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英語ディベート 全国上位を 県Vの三島北高 部員7人 17、18日に大会 団結し「過去最高」狙う

 三島市の三島北高英語ディベート部が17、18日に栃木県で開かれる全国高校生英語ディベート大会に向け、最終調整を続けている。県予選では昨年の悔しさを晴らして優勝した。部員7人で団結し全国上位進出を目指す。

全国大会に向けて証拠などを確認する部員=三島市の三島北高
全国大会に向けて証拠などを確認する部員=三島市の三島北高


 論題は国内における代理出産の合法化の是非。今年3月に発表されて以降、新聞記事や論文、文献などを読み込み、見識を深めてきた。部員にとっては縁遠いテーマ。立論を証明する証拠やデータは見つかりにくく、合法化した場合に影響を受ける人数の推計値は何度も計算し直した。多くの苦労を乗り越え、意見をぶつけ合いながら自分たちの考えと根拠となる証拠をまとめ上げてきた。
 試合は4人が出場して対戦する。部員数は過去最少のため、週1回行う模擬試合では、片方のチームが3人で対応しなくてはならなかった。泉栞奈[かんな]部長(2年)は「お互いの大変さが分かるから協力し、意見共有できた」と強調する。
 昨年の県大会で2位に終わった悔しさを晴らし、今年は全4試合で全ての票を獲得して“完全優勝”した。昨年の全国大会は過去最高の13位。「昨年よりも良い順位を取りたい」と泉部長。選手登録は5人のみだが、他の2人も他チームの偵察などで欠かせず、7人全員で過去最高順位を勝ち取る。
 (三島支局・岡田拓也)

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