島富士線の美化活動を行う。同社の小野大和社長、県沼津土木事務所の曽根裕介所長、豊岡武士市長が出席し、調印した。  活動場所は同社が同市谷田で運営するモデルハウス「ユニバーサルホーム三島店」周辺の約180メートル。同社は日頃から同店周辺を清掃し、年1~2回は社員約20人が参加して草刈りなどを行ってきた。県や市のお墨付きを受けてさらなる環境整備につなげるといい、小野社長は「歩行者が快適に歩ける道にしたい」と話した。  同プログラムは2002年、住民と道路管理者の協働による

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  • スマホ学んで仲間作り 三島で65歳以上 同世代の講師が支援

     65歳以上を対象にした三島市の「スマホで仲間づくり講座」がこのほど、市役所大社町別館で始まった。国のデジタル推進委員に任命された同世代の講師陣がスマートフォンを通じた仲間作りを支援する。 7月までの全7回の講座に70~80代の12人が参加し、スマホの基本操作やLINE(ライン)の登録方法などを学ぶ。写真や動画の撮影も経験し、参加者同士の交流も深める。 初回は講師を務める大村〓さん(75)がスマホを使い始める利点を「離れた家族を身近に感じる」「サークル仲間と交流するようになる」「SNSで友人ができる」などと紹介。「スマホは難しいと思いがちだが、シンプルで簡単に操作できる」と伝えた。 同講座は3

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  • 「金融緩和修正は慎重」元日銀理事の早川氏、サンフロント21懇話会総会で講演

     三島市で29日開かれた静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」の総会では、元日銀理事で東京財団政策研究所主席研究員の早川英男氏が講演した。4月に就任した植田和男総裁(牧之原市出身)率いる日銀の金融政策に関し「直ちに金融緩和の大枠を転換することは考えにくい。長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の見直しなどは時間をかけて慎重に進める可能性が高い」との見通しを示した。  理由として、日銀が目指す2%の物価上昇の定着が確認されていないことを挙げた。企業の賃上げが一過性に終わり、賃金上昇に伴うインフレよりも実質賃金減少に伴う景気の下振れを懸念していると説明。一方で、女性や高齢者

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  • 対面活動活発化へ 三島市民生委員 児童委員協総会

     三島市民生委員児童委員協議会の総会がこのほど、同市の市民文化会館で開かれた。新型コロナウイルスの影響で自粛や規模縮小を余儀なくされてきた対面活動をさらに活発化していくことを確認した。 昨年度は8月に全体での視察研修を実施し、避難行動要支援者の調査が対面で実施できるようになった。一方で、新型コロナの感染状況を踏まえ、視察、研修の中止や変更を余儀なくされた地区もあった。 宮川紀代美会長は昨年度の活動について「対面での訪問で会話が弾んだ」と手応えを示した上で「今まで以上に連携を深めていきたい」とあいさつした。

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  • 三島らしさを壁画に 源兵衛川沿いカフェ彩る

     東京芸術大大学院美術研究科2年の杉山あるくさん(23)=函南町出身=が28日、三島市広小路町のカフェ「リビエール」で壁画制作を始めた。29日までの2日間で一面茶色だった源兵衛川沿いの壁に多様な生き物を描き、水辺の散策でにぎわう観光スポットを華やかに彩る。  さまざまな人が行き交う観光スポットのため、多様性や三島らしさがテーマ。杉山さんは「宴が始まる前の楽しげな百鬼夜行」をイメージし、ドラゴンをはじめとした空想上の生き物を赤や青、緑、ピンクのペンキで鮮やかに描く予定だ。  芸術作品を店内に展示する同店は新型コロナウイルスの影響が出始めた2020年3月にオープン。「コロナ禍を経て、文化や芸術は精

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  • 強制わいせつの疑い、自称セラピスト逮捕 三島署

     三島署は27日、強制わいせつの疑いで三島市東町、自称セラピストの男(49)を逮捕した。逮捕容疑は9日午後11時ごろ、同市で経営するマッサージ店で県東部の20代女性客にわいせつな行為をした疑い。同署は男の認否を明らかにしていない。

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  • 入学時書類デジタル化で教員の事務530時間削減 三島市教委

     三島市教育委員会は26日、市内の全21公立小中学校で保護者が入学時に学校へ提出する家庭環境調査票や問診票などを本年度からデジタル化したと発表した。市教委によると全国的にも珍しい取り組みという。市全域の合算で、教員の事務作業約530時間の削減と1万枚以上のペーパーレス化を実現したという。  昨年度までは、生徒の家族構成や連絡先、通学路などを記入する家庭環境調査票などの提出書類は6枚あり、全て手書きだった。提出された調査票のデータは教員が手入力していたという。本年度の新入生1750人が対象で、現場の教員からは「印刷、配布、回収、入力の作業がなくなり、業務改善につながった」と好評という。  市教委

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  • 三島に高級茶新工場 24年末稼働、水質の良さに着目

     ワインボトル入り高級茶を製造販売するロイヤルブルーティージャパン(神奈川県茅ケ崎市)が三島市の三ツ谷工業団地に工場を新設することが、26日までに分かった。投資額は6億円。水質の良さに着目し、伊豆半島の玄関口となる三島を拠点に生産体制を拡大し、品質管理の維持向上につなげる。  新工場は2022年度に7万本を製造した茅ケ崎工場の5倍の生産能力を有し、2024年末の稼働を目指す。国際的な衛生基準「SGS―HACCP(ハサップ)」認証を取得するクリーンルームで製造する。三島市を中心に10人ほどの従業員を採用する予定で、同市周辺の茶葉を使った新商品の生産も視野に入れる。  同社は07年の製造販売開始以

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  • 沼津、三島などで震度2 26日午後7時3分ごろ

     26日午後7時3分ごろ、茨城県神栖市と千葉県銚子市、旭市で震度5弱の地震が発生した。静岡県内では沼津、三島、富士市などで震度2、静岡市などで震度1を観測した。  気象庁によると、震源地は千葉県東方沖で、震源の深さは約50キロ。地震規模を示すマグニチュード(M)は6.2と推定される。  静岡県内各地の震度は次の通り。  震度2 伊豆市、伊豆の国市、東伊豆町、河津町、松崎町、沼津市、三島市、富士宮市、富士市、御殿場市、小山町  震度1 熱海市、伊東市、西伊豆町、函南町、裾野市、清水町、長泉町、静岡市葵区、静岡市駿河区、静岡市清水区、焼津市、藤枝市、磐田市、袋井市、菊川市

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  • 経済論以前に幸福論、支援対象はどの層? どうする少子化 国と地方ができることとは⑤しずしんニュースキュレーター 読者の意見【賛否万論】

     深刻さを増す少子化問題には、子育てを終えた60代以上の関心も高いようです。こうした世代の「若者にもっと支援を」という意見は、当事者世代の訴えと同様に貴重で、興味深いです。前回に続き、キュレーターと読者の投稿を紹介します。 キュレーター 江口裕司さん(三島市) メーカーで米国勤務後、設計、製造、調達、翻訳、ISO、社内教育など多様な業務に携わり定年退職。現在、パートの傍ら大学再入学を目指し勉強中。64歳。    「未来の年表」(講談社現代新書)の著者、河合雅司氏は人口減と少子化による国の衰退リスクを「静かなる有事」と名付け、「未来の母親が既に減ってしまっている限り出生率が改善して

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  • 静岡県内のGW人出伸び悩む 19年比28%減、コロナ前遠く

     静岡経済研究所がまとめたゴールデンウイーク(4月29日~5月7日)集客動向調査によると、静岡県内観光施設や主要イベント(計247カ所)の人出は延べ661万9千人で、前年比37・9%増加した。新型コロナウイルス感染症の5類移行を目前に控え、社会経済活動の正常化が進む中での連休だったが、コロナ前の2019年比では28・7%減にとどまった。  俳優の松本潤さんらによる騎馬武者行列が好評だった浜松まつり(255万5千人)が最多で全体を押し上げたが、同まつりを除くと、期間中の人出は22年比13・1%減と振るわず。半数以上の施設やイベントで、前年実績を下回った。物価高による消費意欲の減退や期間中の雨天が

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  • 静岡県司法書士会 会長に井上氏

     静岡県司法書士会はこのほど、任期満了に伴う役員改選で、白井聖記会長(湖西市)の後任に井上尚人氏(三島市)=写真=を選出した。任期は2年間。  井上新会長は2001年に司法書士登録。同会副会長や県青年司法書士協議会長を歴任した。  井上新会長は、4月末から始まった「相続土地国庫帰属制度」や来年4月に導入される相続登記義務化を見据え、「相続登記は司法書士の根幹をなす業務。空き家や所有者不明土地の増加が社会問題化する中、業界に課せられた使命は大きい」と課題解決へ意欲を示した。

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  • 三島の狩野川水系 排水ポンプに故障

     国土交通省沼津河川国道事務所は25日、三島市長伏の境川排水機場に2台ある排水ポンプの1台で不具合を確認したと発表した。  故障したポンプ1台は当面、復旧に向けた調査のため運転しない。同事務所と中部地方整備局の排水ポンプ車4台を現地配備し、同等の排水能力を維持して緊急事態に備える。  同事務所によると、23日の定期点検で、ガスタービンエンジンの一部に穴が開いているのが見つかったという。同排水機場は同市を流れる境川と狩野川の合流地点にあり、ポンプ1台あたりの排水量は毎秒3・75立方メートル。大雨などで狩野川が増水して水門を閉めた際に稼働している。

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  • 10月の大会要項決定 三島で関東ブロック商議所青年部連合会総会

     関東ブロック商工会議所青年部連合会はこのほど、三島市の市民文化会館で総会を開いた。1都8県から約270人が集結し、10月に県内では7年ぶりに開催する同市での関東ブロック大会の要項などを決めた。 大会は10月27~29日、同会館を主会場に開催する。テーマは「逢(あ)う・繋(つな)がる・集う―あたりまえに逢える喜びをかみ締め、次代へ繫げ」に決定。新型コロナウイルスの影響で直近3年間は対面での交流が制限されたため、直接交流する大切さへの思いを込めた。 ブロック大会では記念式典や懇親会を開くほか、同市周辺の地場産品をPRする物産展を開催。三島の魅力を伝える分科会も企画する。

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  • 現役生が琴演奏、活躍ぶり堪能 三島北高同窓会総会

     三島北高同窓会「紫苑会」はこのほど、三島市の市民文化会館で総会を開いた。全国高校総合文化祭で受賞歴を誇る母校の箏曲部を招き、頼もしい後輩たちの演奏を堪能した。  総会の運営は昨年から、卒業後40年の学年が準備委員を担当し、組織の活性化を図っている。現役生の活躍ぶりを見たいという同窓生の声を反映して箏曲部の演奏を企画した。紫苑会の鈴木愛子会長は総会冒頭「現役生の文武両道の活躍ぶりは目を見張る。側面から支援していきたい」とあいさつした。  人工知能(AI)研究者の黒川伊保子さんの記念公演も行った。

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  • 富士山南東消防議会 分遣所建て替え可決 議長に鈴木氏選任

     富士山南東消防組合議会は24日、三島市の同消防本部三島消防庁舎で臨時会を開き、議長に同市議の鈴木文子氏を選任した。老朽化した三島消防署中郷分遣所庁舎の建て替え工事の契約案も全会一致で可決した。 同分遣所の建て替えは、1974年建設の平屋建て庁舎を解体し、昨年度取得した南側空き地と合わせた約1千平方メートルに鉄骨2階建ての新庁舎を整備する。これまでは消防ポンプ車1台のみ配置したが、建て替え後は救急車1台も新たに配備し、中郷地区の消防救急能力の充実強化を図る。2024年10月の運用開始を予定している。建て替えを見据え、4月1日からは三島消防庁舎に同分遣所の機能を集約している。工事費は4億7630

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  • 「温泉」生かし健康増進 県の「ICOIプロジェクト」 三島で実証事業成果報告

     伊豆地域の温泉を活用してヘルスケア産業を創出する県の「ICOI(いこい)プロジェクト」の成果発表会がこのほど、三島市の三島文化会館で開かれた。温泉の健康増進効果を調べる実証事業を昨年度実施した3事業者が成果報告し、いずれも温泉を生かした高付加価値サービスは有望と認めた。  県の委託による実証事業は、健康増進を目的とした旅行「ヘルスツーリズム」、スポーツ、ワーケーションの3分野。温泉と地域資源を組み合わせたサービスを提供して温泉の効果を探った。  スポーツの実証事業では、大学の陸上選手の合宿を、「温泉入浴あり」と「シャワーのみ」の2グループに分けて受け入れた。入浴ありのグループはシャワーのみに

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  • 多様な書体、表現を駆使 28日まで、三島地区書展

     三島地区書道連盟の第32回三島地区書展(静岡新聞社・静岡放送後援)が24日、三島市大宮町の生涯学習センターで始まった。28日まで。 同市や近隣市町の会員41人が作品を展示した。題材は仮名交じりの詩や漢詩、四字熟語などさまざま。それぞれが多様な書体や表現を駆使してしたためた。 鈴木玉翠会長は「いろいろな墨の表現や色合い、筆の使い方があると気付いてほしい。作品を見て何か心に残ればうれしい」と来場を呼びかける。

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  • 「伝統文化」高校生が論文 ソロプチミスト駿河 沼津で発表会

     国際ソロプチミスト駿河はこのほど、女子高校生による論文発表会「クラブ・ユース・フォーラム」の地区大会を沼津市民文化センターで開いた。「日本の伝統文化 学び・つなぐ」をテーマに、県東部7校の生徒9人が伝統文化との向き合い方などについて主張した。審査の結果、8月に京都市で開かれる全国大会の代表に沼津中央高3年の多田愛萌さんを選んだ。 多田さんは「未来へと受け継がれる文化-三島に息づく先人たちの思い」と題して、地元三島市に残る文化がどのように変化し、生活に溶け込んだのかを考察した。三嶋大社の「水産の祭り」、楽寿園、源兵衛川のせせらぎを取り上げ、「先人の強い愛郷心と次世代につなげたいという思いが文化

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  • 少年非行防止へ指導委員が研修 県警本部

     静岡県警は22日、県公安委員会から委嘱された少年指導委員の研修会を県警本部で行った。県中部の約60人が特殊詐欺など最新の犯罪状況を把握し、少年の非行防止や性被害根絶などに必要な専門知識を深めた。  少年課と人身安全対策課が統合して今春発足した人身安全少年課の本間章浩課長は、SNSを介したいじめや性被害がなくならない現状を挙げて「非行などの潜在化が加速する中で適正利用を訴えたい。どうやって見つけ救い出すかが求められている」と強調した。  三島市のキャバクラで16歳の少女らが複数働いていた事件の特徴にも触れ「少女たちの情報共有は早い。積極的な声掛けの積み重ねが大切」と改めて見回り活動などでの協力

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  • ヴァンジ美術館、ユニバーサルな活用は 三島で講演会、5月28日と6月4日

     休館中のヴァンジ彫刻庭園美術館(長泉町)は5月28日と6月4日、年齢や性別、障害の有無を問わず誰もが楽しめる「ユニバーサル・ミュージアム」としての活用可能性を考える講演会を三島市内で開く。  28日は「“ユニバーサル”な鑑賞体験の場としての可能性」と題し、国立民族学博物館教授で自身も全盲の広瀬浩二郎氏と、ノンフィクション作家の柳田邦男氏が市社会福祉会館で対談する。定員80人。  6月4日は「ミュージアム×ツーリズム ユニバーサルツーリズムの拠点としての可能性」と題し、市生涯学習センターで開催する。ユニバーサルツーリズム研究者の一井崇氏と久保田美穂子氏の講演

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  • 投資の知識 在学中に習得 アイザワ証券三島支店 桐陽高で出前講座

     アイザワ証券三島支店(三島市)は23日、沼津市の桐陽高で出前講座を開いた。社員の千葉美那弓さんが1、3年生17人に、クイズを交えて在学中に身につけてほしいお金の知識を伝えた。 千葉さんはライフプランを立てる重要性や、「人生の三大費用」として教育資金、住宅購入費、老後の生活資金が大部分を占めることなどを説明。少子高齢化や物価上昇、超低金利時代の背景を伝えた上で投資リスクを下げるこつを紹介し、つみたてNISAなどを活用した資産形成を勧めた。 若年層を狙った投資詐欺の現状も紹介。SNSやマッチングアプリを通じて投資話を持ちかけられる事例や手口を挙げ、「海外にある口座に直接振り込むように言われたなど

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  • 大仁駅、三島広小路駅に副駅名「ともにつくる、つぎをつくる。」伊豆箱根鉄道

     伊豆箱根鉄道は23日、大仁駅(伊豆の国市)と三島広小路駅(三島市)の副駅名権のスポンサー契約を東芝テック(東京都)と締結した。副駅名は同社の経営理念を参考にした「ともにつくる、つぎをつくる。」となった。  駅名標に副駅名と同社のロゴマークを表記し、電子レシートサービスのイメージキャラクター「レシオ」が登場している。電車内CMの放送を行うことも決まり、「グローバルトップのソリューションパートナーへ」というアナウンスが同駅に到着する車内で流れる。  契約は大仁駅が年間55万円、三島広小路駅が年間77万円で、それぞれ2年契約。大仁駅で行った除幕式で、同社の錦織弘信社長は1950年に大仁地区で創業し

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  • 三島彩る花飾りやオブジェ 28日まで、花のまちフェア

     第11回みしま花のまちフェア(実行委主催)が28日まで、三島市内で開かれている。白滝公園や三島駅南口などに花飾りや花のオブジェを設置。マルシェや路上演奏会なども催し、街を華やかに彩る。  楽寿園や三島スカイウオークなど市内27カ所がチェックポイントのデジタルスタンプラリーも開催。設置されたQRコードを読み込んでスタンプを集め、切り花などと交換できる。「花と笑顔」をテーマにした写真も募集している。  美しく品格のあるまちづくりを協働で進める市の「ガーデンシティみしま」推進事業の一環。

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  • 文化芸術功労 静岡県が3人発表

     静岡県は、2023年度文化芸術功労者表彰の受賞者3人を発表した。3人は県内全域を活動範囲とする文化芸術団体の役員として10年以上にわたり、振興や組織運営に尽力した功績が認められた。  受賞者は元県俳句協会長の甲斐遊糸さん(富士宮市)、元県美術家連盟副会長の小池タケシさん(三島市)、元県工芸家協会長の桜井茂雄さん(焼津市)。25日に静岡市駿河区のグランシップで開かれる県文化協会の23年度総会の後、受賞者の表彰式を行う。

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  • 静岡市Aが団体優勝 ゴルフ静岡県都市対抗選手権

     第108回静岡県都市対抗ゴルフ選手権は23日、静岡C浜岡Cで行われ、団体戦は静岡市連盟Aが優勝した。個人は55歳以上のAクラス(6417ヤード、パー72)を細川悦男(菊川市)が頂点に立ち、年齢制限のないBクラス(6799ヤード、パー72)は宮下健(伊東市)が制した。  ▽団体 ①静岡市388(伊藤75、清水76、佐藤77、八巻78、小山82)②浜松市389(成田75、大村75、田中76、神戸77、林86)③伊東市395(宮下72、木部75、日吉80、肥田82、泉田86)④三島市398(丸山75、前田78、鈴木80、飯沢80、吉江85)⑤富士宮市400(山上73、佐野78、大塚81、八木原83

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  • 特殊詐欺 三島の60代女性 400万円の被害

     三島市の60代の女性会社員が23日、市役所や金融機関の職員を名乗る男に現金約400万円をだまし取られたと三島署に届けた。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。  同署によると、女性は20日、自宅に「保険料を払いすぎているので戻り金がある」などと電話があった。男に指示されるまま22日まで4回にわたって函南町の金融機関でATMを操作し、現金を他人の口座に振り込まされた。

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  • 2社を入札停止 三島市

     三島市は23日、入札参加停止等措置要綱に基づき、フジタ(東京)とフソウ(高松市)を24日から1カ月間の入札参加停止処分にすると発表した。 フジタは従業員が3月31日に石垣簡易裁判所から労働安全衛生法違反で罰金刑の略式命令を受けた。フソウは2018年に行われた埼玉県三郷市発注工事の一般競争入札で、同市職員から予定価格に近い金額を事前に入手して落札し、謝礼として約11万円相当の接待を行った。

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  • サービスにAI活用へ 若手構成の研究会発足 三島市

     三島市が人工知能(AI)やメタバースといった先進技術を活用した新たな行政サービスの検討に乗り出した。20~30代の若手職員で構成する研究会がこのほど発足。市民サービス向上のほか、事務の効率化につながる開発も進め、来年度予算への計上を目指す。 同市は「スマート市役所」を宣言し、市民目線の迅速で便利なサービス提供、デジタル技術の活用による生産性の高い行政運営を掲げる。急速に進歩する最新技術を導入し、観光分野でのメタバース活用や業務への生成AI使用の検討を視野に入れる。 研究会には観光や子育て、都市計画など幅広い部門から11人が参加する。先進技術を使ったサービスを提供する民間事業者からの聞き取りな

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  • ⚾三島南【高校野球チーム紹介2023夏】

     「全員野球」を掲げ、最少失点での勝利を目指す。投手陣は主戦平野を中心に内外角を突き凡打を狙うタイプが集まる。守備陣は遊撃手久保田、右翼手三浦が統率する。攻撃は機動力を生かしたつなぐ野球を徹底。俊足の1番山田元の出塁が鍵を握り、状況に応じた打撃が持ち味の田中に好機で回したい。スローガンは「考動(こうどう)」。多くが校内の委員長を務め周囲を意識して行動する。 部長 岩間 雄紀 監督 古谷田辰徳 ①平野琥太郎(3年、伊豆天城) ②伊藤 蒼矢(3年、伊豆修善寺) ③鈴木 暖大(3年、町清水南) ④山田 元気(3年、伊豆修善寺) ⑤間藤 和宏(2年、長泉北) ⑥久保田裕心(3年、長泉北) ⑦芹沢 諒

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  • 少子化、学区自由化の波 名門も自助努力必要龍城【龍城 韮山高150周年 今昔ものがたり②学校編】

     志願倍率0・98倍―。  2023年度の入学者選抜試験で、韮山高普通科は募集定員240人に対して志願者数が236人となり、倍率が1倍を下回る「定員割れ」となった。  併願可能な理数科の志願者数が募集定員40人を大きく上回ったため、実際に入学した両科の生徒数は定員を確保した。だが、日本の社会が直面する少子化の影響は県内最古の名門校にも影を落とす。小川圭一校長は「普通科は充足しないのではないか、という雰囲気が昨冬からあった。教職員間に危機感はある」と口にする。  県内公立高校の通学区域は撤廃され、小学部や中学部を併設して一貫教育に乗り出す私立高校も増えている。選択肢は広がり、特に三島市や駿東郡

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  • 元気な中小企業見学 若手経営者が静岡県東部訪問

     三島信用金庫が運営し、静岡県東部の若手経営者らでつくる「さんしんチャレンジクラブ」はこのほど、交流会を兼ねた企業見学を始めた。「三島・沼津」「田方」「熱海・伊東」「下田」の4地域に分け、6月22日まで開催。新たな設備投資や新規事業に参入した元気な中小企業を訪れ、今後の経営の参考にする。  コロナ禍で一時活動を自粛していたが、昨年度に3年ぶりの交流会を開き、本年度は約4年ぶりとなる企業見学を再開した。初日は「三島・沼津エリア」で28人が参加。コンベヤーベルト製造販売の日本ベルト工業(沼津市)と、印刷・製本・デザインの三島印刷(三島市)を訪問した。  日本ベルト工業では2020年に移転拡張した本

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  • ゼレンスキー氏の参加歓迎 静岡のウクライナ避難者、期待と訴え G7広島サミット

     ウクライナ情勢をテーマに、同国のゼレンスキー大統領を交えて討議をした21日の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)。「国際社会の団結を」「平和を取り戻したい」-。祖国にいる家族の身を案じながら静岡県内で暮らすウクライナからの避難者らは、ゼレンスキー氏のG7サミット参加を歓迎し、各国の継続的な支援に期待を寄せた。  戦時下で大統領がG7に対面出席したことに、避難者らは一様に驚き、肯定的に受け止めた。ウクライナ南部ヘルソン州出身で掛川市在住の会社員トリティアコブ・マクシムさん(33)は「ゼレンスキー氏は各国首脳と直接対面し、ウクライナの現状をメッセージとしてしっかり伝えてくれたと思う」と、支援強

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  • 生シラス買い求め笑顔 静岡・用宗漁港まつり 4年ぶり活況

     静岡市駿河区の用宗漁港で21日、「用宗漁港まつり」が開かれた。港近くに販売ブースが多数出店し、シラスなどの海の幸をはじめショウガやイチゴといった地元の農産物も並び、買い求める大勢の家族連れなどでにぎわった。  用宗地域の活性化を目指し、漁業者や仲買人、清水漁協などが協力して実施している。今年は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催。強風予想で1日延期されたが、「生シラスの即売は過去一番の行列」と声が上がるほどの活況を見せた。  用宗名産の新鮮な生シラスを手に入れようと三島市から夫婦で訪れた見須友洋さん(28)と姫来さん(27)は、行列に1時間ほど並んだという。友洋さんは「蛇口から生シラスが

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  • 危険物の安全管理に貢献 三島市防火協が表彰

     三島市防火協会は19日、市内のホテルで総会を開いた。危険物の安全管理や防火管理に貢献した事業所や個人を表彰した。  表彰を受けたのは次の通り。  危険物優良事業所 伊勢久三島営業所▽危険物優良保安監督者 日高克成(テック大洋工業静岡事業所)▽危険物優良取扱者 梶山成章(御寿園)▽防火管理優良事業所 三島ようらんこども園▽優良防火管理者 町田貴宏(三島森田病院)  

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  • 横断歩道新設など議論 交通規制審議会で三島署

     三島署は18日、交通規制審議会を同署で開いた。三島市と函南町で本年度予定する横断歩道や一時停止の新設などの交通規制を示し、委員約20人に意見を求めた。 いずれも児童の安全確保のため地元から要望があった三島市萩の市道や函南町仁田の信号交差点に横断歩道を新設する方針を示した。出合い頭事故が発生した三島市大場の交差点などには一時停止を新たに設ける。 夕暮れ時の信号見落としが多い三島市栄町の信号機は、太陽光の反射による疑似点灯のリスクを軽減するためLED化する。

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  • 三島でさつき祭り 28日まで

     三島さつき愛好会の「春のさつき祭り」(静岡新聞社・静岡放送後援)が20日、三島市の楽寿園で始まった。28日まで。 会員17人が銘花や盆養、自由創作など9部門に計56点を出品し、日本皐月(さつき)協会公認講師の審査を受けて展示した。会場には、最高賞の市長賞に輝いた高井洋明さん(同市)をはじめ会員が丹精込めて育てたさつきが並ぶ。21日は先着100人に苗木を無料配布する。 各部門の最優秀賞受賞者は次の通り。 銘花大 北原〓▽銘花小 高井洋明▽盆養 望月泰夫▽盆養若木 山本陽一▽自由創作 松岡登▽小品盆栽 柴原秀雄▽銘木大 清克巳▽銘木中 山田よ志子▽銘木小 山本功 ※北原〓さんの〓は日の下に舛

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  • 熱海署長 大石剛さん 市民を守る強さ必要【新署長語る】

     -管内の印象は。  「世界に誇る観光都市の治安を任されたことに緊張とやりがいを感じている。高齢居住者と若い観光客が多く、そのどちらも元気でにぎやかな町だと感じる。新型コロナ禍から落ち着きを取り戻し、観光が回復傾向にある中、事件、事故の増加に注意している。首都圏からの流入人口が多い特性もある。県外で起きた事件にも警戒している」  -取り組みたいことは。  「伊豆山の土石流災害は再発防止のためにも、本部と連携してしっかり捜査していく。高齢者が非常に多い街なので、交通事故や特殊詐欺被害の防止、行方不明事案への対策も重要。行政や市民が自分事として捉えられるよう協力を働きかけ、一緒に安全安心な熱海を

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  • 自転車の安全運転啓発 ブリヂストンサイクル、ポスター寄贈 高校生もヘルメットを

     ブリヂストンサイクル(埼玉県)はこのほど、自転車の安全運転を啓発するオリジナルポスターを官民連携組織「県サイクルスポーツの聖地創造会議」に寄贈した。同社の自転車競技チームが三島市に拠点を置いていることから、社会貢献活動として県内の全高校約150校に配布し活用してもらう。  ポスターにはチーム所属の東京五輪日本代表、2022年競輪賞金王の脇本雄太選手(34)が競技する姿を採用。直筆のメッセージとともに、夜間のライト点灯やヘルメット着用を促す五つのルールを紹介している。新たな自転車利用者が増える新年度に合わせ、750部を用意した。  県庁で行われた寄贈式で、脇本選手が県スポーツ・文化観光部の鈴木

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  • 21日、三島で国際交流フェア 各国料理やステージ

     三島市国際交流協会は21日午前11時から、世界の文化に触れる第30回国際交流フェアを同市の三島商工会議所で開く。入場無料。  新型コロナウイルスの影響で中止していたため、4年ぶりの開催。ブラジルやコロンビア、フランスの料理を味わうことができる。ハワイアンダンスやベトナム伝統の踊りなどのステージイベントも展開する。

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  • 住宅火災で救助や消火 伊藤建材4人に感謝状 富士山南東消防本部

     富士山南東消防本部はこのほど、三島市幸原町2丁目で3月に発生した住宅火災において逃げ遅れた住民を救助し、初期消火を行ったとして、同市の建設業「伊藤建材」の従業員4人に感謝状を贈った。 表彰を受けたのは伊藤健二さん(52)、寺田晴彦さん(54)、沢田一精さん(54)、鬼木志信さん(64)。4人は現場近くの資材置き場で煙が出ているのを発見し、駆け付けた。伊藤さんが2階のベランダに立ち往生する女性を脚立を使って救助し、寺田さんが避難誘導した。沢田さんと鬼木さんが近くの消火栓を使って放水して消防隊の到着を待ち、絶妙な連携で被害の軽減に寄与した。伊藤さんは「火の手が早く、住民は動揺していた。とにかく必

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  • ⚾春季高校野球東海大会 20日開幕 静岡県勢は加藤学園、日大三島が出場

     第70回春季高校野球東海大会が20日、草薙、清水庵原球場で開幕する。県大会で初優勝した加藤学園は大垣日大(岐阜2位)と、準優勝で7年ぶり出場の日大三島は東邦(愛知1位)と初戦でぶつかる。大会は各県上位2校が出場し、決勝は23日に行われる。 加藤学園 投手陣 粘れるか 春の大会で初優勝した加藤学園ナイン  加藤学園が対戦する大垣日大は昨秋の東海4強で、同地区3枠目として今春の選抜に出場した。一方、加藤学園は昨秋、同じ4強に進出したが選抜を逃した。米山監督は「緊張感のある公式戦ができるのでプラスにしたい。相手よりも自分たちの野球をすることを意識する」と話す。  県大会ではエース左腕吉川が切

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  • 三島死亡事故 賠償命令 地裁沼津支部判決 遺族訴え大筋で認める

     三島市の市道交差点で、赤信号で進入した乗用車がミニバイクを運転する男性に衝突して死亡させた事故で、遺族が乗用車を運転していた女性やその夫らに約7300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、静岡地裁沼津支部(古閑美津恵裁判長)であった。同支部は遺族側の訴えを大筋で認め、賠償を命じる判決を言い渡した。  判決によると、女性は2019年1月、赤信号を見落としたまま進入して男性=当時(50)=が運転するバイクに衝突し、死亡させた。判決は「一方的に衝突した被告女性の過失はあまりに大きい」と指摘。また、被告女性が赤信号で侵入した事実について事故直後に認めなかったこと、女性の夫が刑事裁判の公判中に裁判

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  • 装着式人工乳房知って 三島出身の北堀さんら 都内で起業

     がんやがん治療に伴う見た目の変化による苦痛を軽減する「アピアランスケア」の一環で、乳がんなどで乳房を切除した人向けの装着式人工乳房への関心が高まっている。人工乳房の販売会社「カノアクルー」(東京都)を友人と立ち上げた三島市出身の北堀善美さんも啓発に取り組む一人。自治体による購入費補助も広がりつつあるが、医療用ウィッグなどに比べて一般の認知度はまだ低いといい「選択肢の一つとして人工乳房を知ってほしい」と訴えている。  カノアクルーは代表の鈴木万紀子さんと北堀さん、下着販売の経験がある秋沢京子さんの3人で設立し、2021年に三鷹市にサロンを開いた。新潟県のメーカーと連携して100%シリコーンの人

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  • トヨタ自動車スケート部選手 自転車でトレーニング 伊豆で「スプリント能力向上」

     冬季五輪や世界選手権に出場経験がある選手が所属するトヨタ自動車スケート部が20日まで、2021年東京五輪・パラリンピック自転車競技会場になった伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで競技用自転車を活用したトレーニングに取り組んでいる。他競技を体験することで、体に普段と違う刺激や動きを与えるクロストレーニングの一環。  ショートトラックの選手ら6人が同センター事業部で日本スポーツ協会公認自転車競技コーチの野田尚宏さんから指導を受ける。五輪パラ会場の伊豆ベロドロームや屋外の自転車競技会場「北400メートルピスト」で、心拍数を一定に保ったままの周回や全力で1キロを走るトレーニングに励む。  同センタ

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  • 全裸になった疑いで再逮捕 三島署

     三島署は18日、公然わいせつの疑いで熱海市和田浜南町、アルバイト従業員の男性容疑者(30)=別の公然わいせつ容疑で逮捕=を再逮捕した。再逮捕容疑は4月23日午前0時ごろ、三島市の駐車場で全裸になった疑い。

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  • 大正琴で「日本めぐり」 三島、伊豆琴慧会が演奏会

     琴城流大正琴の伊豆琴慧会はこのほど、三島市の市民文化会館で演奏会「おさらい会2023」(静岡新聞社・静岡放送後援)を開いた。会員約50人が日本めぐりをテーマに2部構成で歌謡曲を合奏した。 第1部は東日本を舞台にした「新潟ブルース」や「霧の摩周湖」を奏でた。第2部は「さとうきび畑」から始まり、最後は伊豆を舞台にした「天城越え」を披露した。スクリーンに曲の舞台となる風景を映し、来場者を楽しませた。 新たに琴城流の資格を得た会員5人へ認定証も授与した。

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  • 自転車ヘルメット 補助制度が好評 三島市、1週間で145件

     自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されたことを受け、三島市が実施する市民を対象とした自転車用ヘルメット購入費の補助制度が好評だ。8日に申請が始まり、14日までの1週間で145件の申請があった。 補助制度は購入費用の半額を上限2千円で補助する。市民1人につき、3月1日以降に市内の店舗で購入した安全性基準に適合したヘルメット1個分が対象となる。締め切りは来年2月29日だが、200万円の予算に到達した段階で終了する。 市地域協働・安全課によると、高齢者を中心に申請が多いという。市ホームページからは24時間受け付けていて、担当者は「電子申請ならいつでも気軽にできる。高校生にもぜひ活用してほしい

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  • ⚽サッカーは障害の垣根なし J3沼津、子ども対象に大会 放課後デイサービス勤務の浜選手企画

     サッカーJリーグ3部(J3)アスルクラロ沼津はこのほど、障害のある子どもたちを対象にしたサッカー大会を沼津市内で開いた。企画したのはトップチームで活躍するDF浜託巳選手(26)。障害児向けの放課後デイサービスでの勤務をきっかけに「子どもたちに体を動かす楽しさを知ってもらいたい」と、垣根なくサッカーを楽しめる環境づくりを思い描く。  浜選手が富士市の放課後デイサービスで働き始めたのは2022年2月。週に2回ほど通う中で、子どもたちが外で遊ばず、ゲームをしたりユーチューブを見たりする姿を度々目にしたという。身体能力の維持だけでなく体を動かす楽しさを感じる機会を提供したいと考え、自閉症の子ども向

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  • 記者コラム「清流」 歩いて感じた人の営み

     3月に赴任するまで、三島市街地は車で通過するばかり。道は狭く混雑し、通りたくない場所だった。しかし、歩いてみると全く違う世界が見えてきた。  市街地を流れる川のせせらぎに癒やされ、街を彩る花壇の手入れに感心した。歴史を感じる趣ある店があれば、現代風のオシャレな店も点在する。最近はしゃぎりの音を聞き、ホタルの光を眺める夜が格別。取材に徒歩で出かけては、脇道に入り新たな発見があるのも楽しい。車では不便だからこその気付きだった。  何げなく歩いているだけで心が晴れやかになる理由は何か。いずれも背景に、人の営みを感じるからなのかもしれない。着任時「市民活動が盛んな街」と聞いたのを思い出した。多くの市

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  • 三島の60代女性 85万円詐取被害

     三島市の60代無職女性が17日、市役所や金融機関の職員を名乗る男に約85万円をだまし取られたと三島署に届け出た。同署は還付金詐欺事件として調べている。  同署によると、女性は16日午後4時ごろ、自宅に「保険料を払いすぎている。戻り金がある」などと男から電話があり、同5時ごろ、市内の金融機関で男に指示されるままATMを操作して他人の口座に現金を振り込まされ、だまし取られた。

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  • 外山さんに感謝状伝達 10年間、地域交通安全に尽力 三島

     三島地区地域交通安全活動推進委員協議会総会がこのほど、三島署で開かれた。長年にわたって地域交通安全活動推進委員を務めた三島市南本町の外山圭助さん(86)に感謝状を伝達した。 外山さんは昨年度まで10年間委員を務め、地域の交通安全に尽力した。悲惨な事故現場を見てきた活動を振り返り「どうしたら事故が減るかを一般目線で考えてきた」と振り返った。感謝状を手渡した森正晴署長は「引き続き良き応援団として支えてもらいたい」と功績をねぎらった。 本年度の委員20人への委嘱状も交付した。任期は2年間。

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  • ヘッドマーク掲出 返礼品に検討へ 駿豆線沿線3市1町

     伊豆箱根鉄道(三島市)と同鉄道駿豆線沿線3市1町でつくる沿線地域活性化協議会はこのほど、本年度初会合を同社で開いた。3市1町共通のふるさと納税の返礼品として、駿豆線でのオリジナルヘッドマーク掲出を検討すると決めた。 ふるさと納税への導入を提案した伊豆市の菊地豊市長は「あらゆる手を尽くして大切な伊豆箱根鉄道に客を戻したい」と語った。会合には三島・大仁両署長も出席し、各自治体の観光施策や地域の犯罪発生状況などを共有した。 会長の豊岡武士三島市長は「大型連休中の人出は思ったほど回復していなかった。もっと伊豆を楽しんでもらえる人を増やしたい」と協力を依頼した。

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  • 東部の子どもたちに晴れ舞台を 三島西RC50周年記念事業 和太鼓やミュージカル

     三島西ロータリークラブの創立50周年記念事業「青少年のためのONステージ」がこのほど、三島市の市民文化会館で開かれた。県東部の子どもたちが舞台に立ち、練習の成果を披露した。 飛龍高和太鼓部の迫力ある演奏で幕開けし、三島北高箏曲部なども登場。清水町を拠点とする子どもミュージカル「キッズラボ」も楽しいステージを繰り広げた。 同クラブが「子供たちの未来のために―今までもこれからも」と題し、子どもの活躍の場を用意した。大人が子どものために何ができるか考える機会にしようと、花まる学習会の高浜正伸代表の講演も行った。

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  • 三島キャバクラ摘発 「時給高い」友人間で勧誘 15歳から勤務の少女も

     複数の16歳少女を社交飲食店で働かせていたとして、三島市一番町のキャバクラ「グレイス」経営者の男ら3人が県警に風営法違反(年少者使用)の疑いで逮捕された事件で、少女たちは「グレイスなら18歳未満でも働ける」「時給が高い。美意識が高くなる」などと友人間で店の情報を共有し、誘い合って採用面接を受けるなどしていたことが16日、関係者への取材で分かった。  同店では2022年9月ごろから8カ月以上働いていた未成年者も確認され、採用時に15歳だった少女が複数いるという。三島署と静岡県警生活保安課、捜査4課、組織犯罪対策課などは、成人より時給を安くして未成年を複数人、長期間雇っていた可能性があるとみて採

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  • 油圧ショベル窃盗2200万円 全国31件に関与 三島署など捜査終結

     三島署と静岡県警捜査3課は16日、窃盗未遂などの疑いで逮捕した山口県岩国市の男ら3人が静岡県など全国各地で計31件の油圧ショベルを対象とした自動車盗に関与したと裏付け、捜査を終結したと発表した。被害総額は約2200万円に上る。  同署によると、3人は共謀して2016年12月から22年10月まで、群馬、神奈川、山口など9道県の重機置き場30カ所から油圧ショベル32点を盗んだと確認した。油圧ショベルはトラックに積んで現場から持ち去り、転売したという。  3人は山口県岩国市、自動車整備業の男(31)、神奈川県小田原市、無職の男(24)、同、とび職の男(22)=犯行時19歳=で、20年10月18日午

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  • 沼津市制100年PR ステッカー寄贈 三島の車販売会社

     静岡県東部を中心に自動車販売を展開する「アキュームカンパニー」(三島市)はこのほど、沼津市制100周年をPRするカーステッカー100枚を市に寄贈した。 ステッカーはB4サイズで、市制100周年の記念ロゴマークとキャッチフレーズがデザインされている。同社は昨年5月からステッカー製作の事業を始め、地域への貢献として作ったステッカーを寄贈した。市は市内を周回するごみ収集車に貼る。 市役所で開いた寄贈式で矢崎実社長(55)は「生まれ育った町に貢献できてうれしい。沼津をよりよくする活動をこれからしたい」と話した。頼重秀一市長はステッカーについて「思っていたよりも大きい。目立つし、良いPRになる」と感謝

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  • ゆうすいくん 10歳おめでとう 清水町キャラクター 三島で誕生日会

     清水町のイメージキャラクター「ゆうすいくん」が今月11日に誕生から10年となり、15日に「お誕生会」が三島市内で開かれた。デザインした絵本作家の宮西達也さん=同町出身=と関義弘町長、町職員が参加し、歌を歌ったり、誕生日ケーキのろうそくを吹き消したりして“10歳”を祝った。 ゆうすいくんは町制50周年を記念して誕生した。町のふるさと大使の宮西さんは「清水町や柿田川を連想できるようデザインした。10年間も皆さんに愛してもらえると思わなかった」と喜ぶ。柿田川や富士山をイメージしていて、愛と平和と笑顔のために戦うヒーローという。 町内循環バスのラッピングやグッズ、宮西さんの絵本「ドロドロドロンキーと

