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三島駅南口広場 東西ロータリー入れ替え 市が整備計画案、28年度完成へ

 三島市は22日、三島駅南口広場の整備計画案を示した。東西にあるバスとタクシーの待機場ロータリーを入れ替える。歩行空間の拡充や雨よけの屋根の設置も合わせて実施し、安全性や利便性の向上を図る。2024年度に設計し、28年度の完成を目指す。

三島駅南口広場の完成イメージ
三島駅南口広場の完成イメージ

 現在は東側にタクシーや一般車両の乗降場、西側にバス待機場がある。西側ロータリーは出口に信号機がなく危険なため、2カ所ある出入り口を1カ所に統一し、信号で制御する。
 ロータリー形状の変更と、湧水池の移動や川の撤去で広場中心部の歩行スペースを確保。ベンチなど利用者が休憩できる交流・憩いの場も4カ所設置する。バス乗降場は、高齢者や障害者でも乗り降りしやすいよう歩道とバスとの隙間が小さな形状に改善する。
 ふん害がひどいムクドリ対策として中低木の植栽に変更。水や緑の趣を残した三島らしさを感じる景観も重視する。
 計画案は利用者や交通事業車への聞き取り、市民アンケートを基に策定した。市は26日から1カ月、パブリックコメントを実施する。期間中は、縮尺が75分の1の計画案模型を市役所玄関ホールに設置する。

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