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サウナ×足湯×外気浴 組み合わせれば「心身健康」? 実験調査 三島のゆうだい温泉

 ゆうだい温泉(三島市徳倉)は9日、サウナと足湯、外気浴を組み合わせて心身の健康効果があるか調べる実験を行った。温泉を活用して新たな産業を創出する県の「ICOI(いこい)プロジェクト」の一環。集めたデータを分析し、効果を確認できれば施設の売りとしてアピールする。

足湯とサウナ、外気浴を組み合わせて健康効果を調べた実験=三島市のゆうだい温泉
足湯とサウナ、外気浴を組み合わせて健康効果を調べた実験=三島市のゆうだい温泉

 俳優でICOIアンバサダーの天玲美音さんら25人が参加した。屋上に常設の足湯、特設のテントサウナ、外気浴を順番に楽しんだ。開始前と終了後に末梢(まっしょう)血管の健康度や血管老化速度などを計測した。精神状態を調べる調査にも臨んだ。
 同温泉はサウナブームを受け、富士山を望む屋上にテントサウナの設置を検討中。単に置くだけでなく新たな価値の提供を模索し、「交互浴による健康力アップ」プランの開発を見据えて実験に乗り出した。
 運営する湯郷温泉の代表社員の塚原節男さん(53)は「参加者の声を聞いて今後の展開を考えたい。景色も含めれば魅力的な売り物になると確信している」と話した。

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