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  • 委員会構成決まる 三島市議会

     三島市議会は15日、臨時会を開き正副議長や委員会構成を決めた。市監査委員に川原章寛氏を充てる人事に同意したほか、5億1千万円を追加する2023年度一般会計補正予算案など3案を原案通り可決、承認して閉会した。 各委員会の構成は次の通り。(◎は委員長、○は副委員長) 総務 ◎佐野淳祥○沈久美、堀江和雄、石井真人、藤江康儀、野村諒子、川原章寛、本間雄次郎▽福祉教育 ◎土屋利絵○岡田美喜子、鈴木文子、横山雅人、服部正平、高田康子、弓場重明▽経済建設 ◎村田耕一○宮下知朗、秋山恭亮、永田裕二、河野月江、古長谷稔、甲斐幸博▽議会運営 ◎岡田美喜子○堀江和雄、土屋利絵、野村諒子、横山雅人、弓場重明、服部正

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  • 三島市議会、議長に藤江氏 副議長は甲斐氏 

     三島市議会は15日の臨時会で正副議長選を行い、議長に藤江康儀氏(65)=改革みしま=、副議長に甲斐幸博氏(67)=緑水会=を選出した。  藤江康儀氏(ふじえ・やすのり) 建設会社社長。4期。徳倉  甲斐幸博氏(かい・ゆきひろ) 県人づくり推進委員。3期。徳倉

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  • 三島発のウイスキー作りスタート 蒸留器に火入れ

     三島市大社町の国登録有形文化財「懐古堂ムラカミ屋」を改装して立ち上げたウイスキー蒸留所で14日、蒸留器の火入れ式が行われた。2~3年後の商品化に向け、三島でしか飲めないウイスキーの製造がスタートした。  バーボンウイスキーの製造販売を手がける「Whiskey&Co.」(東京)が設立。市街地を川が流れる三島の街並みから水の竜をイメージし、蒸留所に「ディスティラリーウオータードラゴン」と名付けた。  製造するウイスキーは市民、市内限定で対面販売する。優先購入権として発行されるトークンを取得すれば市外からも買える。ウイスキーを媒介に三島との関係人口を増やす狙いで、この日は県外から大勢のトークン取得

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  • 三島のキャバクラ 16歳少女を複数雇用 男3人逮捕、経営に暴力団関与か

     三島署と県警生活保安課、捜査4課、組織犯罪対策課などは13、14日、複数の16歳の少女を三島市の社交飲食店(キャバクラ)で働かせたとして、風営法違反(年少者使用)の疑いで、経営者の男ら3人を逮捕した。同署などによると、未成年者をホステスとして一度に多数雇用していたとみられる。県警は暴力団関係者が経営に関与していたとみて捜査を進める。  逮捕されたのは、三島市長伏、同店経営の男(26)、沼津市大塚、同店経営の男(30)、清水町徳倉、会社員の男(21)の3容疑者。3人の逮捕容疑は2月中旬、共謀して三島市一番町のキャバクラ「グレイス」で、静岡県東部と県中部の少女2人を18歳未満と知りながらホステス

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  • 伊豆中央高吹奏楽 6月、三島で演奏会

     伊豆中央高吹奏楽部は6月11日午後2時から、三島市の市民文化会館で第38回定期演奏会を開く。  1~3年生の部員約40人が天国の島やルパン三世のテーマなどを演奏する。  当日券500円。300円の前売り券は、三島市のやまがた楽器店で販売する。問い合わせは同校<電055(949)4771>へ。

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  • こどもサッカー大会初開催 三島ロータリークラブ

     三島ロータリークラブは13日、三島市の市民体育館でこどもサッカー大会を初めて開いた。市内を中心とした幼稚園や保育園に通う園児約100人がサッカーを楽しんだ。 10チームが2組に分かれてリーグ戦を行い、園児が懸命にボールを追いかけた。日大三島高と知徳高のインターアクトクラブの生徒が運営を手伝った。Jリーグ3部(J3)アスルクラロ沼津の選手も登場し、子どもたちを楽しませた。 新型コロナウイルスの影響で活動制限を強いられた子どもたちに喜んでもらおうと企画した。

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  • 器物損壊の疑い 三島署が男逮捕

     三島署は11日、器物損壊の疑いで自称三島市一番町、自称ライターの男(54)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後10時ごろ、同市の菓子店でガラス製の花瓶2個を投げつけて割った疑い。

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  • 三島・源兵衛川にホタル飛び交う 市民による環境保護の成果

     三島市街地を流れる源兵衛川でゲンジボタルが飛び交い始めた。11日夜も淡い光線を放ち、幻想的なせせらぎ空間を作り出した。  源兵衛川の保全に取り組むNPO法人グラウンドワーク三島によると、今年は4月下旬に初めて観測された。徐々に増加を続け、今月下旬ごろにピークを迎えそうという。昨年は過去最多のホタルが確認され、市民による環境保護活動の成果とみている。  14日には三島市を流れる川の清掃活動「三島の川をきれいにする奉仕活動」が行われる。源兵衛川は対象外のため、同NPO法人は、羽化を控えたホタルの生息場所となる水際や川岸を踏み荒らさないよう呼びかけている。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 会員制スパイス酒場店長 新井一平さん(三島市)

     食を通じた居場所づくりを目指すブランド「6カレー&」の全国展開を見据え、三嶋大社前に「6カレー&サウナ」を4月にオープンした。食とサウナを通じた新たな出会いと、家庭でも会社でもない第3の居場所を提供する。三島市出身。37歳。  ―店の仕組みは。  「月額を払うと来店やカレー無料の権利を得て、一日店長や部活動もできる。食を通じて多様な人と出会い、周囲の目を気にせず自分を表現できる居場所をつくっていく。6カレー&は、カレーと地域特有の体験やコトを掛け合わせた場。関心のある共通のコトやモノを通じ、人のつながりが自然と生まれる空間にしたかった。そういう意味で、サウナはふさわしかった」  ―食を通じた

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  • 伊豆箱根鉄道 増収も利益を圧迫 23年3月期

     伊豆箱根鉄道(三島市)が11日発表した2023年3月期連結決算は、営業収益が84億900万円(前年比14億800万円増)、経常利益が3億9200万円の赤字(前期は15億1千万円の赤字)、純利益が7億9千万円の赤字(26億1千万円の赤字)となった。新型コロナウイルスによる行動制限の緩和で鉄道やバスの利用は回復基調にあった一方、電力や燃料の価格高騰が利益を圧迫した。

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  • 世界観磨き本番へ 三島フィルハーモニー 21日定演

     三島市を拠点とする静岡県内最古のアマチュアオーケストラ「三島フィルハーモニー管弦楽団」は、21日に同市の市民文化会館で開く定期演奏会に向けて練習を重ねている。メンバー約60人が10日夜、本番会場で音を合わせ、今年1月から築き上げてきた曲の世界観に磨きを掛けた。  今回は指揮者の碇山隆一郎さんの下、ベートーベンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」とブラームスの交響曲第2番ニ長調を演奏する。皇帝のソリストには国内外のコンクールで入賞実績がある静岡市出身のピアニスト五条玲緒さんを迎える。五条さんは「温かみがあり、一緒に音楽を作り上げているのが楽しい」と手応えを示す。  皇帝は曲の始めにインパクトがあり、1

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  • Vリーグ男子東レ「来季こそ優勝する」 三島市長に今季の戦い報告

     三島市を拠点に活動するVリーグ男子東レアローズの篠田歩監督と峯村雄大主将らが9日、市役所に豊岡武士市長を訪ね、今季の戦いぶりを報告した。峯村主将は「来季こそ優勝したい」と飛躍を誓った。  今季は天皇杯全日本選手権大会で3大会ぶりに決勝へ進出した。Vリーグでは5位とプレーオフに進めず、黒鷲旗全日本男女選抜大会も8強止まりだったが、若手の活躍が目立つシーズンだった。  篠田監督は、若手の出場機会が多くチームの成長を実感したと振り返り「上位に勝てるが、下位に負ける荒さがあった。来季は安定的に勝てるチームにしたい」と意気込んだ。

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  • 米久デリカフーズ 静岡工場閉鎖へ 沼津に生産移管

     伊藤ハム米久HDは9日、冷凍食品の中華総菜などを製造する米久デリカフーズ静岡工場(静岡市駿河区)の生産機能を伊藤ハム米久プラント夢工場(沼津市)に移管する方針を明らかにした。2023年度から段階的に移し、時期は未定だが、老朽化が進む静岡工場は最終的に閉鎖する。  グループの生産機能集約の一環。夢工場は19年の火災で内部が燃え、ソーセージやベーコン加工食品の生産を三島市などの関連工場に移管した。23年6月の稼働再開後は冷凍食品を製造する。稼働再開は当初、同年4月の予定だったが、工期がずれ込んだという。  同HDは9日の取締役会で、300万株、総額20億円を上限に自己株式を取得する方針を決めた。

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  • 東京の建設会社 入札参加停止 三島市が処分発表

     三島市は9日、入札参加停止等措置要綱の規定に基づき、青木あすなろ建設(東京)を10日から1カ月間の入札参加停止処分にすると発表した。 岩手県の工事において虚偽資料を発注者に示して過大な金額で契約を締結し、国土交通省関東地方整備局から営業停止処分を受けたことに伴う措置。

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  • アジア最大級 国際短編映画祭で入選 三島舞台「しゃぎり」 地元学生らが制作に参画

     三島市の若者が参画し、同市で制作された短編映画「しゃぎり」が、アジア最大級の国際短編映画祭に入選した。同市出身で在住の映画監督藤森圭太郎さん(38)らが9日、三島市役所に豊岡武士市長を訪ね、米アカデミー賞にもつながる快挙を報告した。昨年三島に戻ってきた藤森監督は「学生と三島を再発見できた。映画祭を通して世界に発信したい」と意欲を見せた。  同映画は地元の学生らが映画制作に挑戦するワークショップから生まれた。14~23歳の13人がプロの映画スタッフの指導を受け、企画や脚本、撮影、編集に携わった。藤森監督が参加者の意見をまとめて脚本を手がけ、昨年5月に市内で撮影した。伝統芸能「しゃぎり」の音が街

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  • 日大、三島で市民公開講座 6月7日から全4回

     日大国際関係学部は6月7日から、全4回の市民公開講座を三島市文教町の三島駅北口校舎1階大教室で開く。「激動する社会で生き抜く―我々はどう対処すべきか」をテーマに同大教授らが登壇する。  28日までの毎週水曜に開講し、各回とも午後6時15分から同7時45分まで。各開講日2日前までに申し込む。受講無料。問い合わせは同学部研究事務課〈電055(980)0808〉へ。

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  • 細野氏 静岡県連大会出席へ 自民5区代表会議 支部長問題、面会し検討

     自民党衆院静岡5区支部代表者会議が7日、三島市内で開かれた。5区支部を構成する6市町支部の代表者は、2021年11月に入党した党静岡県衆議院支部長の細野豪志衆院議員(静岡5区)が、5月29日の党県連大会に出席することを了承した。空席状態が続く5区支部長については、2市町支部が細野氏就任に賛同、4市町支部は細野氏と直接、意見交換して検討することを決めた。城内実県連会長は同大会までに各支部の意向を確認した上で、一定の方向性を示す方針を明らかにした。  会議は非公開。細野氏の県連大会出席を巡っては、22年の大会に一部の県議らが細野氏出席を模索したものの、県連内部の反発もあって実現しなかった経緯があ

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  • 静岡県高校将棋 東部男子個人戦 片岡さん(沼津東1年)優勝 上位10人 県大会へ-三島

     第54回県高校将棋選手権大会(県高校文化連盟、静岡新聞社・静岡放送など主催)の東部地区大会2日目は7日、三島市の日大三島高で男子個人戦を行った。沼津東1年の片岡賢佑さんが優勝した。  11校から84人が出場し、トーナメント戦で真剣勝負を繰り広げた。上位10人が県大会出場権を獲得した。  県大会出場者は次の通り。  ②勝又諒介(日大三島2)③小宮山颯太(富士見3)④小倉伸之輔(富士3)⑤井手響介(富士市立3)⑥河野賢司(富士3)⑦関戸祐太(沼津東2)⑧谷口拓海(伊豆伊東3)⑨皆川育実(富士見3)⑩亀山草憲(富士見1)  

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  • 三島の発展尽力 市が30人を表彰

     三島市はこのほど、市政功労者表彰式を同市の市民生涯学習センターで行った。産業や福祉、教育といった分野で市の発展に尽力、貢献した30人に表彰状を贈った。 表彰を受けた方は次の通り。 功労表彰 大房正治、佐藤三武朗、千葉慎二、森崎祐治、松川昭宏▽有功表彰 大石一太郎、杉沢正人、服部正平、草間路代、神戸章、魚尾孝久、金木昌之、山口晶久、木下晋一、沢野まり子、菅井道子、鈴木美世志、高沢美津子、土屋香苗、渡辺美智子、栗原由紀夫、相田真、加藤大志、二ノ宮良朗、星谷隆弘、南光、渡辺晃司、山本悦子、湯川松江▽篤行表彰 大村俊之 

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  • 農業はカッコイイ! 三島の若手「のうみんず」 デザイナーらとPR

     三島市の箱根西麓で農業を営む若手グループ「のうみんず」は、地元のデザイナーやカメラマンとタッグを組んで農業の魅力を発信している。プロの技術でポストカードやポスター、ロゴを製作し、活動や地域を紹介する写真展も開催。「農業ってカッコイイ」。そんな思いを届けようと、若手農家の奮闘は続く。  鮮やかな緑が広がる同市川原ケ谷のロメインレタス畑で4月下旬、30代のメンバー5人がそろいのジャンパーとTシャツ姿でポーズを決めていた。地元のデザイナー岡本雅世さんとカメラマンの真野敦さんが細かな指示を出すと、5人は手を組んだり表情を変えたり。3年ぶりの撮影会は30分ほどで終わり、出来上がった写真はポスターや販売

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  • 富士見AがV 静岡県高校将棋 東部地区男子団体

     第54回静岡県高校将棋選手権大会(県高校文化連盟、静岡新聞社・静岡放送など主催)の東部地区大会が6日、三島市の日大三島高で始まった。初日の男子団体戦は、富士見A(小宮山颯太、小林修士、亀山草憲)が優勝した。  9校15チームがトーナメント戦に臨み、盤上で熱戦を繰り広げた。上位5チームが県大会に進む。7日には男子個人戦が行われる。  このほか、県大会に出場するのは次の通り。  ②沼津東(関戸祐太、宮根健宏、片岡賢佑)③日大三島(勝又諒介、室伏奏翔、河本龍青)④星陵(後藤秀明、鈴木森羅、芹沢和幹)⑤富士市立A(井手響介、神田翔哉、松下圭梧)

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  • 三島「大通り」に彩り 静岡不動産ビルにストリートギャラリー

     三島市街地の本町交差点に面した静岡不動産三島ビルにストリートギャラリー「アルテ ア ルイテ」が誕生し、まちに彩りを添えている。地元芸術家の作品が展示され、市街地のメーン通り「大通り」を行き交う観光客や買い物客の目を引いている。 「アルテ」はスペイン語で芸術の意味。地元商店会「本町小中島商栄会」が、街中を「歩いて」芸術作品を楽しんでもらいたいとの意味を込めて名付けた。 同ビル1階のガラス張り部分がロールスクリーンで閉じられ、通り沿いが殺風景だったため、同商店会が昨年末、テナントの協力を受けて店舗の一部を借り展示を始めた。 約3カ月のペースで作品を入れ替え、現在は同市の絵本作家えがしらみちこさん

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  • 夏の大会へ 腕競う 日大三島高VS三島南高 野球部が定期戦

     三島南高と日大三島高の野球部定期戦が5日、三島市の三島南高グラウンドで開かれ、日大三島が10―0で快勝した。互いに近年甲子園に出場した市内のライバル校が、夏の大会に向けて腕を競い合った。対戦成績は日大三島の21勝1分け1敗(中止4回)となった。 両校OB会の主催。現役世代が互いに実力を高め合って甲子園を目指そうと企画し、今回で27回目を迎えた。21年にセンバツ出場した三島南と22年の春夏甲子園に出た日大三島の熱戦を見ようと、多くのOBや保護者が駆け付けた。 三島南高野球部OB会の諏訪部孝志会長は「先輩たちの思いの蓄積が両校の甲子園出場につながった」と意義を強調し、日大三島高野球部OB会の長谷

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  • 春空の下 にぎわい 三島「大通り商店街まつり」

     三島市の恒例イベント「春の大通り商店街まつり」(実行委員会主催)が5日、中心市街地で開かれた。伊豆箱根鉄道三島広小路駅から大社町西交差点までの約700メートルが歩行者天国となり、多くの出店やイベントで盛り上がりを見せた。 同市の絵本作家えがしらみちこさんのライブペイントは、多くの子どもたちが見学した。軽やかな音楽に合わせ、スズランやチョウなど春をイメージした絵が描かれていく様子を楽しんだ。 商店街の店舗に高校生の美術作品を展示したストリートギャラリーもまつりに彩りを添えた。晴れ渡った春空の下、農兵節や猿回しも披露され、大型連休を楽しむ家族連れらでにぎわった。

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  • ⚾夏の大会に向け腕競う 日大三島が快勝、三島南と野球部定期戦

     三島南高と日大三島高の野球部定期戦が5日、三島市の三島南高グラウンドで開かれ、日大三島が10-0で快勝した。互いに近年甲子園に出場した市内のライバル校が、夏の大会に向けて腕を競い合った。対戦成績は21勝1分け1敗(中止4回)となった。  両校OB会の主催。現役世代が互いに実力を高め合って甲子園を目指そうと企画し、今回で27回目を迎えた。21年にセンバツ出場した三島南と22年の春夏甲子園に出た日大三島の熱戦を見ようと、多くのOBや保護者が駆け付けた。  三島南高野球部OB会の諏訪部孝志会長は「先輩たちの思いの蓄積が両校の甲子園出場につながった」と意義を強調し、日大三島高野球部OB会の長谷川記一

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  • 科学と親しむ スライム作り 静岡科学館

     静岡市駿河区の静岡科学館る・く・るで7日まで、スライム作りの体験会が開かれている。大型連休に子どもたちが科学に親しむきっかけを作ろうと企画し、会場は大勢の親子連れでにぎわった。 参加者は、ホウ砂や洗濯のりなどスライムの材料を紙コップに入れ、スプーンで繰り返しかき混ぜながらゼリー状に固まる様子を観察した。水本和冴君(9)=三島市立徳倉小4=は「液体が少しずつ固くなり、スライムに変わっていくのが面白かった」と話した。

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  • 関東ブロック大会 10月開催へ準備 三島商議所青年部

     三島商工会議所青年部はこのほど、三島市のホテルで総会を開き、本年度の事業計画を決めた。10月27~29日に市内で開く関東ブロック大会の準備に重点を置き、事業を展開する。 同大会は毎年、日本商工会議所青年部に所属する関東地区の88青年部が持ち回りで主管する。88青年部には約8千人が所属し、三島大会では過去最多の3千人を超える集客を目指す。 本年度のスローガンは「みしまから、あたりまえをつくりだす。」に決定した。4月に就任した勝亦優会長は「三島のために関東ブロック大会を成功させ、大好きなまちに恩返ししたい」と語った。

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  • スルガ銀と静大 遺贈寄付で連携

     スルガ銀行(沼津市)と静岡大(静岡市駿河区)はこのほど、「遺言を活用した遺贈に関する協定」を結んだ。「遺産を静岡大に寄付したい」という希望者が現れた場合、同銀行の担当者が遺言作成や寄付の手続きに関する個別相談に応じ、遺言信託などのサービスを提供する。  同大で締結式を開き、日詰一幸学長は「学生の教育や研究には資金が必要で、多くを寄付でまかなっている。遺贈寄付のノウハウがない中、地元で実績のある金融機関の力を借りたい」とあいさつした。同銀行の戸谷友樹取締役は「2007年から銀行本体で遺言信託業務を取り扱っている。遺贈の知識と経験を役立てたい」と述べた。  同銀行が遺贈に関する協定を結んだのは三

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  • GWにぎわい“日常”へ 静岡県内客足、コロナ禍前並みも

     最大9連休となるゴールデンウイーク(GW)は3日、折り返しを迎えた。連休明けに新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行することもあり、県内の行楽地には多くの人々が詰めかけ、“日常”を取り戻したようなにぎわいを見せた。交通は新東名高速道で渋滞が発生し、東海道新幹線は乗車率が100%を超えるなど混雑した。  三島市の観光大つり橋「三島スカイウオーク」は、6日まで限定の午前6時半のオープンから多くの観光客でにぎわった。8時過ぎには400台収容の敷地内駐車場が満車に。多くの家族連れやグループが富士山を背景に写真撮影などを楽しんだ。つり橋を運営するフジコーによると

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  • 世界で活躍する演奏家出演 三島現代音楽祭、幕開け 最終日7日は初演協奏曲も

     三島市を舞台にした第3回三島現代音楽祭は3日、同市中央町のみしま未来研究所で開いた前夜祭で幕を開けた。音楽監督を務める同市出身のバイオリン奏者牧野順也さんをはじめ世界を舞台に活躍する音楽家が7日まで、市内でコンサートを繰り広げる。  前夜祭のトークショーには、牧野さんと海外からの出演者3人が参加。生存する音楽家が作曲する現代音楽は、曲への思いを本人に聴いたり、新たな演奏方法を考え出したりできる点が魅力と紹介した。トロンボーン奏者で作曲家のマイク・スヴォボダさんは「聴衆がにおいを感じたり色彩が浮かんだりできるようにしたい」と曲づくりへの思いも語った。  音楽祭は4~7日、みしまプラザホテルや市

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  • 岩手・山田町の漁師 旬の海産物アピール 三島・楽寿園

     岩手県山田町の海産物をアピールする「岩手県やまだ港開運市」が3日、三島市の楽寿園で始まった。山田町の水産業の復興に取り組む漁師集団「第八開運丸」と同町を支援する三島市職員ら有志の会が5日まで、焼きたてのカキやイカなどの海の幸を提供する。  東日本大震災の直後から市職員を派遣した縁で、2016年から始まった。今回は同町で水揚げされたカキ約5千個、イカ800杯などを用意した。旬を迎えたカキは蒸し焼きにして提供。来場者は肉厚でうま味が詰まったカキを求め、長蛇の列をつくった。  今回で10回目を迎え、第八開運丸の柏谷智康代表(48)は「毎年楽しみにしてもらい、来る前から多くの問い合わせをもらった。最

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  • 5区支部長に細野氏 議論へ 一部の自民県議推す 古参、反発根強く

     4月の統一地方選と衆参5補欠選挙を終え、静岡県内の自民党関係者の間では5月の大型連休を前後して、“空席”の衆院静岡5区支部長ポストを巡る動きが活発化しそうだ。2021年11月に自民入りした細野豪志衆院議員(静岡5区)を推し、5月末の党県連大会で支部長就任を求める声が県議の一部から上がる一方、旧民主党時代から細野氏と戦ってきた地元支部の古参党員らの反発は根強い。統一地方選前半戦の県議選では細野氏との距離を巡って自民系同士が争った選挙区があり、5区支部長問題は支部分裂や党員の離党を招く恐れもある。  「自民党入り、県連入りに道筋をつけていただいた恩がある。何があっても一緒

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  • ラブライブ!サンシャイン!!派生アニメ 放送記念しヘッドマーク 伊豆箱根鉄道駿豆線

     三島市の伊豆箱根鉄道は3日から、駿豆線を走るアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のラッピング電車に同アニメから派生した「幻日のヨハネ―SUNSHINE in the MIRROR」をデザインしたヘッドマークを付けて運行する。  7月からの幻日のヨハネのテレビ放送を記念した企画。同社は2016年から、沼津市を舞台としたラブライブとのコラボ企画を数多く実施している。  電車は1日2~11往復する予定で、6月ごろまで運行する。ヘッドマークと同じデザインのアクリルバッジが付く駿豆線1日乗り放題乗車券(税込み1500円)も三島駅など駿豆線5駅で販売する。同社は6月から、幻日のヨハネのキャラクターがデ

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  • 公然わいせつの疑いで逮捕 三島署

     三島署は2日、公然わいせつの疑いで自称熱海市和田浜南町、自称アルバイト店員の男(30)を逮捕した。逮捕容疑は1日午後9時半ごろ、三島市の路上で下半身を露出した疑い。目撃した通行人からの通報を受けて特定した。

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  • 沼津、三島市 清水町で停電

     2日午前4時20分ごろ、沼津市、清水町の一部約3万4820戸で停電があり、約25分後に全戸で復旧した。三島市の一部でも約100戸で停電し約1時間5分後に復旧した。東京電力パワーグリッド静岡総支社が原因を調べている。

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  • 社説(5月2日)「維新」が勢力拡大 野党共闘 不透明感増す

     統一地方選で勢力を大幅に拡大した日本維新の会。野党第1党の立憲民主党に迫る当選者を出し、衆参5補選では和歌山1区を制した。次期衆院選は全国政党化を目指して全選挙区で擁立作業を進めると宣言し、選挙での野党共闘が不透明になってきた。  維新に補選の一角を崩された自民党だが、目標を上回る4勝1敗だったとして岸田文雄首相は早期の衆院解散を見極める構えだ。  維新は安全保障政策や憲法改正で時に自民以上に保守色を出し、自民、公明両党の連立政権には是々非々で対峙[たいじ]する。特定の支援団体に依存せず「改革保守」と称され、革新系やリベラル(自由主義)への期待感が薄れた有権者の選択肢になっている。  改革保

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  • 改革みしま 最大会派に 三島市議会、会派届け出

     三島市議は1日までに、議会事務局に会派を届け出た。改選前に第2会派だった「改革みしま」は、無会派だった現職と新人が加わって5人に増え、最大会派となった。元職と新人が組み、「新風会」と「維新と無所属の会」をそれぞれ新たに立ち上げた。 会派と所属議員は次の通り。丸印は会派長。 改革みしま ○藤江康儀、土屋利絵、古長谷稔、沈久美、秋山恭亮▽緑水会 ○野村諒子、佐野淳祥、甲斐幸博、高田康子▽新未来21 ○川原章寛、岡田美喜子、宮下知朗▽公明 ○堀江和雄、鈴木文子、村田耕一▽新風会 ○横山雅人、石井真人、永田裕二▽維新と無所属の会 ○弓場重明、本間雄次郎▽日本共産党議員団 ○服部正平、河野月江

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  • 小中生 世界に興味を 三島市国際交流協、図書寄贈

     三島市国際交流協会の平出利之会長はこのほど、市中央町別館を訪れ、世界の情勢や話題が学べる図書「今がわかる時代がわかる世界地図2023年版」(成美堂出版)22冊を小塚英幸教育長に届けた。子どもたちに世界へ目を向け、国際貢献してほしいとの願いを込めて毎年寄贈していて、今年で19回目。市教育委員会を通じ、市内の全公立小中学校に配布する。 図書は図解が豊富で、世界の文化や歴史、スポーツなどが学べる。小塚教育長は「見ているだけで楽しい。いろんな子どもに見てもらえると思う」と感謝した。 

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  • 沼津ー三島で一時運転見合わせ 架線にビニール 東海道線

     30日午前11時55分ごろ、JR東海道線沼津―三島駅間で、普通列車の運転士が架線にビニールが付着しているのを確認した。撤去と安全確認のため、同区間の上下線で一時運転を見合わせた。上り1本が全区間運休、下り1本が部分運休となり、上下計8本が最大約35分遅れた。約1580人に影響が出た。

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  • 部活地域移行 休日試行3市 23年度開始わずか2市 受け皿不足課題 市町教委

     公立中学校の部活動を地域団体や民間事業者に委ねる「地域移行」。国は本年度から3年間を「改革推進期間」と位置付け、まずは休日の地域移行の環境整備を行うよう促しているが、静岡県内では、休日の地域移行を既に試行しているのは3市にとどまり、本年度始めるのは2市のみであることが、静岡新聞社が県内の全市町教育委員会に実施したアンケートで分かった。管理・運営を担う団体が少ないことや、運営や指導者確保に要する費用などが課題となり、一部の市町で計画が進んでいない現状が浮き彫りになった。 ※画像タップで拡大してご覧になれます  休日の地域移行を試行しているのは静岡、三島、焼津の3市。静岡市は活動を近隣学校と

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  • ゴールデンウイーク初日、笑顔と解放感 「3年ぶりの韓国」「ホストファミリーと再会楽しみ」

     ゴールデンウイーク(GW)がスタートした29日、静岡県内の新幹線駅や空港では大きな荷物を抱えた家族連れや若者らの姿が見られた。連休明けには新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行し、季節性インフルエンザ並みとなる。県内から国内外へ、国内外から県内に―。長く続いた制約から解放されるように、人々が行き交った。 空港/新幹線/高速道 初日混雑  静岡空港では、朝からスーツケースを抱えた旅行客らがチェックインカウンターで列を作った。友人と韓国に行く藤枝市の栄養士是永萌衣さん(22)は「3年ぶりの韓国。買い物をするのが楽しみ」と声を弾ませた。三島市の森田義春さん(78)は妻と、沖縄県に住

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  • 三島・長泉子どもミュージカル 30日公演 「幸福とは」物語で問う 児童生徒35人

     静岡県東部の小学生から高校生までが所属する児童劇団「三島・長泉子どもミュージカル」は30日、第7回公演「しあわせの青い鳥」(静岡新聞社・静岡放送後援)を三島市の市民文化会館で開く。過去最多35人が出演し、日頃のレッスンの成果を披露する。29日には会場でリハーサルに臨み、本番に備えた。  公演は、貧しい家に生まれたチルチルとミチルが青い鳥を探す旅を通し、幸せとは何かを見つけ出す物語。午後1時からの昼組と午後5時からの夕組で配役を替えて演じる。リハーサルでは本番と同じ衣装を着て、立ち位置などを最終確認した。  同劇団は週1回、歌や演技、ダンスのレッスンを同市などで行っている。全国26カ所でミュー

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  • 長泉の中学教諭 過失傷害で起訴 地検沼津支部

     静岡地検沼津支部は28日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪で長泉町中土狩、中学教諭の女(48)を静岡地裁沼津支部に起訴した。  起訴状などによると、被告は昨年12月20日午後4時40分ごろ、三島市内で乗用車を運転中、横断歩道を歩行中の男性=当時(82)=に衝突しけがを負わせたとされる。

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  • 働きやすい服装 通年推奨 三島市、省エネ推進や効率化へ

     三島市は28日、省エネ推進や業務効率化を進めるため、クールビズとウオームビズを通年化すると発表した。働きやすい服装での勤務によって市民サービスの向上を図る。市民への健康で幸福な生活の提供につなげることを目指し「ウェル・ビーイング・ビズ」と名付けた。 市では5~10月をクールビズ、11~3月をウオームビズの期間としていた。年間を通じ、ネクタイやジャケットの着用を求めず、職員個々の事情に応じた軽装での勤務を推奨する。室温は19~28度の範囲で管理し、冷暖房に頼らないようにする。 市によると、県内では伊東、掛川、袋井の3市が通年化しているという。豊岡武士市長は28日の記者会見で「ウェルビーイングの

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  • 新入社員 マナー学ぶ 三島商議所がセミナー

     三島市の三島商工会議所はこのほど、会員の中小企業に採用された新入社員向け社会人基礎教育セミナーを開いた。19事業所から49人が参加し、社会人としての心構えやビジネスマナーを学んだ。 全国各地でコミュニケーションや接遇マナーをテーマに講演している桑野麻衣さんが講師を務めた。名刺交換では「名刺は個人情報が書かれた皆さんの顔。大事に取り扱うように」などと伝えた。実践では「手元ではなく相手の顔を見て両手で渡す」「相手の名前の読み方をその場で確認する」などの指導を踏まえ、参加者が実際に挑戦した。

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  • 三島でアイテム GETだぜ! 「カワバタ」23カ所 「ポケモンGO」に新設 蓮沼川や源兵衛川など 水の都堪能

     水道普及以前の三島市で洗濯や野菜洗いに使われた川沿いの施設「カワバタ」に、人気スマホゲーム「ポケモンGO」上で実際の名所や旧跡が目印となっているポケストップが新設された。国土交通省と市とゲーム運営会社が連携して実現した。地域固有の歴史文化の再認識や親しむ機会を愛好家に提供する。 国から歴史まちづくり計画の認定を受ける「歴まち認定都市」との連携で、実証が行われた神奈川県小田原市に次ぐ第2弾。今回は全国90都市の中から同市を含む5都市で25日に実装された。県内では唯一。 ポケストップは市街地を流れる蓮沼川や源兵衛川、御殿川、桜川の23カ所に設置された。カワバタは市の歴史的風致である市街地のせせら

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  • 交通安全功労者や模範運転者を表彰 安協三島地区支部

     静岡県交通安全協会三島地区支部は27日、地域の交通安全活動に取り組む功労者や長年無事故無違反を続けている模範運転者への表彰式を三島署で行った=写真=。 事故防止に向けた街頭での安全指導などの活動を表彰する交通安全功労者は、三島市旭ケ丘の木口典久さんが交通安全功労銅賞を受賞した。中郷小には同団体表彰、函南町間宮の鈴木忠昭さんには同青銅賞が贈られた。 優良運転者は129人が受賞した。森正晴署長や杉山孝雄支部長が表彰状を贈った。

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  • 春の褒章 喜びの静岡県内関係受章者

     2023年春の褒章受章者(29日発令)が発表された。県内関係は9人。業務に精励した人に贈られる黄綬褒章が1人、公共的な職務に貢献した人に授与される藍綬褒章が8人だった。受章者が喜びを語った。 黄綬 業務精励(宅地建物取引業) 渡辺照芳(わたなべ・てるよし)さん 幸福の「すみか」提供 渡辺照芳さん  1971年に亡父と「住起産業」(三島市)を設立した。時代が望む住宅を約50年間、提供し続けた末の栄誉に「従業員や家族、お客さんの全てがあってこそ」と感謝する。  建設業から始まり、時代のニーズに合わせ、宅地造成開発やマンション事業にも進出した。一貫してこだわったのは、雨露をしのぐだけでは

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  • 記者コラム「清流」 選挙カー自粛は配慮?

     街中を巡る選挙カーの音を聞くと「選挙に行かないとな」と思う。一方で世間では「うるさい」と感じ、批判する人も多いようだ。  23日投開票の三島市議選では、出馬した現職の有志が朝と夜の計3時間、選挙カーでの運動を自粛した。子育て世帯に配慮し、午後の昼寝の時間帯を控える陣営もあった。  取材する立場では、活動自粛は配慮ではなく選挙戦略と見てしまう。公言する場合はなおさらだ。集票につながらないと見切り、選挙カーをそもそも使わない陣営もあるのだから。  市議選の投票率は、自粛を始めた2011年から低下の一途をたどる。「私の地区には候補者が回って来ない」。選挙中、そんな話を耳にした。配慮という名目の戦略

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  • JR三島駅南口にスタバ 28日開店 静岡県東部の駅で初

     スターバックスコーヒー(スタバ)JR三島駅南口店が28日、JR三島駅の商業施設「アスティ三島」にオープンする。駅構内や駅ビルへのスタバ出店は県東部で初めて。  同施設を運営するジェイアール東海静岡開発によると、県東部のスタバは、ショッピングモール内や大通り沿いにあり、車を利用できない人が行きづらかった。旅行客だけでなく、学生や地域住民の交流拠点としての利用も見込み、南口エリアのにぎわい創出につなげたいという。27日には内覧会が開かれ、関係業者らが訪れた。  営業時間は午前7時から午後9時。28日のみ午前9時に開店する。

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  • 三島の書家福田さん 塾生ら作品53点披露 都内

     三島市の書家福田房仙さん(73)が主宰する書道塾「房仙会」の第23回書展が28日から、東京・銀座の鳩居堂画廊で始まる。オンラインで学ぶ全国の生徒が、日ごろの練習の成果を披露する。福田さん、夫の光孝さんの作品と合わせて計53点を並べる。30日まで。  生徒たちは、書展に合わせて力作を仕上げた。魚料理店を営んでいる夫に向けて感謝の思いを込めた「花照夜」、新社屋の社長室に飾ることを意識した「智信仁勇厳」など、それぞれが題材の言葉を選び、さまざまな書体で表現している。  新型コロナ禍を受けて2020年から始めたオンライン指導は、穂先の動きが詳細に理解できる利点があり、福田さんは「対面に比べて生徒たち

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  • 三島市自治会連 内田さん新会長 総会開催

     三島市自治会連合会は27日、同市の市民文化会館で総会を開き、新会長に内田新一さん(西若町自治会)を選出した。 副会長に三浦正康さん(寿町自治会)と遠藤正幸さん(御園町内会)が新たに就くことも報告された。2023年度の事業計画や予算も決めた。 昨年度まで9年間会長を務めた山下聖秋さんら長年自治会活動に従事した11人と、他の参考になる自治会活動を行った徳倉第4町内会、加屋町自治会、大場町内会を表彰した。

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  • 南海トラフ想定 初動態勢を確認 三島市が参集訓練

     三島市は27日、突発型大規模地震の発生を想定した職員参集訓練を行った。職員が体制構築や情報収集の手順などを確認した。 午前7時に南海トラフ地震が発生し、県内で最大震度7、市内で震度6弱を観測したとの想定。地震発生を告げるメールを受けた職員は徒歩や自転車、バイクで次々と職場に駆け付けた。 市総合防災センターには災害対策本部を設置。幹部職員が公共施設や道路の被災状況把握、避難所の開設準備、土砂災害警戒区域への避難指示発令を進めた。家屋の倒壊などによる悪路でも走行可能なオフロードバイク隊も出動し、各地から映像を送る訓練も行った。 豊岡武士市長は「初動態勢が市民の命を守るために重要。最悪の事態を想定

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  • 総合格闘家 林源平さん 裾野市 スポーツ大使に 地元にベルト「持って帰る」 ミット打ち指導も 母校・深良小で委嘱式

     裾野市は27日、市観光・スポーツ大使に、同市出身で総合格闘技の国内プロ団体「パンクラス」で活躍する総合格闘家林源平さん(33)を委嘱した。母校の深良小で委嘱式を開き、林さんが5、6年生にミット打ちの指導をした。 林さんは2013年にデビューし、現在はウエルター級(77・1キロ以下)でランキング2位。三島市のイギ-ハンズジムに所属し、4年前から拠点を東京に移した。6月4日に東京で開催する総合格闘技イベント「PANCRASE(パンクラス)334」のウエルター級王座決定戦で、同級1位の村山暁洋さん(43)と対戦する。 委嘱式で村田悠市長から委嘱状を受け取った林さんは「格闘技を通じて裾野の魅力を発信

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  • 町盛り上げ 事業提案 長泉、異業種交流

     移住、定住や起業支援をする日の出企画(三島市、山田知弘代表)は26日、運営する長泉町の下土狩駅前コワーキングスペースで座談会を開いた。IT企業の社長やデザイナーら6人が参加し、町で取り組みたい事業を話し合った。 参加者らは神社巡りや新幹線通勤者の仲間づくりなど、町の魅力再発見につながる事業、あったらおもしろい事業を幅広く提案し合った。町の特産品や名所を動画で紹介し、観光客や交流人口増加につなげたいという三島市のWEBデザイナー原賢司さんは「異業種の方と交流する貴重な機会だった」と振り返った。 山田代表は「座談会を通してつながりが広がり、何か事業をするときに協力し合えるような関係になってくれる

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  • 電子マネー詐取 80代男性が被害 三島、6万円分

     三島市の80代の無職男性が25日、ソフトウエア会社の社員を名乗る男女にパソコンのウイルス削除名目で電子マネー6万円分をだまし取られたと三島署に届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。  同署によると、男性は同日午後、エラー画面が表示されたパソコンに記載された番号に電話し、指示されるまま自宅近くのコンビニエンスストアで購入した電子マネーの番号を相手に伝えた。

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  • 絵画や彫刻展示 三島美術協会

     第67回三島美術協会展(静岡新聞社・静岡放送後援)が26日、三島市大宮町の市民生涯学習センターで始まった。29日まで。 同市や同市周辺の美術愛好家でつくる同協会の会員17人が計31点を出品し、日頃の制作活動の成果を発表している。 芙蓉台から望む沼津の風景や富士山といった地元の光景、アユの群れや水辺の花を描いた絵画のほか、人物の顔やふくろうの彫刻などを展示している。

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  • 推しクラフトビール乾杯 三島でイベント

     クラフトビール関係各社でつくる静岡クラフトビール協同組合はこのほど、静岡県内のビール醸造所が一堂に会する「静岡クラフトビアジャンボリーin三島」を三島市の楽寿園で開いた。来場者は新緑の中、各醸造所の自慢の一杯を存分に味わった。  過去最多となる16社が集い、こだわりを持って仕込んだエールやラガーなど多様なビールを提供した。地場のユズや夏みかん、レモンなどを使ったビールもあったほか、特定のクラフトビールに合うように作ったカレーや焼きチーズ、ギョーザなどのグルメが充実。4種類を飲み比べできる店舗もあり、来場者はお気に入りのビールを探し求めて次々と各社のブースに足を運んだ。  同組合によると、県内

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  • 「地域の人事部」2年目 企業、人材の交流促進を【東部 記者コラム 湧水】

     経済産業省関東経済産業局が主導し、静岡県東部の中小企業で複業(兼業・副業)人材を推進する事業「地域の人事部」の取り組みが2年目を迎えた。首都圏の人材への周知と参加企業の増加を促し、関係人口創出につなげてほしい。  事業は昨夏に始動し、地域の支援機関や自治体などが一丸となって、複業人材のほか若者やシニア、女性、外国人など多様な人材とのマッチングを図り、企業の自走化を支える。県内では三島市が取り組み、このほか茨城県北部、長野県松本市と塩尻市、新潟県長岡市と燕市の6地域で取り組んでいる。三島では事務局の三島信用金庫を中心に市、商工会議所などが連携し、初年度は企業向けセミナーや企業と複業人材のマッチ

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  • 若手登竜門「田辺・弁慶映画祭」で2冠達成 短編映画「夢見るペトロ」 監督田中さん(三島出身)飛躍誓う

     三島市出身の映画監督田中さくらさん(24)=長野県塩尻市=が、若手映画監督の登竜門とも言われる昨年11月の「田辺・弁慶映画祭」に出品した短編映画「夢見るペトロ」で審査員特別賞と俳優賞を受賞した。24日には三島市役所で豊岡武士市長に受賞を報告し「今後も多くの作品を作り、海外にも出品したい」と飛躍を誓った。  「夢見るペトロ」は、大好きな兄の結婚という寂しさから現実逃避する少女が、現実と折り合いを付けていく物語。同志社大在学中に撮影し、卒業を目前に多くの別れを強いられる自身の心情に重ね合わせた。16ミリフィルムで撮影した映像は少女の複雑な心情を映し出し、審査員から「世界観を確立している」と評価

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  • 静岡県内7市議選 戦いの軌跡 沼津/三島/富士宮/富士/熱海/下田/湖西

