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空き物件で事業開始へ 支援プログラムの成果披露 三島

 三島市街地の空き物件で事業開始を目指す人を後押しするプログラム「みしますきー」の最終発表会がこのほど、同市の加和太建設クロスミシマで開かれた。参加者7人がプログラムを通じて磨き上げた自身のビジネスプランや地域にもたらす効果などを披露した。

空き物件を活用したビジネスプランを発表する参加者=三島市
空き物件を活用したビジネスプランを発表する参加者=三島市

 最優秀賞は、まつげパーマやネイルケアを性別に関係なく受け入れる完全個室サロンを提案した長泉町の大間遥雅さん(30)が受賞した。大間さんは、男性の美意識が高まる一方、男性を受け入れない女性専用サロンが多い状況を疑問視。戸籍上の性に違和感を持つ人から相談を受けた経験もあり、周囲の目を気にせず自分の理想を追い求めるサロンの開業を目指している。
 プログラムは、交流人口創出やテナント誘致に取り組む同社などが企画。参加者の事業化を起業経験者や金融機関が伴走支援する内容で、今回はマッチングビジネスを伴うコミュニティースペースやカフェの開業に取り組んだ。既に事業を始めたり、融資相談に入ったりしている参加者もいるという。

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