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古写真と比較し三島散策 知徳高生がまちの変遷学ぶ

 三島市の三島商工会議所は14日、市内で撮影された古写真と現在の街並みを比較しながら市街地を巡り、地元の歴史や文化を学ぶ講座を開いた。知徳高(長泉町)普通科観光文化コースの3年生約30人が参加し、三島のまちの変遷について理解を深めた。

古写真と比較しながら園内を見て回る生徒たち=三島市の楽寿園
古写真と比較しながら園内を見て回る生徒たち=三島市の楽寿園

 同商工会議所まちづくり委員会のジオプロジェクトの一環。将来のまちづくりを担う若者に昔の三島の様子を語り継ぎ、郷土愛を育もうと初めて実施した。
 生徒たちは、水辺や大通り、鉄道など5組に分かれて散策に出発。同商工会議所が所有する昭和初期から昭和末期の古写真について事前学習した知識を踏まえ、プロジェクトメンバーらから変遷の様子を聞き取った。
 楽寿園を選んだチームは園内のスポットについて見て回った。近年は渇水することが多い小浜池でこんこんと湧水が流れていた話、昔はクワガタやカブトムシを取りに来る子どもでにぎわっていたこと、園内にある動物園の様子についても聞き、昔の姿に思いをはせた。
 (三島支局・岡田拓也)

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