     統一地方選後半戦の静岡県内10市町議選は24日未明までに、沼津、三島、富士宮、富士、熱海、下田、湖西の7市議選で計150議席、松崎、函南、清水の3町議選で計38議席が全て確定した。このうち、182人が激しい戦いを繰り広げた7市議選の軌跡を追った。  新顔台頭 下位は激戦 沼津  36人が28議席を争った沼津市議選は、新人12人のうち7人が当選する健闘を見せた。そのあおりで現職の大半が前回より票を減らし、大台の3千票超の当選者はゼロに。下位は数十票差で並ぶ激戦となった。女性は1増の5人で最多だった2003年と同数。投票率は39・54%で、前回に続き過去最低を更新した。  トップ当選は所属する

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  • 東レの手塚が勇退 バレーボールVリーグ男子

     バレーボールVリーグ男子の東レは24日、元日本代表でアウトサイドヒッターの手塚大(34)が、5月1日開幕の黒鷲旗全日本男女選抜大会を最後に引退すると発表した。手塚はFC東京(現東京GB)で10年間プレーした後、昨季から東レに加入した。  今季はワンポイントブロッカーやセッターとの2枚替えなどに出番が限られ、「練習やトレーニングのモチベーションを保つのが難しくなった」と心情を語った。ただ、優勝を争うチームで過ごした2年間をプラスと捉え、今後については「何かしらバレーに携わりたい」と話した。  3月10日に闘病の末他界した東レのセッター藤井直伸さん(享年31歳)とはFC東京時代から「飲み仲間」で

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  • 10市町議選トップ当選者が決意 議会改革、信頼回復へ意欲/発信方法や関心向上模索 

     統一地方選後半戦の県内10市町議選の当選者は現職123、元職9、新人56。各市町で投票率が低迷する中、多くの信任を得たトップ当選者からは、新型コロナウイルス禍を経た有権者の意識変化に伴う自身の変革や、最も身近な政治の舞台である市町議会の改革、住民の政治への関心を高めたいとの声が聞かれた。  コロナ禍を経た初の統一地方選では、これまでの選挙活動から変化を模索する中堅やベテラン議員も少なくなかった。沼津市の深田昇氏は「ただ投票をお願いするだけではいけない。政策や実績を直接発信しないといけない」とユーチューブを始めたと明かした。  富士市の下田良秀氏はコロナ禍で有権者との接触が少ない点を指摘しつつ

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  • 観客巻き込み多彩な舞台 三島 田中さん恒例コンサート

     三島市を拠点に活動するシンガー・ソングライター田中みどりさんのコンサート「みどりの音手紙」(みどり音楽工房主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が23日、同市の市民文化会館で開かれた。 4部構成の第1部では、田中さんがダンサーや道化師との音楽劇を演じた。劇中では「ドレミのうた」など親しみある楽曲を歌い、観客を巻き込んで音楽を楽しんだ。オリジナル楽曲の弾き語りやジャズ、演歌など多彩なステージも披露した。 毎年恒例のコンサートで4回目。

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  • 新緑の三島駅周辺PR 積極声かけ 観光客“キャッチ” 市ふるさとガイドの会

     観光客に三島の名所を紹介する「三島市ふるさとガイドの会」が、新緑と水辺空間が心地よいJR三島駅周辺を楽しんでもらおうと駅利用者へ積極的に声をかけ、無料で観光案内している。受け身ではなく攻めの姿勢で観光客を“キャッチ”し、魅力を広めている。 三島駅は伊豆や富士山方面に向かう観光客の利用が多く、駅周辺を目的とする人は少ない。新緑の時期を迎えた駅前の楽寿園や三嶋大社、市街地を流れる源兵衛川といったせせらぎ空間を案内し、次回の目的地にしてもらいたい考えだ。 実施期間は5月21日までの土日祝日。ガイド3人が午前中、駅前の観光案内所周辺で案内板を見ている人などに声をかけ、観光客の空き時間に合わせて周辺を

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  • 三島市議選 当選者一覧(定数22/立候補者28)

     統一地方選後半戦の静岡県内10市町議選は23日、投開票が行われ、未明までに全議席が確定した。市議選は沼津、熱海、三島、富士宮、富士、下田、湖西の7市。町議選は松崎、函南、清水の3町。約1カ月間に及んだ選挙戦が閉幕した。三島市議選の当選者は次の通り。  得票数順。経歴は氏名、年齢(投票日基準)、党派、現元新別、当選回数、職業・肩書、略歴、現住所の順。元の後は全て、以前の職業・肩書。 三島市議選 開票結果(選管最終) 当4,197 石井 真人 無元② 当2,153 古長谷 稔 無現③ 当2,048 鈴木 文子 公現⑤ 当1,951 川原 章寛 無現⑥ 当1,752 宮下 知朗 無現②

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  • 3市町長選平均47・50%、過去最低の投票率

     23日に投開票された統一地方選後半戦の静岡県内投票率は、3市町長選が平均47・50%、7市議選は43・97%、3町議選は46・21%で、後半戦の全ての選挙で前回選を下回った。このうち、3市町長選はいずれも過去最低を更新し、富士宮市、清水町は首長選で初めて50%を切った。   ※画像タップで拡大してご覧になれます  現職と新人による8年ぶりの選挙戦となった富士宮市長選は45・80%で、2015年の前回選を9・68ポイント下回り、1968年に記録した過去最低(54・45%)を大幅に下回った。  現新の一騎打ちとなった清水町長選は、48・62%(前回比1・45ポイント減)、前回選と同じ

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  • 7市議選 期日前投票8.72% 第2回中間状況 前回選から1.17ポイント増

     静岡県選挙管理委員会は22日、統一地方選後半戦の県内7市議選(23日投開票)で実施されている期日前投票の第2回中間状況を発表した。17~21日の5日間で選挙人名簿登録者数の8・72%に当たる5万7839人が投票を済ませた。前回選の同時期に比べ1・17ポイント上昇。7市とも前回を上回った。  各市の投票率は次の通り。かっこ内は前回選比。  沼津市7・49%(1・06ポイント増)▽熱海市14・66%(1・75ポイント増)▽三島市8・87%(1・94ポイント増)▽富士宮市10・53%(1・00ポイント増)▽富士市6・27%(0・94ポイント増)▽下田市21・35%(2・53ポイント増)▽湖西市10

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  • 選手語る 自転車競技の魅力 三島

     自転車競技で五輪に3大会連続出場した飯島誠さんと三島市を拠点に活動するチームブリヂストンサイクリングの太田りゆ選手が競技の見どころを紹介する講演会(同市スポーツ・文化コミッション主催)が22日、同市の市民生涯学習センターで開かれた。2人がトップ選手の戦う世界の一端を紹介した。 飯島さんは自転車競技では「いかに空気抵抗を減らすことができるか」を勝負のポイントに挙げた。短距離が専門の太田選手は抵抗を減らすため、日本代表で最も狭い幅28センチのハンドルを使用していると紹介。パリ五輪出場に向けて5年間で12キロ増量した一方、「肩幅を広くしないトレーニングをしている」と明かした。レース中は前方と「怖く

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  • 大自在(4月22日)「ワン・オブ・アス」

     先日、三島市出身、在住の全盲の和太鼓奏者片岡亮太さんと、妻のホルン奏者山村優子さんの演奏を静岡市内のブックカフェで聴いた。片岡さんはカホンなどパーカッションに持ち替え、山村さんと共にジャズのスタンダードナンバーやオリジナル曲を色彩感豊かに披露した。  2人は米ニューヨークで出会い、ユニットを結成した。その演奏を聴くのは、日本での活動スタートを11年前に取材して以来だ。和太鼓とホルンという“異分野”の融合に、強く引きつけられた。  片岡さんは10歳の時に網膜剥離[はくり]で視力を失い、県立沼津盲学校(現沼津視覚特別支援学校)で和太鼓に出合った。社会福祉士でもある。ニュー

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  • 三島のおすすめスポット 学生の「映え写真」で発信 インスタコンテスト 

     美容師を養成する三島市の県東部総合美容専門学校は21日、インスタコンテストを市内で開いた。学生が学んできたヘアメークやメークの技術を生かしてモデルとなり、三島のおすすめスポットを「映え写真」とともに世界へ発信した。  学生は13組に分かれて街に繰り出し、三嶋大社や楽寿園、お気に入りの飲食店を散策。学生目線で三島の魅力が詰まった写真を交流サイト(SNS)「インスタグラム」に投稿した。  2年生の武智日花さん(20)のグループは、地域交流拠点「みしま未来研究所」で春をテーマに撮影した。ピンク系の明るいメークを施し、白とピンクの色みの洋服を着て訪れた。青空に色とりどりの旗が映える空間で和気あいあい

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  • 三嶋大社でテロ対策訓練 不審者や爆発物対応を確認 G7広島サミットを前に

     三島署は21日、5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を前に、国際テロを警戒した訓練を三島市大宮町の三嶋大社で行った。署員や三嶋大社の関係者約30人が、不審者や爆発物への対応、参拝客の避難誘導などの手順を確認した。  黒い服に身を包んだ外国人風の男がトイレに閉じこもっているとの想定で、三嶋大社の職員が警察へ通報。トイレを出た不審者は刃物を持って暴れ、駆け付けた署員が取り押さえた。不審者が「爆発物がある」などと叫んだため、参拝客の避難誘導とともに爆発物の捜索を速やかに行った。  2005年の英国のグレンイーグルズサミットでは、開催地から離れたロンドンで地下鉄やバスが狙われた。警備や警戒が

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  • 植木焼損させた疑い 庭師の男を再逮捕 三島署

     函南町で3月に発生した連続不審火を捜査していた三島署は21日、器物損壊の疑いで同町平井、庭師の男(22)=別の器物損壊容疑で逮捕=を再逮捕した。  再逮捕容疑は3月9日午後9時ごろ、同町上沢の園芸店の敷地にある植木などに火を付けて焼損させた疑い。同日は園芸店のほか、約1キロ圏内の竹林や民家の敷地で不審火が発生していて、同署が関連を調べている。  容疑者は同日午後8時ごろに三島市に駐車中の乗用車のナンバープレートを壊した疑いで4月2日に逮捕されていた。同署によると、容疑者は容疑を認めているという。

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  • ロメインレタス「マイルド」 のうみんず 三島で目ぞろえ会

     JAふじ伊豆の若手生産者グループ「のうみんず」は21日、旬を迎えるロメインレタスの目ぞろえ会を三島市谷田の三島函南営農経済センター三島集出荷場で開いた。市場関係者やJA職員と今季の出来や規格を確認した。 今季は16日から出荷が始まり、6月中旬まで約3万キロを出荷する予定。有機質含有肥料の使用により、苦み成分が少ないマイルドな味わいに仕上がっているという。 2015年に結成した「のうみんず」は、地元の農業を盛り上げようと活動中。5月には、市内の公立小中学校の給食で無償提供するほか、市内の飲食店でロメインレタスを活用した料理を提供するイベントも企画している。 

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  • #防災力を高めよう 備蓄収納、無理なくスッキリ ふじのくに防災士に聞く【NEXTラボ】

     日頃から自宅の防災備蓄の重要性は理解しつつも、「収納場所がない」「うまく管理ができない」などの悩みを抱える人もいるのでは。整理収納の資格「ライフオーガナイザー1級」を持つ、ふじのくに防災士の高良綾乃さん(48)=三島市=に「自分に合った防災備蓄法」の見つけ方と実践例を教わった。  まずは片付け  「防災備蓄を始める際、まず備蓄品を買い集めに行ってしまう人も多いが、それはNG」と高良さんは指摘する。まずは自宅に何があり、備蓄品を納められる空間がどこにあるかなど、片付けをしながら、現状を把握する。「片付けは防災の最初の一歩。避難経路の確保にもつながる」  備蓄は「自分に合った方法でなければ、長く

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  • レモンビールリニューアル 醸造所×ラーメン店、苦手な人もゴクゴク!

     伊豆の国市中の醸造所「反射炉ビヤ」と三島市北田町の「ラーメンやんぐ」が共同開発した「生搾りレモンビール」がこのほど、原材料の一部とデザインをリニューアルした。山田隼平醸造長(30)は「果実味が感じられるフレッシュ感を味わってほしい」とアピールする。  原材料に使われているレモンは高梨哲宏店主(37)の義理の祖父青木敬一さんが生産した沼津市西浦産のレモンを使用し、すっきりとした味わいになった。ラベルはビール瓶を覆う全面のシールになり、瓶を並べるとレモン畑のように見える。醸造量は、開発した2020年は150リットル、その2年後には千リットルだったが、今回は2千リットルまで増量した。  同ビール

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  • ケンコー工場建て替え 伊藤ハム米久HD、生産能力2倍に 2026年完成予定

     伊藤ハム米久ホールディングスは20日、三島市安久のケンコー工場を建て替えると発表した。ハムやソーセージ、ベーコンなど食肉加工品の年間生産量を現行の約2倍の1万4千トンに引き上げる。  グループ会社の伊藤ハム米久プラント(千葉県柏市)の生産拠点。新工場は2024年度に着工し、26年中の完成を予定する。投資額は約200億円。3階建てで、延べ床面積は現在の1・5倍に当たる約2万平方メートルに広げる。  人工知能(AI)による製品検査や、モノのインターネット(IoT)化を活用した生産の効率化など最新技術を導入し、省人化を進めて人手不足に対応する。東日本のシンボル工場に位置付け、工場見学を受け入れたり

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  • 市議選終盤情勢 沼津/三島

      統一地方選後半戦の市議選は、23日の投開票に向けて最終盤に入った。各陣営とも地域課題の解決策を訴え、支持拡大に全力を挙げる。各地の情勢を探った。 沼津市 現職優位も一部に鈍さ  沼津市議選は定数28に対し、現職24、新人12の計36人がせめぎ合う混戦模様。組織を固める現職が優位だが、一部陣営の動きに鈍さもみられ、流動的。関心は低調で投票率は前回選(41・16%)並みが見込まれる。2千票が当選の安全圏か。  9人が立つ激戦の大岡・金岡・門池地区は、深田昇氏が労組や地元票を固め、山下富美子氏は市内全域で支持を集める。高橋達也氏は関係NPOなどからも集票。井原三千雄氏は地元固めに、渡辺博夫氏は

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  • 静岡県内7市議選 期日前2・04% 前回比0・06ポイント増

     静岡県選管は19日、統一地方選後半戦の県内7市議選(23日投開票)で実施されている期日前投票の第1回中間状況を発表した。17、18日の2日間で7市の選挙人名簿登録者の2・04%に当たる1万3512人が投票を済ませ、4年前の前回選の同時点に比べ0・06ポイント上昇した。  投票率が最も高かったのは下田市の4・99%(前回選同時点5・27%)。熱海市4・23%(同3・97%)、沼津市2・40%(同1・96%)、湖西市2・19%(同1・68%)、三島市2・11%(同1・67%)、富士宮市1・97%(同2・47%)、富士市1・13%(同1・33%)が続いた。

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  • 架空請求詐欺阻止 コンビニに感謝状 三島署

     三島署は17日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして三島市寿町のセブン-イレブン三島駅西通り店と副店長の藤田美恵子さん(63)、店員の河原田里枝さん(46)に署長感謝状を贈った。 同署によると、2人は3月2日、来店した長泉町の70代男性がウイルス感染したパソコンの修理代として9万円分のギフトカードを購入しようとしたため、架空請求詐欺を疑い、通報した。森正晴署長は「不審な点があったら引き続き声をかけてほしい」と依頼した。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 改修前の池で生き物保護イベントを開いた 吉田大祐さん(三島市)

     休館中のヴァンジ彫刻庭園美術館(長泉町)の人工池「鏡池」の改修工事を前に、池の中の生き物を保護するプロジェクト「鏡池生きもの救出作戦!」を企画した。土木系県職員の傍ら、「かえる探偵」として子どもたちに生きものを知る楽しさを伝える活動に取り組む。函南町出身。42歳。  -企画のきっかけは。  「私設図書館『あひる図書館』(三島市)で本を貸し出す本棚オーナーの連携で生まれた企画。学生時代の研究を機に大好きになったカエルの本を図書館に並べたところ、同美術館の飯野隆常務理事から『工事時に生きものに配慮したい』と相談を受けた。美術館を訪れた際に池にカエルがいるのを見かけていたので、興味を持ち快諾した」

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  • 三島 農地の都市的利用へ 大場地区に準備組合 

     三島市大場地区の農地の都市的土地利用を目指し、地権者でつくる土地区画整理準備組合が17日、発足した。早期事業化に向けた地権者の合意形成や事業パートナー(業務代行予定者)の選定など具体的な検討を進めていく。 2017年に設立された同地区土地利用推進協議会が、計87回の会合などを通し、合意形成を図ってきた。22年度に実施した準備組合の設立に関する調査で地権者185人の約9割が同意を示したため、推進協を準備組合に発展させ、事業計画や地権者の権利について詰めていく。 同日夜に開かれた設立総会には、地権者ら66人が出席。市の協力の下、土地区画整理組合の設立準備を円滑に行うとの目的を盛り込んだ規約や役員

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  • 「相続土地国庫帰属」27日施行へ 所有者不明地を解決 静岡県司法書士会、認知向上図る

     一定条件を満たすことで、相続した土地の所有権を国が引き取る新制度「相続土地国庫帰属制度」が27日から施行される。来年4月には土地の相続登記義務化が始まるなど国の法整備に合わせ、県司法書士会は、制度の認知向上を図り、所有者不明土地問題の予防と解決を目指す。  「実父から相続した土地をどうしよう」。県東部在住の男性が同会副会長の井上尚人さん(三島市)に相談を持ちかけたのは昨年秋。当初は土地の登記が目的だった。  相続した土地は父方の出身地にあるが自身は縁遠く、子世代には固定資産税などの相続負担を残したくない。市街地から離れた場所だけに買い手が付く可能性も低く、管理負担も重い-。処遇に困る男性に井

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  • 建造物損壊の疑い

     三島署などは17日、建造物損壊の疑いで三島市佐野三晴台1丁目、会社員の男(40)を逮捕した。逮捕容疑は16日午後11時ごろ、函南町の女性(35)が所有する同町のアパートの外壁を殴り壊した疑い。

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  • 生き残りへ変革支援 三島商工会議所/石渡浩二会頭【キーパーソン】

     移住先や観光地として首都圏から注目を集める三島市。新型コロナウイルス感染が落ち着く中、地域経済をどう勢いづけるか戦略を聞いた。  ―三島市が発展するポイントは何か。  「三島駅を中心に三島広小路駅と三嶋大社を結ぶトライアングル構想がある。その鍵となる三島駅南口の再開発を成功させないといけない。さらに市役所の新庁舎建設に伴う跡地の利活用が組み込まれれば、活性化はさらに進むはずだ。商議所の役割は金もうけの支援だけではない。率先して環境保全に貢献する責務がある。地域が停滞すれば商売も停滞するからだ。SDGs推進委員会やグリーン委員会を昨年立ち上げた。周辺市町とも連携して取り組みたい」  ―ワンスト

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  • 三島市議選候補者 通称名など誤掲載 市選管、HPに

     16日に告示された三島市議選(23日投開票)に関し、市選挙管理委員会は17日、立候補者2人のふりがなや通称名を市ホームページなどに誤って掲載したと発表した。16日午後10時ごろまでに訂正した。

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  • はじかれ野菜 箱根西麓三島産使い観光協会開発 スープでおいしく レトルト、冷凍 20日発売

     市場に出回らない箱根西麓三島野菜を使った「はじかれ野菜スープ」を三島市観光協会などが開発した。首都圏を中心に需要が高い高級野菜を市内外にアピールし、三島の魅力向上につなげる。20日にレトルトタイプの第1弾を発売する。 スープを通じて三島の野菜や農業を知り、地域活性化を図る「スープアップ!三島」の一環。はじかれ野菜を活用する「サルベジー」や食品卸業の東平商会(長泉町)と開発した。 三島西麓野菜は標高50メートル以上の温暖湿潤な高原で育ち、根菜類を中心に評価が高い。一方で、厳しい基準があり、市場に出荷できない野菜も多く出る。そうした野菜をスープに仕立て、流通しない野菜のおいしさや農業の実情に興味

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  • 特殊詐欺防ぐ 静銀支店表彰 三島署

     三島署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして静岡銀行三島支店(三島市中田町)と、同行職員の荒川壱聖さんに署長感謝状を贈った。 同署によると、荒川さんは3月2日、慌てて同支店に訪れた外国人男性から「米軍所属の女性に海外送金する」などと言われた。インターネットで調べたところ、国際ロマンス詐欺と呼ばれる手口に類似していたため通報し、被害を防いだ。同支店の室伏勇気副支店長に感謝状を渡した森正晴署長は「見事に不審点を解明し、防止してくれた。頭が下がる」と感謝した。 

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  • 三島市議選 立候補者の一覧(定数22/立候補者28)

     16日告示された三島市議選の立候補者は次の通り。  上から届け出順。経歴は氏名、年齢(投票日基準)、党派、現元新別、当選回数、職業・肩書、略歴、現住所の順。元の後は全て、以前の職業・肩書。 ※画像タップで拡大してご覧になれます ▶統一地方選後半戦の開票速報はこちら

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  • 統一地方選後半戦きょう告示 富士宮市長選、7市議選

     統一地方選後半戦の富士宮市長選と7市議選が16日、告示される。届け出は午前8時半から各市の選挙管理委員会で受け付け、午後5時に締め切られる。富士宮市長選は、4選を目指す現職の須藤秀忠氏(76)と新人で市議の望月則男氏(44)が出馬を表明し、選挙戦となる公算が大きい。市議選は全7市で立候補者が定数を上回り、7日間の選挙戦に突入する見通し。18日には清水、小山、吉田の3町長選と6町議選も告示され、23日に一斉に投開票される。  富士宮市長選は仮称・郷土史博物館建設構想が主な争点に挙がる。構想を推進する須藤氏は、自民、公明両党や連合静岡が推薦。各種業界団体からも後押しを受ける。構想の白紙化を訴える

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  • 北田町? 南二日町? 三島市新庁舎どっちがいい 市民が整備巡り意見交換

     三島市は15日、2031年の供用開始を目指して計画を進める新庁舎整備に関するワークショップを同市の社会福祉会館で開いた。現在の市役所がある北田町と南二日町広場のどちらが建設場所としてふさわしいか意見を交わした。 建設場所を盛り込む「基本構想」に関わる最後の会合で、メンバーが5組に分かれて議論した。過去2回の話し合いで、理想の庁舎像として挙げた15項目それぞれに関し、候補地のどちらが優位かを考えた。 「災害に強い」防災拠点としての役割は、南二日町が国道1号に隣接し、十分な広さを確保できる利点が挙がる一方、「周辺道路が浸水したら意味がない」などと標高が高い北田町を推す声もあった。「まちの情報拠点

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  • 特殊詐欺防止のコンビニに感謝状 三島署

     三島署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして三島市一番町のファミリーマート三島駅南口店(萱間紀和店長)に署長感謝状を贈った=写真=。 同署によると、同店は3月1日、ギフトカードを購入しようとした女性に用途を聞いて詐欺被害を疑い、通報した。女性はくじの当選金の手数料に使用するなどと言ったという。萱間店長に感謝状を渡した森正晴署長は「積極的な声掛け、通報を引き続きお願いしたい」と話した。

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  • 富士宮市長選、7市議選 統一地方選後半戦 16日告示

     静岡県内統一地方選後半戦は16日、富士宮市長選と沼津市など7市議選が告示される。富士宮市長選は4選を目指す現職の須藤秀忠氏(76)と新人で市議の望月則男氏(44)が出馬を表明し、選挙戦となる公算が大きい。市議選は7市全てで立候補者が定数を超え、選挙戦となる見通し。特に沼津、富士の両市では10人を超える新人が立候補を予定し、定数を沼津は8、富士は10超える激戦が予想される。18日は清水、小山、吉田の3町長選と6町議選も告示され、23日に一斉に投開票が行われる。  ■富士宮市長選  現職須藤氏と新人望月氏の一騎打ちになる構図でほぼ固まった。仮称・郷土史博物館建設構想の賛否で主張が分かれ、少子化対

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  • 新人続々活況の市議選 動機それぞれ 若者に参画示す 静岡県統一地方選後半戦 

     16日に告示される統一地方選の後半戦は、静岡県東部3市の市議選で新人が続々と名乗りを上げている。19人が初当選を目指す富士をはじめ、沼津の新人は12人、三島は9人。有権者からの支持は未知数でもある半面、関係者は「身近な人の出馬で政治への関心は高まる」と歓迎する。議員のなり手不足も叫ばれる今、立ち上がる立候補予定者の決意とは-。 富士 沼津 三島 投票率向上に期待  富士市内431カ所に設置された立候補者ポスターの掲示板には45区画が用意され、定数32に42人の出馬が見込まれる。市選管担当者は「実際の届け出数は、告示日にならないと分かりません」と身構える。現職9人が引退する見通しだが、&ldq

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  • 自民は過半数の40 静岡県議会会派構成決まる

     静岡県議会は14日、30日からの改選後の会派構成を発表した。定員68に対し、各会派の構成人数は自民改革会議が40人、ふじのくに県民クラブは18人、公明党県議団が5人となった。会派に所属しない無所属議員は5人。  会派と所属議員は次の通り。カッコ内は選挙区。  【自民改革会議】10期 天野一(静岡市葵区)▽8期 植田徹(富士市)中谷多加二(浜松市天竜区)▽7期 杉山盛雄(沼津市)鈴木利幸(浜松市北区)▽5期 宮沢正美(三島市)落合慎悟(藤枝市)竹内良訓(浜松市中区)中沢公彦(同市東区)▽4期 中田次城(伊東市)土屋源由(伊豆の国市)鳥沢由克(裾野市)和田篤夫(御殿場市・小山町)鈴木澄美(富士市

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  • 露店不正出店 女に有罪判決 地裁沼津支部

     静岡県東部の祭り会場で露店出店権を不正取得したとして、詐欺罪に問われた清掃員の女(52)=裾野市公文名=に対し、静岡地裁沼津支部は14日、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。  室橋秀紀裁判官は判決理由で、計画性と高額の売り上げを指摘し「必要不可欠な役割を果たした」と断じた。一方、従属的な役割であることなどを考慮し、執行猶予が相当とした。  判決によると、女は昨年6~8月、夫で指定暴力団山口組藤友会組員の男(66)=詐欺罪で公判中=が実質経営する露店であることを隠し、沼津市の「沼津夏まつり」と三島市の「三嶋大祭り」の主催団体に申込書などを提出し、出店権利をだまし取った。

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  • 静岡県内クラフトビール飲み比べ 22日三島・楽寿園に16社集結

     クラフトビール関係各社でつくる「静岡クラフトビール協同組合」(代表・片岡哲也柿田川ブリューイング社長)は22日午前10時から午後4時まで、県内のビール醸造所が集う祭典「第2回静岡クラフトビアジャンボリーin三島」を三島市の楽寿園で開く。  柿田川ブリューイング(沼津市)のほか、リパブリュー(同)、反射炉ビヤ(伊豆の国市)、フジヤマハンターズビール(富士宮市)など16社が参加。近年開業したHORSEHEAD LABS(静岡市清水区)、ラフ&ラフブリューイング(富士市)など5社も顔をそろえる。県東部の飲食店も出展し、味を競う。楽寿園の入場料300円が必要。ビールは各自購入する。雨天決行。詳細は「

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  • 鑑真ゆかりの瓊花咲き始め 長泉

     長泉町井上靖文学館の庭で、鑑真を題材にした井上の著作「天平の甍」にちなんで植えられた瓊花(けいか)が咲き始めた=写真=。見頃は約1週間。甘い香りと白くかれんな花が、来館者を魅了している。 瓊花は鑑真ゆかりの中国・揚州市の市花で、2013年に植えられた。国内では唐招提寺(奈良市)や井上靖墓所(伊豆市)などゆかりの場所約10カ所に植えられている。15日から「瓊花まつり」を開き、来館者に三島市の絵本作家えがしらみちこさんが絵を手がけたオリジナルのしおりをプレゼントする。23日まで。

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  • 台北RCの自転車愛好家45人を歓迎 三島で伊豆創造センター

     美しい伊豆創造センターは14日、相互交流を図っている台湾台北市の「国際ロータリー3480地区」の自転車愛好家団体「自行車隊」45人の来静歓迎式典を三島市のみしまプラザホテルで開いた。  同ロータリーは、コロナ禍当初に伊豆市にマスク2万枚を寄贈したり、熱海市伊豆山の土石流災害の際に義援金を寄付したりするなど、静岡県東部地域や同センターとの交流を継続している。今回はサイクルツアーの実施で訪れた。式典では伊豆市の菊地豊市長と熱海市の金井慎一郎副市長が、簡国徽団長らに支援に対する感謝状を手渡した。

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  • 潮風感じる味、見た目 伊東マリンタウンの「マリンサブレ」【道の駅 食探訪⑱】

     伊東市の海岸沿いに立つ「伊東マリンタウン」は温泉や遊覧船も楽しめる観光スポット。伊豆地域の土産物もそろう。中でも幅広い世代に人気なのが「マリンサブレ」だ。  製造するのは「沼津深海プリン工房」や「熱海スクエアシュークリーム」を手がける北海物産(三島市)。沼津市戸田で作られる「戸田塩」を使って、甘さの中にまろやかな塩味も感じられるサブレに仕上げた。何と言っても、贈り物はもちろん、自分用にも手を伸ばしたくなるかわいい見た目が魅力。マリンタウン周辺の景色、浮輪、海、レトロな伊東の風景、マリンタウンのキャラクター「マリにゃん」をテーマにした5種類。それぞれの缶には潮風が感じられそうなイラストがデザイ

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  • 静岡人インタビュー「この人」 総合格闘家として活躍する 林源平さん(東京都)

     総合格闘技の国内プロ団体「パンクラス」に参戦する。2013年にデビュー。これまでライト級(70・3キロ以下)を主戦場としていたが、22年から1階級上のウエルター級(77・1キロ以下)に転向した。現在のランキングは2位。三島市のイギーハンズジムに所属する。裾野市出身。33歳。  ―階級を変えた理由は。  「減量による体の負担を減らし、より良いパフォーマンスを発揮したかった。周りの関係者も勧めてくれた。総合格闘技はパンチ、蹴り、投げ技、絞め技、関節技とあらゆる攻撃を駆使するが、中でも自分の武器はパンチだと思っている。体重が増え、パワーは増した」  ―普段の生活サイクルは。  「レベルの高い練習パ

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  • 次世代に残したい光景描く 函南・佐藤さん 三島で絵画展

     函南町の画家佐藤育余さんの絵画展が13日、三島市本町の三島プラザホテルギャラリープラザで始まった。18日まで。次世代に残したい風景や光景を描いた油彩画や水彩画約35点を展示している。 メインは新作で、F80号の大作「天恵と感謝」。果樹園で子どもと共に収穫する女性を描いた。野菜や果実が実る美しい地球が未来に存続するよう願いを込めたという。 花畑で過ごす少女の姿、富士山や乗鞍高原の風景を描いた作品もあり、来場者を楽しませている。

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  • 家康ゆかりの地 静岡県東部にも 御殿場の吾妻神社、熱海の大湯… マップ刷新

     家康ゆかりの地、県東部にもあります-。徳川家康が主人公の大河ドラマ「どうする家康」に合わせ、家康関連のスポットや家康と地域の関わりを発信する動きが県東部で広がっている。「家康を含め武家の歴史を語るには東部は外せない」。関係者の思いは熱い。  駿府と江戸の往来時に使おうと建てた御殿の跡地にある吾妻神社(御殿場市)、息子を連れて湯治した大湯間歇泉(かんけつせん、熱海市)-。県東部地域局は、このほどリニューアルした「伊豆・富士山歴史絵巻ガイドマップ」に家康ゆかりのスポットを追加した。  ガイドブックマップは2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせて製作。鎌倉時代に特化していたが、「どうする

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  • 傷害容疑で横浜の男を再逮捕 静岡中央署

     静岡中央署は12日、傷害の疑いで横浜市南区永楽町1丁目、職業不詳の男(22)を再逮捕した。再逮捕容疑は3月18日午前6時ごろ、静岡市葵区両替町の路上で三島市の男性会社員(26)の顔を蹴るなどの暴行を加え、全治10日のけがを負わせた疑い。同署によると、2人に面識はなく、互いに酒を飲んだ状態だった。男は2月に別の傷害事件を起こしたとして4月1日に逮捕されていた。

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  • 金融政策修正へ「注視」 日銀静岡支店長が講演 三島

     日銀静岡支店の小泉達哉支店長は11日夜、三島市で開かれた経済団体の会合で講演した。今月就任した植田和男総裁率いる日銀の金融政策に関し、現在の大規模緩和が「必要ない状況になるか注目している」との見解を示した。  植田総裁の当面の課題は、黒田東彦前総裁が続けた大規模緩和の副作用の対処と出口戦略とされる。小泉支店長は出口戦略について「実体経済や企業金融の状況を見ながら、過剰に行ってきた金融政策をどう修正するかが大きな論点になる」と述べた。  本県経済の今後を考える上で人口推移に触れ、女性だけでなく男性も社会減が続いていることを問題視した。「性別よりも世代の問題が大きい。価値観や見方の違いを地域社会

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  • 日本最古 パンのレシピ発見 “元祖”韮山代官の江川英龍メモ 味は現代風?

     江戸時代後期に現在の伊豆の国市で日本初のパンを焼き、「パン祖」と呼ばれる韮山代官江川太郎左衛門英龍(坦庵、1801~55年)が書き残したレシピが新たに見つかった。これまでは1842年のレシピが最古だったが、今回見つかったのはその1年前のもの。英龍の関連資料を保管する「江川文庫」(同市)の橋本敬之学芸員(70)は「新たな名物としたい」と意気込む。  レシピは昨年、橋本さんが文献の整理中に発見し、材料や分量が記されていた。「スセースブロート」「ハンネコック」という名のパンや、現代のカステラに似た菓子パン2種類の作り方が記載されていた。橋本さんは「英龍の母・安藤久(ひさ)がカステラを焼くのがうまく

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  • 静新地域貢献顕彰「たんぽぽ賞」 信頼の新聞配達 街を見守る“番人”

     静岡新聞社と静岡新聞取扱販売店の店主で組織する静新会が選定する地域貢献顕彰「たんぽぽ賞」の受賞者が決まった。「たんぽぽ賞」の表彰は15回目。県内約4500人の新聞販売店スタッフが、今日も大切な新聞を届けながらあなたの街を見守っている。本年度の受賞事例の一部を紹介する。  トガワ新聞店(伊豆市)      トガワ新聞店では、社会貢献活動の一環で2012年からペットボトルキャップの回収を行っている。先月には回収の個数の累計が200万個を超えた。読者がビニール袋などにまとめたキャップを、新聞配達時に回収している。回収されたキャップはNPO法人エコキャップ推進協会(横浜市)を通じ

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  • 命の重さ 遺品で伝える 三島の高校でメッセージ展

     交通事故で亡くなった犠牲者の顔写真や遺品が添えられた人形パネルを展示する「生命(いのち)のメッセージ展」(静岡県主催)が11日、三島市の日大三島高などで始まった。遺族の悲痛なメッセージも添えられ、高校生が命の大切さを実感している。  同校では、飲酒や無免許、不注意などによる事故で亡くなった30人の等身大パネルが並び、生きた証しである靴も展示された。「ママの大切な宝、生きがいだった日々をも奪い消し去った」「もう一度会いたい」「声が聞きたい」など遺族の心の叫びも書かれ、事故の悲惨さを物語っている。同校1年の木村颯希さんは「被害者には家族がいる。単純な事故として片付けてはいけない」と話した。  メ

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  • 三島の街彩る花壇チェック コンクール審査始まる

     三島市花壇コンクール(市主催)の現地審査が11日、市内で始まった。本年度は学校や企業から68件の応募があった。審査員が13日まで、丹精込めて整備された地域花壇を見て回る。 市民が緑を守り育て、安らぎのあるまちづくりを目指す「みどりと花いっぱい運動」の一環。1976年に始まり、市民が育んだ花壇の出来栄えを競う。今年も各地で季節の花が咲き誇り、街を彩っている。 同市梅名の中郷小を訪れた三島花の会や花サポーターみしまのメンバーら審査員は、パンジーやアリッサムが植えられた花壇をチェック。花の配色や色調、手入れ具合などを評価した。 幼稚園や小学校、団体、個人など7部門で優秀作品を決め、5月22日に表彰

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  • 清水町の男性 5万円だまし取られる パソコン修理名目

     清水町の60代の無職男性が10日までに、コンピューター関係の社員を名乗る男にパソコンの修理名目で電子マネー5万円分をだまし取られたと三島署に届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。  同署によると、男性は8日午後6時ごろ、ウイルス感染を通知するパソコンの表示に記載された番号に電話し、指示されるまま三島市内で購入した電子マネーの番号をパソコンに入力した。さらに電子マネーを要求され、同じコンビニで購入しようとした際、店員が不審に思い通報した。

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  • 世界広がる消しゴムはんこ展 三島で16日まで

     熱海市の消しゴムはんこ作家津久井智子さん(42)の作品展が16日まで、三島信用金庫本店(三島市芝本町)のさんしんギャラリー善で開かれている。新作をはじめ、消しゴムはんこの受注制作を始めて20年の歩みも紹介している。  消しゴムはんこでバラの庭園やウミネコの群れを描いた大作12点のほか、手紙サイズの花や動物の版画も展示した。これまでに彫った消しゴムはんこも約20キロ置いてあり、来場者が興味深そうに見入っている。会場の壁には縦1・4メートル、横4メートルのキャンバスが掛けられ、津久井さんがはんこを押しながら作品を仕上げていく様子を実演している。  商品デザインやホテルの内装なども手がけてきた津久

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  • 団員ら一堂に 士気高揚図る 三島市消防団 入退団式

     三島市消防団は9日、同市民文化会館で入退団式を行った。新入団員16人を含む団員が4年ぶりに一堂に会し、士気高揚を図った。 新入団員や階級変更者に辞令を交付した。前年度途中で入団した8人を含め本年度の団員数は354人となった。 長年の団員活動の功績をたたえ、消防庁長官から永年勤続功労章を受けた団本部副団長の小野政芳さんと第1分団員の後藤実さんらを表彰した。退団者27人には感謝状を贈った。 2020~22年度は新型コロナウイルスの影響で出席者を絞るなど規模を縮小していた。

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  • 三島の立体駐車場 車転落 車両用エレベーターに誤って侵入

     9日午前0時5分ごろ、三島市一番町の立体駐車場で同市の男性(21)の乗用車が車両用エレベーターに誤って進入し、シャッターを突き破って転落した。  三島署によると、男性の乗用車は3階でエレベーターの到着を待っていた。男性は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」などと話しているという。男性に目立った外傷はなかった。同署が原因を調べている。

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  • 花や苗求めにぎわう 三島で「みどりまつり」

     緑化啓発イベント「第93回三島みどりまつり」が8日、三島市の長伏公園で始まった。春と秋に年2回開催してきたイベントは今回で最後。市内外から花の苗や植木などを求める園芸愛好家が来場し、にぎわいを見せている。9日まで。  パンジーやサクラソウ、ベゴニアなど約20種類の花の苗や三島桜の苗木の無料配布が人気を集め、長蛇の列をつくった。園芸店の出店もあり、色とりどりの花が会場を彩っている。  園芸講習会では、木の特徴に合わせた剪定(せんてい)のコツを伝授。病害虫対策や薬剤の使い方など庭木の手入れに関する相談コーナーも設けられた。  同イベントは市が提唱する「みどりと花いっぱい運動」の一環として、197

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  • オードリー写真展が開幕 三島・佐野美術館、「ローマの休日」の一幕など135点

     世界的スターのオードリー・ヘプバーン(1929~93年)の生涯を振り返る写真展「オードリー・スタイル 飾らない生き方」(佐野美術館、静岡新聞社・静岡放送など主催)が8日、三島市の同美術館で開幕した。俳優、母親、そして一人の女性としての人生を写し出した135点が展示されている。6月18日まで。  オードリーは生涯27本の映画に出演し、数々の大スターと共演。とびきりの笑顔で世界中をとりこにした。  写真展は、バレリーナを目指した幼少時代から始まり「プリンセス誕生」「スター街道と私生活」「時代をリードするヒロイン像」「信念の人」などの章立てで構成。可憐(かれん)で気品あふれる王女役を演じた初主演映

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  • 雨上がり、桃色じゅうたん 三島・源兵衛川沿い、「朝散歩」満喫

     三島市を流れる源兵衛川沿いに8日朝、雨で散った桜の花びらが道を覆った“桃色のじゅうたん”が現れた。車のわだちもない雨上がりならではの春の光景を、行き交う人々が満喫した。  NPO法人みしまびとが毎月8日に開催する「朝散歩」の参加者は午前6時から約1時間の散歩を堪能。桜の花びらが舞う中、澄み切った空気を吸ってリフレッシュした様子だった。  1週間前に満開の桜を楽しんだという三島市東大場の近松洋子さん(67)は「来る度に違った光景を見せてくれる。誰も荒らしていない初雪のよう」と感動し、孫の陽向ちゃん(7)も「綿毛が飛んでるように桜が降ってきれい」と笑顔を見せた。

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  • 住宅地 小中生駆け抜ける 三島 桜郷里でクロカン大会

     三島市塚原新田に誕生した優良田園住宅地「桜郷里」で8日、クロスカントリー大会が開かれた。同市などの小中学生約60人が春の暖かな日差しが注ぐ中、緑に囲まれたまちを駆け抜けた。 コースは1周約700メートル。住宅地を囲むように整備された歩行者専用道路などを、小学生は低学年と高学年に分かれて1周、中学生は2周した。参加者は、住民からの「頑張れ」という声援に応えて元気に走った。 大会は、大手ハウスメーカー6社でつくる「桜郷里プロジェクト」が初めて開催。子どもが安心安全に歩き、暮らせるまちをPRした。 70区画が整備された桜郷里は、車が通り抜けられず、外部の車が少ないのが特徴。6社が建物の色や建て方の

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  • 新入学児と園児に交通指導 防犯グッズを新1年生に寄贈 三島署管内防犯協会

     三島署管内防犯協会は6日、管内の三島市と函南町の新入学児童に、犯罪に巻き込まれないための標語「イカのおすし」を呼びかける文具セットを寄贈した。 知らない人に付いて「行かない」、車に「乗らない」などの頭文字を並べた「イカのおすし」をイラストなどで紹介する連絡袋や定規1106セットを用意した。両市町の教育委員会を通じ、児童に配布する。 三島市の小塚英幸教育長と函南町の久保田浩子教育長に手渡した森正晴署長は、新学期に向け「犯罪や不審者の声かけが危惧される。グッズを活用し、不審な点があれば連携して対応したい」と話した。 

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  • 雨上がり 桜のじゅうたん 三島・源兵衛川沿い

     三島市を流れる源兵衛川沿いに8日朝、雨で散った桜の花びらが道を覆った“桃色のじゅうたん”が現れた。車のわだちもない雨上がりならではの春の光景を、行き交う人々が満喫した。 NPO法人みしまびとが毎月8日に開催する「朝散歩」の参加者は午前6時から約1時間の散歩を堪能。桜の花びらが舞う中、澄み切った空気を吸ってリフレッシュした様子だった。 1週間前に満開の桜を楽しんだという三島市東大場の近松洋子さん(67)は「来る度に違った光景を見せてくれる。誰も荒らしていない初雪のよう」と感動し、孫の陽向ちゃん(7)も「綿毛が飛んでるように桜が降ってきれい」と笑顔を見せた。 (三島支局・岡田拓也)

