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だしのうま味 給食で堪能 24日「和食の日」に合わせ 三島北小で出前授業

 24日の「和食の日」に合わせ、三島市立北小で20日、児童と保護者に和食の魅力を伝える出前授業が行われた。5年生約100人が和食器でだしのきいた給食を味わい、和食文化について理解を深めた。

和食器でだしのきいた食事を味わう児童=三島市立北小(写真の一部を加工しています)
和食器でだしのきいた食事を味わう児童=三島市立北小(写真の一部を加工しています)


 和食文化国民会議の後藤加寿子副会長が「ごはんのひみつ」と題して講師を務め、人間が感じる基本の五味について紹介した。チョコレートや梅干しなどで甘味や塩味を児童に感じさせる体験を行い、かつお節と昆布でとっただしのうま味が日本ならではの大切なものであると伝えた。
 児童は授業を受けた後、鶏肉の甘こうじみそ焼きやすまし汁などを給食で堪能。同会議から貸与された皿やおわんを使い、食事を楽しんだ。
 和食は国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録されて10年目。後藤副会長は和食文化の魅力を伝える講演を保護者向けにも行った。
 (三島支局・岡田拓也)

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