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  • 三島出身牧野さん 現代音楽祭をPR 5月3日から開催

     三島市内で5月3~7日に開かれる第3回三島現代音楽祭の実行委員長で音楽監督を務める同市出身のバイオリン奏者牧野順也さん(34)が7日、同市役所に豊岡武士市長を訪ね、イベントをPRした。  音楽祭は三島市民文化会館やみしまプラザホテルを会場に、世界各国から集う音楽家がコンサートやトークショーを繰り広げる。牧野さんをはじめ常に新しい音楽を追い求める7人が、クラシックや現代の音楽家が作曲した音楽を奏でる。同市出身のフルート奏者斎藤志野さんも出演する。  5月5日には白滝公園で野外コンサートを初開催する。牧野さんが2015~19年にウクライナの首都キーウ(キエフ)の広場で開催した演奏会を参考に、自然

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  • 慢性疲労症候群 闘病の日々、思い一冊に 磐田の女性「同じ悩み持つ人の役に」

     強い倦怠(けんたい)感などを引き起こし、日常生活が困難になる「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」と診断された磐田市壱貫地の横山小寿々さん(47)がこのほど、闘病生活の経験や日々の思いを1冊の本にまとめた。夫のサポートを受けながら執筆した横山さんは「同じような症状で悩む人や家族の心を少しでも軽くするお手伝いができれば」と話し、病気への正しい理解を求めている。  横山さんが体調に異変を感じたのは、セラピストとして働いていた5年前。自宅で料理中に全身に痛みを感じ、使っていたフライパンが持てなくなった。微熱や頭痛も併発したが「数日休んだら治る」と自分に言い聞かせて普段通りに過ごした。その後も治まる気配

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  • 夜間中学「ふじのくに」開校 学び直しへ新たな一歩

     静岡県内初の夜間中学「県立ふじのくに中学校」の開校式が7日、磐田市中泉の複合商業ビル「天平のまち」の磐田本校と、三島市文教町の県立三島長陵高の三島教室で開かれた。1期生の10~70代の計14人が学び直しの新たな一歩を踏み出した。  同中学は、さまざまな事情で義務教育を受けられなかったり、十分に学べないまま中学校を卒業したりした15歳以上の人のための、学び直しの場。両校をオンラインでつないで実施した式典では、池上重弘県教育長が開校の意義を強調して「教育目標は学ぶ喜びの実感」と示し、一人一人の事情に応じた教育を実践すると語った。  西田秀男校長は「多くの人の『夢の花』が咲くように一歩一歩前進した

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  • 東海道線一時運転見合わせ JR東海道線函南-三島間の橋りょう

     7日午前7時20分ごろ、JR東海道線函南-三島間の橋りょう「川原ケ谷暗渠(あんきょ)」(三島市)にトラックが接触したと、同車両の運転手からJR東海に通報があった。安全確認のため、熱海-三島間の上下線で約50分間にわたり運転を見合わせた。JR東海によると上下計6本が運休したほか、同8本に最大57分の遅れが発生し、約4950人に影響した。

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  • モリヤマさん夫妻に三島市政功労者表彰 楽寿園整備に計11万ドル

     三島市は6日、市立公園「楽寿園」の整備費用として2019年から今年にかけ計3万ドル(約349万円)を寄付したハワイ在住のチャールズ・モリヤマさん(97)、ヘレンさん(93)夫妻に市政功労者表彰を贈った。夫妻への表彰は3度目。 チャールズさんは終戦直後の1945年に来日し、進駐軍の一員として楽寿園に駐在。当時、同園を所有していた緒明家と親交を深め、現在も交流が続いている。市への寄付は2016年から続けていて、累計寄付額は11万ドルに上った。 表彰式が同園で行われ、モリヤマ夫妻はかつて過ごした園内を見学。過去の浄財で導入された与那国馬に今春誕生したメスの子馬には「さくら」と名付けた。チャールズさ

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  • 夜間中学「ふじのくに」開校 学び直しを全力で支援 磐田と三島 年齢、国籍多様な視点触れる場に

     静岡県内初の夜間中学「県立ふじのくに中学校」が7日、開校式を迎える。磐田市と三島市に教室を設け、中学での勉強の学び直しを希望する生徒を受け入れる。1期生は10~70代の14人。教職員は開校準備を整え、「生徒の思いに応える学校をつくりたい」と胸を膨らませる。  ふじのくに中はJR磐田駅から徒歩3分の複合商業ビル「天平のまち」3階に「磐田本校」を、JR三島駅に近い県立三島長陵高内に「三島教室」を設けた。県内どこからでも約1時間以内で通学できるよう、県内2カ所に教室を置いた。西田秀男初代校長(51)は「学び直したいという思いを持ち、勇気を振り絞って入学してくれる。その一歩を全力でサポートしたい」と

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  • 育休中のリスキリング どう考える?⑤ しずしんニュースキュレーター/読者の意見【賛否万論】

     「次元の異なる少子化対策」を掲げる政府は、女性に比べて取得率の低い男性の育児休業取得を促していて、育休取得者は今後増加が見込まれます。その人たちが育休の時間をどのように過ごすのかは、当事者だけでなく、同じ職場で働く人たちや社会全体にとっても重要なテーマです。育休中のリスキリング(学び直し)はどうあるべきでしょうか。そもそも、育休中に学び直しは可能なのでしょうか。キュレーターや読者の考えを紹介します。 キュレーター 杉山有希子さん(掛川市)イベント会社「ママバトン」代表取締役。4月15日に掛川市つま恋で開催される音楽フェスの運営スタッフ。2男1女の母。子どもの小学校PTAでは運営委員の経験が

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  • 静岡県人口 356万8563人 3月1日現在 9カ月連続減

     静岡県がこのほど公表した3月1日現在の推計人口は356万8563人で、前月に比べて2882人減った。推計人口の減少は9カ月連続。社会動態は2カ月ぶりに、転出数が転入数を上回る社会減となった。 ※画像タップで拡大してご覧になれます  転入数から転出数を引いた社会動態は24人減(転入1万416人、転出1万440人)。出生数から死亡数を引いた自然動態は2858人減(出生1457人、死亡4315人)。  市町別で、人口が増加した市町はなかった。820人減の静岡市をはじめ、浜松市308人減、富士市172人減など全35市町で減少した。  社会動態は16市町で増加した。最も多かったのは浜松市の

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  • 新入生、期待胸に一歩 専門学校五校で合同入学式 静岡・鈴木学園

     学校法人鈴木学園(本部・三島市)が運営する中央調理製菓専門学校静岡校など医療や自動車整備など計五つの専門学校の合同入学式が6日、静岡市清水区のマリナートであった。新入生543人と家族らが出席した。  鈴木啓之理事長や来賓のお祝いの言葉の後、在校生を代表して中央動物総合専門学校の吉原怜奈さんが「自分だけで解決できないことが起きたら私たちが支えます」などと歓迎の言葉を述べた。新入生を代表し富士メカニック専門学校の横山諒さんが「互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、研さんに努めます」と宣誓した。

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  • 車いす3台寄贈 三島西RC

     三島西ロータリークラブは6日、熱海市の介護老人保健施設「菜の花」に車いす3台を寄贈した。 三島市内で開いた例会で、花房孝光会長が同施設の赤池克斗事務長に目録を渡した。赤池事務長は「介護者の移動に役立てたい」と感謝した。 台湾の姉妹クラブとの交換留学事業が新型コロナウイルスの影響で実施できないため、一昨年から地域の施設や団体への寄贈を続けている。

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  • 長泉の子育て世帯応援 三島のRC チューリップ寄贈

     三島市のせせらぎ三島ロータリークラブ(RC)はこのほど、子育て世帯を応援しようと長泉町にチューリップの鉢植え約70本を寄贈した。町はチューリップを町内のパルながいずみを利用する親子に配布した。  同施設を利用した子どもたちは帰り際、玄関先に並んだ赤や黄色、白のチューリップから気に入った花を選んだ。花を受け取った高橋七重さん(33)は「花をもらえると気分が上がる。子どもと大切に育てたい」と声を弾ませた。  チューリップは昨年11月、同RCの会員が球根から育てた。小林勝会長は「子どもたちの笑顔を見るために、これからも続けていきたい」と話した。

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  • 三島・遺伝研の桜 4年ぶり 8日公開

     約200種類300本の桜が植えられた三島市谷田の国立遺伝学研究所は8日、4年ぶりに施設を一般公開する。 多様な桜を楽しみながら、研究成果に触れてもらうイベント。新型コロナウイルス感染拡大前は年1回行っていた。 構内には、さまざまな種類の桜が並び「紅豊」「糸括(くくり)」などが見頃。緑がかった花びらが特徴の「鬱金(うこん)」「御衣黄」も楽しめる。脳の回路やゲノム(全遺伝情報)に関する研究成果をパネル展示する。 公開時間は午前9時~午後4時。入場無料。駐車場はなく、JR三島駅北口から無料のシャトルバスを運行する。

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  • 伊豆箱根鉄道 駿豆線沿線 新1年生へ 下敷き寄贈

     伊豆箱根鉄道は5日、駿豆線沿線市町(三島市、函南町、伊豆の国市、伊豆市)の小学校に本年度入学する約1500人に電車マナーが書かれた下敷きを寄贈した。伍堂文康社長が三島市役所を訪れ、駿豆線沿線地域活性化協議会会長の豊岡武士・三島市長に届けた。 下敷きには「ホームでは走らない」「電車の中で騒がない」「線路の近くでは遊ばない」などと記載。裏面には駿豆線の写真や路線図がデザインされている。 新1年生へのオリジナルグッズの寄贈は2016年から、鉄道を身近に感じ、沿線地域への愛着を育もうと毎年続けている。 伍堂社長は「子どもの元気な声が活気の源。その一助になればいい」と期待した。豊岡市長は入学児童が減少

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  • 交通安全マスコット寄贈 三島のグループ、市に

     三島市のボランティアグループ「太陽」は3日、手作りの交通安全マスコット200個を市に寄贈した=写真=。市は4日から始まる新入学児を交通事故から守る県民運動などで市民に配布する。 マスコットは車内に飾ることができ「歩行者に気を付けてネ」「よそ見しないでネ」などのメッセージが付いている。胴体にはポプリが入り、におい袋としても楽しめる。同グループは2000年から毎年2回の寄贈を続け、今回で累計9800個に達した。市役所で豊岡武士市長に届けた伊藤博美代表は「少しでも事故がなくなってほしい」と話した。

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  • 写真展「オードリー・スタイル 飾らない生き方」 8日から、三島・佐野美術館

     初主演映画「ローマの休日」の可憐[かれん]で気品あふれる王女役で、一躍スターの仲間入りを果たしたオードリー・ヘプバーン(1929~93年)。その人生を、著名な写真家らによる約130点の作品でご紹介します。 信念貫く強さとしなやかさ  生涯27本の映画に出演し、ゲーリー・クーパー、ショーン・コネリーなど数々の大スターと共演。とびきりの笑顔で世界中の人々をとりこにしました。その姿はファッションアイコンともなり、「麗しのサブリナ」で見せた、ショートカットにくるぶしが見える丈のパンツとフラットシューズ姿は、新たな美の基準を生みました。オードリーと言えば、パリ・モード。名曲「ムーン・リバー」の音色と

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  • 高まるクラフトビール熱 醸造所続々オープン 三島・沼津

     沼津市のクラフトビール醸造所「リパブリュー」が3月、三島市で缶ビール製造を主体にした新工場を稼働させた。同市では同じ3月に「fete(フェット)三島醸造所」が醸造を開始。近隣の沼津市でも起業が相次いでおり、首都圏以外では異例の「クラフトビール集積地」が出現した形だ。互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、品質向上と県東部の交流人口増を目指す。 品質向上へ切磋琢磨・交流人口増に期待  リパブリューの新工場「ナチュラル・ルーツ・スタジオ」は同社の新しい缶ビールブランドを展開するための拠点。米国発祥の人気スタイル「ヘイジーIPA」など4種の製造を始めている。  地下77メートルからくみ上げた水を使い、

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  • 入社式 難局打破へ「突破力」期待 静岡県内各社経営トップ、新時代見据え

     静岡県内各地で3日開かれた入社式では、新型コロナウイルス下で3年続いたオンライン方式から対面開催に切り替えるなどした企業が多く、社会経済活動の変化を印象付けた。原材料・エネルギー高騰や為替変動で先行き不透明感が高まる中、各社の経営トップは新時代を見据え、新入社員の突破力に期待を寄せた。  静岡鉄道は鉄道企業に就職した自覚などを促すため、電車内で入社式を初めて行った。川井敏行社長は学生時代の大半で自粛生活を余儀なくされた新入社員10人に「コロナ禍で失ったものではなく、得られた経験に光を当ててほしい。今後の人生を開く支えになる」と激励した。  スズキは浜松市中区でグループの入社式を行い、本社と

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  • 三島スカイウオークで入社式 大空へ飛び出せ フジコー新入社員

     三島市壱町田のアミューズメントレジャー企業「フジコー」は3日、同市笹原新田で運営する日本最長の観光つり橋「三島スカイウオーク」で入社式を行った。新入社員が人気アクティビティー「ロングジップスライド」に臨み、勢いよく社会人の歩みを始めた。  新入社員はスーツ姿のまま安全ベルトを着けて挑戦。通常営業で体験できる往復560メートルのうち、復路260メートルを滑降した。スタート地点では、それぞれが「このジップラインのように大きく羽ばたくぞ」「地域に貢献できる人になる」「自分らしく突き進むぞ」などと富士山に向かって宣言。2人一組で「頑張るぞー」と叫び、大空へと飛び出した。  入社式は例年、本社で行って

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  • 器物損壊容疑で男逮捕 三島署

     三島署は2日、器物損壊の疑いで函南町平井、自称庭師の男(22)を逮捕した。逮捕容疑は3月9日午後8時ごろ、三島市内に駐車中の乗用車のナンバープレートを折り曲げ、壊した疑い。

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  • 糖尿病でも安心 低カロリー、塩分控えめのコース提供 調理、食事の工夫伝授 三島のイタリアンレストランシェフ笹俣さん

     ふじのくに食の都づくり仕事人の笹俣江梨子さんが2日、オーナーシェフを務める三島市芝本町のイタリアンレストラン「ロザート」で、糖尿病患者でも安心して食べられるヘルシーメニュー食事会を開いた。参加者は489キロカロリーのランチコースを味わい、食事制限がある中でも食を楽しむポイントを学んだ。  笹俣さんは、健康食を推進する日本医食促進協会のメディシェフプロ第1号。昨年8月の資格取得以降、低カロリーのコースを同店で提供し始めた。香辛料を生かして塩分を減らし、調理法の工夫で食べ応えがあるように仕立てている。  この日の前菜は、地元で採れたトマトやニンジンとパンを混ぜて一晩ドレッシングに漬けたサラダ、

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  • 無投票当選新議員の抱負 三島市/裾野市 静岡県議選

    三島市 伊丹雅治氏  伊丹雅治[いたみまさはる]氏 (自現②、46歳) 地域の声と思いを形に  東日本大震災で妻の実家が被災し、故郷の三島市を守るべく政治家を志した。「誰に頼まれたわけでもない。使命感がわき上がった」。市議を1期務め、4年前の県議選で初当選。地道な政治活動で培った人脈は自身と地元を支える大きな力と実感する。  県や他市町との「橋渡し」を県議の重要な仕事と心得る。だからこそ頻繁に地域を回り、市長や市民の声を聞く。県が閉鎖の方針だった県総合健康センター(同市)を感染症対策の拠点として存続に導いたのも、地元の思いに寄り添った成果と自負する。  自民党県連では青年局長、政調副会

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  • 静岡県支援の授産製品 「福産品」開発報告 副知事に3事業所

     静岡県の支援を受けて授産製品「ふじのくに福産品」の新商品開発に取り組んだ県内の障害福祉事業所がこのほど、県庁に森貴志副知事を訪ね、完成した加工食品をお披露目した。事業所で働く障害者の工賃アップに向け、道の駅や土産物店で販売する。  御殿場市のノースガイアとステップ・ワン、三島市のにじのかけ橋の代表者が訪れた。各事業所は販売促進研究所(静岡市葵区)の助言を受け、販売戦略を練った。消費者の意見を踏まえてターゲットを明確化し、包装デザインやネーミングにもこだわった。  ノースガイアはラオスから輸入したマメ科の植物バタフライピーを使った青色のハーブティーを紹介。にじのかけ橋はシイタケの食感を楽しめる

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  • コロナとの闘い一冊に 集団予防接種の教訓後世へ 三島市と市医師会

     三島市と市医師会は、新型コロナウイルスとの闘いの記録を一冊の報告書にまとめた。未知の感染症に戸惑いつつ、どのように集団予防接種を行ったか、課題や工夫、苦悩も交えて記載した。今後も新興感染症が起きる可能性は高く、市医師会の吉冨雄治会長は「後世に記録を残すのは右往左往したわれわれの責任。少しでも参考になればいい」と語る。  2019年末に発見された新型コロナは瞬く間に感染拡大し、医師や市職員は次々と対応を迫られた。国の方針も定まらず「何をどうしていいか分からない状態で、やったことがないことを言われ続けた」と吉冨会長は振り返る。  危機感を持った吉冨会長が21年7月、報告書作成を市に提案した。新た

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  • 伊豆と沼津の女性経営者 意気投合 廃棄物収集業で株式譲渡

     廃棄物収集運搬業の林泉(伊豆市、岡田香織社長)が同業のダストワーク(沼津市、元杉智子社長)に株式譲渡するM&A(企業の合併・買収)が31日、成立した。女性経営者同士で意気投合した。支援した三島信用金庫の本店営業部で同日、株式譲渡契約調印式が開かれた。 元杉社長は「岡田社長の思いを受け継ぎ、地域に愛される会社を目指す」と力を込めた。岡田社長は「今後は一番のサポーターとして大きな声援を送りたい」と話した。株式譲渡額は非公表。伊豆市の事業承継支援補助金を活用した。 岡田社長は夫で創業者の克之さんが大病を患ったため経営を引き継いだ。親族や従業員に事業承継候補者がなく、2021年12月から譲渡先を探し

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  • 育休中のリスキリング どう考える?(4) 有識者インタビュー【賛否万論】

     育休中のリスキリング(学び直し)について考える上で、忘れてならないのは、育児休業を取得する人が育てる乳幼児の視点だ。乳幼児期とは子どもにとってどんな時期なのか。保護者が心がけたい点とは。乳幼児の子育てに必要な政策は。常葉大保育学部の山本睦教授(教育心理学)にインタビューしました。  あらゆる人が利用しやすい制度を 常葉大保育学部教授(教育心理学) 山本睦さん  人間の赤ちゃんの特徴はどんな点ですか。  生まれてすぐに歩けるウマやウシと比べ、人間の赤ちゃんは極めて未熟な状態で生まれます。つまり、人間は赤ちゃんの時期からたくさん学ばなければならないのです。  授乳の方法も人間は特徴的。多くの動

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  • アーツカウンシルしずおか 文化活動支援 27件内定

     静岡県民のアート活動を支援する県文化財団内の組織「アーツカウンシルしずおか」は、2023年度の「文化芸術による地域振興プログラム」の対象27件を内定した。地域資源の活用や社会課題への対応を目指す取り組みに対し、経費の一部助成などを行う。  80団体から応募があり、審査会での審議を経て上限500万円の「地域クリエイティブ支援」19件、上限30万円の「地域はじまり支援」8件を決定した。  「地域クリエイティブ支援」は次の通り。  松崎まちかど花飾り実行委員会(松崎町)GAKKO PROJECT(伊東市)PROJECT ATAMI実行委員会(熱海市)熱海怪獣映画祭(同)熱海未来音楽祭(同)atam

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  • 学生目線で利用促進策 静岡空港関係者に提案 日大国際関係学部

     富士山静岡空港株式会社(牧之原市)と産学連携協定を結ぶ日本大国際関係学部(三島市)の学生による本年度の活動報告会が30日、静岡空港で開かれた。アンケートやモニターツアーなどの調査を通じた空港の利用促進策を同社幹部らに提案した。  アンケートからは、空港の認知度や利用状況を前年度と比較したほか需要が高まる就航先を提示。旅行の申し込み方法や観光情報の取得媒体の傾向を基に、SNSの活用など注力していくべき点を提案した。熊本へのモニターツアーの報告では観光地や現地の空港を視察して感じた利点や課題を述べた。講評で同社の西村等社長は「若年層や東部からの集客が課題である中、今後も一緒になって空の玄関口を盛

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  • 重点事業4項目 変革へ計画承認 三島商議所総会

     三島市の三島商工会議所は28日、通常議員総会を同会議所で開き、2023年度事業計画を承認した。重点事業として「『新しい時代の新しい景色』自己変革力で元気な三島を」など4項目を掲げた。 新型コロナウイルスの影響により疲弊した経済下で、新たな事業に挑戦する企業を支援する。石渡浩二会頭は「自己変革しないと生き残れない。今までとは違う経営を模索してほしい」と呼びかけた。 新規事業には、電気自動車(EV)先進地や持続可能な開発目標(SDGs)推進企業の視察、三島の魅力を掘り起こすマルシェやモニターツアーの開催などを盛り込んだ。 産業功労者顕彰式も行われ、鈴木工務店の千葉慎二会長と静岡コンサルタントの森

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  • 河川の水位・水質を公開 三島市が一元化 「環境監視システム」

     三島市は30日、市内の河川の水位や水質の情報を一元化し、インターネット上で閲覧できる「水環境デジタル監視システム」の運用を始めた。災害対策をはじめ、水環境の良さをPRするツールとしても活用する。4月10日に一般公開する。 市内33カ所に設置したセンサーやカメラ50台から取得する情報を統合。水位や流速の現状や人工知能(AI)予測の確認、ライブ画像と正常時の画像比較ができる。水の汚濁指標である生物化学的酸素要求量(BOD)も確認できる。 水辺の観光スポットに関する情報も掲載し、観光客が事前に安全性を確認できるように現状の水位や水質も分かりやすく伝える。 システムを構築したTOKAIケーブルネット

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  • 伊豆八十八カ所巡礼で蓮馨寺にも 三島、国内外から100人

     東伊豆町奈良本を拠点に活動する仏教系の宗教法人「清心道場」の智広住職と信者約100人が28日、伊豆八十八カ所巡礼の一環で三島市の蓮馨寺を訪れた。27日からの2日間で計4寺院を巡り、仏の教えの理解を深めた。 巡礼は宗派を超えた交流が目的で、昨年11月に続く第2弾。中国出身の智広住職は国内外に弟子が多く、今回は米国やオーストラリア、シンガポールなどからも参加した。 同寺では、元全日本仏教会国際部長で同寺の掬池友絢副住職が講話した。仏教を通した国際交流の経験などを通し「世界の仏教徒とのつながりの大きさや温かさに気付いた」と伝えた。 同法人は1975年に設立。仏教を通じた社会貢献と、仏教各宗派間の団

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  • 複業人材と地域企業 マッチング事例報告 三島で関東経済産業局

     関東経済産業局はこのほど、複業(兼業・副業)人材をはじめとする多様な人材を活用し、静岡県東部の中小企業の課題解決を目指す事業「地域の人事部」の活動報告会を、三島市の三島商工会議所で開いた。  本年度始動した同事業は、三島市と茨城県北部、長野県松本市と塩尻市、新潟県長岡市と燕市の計6地域8自治体で実施している。三島市を中心とする県東部では、事務局の三島信用金庫を中心に市、同商議所、静岡銀行が連携。企業向けセミナーや複業人材と企業のマッチングを重ね、支援体制を構築してきた。関東経済産業局の担当者は、首都圏の大手企業との連携、リスキリング(学び直し)との組み合わせなどを次年度以降の課題とした。  

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  • 「目標はバレー全国出場」 東海大会出場報告 日吉さん(向田小4) 裾野市長に

     裾野市立向田小4年の日吉小麦さんが27日、市役所に村田悠市長を訪ね、バレーボールの東海大会に出場したことを報告した。 日吉さんは佐野VSC(三島市)のメンバーとして、県大会の男女混合の部で優勝。2月23日に愛知県で開かれた東海大会に出場した。「東海大会は4位でした」と振り返り、今後の目標として全国大会出場を誓った。 同じチームに入っていた兄の影響もあって小学3年で競技を始め、週3回練習に励んでいるという。 裾野市立西小5年の小野寺雄哉君も、同チームで東海大会に出場した。 (東部総局・杉山諭)

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  • 自転車に乗る時はヘルメット着用を 三島署と市 啓発活動

     4月1日の改正道交法施行に伴う自転車乗車時のヘルメット着用努力義務化を控え、三島署と三島市は28日、着用促進を図る広報活動を同市中田町の日清プラザ・イトーヨーカドー三島店の駐輪場で行った。 ヘルメットをかぶった署員や市職員らがチラシを配り、制度変更について説明。死亡事故の約7割で頭部の損傷が原因だったことも伝えた。 行き交う自転車利用者のほとんどがヘルメット未着用で、市が上限2千円で購入費の半額を支援する補助金制度も紹介した。

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  • 沼津工業高新校舎 完成祝い時計寄贈 施工の山本建設

     沼津工業高(沼津市)の新校舎を施工した山本建設(三島市)は29日、新校舎の完成を祝って同校に置き時計を寄贈した。山本良一社長(71)らが同校を訪れ、望月保宏校長に目録を手渡した。 新校舎は教室のほか、調理室、図書室などがあり、普通教室棟として4月から本格的に使用する。工事は2021年10月に開始し、2月末に完成した。置き時計は1階の玄関口となる「生徒ホール」に設置する。 同校で開いた寄贈式で望月校長は「新たな気持ちで新年度を迎えられる」と感謝した。山本社長は生徒による新校舎建築中の見学会に言及し、「建築業界に就職するきっかけになれば」と話した。

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  • 新庁舎 配置計画6案示す 三島市 検討委 候補の北田町、南二日町広場

     三島市は29日、築60年が経過して老朽化が進む市役所の新庁舎整備に向けた検討委員会を市役所で開き、庁舎の配置計画案を委員に示した。建設候補地としている現在の市役所がある北田町で4案、南二日町広場で2案を出した。 概算事業費は、約115億円を見込んでいた北田町が106億~119億円、約91億円だった南二日町広場が95億~96億円と算出した。延べ床面積は約1万3千平方メートル、駐車場台数は250台を前提条件とした。 北田町は1~3棟を建設し、いずれの案も最も高層の庁舎で8階建てを想定。平地駐車場で想定台数を確保できず、工期も比較的長くなるとした。南二日町広場はいずれも5階建て。仮設庁舎が不要で、

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  • 源兵衛川の生態系学ぶ GW三島講座 親子連れ参加

     三島市のNPO法人グラウンドワーク三島はこのほど、源兵衛川の生き物について学ぶ講座を同市広小路町の大中島会館で開いた。親子連れら約10人が、川にすむ生物の生態系について理解を深めた。 雨のため、川での生き物探しを中止し、座学で開催した。常葉大社会環境学部非常勤講師の加須屋真さんが講師を務め、源兵衛川にすむ水生生物の特徴を紹介。絶滅の危機にある生物を保存することが多様性の維持につながるとし、川の環境を整備する大切さを伝えた。 会場には、ドジョウやアブラハヤといった魚、ホタルの餌となるカワニナ、ヌカエビやヤゴなど源兵衛川で採取した生き物が展示され、子どもたちは興味深そうに見入った。 (三島支局・

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  • 三島で住宅火災 けが人なし 29日午前7時10分ごろ

     29日午前7時10分ごろ、三島市幸原町2丁目の住宅から出火したと119番通報があった。三島署や富士山南東消防本部によると、木造2階建ての住宅を焼いた。住民は全員避難して無事という。付近の住民によると、勝手口から火が上がった様子だったという。同署などが原因を調べている。

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  • 「静岡にベルト持ち帰る」 格闘家林選手(裾野出身) 王者獲得へ闘志 

     裾野市出身の総合格闘家、林源平選手(33)が主戦場とする国内のプロ団体「パンクラス」の王者獲得を狙い、闘志を燃やしている。2022年から階級を上げたウエルター級(77・1キロ以下)の現在ランキング2位。プロ11年目を迎え、「静岡に(チャンピオン)ベルトを持ち帰りたい」と意気込む。 林選手は27日に市役所を訪れ、村田悠市長に現況と今後の目標を報告した。これまでライト級だったが、「減量の負担を軽くしてより良いパフォーマンスを発揮したい」として、階級を変えたという。22年の戦績は2戦2勝。年末の試合は1ラウンドTKO勝ちを収め、「武器とするパンチが決まった」と手応えを口にした。 三島市のイギーハン

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  • 佐野バレーボールスポーツ少年団 結成30年 初の県制覇 三島市長訪問

     三島市立佐野小を拠点に活動する佐野バレーボールスポーツ少年団が28日、三島市役所に豊岡武士市長を訪ね、結成30年で初めてとなる県大会優勝を報告した。 チーム結成2年目の男女混合チームが、2月に富士市で開かれた「第49回県小学生バレーボール選抜優勝大会」で頂点に立ち、東海小学生バレーボール連盟新人大会にも出場した。 本間勇次コーチは「新しい歴史を築いた選手を誇りに思う」と紹介。選手たちは「県大会で勝ててうれしかった」「みんなで支え合って優勝できた」などと報告した。 豊岡市長は「日頃から頑張ったからこその優勝。次の大会も報告に来てほしい」と期待した。 (三島支局・岡田拓也)

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  • 医療改革、DX推進 待ったなし【日常へ 新型コロナ5類移行㊤】

     新型コロナウイルスは5月8日、感染症法上の位置付けが2番目に厳格な2類相当から季節性インフルエンザと同じ5類に移行される。社会的対応を緩和することで医療や市民生活にどんな影響があるのか。現場の備えを探った。  「情報の一元管理が欠かせない」  県病院協会の毛利博会長は、5類移行の転機を捉え医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)化を図るべきと盛んに訴える。  8度にわたる感染拡大は医療のアナログな実態を浮き彫りにした。患者の入院調整は保健所が病院に「電話をかけまくって」(関係者)受け皿を探す連続だった。入院調整は今後、行政の関与を薄め、病院間で行う。インフルエンザとの同時大流行のような

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  • 露店不正出店 懲役1年求刑 地裁沼津支部公判

     静岡県東部の祭り会場での露店出店権を不正取得したとして、詐欺罪に問われた清掃員の女(52)=裾野市公文名=の論告求刑公判が27日、静岡地裁沼津支部(室橋秀紀裁判官)で開かれ、検察側は懲役1年を求刑した。判決は4月14日。  検察側は論告で、暴力団員のため出店許可を得られない指定暴力団山口組藤友会組員の無職の女(66)=詐欺罪で公判中=にとって「必要不可欠な役割を果たしており、責任は重い」と指摘。弁護側は「売上金は一括して富美夫被告に渡している」として情状酌量を求めた。  起訴状などによると、女は昨年6~8月、暴力団員が実質経営する露店であることを隠し、「沼津夏まつり・狩野川花火大会」と三島市

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  • 三島の50代女性 10万円詐取被害

     三島市の50代の無職女性が27日、電話会社を名乗る男に10万円をだまし取られたと三島署に届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。  同署によると、女性は同日午後、有料サイトの未納を知らせるメールに記載された番号に電話し「料金が1年間支払われていない」などと言われ、指定された口座に清水町の金融機関のATMから現金を振り込んだ。

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  • 「住むなら三島」進捗報告 おおむね順調78% 市推進会議

     三島市はこのほど、まち・ひと・しごと創生推進会議を同市の生涯学習センターで開き、2021~25年の「住むなら三島・総合戦略」の進捗(しんちょく)状況を報告した。基本方針に従って行う75事業について達成状況を3段階で示し、B評価(おおむね順調)以上が78%を占めた。 基本目標別では「ひとを呼び込み、しごとをつくり、安心して働けるようにする」の事業の87%がB評価以上を占め、最も高かった。利用件数が25年度達成目標を大きく上回った移住就業支援補助金事業などにA評価(順調)を付けた。 一方、「新たなにぎわいと交流で、ひとと資金の流れをつくる」はB評価以上が66%と最も低く、C評価(不十分)が5件あ

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  • ごみ分別冊子 7年ぶり刷 新三島市、全戸配布

     三島市はこのほど、家庭ごみの分別方法を周知する冊子を7年ぶりに刷新し、全戸配布した。市に問い合わせの多い項目を強調して掲載し、適正な分別を進める。 30センチ超の燃えるごみを集積所に出せない理由や清掃センターの混雑状況などをポイントとして紹介。紙類のリサイクルを進めるため資源古紙を分別項目の筆頭ページにした。 表紙のデザインは日大三島高美術部に依頼し、古沢茉央さんの作品を採用した。ごみが三角形に並んで描かれ、資源循環推進への思いが込められている。

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  • 黄色い帽子、バッグ 交通安全願い寄贈 明社三島地区

     明るい社会づくり運動県三島地区協議会はこのほど、園児の交通安全を願い、三島市内の幼稚園や保育園などに黄色い帽子200個、黄色いバッグ243個を贈った。 佐藤晴会長らが市役所を訪れ、豊岡武士市長や幼稚園、保育園の園長らに目録や帽子、バッグを渡した。佐藤会長は「交通安全の考え方を芽生えさせることができたらいい」と期待した。市長は「幼児の事故防止に役立てたい」と感謝した。 今年で42回目で、帽子は約1万9千個、バッグは約8千個寄贈した。帽子とバッグは入園式などで園児に渡される。

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  • バレークラブに野菜ギョーザ寄付 三島の会社など

     静岡県民に野菜摂取を促す「野菜マシマシプロジェクト」の一環でオリジナル餃子(ギョーザ)の開発に携わったにしはらグループ(三島市、西原洋平社長)と店頭の自動販売機で扱ううさぎ薬局修善寺店(伊豆市)はこのほど、伊豆の国市拠点のIZULU(イズル)バレーボールクラブにギョーザを寄付した。 子ども世代への食育が目的。同市で行った贈呈式で西原社長が平岩純総監督に、レンコンの歯ごたえを感じられ、かつお節と昆布で和風味に仕上げた「旨味たっぷり餃子」とホウレンソウや長ネギを入れニンニクを効かせた「スタミナ旨塩餃子」の2種類計45箱を贈った。

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  • 包丁1本を携帯した疑い 銃刀法違反の疑いで男逮捕 裾野署

     裾野署は26日、銃刀法違反の疑いで、いずれも自称の三島市西若町、無職の男(52)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前11時ごろ、長泉町内で正当な理由がないのに長さ6センチを超える包丁1本を携帯した疑い。同署によると、通行人から「不審な男性がいる。刃物のようなものを持っている」と通報があった。

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  • 野菜の販売や射的 三島で桜まつり

     三島市で地域交流スペースを提供する「ジモット」は25日、恒例の桜まつりを同市文教町の上岩崎公園で開いた。 手芸愛好家による手作り小物や野菜の販売、射的やスーパーボールすくいのゲームなど約20店舗が並んだ。 公園内の桜は五分咲き程度。近くを流れる大場川沿いの桜は満開に近く、雨が降る中、傘を差して散策を楽しむ人も多かった。

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  • 交通安全優良2自治会を表彰 三島・函南推進協

     三島署管内の三島・函南交通安全推進協議会はこのほど、交通安全優良自治会コンクールの表彰式を函南町役場で行った。三島市の清住町自治会(渡辺昭信会長)と函南町の丹那区(溝田正吾区長)が優良自治会に選ばれた。 コンクールは昨年10~12月に行われ、三島市西部地区で11、函南町で35の自治会の取り組みを評価した。清住町自治会は、町内通学路での旗振り活動に取り組んだ。丹那区はカーブミラーや交通規制看板の点検を行い、環境整備に力を入れた。 同署交通課の神尾健司課長は「警察と連携し、必要な対策をしてもらった」と総評した。

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  • 卒魚式 横浜へ“進学” 清水町の幼魚水族館 成長したメジナやタカノハダイ

     清水町の商業施設サントムーン柿田川内に昨年7月に開館した「幼魚水族館」は25日、成長したメジナやタカノハダイなどを送る第1回「卒魚式」を同所で開いた。鈴木香里武館長らが思い出を振り返るトークショーなどを行い、約50匹の「卒魚生」の門出を祝った。  約9カ月間で成長した卒魚生は横浜・八景島シーパラダイス(横浜市)に移り、“進学”する。なかには体の大きさが15倍に成長した個体もいるという。トークショーでは鈴木館長と広報担当の石垣幸二さんが卒魚生の特徴や生態を紹介。展示した際のエピソードや水槽に入れた時と現在の様子などを動画や写真を交えて語った。  まりあ保育園(三島市)の

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  • 駿豆線の踏切で車脱輪、最終列車に遅れ 伊豆箱根鉄道

     24日午後11時50分ごろ、三島市西若町の伊豆箱根鉄道駿豆線の三島館踏切で、長泉町の無職女性(43)の乗用車が誤って線路内に進入して脱輪し、立ち往生した。伊豆箱根鉄道によると、この影響で下り最終列車が約3時間半遅れ、約90人に影響が出た。

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  • サギ電話多発 中部ブロック注意報

     静岡県警は25日、サギ電話が多発しているとして、東部ブロック(大仁、三島、沼津、裾野、御殿場、富士、富士宮署管内)と浜松北ブロック(天竜、細江署管内)に警報を、中部ブロック(清水、静岡中央、静岡南署管内)と西部ブロック(磐田、浜北、浜松東、浜松中央、浜松西、湖西署管内)に注意報を発令した。発令期間は警報が31日まで、注意報は27日まで。各署員がATM付近の警戒や啓発活動を強化する。 県警生活安全企画課によると、24日午前9時ごろから午後7時ごろにかけて、県内各地でサギ電話が相次いだ。三島市で13件、富士宮市で10件、静岡市清水区で10件など。親族をかたる内容や、市役所職員を名乗って「還付金の

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  • 子どもに笑顔届けて20年 三島南小父親ら 「おやじの会」記念式典

     三島市立南小に通う児童の父親らでつくる「南小おやじの会」が創立20周年を迎えた。父親ならではの視点で行事を企画し、子どもたちに笑顔を届けてきた。市内のホテルでこのほど記念式典を行い、歴代の校長やOBらと活動を振り返った。  同会は2003年に設立した。当時のPTAは母親が中心で、父親と学校のつながりが希薄だった状況を打破しようと、PTAの下部組織に位置付けた。目的は子どもも父親も楽しみ、学校、子ども、保護者を結ぶ強固なネットワークをつくるため。核家族化で体験の機会が減る餅つきや学校での宿泊体験などを展開してきた。  20年間で、父親が学校や地域の行事に顔を出す機会が増えたという。同校の鈴木真

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  • スルガ銀行と東急ホテルズ 自転車振興で協定 11月に伊豆半島ツアー

     スルガ銀行(沼津市)と東急ホテルズ(東京)はこのほど、自転車を活用した観光振興をはかるパートナーシップ協定を結び、三島市の富士山三島東急ホテルで締結式を開いた。  協定は東部・伊豆地域と神奈川県を中心に、観光振興やサイクリスト向けのPR事業などを推進するとの内容。第1弾として11月に、国が指定したナショナルサイクルルートの太平洋岸自転車道に近い同ホテル、伊豆今井浜東急ホテル(河津町)、下田東急ホテル(下田市)をつなぐ1泊2日の伊豆半島1周ツアーを開く。多摩川サイクリングロードに隣接する川崎市の系列ホテルでも協定事業を展開する予定。  締結式に臨んだ東急ホテルズの村井淳社長は、「サイクリストに

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  • サギ電話多発 「東部」で警報 県警

     静岡県警は25日、サギ電話が多発しているとして、東部ブロック(大仁、三島、沼津、裾野、御殿場、富士、富士宮署管内)と浜松北ブロック(天竜、細江署管内)に警報を、中部ブロック(清水、静岡中央、静岡南署管内)と西部ブロック(磐田、浜北、浜松東、浜松中央、浜松西、湖西署管内)に注意報を発令した。発令期間は警報が31日まで、注意報は27日まで。各署員がATM付近の警戒や啓発活動を強化する。 県警生活安全企画課によると、24日午前9時ごろから午後7時ごろにかけて、県内各地でサギ電話が相次いだ。三島市で13件、富士宮市で10件、静岡市清水区で10件など。親族をかたる内容や、市役所職員を名乗って「還付金の

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  • 三島信金、市社協へ食料品222キロを寄贈

     三島信用金庫はこのほど、役職員から集まった米や缶詰などの食料品222・7キロを三島市社会福祉協議会に寄贈した。  県東部4信金が共同事業で取り組むフードドライブの一環。食料品は新型コロナウイルス感染症や資源価格高騰の影響で苦しむ市民に配られる予定で、同信金の川井章義常務理事から受け取った同社協の萩野勉事務局長は「物価高の影響による生活困窮世帯が多く、大変助かる」と感謝した。

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  • サギ電話多発 「浜松北」に警報 県警「西部」は注意報

     静岡県警は25日、サギ電話が多発しているとして、東部ブロック(大仁、三島、沼津、裾野、御殿場、富士、富士宮署管内)と浜松北ブロック(天竜、細江署管内)に警報を、中部ブロック(清水、静岡中央、静岡南署管内)と西部ブロック(磐田、浜北、浜松東、浜松中央、浜松西、湖西署管内)に注意報を発令した。発令期間は警報が31日まで、注意報は27日まで。各署員がATM付近の警戒や啓発活動を強化する。 県警生活安全企画課によると、24日午前9時ごろから午後7時ごろにかけて、県内各地でサギ電話が相次いだ。三島市で13件、富士宮市で10件、静岡市清水区で10件など。親族をかたる内容や、市役所職員を名乗って「還付金の

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  • 東海道線が部分運休 函南-三島間 25日午後5時50分ごろ

     25日午後5時50分ごろ、JR東海道線函南-三島間の芝町西架道橋(三島市)の橋げたに自動車が接触したと市民からJR東海に通報があった。安全確認のため、約40分間にわたり運転を見合わせたが、橋げたに事故の痕跡は確認されなかった。JR東海によると、上下計4本が部分運休したほか、上下9本が最大で39分遅れ、約2600人に影響が出た。

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  • “伊豆ファン”連携 新事業 行動履歴からサービス向上 三島市、熱海市、函南町

     三島、熱海、函南の2市1町は2023年度、新たなサービス市場の創出に向けた事業に着手する。地元住民や観光客ら「伊豆ファン」にパスポートを発行し、ポイント付与や個人ニーズに応じた案内を提供する。会員の行動や買い物の履歴データを一元管理し、地域事業者や行政のサービス向上につなげる。  国が事業費の3分の2を補助するデジタル田園都市国家構想推進交付金に関する事業に採択された。事業費は2市1町で約1億円を見込む。  パスポートはマイナンバーカードと連携し、決済やポイント取得を可能にする方針。会員のサービス利用に関する行動や買い物の履歴を取得する。自治体がこれまで持たなかった住民や観光客の行動に関する

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  • ラジオ体操で関節動かして 谷本氏、三島で講演

     三島市は24日、健幸づくりアプリ導入を記念し、順天堂大スポーツ健康科学部先任准教授の谷本道哉氏(静岡市出身)を招いた講演会を市民文化会館で開いた。  谷本氏は「健康寿命をのばす運動習慣」と題して講演した。「関節は動かさないと固まる」と話し、特に背骨回りが前かがみになりやすいと注意喚起した。改善策として、体を大きく動かすラジオ体操を勧め、効果的な方法を指導した。  アプリは昨年12月に運用が始まった。市民や市内に通勤・通学する18歳以上が利用可能。歩数や運動記録を記録でき、目標を達成するとポイントが受け取れる。会場ではアプリの登録方法の説明があった。

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  • 松毛川の生態系学ぶ 三島 専門家招きシンポ

     三島、沼津の市境を流れる松毛川の自然保護活動に取り組むNPO法人グラウンドワーク三島と松毛三日月会はこのほど、松毛川の生態系を知り、保全の在り方や活用法を考えるシンポジウムを三島市一番町の市民文化会館で開いた。オンラインを含めた参加者約40人が、植物や野鳥、トンボの専門家から松毛川について学んだ。 日本野鳥の会東富士の滝道雄副代表は、2020年4月から23年3月までの調査で14目31科63種の野鳥を確認したと報告。猛禽(もうきん)類はオオタカなど7種類を発見し「食物連鎖の頂点に立つ生き物が多く、松毛川は素晴らしい環境にある」と説明した。 松毛川は狩野川流域に残る三日月形の止水域。多くの動植物

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  • 苗木200本植樹 GW三島など

     NPO法人グラウンドワーク三島と松毛三日月会はこのほど、松毛川上流部右岸で植樹作業を行った。 ボランティアら約10人が参加。放置竹林を伐採した跡地約100平方メートルに、ヒノキやアラカシ、コナラなど周辺に元々植生している12種類の苗木200本を植えた。伐採した竹を砕いて発酵させた肥料もまいた。 

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  • 県内3団体に知事褒賞 文化財保存 活用に貢献

     静岡県はこのほど、文化財の保存、活用に貢献したとして県内の3団体に知事褒賞を授与した。「ふじのくに文化財保存・活用推進団体」としては新たに8団体を認定し、認定書を交付した。  知事褒賞を受けたのは「みしまのお寺めぐりの会」(三島市)、「見付天神裸祭保存会」(磐田市)、「新居まちネット」(湖西市)。地域の歴史文化の魅力を継続的に発信したり、新型コロナウイルス下でも工夫して継承に取り組んだりした点が評価された。  県庁で開いた表彰式で川勝平太知事が各団体の代表者に賞状と記念品を手渡した。川勝知事は「活動に誇りを持ち、さらに発展させてほしい」と呼びかけた。  県は地域ぐるみでの文化財の保存や活用の

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  • 自転車 安全に乗ろう 三島で児童向け教室 バランス取り方体得

     三島市は21日、小学生向け自転車教室を同市の長伏公園駐車場で開いた。同市を拠点に活動する自転車チーム「チームブリヂストンサイクリング」を運営するブリヂストンサイクルの社員が講師を務め、安全な乗り方を教えた。 自転車乗車経験の少ない1~5年生14人が参加し、ペダルを外して練習を開始。地面を蹴って両足を浮かせ、自転車を走らせた。「下を見ると曲がるよ。遠くを見て」との助言を受け、バランスの取り方を体に染みこませた。 自転車活用を推進する市が初めて企画した。今後は対象を幅広い年代に広げたり、車種をスポーツ車にしたりした教室も検討している。

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  • 三島駅南口東街区 重点整備地区へ 市景観審議会

     三島市景観審議会は23日、三島市役所で会合を開き、再開発事業が計画される三島駅南口東街区周辺地域を「景観重点整備地区」に新たに指定するか審議した。市が示した原案に関し「適当」との結論を出し、豊岡武士市長に答申した。 整備地区の指定で、再開発事業と既存商店街との調和を図り、三島市の玄関口としてふさわしいまち並みづくりを目指す。 対象地域は、建て替えや増改築時に建物の規模や色などに一定の基準が設けられる。道路境界線と一定の距離を保ち、オープンテラスや植栽などを設置する空間をつくるほか、1階の軒は一定の高さにする。広告物は集約化し、屋上広告物は設置しないよう努める。 建物の基準に拘束力はない。市は

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  • 源兵衛川…癒やし空間に みしまコロッケ…アレンジ例を 三島南高生提案

     静岡県立三島南高の生徒が23日、三島市役所に豊岡武士市長を訪ね、中心市街地の活性化策を披露した。市内を流れる源兵衛川やご当地グルメのみしまコロッケの活用を提案した。  三島市のまちなかリノベーション推進計画を題材にした1年生の総合的な探究の時間の一環。生徒たちは、計画に掲げられた15戦略から題材を選び、具体的な計画を考えた。今回は校内の発表会で優秀な成績を収めた2チームが発表した。  源兵衛川には、ストリートピアノや川の上のカフェなどの設置を通し、癒やしの空間を創出することを提案した。みしまコロッケは、四角い形やチーズ入りなどのアレンジ例を紹介。三島駅構内に自販機を設置してみしまコロッケ風の

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  • 河川への排水緩やかに 豪雨備え「田んぼダム」静岡県が補助制度 流域に協力呼びかけへ

     近年激甚化している豪雨災害に備え、県は新年度から水田にたまった雨水を河川へ緩やかに放出する「田んぼダム」の普及に乗り出す。公費であぜを再構築するなど田んぼダムの補助制度を新たに創設し、農業者に協力を呼びかけて河川流域の治水対策につなげる。  田んぼダムはV字の切り込みや小さな穴を空けた調整板を水田の落水口に取り付け、時間をかけてゆっくりと水を川に流す仕組み。大雨のピーク時に排水量を減らすことで河川の急激な水位上昇を抑え、氾濫などの被害を防ぐ。農林水産省が新潟市でシミュレーションを実施したところ、10年に1度の大雨ではピーク時に排水路の流量を20%以上減少させる結果になった。  県は本年度、浜

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  • 市境の東部地域活況/沼津 中心街引き合い強く/熱海【静岡県内公示地価 東部の取引状況】

     沼津市  住宅地は1・3%下落した。地域による明暗が拡大している。大岡や岡宮などの東部は長泉町や三島市の代替地として求める動きもあり引き合いは強い。岡宮は10万5千~12万円が中心で、強気の価格設定も。供給が限られる中心部も売り手に優位な状況が続く。西部は下落が続くが、下げ幅は縮小傾向。沿岸部の南部は依然低調。実勢価格が公示地価の半分以下になるケースもあるという。  商業地は1・5%下がった。沼津駅に近い高島町で16万5千円の売買事例があった。再開発の余地が大きい駅南口への関心が高まっている。  三島市  住宅地は交通手段や買い物の利便性に優れた市街地で人気が高い。三島田町駅に近い南田町や

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  • 三島駅南口再開発 地下水対策 施工方法の妥当性再確認

     三島市は22日、JR三島駅南口東街区の再開発事業を巡り、地上91メートルの高層マンションや広域健康医療拠点の建物による地下水への影響を考える対策検討委員会を三島市民文化会館で開いた。最新の施設計画や地質調査結果に基づいて再検討した結果、地中に建物のくいを打たない「直接基礎」を採用する妥当性を改めて示した。 前回会合後の2021年7月から22年11月で新たにボーリング調査した4カ所の結果を示し、周辺の地質状況がこれまでの結果とほぼ変わらないと報告した。最新の計画に基づく高層棟建設予定地の地盤は厚さ10メートル以上の溶岩層があり、建物の重さに耐えられる強度があると確認した。耐震性に関する設計方針

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  • 公共交通の利用者数 28年度まで維持目標 三島市が計画素案示す

     三島市はこのほど市内で開かれた市地域公共交通網形成協議会で、2023年度に策定する市地域公共交通計画の素案を示した。計画最終年度となる28年度の公共交通利用者数に関し、22年度と同水準を維持するよう目標値を設定した。 交通結節点となる三島駅の利便性向上や公共交通の利用促進を図り、市総合計画で示した「コンパクトなまちづくり」を進める。 少子高齢化や人口減少により、通勤、通学利用者が減少傾向にある中、交通事業者と協力し、三島駅の鉄道乗車人員は年間1500万人、路線バスや自主運行バスの利用者数は年間241万5千人と設定した。 収支率が低く運行継続が困難となっている市の自主運行バスに関し、市の費用負

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  • 3社を入札停止 三島市

     三島市は22日、入札参加停止等措置要綱に基づき、五洋建設(東京)、水道機工(同)、水機テクノス(同)の3社を23日から1カ月間の入札参加停止処分にすると発表した。 五洋建設は、労災事故の報告書を労働基準監督署に遅滞なく提出せず、労働安全衛生法違反で略式起訴されたため。水道機工と水機テクノスは、建設業法の規定を違反して経営事項審査で虚偽の申請を行い、関東地方整備局長から監督処分を受けたことに伴う措置。

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  • 女性起業家 事業イメージ 清水町 チャレンジショップ実践

     清水町はこのほど、1月から4回にわたり行ってきた女性起業応援サロンの集大成として、参加者によるチャレンジショップを町地域交流センターで開いた。コーヒーやカウンセリングなど12店舗が出店し、実践することで運営のイメージをわかせた。 サロンでは起業に大切なスキルについて学ぶほか、参加者同士の交流も行った。最終回に、町内の個人商店でつくる「ゆうすい商店会」が行う朝市に出店することを目標に、事業を考え、準備や集客なども参加者自ら行った。 都内から三島市に移住し、5月ごろ、町内にカフェをオープン予定の横田美織さん(32)はコーヒーとチャイを販売。サロンで学んだブランディングを実践したという。横田さんは

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  • 三島市に自転車用ヘルメット寄贈 命守る“相棒”選手発案 チームブリヂストンサイクリング

     三島市を拠点に活動する自転車チーム「チームブリヂストンサイクリング」はこのほど、同市にヘルメット15個を寄贈した。4月1日施行の改正道交法で自転車利用時のヘルメット着用が努力義務化されることを受け、命を守るために欠かせない“相棒”の大切さを知る選手が発案した。  同チームは選手、スタッフ16人が購入したヘルメットや実際にレースで使うスペア用に独自のシールを貼り、それぞれがゆかりのある自治体や母校に寄贈する。三島市には、宮崎景涼監督と山本哲央選手が贈った。  市役所で豊岡武士市長と面会した宮崎監督は「選手は何度も命を救われている。市民に意識付けしてほしい」と伝えた。山本

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  • 文化財と共演 しだれ桜 三島・佐野美術館 樹齢100年、見頃

     三島市中田町の佐野美術館の回遊式庭園で、樹齢約100年のしだれ桜が見頃を迎えた。淡いピンク色の花が咲き誇り、来場者に春の訪れを感じさせている。 庭園に隣接する食事処「松韻」によると、19日時点で七分咲き。1週間ほど見頃が続きそうという。瓦屋根を一部修復した国登録有形文化財の日本家屋「隆泉苑」や灯籠などと相まり、美しい景観をつくり出している。 庭園は無料開放され、日没後にはライトアップされた幻想的な光景が広がる。店内からはしだれ桜を眺めながら食事も楽しめ、写真撮影する愛好家も多く訪れる。

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  • バットにボール当たった! スポーツ楽しさ 園児に 三島南高野球部が教室

     三島南高野球部は19日、近隣の幼稚園や保育園に通う園児ら12人を三島市大場の同校に招いた野球教室を開き、大好きなスポーツの楽しさを伝えた。 部員たちは園児が台に乗せたボールを打つ時は、部員が後ろに立って手助け。バットにボールが当たると、大きな拍手で盛り上げ、ハイタッチを交わした。 同校野球部は2014年に地域貢献活動の一環で、地域の園児や小学生を対象にした野球教室を始めた。21年選抜高校野球大会では野球振興の実績が評価され、21世紀枠で出場した。 2年生を中心に子どもが喜ぶ内容を検討してきたといい、鈴木暖大主将は「楽しさを知ってもらい、野球仲間になってほしい」と期待した。 (三島支局・岡田拓

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  • リモコンカー披露 三島市少年少女発明ク 閉講式

     三島市少年少女発明クラブの閉講式が18日、同市大宮町の市民生涯学習センターで行われた。1年かけてものづくりを学んだ児童57人が製作した車を披露し、修了証書を受け取った。 初級の受講生はリモコンカーをつくった。上級は白と黒を感知するセンサーを付けた車を製作。プログラミングも改良し、動き方を工夫した。 同クラブは2005年、創作活動を通じ、創造性豊かな人を育てようと設立された。市内の小学4~6年生が対象で、機械関連企業の元技術者らが指導している。

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  • 全国将棋選抜 女子高生が熱戦 日大三島・佐々木さん3位

     第27回全国高校将棋女子選抜大会(日本将棋連盟など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が19日、三島市文教町の日大三島高で開かれた。鹿沼(栃木県)1年の斉藤陽菜子さんが優勝し、県勢は日大三島1年の佐々木香歩さんが3位に入った。  全国から30人が出場し、トーナメント方式で熱戦を繰り広げた。  同時開催された全国高校将棋女子記念大会兼加藤康次杯には26人が出場し、鶯谷(岐阜県)1年の後藤伊織さんが優勝した。

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  • 25日から登山講座 受講生を募集 三島「96三南会」

     三島市の登山愛好家グループ「96三南会」は、25日から始まる登山・ハイキング講座の受講生を募集している。天気図や地図の見方、安全な山歩きの方法などを学ぶ。来年3月まで、週末を中心に座学と実技計25回を予定している。 受講料は3900円。申し込み締め切りは24日。問い合わせは根上静夫事務局長〈電090(3308)2640〉へ。

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  • 磋牙司さん相撲人生回顧 故郷の三島で講演会

     NPO法人三島市スポーツ協会は18日、同市出身の元大相撲幕内力士磋牙司さん(41)=本名・磯部洋之=の講演会を同市大宮町の市民生涯学習センターで開いた。身長165センチの小兵ながら角界を湧かせた郷土のスターが、逆境を覆して夢の舞台にたどり着いた相撲人生を振り返った。 初めて全国制覇した小学6年生の時、下級生の優勝者の方が体が大きく「小さくても勝てると自信を持てた」とのエピソードを紹介。大学時代に監督やコーチから「無理だ」と角界入りを反対され「言われれば言われるほどプロに行きたくなった」とも話した。「化け物ばかりだった」という幕の内での戦いを振り返り、十両以上が使える座布団や化粧まわしも披露し

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  • SL 3年ぶり一般開放 お出迎えへ“化粧直し” 三島・楽寿園

     三島市の市立公園「楽寿園」のシンボルで、新型コロナウイルスの感染対策で閉鎖していた蒸気機関車「C58322」の運転室が、マスク着用に関する国の方針変更に伴って約3年ぶりに一般開放された。16日には旧国鉄やJRのOBでつくる「東海鉄道OB会三島支部」が清掃し、来園者を出迎える準備を整えた。  同支部の会員ら約10人が、車両にたまったほこりを払い、油を塗って磨き上げた。黒光りした姿を取り戻させ、渡辺陸男支部長は「来園者に喜んでもらいたい」と話した。  同機関車は二俣線などで活躍し、引退後の1971年に楽寿園に設置された。運転席に座って機器に直接触ることができ、来園者から人気を集めている。  普段

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  • 静岡県職員人事異動 班長級4月1日付

     静岡県は17日、2023年春の定期人事異動のうち、班長級職員の異動を内示した。班長級の異動は690人で22年度当初より68人少ない。発令は4月1日付。  ◇…知事直轄組織…◇  知事戦略局秘書課長代理兼調整班長(経済産業部産業政策課産業政策班長)那須野秀和▽知事戦略局秘書課秘書主幹(経済産業部総務課総務班副班長)夏目命▽知事戦略局広聴広報課企画報道班長(知事戦略局広聴広報課県民広報班長)鶴田公平▽知事戦略局広聴広報課県民広報班長(知事戦略局広聴広報課主幹兼県民広報班副班長)小野晴美▽政策推進局総合政策課長代理(くらし・環境部企画政策課企画班長)弓桁一泰▽政策推進

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  • ペットとの共生 理想追求 動物愛護のNPO 三島でシンポジウム

     動物愛護に取り組むNPO法人「人と動物のハッピーライフ」は17日、シンポジウム「理想とするペットとの暮らし」(静岡新聞社・静岡放送後援)を三島市の三島商工会議所会館で開いた。公益社団法人アニマル・ドネーションの西平衣里代表理事が基調講演し、日本の犬猫の世界を変えるための13の目標を設定した「AWGs」を提唱した。  AWGsは「いつもあなたと一緒に」「本能的欲求を満たそう」などの目標を掲げ、外飼いの規制や飼い主による散歩の義務化など目標に準拠する具体的な30テーマを設定する。専用サイトでは活動の推進に向けたアンケートや署名ができ、西平代表理事は「動物が幸せになれば、真の共生社会が形になる。ぜ

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  • 現職戦い熾烈/沼津市 自民と連合系が新設区一騎打ち/長泉町 細野氏の支援、影響注目/函南町 無投票の公算/三島市 無投票の公算大/清水町【静岡県議選の構図 統一地方戦2023しずおか⑤】

    議席1減 現職戦い熾烈 沼津市 定数3  定数が4から1減になる中、現職4人全員が立候補を予定。水面下で駆け引きが見られ、熾烈(しれつ)な選挙戦が予想される。  自民は元議長の杉山盛雄氏と、前回推薦の加藤元章氏の2人を公認。杉山氏は、選挙区外の国会議員と連携するほか、市外の経済関係者にも支援を求めるなど支持拡大に余念がない。加藤氏は市議時代からの支援者を軸に、企業団体や個人回りを重ね、さらなる支持固めを進める。  公明の蓮池章平氏は障害者支援など、6期の実績を訴える。党組織を超えた全市的な支持の拡大を狙う。  立民曳田卓氏は唯一の国政野党の候補者とアピール。連合静岡など野党支持層に加え、企業経

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  • 三島市人事 DX推進へ新体制 対象者281人

     三島市は17日、4月1日付の定期人事異動を内示した。機構改革による異動も含めた対象者は281人で、前年よりも62人多い。広報情報課をデジタル戦略課と広報課に分割し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する体制を整えた。  【部長級】環境市民部長(健康推進部長兼健康づくり政策監)臼井貢▽企画戦略部参事兼デジタル戦略課長兼デジタル戦略監(企画戦略部参事兼広報情報課長兼デジタル戦略監)岩崎俊彦▽環境市民部参事兼廃棄物対策課長(廃棄物対策課長)橋本泰浩▽健康推進部長(健康づくり課長兼健幸政策戦略室長兼新型コロナウイルス感染症対策室技術主幹)佐野文示▽財政経営部長(財政課長)山下昌之▽教育

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  • 東レ、地元戦一戦必勝期す 藤井直伸さんへの思い胸に Vリーグ男子、18日からJT戦

     バレーボールVリーグ男子の東レは18、19日、新設の沼津市総合体育館でJT広島との連戦に臨む。10日に闘病の末、他界したチームのセッター藤井直伸さん(享年31歳)への思いを胸に一戦必勝を期す。峯村主将は「東レらしく、バレーの楽しさが伝わる試合にしたい。藤井さんもそれを望んでいるはず」と語った。  大きな悲しみに耐えて戦った12日の堺戦で21勝目を挙げた。「それぞれの思いをコートで出し切ろうと声をかけた。あの試合でチームがさらに団結した」と峯村。15日には三島市の東レ体育館で全体練習を再開。約1時間半汗を流した。選手は普段通り仲間の好プレーをたたえ、ミスが出ると声をかけ合った。  リーグ戦は現

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  • 煮干し標本で特別賞 三島の沼田さん、市長に報告

     三島市のだし専門店を運営する「沼田」4代目の沼田行雄さん(39)がこのほど、三島市役所に豊岡武士市長を訪ね、東京国立博物館で開かれた公募展「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」の特別賞受賞を報告した。  沼田さんは約10年かけ、全国の煮干しや焼き干しを収集。代表的なカタクチイワシのほか、広島のタイ、長崎のサバ、島根のノドグロなど30種類を厳選し、標本に仕立てて応募した。公募展の選考委員からは「魚介類を豊富に摂取する日本独特の食文化のニッチさが表れている」などと評価されたという。  沼田さんは煮干しに適したカタクチイワシの漁獲量が減っている現状などを伝え「150年後も国宝にならず、

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  • 楽寿園で洋らん展 沼津蘭友会が70鉢 19日まで

     静岡県東部を中心とした愛好家でつくる「沼津蘭友会」の洋らん展が16日、三島市の楽寿園で始まった。19日まで。 会員14人が丹精込めて育てた約70鉢を出展した。白やピンクの大ぶりな花が特徴のカトレアや小柄な花を多くつけるデンドロビウムなどが展示され、鮮やかな色合いと華やかな香りが来場者を楽しませている。会場内では苗の販売も行っている。 入賞者は次の通り。 紙谷多佳子、大場文雄、菅谷正己、井出宏康、小林芳司、遠藤孝好、西村篤

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  • 沼津・女性遺棄事件 殺害疑いで男再逮捕 被害者携帯、清水区で途切れ

     沼津市内の住宅から切断された状態の会社員女性(33)=磐田市岩井=の遺体が見つかった死体遺棄事件で、磐田署は15日、知人の女性を殺害したとして、殺人の疑いで沼津市真砂町の会社員の男(31)=死体遺棄容疑で逮捕=を再逮捕した。関係者によると、女性の携帯電話の電波は静岡市清水区で途切れていたという。県警は容疑者が静岡市内で殺害した後、遺体を自宅に運び込んだとみて慎重に調べを進める。  再逮捕容疑は2月21日、静岡市内、またはその周辺で女性を殺害した疑い。容疑者は「清水区の林道に止めた車内で首を絞めた」などと話し、殺人容疑も認めているとみられる。  関係者によると、携帯電話の電波は清水区の新東名高

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  • 予算案など可決 三島市議会閉会

     三島市議会2月定例会は15日、最終本会議を開き、過去最大の424億8千万円を計上した2023年度一般会計予算案など18議案を可決し、閉会した。 副市長に財政経営部長の鈴木昭彦氏(60)と、県知事戦略局知事戦略課参事の井口智樹氏(51)を充てる人事案も可決した。県から出向している市川顕副市長は帰任する。県教育会館理事長の小塚英幸氏(63)の市教育長任命も同意した。 難聴者の補聴器購入に関する負担軽減を求める請願は趣旨採択された。

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  • やっぱり故郷「三島が一番」 俳優・鈴木一真さん市役所訪問

     国内外で活躍する三島市出身の俳優鈴木一真さん(54)が13日、三島市役所で豊岡武士市長と面会した。仕事で世界中を回る中、「いつも三島が一番だと思っている」と故郷への愛着を語った。  現在は米国のロサンゼルスを拠点に活動していて、新型コロナウイルスの影響で3年間帰国できなかった。久しぶりの故郷で、富士山の身近さや水のおいしさを実感し「三島の良い環境で育ったと心底感じた」と話した。市内の映画館に通い映写室に入らせてもらった幼少時代の思い出も披露した。  面会はドラマ撮影のため1月に帰国した鈴木さんが希望して実現した。豊岡市長は「三島への熱い思いを聞き、うれしい。世界で活躍してほしい」と激励した。

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  • 三島信金18、25日 年度末の特別相談

     三島信用金庫は18、25の両日、年度末の休日相談会を三島市新谷の三島南支店2階サポートセンター夢で開く。 資金需要や融資返済、原材料価格高騰、新型コロナウイルスの影響などに関する経営相談に無料で応じる。両日とも午前9時から午後3時まで。相談日前日までの事前予約制。 申し込み、問い合わせは同信金元気創造部地域未来創造課<電055(973)5730>へ。

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  • 羽ばたく後輩の姿、絵画に 三島北中卒業生の画家北山さん贈呈 生徒が副題命名「仲間とともに」

     三島市出身の画家でCG(コンピューターグラフィックス)作家の北山敏さん(73)が14日、母校の三島市立北中(同市文教町)に絵画を寄贈した。生徒が名付けた副題は「仲間とともに」。北山さんは「世界へ羽ばたいてほしい」と後輩たちへの願いを語った。  作品は横2メートル以上、縦約1・5メートルの大作。題材としたフクロウは、落ち葉をスキャンして取り込んだ形や色を組み合わせて描いた。仲間の飛ぶ姿をにこやかに見ている構図で、北山さんは「先輩の姿を見て羽ばたきたいと思う生徒に重ねた」と説明した。  同校への寄贈は2回目。北山さんからの依頼で、生徒会が副題候補を募集した。「仲間とともに」と名付けた約30人のう

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  • 三島市 スポーツ功労者 優秀選手ら10人表彰 

     三島市は14日、市のスポーツ推進に貢献した人を顕彰するスポーツ功労者表彰式を市役所で行い、優秀スポーツ選手4人、生涯スポーツ功労者6人をたたえた。  優秀スポーツ選手は、飯山陸翔さん(北中3年)と新井康生さん(北上中3年)が所属する「IZULU U―14」を全国ヤングバレーボールクラブ男女優勝大会優勝に導いた。裾野シスターズの宇田実奈美さんは日本スポーツマスターズ2022(ソフトボール)で日本一に輝き、沼津レスリングクラブの小林叶実さん(錦田小6年)は全日本女子オープンレスリング選手権で優勝した。  市民の健康増進や体力向上、育成に貢献した生涯スポーツ功労者は、向山小学校区体育振興会元会長の

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  • 藤井直伸さんに哀悼の意 バレー界仲間感謝「心に生き続ける」 Vリーグ東レ、悲しみこらえ21勝目

     バレーボールVリーグ男子の東レに所属し、東京五輪代表のセッター藤井直伸さんが10日に31歳で死去したことを受け、バレー界に悲しみが広がった。関係者がSNSで藤井さんとの思い出をつづり哀悼の意を表した。  東レのミドルブロッカーで東京五輪に一緒に出場した李博は、藤井さんのトスに合わせた高速クイックが武器だった。李はツイッターで「入った当時はお互いにBクイックが苦手でミスばっかり。藤井が毎日練習につきあってくれたからこそ自分史上最高のコンビネーションができた。藤井の分も精いっぱい頑張る」とつづった。  同じく東レのミドル高橋健太郎はインスタグラムに「彼が残してくれたたくさんの言葉、思いを胸に今後

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  • 地方創生を推進 静岡県内3信金表彰 浜松いわた、遠州、三島

     内閣官房は13日、地方創生につながる特徴的な事業を進めた金融機関として、浜松いわた信用金庫(浜松市中区)、遠州信用金庫(同)、三島信用金庫(三島市)の県内3信金を含む全国28団体を表彰した。  浜松いわた信金は、ブラジル国籍など外国人の子どもや保護者向け金融教育教室の展開が評価された。高柳裕久理事長は「多文化共生社会を目指し、住民の豊かな暮らしに向けた取り組みを継続したい」と意欲を述べた。  遠州信金は、LLP(有限責任事業組合)を活用し、留学生など外国人材の地域への就労と定着支援を推進した。守田泰男理事長は「人材不足対策として、今後も企業と高度外国人材をつなぐ役割を果たす」と語った。  三

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  • 自民候補の24人 公明静岡県本部が推薦 静岡県議選

     公明党県本部は13日、県議選(31日告示、4月9日投開票)で自民党県連公認の立候補予定者計24人を県本部として推薦すると発表した。公明候補者の空白選挙区で自公の選挙連携を強化する。  同本部は「推薦依頼を受けた立候補予定者について協議し、党中央幹事会で決定した」としている。  推薦する立候補予定者は次の通り。  加畑毅(下田市・賀茂郡)藤曲敬宏(熱海市)土屋源由(伊豆の国市)宮沢正美、伊丹雅治(三島市)加藤祐喜(長泉町)鳥沢由克(裾野市)和田篤夫、勝俣昇(御殿場市・小山町)木内満(富士宮市)良知淳行、松島和久(焼津市)西原明美(藤枝市)大石健司(牧之原市・吉田町)河原崎聖(島田市・川根本町)

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  • バレーボール東レ・藤井直伸選手が死去 21年の東京五輪代表

     バレーボールVリーグ男子の東レは12日、同チーム所属選手で、東京五輪代表のセッターを務めた藤井直伸(ふじい・なおのぶ)さんが10日に死去したと発表した。31歳だった。藤井さんは昨年2月、自身のSNSで「胃がんのステージ4」と診断されたことを公表し、闘病生活を送っていた。  藤井さんは2014年に東レに入団。1年目から正セッターを担い、昨季まで主将を務めていた。ミドルブロッカーの速攻を大胆に使ったトス回しが魅力で、常に声を出し、仲間を鼓舞するムードメーカーだった。宮城県出身で、石巻市雄勝町にあった実家は11年の東日本大震災で被災。被災地への思いを胸に、21年の東京五輪に出場した。21年末に目の

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  • 女性殴った疑いで男逮捕 三島署など

     三島署などは12日、傷害の疑いで三島市梅名、自称建設業の男(24)を逮捕した。逮捕容疑は11日午前4時15分ごろ、同市一番町の路上で静岡県東部在住の20代女性の顔面を素手で殴るなどし、唇と額を切る軽傷を負わせた疑い。

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  • 南海トラフの「半割れ」 数時間から数年後に後発地震も 臨時情報発表、注意促す【語り継ぐ 東南海地震⑦】

     1944年12月、南海トラフ沿いの紀伊半島沖でマグニチュード(M)7・9の規模で発生し、静岡県などを激震が襲った昭和東南海地震。同半島沖では2年後の46年12月、M8・0の昭和南海地震も発生した。気象庁が2019年に導入した南海トラフ地震臨時情報は、南海トラフの東側と西側で大地震が相次いで発生する危険性に備える目的もあるが、県民の理解はまだ深まっていない。昭和東南海地震に詳しい安藤雅孝名古屋大名誉教授に大地震が続発する可能性について聞いた。  駿河湾から九州東方沖まで延長約700キロにわたる南海トラフの想定震源域では過去、①東側と西側で地震が同時発生したケース(1707年の宝永地震など)②東

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  • 静岡県幹部人事 経営管理部長に京極氏 スポーツ・文観部長に村松氏

     静岡県は10日、2023年春の定期人事異動(4月1日付)のうち幹部(部長、局長、課長級)人事を内示した。対象は前年度比59人減の354人で、おおむね例年並み。人事や組織管理を担う経営管理部長に京極仁志スポーツ・文化観光部長を起用する。京極氏の後任には、村松毅彦経済産業部理事(新産業集積・マリンバイオ推進担当)を充てる。地域外交担当部長に松村昭宏地域外交局長が就く。  幹部ポストの部局長19人中11人が新任となるが、県の総合計画推進と重要課題への対応のため専門性や継続性を重視し、各部門の経験者を多く配置した。  新型コロナウイルスを含めた感染症対策を担う感染症対策担当部長に後藤雄介健康福祉部部

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  • 三島の80代男性 100万円詐取被害

     三島市の80代無職男性が10日、息子の勤務先の職員を名乗る女らに現金100万円をだまし取られたと三島署に届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて捜査している。  同署によると、同日正午ごろ、女性宅に息子の勤務先の職員を装う男と女から「あなたの息子が仕事で100万円が必要になった」などと電話があった。女性は同日午後3時ごろ、自宅近くの路上で女に現金を手渡した。

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  • 税収前年度比6億円増 三島市、コロナ禍から回復

     三島市は10日の市議会2月定例会の一般質問で、2022年度税収が21年度決算額と比べ約5億8700万円の増収となる見通しを示した。新型コロナウイルスにより低迷した社会経済活動が回復傾向にあるため。佐藤寛文氏(無会派)への答弁。  固定資産税が約3億3千万円の増収。新型コロナ感染拡大に伴う特例措置の適用がなくなり、三ツ谷工業団地の新設事業者による大規模な償却資産の導入の影響も大きかった。法人市民税も国の大規模な経済対策による企業収益の増加が予想され、約9千万円増額する見込み。コロナ禍の行動制限による影響が減った個人市民税も微増した。  22年度当初予算比では1億8300万円の増収。約1億6千万

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  • 三島の経営支援 日本公庫が加入 事業承継で協定

     三島市と三島商工会議所(石渡浩二会頭)が運営するみしま経営支援ステーション「M―ステ」は10日、日本政策金融公庫沼津支店(飯沢貴志支店長)と事業承継支援協定を結んだ。市内を中心とした中小企業の事業承継を促進する。  すでに協定を結ぶ6団体と企業情報を共有し、各団体の支援制度やノウハウを持ち寄り連携支援する。全国規模でのマッチングを展開する同支店との連携で、支援能力の向上を目指す。  同商工会議所での調印式に参加した石渡会頭は「力を貸してもらい一緒に頑張りたい」と呼びかけ、飯沢支店長は「地域経済に活力をもたらすため、汗をかきたい」と意気込んだ。  同協定は2021年7月に金融機関など6団体と結

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  • 三島市全域で一斉訓練 1万6000人 地震時の対応確認

     三島市は10日、大規模地震発生を想定したシェイクアウト訓練を市内全域で行った。市内全域で135団体約1万6千人が参加し、地震発生時に身を守る手段を確認した。  同市東町の市立東幼稚園では午前10時に訓練を告げる放送が流れ、園児が机の下に身を隠した。職員の「頭と首を守って」との呼びかけに応じ、静かに待機。揺れが収まったとの合図で、防災ずきんをかぶって速やかに園庭に避難した。  シェイクアウト訓練は地震発生時、机の下に身を隠すなど1分間の安全確保行動を重視する。同市では、東日本大震災が発生した11日付近に毎年実施している。  

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  • 聴導犬 もっと知って 伊豆の国 利用者、手話で訴え

     伊豆の国市ボランティア連絡会はこのほど、「市民ボランティアのつどい」を同市の韮山福祉・保健センターで開いた。  会員や市民約80人が講演会などを聞いた。聴導犬利用者の細井崇仁さん(54)、佐織さん(50)夫妻=河津町=は「聴導犬のこと、もっと知ろう」と題した講演を行い、「飲食店やホテルで入店を断られることがある。理解が進んでほしい」と手話で訴えた。スポーツジム「IGGY HANDS(イギーハンズ)」(三島市)の遠藤大翼代表(40)は座りながらできる腹筋や背筋の鍛え方を披露した。  講演会の合間には、同連絡会の団体が手品と詩吟を披露し、参加者は歓声や笑顔にあふれた。  

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  • 三島北高同窓会「紫苑会」 5月総会へ準備着々 運営若返り活性化

     三島市の三島北高同窓会「紫苑会」が、5月21日に三島市民文化会館で開く総会に向けて準備を進めている。昨年から、運営の担い手を若返らせた準備委員会を発足。組織が活性化し、同窓生のつながり強化に結びついている。  一昨年までは本部役員が主体だったが、メンバーの固定化を懸念。新型コロナウイルスの影響で人間関係が薄まっているとの危機感もあり、卒業後40年の学年が準備委員を担うようになった。  このほど同校で開いた会合では、本部役員と準備委員約20人が参加。世代の違う同窓生が集い、活発に意見を交わした。紫苑会の鈴木愛子会長(76)は「若い人の行動力や発想力に圧倒され、刺激を受けている」と話す。  今

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  • 記者コラム「清流」 平和な日々の大切さ

     「多くの人からの支援はすごくうれしい。ただ、悔しさや悲しさもある」。ウクライナから三島市に避難しているネジェリコ・マリーナさんの複雑な思いを聞き、胸が締め付けられた。  1年前までは、祖国に家も、仕事も、余暇を過ごす余裕もあった。日本に来るなんて想像すらしていなかった。一緒に来日した孫は砲撃が鳴り響く戦地を離れても大きな物音に敏感だという。  長年築き上げた平和な生活が突然奪われ、深い心の傷を負ったのだ。感謝の思いとは裏腹に、何とも言えない感情が生まれるのは当然だろう。  日本で戦争があったのは約80年前。当時を知る人が減る中、平和な暮らしの大切さを忘れてはならない。反戦への思いを強くした。

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  • 学生75人 決意の船出 三島の専門学校

     鈴木学園中央歯科衛生士調理製菓専門学校(三島市)は9日、卒業式を沼津市内のホテルで行った。卒業生が歯科衛生士、調理師、製菓衛生師などそれぞれの道へ一歩踏み出した。  卒業したのは歯科衛生学科3年生30人と調理製菓総合学科2年生45人の計75人。卒業証書を授与した鈴木啓之校長は「自らの職業に誇りを持って進んでほしい」と激励した。  代表して調理製菓総合学科の浦山日和さん(20)が「レストラン研修などを通じ、今後の人生に役立つことを学んだ」と学生生活を振り返った。歯科衛生学科の芹沢沙耶さん(21)は「患者から信頼される歯科衛生士になりたい」と決意を述べた。

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  • 136号交差点 静岡県が整備へ 三島市議会 一般質問

     三島市の豊岡武士市長は9日の市議会2月定例会の一般質問で、同市と沼津市を結ぶ都市計画道路「西間門新谷線」の整備に関し、国道136号交差点部分が県事業で実施すると決まり「市の支出が大幅に縮減し、事業の促進が図られる」と述べた。大石一太郎氏(改革みしま)への答弁。  昨年12月27日付で、県と覚書を締結した。西間門新谷線は国道1号と平行に走る東西路線で、完成により周辺道路の混雑緩和や産業の活性化が期待される。2027年度末の整備完了を目指していて、市長は「県と連携し、早期完成を目指す」と述べた。  河野月江(日本共産党)、中村仁(緑水会)の両氏も登壇した。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 日本学生野球協会の優秀選手に選ばれた 加藤大登さん(三島市)

     日大三島高野球部の主将として2022年、春夏の甲子園に連続出場した。レギュラーではなく苦労も多かったが、試練を乗り越えチームをまとめ上げた。春からは立命館大へ進み、アメリカンフットボールに挑戦する。18歳。  -表彰を受けた感想は。  「試合に出て活躍できるような選手ではなかったが、いただけてとても恐縮している。学校の代表としていただいたと思うので、個人で喜ぶのではなく、皆で喜びたい」  -野球部での3年間を振り返って。  「主将を務めたのが一番印象的。組織なので誰かがミスをしたら誰かがカバーをするというまとまりが大切なんだと感じた。(永田裕治監督は)厳しかったが、人としてどう生きていくかを

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  • 特殊詐欺被害防ぎコンビニに感謝状 三島署

     三島署は6日、特殊詐欺被害を防いだとして、ファミリーマート三島広小路店と、店長の岡沢寿哉さん(28)、店員の遠藤妃奏さん(20)に署長感謝状を贈った。  同署によると、2人は2月17日、三島市の70代女性が複数回、電子マネーカードを購入しようとしたため不審に思い、同署に通報した。女性は宝くじの当せん金の受取手数料が必要とのメールが届き、購入しようとしたという。  同店は高齢者が高額な電子マネーカードを購入する場合、積極的に使い道を聞くようにしているといい、内田一弘署長は「前向きな取り組みで頭が下がる」と感謝した。

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  • 三島駅南口広場改修計画 新年度 取りまとめ方針 

     三島市は8日の市議会2月定例会の一般質問で、利便性向上のため改修する三島駅南口駅前広場の施設計画を2023年度中にまとめる方針を示した。屋根や樹木の配置、ロータリー形状など整備の方向性を盛り込む。岡田美喜子氏(新未来21)への答弁。  21年11月に利用者572人から回答を得た広場の課題に関するアンケート結果も報告。「待合空間や通路に連続した屋根の設置」「ムクドリ対策」「歩行空間の確保」「バスロータリーの段差解消」が上位だった。  市は調査結果を踏まえた上で、公共交通、景観、建築を専門とする大学教授の助言を受け、デザインを固める。素案は一般公開し、市民から意見を募る。26年度完成予定の駅南口

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  • 三島市 副市長に鈴木氏と井口氏を任命へ

     三島市は8日までに、副市長に鈴木昭彦財政経営部長(60)と、県知事戦略局知事戦略課の井口智樹参事(51)を選任し、市教育長に県教育会館の小塚英幸理事長(63)を任命する方針を固めた。同日の市議会議会運営委員会で、人事案を含む5議案を追加提出すると説明した。  市議会2月定例会最終日の15日、本会議で採決される。  鈴木氏は財政課長を経て2017年4月から現職。井口氏は県交通基盤部や健康福祉部などに務め、22年4月から現職。小塚氏は三島市立北上中、三島市立北中で校長を歴任。定年退職後の20年6月から現職を務める。

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  • 軽傷ひき逃げの疑い 大仁署、男を逮捕

     大仁署は7日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ・事故不申告)の疑いで、清水町生まれ、住所不定、自称自営業の男(35)を逮捕した。逮捕容疑は1月12日午後6時ごろ、伊豆の国市四日町の市道で乗用車を運転中、三島市の男性教諭(59)と沼津市の大学生の女性(22)の乗用車に衝突してそれぞれに軽傷を負わせ、そのまま逃げた疑い。同署によると、容疑者は現場に車を放置し逃げたという。

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  • 静岡県東部ブロックにサギ電話注意報

     静岡県警は7日、サギ電話が多発しているとして、東部ブロック(大仁、三島、沼津、裾野、御殿場、富士、富士宮各署管内)に注意報を発令した。9日までの期間中、各署員らがATM付近での警戒や注意啓発活動を強化する。  県警生活安全企画課によると、6日午前9時半~午後5時半ごろ、三島市と函南町で計6件、伊豆の国市で4件、富士市と富士宮市で各2件、裾野市で1件の不審電話を確認した。  親族をかたり「息子さんが救急で運ばれてきた」「病院で会社のカードと携帯電話を盗まれた」と電話してくる手口や、役所職員をかたり「保険料の払い戻しがある」とだましてくる内容もあった。

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  • 16選挙区で無投票か 静岡県議選、総定数の4割26人 現職も心境複雑

     統一地方選の前半戦となる静岡県議選(31日告示、4月9日投開票)は3月6日時点で、全34選挙区のうち半数近い16選挙区で出馬予定者数が定数を上回らず、無投票になる可能性がある。このまま定数を超える数の立候補者がいなければ、4割に当たる26人が投票なしで当選が決まる。有権者の投票機会を奪う無投票に対し、無投票が見込まれる選挙区の現職も「地域の幅広い声が上がることが選挙の役割。無投票を喜べない」(伊豆地域の県議)と不安の声が上がる。  無投票が予想されるのは、伊東市(定数1)、熱海市(1)、伊豆の国市(1)、三島市(2)、清水町(1)、裾野市(1)、富士市(4)、富士宮市(2)、藤枝市(3)、牧

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  • 6選挙区で選挙戦か 静岡県議選・東部地区 説明会に30陣営

     静岡県選挙管理委員会は6日、静岡県議選(31日告示、4月9日投開票)の東部地区立候補予定者説明会を沼津市内で開いた。立候補を予定している県東部・伊豆の30陣営が出席し、これまで無投票とみられていた伊豆市選挙区を含む6選挙区で選挙戦の可能性が濃厚になった。  選挙区も含め立候補を検討している1陣営も参加した。伊東市、熱海市、伊豆の国市、三島市、清水町、裾野市、富士市、富士宮市の8選挙区は無投票の公算が大きくなった。  各選挙区の定数と出席陣営数は次の通り(カッコ内は定数)。検討中の1陣営は除く。  下田市・賀茂郡(1)2、伊東市(1)1、熱海市(1)1、伊豆市(1)2、伊豆の国市(1)1、函南

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  • 春告げる「こも外し」 三島の箱根松並木

     啓蟄(けいちつ)の6日、三島市川原ケ谷の国道1号沿いに並ぶ箱根松並木で、春の訪れを告げる風物詩の「こも外し」が行われた。市内の造園業者が加入する三島環境緑化研究会のメンバーが松の木に巻かれたこもを手際よく外した。  冬ごもりで中に入った害虫をこもと一緒に土に埋めて処分する作業。松枯れを防ぎ松並木を保護するため1970年から続けている。今回は幹径35センチ以上の約210本に昨年11月に巻いたこもを取り外した。見つかった害虫の種類や量を把握し、薬剤散布の目安にするという。  市教委によると、箱根松並木は江戸幕府が1604年の東海道大改修で植えたのが起源とされ、現在は約300本が並ぶ。

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  • 伊豆中央道、修善寺道路の料金徴収 静岡県など、自治体に延長方針説明 

     静岡県と美しい伊豆創造センターは6日、伊豆の道路網のあるべき姿を検討する「伊豆半島道路ネットワーク会議」を三島市役所で開いた。県が伊豆中央道と修善寺道路の料金徴収期限を延長する方針を示した理由に関し、伊豆半島の自治体関係者らに説明した。  各道路の交通量は2010~21年にかけ、伊豆中央道が約2・2倍、修善寺道路が約1・5倍に増加。県は、広域道路網の整備や伊豆半島の観光資源の魅力向上を背景に県外観光客の利用が増えたとの分析を示した。両道路を無料化した場合、交通量が約2倍になるとの予測から「高速性や定時制を最大限発揮させることが重要」とし、徴収期限延長の方針に至ったと理解を求めた。利便性向上に

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  • 自転車乗車時はヘルメットを 三島署が街頭広報

     自転車のヘルメット着用が努力義務化される4月1日の改正道交法施行を控え、三島署などはこのほど、伊豆箱根鉄道駿豆線三島田町駅など3カ所で制度の周知や着用促進を呼びかけた。  三島田町駅では、駐輪場利用者に自転車事故による頭部のけがが死亡事故につながりやすいと説明。ヘルメット未着用の利用者が多い中、自身の身を守るために着用するよう促した。  法施行を1カ月後に控え、県内一斉に広報活動が行われた。

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  • 新たに暴力団総長逮捕 静岡県東部、露店不正出店事件

     静岡県東部の複数の祭り会場での露店の出店権を不正に取得したとして、指定暴力団山口組藤友会組員の2人らが逮捕されている詐欺事件で、裾野、御殿場、沼津、三島、富士宮各署と県警捜査4課は6日、詐欺の疑いで富士市今泉、暴力団桜井総家総長、無職の男(59)を逮捕した。  逮捕容疑は、22年7月30、31両日に開かれた「沼津夏まつり・狩野川花火大会」と、8月15~17日に開催された「三嶋大祭り」において、既に逮捕された暴力団員や「県東部イベント商業協同組合」の代表などと共謀し、暴力団員が実質経営する露店であることを隠し、主催者側に「出店申込書」や「誓約書」などを提出し、不正に出店の権利をだまし取った疑い

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  • 幅広い年代ボッチャ交流 東京パラ金・杉村選手トークも 三島市民体育館

     三島市は5日、三島市民体育館でボッチャ交流大会を初開催した。障害の有無や性別、年齢による部門は設けず、4~91歳の幅広い年代が一緒になって競技を楽しんだ。  同市は東京パラリンピックに向けた機運醸成の一環で、ボッチャの普及を進めた。老人会や総合型地域スポーツクラブで活動が始まるなど市民に根付きつつあるため、市民同士の交流を促そうと企画した。  午前と午後の部に計50チームが参加。家族や友人らと共にチームを組み、ボールを投げ合った。東京パラリンピックで金メダルを獲得した杉村英孝選手によるデモンストレーションやトークショーも行われた。  

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  • 池の水全部抜く前に…希少カエルを救え! 子どもが生態系学び保護 改修控える長泉・ヴァンジ庭園

     昨年末から休館しているヴァンジ彫刻庭園美術館(長泉町)の人工池「鏡池」の改修工事を契機に、静岡県東部の有志が池の中の生き物の保護に取り組んでいる。池は貴重なカエルの生息地としても知られ、子どもの参加型イベントを開いて生態系保全の大切さを訴えている。  同美術館の飯野隆常務理事が「池の生態系を守れないか」と、学生時代にカエルの研究をしていたという知人の吉田大祐さん(三島市)に相談したところ、子どもたちが楽しみながら池の中の生き物を学べるイベントとして「鏡池生きもの救出作戦!」を考案した。子育て支援グループ「ママとね」(同市)と連携し、池の水を全て抜く前に生き物を保護するイベントの第1弾を企画。

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  • 羽生結弦さんの強さと美しさ伝える 三島で報道写真展 31日まで

     フィギュアスケートの2014年ソチ、18年平昌(ピョンチャン)冬季五輪王者で昨年プロに転向した羽生結弦さんの活躍を伝える報道写真展「羽生結弦 魅せる強さと美しさ」(静岡新聞社・静岡放送、共同通信社主催、河北新報社協力)が4日、三島市の日清プラザ3階フードコートで始まった。31日まで。  中学1年時からプロスケーター転向までを振り返る50枚を展示している。ソチ、平昌五輪での金メダルを獲得した演技や22年北京五輪での4回転アクセル挑戦など多くの偉業を遂げた羽生さんの名場面ばかり。競技中の鬼気迫る顔つきや華麗な滑りの姿のほか、リンク外で見せる笑顔も写し出され、来場者を楽しませている。

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  • モンスト好き、全国から集結 三島でeスポーツ大会 静岡県内自治体で初開催

     三島市は4日、静岡県内自治体として初めて主催するeスポーツ競技大会を三島市民文化会館で開いた。近年注目を集めるeスポーツを通じて市外から誘客し、関係人口を増やす狙い。全国各地から集まった選手31組62人が人気スマホゲーム「モンスターストライク(モンスト)」の腕を競った。  参加者の半数以上が県外で、首都圏をはじめ九州、北陸地方からも駆け付けた。予選を勝ち抜いた6組がトーナメント方式の本戦に進み、クリア時間を争った。思惑通りに技が決まったり、決着がついたりすると県内外から集まった観客約100人が大きな拍手で盛り上げた。  誘致を目指すIT関連の企業や人材との相関性が高いと考え、市はeスポーツに

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  • 女性の健康支援「ホワイトリボンラン」 100人、白シャツで三島巡る

     国際女性デー(8日)を前に、女性の健康支援に取り組む国際協力NGOジョイセフ(東京都)は4日、おそろいのTシャツで市街地を巡るチャリティーイベント「ホワイトリボンラン」を三島市内で開いた。アフリカの貧困女性の命と健康を守るため、5日までに全国47拠点で約4100人が参加する。  三島会場では交流拠点「みしま未来研究所」を発着点にランニング5キロ、散歩3キロ、家族向け1キロの3コースを用意。女性の健康支援を意味する「ホワイトリボン」をイメージした白いシャツを着た約100人が、知人や友人らと会話しながら三嶋大社など市内の観光スポットを巡った。  エントリー費の収益は全額寄付し、10代の少女の妊娠

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  • しゃぎり挑戦 にぎやか 熱海・初島小中生 三島の伝統芸能学ぶ

     熱海市の初島小中学校の児童、生徒らがこのほど、三島市の伝統芸能「しゃぎり」を体験した。子どもたちは軽快なリズムに乗って、にぎやかな祭りの雰囲気を楽しんだ。  三島市の芝町青年会と三嶋緑町しゃぎり会のメンバーが同校を訪れ、児童らに摺り鉦(すりがね)の鳴らし方などを手ほどきした。  しゃぎりの競り合いで披露する「屋台」というおはやしにも挑戦。大きな音に戸惑っていた児童も、軽やかなリズムが刻めるようになると笑顔を見せた。  芝町青年会のメンバーで、しゃぎりフェスティバル実行委員会の福田勝彦代表(50)は「三島の伝統芸能に触れることで、自分の地域の伝統芸能を見つめ直し、魅力を感じてほしい」と話した。

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  • 熱海市 コミュニティー拠点整備【東部23年度予算案⑤】

     2年前に閉校した熱海市立網代小。2月下旬、母校の前で地元出身の山崎明洋さん(40)と渡辺淳司さん(38)はつぶやいた。「古里が衰退していくのはやはり寂しい」「でも、住民だけで再生するのは厳しい」-。  網代地区の人口は1274人(1月現在)。15年間で3割減った。2006年に網代中が閉校し、17年に網代幼稚園が休園に。住民の心のよりどころが次々に閉鎖され、活力が失われつつある。  一方で、新型コロナウイルス禍を機に首都圏から移住してきたり、都心との2拠点生活を始めたりする人もいる。山崎さんたちはこうした人を巻き込んで地域再生を目指している。「今の網代には住民と移住者、企業をつなぐ場所が必要。

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  • ウクライナからの避難者に寄付金 日大国際「NICS」

     三島市の日大国際関係学部の国際ボランティアサークル「NICS」(長谷川愛華代表)は2月28日、ウクライナから同市に避難しているネジェリコ・マリーナさんと同市役所で面会し、寄付金1万2665円を贈った=写真=。  昨年8月に同市で開かれた音楽フェス「ロックスフォーチルみしま」でウクライナの現状を伝える展示を行い、来場者から寄付を募った。  戦争が長引き、現地では不自由な生活を強いられる。ネジェリコさんと同席した娘の原アンナさんは「自由に勉強できる時間を大切にしてほしい」と感謝した。

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  • 三島市職員のマスク着用、13日から個人判断に

     三島市は2日、国の指針に基づく13日からの市施設におけるマスク着用方針を発表した。来館者にマスク着用は求めず、職員のマスク着用は個人の判断に委ねる。  来館者に対応する窓口の職員や混雑時には着用を勧める。1日に開催した市の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で決めた。  政府指針は13日から、屋内外を問わずマスク着用を個人の判断に委ねる。

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  • 特殊詐欺見破り声かけ 三島のコンビニ 優良店認定証

     三島署は1日、複数回にわたり特殊詐欺被害を防いだとして、三島市若松町のセブン-イレブン三島加茂店に特殊詐欺被害防止優良店の認定証を交付した。同署管内で初めて。  同店は昨年8月から今年2月までに計3回、客の言動を不審に思った店員が特殊詐欺を疑い、被害を防いだ。内田一弘署長は「最後の防波堤として特殊詐欺を看破してくれた。今後もよろしくお願いします」とオーナーの三枝哲郎さん(72)に認定証を手渡した。三枝さんは「未然防止できるよう普段から気を付けている。今後も注意したい」と決意を新たにした。  同署は、2月に架空請求詐欺を未然に防いだ同店の店員渋谷真由美さん(49)にも署長感謝状を贈った。同署に

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  • バスケB3静岡 天王山6連戦へ 初の沼津開催 大石、岡田 凱旋心待ち

     バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)で首位を走る静岡が天王山を迎える。2位岩手との首位攻防戦(4、5日)を皮切りに、3位埼玉(11、12日)、5位横浜EX(17、18日)との6連戦。特に埼玉戦は沼津市総合体育館のこけら落としゲームにもなる。オフコートキャプテンで同市出身の大石慎之介は「生まれ育った町でプロとしてプレーするのが夢だった」と、初の地元凱旋(がいせん)を心待ちにする。  静岡は現在35勝5敗。岩手とのゲーム差はないが、前回ホーム戦で連勝し直接対決の成績で首位に立つ。今回は岩手・宮古市での東日本大震災の復興祈念試合でもあり、主将の岡田雄三は「相手は並々ならぬ思いで向かってくる。受

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  • 三島の介護施設 ノロウイルス集団感染

     三島市の社会福祉法人伊豆社会福祉事業会は1日、同市で経営する介護老人福祉施設玉澍園で、ノロウイルス感染症が集団発生したと発表した。  同施設によると、2月19日から28日まで、76歳から109歳の入所者28人、職員6人の計34人が嘔吐(おうと)や下痢の症状を訴えた。うち入所者7人から簡易検査で、職員3人から病院の検査で、ノロウイルスが検出された。重症者はなく、全員快方に向かっているという。

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  • ヤマハがジュニアゴルフ校5カ所目 浜松・西区に5月

     ヤマハは5月8日、小学3年から高校3年までを対象にした「ジュニアゴルフスクール」の5校目となるハマニシ校(浜松市西区)を開校する。  会場は同区志都呂町のハマニシゴルフクラブで、3月1日から募集を始めた。未経験者から上級者まで受け付ける。11日以降に無料体験会を行うほか、21日にスナッグゴルフなどが体験できる開校前イベントを予定する。  校長の藤田寛之プロ(葛城ゴルフ倶楽部)監修のレッスンカリキュラムに沿って同社公認コーチ陣が指導する同スクールは、2014年開校の四ツ池校(中区)、浜北校(浜北区)、三島校(三島市)などで計約70人が指導を受けている。  問い合わせは同社ゴルフHS事業推進部<

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  • フェルサFA優勝 三島LC杯サッカー 小学生が熱戦

     三島ライオンズクラブ杯少年・少女サッカー大会がこのほど、三島市の南二日町グラウンドで開かれた。  地元のスポーツ少年団などから小学4年生以下の11チームが参加した。8人制の15分ハーフで行われ、4ブロックでのリーグ戦を勝ち抜いた4チームが決勝トーナメントに進んだ。選手らは懸命にボールを追いかけてドリブルやパスを仕掛け、得点が決まると手を取り合って喜んだ。  大会に先立ち、参加した女子チームに三島LCからユニホームが贈呈された。  結果は次の通り。  ①フェルサFA②山田FC

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  • 小山町 DX、行政効率化【東部23年度予算案③】

     夜間や土日にスポーツ団体が利用する小山町立小中学校の体育館。利用する際は職員がいる時間に学校に出向いて予約する必要があり、仕事を休んで赴く人もいた。  2023年度からは予約から鍵の開閉までスマートフォンで完結する。町は当初予算案に施設予約と鍵管理システム費として260万円を盛り込んだ。  新システムでは、各団体がウェブ上で空き状況を確認して予約する。予約時に暗証番号が付与され、予約時間の前後30分以内に入力すると開く。町生涯学習課の瀬戸将貴副主任(32)は「町民の利便性が高まり、学校の負担軽減にもなる」と胸を張る。誰がいつ鍵を開けたか把握でき、施設管理の面でも役立つという。電話で受け付け、

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  • 沼津観光振興 実務を学びに 日大生が成果報告

     日本大国際関係学部(三島市)で観光を学ぶ宍戸学教授のゼミは28日、沼津市と連携して取り組んだ観光プロモーションの活動報告会を同学部校舎で開いた。観光関係者が学生の発表を聞き、講評した。  ゼミは2021年度から沼津市と観光誘客に取り組んでいる。2年目の今年は主に宿泊施設、旅行ビジネス、地域観光の3グループに分かれ、研究した。市内のホテルや周辺スポットを紹介する動画を作製し、交流サイト(SNS)に投稿した他、銅食器づくりとバーベキューなどをセットにしたツアーコースづくり、原地区のマップ作製などの成果を報告した。  出席した観光関係者からは「人の動きや笑顔が見える発信を」「さまざまな素材を掛け合

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  • 三島市 ポストコロナの観光振興【東部23年度予算案②】

     宿泊客でにぎわう週末の富士山三島東急ホテル(三島市)。ロビーの一角にあるツーリングラウンジで2月中旬、県東部の地酒試飲会が開かれた。主催した法被姿の大学生が5種類の地酒を振る舞うと、口に含んだ観光客の笑顔がほころぶ。横浜市から訪れた柴田裕昭さん(71)は「三島はせせらぎの街。酒もいっそうおいしく感じる」と話した。  地域の食文化に触れる観光「ガストロノミーツーリズム」の一環。同市の日大国際関係学部で観光を学ぶゼミ生が企画し、観光客、インバウンド、地元住民など2日間で約200人が訪れた。ゼミを指導する矢嶋敏朗准教授は「こんなに大勢が集まるとは思わなかった。水を連想させる三島で酒は観光のキーワー

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  • 三島で日大社長会発足 経営者ら卒業生30人 情報共有、社会に還元

     三島市の日大国際関係学部や日大三島高を卒業し、民間企業で活躍する経営者を中心にネットワークを広げる「日本大学三島社長会」が26日、同市の佐藤塾で発足した。多彩なジャンルの仕事で培われたノウハウや情報を共有し、一般向けの講演会などさまざまな形で地域社会に還元する。  国際関係学部の前学部長で、現在は佐野日大短期大(栃木県)の学長を務める佐藤三武朗さん(79)を中心に企画し、発足式には約30人が出席した。建築、宿泊、出版など多彩な業種の社長や会社役員らが集まり、自己紹介でそれぞれのビジネスモデルや地域社会への思いを語った。今後は定期的な会合を開いて会員同士で学び合いながら、一般市民らも巻き込んだ

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  • 富士宮の祭りで露店不正 組員ら3人追起訴 地検沼津支部

     静岡地検沼津支部は27日、富士宮市の「富士山本宮浅間大社の秋季例大祭」で露店の出店権を不正に取得したとして詐欺の罪で、指定暴力団山口組藤友会組員ら3人を静岡地裁沼津支部に追起訴した。  追起訴されたのは、組員の男(77)=富士市中里、無職=と男(66)=裾野市深良、無職=、露天商の女(55)=富士市中里=の3被告。  起訴状などによると、組員の男(77)と露天商の女(55)は共謀して2022年10~11月、暴力団員が実質経営する露店であることを隠して、祭りの運営委員会などに出店申込書や誓約書などを提出し不正に出店の権利をだまし取ったとされる。男(66)も同様の内容とされる。  3被告は「沼津

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  • 裾野市 平松踏切を拡幅 両側に歩道整備

     裾野市は2023年度、主要市道の2―45号線とJR御殿場線が交差する「平松踏切」(同市平松)で道路の拡幅工事を実施する。南進方向側にしかない歩道を北進方向側にも整備するなどし、歩行者らが安全に通行できるようにする。  片側1車線の道路幅を計7メートルから7・5メートルに広げ、両側にいずれも幅2・5メートルの歩道を整備する。事業費は1億3300万円。期間中、通行止めを含む交通規制を行う予定で、迂回(うかい)への協力を呼びかける。規制は5月下旬の10日間前後と、10~12月の約3カ月間実施する。  市中心部と三島市方面をつなぐ同市道は歩行者や自転車の通行量も多く、裾野署のすぐ横にある平松踏切の改

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  • そば「五竜庵」来店20万人 裾野、JAふじ伊豆の直営店

     JAふじ伊豆(沼津市)直営のそば店「五竜庵」(裾野市)の来店者が27日、20万人に達した。2013年4月の開店から9年11カ月で大台を突破した。  20万人目の来店者になった三島市の佐々木幸子さん(74)に地元産の野菜と果物、そばの乾麺、加工品などが入った詰め合わせを贈った。そば好きという佐々木さんは「友人と誘い合わせ、初めて来店した。以前から五竜庵の存在を知っていて、いつか訪れてみたいと思っていた」と話した。  同店は裾野産の地粉を100%使用し、豊かな風味とのどごしが特徴の「あしたか山麓裾野そば」が名物。3月1~3日には20万人到達記念として、沼津産緑茶飲料「ぬまっちゃ」を来店者にプレゼ

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  • サッカーゴール 裾野市に寄贈 三島の住起産業

     総合建設業の住起産業(三島市)は24日、裾野市に小学生用のサッカーゴール1セット(二つ)を寄付した。2023年度から始まる小学生の県内リーグ公式戦などで使用する。  渡辺裕介社長が市役所に村田悠市長を訪ね、目録を手渡した。同市のサッカーチーム「ALA裾野」がリーグに参加するが、規格サイズのゴールが足りないため、同社が支援することになった。渡辺社長は「一戸建て住宅を扱い、子育て世代のお客さまが多い。スポーツ活動を通して地域の子供たちを支援していきたい」と話した。  同市のリーグ試合会場は市陸上競技場などを予定し、4月9日に開幕戦が行われる。

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  • 書道、絵画、写真 住民の作品並ぶ 三島で26日まで

     三島市の多呂自治会が主催する文化祭が25日、多呂公民館で始まった。住民が日ごろの活動の成果を披露する行事として初めて開催した。26日まで。  地元の向山小や中郷中の児童、生徒が出品した書道や絵画、地元住民が40~50年前に撮影した電車の写真など多彩な作品が並ぶ。ウクライナから母や妹らを避難させている原アンナさんが手がけたアクセサリーやアートも展示されたほか、高さ180センチ、幅4メートルほどの巨大なびょうぶ絵も注目を集めている。  戦後直後と2012年に撮影された多呂地区の航空写真は、地域の変遷をうかがい知る貴重な資料として掲示された。電車の模型も走らせ、会場をにぎやかに演出している。

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  • ネット使う子ども守れ 新入学児の保護者、対策学ぶ 三島

     三島市の三島ロータリークラブはこのほど、年長園児の両親や祖父母がインターネットの基礎知識を学ぶセミナーを三島商工会議所で開いた。子や孫が新年度から通い始める小学校ではタブレット端末が1台ずつ配布されるため、保護者がネット上の危険やトラブルから子どもを守るポイントを学んだ。  講師を務めた「草の根サイバーセキュリティ推進協議会」の吉岡良平常務理事は、性犯罪や詐欺などの重大事案から情報漏えい、いじめ、ネット依存など日常的な危険まで幅広いトラブルについて説明した。約49億人とされるネット利用者には「犯罪者、テロリスト、悪意のある人もいる」とする一方、何げない会話で無意識に相手を傷つけるリスクにも触

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  • 川の「いのち」見つけた 絵本と巡る自然観察会 「ママとね」企画

     静岡県東部の子育て支援グループ「ママとね」は25日、三島市芝本町の飲食店「風土」で運営しているあひる図書館のイベントとして、自然観察会「絵本とめぐる源兵衛川のいのち」を市内で開いた。親子9組、約30人が参加した。  生き物の生態を題材にした「科学絵本」の読み聞かせで子どもらが好奇心を高めた後、市の中心部を流れる源兵衛川に入って生き物探しに挑戦。生態学に詳しい県職員の吉田大祐さんが講師として参加し、ヨシノボリやヌマエビなど見つかった生き物について子どもらに詳しく解説した。川沿いでは沢ガニの物語を描いた紙芝居も披露された。  子どもらは生き物を観察して絵を描き上げた後、生き物を川に戻した。吉田さ

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  • 静岡人インタビュー「この人」 みしまバーニャを企画した 大滝真人さん(三島市)

     標高50メートル以上の高地で生産される箱根西麓三島野菜にソースを付けて味わうバーニャカウダ。新たな三島の名物として市内飲食店に提案し、1カ月で23店舗のメニューに加わった。JAふじ伊豆三島函南地区本部営農販売課の課長補佐。41歳。  ―みしまバーニャとは。  「3品以上の地元野菜をオリジナルソースとともに提供する。少量多品種の箱根西麓三島野菜は年間を通じて50種類以上が生産され、旬の野菜は季節に応じてさまざま。店によってソースも異なるので、食べ歩いて楽しんでも面白い」  ―バーニャカウダで売り出す理由は。  「元々はイタリア発祥の家庭料理。生でもゆでても焼いても良く、種類が豊富な箱根西麓の野

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  • バスの運転手を脅した疑い 三島署が男逮捕

     三島署は23日、暴力行為法違反の疑いで沼津市大岡、自称自動車整備業の男(78)を逮捕した。逮捕容疑は同日午後4時半ごろ、三島市の商業施設敷地内で路線バスの男性運転手(35)に怒鳴りながら日本刀のような物を見せて脅した疑い。同署によると、交通トラブルが原因だという。

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  • 谷田幸原線、三島駅北口線開通 三島で式典 アクセス向上、渋滞緩和

     三島市幸原町の三島、長泉の市町境から東へ向かう都市計画道路「谷田幸原線」と、北への延伸工事を進めていた「三島駅北口線」が23日、開通した。  谷田幸原線は三島裾野線に接続する312メートル、三島駅北口線は青木橋手前までの320メートルがそれぞれ供用開始となった。片側2車線の谷田幸原線は歩道なども含めた全体の幅員が27メートル、総事業費は約37億円。開通区間3カ所での信号機設置に伴い、三島裾野線との交差点から150メートルほど南にある信号機は廃止された。三島駅北口線は駅北側の渋滞緩和が期待され、約29億円を投じて完成した。  同町では3月18日に県道大岡元長窪線が開通する予定で、三島市幸原町か

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  • ソフト選手 掛川で防犯啓発 詐欺被害に注意を

     掛川署は21日、特殊詐欺被害防止を目的に、NECプラットフォームズ女子ソフトボール部「レッドファルコンズ」(掛川市)と連携した広報活動を同市弥生町のJA掛川市新鮮安心市場さすが市で実施した。選手5人が参加した。  65歳以上の女性を詐欺被害から守る県警の活動「さくらセーフティ作戦」の一環。選手らは買い物客に啓発品を配り、被害防止を呼びかけた。今月から運用が始まった防犯アプリ「どこでもポリス」も紹介した。  市内では今年、特殊詐欺の被害が2件発生した。被害額は約260万円。エースの大場亜莉菜選手(25)=三島市出身=は「ソフトボール以外でも地域に貢献したい。これ以上詐欺被害が出ないようしっかり

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  • ドニプロから三島に避難 ネジェリコさん、故郷の惨状に心痛「負ければ世界が終わる」 ウクライナ侵攻1年

     1年前の「あの日」から全てが一変した。2022年2月24日。ウクライナ東部ドニプロの自宅で就寝中だったネジェリコ・マリーナさん(63)は、三島市に住む娘の原アンナさん(41)からの電話でロシアの軍事侵攻を知らされた。現地時間は午前4時。「ロシアが攻めてきた」という娘の言葉は、どこか遠い国の出来事のように信じられなかった。  人口100万人のドニプロはキーウ、ハルキウ、オデーサに次ぐウクライナ第4の都市だ。街中にはカフェやレストランが並び、平常時はにぎやかに人が行き交う。しかし、ロシアが攻めてきてからは街のあちこちに戦車の侵入を防ぐバリケードが並ぶ。昨年秋から民家もロシア軍の標的とされ、今年1

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  • 三島市教委 中学に「校内支援室」 教室入れない生徒対象 

     三島市教育委員会は新年度から、登校しても教室に入れない中学生をサポートする「校内支援室」を市内中学7校のうち3校に開設する。オンラインも活用しながら通常授業を受けられる環境を整えるなど、きめ細かな学習支援を進める。22日に開かれた市議会2月定例会で、土屋利絵氏(改革みしま)の代表質問に答えた。  校内支援室には教職経験者を中心に常駐の指導員を1人ずつ募集し、1日6時間、週5日配置する予定。これまでは保健室や使用していない教室で対応していたため、特段の設備がない中での学習指導にとどまっていた。支援室の開設により1人1台のタブレット端末を利用した通常授業との通信や指導員との交流が可能になり、早期

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  • 「富士山の日」記念乗車券 伊豆箱根鉄道 修善寺駅で23日販売

     三島市の伊豆箱根鉄道は富士山の日(23日)に合わせ、駿豆線の記念乗車券を伊豆市の修善寺駅で販売する。  三島―修善寺の往復乗車券を1枚に収め、走行する列車と撮影した富士山の写真も掲載している。2023年と2月23日がいずれも「ふじさん」の語呂並びとなる上、世界文化遺産登録から10周年も記念して発売する。実際に乗車しても、降車の際に改札の窓口で無効印を押せば乗車券を記念に持ち帰ることもできる。  税込み価格は1040円。乗車期間は3月末までで、往路利用から2日間まで有効。23日は修善寺駅のコンコースに販売ブースを設置し、限定223枚が売り切れ次第終了とする。問い合わせは修善寺駅<電0558(7

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  • 裾野の店舗に車突っ込む ブレーキとアクセルの踏み間違いか

     22日午後1時半ごろ、裾野市水窪のリサイクルショップに軽乗用車が突っ込んだ。店内の女性店員(46)が全身を強く打ち重傷。裾野署は同日、女性店員にけがを負わせたとして、軽乗用車を運転していた三島市塚原新田、自称飲食店従業員の女(76)を自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕した。同署によると、容疑者は駐車場で車を止めようとした際、ブレーキとアクセルを踏み間違えたとみられる。女性店員は衝撃で倒れてきた商品に挟まれた。

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  • 専門学校生4人表彰 静岡県警が作品コンテスト サイバー被害「警戒を」

     静岡県警は22日、サイバーセキュリティーの普及啓発強化につながる動画・デザイン作品を募った第2回コンテストの表彰式を県警本部で開いた。優秀な作品を完成させた専門学校生4人に対し、加藤悟生活安全部長が表彰状を手渡した。  県警の公式ユーチューブなどで配信される動画部門の最優秀賞に選ばれたのは、静岡デザイン専門学校の桑原聖明乃さん(21)=掛川市=。インターネットで同じパスワードを使い回す危険性を訴えた。桑原さんは「自分も使い回していたので自戒を込めた。動画によって乗っ取り被害などが減ったらうれしい」と期待した。  ポスターや啓発品などに用いられるデザイン部門の最優秀賞は、「そのメール、本当に安

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  • 牛乳飲んで応援 経費高騰、苦境追い打ち 静岡県東部の農協、料理への利用提案

     酪農家を支援して地域産業を守ろうと、酪農が盛んな静岡県東部の農協が製品の消費拡大を呼びかけている。寒い冬は1年で最も消費が落ち込む季節で、今季は飼料代や光熱費の高騰が厳しい経営環境に追い打ちを掛ける。「栄養価の高い牛乳を飲んで加工品を食べ、この季節ならではの料理に使ってほしい」とアピールする。  牛乳向けの生乳価格は昨年11月、1キロ当たり10円引き上げられた。年度途中の値上げは異例だが、県東部の70代の男性酪農家は「経費高騰を吸収できず、かつてないほど厳しい経営状況が続いている」と訴える。コロナ禍で減った宿泊施設をはじめとする業務用需要の回復も道半ばで、「廃業する仲間が出ている」という。

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  • 会員制カレー店 三島に4月オープン サウナや交流生む仕掛けも

     食とサウナを通じて人がつながる会員制カレー店「6curry&sauna(シックスカレー・アンド・サウナ)」が4月、三島市のLtGスタートアップスタジオにオープンする。月額の会費を支払うメンバーが共通の趣味で部や同好会を結成したり、一日店長を体験したりする。3月26日までクラウドファンディングを実施し、初代メンバーを募集している。  2018年から東京・渋谷、恵比寿で2店舗を運営していた「シックスカレー」のブランドを三島市の加和太建設が受け継ぎ、三嶋大社前の市中心部に店を構える。メンバーは会費に応じて3種類に分けられ、月に2500円を支払うと1日1杯のカレーが無料になる。敷地内の石倉を改装した

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  • 「防火の神」石祠再生へ 大場地区でグラウンドワーク三島 荒廃の山中参道整備

     三島市のNPO法人グラウンドワーク(GW)三島は、同市大場地区の鎮火・防火の神をまつるとされる石祠(せきし)の再生に乗り出した。荒廃した山中の竹林を伐採し、少しずつ参道を整備しながら地域に忘れ去られた石のほこらに“光”を当てる。  GW三島によると大場地区の山奥にある小さな石祠は、近くの光明寺境内に小祠がまつられている秋葉神社に由来する可能性があるという。かつては参拝に出向いた地元住民が維持管理を行っていたものの、現在は竹林が生い茂る放置状態に。ほとんど人が寄りつかず、うっそうとした山中の参道も荒廃が進んでいる。  GW三島は3月までに石祠周辺の竹林除去に取り組む計画

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  • 電子マネー5万円 三島女性詐取被害

     三島市の50代の女性公務員が20日、架空料金請求で電子マネーの利用権5万円分をだまし取られたと三島署に届けた。同署は特殊詐欺とみて調べている。  同署によると、同日午前10時ごろ、女性のパソコンにウイルスに感染したとの警告が出たため、女性は表示された番号に電話した。片言の日本語を話す男に「対策ソフトを入れた。電子マネーを購入して」と言われ、市内のコンビニで電子マネーを購入して番号を相手に伝えた。

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  • 夜間中学3コース制に 教育長答弁 日本語習得に応じ選択

     池上重弘教育長は4月に開校する県内初の夜間中学「県立ふじのくに中学校」について、日本語の習得状況に応じて「初期日本語」「学習言語習得」「教科学習」の3コースの選択制にする方針を説明した。高田氏への答弁。  県教委義務教育課によると、4月の入学予定者は計16人。このうち75%は外国にルーツがあるといい、選択制により生徒個々の状況に対応した指導を行う。数学は小学校の算数から学べるコースを設け、習熟度別に学習を進めるとした。  磐田本校(磐田市)と三島教室(三島市)の両方に全教科の専門教員を配置し、全ての授業で複数の教員を配置するチームティーチングを取り入れる方針も示した。  池上教育長は「幅広い

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  • 三島信金西支店 預金取り扱い特化 4月から昼休業導入

     三島信用金庫は4月3日から、西支店(三島市西本町)の業務を預金取り扱いに特化するとともに、窓口業務に昼休業を導入する。  事業者向けの融資や支援サービス、個人ローンなどの業務は約600メートル離れた本店営業部(同市芝本町)で受け付ける。窓口の昼休業は正午から午後1時まで。業務効率化と店舗網の維持が目的で、昼休み導入は19店舗目。

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  • 木造住宅を全焼 三島

     20日午前2時35分ごろ、三島市佐野の男性(58)方から出火し、木造平屋建て住宅をほぼ全焼した。男性はのどの痛みを訴え、病院に搬送された。三島署によると男性は独り暮らし。同署が出火原因を調べている。

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  • 椎名さん(三島)のいす DIYグランプリ 富士で表彰

     手作りの家具や小物を募集した「DIYグランプリ」(エンチョー主催)の表彰式が19日、富士市のふじさんめっせで行われ、グランプリに輝いた椎名祐偉さん(44)=三島市=の「憩いのチェア」などが紹介された。  椎名さんの作品は、背板から側面、脚まで滑らかな曲線で仕上げたタモ材のいす。加工の美しさや温かさを感じる出来栄えなどが評価された。  プロダクトデザイン、アウトドア、ジュニアなど7部門に計513作品が寄せられた。受賞作品コーナーには、木目を生かしたホワイトボードや木製スモーカー、家でできるガチャガチャなどが並んだ。  表彰式は関連企業などが出展したイベント「DIY祭り」の中で実施。木工や革製品

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  • ベビー食堂利用して 三島のNPO、3月末まで 未就園児が屋外体験

     NPO法人森のようちえん(三島市徳倉)は3月末まで、未就園児を対象にした「ベビー食堂」を同市佐野の森の広場で開いている。  県社会福祉協議会の「子どもの居場所応援基金事業」として、昨年10月から3月までの第2、4火曜日に就園前の子どもを預かって自然活動や屋外での食事を一緒に楽しむ取り組み。14日は子ども5人が手づくりナゲットとうどんを味わったほか、落ち葉でいっぱいの森を探検した。高橋麻子理事長は「完全預かり制なのでお母さんたちにも息抜きできる時間を作ってほしい」と話した。  各回午前9時~午後1時で、参加費は500円。問い合わせ、申し込みは同NPO<電055(941)5357>へ。  

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  • 委員会のオンライン開催 静岡県内は5市町「ある」

     静岡県議会と県内35市町のうち、委員会などをオンラインで開催したことがあると回答したのは、5市町(沼津、島田、掛川、袋井、河津)だった。いずれも2020年4月以降に実施していた。  5市町は、新型コロナウイルス感染症対策や災害時を想定して導入・開催したと答えた。「条例改正をしたが、その後、開催の必要性が生じていない」など、既に環境整備済みや準備中の議会は県議会を含め11自治体あった。  国が認めていない本会議のオンライン開催を「必要」としたのは11市町(31%)あり、「緊急時に備えて対応すべき」(御殿場市)、「育児、介護、障害など多様な人材が活躍できるために必要」(三島市)との意見があった。

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  • 長泉町民や店取材 インスタで魅力発信 学生組織のメディアチーム始動

     長泉町の下土狩駅前コワーキングスペースでこのほど、地域活性化を目指す学生でつくるメディアチーム「ながいずみMORIAGE隊」の活動が始まった。町内で頑張る人や店舗を取材して記事を作成し、魅力発信と課題解決につなげる。  同施設は昨年12月の地元食材を使ったスイーツ開発・販売イベントを皮切りに、学生が挑戦したいことへの並走支援をスタート。日本大(三島市)や順天堂大保健看護学部(同市)の学生11人が中心となってメディアチームを結成した。  1月から町内の精肉店、洋菓子店など3店舗で開業のきっかけや商品へのこだわり、課題などを取材し、同施設のインスタグラムで記事を掲載している。代表の日本大国際関係

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  • 三島野菜PR 若手グループ「のうみんず」 みしまるかん

     JAふじ伊豆三島函南地区の若手生産者グループ「のうみんず」による特設ブースが21日まで、同JAの農産物直売所「みしまるかん」で設置されている。  標高50メートル以上で生産される箱根西麓三島野菜のPRに力を入れるのうみんずは、地元のデザイナーや写真家とともに作成したポスターや手づくり広告などをコーナーに展示。ブロッコリーやレタスなど新鮮な野菜を並べ、生産者の顔が見える安心、安全な農産物をアピールした。「箱根レタスのレタしゃぶ」「かぶとチキンのボリュームサラダ」など、若手農家がおすすめする“食べ尽くしレシピ”も紹介している。  のうみんずの前島弘和代表は「消費者が購入後

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  • バレエと演奏で「ピーターと狼」 三島、幼児ら楽しむ

     子どもから大人までバレエと演奏のステージを楽しめる「0歳から入れるクラシックコンサート」(県主催、三島市民文化会館共催)が18日、同文化会館で開かれた。  国内外で活躍する指揮者斎藤友香理さんを招き、富士山静岡交響楽団が演奏を披露。メインの「ピーターと狼(おおかみ)」ではオーケストラをバックにSBS学苑イーラde沼津校とバレエ団芸術座の受講生らが出演し、音楽に合わせてピーターと狼をめぐる物語を猫やアヒル、小鳥などと一緒ににぎやかに繰り広げた。  「おどるポンポコリン」など子どもたちにもおなじみの曲目も演奏され、客席では幼児らも大喜びでステージを楽しんだ。

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  • 全国の陶器 三島に集結 三嶋大社境内

     全国各地の陶芸作品を一堂に集めた「全国大陶器市」(同振興会主催)が18日、三島市の三嶋大社境内で始まった。3月5日まで。  有田焼、備前焼、伊万里焼など全国に名だたる産地の作品約20万点をそろえ、14店舗がブースを構えた。日常的に使う皿やコップ、鍋に加え、たぬきや魚をかたどった作品やつぼなど、数百円から数十万円までの多彩な陶器に注目が集まっている。刃物や家具、海産物の珍味なども販売している。  全国大陶器市は約30年続く恒例イベント。今年は三島を皮切りに全国12~13会場で順次開催されるという。

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  • 東海北陸7県の青年建築士集う 浜松でブロック大会

     静岡県など東海北陸7県の青年建築士でつくる「建築士会東海北陸ブロック会青年建築士協議会」はこのほど、浜名湖ブロック大会を浜松市西区の舞阪協働センターで開いた。本県の約40人を含む約90人が出席し、各県の代表者が日ごろの活動について報告した。  本県は風間建築工房(伊豆の国市)の風間健一社長(46)が地域貢献の「ケンチクフェスタ」の取り組みを発表した。建築の魅力を子どもたちに伝えようと昨年10月に三島市で開催。集客に力を注ぎ、約150人を会場に集めたと説明した。  分科会では「災害とこれからの建築士」をテーマに、西井構造設計事務所(浜松市中区)の西井裕敏社長による講演「応急危険度判定の実施要領

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  • 沼津の魅力、学生が発掘 日大国際関係学部、原地区に着目 観光振興へマップ作成

     日本大国際関係学部(三島市)で観光を学ぶ宍戸学教授のゼミの学生が沼津市と連携し、観光振興に取り組む活動が広がりを見せている。2年目を迎えた本年度は、中心市街地だけでなく、歴史や文化の色合いが強い市西部の原地区での観光活性化策の提言に取り組んだ。今後は豊富な自然や水産物で知られる戸田地区での研究にも意欲を見せ、学生ならではの視点を生かした観光促進に期待が集まる。  1月下旬、ゼミに所属する3年生が沼津市商工会(同市原)の会員に向け、原地区の研究成果を発表した。地域活性化のまちづくりや観光事業について研究するチーム「地域観光ユニット」の学生は、JR沼津駅周辺以外の誘客が進んでいないことを課題と

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  • 伊豆縦貫道「天城越え」 国交相、23年度事業化言及 県東部首長要望受け

     下田市の松木正一郎市長ら県東部、伊豆地域の首長が16日、国土交通省で斉藤鉄夫国交相と面会し、伊豆縦貫自動車道の早期全線開通を要望した。斉藤氏は未着手の「天城越え」区間について、2023年度新規事業化の可能性に言及した。松木市長らが終了後の取材に明らかにした。  斉藤氏は、事業採択には公共事業評価の手続きを経る必要があることを念頭に「このまま順序をしっかりと踏んでいけば、4月1日以降に事業化ができる」などと述べたという。整備には「技術的な課題がある」との認識も示し、部分的な着手も選択肢の一つに挙げた。松木市長は「期待の持てる言葉をもらった。建設発生土の取り扱いなど、地元でやるべきことをしっかり

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  • JAふじ伊豆「みしまるかん」 三島市、来店5万人突破

     昨年10月にオープンしたJAふじ伊豆の農畜産物直売所「みしまるかん」(三島市谷田)の来店者数が14日、5万人を突破した。  5万人目となったのは、市内在住の渡辺洋子さん(55)。母と初めて来店し、「通路も広くて明るい雰囲気。野菜が豊富で楽しい」と話した。5万人目を告げられて突然の祝福に「びっくりしたけどうれしい。また来たいです」と語り、塩谷昌英店長から記念品を受け取った。  塩谷店長は「オープンから3カ月が過ぎ、お客さんも増えている。品質の高い地元野菜が好評をいただいている」と話した。

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  • 露店不正組員ら起訴内容認める 地裁沼津支部初公判

     暴力団員が実質経営する露店であることを隠し、「沼津夏まつり・狩野川花火大会」と三島市の「三嶋大祭り」での露店出店権を不正取得したとして、詐欺罪に問われた指定暴力団山口組藤友会組員の無職の男(77)=富士市中里=と露天商の女(55)=同=両被告の初公判が15日、静岡地裁沼津支部(谷本奈央裁判官)で開かれ、ともに起訴内容を認めた。  冒頭陳述で検察側は、男が複数の露店の経営に関わり売り上げを管理し、女は露店の営業に従事していたと指摘した。今後、追起訴する方針を明らかにした。

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  • 三島市議会 39議案可決 副市長2人制に

     三島市議会2月定例会は14日開会し、新年度から副市長を現在の1人から2人に増員する市条例改正案など39議案を可決した。一般会計に過去最大の424億8千万円を計上する新年度当初予算案8件は常任委員会に付託され、最終日の3月15日に各委員長報告を経て採決が行われる。  副市長2人体制は1期4年間の時限付きで導入し、現状通り県などの外部人材に加えて市職員からの生え抜き人材も登用する。副市長1人の人件費は年間1500万円とし、退職金を含めると4年間で6720万円。1人が事業系担当、もう1人が市全体の事務事業を把握するなど役割を分担するという。  市は2人体制の導入について、三島駅南口東街区の再開発事

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  • ごみ減量を推進 アドバイザー14人 三島市が委嘱

     三島市は12日、食品ロスの防止やリサイクルの普及などに率先して取り組む「ごみ減量アドバイザー」養成講座の閉講式を市役所で開き、修了者14人をアドバイザーに委嘱した。  同市の市民1人当たりのごみ排出量はここ数年の取り組みで国や県の平均値を下回ったものの、リサイクル率は平均よりも低い水準で推移している。最終処分場の容量もひっ迫し、焼却灰を県外に搬出する状況が続く中、半年間にわたり市の現状と先進事例を学んだアドバイザーが連携してごみ減量の啓発に取り組む。今回の修了生は3期生で、これまで25人のアドバイザーが活動している。  委嘱状を交付した豊岡武士市長は「ごみ減量は一時的な活動で進むものではない

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  • 露店不正 組員ら起訴内容認める 地裁沼津支部初公判

     静岡県東部の祭り会場での露店出店権を不正取得したとして、詐欺罪に問われた指定暴力団山口組藤友会組員の無職の男(66)=裾野市深良=と清掃員の女(52)=同市公文名=両被告の初公判が14日、静岡地裁沼津支部(室橋秀紀裁判官)で開かれ、ともに起訴内容を認めた。  冒頭陳述で検察側は、無職の男(66)が暴力団組員のため出店許可を得られないと認識し、女に露店の売り子をやるよう頼み、売上金を得ていたと指摘。静岡県東部の二つの祭りで、女が報酬計6万5千円を受け取っていたと明らかにした。今後、追起訴する方針も示した。  起訴状などによると、両被告は昨年6~8月、暴力団員が実質経営する露店であることを隠し、

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  • 裾野市内のアパート共用通路に侵入 男を逮捕

     裾野署は14日、邸宅侵入の疑いで三島市徳倉4丁目、自称清掃業の男(41)を逮捕した。逮捕容疑は2022年11月15日午後5時ごろ、裾野市内のアパートの共用通路に侵入した疑い。

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  • 子どもの安全 配置基準、処遇見直しを【点検 2023年度静岡県予算案㊤】

     今月上旬、三島市の白道こども園。園庭を駆け回り、楽しそうに昼食を食べる園児の姿が見られた。0~5歳児約190人を預かり、国の基準を上回る26人の保育士を配置する。「子どもたちを健やかに育てたいという思いで皆が一生懸命やっている」と土山雅之園長(61)。新型コロナウイルス禍に伴う業務増加や子どもの安全管理に関するマニュアルの見直し、研修と現場の負担感は増しているといい「今こそ保育の質向上に目を向けるべきだ」と訴える。  静岡県内の保育施設では昨年、送迎バス置き去り死や虐待事件が次々に明るみに出た。子どもの安全が何よりも優先されるはずの現場で保育環境の不備が発覚し、行政の対応の遅れも問題視された

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  • 移動駄菓子屋 親子の居場所に、悩みも気軽に相談を 三島の「おたまちゃん食堂」 東部各地で販売

     子ども食堂や学習支援の活動に取り組む三島市の一般社団法人「おたまちゃん食堂」(押田智子代表)は12日、経済的な悩みを抱える親子の支援につなげる「移動する駄菓子屋さん」の活動をスタートした。第1回を長泉町上土狩で行い、セレモニーで移動販売車を披露した。  移動駄菓子屋は、県がクラウドファンディング型のふるさと納税で募った寄付金により実現した。三島市を中心に県東部各地で月に2回ほど駄菓子を販売し、生活用品や食料品の無料配布、子ども食堂の紹介などを行う。経済的な不安を抱える家庭を支援するとともに、販売車には悩みごとを書いて投稿するポストも設置し、支援ニーズの把握にもつなげる。  同団体によると、親

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  • 「子育てに優しい」 静岡県、10事業所表彰 仕事と両立など

     静岡県はこのほど、本年度の「ふじのくに子育てに優しい企業」に10事業所を選び、県庁で表彰式を行った。男性の育児参加推進や仕事と子育ての両立などに取り組む企業に、川勝平太知事が表彰状を手渡した。  49社から応募があり、県や経済団体などでつくる選考委員会(委員長・犬塚協太県立大教授)が従業員数に応じた3部門ごとに選出した。  受賞企業の担当者は川勝知事との懇談で「全社的にテレワークに変更し、通勤時間がなくなり子育てしやすくなったという声が増えている」「時短、在宅、子連れ勤務など複数の働き方を提案できる制度を整えた」などとアピールした。  県は受賞企業の取り組みを冊子にまとめて県内外の大学などに

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  • 三島の70代女性 50万円詐取被害 特殊詐欺事件

     三島市内に住む70代の無職女性が13日、市職員を装う男から電話を受け、現金約50万円をだまし取られたと三島署に届けた。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。  女性は同日午後0時半ごろ、市職員をかたる男からの電話で「介護保険料の過払い金があり、還付金がある」と言われた。男の指示に従って自宅近くの金融機関へ行き、ATMを操作したところ、約50万円が他人の口座に振り込まれてだまし取られたという。

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  • 内浦漁協とアイエイアイ受賞 スタートアップと協業 「テックビート」

     静岡県内企業と首都圏スタートアップの優れた協業を顕彰する「テックビートシズオカアワード」(同実行委員会主催)が13日、静岡市内でオンラインを交えて開かれ、県知事賞に内浦漁業協同組合(沼津市)とMizLinx(ミズリンクス、東京)が選出された。  両者は内浦湾の養殖いけすに遠隔観測システムを設置し、近年多発しているというアジの大量死の原因を検証している。同組合の金指正和総務第二課長は「科学的な知見を取り入れて自然環境の変化に対応しつつ、漁業のスマート化も進められれば」と協業推進への意欲を語った。  昨年開催した商談会「テックビートシズオカ」に関連した協業事例の中から選んだ。実行委員長賞は、自動

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  • 熊本豪雨の被災地描く 三島で原画展、28日まで

     2020年の豪雨災害に見舞われた熊本県人吉球磨地方を舞台に描いたドキュメンタリー絵本「川があふれた!まちが沈んだ日 生きる力をくれたキジ馬くん」の原画展が14日、三島市民活動センターで始まるのを前に、音楽に合わせて防災絵本の読み聞かせを行うイベントが同市の総合防災センターで開かれた。  球磨地方に伝わる木製のおもちゃ「キジ馬」が豪雨で決壊した球磨川の濁流にのみ込まれながら、1週間後に八代湾で発見されて戻ってきた―という物語。地域のシンボルとして親しまれていた「キジ馬くん」が住民に勇気を与え、復興と明るい未来に向かう気持ちを思い起こさせた実話を描いた。ハープ演奏の音色とともに絵本が読み上げられ

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  • ドリブルこつは サッカー元代表監督の山本氏、児童ら指導 三島

     2004年のアテネ五輪でサッカー日本代表の監督を務めた山本昌邦氏(沼津市出身、日大三島高卒)による「子どもスポーツサッカー教室」(スルガ銀行、三島市、三島商工会議所主催)が11日、同市の南二日町グラウンドで開かれた。  市内のサッカーチームに所属する小学生ら約110人が参加し、パスやドリブルなどについて指導を受けた。山本氏は相手を見ながら多彩な足技で抜き去るフェイントや正確なトラップも細かく教え、「ボールを止めてから動き出すようでは世界で戦えない。スピードに乗ってパスを受け、瞬時に角度を変えるなど相手が嫌がる動きを心掛けてほしい」と呼びかけた。  J3アスルクラロ沼津の選手、スタッフも指導に

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  • 春の訪れ演出 しだれ梅開花 三島の食事処「松韻」

     三島市中田町の食事処「松韻」の別邸せせらぎ亭で、しだれ梅が花を咲かせ始めた。間もなく河津桜も開花が進む見込みで、2月下旬には梅と桜の“競演”が楽しめそうだ。  富士山の湧水を生かした池や橋などが整備されたせせらぎ亭の日本庭園では、約60本のしだれ梅が現在二~三分咲き。開花具合はほぼ例年並みで、20日過ぎには見頃を迎えるという。15本の河津桜も植えられ、満開の梅と桜で春の訪れを華やかに演出する。  開花期間は庭園を無料開放し、甘酒の無料サービスを行っている。夜はライトアップするほか、20~22日は梅まつりを開催してお得な特別メニューも用意する。

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  • 国内屈指の音楽家 三島に集う 公演でクラシック、大河テーマ曲

     音楽の機会が奪われたコロナ禍の2020年、三島市の小さな音楽会に出演した国内屈指の音楽家が再び集う「三島せせらぎ音楽祭」のコンサートが12日、市民文化会館で開かれた。  国内外で活躍する音楽家15人が出演し、「ふれあいステージ」「ザ・クラシックステージ」の2部制でコンサートを開催。モーツァルトやショパン、チャイコフスキーなどの多彩な曲目が演奏され、美しい音色を響かせた。三島や伊豆も舞台になった大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でメインテーマの指揮者を務めた広島交響楽団音楽総監督の下野竜也氏も登壇し、自らタクトを振ってテーマ曲の演奏を披露した。  同音楽祭は日本のトッププレーヤーがコロナ禍で演奏の場

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  • 自転車ヘルメット促進 藤枝市が取得費補助

     道交法改正で4月から自転車のヘルメット着用が努力義務化されるのを受け、藤枝市は2023年度、高校生以上の市民らにヘルメットの取得費2千円を補助する方針を固めた。同市に通勤、通学する人も対象になる。関連費用を23年度当初予算案に盛り込む。  努力義務化は、自転車事故の死者のうち、頭部の損傷が致命傷になる割合が高いことなどを受けての対策。市によると、現状では高校生以上の着用率は低いといい、着用の重要性を強く呼びかけていくとしている。  ヘルメットの購入に対する補助金交付は三島市でも実施予定。

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  • 主体性育成など9件表彰 三島市教育研究奨励賞

     三島市教育研究奨励賞の授与式がこのほど、市役所中央町別館で開かれた。幼児や児童生徒の主体性を高め、学びを楽しむ環境作りなど多彩な教育研究が進められ、西島玉枝教育長が優秀賞2件、優良賞7件を表彰した。  大場幼稚園の教諭3人による「幼児の主体性を育むために」では指導計画を改善し、発達段階に即した援助や子どもが試行錯誤しながら遊びを進める環境整備について研究した。中郷西中の駒坂和正教諭は「タブレット端末を活用した『みんなで学びを楽しむ生徒』の育成」をテーマに掲げ、1人1台端末を積極的に活用した実践的な研究に取り組んだ。  受賞者は次の通り。  優秀賞 久原詩子(大場幼)木村友有子(同)谷口恵理(

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  • 多様な性テーマ 現状や課題解説 三島でセミナー

     三島市はこのほど、多様な性を考えるセミナーを市役所大社町別館で開いた。性的少数者の暮らしと老後を考えるNPO法人「パープル・ハンズ」の永易至文事務局長を講師に招き、さまざまな性と社会のあり方について考えた。  永易事務局長は両性愛、異性愛、無性愛などの性的指向や性自認について人それぞれにグラデーションや変化もみられるとし、「一人一人が固有なセクシャリティーの主体。自分を尊重できない人は他人を尊重できない」と指摘。日本では男女二元制、異性愛主義の世間体と同調圧力が強く、性的少数者だけでなく多くの人が生きづらさを感じている現状を説明した。  同性カップルやトランスジェンダーの人の声を交えながら、

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  • 無料の地酒試飲会 学生の観光解説も 三島で2月17、18日

     三島市の日大国際関係学部と富士山三島東急ホテルは17、18の両日、無料の地酒試飲会「お酒で広がる交流」を同ホテル2階のツーリストラウンジで開く。ホテルの利用者以外でも立ち寄って試飲を楽しめる。  土地の食文化に触れるガストロノミーツーリズムの一環。県東部を中心に6種類の地酒を用意し、矢嶋敏朗准教授のゼミで観光を学ぶ3年生16人が酒の特徴や地域観光について解説する。  両日とも午後2~7時。事前の参加申し込みは不要。問い合わせは同ホテル<電055(991)0131>へ。

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  • 美しい伊豆創造センター 誘客へ台湾でトップセールス

     美しい伊豆創造センター(美伊豆)はこのほど、伊豆地域への観光誘客促進を目的としたトップセールスを台湾で行った。  会長の豊岡武士三島市長や副会長の菊地豊伊豆市長らが参加し、2~4日に実施した。日本の観光庁にあたる交通部観光局や台湾観光協会、観光関連メディアなどの関係者と面会し、伊豆地域の観光の魅力をPRした。現地の関係者からは「伊豆は温泉地として台湾でも有名。富士山を望む自然景観やワサビなど多くの魅力がある」との意見が出たほか、静岡空港の定期便の早期再開を求める声もあったという。  熱海市伊豆山で発生した土石流災害への義援金などを贈った国際ロータリー第3480地区自転車隊の会合にも出席して謝

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  • テントサウナ エイケン工業(御前崎市)、静岡県内企業協業で商品化【静岡ものづくり最前線】

     キャンプ愛好家らを中心に近年人気を集めている「テントサウナ」。国内で流通する製品のほとんどが海外製の中、静岡県内企業との協業で商品化した。本業は自動車用のオイルフィルター製造。電気自動車(EV)の普及など自動車業界の変革を見据え、新事業での収益獲得を図る。  テント内部を温めるサウナストーン(石)は、「大沢石」と呼ばれる溶岩石を三島市から調達。耐水性、耐熱性に優れた材質のテントを静岡市清水区の専門店が製作する。ステンレス製のストーブは磐田市の板金加工会社と試行錯誤し、石を載せる板を厚くして耐久性を高めた。農業用ビニールハウスと同様のパイプを骨組みに使用し、幅2メートル、奥行き2・4メートル、

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  • 一流の演奏 児童に披露 三島せせらぎ音楽祭本番前に学校訪問 

     国内屈指の一流音楽家が集う「三島せせらぎ音楽祭」(実行委員会主催)のコンサートが12日に三島市民文化会館で開かれるのを前に、出演者による訪問コンサートが9日、北小、南小で開かれた。演奏家が楽器の特徴や曲に込められた思いなども説明しながら美しい音色を響かせた。  9人が訪れた北小ではバイオリンやチェロ、コントラバスなどの弦楽器をそろえ、モーツァルトやチャイコフスキーなどの4曲を披露した。曲の合間にはトークを交え、音楽の流れを継承する作曲家の気持ちや時代背景なども解説。「みんなも先輩の良いところをどんどん取り入れてほしい」などと語りかけ、ステージでは息の合った演奏を繰り広げた。  同音楽祭はコ

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  • お笑い「TIM」三島で24日トーク 「幸せな暮らしと住まい」テーマ

     静岡県宅地建物取引業協会東部支部は24日、お笑いコンビ「TIM」を招いたトークライブを三島市民文化会館で開く。定員200人、入場無料。  テーマは「幸せな暮らしと住まい」。不動産投資の経験も生かして現在はシェアハウスを経営するレッド吉田さんがゴルゴ松本さんとともにトークを披露する。ウェブ配信も定員500人で行う。  午後2時開演。会場での受講希望者は、県宅建協会東部支部のホームページから用紙をダウンロードして17日までにファクスで申し込む。問い合わせは同支部<電055(925)2211>、申し込みは<ファクス055(925)2213>へ。

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  • 元県職員に有罪判決 公共工事巡り背任 静岡地裁

     静岡県発注の公共工事に絡んで虚偽の設計公文書を作成し、請負代金を増額させるなどして県に損害を与えたとして虚偽有印公文書作成・同行使と背任の罪に問われた三島市、元県職員の被告(32)=依願退職=の判決公判で静岡地裁は8日、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。  判決理由で国井恒志裁判長は、被告が土木技師として公共工事の設計積算や監督する職務に従事していたと説明し、「公文書に対する信頼性を大きく損ない、誠実かつ公正に職務遂行する任務に背いた」と指摘。動機については予算を消化するためで「経済的利益の目的がなかったとしても短絡的で非難は免れない」と述べた。  一方、被告が反省態度を示

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  • おなかの働き 仕組みを学ぶ 三島の幼稚園

     三島市のしらゆり幼稚園で7日、東静岡ヤクルト販売(沼津市)の社員を講師に招いた健康教室が開かれ、年長園児約70人がおなかの働きや仕組みについて学んだ。  デジタル紙芝居ではおなかの中で悪い菌が増えると下痢をしたりする話を披露し、良い菌を増やすための「8つの約束」として早寝早起き、野菜や朝ご飯をしっかり食べることなどを呼びかけた。食道や胃、腸などを紹介する模型も示し、口から入った食べ物がどのように栄養となって排出されるか―などの仕組みも解説した。

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  • 被災時「共助が人命救う」 三島・加屋町自治会、防災研究報告

     三島市の加屋町自治会はこのほど、2年間にわたって研究を積み重ねてきた地域防災の発表会を市西地区コミュニティー防災センターで開いた。  溶岩層の地盤は強固で家屋が崩れにくい一方、道路幅が狭く住宅が密集し、古い木造の建物も多い―など、同町の防災的な強みや弱点などを分析した。その上で西風が強い冬場の夕方に震度6強の大地震が発生するなど、最悪のシナリオにどう対応するかをテーマに掲げた。広域避難所の三島西小は収容人員が限られ、他地域への移動や自家用車内での生活、臨時避難所の開設などさまざまなケースが想定されるとした。  日ごろからできる有事への備えとして水や食料の備蓄、中高生による若い力の結集、トイ

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  • 2月定例会、14日から30日間 三島市議会

     三島市議会は7日、議会運営委員会を開き、2月定例会の会期を14日~3月15日の30日間と決めた。  42件の議案が提出され、2023年度当初予算案は常任委員会に付託して審議する。代表質問は22、24の両日、一般質問は3月8~10日の予定。

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  • 「テックビート」 2月13日に事例紹介 オンライン開催

     静岡県内企業とスタートアップの優れた協業事例を発信する「テックビートシズオカアワード」(実行委員会主催)が13日午後2時から、オンラインで開かれる。  受賞企業4社のトークセッションなどを通じ、食を切り口にした先端技術や地方創生の取り組みを紹介する。三島市でのウイスキー製造プロジェクトや茶をテーマにした事業の発表も行う。  参加無料。視聴希望者は「テックビートシズオカ」ホームページ内の同アワードのコーナーから申し込む。問い合わせは静岡県産業イノベーション推進課<電054(221)2609>へ。

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  • 百人一首名人戦で連覇 川瀬さんが三島市長に報告

     1月に滋賀県で開かれた小倉百人一首の日本一を決める第69期名人位の決定戦で2連覇を果たした三島せせらぎ会所属の川瀬将義さん(28)=長泉町=が7日、三島市役所に豊岡武士市長を訪ねて喜びを報告した。  川瀬さんは結婚を機に同町へ移住し、三島せせらぎ会の会長で名人戦14連覇を達成した西郷直樹永世名人を相手に腕を磨いている。初タイトルを獲得した昨年と同じ顔合わせとなった名人位決定戦では、勝敗の行方が最後の1枚までもつれ込む大接戦に。「どちらが勝ってもおかしくない戦いだった」と振り返り、「必勝祈願をした三嶋大社の御利益があったのでは」と語った。  5連覇すると与えられる永世名人の称号を目指すという。

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  • 還付金詐欺 約100万円だまし取られる 三島の男性被害

     三島市の雑貨店店員の男性(66)が7日、市役所職員をかたる男らに還付金名目で現金約100万円をだまし取られたと三島署に届けた。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。  同署によると、同日午後4時ごろ、男性宅に市役所職員を名乗る男から「保険の戻り金がある」と電話があった。男性は金融機関の職員をかたる男から電話で指示され、市内の金融機関のATMから他人の銀行口座に現金を振り込んだ。

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  • 藤枝明誠V 即興英語で討論展開 13高校出場

     高校生が直前に出された議題について英語で意見を交わす「英語パーラメンタリー(即興型)ディベート県大会」(県高校英語教育研究会主催)が5日、三島市の三島北高で開かれた。県内13校から各3人が出場。藤枝明誠高が優勝し、3月に東京で開催される全国大会に県代表として出場する。  「プロスポーツ選手のような名声がある暮らしより平均的な暮らしをする方が良い」「全ての国で大学の推薦入試を廃止すべき」などのテーマが試合の20分前に渡され、対戦する2チームは賛成、反対の立場に分かれて意見を考えた。使用できる道具は電子辞書のみで、スピーチは1人5分。各チームのメンバーが交互に登壇し、直前の発表者に英語で反論しな

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  • 会員増強へ思い新た 三島、伊豆地区8RC 再編後初ミーティング

     三島、伊豆地区の8ロータリークラブ(RC)が集うインターシティーミーティングが5日、三島市内で開かれた。  静岡、山梨両県をエリアとする国際ロータリー第2620地区で、3年前に静岡第1グループとして伊豆、三島の8クラブが再編成されてから初めての開催。ホストクラブは三島西RCが務めた。あいさつで登壇した第1グループの遠藤正幸ガバナー補佐は国内や同グループで会員の増強が進む状況に触れ、「全ての会員がロータリーの良さを享受し、すばらしさを発信すれば会員増強につながる」と呼びかけた。  全体会議に続いて「音楽ひろば」のステージが開かれ、ピアノ演奏とソプラノ、バリトンによるデュオが披露された。

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  • 南小おやじの会 3年ぶり餅つき 三島

     三島市立南小に通う児童の父親でつくる「南小おやじの会」は5日、恒例の餅つき大会を同校で開いた。  新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。もち米30キロをふかしてきねと臼で威勢良く餅つきを行い、初体験の児童も参加してにぎやかにイベントを盛り上げた。餅はきなこやカレー、しょうゆなどさまざまな味が用意されたほか、熱々の豚汁や焼き芋も来場者に振る舞われた。  設立20年を迎えた同会の活動は本年度から徐々に再開し、原慎一郎会長(43)は「コロナもあるけど、普段できない体験を子どもたちに楽しんでもらいたい」と話した。

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  • 三島の野菜ふんだんに 学生と飲食店 コラボメニュー店舗で提供

     地元産の食材を使ったメニュー開発に取り組んできた三島市の飲食5店舗と鈴木学園中央歯科衛生士調理製菓専門学校の学生が6日、完成した新メニュー5品を同校でお披露目した。今後、各店舗で順次提供されるほか、高校生やインフルエンサーもSNSで情報発信して三島の食を盛り上げる。  鳥獣被害をもたらす鹿の肉をミンチにし、三島のタマネギやワサビの茎を加えた「伊豆メンチ」、肉の代わりに豆腐と地元のキャベツを用いたギョーザなど多彩なアイデアメニューが並んだ。素材の味がそのまま楽しめる「ふろふき人参(ニンジン)」は白みそとサクラエビをかけて味わい、地元産のトマトをパスタにも練り込んだ真鯛のトマトラグーは野菜の甘み

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  • 伊豆のへそ「いちご尽くしのスイーツビュッフェ」シーズン序盤から甘み十分【道の駅 食探訪⑬】

     静岡県内を代表するイチゴ生産地、伊豆の国市。同市にある「伊豆のへそ」内の「いちごBon Bon BERRY 伊豆の国ファクトリー」では毎年、5月上旬ごろまでのシーズン中だけのイチゴスイーツビュッフェが好評だ。  ショートケーキやタルト、ゼリー、エクレアなど常時約15種類が並ぶ=写真=。時間限定で特別メニューも登場する。使用するのは市内の紅ほっぺ、章姫、きらぴ香のほか、三島市で栽培される白イチゴも。パティシエの渡辺淳一さん(39)は「台風の影響を受けたが、社内会議で『今年は特においしい』と声が上がるほど、シーズン序盤から甘みがのっている。手作りのスイーツで味わって」と薦める。  制限時間は1時

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  • おもちゃ直す“ドクター” 長泉でイベント 新たな命吹き込み

     壊れた玩具をボランティアが修理するイベント「おもちゃの病院」が5日、長泉町福祉会館で開かれた。町内有志でつくる長泉おもちゃ病院実行委員会が、町のにぎわい交流イベント支援事業補助金を活用し、企画した。  沼津市と御殿場市で活動する「おもちゃ病院」のボランティア8人を“ドクター”として招いた。特撮ドラマ「シンケンジャー」の剣の玩具や、アニメ「トイ・ストーリー」のキャラクター、ウッディの人形など、音が出なくなったり、光らなくなったりしたおもちゃを修理し、新たな命を吹き込んだ。  ドクターとして参加した御殿場市の中川修一さんは「元々機械いじりが好きで孫のおもちゃを直していた。

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  • 三島・中郷交番 新たに完成 地域の安全拠点に

     三島署は3日、老朽化に伴い建て替えを進めていた中郷交番(三島市梅名)の竣工(しゅんこう)式を開いた。  建築から約40年が過ぎて老朽化が進んでいた建物を取り壊し、鉄骨2階建ての交番を新たに設置した。カウンターの窓口に加え多目的トイレや相談室、仮眠室なども整備し、勤務員は警察官8人と相談員1人。市中心部を東西に通る国道1号から函南との市町境にかけ、市南部のほぼ全域を担当する。  同署で開かれた式典では内田一弘署長があいさつし、「地域安全センターとして地域のさらなる活性化の一助となるよう住民の期待に応え、安全安心で住みよいまちづくりに取り組む」と語った。

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  • ホタル舞う源兵衛川に GW三島、餌のカワニナ採取し放流 

     三島市のNPO法人グラウンドワーク(GW)三島は4日、市内を流れる源兵衛川の下流部でホタルの餌になるカワニナを採取し、夏になるとホタルが飛び交う中流部に放流した。  GW三島によると、幼虫のホタルは餌のカワニナを食べて成長し、3月ごろに川から土手に上がって4月下旬から飛び始める。参加者は富士山南東消防本部西側の源兵衛川で3万個のカワニナを集め、例年ホタルが多く見られる三島メディカルセンター周辺の源兵衛川に放った。  GW三島はこのほかにも外来植物の除去など水辺環境の整備に取り組み、ホタルの保全活動を続けている。生息調査(4月下旬~6月)では、12年前の1200匹から昨年は3200匹まで観測

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  • 1年の活動成果を披露 三島で生涯学習まつり

     三島市民生涯学習センターを活動の拠点とする各種団体が1年間の成果を発表する「生涯学習まつり」(市主催)が4日、同センターで始まった。5日まで。  通常開催は3年ぶり。展示の部では手づくりの洋服や着物、写真、書などの力作が並び、来場者の注目を集めた。講義室では合唱や演奏のステージも開かれたほか、ファミリーコーナーでは手作り品の販売や無料の健康チェックなどが行われた。オープニングセレモニーでは市の生涯学習推進に貢献した功労者4人を表彰した。  表彰を受けたのは次の通り。  キムラ利栄、杉本茂行、洲浜豊和、真鍋久美子

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  • 東レ サントリーに押し切られる バレーボールVリーグ男子

     バレーボールのVリーグは4日、三島市民体育館などで行われ、V1男子の東レは1-3でサントリーに敗れて14勝9敗とし、5位に後退した。東レは第1セット、小沢宙輝や西本圭吾のサーブが効力を発揮し、先取したが、第2セット以降は逆に相手のサーブに崩された。パダル・クリスティアンがアタックで34得点とフル回転したが、サントリーのムセルスキー・ドミトリーの攻撃を封じることができず。第4セットはジュースの末に33-35で押し切られた。  ■サーブ走らず逆転許す  現在リーグ2位のサントリーに対し、東レはサーブで攻めて攻撃力をそぎたかったが、チームのサーブ効果率はわずか0・5%。サーブが走らず、苦しい展開

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  • 節分にぎわい戻る 年男が豆まき 三嶋大社

     節分の3日、静岡県東部の各地で豆まきが行われた。「鬼は外、福は内」。地元の代表者や神社宮司、年男と年女らが威勢良く、豆のほか子供向けにとお菓子袋を振りまいた。  三島市の三嶋大社では厄払いと開運を祈る神事に続き、73歳以上の年男らが舞殿から厄よけ豆やお菓子、ミカンなどを一斉にまいた。  舞殿の周りには参拝者ら約千人が詰めかけ、福を授かろうと懸命に手を伸ばした。太鼓の音に合わせて「福は内」「鬼は外」のかけ声が響き、境内は熱気に包まれた。4回目の年男を務めた鶴見七郎さん(82)は「みんなが集まれることがうれしい。健康で幸せな1年になるよう願いを込めました」と話した。

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  • 笑福亭羽光さんら招き寄席 2月12日 沼津御用邸公園

     沼津市の沼津御用邸記念公園は12日、三島市在住の落語家笑福亭羽光さんを招き、「沼津御用邸寄席」を同公園東付属邸で開く。  午前11時と午後2時の2回、各回定員30人。羽光さんは2007年に笑福亭鶴光さんに入門し、21年に真打ち昇進。創作落語を得意とし、20年にNHK新人落語大賞を受賞した。前座として春風亭昇ちくさんも出演する。  入場料は2千円(入園料込み)。申し込み、問い合わせは同公園<電055(931)0005>へ。

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  • 裾野に音楽愛好家集いの場 手がけた塩川さん「地域活性の力に」

     裾野市に音楽愛好家らの集いの場が誕生した。地元や周辺市町から参加したり、若い世代やフォーク世代のシニア層など年を問わず交流したりと、富士の麓で音楽の輪が広がっている。  手がけるのは同市のデザイン会社代表塩川哲也さん(56)。趣味で長年、作曲や演奏活動をしてきた。参加していた地元の発表会がなくなったのを契機に2020年頃から、市内のショットバー「ワインプール」でギターの練習会として始動した。  新型コロナの流行が始まった時期と重なり、これまで中断と再開を繰り返してきたが、現在は「富士山すその昼下がりの歌会」として毎月1回、開催。感染防止対策で無観客だが、愛好家らは主に自作の曲を披露し、互い

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  • 建設の仕事と環境保全学ぶ 清水町立西小5年 沼津で体験学習会 アマゴの放流も

     加和太建設(三島市、河田亮一社長)は1日、工事現場の仕事や環境保全の大切さを児童に学んでもらう体験学習会を沼津市で開いた。清水町立西小の5年生約80人が、同社が護岸工事を行う黄瀬川橋下の狩野川河川敷で理解を深めた。  担当社員は、無人のショベルカーや作業をロボット化していることなど将来の工事現場の話をした。災害から人命を守ったり、住民の生活を支えたりするために工事をしていると仕事の魅力を伝えた。  児童は狩野川の生態系や水質について学び、アマゴの稚魚計約7千匹を狩野川に放流。川の中で元気に泳ぐアマゴに、「大きくなって戻ってきてね」と声をかけ見送った。中西達也君(10)は「アマゴに触れ合えて

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  • 新会長に山本氏 静岡県農業経営士協会

     静岡県農業経営士協会は1月31日、総会を静岡市葵区で開き、任期満了に伴う役員改選で新会長に山本義明副会長(牧之原市)を選任した。任期は2年。  副会長は佐野智信(富士市)、藤野茂樹(浜松市)の両氏を選んだ。山本氏は「会員の声を国や県に届け、就農を志す若者を増やせるように励んでいきたい」と話した。  新型コロナウイルス禍で縮小してきた各部会での視察研修充実、行政や試験研究機関との連携強化などを盛り込んだ2023年度事業計画も承認した。  若手生産者でつくる県青年農業士会も同日総会を開き、土井良太氏(富士宮市)が会長に就いた。副会長は宮沢竜司(三島市)、渡辺泰且(掛川市)の両氏が選ばれた。

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  • グラウンドワーク三島、松毛川で観察会 多様な野鳥確認

     三島市のNPO法人グラウンドワーク(GW)三島はこのほど、沼津との市境を流れる松毛川沿いの河畔林に生息、飛来する野鳥の観察会を開いた。  松毛川沿いはGW三島が20年以上前から整備作業を進め、荒廃した川岸の雑草や放置竹林を伐採して樹木を植えている。河畔林は多くの野鳥が飛来するようになり、観察会では子どもから大人までの12人が双眼鏡を使って18種類の鳥を確認。日本野鳥の会東富士の滝道雄副代表が講師を務め、沼津市側の河畔林を約2キロ歩いて多彩な生物について解説した。  滝さんによると、ノスリやトビなど食物連鎖の頂点に立つ猛禽(もうきん)類が多く生息する環境は自然が豊かな証拠という。GW三島は今後

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  • 三島市予算案 一般会計過去最大424億円 発展へ地盤固め 

     三島市は1日、2023年度当初予算案を発表した。本格的な着工を予定する三島駅南口東街区の再開発事業や公営住宅の建て替えなどで投資的経費が増加し、一般会計は過去最大の424億8千万円(前年比8・4%増)。大場地区の土地区画整理事業も含め、将来の持続的発展に向けた地盤固めに重点を置いた。  19億6千万円を計上する駅前再開発は、買収する土地、建物の権利変換を経て解体工事に入る見通し。地下水、湧水を保全するモニタリング調査や建築工事への補助、退去するテナントの補償などに予算を盛り込んだ。31年度の供用開始を目指す市役所の新庁舎整備事業には1500万円を充て、建設地を含めた基本構想を年度内に策定する

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  • 新富士駅のコワーキングスペース 働きやすさ見える場に【記者コラム湧水】

     静岡県内新幹線駅構内の商業施設で初となるコワーキングスペースがJR新富士駅にできた。富士市が設置し、年明けの開所から3週間で約150人が利用している。テレワーク推進都市を掲げる市の関係者は出足好調という受け止めだ。市民の働きやすさの実感につながる新たな要素になり得るか注目している。  新幹線駅といっても、抑えめな音楽が流れているくらいで静か。手狭ともいえる一角だが、利用者のほとんどが新幹線の乗客というオフィスでは改札至近というロケーションが何にも勝る。  富士ヒノキをテーブルや柱に使った意匠は、仕事の満足度も上げているはず。県外への発信に期待する半面、機会があれば県内の人にものぞいてみてほし

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  • 娘をナイフで脅迫 容疑の女性不起訴 地検沼津支部

     静岡地検沼津支部は31日、自宅で小学生の娘をナイフで脅迫したとして暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕、送検された三島市の店員の女性(42)を不起訴処分にした。理由を明らかにしていない。

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  • 外国人住民が恵方巻き作り 三島 風習も学ぶ

     三島市国際交流協会は29日、外国人住民を対象にした立春交流会「恵方巻きをつくろう」を市民生涯学習センターで開いた。  ベトナムやインド、中国など8カ国、20人が参加した。同協会員から「すしロール」の作り方を学んだ後、お米をといで炊く作業から取りかかった。具材のキュウリやかんぴょうなどをちょうど良い長さに切りそろえたほか、卵焼きにも挑戦した。エビやツナなどさまざまな具を酢飯の上にたっぷりと乗せ、手前からゆっくりと巻いて完成させた。  協会員から今年の方角の南南東に向いて食べる風習について説明を受け、完成した恵方巻きを各家庭に持ち帰って味わった。

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  • フォークリフトが衝突、男性死亡 三島市徳倉

     30日午前9時55分ごろ、三島市徳倉のレンズ加工会社「第一樹脂工業」で、作業中だった同市徳倉1丁目の派遣社員の男性(73)が、後退してきたフォークリフトに衝突され、搬送先の病院で死亡が確認された。三島署は労災事故とみて原因を調べている。

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  • 新庁舎整備へ検討委 三島市役所 10人に依頼状交付

     築60年が経過して老朽化が進む三島市役所の新庁舎整備に向けた検討委員会の委員依頼状交付式が30日、市役所で開かれた。学識経験者や各種団体の関係者ら10人が委嘱を受け、新庁舎の規模、建設地、導入する機能などについて意見をまとめる。  新庁舎は市制90周年の2031年度をめどに新設する計画が進んでいる。現時点の建設候補地は現在の市役所がある北田町か南二日町グラウンド。延べ床面積は約1300平方メートルを想定し、建設費は北田町が115億円、南二日町は浸水対策も含めて91億円が見込まれている。検討委は市民から寄せられた意見も踏まえ、学術的、専門的な見地から新庁舎の適切なあり方を考える。  依頼状を交

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  • 「好きになることが大事」 ボクシング五輪金 入江さん 三島の小中生に講演

     東京五輪のボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈さん(日本体育大4年)が30日、三島市の中郷中、北小を訪れて講演した。ボクシングや選手引退後の新たな目標に据えるカエル研究への思いを語り、「好きになれば自発的、主体的に取り組める。それが成功への近道」と生徒らにアドバイスした。  中郷中では生徒の質問に答える形で講演した。ボクシングでのモチベーションについて「ゴールは五輪の金メダルだが、最初は現実味が湧かない。逆算して県、全国大会など身近な目標に向かった」と振り返った。部活動の試合で「いつも緊張してしまう」という生徒には、「本番の緊張や練習よりも動きが悪くなるのは当たり前。そう思え

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  • ウクライナへの思い訴え 避難家族と交流授業 三島北中

     ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナの東部ドニプロから三島市に避難しているネジェリコ・マリーナさんと孫のミランさん、同市に住む娘の原アンナさんらが30日、市立北中を訪問して母国への思いを生徒に語った。  ネジェリコさんらは2022年4月に来日し、三島で暮らす原さんの自宅に身を寄せている。交流授業ではウクライナ各地の風景写真を交えながら、近隣各国への良好なアクセスや肥沃(ひよく)な土壌で生産される豊かな農産物などさまざまな魅力を紹介した。ソ連から独立して現在の国家を形成するまでの歴史にも触れ、手に入れた平和の尊さや自由と平等を重んじる国民性などについて語った。  22年2月の軍事侵攻から生活が一

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  • 還付金詐欺 100万円被害 三島の60代女性

     三島市の60代女性が29日までに、市役所職員をかたる男らに現金約100万円をだまし取られたと三島署に届けた。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。  同署によると、27日午前9時ごろ、女性宅に三島市健康保険課の職員を名乗る男から「保険料の過払い金があり、還付金がある」と電話があった。女性は金融機関の職員をかたる男に電話で指示され、コンビニなどの現金自動預払機(ATM)で現金を2回にわたって指定された口座に振り込んだ。

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  • 横断中の男性と衝突 過失傷害の疑いで教諭逮捕 三島

     三島署は28日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで清水町長沢、同町立中教諭の男(24)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午後5時40分ごろ、三島市大場の伊豆縦貫自動車道の側道交差点で乗用車を運転中、横断歩道を歩いていた同市の無職男性(75)と衝突し、けがを負わせた疑い。同署によると、男性は意識不明の重体のもよう。乗用車が右折しようとした際に男性と衝突したとみられる。同署が原因を調べている。

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  • 福祉活動へ助成 35団体に500万円 三島の三信協会

     三島信用金庫が設立した三信福祉協会はこのほど、2022年度の社会福祉活動助成金の贈呈式を三島市の同信金本店営業部で開いた。静岡県東部の35団体に計500万円を助成する。  新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に規模を縮小し、平井敏雄理事長が助成団体代表の一般社団法人「ママとね」(同市)の中島あきこ代表に目録を手渡した。平井理事長は「各団体は見えないところで広がる格差にも目が届くよう地道な活動を続けている。有効に役立ててほしい」と呼びかけた。  中島代表は「(生活に困っている家庭の)子供たちに本を届ける事業を新しく始めた。大きな支援をありがとうございます」と感謝した。  社会福祉活動への助成は

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  • サテライトオフィス設置 三島市と都内企業が覚書

     ソフトウエア開発のKDDIアジャイル開発センター(東京)はこのほど、三島市とオフィスの設置に関する覚書を交わし、同市芝本町にサテライトオフィスを開設した。起業家の発掘、支援を行うLtGスタートアップスタジオ(同市大社町)とも連携し、新たなビジネスへの挑戦をサポートする。  覚書では積極的な雇用と人材確保、IT人材の育成で同社と市が協力し、地域活性化に向けた円滑な事業活動を図る―などと定めた。LtGスタジオの起業家に対しては、アイデアを具現化するアプリやツールを提案するなどして事業化を後押しする。ワーケーションイベントも開催し、サテライトオフィスを中心に三島の関係人口拡大にも努める。  このほ

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  • 元ル・クプル 藤田恵美さん熱唱 三島市民文化会館

     「ひだまりの詩」など数々の名曲を生み出した音楽ユニット「ル・クプル」の元ボーカル藤田恵美さんによる「しずぎんユーフォニア・コンサート」(静岡銀行主催、静岡新聞社・静岡放送共催)が25日夜、三島市民文化会館で開かれた。  「なごり雪」「卒業写真」「木綿のハンカチーフ」など、2部に分けて計13曲を披露。童謡の「故郷」ではコロナ対策として客席に心の中で一緒に歌うよう呼びかけ、歌詞を伝えながら歌声を響かせた。ひだまりの詩も歌い上げ、約230人の聴衆を魅了した。  コンサートの売上金は「しずぎんふるさと環境保全基金」を通じ、県内の環境保全に寄与する事業、活動の助成金として活用される。

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  • 電子マネー50万円 70代女性詐取被害 三島

     三島市の70代無職女性が26日までに、有料サイトの未払い金として電子マネーを要求され、50万円分をだまし取られたと三島署に届けた。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。  同署によると、女性は24日午後3時ごろ、携帯電話に届いたメールの連絡先に電話をかけたところ、カスタマーセンターの関係者を名乗る男から「有料サイトの未払い金がある」「このままだと裁判になる」などと言われた。電子マネーでの支払いを求められ、市内のコンビニで購入した計50万円分のプリペイド番号を相手に教えたという。

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  • 伊豆箱根鉄道、すべらない砂で合格祈願 修善寺駅で28日、受験生に配布

     伊豆箱根鉄道(三島市)は28日、電気機関車の車輪にまいて空転を防ぐ砂を袋に小分けした「すべらない砂」を、駿豆線修善寺駅(伊豆市)と大雄山線大雄山駅(神奈川県)で配布する。入試が間近に迫った受験生の合格祈願として各100個を用意する。  同社には1947年製の電気機関車が2機あり、現在も車両や重機などの輸送に使われている。運ぶ対象物が重いと車輪が空転する危険が高まるため、レールとの間に砂をまいてすべらないよう安全対策を行っているという。受験シーズンを前に「すべらない砂」を小さな袋に入れ、合格祈願の絵馬をデザインしたパッケージとともに受験生に配る。  28日午前10時から配布し、なくなり次第終

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  • 東レに心強い戦力 重藤(内定選手)合流、李が復帰 バレーボール・V1リーグ男子

     シーズン後半戦に突入したバレーボールV1リーグ男子の東レに心強い戦力が加わった。内定選手のアウトサイドヒッター重藤トビアス赳(早大)がチームに合流。体調を崩して開幕前にチームを離脱していた東京五輪代表のミドルブロッカー李博が復帰した。  全体練習に臨んだ191センチの重藤は、コンパクトな腕の振りから威力抜群のサーブを繰り出して早速アピールを開始。まずはピンチサーバーとしての出番に期待できそうだ。  父がドイツ人、母が日本人。神奈川で育ち中1でバレーを始めた。荏田高(神奈川)時代は全国総体と全日本高校選手権(春高)にそれぞれ2度出場。早大では3年秋からオポジット(セッター対角)を任され、全日本

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  • 箱根西麓野菜でバーニャカウダ 28日から三島市内飲食店で提供

     年間を通じて多彩な品種を生産する箱根西麓三島野菜を使ったバーニャカウダ「みしまバーニャ」が28日から、三島市内の飲食21店舗で一斉に提供を開始する。四季折々の旬な野菜を用意し、添えるソースは各店が開発するオリジナル。静岡県内外で高い評価を受ける三島野菜の素材を生かし、新たな名物として売り出す。  標高50~数百メートルの箱根西麓は日当たりと水はけの良い土壌が広がり、寒暖差も生かして高品質な野菜が生産されている。葉物や根菜類など種類も豊富で、ジャガイモやサツマイモをはじめとする季節の作物は全国の市場でも人気が高い。そんな野菜の味をそのまま感じられる料理としてバーニャカウダの開発を進め、JAふじ

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  • 救急救命士が不適切処置 富士山南東消防本部

     富士山南東消防本部(三島市)は24日、30代の男性救急救命士が搬送中の糖尿病患者に対し、ブドウ糖溶液を本来の静脈路ではなく口から投与する不適切な処置を行ったと発表した。  救急救命士は昨年12月に裾野市内で低血糖による意識障害が疑われる意識不明の50代男性を搬送する途中、男性の呼吸が停止するなど容体が変化したため医師から静脈路を確保してブドウ糖溶液を投与し、気道確保のチューブを挿入するよう指示を受けた。しかし、男性が心肺停止となり静脈路の確保が困難なため、再び医師の指示で口からチューブを経由してブドウ糖を投与したという。  男性は病院搬送後に死亡した。同本部によると口から投与したブドウ糖との

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  • 自民3氏公認、推薦 静岡県議選 三島市と御前崎市選挙区

     自民党県連は24日、4月9日投開票の静岡県議選で、三島市選挙区(定数2)から出馬するいずれも現職の宮沢正美氏と伊丹雅治氏の公認を決めたと発表した。御前崎市選挙区(同1)から出馬する新人の河原崎全氏の推薦も決定した。23日付。

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  • 三島の課題にチャレンジ 学生、社会人が最終プレゼン

     静岡県内外の社会人や大学生、高校生による6チームが三島市内の課題解決策を探る研修プログラムの最終プレゼンテーションがこのほど、同市の三島商工会議所で行われた。  観光、移住定住、地域参画のテーマごとに2チームずつに分かれ、昨年11月から三島で聞き取り調査などを行いながら地域の現状や課題を分析した。最終プレゼンで観光について発表したチームは三島駅と三島広小路駅、三嶋大社を結ぶ三角形を軸に、周辺エリアにも観光の範囲を広げる方法を提案。自転車や子どもの体験学習など多彩な分野を紹介する「インタープリター」が三島ならではの観光素材を発信し、誰もが情報を追記できるデジタルマップの活用を打ち出した。  若

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  • 静岡人インタビュー「この人」 焼津・実証実験のアプリを開発した会社CEO 讃井寛海(さぬいひろみ)さん(三島市)

     1月から焼津市内で始まった実証実験で使うビジネスマッチングのアプリを開発した。実証実験ではモビリティサービスと組み合わせ、人材交流促進を図る。2021年、大学在学中にソフトウエア開発会社「LANDMARK(ランドマーク)」を創業。さいたま市出身。三島市在住。26歳。  ―アプリ開発の動機は。  「大学在学中に米国シリコンバレーでコワーキングスペースを拠点にビジネスを含めてさまざまな出会いが繰り広げられている光景を見て、対面でやりとりすることの重要性を感じた。日本に帰って、こうした光景を都会ではない都市の中心部で実現したいと思ったことがきっかけ」  ―立ち上げた会社の目指すところは。  「米国

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  • 書きぞめ三島・伊豆地区展 力作ずらり1359点

     静岡県書道連盟創立75周年記念の「書きぞめ三島・伊豆地区展」が21、22の両日、三島市民生涯学習センターで開かれた。園児から小中学生や高校生、一般まで1359点が寄せられ、力強い作品に注目が集まった。  主な入賞者は次の通り。  県知事賞 村松小遙(長泉小)野知玲香(三島徳倉小)藤島愛美理(函南東中)▽県議会議長賞 遠藤友月(三島山田小)田村未歩(函南西小)鈴木那奈(韮山高)▽県教育長賞 西島瑞紀(三島南小)深沢慎之介(三島中郷中)堀駿太(小山高)▽県文化協会長賞 佐藤悠翔(伊東八幡野小)浅賀玲那(三島北中)小坂勝利(一般)▽県書連会長賞 渋谷まり(伊東富戸小)土屋羽音(修善寺南小)西島駿登

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  • 傷害の疑い 自称自動車整備工の男を逮捕 三島署

     三島署は22日、傷害の疑いで全て自称の長泉町中土狩、自動車整備工の男(44)を逮捕した。逮捕容疑は同日午後2時ごろ、三島市中の路上で同市の無職男性(87)の顔を複数回殴り、けがを負わせた疑い。同署によると、2人に面識はないという。

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  • 段ボールのピザ窯作ったよ 三島の子どもら 防災キャンプ

     子どもの防災教育に取り組む災害教育支援機構(三島市徳倉)は22日、「防災デイキャンプ」を同市佐野の森の広場で開いた。園児や児童ら12人が身近なものを利用して食事を作り、災害時を想定して「不便を楽しむコツ」を学んだ。  段ボールの内部にアルミホイルを貼り付け、中に着火させた炭を入れてピザ窯を作った。子どもらはソースを塗ったピザ生地にチーズやウインナー、タマネギなどをトッピングし、熱くなった窯の中で焼き上げた。焼き芋なども行い、穴を掘ったりして熱心に取り組んだ。  同キャンプは県社会福祉協議会の助成を受け、子どもらが固形燃料を使った料理や消火器の使い方、ロープワークなどを学んでいる。3月まで毎月

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  • 釣り糸やルアー除去 三島、清水町の遊水池 生物保護でNPO

     三島市と清水町の境に位置する水辺空間「境川・清住緑地」公園内の遊水池2カ所で、魚釣りに使われるルアーや釣り糸が周辺の木々に絡まっているのが見つかった。飛来する多くの水鳥などに危険が生じる可能性もあり、公園の整備に携わったNPO法人グラウンドワーク三島は20日、ルアーなどの除去作業を行った。  野鳥の調査などを行う同NPO環境アドバイザーの滝道雄さん(72)が18日、木に絡まっているルアーを発見した。1月上旬にはなかったとし、池にいたコイも急に姿を消したという。同公園には15種類の水鳥が飛来するため、「釣り糸に翼が絡まれば抜けられなくなる。針で体を傷つける可能性もある」と指摘する。  境川・清

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  • 中小企業DI6.6ポイント悪化 22年10~12月の三島市内 物価高騰影響

     三島商工会議所などが運営するみしま経営支援ステーション「M―ステ」はこのほど、三島市内の中小企業を対象にした昨年10~12月の景況調査結果をまとめた。景況感の「好転」から「悪化」の回答を引いた業況判断指数(DI)はマイナス22・3。仕入れ原材料やエネルギー価格の高騰などによる影響もあり、前回値(7~9月)から6・6ポイント悪化した。  建設業、製造業の営業利益や資金繰りで悪化の傾向が見られた。一方、飲食・旅館業、サービス業、小売業では旅行や地域クーポン券などの支援に加え、新型コロナウイルスによる規制もなく売上高や営業利益が改善した。全体的には今後も見込まれる物価高騰に伴う価格転嫁が遅れている

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  • 楽しくボール遊び メダリストらと三島で体験会

     日本トップリーグ連携機構が主催する団体球技の体験プログラム「ボールゲームフェスタ」が21日、三島市民体育館で開かれた。児童や保護者ら約200人が参加し、各競技の元一流選手と一緒にボールを使う楽しさを体験した。  五輪金メダリストの元スピードスケート選手高木菜那さんをはじめ、バスケットボールやラグビーの4競技から8人の元アスリートが参加した。午前の部では園児から小学校低学年までの子どもと保護者がボールを使った遊びに取り組んだ。テニスボールやバレーボールを手で付いてドリブルしたり、不規則に転がるラグビーボールを体の中心でキャッチしたりして楽しんだ。  午後の部は小学校高学年の児童がラグビーやソフ

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  • 地域の課題など研究 工業系高校生が成果披露 三島

     静岡県高校工業教育研究会が主催する生徒研究発表会が20日、三島市民文化会館で開かれ、県内13校の工業系の高校生が各地域の課題や興味を持ったテーマについて研究の成果を披露した。  静清高工学探究科の生徒は、「公共交通機関が他地区よりも少ない」という藤枝市潮地区の高齢者に使いやすい自転車の開発をテーマに掲げた。地元住民へのインタビューでは通常の自転車を今後も使えるか不安の声も寄せられ、高出力で低燃費、低騒音のモーターを自転車に取り付ける計画を立てた。新年度以降にデータを集めて実用化に向けた研究の推進を見据える。  沼津工業高は人口減少が続く松崎町のにぎわいづくりに向け、核となる施設を集約して商業

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  • 静岡銀行支店で強盗対処訓練 三島署 カラーボール活用も

     三島署は19日、強盗対処訓練を三島市の静岡銀行三島支店で実施した。  同署員が演じる犯人役2人が模擬の刃物や拳銃を手に店内へ侵入し、来店客役の市職員を人質に取って窓口の行員に現金を要求した。行員は声を荒らげる強盗犯にたじろぎながら、相手を刺激しないよう現金を手渡した。逃走する犯人を追いかけてカラーボールを投げる訓練も行ったほか、過呼吸で意識を失った想定の人質役に自動体外式除細動器(AED)を持ってきて手当てした。  同署管内では昨年10月に同市のリサイクルショップで数十万円が奪われる強盗事件が発生し、現在も捜査を継続中。訓練後の講評では犯人役の署員が「もたもたされると不安になる。犯人はすぐに

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  • 小学生娘をナイフで脅迫した疑い 母親逮捕 三島署

     三島署は20日、暴力行為等処罰法違反の疑いで、三島市内に住む店員の女(42)を逮捕した。逮捕容疑は19日午後5時ごろ、自宅で小学生の娘に台所のナイフで脅迫した疑い。娘が逃げて近くの交番に駆け込み、発覚した。同署によると、生活上の指導中に親子で口論になったとみられる。

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  • スキンケアマスク キコーコーポレーション(三島市) 糸の美容液、瞬時に浸透【静岡ものづくり最前線】

     200層にも重ねた美容成分ヒアルロン酸の細い糸が、水にぬらすと瞬時に溶け出す。顔全体に無駄なく均一に美容液が広がり、従来のように肌に張ったまま10~15分程度の待ち時間もない。老化を防ぐとされる成分「ニコチンアミドモノヌクレオチド」(NMN)も配合した。  電極を利用してヒアルロン酸の美容液を空中に飛ばす「電界紡糸」の技術で極細の糸を作り、メッシュに吹き付けてマスクを開発した。ヒアルロン酸は浸透しやすいよう低分子に切断し、水でぬらした顔に張ると成分がわずか1秒で溶け出して肌に染み込む。まぶたの集中ケアも可能で、顔からメッシュをはがした後は何もする必要はないという。  13年間にわたり研究開発

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  • 路線バスと乗用車が衝突、3人けが 三島市大社町

     19日午後5時20分ごろ、三島市大社町の市道交差点で、東海バスの路線バスと軽乗用車が衝突した。軽乗用車を運転していた同市内の女性(65)が肋骨(ろっこつ)を折るなどの重傷、同乗していた男児(11)と女児(9)が軽傷を負った。バスの男性運転手(56)と乗客3人にけがはなかった。三島署が事故原因を調べている。

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  • 明るい選挙ポスターコンクール 高田さん(三島南中)入賞

     全国の小中学校や高校から作品が寄せられる明るい選挙啓発ポスターコンクールで、三島市立南中1年の高田梓さん(13)が「明るい選挙推進協会長・都道府県選挙管理委員会連合会長賞」を受賞し、18日に同校で表彰状授与式が行われた。  同コンクールは全国の計8321校、11万6776人から応募があり、県内では小学生1人、中学生2人が受賞した。高田さんはまばゆい青空と太陽を背景に投票する1票を描き、「未来を創るのは、私。」とのメッセージを添えた。投票率の低下が進む中で「投票が明るい未来につながる」との思いを込め、「自分も18歳になったら投票に行きたい」と語った。  高田さんの作品は、昨年の市長選で投票済み

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  • 連合、労福協の要望 36項目回答 三島市長ら

     三島市は18日、連合静岡沼駿三田地域協議会と三島地区労働者福祉協議会から昨年11月に寄せられた行政への要望に回答した。  要望は経済対策や教育、福祉など市政全般にわたる36項目。回答は豊岡武士市長と市の幹部職員が行い、市役所で両協議会の幹部に説明した。  新型コロナウイルスの影響で落ち込む消費の喚起を求める要望には、昨年11月に続いて1月から第2弾を実施しているキャッシュレス決済ポイントバックキャンペーン、販路拡大を支援する補助金など市の取り組みを紹介した。教育環境の整備促進では学びのICT化を推進するほか、教員のスキルアップに向けた研修を行うなど多面的な施策を続けていく方針。  育児、介護

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  • 御宿場印求め来たれ東海道 三島―白須賀 22カ所制作 静岡県信金協が寄贈

     静岡県信用金庫協会は東海道の旧宿場町を活用した観光活性化事業として、県内全22カ所の印章「御宿場印」と台帳「御宿場印帳」を制作し、18日に東海道沿いの県内各観光協会に寄贈した。21日に発売する。訪日客を含めた県内誘客につなげ、新型コロナウイルス禍から回復途上にある地域企業を支援する。  御宿場印は神社や寺院の御朱印などにちなんで考案。はがき大の紙に宿場名を記して風景画を添え、三島(三島市)から白須賀(湖西市)まで22枚をそろえた。各地の観光案内所や飲食店など38カ所で取り扱う。  18日に静岡市駿河区の老舗飲食店「丁子屋」で開かれた寄贈式で、県信金協会の田形和幸会長(しずおか焼津信金理事長)

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  • ハラスメント防止 講演会で実例学ぶ 伊東市職員ら

     伊東市は17日、男女共同参画講演会を市役所で開いた。三島市の野中労務管理事務所・野中行政書士事務所代表の野中房代さんを講師に迎え、事業所関係者や市職員ら約30人が職場で起こるハラスメントや防止に向けた考え方を学んだ。  野中さんはセクハラやパワハラなどのハラスメントを、実例を交えて解説した。職場で起きるセクハラは知識・意識不足が原因のケースが多いとし、パワハラを構成する各要素を伝えた。妊娠や出産に関するハラスメントの防止に向けた方策も語った。  ハラスメント行為が認められた裁判例のほか、大手企業で社員が上司から受けたパワハラにより自死につながった事例を紹介し、注意を促した。

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  • 三島二日町駅に副駅名「ミライの三島を共に支える」 伊豆箱根鉄道 地元建設会社と契約

     伊豆箱根鉄道は18日、三島二日町駅(三島市南二日町)の副駅名権のスポンサー契約を地元の小野建設(同市谷田)と締結した。副駅名は「ミライの三島を共に支える」。副駅名権のスポンサー契約は同鉄道で初めて。  駅名標に副駅名と小野建設のロゴマークを表記した。契約は年間55万円で2年契約。副駅名は小野建設の若手従業員が考案したという。  同駅で行った除幕式で、小野建設の小野大和社長は「自分も学生時代から使っていて愛着のある路線。両社で一緒に三島を支えて良くしていきたい」と述べた。同鉄道の伍堂文康社長は「より地域の一体感を高め、盛り上げていきたい」とあいさつした。来賓の豊岡武士市長は「地域と鉄道がます

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  • コカインを所持した疑い 会社員の男逮捕 三島署

     三島署は16日までに麻薬取締法違反の疑いで、三島市谷田、会社員 の男(24)を逮捕した。逮捕容疑は1日、同市内の路上でコカイン若干量を所持した疑い。

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  • 厄よけ豆 コロナ収束願い込め、手際よく袋詰め 三嶋大社

     2月3日に節分祭が開かれる三島市の三嶋大社で16日、厄よけ豆の袋詰め作業が行われた。同大社敬神婦人会の140人が参加し、約4万袋に豆を詰めた。  節分祭では、70歳以上の崇敬者から選ばれた年男が舞殿から厄よけ豆をまく予定。祈とうなどの際にも厄よけ豆を授与するほか、福祉施設にも慰問して豆まきを行うという。  袋詰め作業では、盆などに盛られた豆を手際よく三角形の袋に入れてのり付けした。多田与枝子会長は「コロナの収束と、皆さんの1年の幸せ、健康を祈って袋詰めした」と思いを語った。

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  • わさび一本茶漬け ふじのくに新商品金賞 山本食品(三島)が4年連続受賞

     三島市のわさび漬け製造販売「山本食品」が開発した「わさび一本茶漬け」が静岡県主催のふじのくに新商品セレクションで金賞に輝き、山本豊社長らが16日に市役所を訪ねて豊岡武士市長に報告した。  わさび一本茶漬けは地元で生産された「三島わさび」の茎と葉、だしの粉末、ノリやあられなどの具材を、ワサビにかたどった10センチほどのもなかの皮で包んだ一品。ちぎってご飯に乗せ、お湯をかけて味わう。授産施設を運営する特定非営利法人「にじのかけ橋」とのコラボ商品で、同社の金賞受賞は4年連続。  江戸時代に撮影された三島宿の写真に茶漬け屋が軒を連ねていたのをヒントに開発され、山本社長は「今後も『わさびをもっと面白く

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  • 身近な素材でアート体験 三島市の北上小 全校児童、思い思いに工作楽しむ

     三島市を拠点に子どものアート活動の普及推進を図る「ラボ・キュリオ」は16日、使用済みの身近な素材を使ったアート体験を北上小で行った。全校児童約360人が参加し、思い思いに工作を楽しんだ。  児童が持ち寄ったペットボトルやお菓子の箱、ロール紙の芯などを中身が分からないよう袋に詰め、6人ほどのグループに分かれて工作に挑戦した。高く積み上げる体験で素材の形や特徴を確認した後、8個の材料を選んで組み立てた。2個で土台の足を作り、残りの6個を接着させて完成させるルールで行い、児童は作品をイメージしながら夢中になって取り組んだ。  身の回りの資源に目を向けて活用法を考えてもらうとともに、素材を生かした芸

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  • 三島のVia701新装 木の香漂う憩いの場 セレモニーで祝福

     三島市本町の交流スペース「Via701」が14日、リニューアルオープンした。記念セレモニーが開かれ、関係者が生まれ変わった木の香り漂う“憩いの場”の再出発を祝福した。  市中心部の大通りに位置するVia701は1999年から運営されていたが、経営難により平成建設(沼津市)が施設を受け継いでリニューアルした。「根継商店」として開設した作業場は端材ビュッフェと称し多様な木材で工作が楽しめるほか、常駐する大工職人からアドバイスを受けられる。2階はギャラリーやカフェを設け、「ものづくりを通じてヒト、コト、モノがつながる」をコンセプトに地域交流の拠点として活用してもらう。  セ

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  • 無病息災を祈願 三嶋大社でどんどん焼き

     三島市の三嶋大社で15日、新年恒例の「どんどん焼き」が行われた。参拝客が持ち寄った正月飾りやお守り、だるまなどを燃やし、1年間の無病息災を祈った。  本殿でおはらいを受けた忌火(いみび)を同大社の宮司や崇敬会の代表者らが受け取り、境内に積み上げられたしめ縄などに着火した。次々と正月飾りが投げ込まれると勢いよく燃え上がり、参拝客や見物に訪れた市民らが手を合わせて見守った。食べると健康になるとされる団子も火で焼いて味わった。

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  • リキュール売上金 一部をジオ保全に 東海自動車が寄付 三島

     伊東市の東海自動車は12日、地元産のニューサマーオレンジを使用したリキュール「新夏蜜柑酎うめえら!」などの売り上げの一部11万2120円を美しい伊豆創造センター(会長・豊岡武士三島市長)に寄付した。伊豆半島ジオパークの保全や研究活動の費用に充てられる。  同社は2009年からリキュールの販売を始め、昨年春に同センターへ組織統合された伊豆半島ジオパーク推進協議会に16年度から寄付を続けてきた。リキュール1本の売り上げにつき10円を寄付し、8回目となる今年で合計額は95万930円となった。  三島市民文化会館で贈呈式が開かれ、金野祥治社長が豊岡会長に寄付金を手渡した。豊岡会長は「大切に使わせても

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  • 青年海外協力隊 グアテマラで環境教育 三島の冨岡さん意欲

     三島市在住の冨岡健太さん(29)は13日、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊の一員として31日からグアテマラに赴任するのを前に、市役所に豊岡武士市長を訪ねて意気込みを語った。  冨岡さんは専門学校を卒業後、地域おこしや自然保護の活動に取り組んでいた。両親も約30年前に青年海外協力隊に所属し、冨岡さんは幼いころから「自分もいつかやりたい」と思っていたという。グアテマラへの派遣期間は2年間で、小学校での環境教育や環境問題に関する調査に携わる予定。  グアテマラはメキシコの南に位置し、スペイン語が公用語。冨岡さんは「現在スペイン語の勉強中」と語り、「ごみが減ればどんな良いことがあるか子どもたち

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  • 公務員給与 静岡県が1位 静岡市は政令市2位 2年連続

     総務省がこのほど公表した2022年地方公務員給与実態調査結果によると、国家公務員給与を100として地方の給与水準を示すラスパイレス指数(22年4月1日時点)で、静岡県は前年と同じ102・2で都道府県別で2年連続トップだった。政令指定都市では静岡市が102・2(前年比0・1減)で全国20政令市の中で2位。浜松市は100・1(同)の10位で、前年から順位に変動はなかった。  同指数は基本給のみの比較で、諸手当が反映されていない。地域手当や時間外勤務手当など諸手当を加えた平均給与月額は、県が43万2321円で全国5位。静岡市は41万191円で政令市中17位。浜松市は39万7069円で19位だった。

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  • 静岡県健康センター(三島)改修へ 2024年4月再開予定 感染症対策の拠点設置

     静岡県は2月から、三島市の県総合健康センターの県民利用を一時休止する。感染症対策の拠点「ふじのくに感染症管理センター(仮称)」の設置に向けた改修工事を実施するため。2024年4月の再開を見込んでいる。  名称も「県健康福祉交流プラザ(仮称)」に改める。3階建てのうち、2、3階部分は感染症管理センターの執務室やウイルス検査フロアとして活用。1階部分の体育館やトレーニングルームは従来通り県民が利用できる。健康づくりに加え、地域福祉や障害者福祉の増進を図る施設として位置付ける。有事の際はワクチン接種会場や物資集積スペースとしての活用も想定している。  県は当初、22年3月で総合健康センターを閉館す

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  • 伊豆の国で軽傷ひき逃げ 正面衝突後に逃走

     12日午後6時10分ごろ、伊豆の国市四日町の路上で乗用車同士が正面衝突し、三島市大宮町の男性教諭(59)が胸などに軽傷を負った。対向車両を運転していた男は乗用車を放置して逃走した。大仁署はひき逃げ事件とみて調べている。

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  • ねんりんピック 4選手活躍報告 三島市長を訪問

     昨年11月に神奈川県で開催された「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」に出場した三島市内の4選手が12日、市役所に豊岡武士市長を訪ねて結果を報告した。  市内からは5競技に6人が出場した。ダンススポーツの団体で準優勝した古田弘子さん(68)は「開会式から盛り上がった。大きな大会で準優勝してうれしい」と語った。テニスの団体で優秀賞を受けた仕平智津さん(63)と中野真由美さん(62)、囲碁の個人で優秀賞となった増島康彦さん(61)も市役所を訪れた。  このほか、弓道の岩崎俊行さん(74)とラグビーフットボールの荻原琢男さん(63)も出場した。豊岡市長は各選手の活躍をたたえ、「三島からねんりんピック

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  • JAふじ伊豆「1日1杯 牛乳を」 三島で無料配布 苦境の畜産業を支援

     飼料価格の高騰と牛乳の需要低迷で苦境が続く畜産農家の支援に向け、JAふじ伊豆は12日、三島市の伊豆箱根鉄道三島駅で地元産の牛乳を乗降客に無料配布して消費の促進を呼びかけるキャンペーンを行った。  新型コロナウイルスの感染拡大やロシアによる軍事侵攻の影響で生産コストの高騰が続く上、冬場は牛乳の消費が落ち込むために畜産農家の経営は厳しさを増しているという。同JAの職員は地元産の丹那牛乳と富士山ミルクを1パックずつ配ったほか、ロールキャベツのホワイトソース焼き、ミルク塩焼きそばなど牛乳を使った料理のレシピ冊子も添えた。同JAと企業連携協定を結ぶ伊豆箱根鉄道も協力し「1日コップ1杯」の“

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  • 初の夜間中学 入学予定16人 静岡県教委、磐田と三島に4月開校

     静岡県教委は12日、4月に開校する県内初の夜間中学「県立ふじのくに中学校」について、入学予定者が2教室で計16人になったと発表した。磐田市の複合商業ビル「天平のまち」に開設する磐田本校に10人、三島市の県立三島長陵高内に設置する三島教室に6人が入学する予定。  義務教育課によると、入学予定者の7~8割が外国にルーツのある人だという。池上重弘教育長は県庁で同日開かれた総合教育会議のあいさつで「生徒が抱える多様な課題に対応できるよう、充実した準備を進めたい」と意気込みを語った。

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  • 記者コラム「清流」 人の縁は心の支え

     日本郵便は今年元日の年賀郵便物の配達数が、前年より14.3%少ない約8億8200万通だったと発表した。2004年の23億通超から6割以上減った。年賀状の形が多様化したのかもしれないが、社会の縁の希薄化を想像してしまう。  私事だが、93歳だった祖母を昨秋亡くした。三島市で80代後半まで食堂の経営を続けた働き者。これまで東部の総局と支局3カ所に赴任したが、その至る所に祖母の親類や友人がいて取材を助けてくれた。自分に人の縁の不思議さを教え続けてくれた存在だった。  年齢を重ねるにつれ、人の縁が仕事だけでなく心の支えになると実感する。葬儀で祖母がつないでくれた人々と再会し胸いっぱいになった。筆無精

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  • 静岡人インタビュー「この人」 ジオを生かした防災ワークショップを企画した 佐久間千佳さん(三島市)

     ながいずみ観光交流協会の職員で、認定ジオガイドの資格を持つ。協会として新たに始めた防災をテーマにした取り組みで、ワークショップを開催した。地形や地質など「ジオ」の知見を生かし、スタッフとともに観光案内をはじめ、防災や文化、教育など幅広い分野の情報発信に努める。33歳。  -防災ワークショップを実施した感想は。  「長泉町内の危険箇所を把握し、災害に備える手段を考えてもらう内容。身近に起こり得る自然災害に目を向け、自分ごとで捉えてもらおうと企画した。これまでにやったことのない企画をアピールでき、地域からも反響があった」  -協会の主な活動は。  「町内の文化財を巡るまち歩きを月1回程度開いてい

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  • 伊豆の国でひき逃げ 12日夜、男性教諭けが

     12日午後6時10分ごろ、伊豆の国市四日町の路上で乗用車同士が正面衝突し、三島市大宮町の男性教諭(59)が胸などに軽傷を負った。対向車両を運転していた男は乗用車を放置して逃走した。大仁署はひき逃げ事件とみて調べている。

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  • 新年節目を祝う 三島商議所が懇談会 会員企業集う

     三島市の三島商工会議所は11日夜、新春懇談会を市内のホテルで開いた。会員企業などから約150人が参加し、交流を深めながら地域経済の発展を祈った。  会食形式の開催は3年ぶり。石渡浩二会頭は新型コロナウイルスへの対応に尽力した1期目の3年間を振り返り、今後に向けて「スピード感を持ち、積極的に活動していく」と2期目の決意を述べた。みしま経営支援ステーション「M―ステ」による企業の自己改革支援や働きがいの向上、環境問題への取り組みを重点課題に掲げ、「企業が元気でなければ地域は良くならない。一致団結して今に向き合う」と語った。  バイオリンとピアノの演奏家2人による「プロジェクトM」のステージも披露

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  • 路線バスが故障、一時通行止め 12日午前、三島の伊豆縦貫道下り

     12日午前7時半ごろ、三島市竹倉の伊豆縦貫道下りで路線バスが車両故障により停止した。回送中で乗客はなく、けが人もいなかった。県警高速隊によると、エンジントラブルとみられる。影響で函南塚本インターチェンジ(IC)-三島玉沢IC間下りが約2時間通行止めになった。

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  • 記者コラム「清流」 最大の難問

     三島市長選を通じ、あらためて三島の宝は「自然」だと実感した。市街地を流れる清らかな湧水や、箱根西麓で取れる新鮮な野菜。さまざまな主張を繰り広げた候補者も、自然を大切にする思いは共通していた。  選挙では市の課題も浮き彫りになる。やはり一番の問題は人口減少だろうか。若者を呼び込んで子どもを増やす。お年寄りの健康長寿―。人口確保の必要性はどの候補も力を込めて訴えた。  ともすれば市民の分断も招きかねない選挙だが、町の将来を考える4年に1度の貴重な場。地元の良い面と課題にしっかりと目を向け、異なる思いをぶつけ合うことに意味がある。ところが、今回の投票率は過去最低。市長選が突きつけた最大の難問はそこ

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  • 「日本一の出会いの場に」 みしま未来研究所4周年 多彩に記念イベント

     三島市のコミュニティー施設「みしま未来研究所」がオープン4周年を迎えた。旧幼稚園舎を改装して開設された出会いと交流の拠点は、“みらけん”の愛称で幅広い市民に親しまれている。  恒例の「朝フェス」に合わせて記念イベントがこのほど開催された。参加者は三嶋大社から源兵衛川沿いなどを巡る朝散歩を楽しんだ後、同研究所に並ぶキッチンカーなどで朝食を味わった。4周年に合わせてライスヌードル「フォー」も売り出されたほか、「全力ラジオ体操」ではキーボードや三味線、フルートなど多彩な楽器の生演奏に合わせてラジオ体操に取り組んだ。  同研究所は2019年1月にオープン。NPO法人みしまび

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  • 各地消防団 出初め式【沼津/三島/伊東/函南】

    防火への誓い新た 沼津  沼津市消防団は9日、出初め式を同市立第一小などで開いた。団員約400人がパレードや狩野川への一斉放水で、防火への誓いを新たにした。  頼重秀一市長は「昨年は県内の広い範囲で災害が起きた。今年は市制100周年。災害があっても人的被害を抑えられるよう努めてほしい」とあいさつ。遠藤雅巳団長は「今年も市民の安全のために活動していく」と訓示した。  式典後、団員は3年ぶりに同市のアーケード名店街の約200メートルを音楽に合わせてパレードした。狩野川河川敷では、消防車約30台を並べ、一斉放水した。 3年ぶりパレード 三島 パレードを繰り広げる消防団員=三島市の大通り  三

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  • ホタルの成育環境整備 源兵衛川で草刈り グラウンドワーク三島

     三島市のNPO法人グラウンドワーク(GW)三島はこのほど、同市の源兵衛川で草刈りを行い、夏になると周辺を飛び交うホタルの成育環境を整えた。  三島メディカルセンター近くの源兵衛川中流域で約100メートルにわたって作業に取り組んだ。GW三島によると、ホタルは3月の啓蟄(けいちつ)を過ぎると土の中にまゆを作って羽化し、成虫になって5月ごろから飛び始めるという。護岸に生い茂る外来植物やクモの巣がホタルの成長を妨げるため、参加者10人がアシやヨシ、ツユクサなどを刈り取って環境を整備した。  GW三島が毎年続けている調査では、昨年の4月末~6月末に観測したホタルは過去最多の3200匹。12年前の3倍に

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  • 大人の一歩 若者堂々と 東部各地で「二十歳の集い」【三島/熱海/函南町/清水町】

     静岡県東部の市町で8日、「二十歳の集い」が開かれた。人生の節目を迎えた若者らが式典や関連イベントに臨み、一層の飛躍を誓った。 三島 常に挑戦、努力 三島市は「二十歳を祝う式典」を市民文化会館で開いた。本年度に20歳を迎える対象者は1026人。  二十歳の誓いでは、いずれも大学2年の上原大さん(20)と白井波音さん(20)が登壇した。大人としての自覚や支えてくれた人たちへの感謝を述べ、「常に挑戦し、努力し続ける」「周りの人に寄り添い、笑顔にできるよう努力する」と決意を語った。豊岡武士市長は「やればできる。悔いなく、困難も乗り越えて素晴らしい人生を送ってほしい」と激励した。 熱海 大相撲・熱

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  • 新成人がデザインのバッグ 二十歳記念品に 故郷・三島をイメージ

     三島市で8日に開催される「二十歳を祝う式典」の記念品として、三島をイメージしたトートバッグが出席者に贈られる。デザインを手がけたのは同市に住む専門学校生の加藤咲希さん(20)。「気軽に使ってもらい、故郷の三島を思い出してもらいたい」と語る。  三島駅北側のイチョウ、富士山からの豊富な湧水、伝統の祭りばやし「しゃぎり」で使うすりがねのイラストを幾何学模様に描き上げた。「三島らしいけど三島過ぎず」を心がけ「普段使いやすいデザインに仕上げた」という。緑、水色、紫、オレンジ、ピンクの5種類を用意し、新成人にはランダムに配られる。  以前からデザインが得意で、式典の実行委員会から昨年夏頃に声が掛かった

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  • 暴力団排除強化 年始の露店を警戒 静岡県警と富士宮署

     露店の出店が増える年始に合わせて、静岡県警組織犯罪対策課と富士宮署は6日、暴力団排除の強化に向け、露店への警戒・指導を富士宮市宮町の富士山本宮浅間大社で実施した。  指定暴力団山口組藤友会組員らが昨年、沼津市と三島市の夏祭りで露店の出店権を不正取得したとして逮捕された事件を受け、県警は県内各地で警戒活動を実施している。浅間大社では警察官7人が境内を巡回した。参道に並んだ約70店の露店店主らに声を掛けながら組合員証や会員証の確認のほか、申請者と出店者が一致しているかなどをチェックし、暴力団員が不当介入していないか確かめた。

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  • 袋井署管内寺社で露店警戒 静岡県警など 沼津、三島の事件受け

     暴力団員らが昨年、沼津市と三島市の夏祭りで露店の出店権を不正に取得したとされる事件を受け、県警組織犯罪対策課と袋井署は5日、袋井市の法多山尊永寺などで暴力団排除に向けた露店警戒を実施した。同課員らが露店に暴力団員の姿がないかなどを確認した。  同寺では警察官4人が初詣に合わせて並んだ約50店を巡回。店主に露天商の組合員であることを示すカードの提示を求め、正しい手続きで出店申請されているか、暴力団員の不当な介入がないかを確認した。同日、森町の小国神社でも行った。  県暴力団排除条例では、祭りや花火大会などで暴力団関係者らが出店することを禁じている。県警は全県的に警戒を強化している。

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  • 「約束全力でやり遂げる」 三島市の豊岡市長 仕事始めで訓示

     三島市は5日、新年仕事始め式を市役所で開いた。昨年末の市長選を経て4期目に入った豊岡武士市長は「市民との約束は全力でやり遂げる決意」と語り、職員に一層の協力と努力を求めた。  美しく品格あるまちづくり「ガーデンシティ」と市民、地域、産業が健康になる「スマートウェルネス」、「きずなづくり」を市政運営の柱に掲げたほか、三島駅前再開発や中心市街地のリノベーションも推進して「三島全体をブランド化する」と述べた。コロナ禍や物価高など不透明な社会情勢も続く中、職員が各自の目的を確認しながら「チーム三島で一丸となって取り組んでほしい」と呼びかけた。

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  • 「パリ五輪出場決める」 自転車ブリヂストン選手ら 三嶋大社で必勝祈願の初詣

     三島市を拠点に活動する自転車競技のチームブリヂストンサイクリングは5日、必勝祈願の新年初詣を三嶋大社で行った。  ご祈禱(きとう)などの神事が行われ、選手やスタッフが1年の活躍と社会の平穏を祈った。昨年10月にフランスで開催された世界選手権男子スクラッチで日本人初の銀メダルを獲得した窪木一茂選手(33)は「パリ五輪の出場を決める。リオ五輪の経験も生かし、若手選手にもよい影響を与えたい」と語った。一昨年の東京五輪に出場した橋本英也選手(29)は「チームの目標はパシュートでの五輪出場。今年は素晴らしい年になる」と自信をのぞかせた。  宮崎景涼監督(42)は2月から始まる国際大会に向け「五輪出場枠

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  • 露店不正出店を警戒 静岡県警、事件受け神社巡回

     指定暴力団山口組藤友会組員らが昨年、沼津市と三島市の夏祭りで露店の出店権を不正に取得したとして逮捕された事件を受け、県警組織犯罪対策課と静岡中央署は4日、静岡市葵区の静岡浅間神社で暴力団排除に向けた露店警戒を行った。年始行事に伴い各地で露店の出店が増えることから、県警は県内全域でも警戒を強化する。  同神社では警察官9人が境内を巡回した。初詣に合わせて並んだ約35店を1店ずつ回って露天商の組合員であることを示すカードの提示などを求め、正しく出店申請がなされた店か、暴力団員が不当に介入していないかなどを確かめた。  県暴力団排除条例では、祭りや花火大会などに暴力団や暴力団が経営する露天商が出店

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  • 日本酒文化香るまち静岡県東部 飲み、食べ比べ、もっと楽しく

     3年近く続く新型コロナウイルスの影響は、お酒との付き合い方に大きな変化をもたらした。富士山の伏流水に恵まれた“日本酒どころ”でもある県東部では、日本酒ファンや飲食店、酒販店が新しい日本酒との向き合い方を模索する動きがある。熱かんも恋しい冬、静岡県東部の「新たな日本酒文化」を特集する。  御殿場・ナガイ酒店 小売店が酒米作りから  御殿場市中畑のナガイ酒店が、小売店自らが酒米作りに携わった純米酒「銀明師[ぎんめいすい]」を試験的に販売している。栽培2年目の2022年は約6トンの山田錦を生産し、米の質が向上。23年初頭は初めて純米大吟醸酒も仕込む。   自

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  • 大自在(1月4日)ウナギに串1本

     〈うさぎ うさぎ なぜ耳なんげ/山のことも聞きでし 里のことも聞きでし…〉。山形県のわらべ唄を教わった。ウサギと人間との間合いをよく表していると思う。  長い耳はウサギの特徴の一つ。集音だけでなく体温調整のための放熱機能もある。何より、左右の耳を別々の方向に向けられるのがすごい。「聞く力」が持ち味というあの人も多方向から声を聞いてほしい。  身近さゆえに物語によく登場するが、役どころはさまざま。古事記の「因幡[いなば]の白兎[うさぎ]」は浅はかで痛い目に遭うが、昔話「かちかち山」では知恵が回る。住吉大社(大阪市)をはじめウサギを神の使いとする神社は少なくない。神を道案内する際に

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  • お小遣い集め三島市に寄付 のびる幼稚園園児

     三島市の幼保連携型認定こども園「のびる幼稚園」はこのほど、園児が自宅でお手伝いをしてもらったお小遣いを集め、6万8942円を市に寄贈した。  2006年から毎年続け、累計額は今年で112万5038円。園児は牛乳パックで作った貯金箱を自宅に持ち帰り、年末にかけてお手伝いのご褒美にもらうお小遣いをためてきた。この日は代表の年長園児らが市役所を訪れ、「大切に使ってください」と声をそろえて豊岡武士市長に貯金箱を手渡した。  豊岡市長は「お手伝いのお駄賃をたくさんありがとう」と感謝し、「残りの幼稚園生活も楽しく頑張って」と語りかけた。寄付金は福祉の充実に充てられる。

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  • 三島ロータリークラブ 会員ら白滝公園を清掃

     三島市の三島ロータリークラブ(RC)はこのほど、同市の白滝公園で落ち葉拾いの清掃活動を行った。  同RCインターアクトクラブの日大三島高、知徳高の生徒10人も加え、計50人が参加した。市ふるさとガイドの会の大村洋子さんから菰池や白滝公園、三島宿の歴史について説明を受けた後、ほうきなどでかき集めた落ち葉などをゴミ袋100個分にまとめた。同RCの佐藤浩美会長は「歴史を知って地元に愛着を持ってもらうことで活動にも力が入る。これからも続けたい」と話した。

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  • 恵明学園の大学生 2人に支援金贈呈 三島商議所

     三島市の三島商工会議所は28日、児童養護施設「静岡恵明学園」(同市)児童部の大学生2人に各20万円を贈呈した。  支援金を受け取ったのは、いずれも19歳の静岡福祉大1年と聖隷クリストファー大1年の男子学生。石渡浩二会頭は「頑張りをお手伝いさせていただく。いつか三島に戻ってきてほしい」と語り、活躍を期待した。学生らは社会福祉士や作業療法士を目指して勉学に励んでいる学生生活について報告し、同学園の杉村伸一理事長は「良い大人になったと感激している。感謝しかない」と成長を喜んだ。  支援金の贈呈は、家庭の事情などで同施設に入所した学生の就職、進学を支援する取り組み。各企業から寄せられる協賛金から支出

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