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⚽元日本代表FW高原さん 「夢やりきった」 生まれ故郷の三島で引退報告

 サッカー元日本代表FWの高原直泰さん(44)が16日、生まれ故郷の三島市役所に豊岡武士市長を訪ね「子どもの頃から夢見たことをやり切れた」と昨季限りでの現役引退を報告した。自ら創設したJFL沖縄SVで務めてきた監督も退き、今後は最高経営責任者(CEO)としてJリーグ入りを目指すクラブの経営に専念する。「チームで静岡に凱旋(がいせん)できるように頑張る。育ててもらった静岡にも経験を還元したい。これからの高原も楽しみにしてほしい」と語った。

現役引退を豊岡武士市長に報告する高原直泰さん(右)=16日午前、三島市役所
現役引退を豊岡武士市長に報告する高原直泰さん(右)=16日午前、三島市役所
現役引退を報告する高原直泰さん(左)=16日午前、三島市役所
現役引退を報告する高原直泰さん(左)=16日午前、三島市役所
現役引退を報告する高原直泰さん=16日午前、三島市役所
現役引退を報告する高原直泰さん=16日午前、三島市役所
報道陣の取材に応じる高原直泰さん=16日午前、三島市役所
報道陣の取材に応じる高原直泰さん=16日午前、三島市役所
現役引退を豊岡武士市長に報告する高原直泰さん(右)=16日午前、三島市役所
現役引退を報告する高原直泰さん(左)=16日午前、三島市役所
現役引退を報告する高原直泰さん=16日午前、三島市役所
報道陣の取材に応じる高原直泰さん=16日午前、三島市役所

 高原さんは市立山田小から東海大一中(現・東海大翔洋中)、清水東高を経て1998年に磐田へ入団。ドイツに渡って活躍し、ワールドカップ(W杯)にも出場した。清水でもプレーし、2016年から沖縄SVで選手兼監督を務めてきた。数々の実績を残した現役時代について「思い描いていたようなことをかなえられたのが一番。そのための決断をやりきって終えられた」とすがすがしい表情で振り返った。
 引退を決断した理由について「どれか一つではない。自分からサインが出ていた」と表現。コンディション維持の大変さだけでなく、J昇格に向けたクラブの経営に関する負担も増え「好きなことばかりやっていられない。44歳までなんとかやれた。もう十分だろという思いもあった」と語った。
 クラブ経営について「スポーツを通して地域に貢献し、地域創生につなげればスポーツの価値も広がる。プロ入りを目指すのはメインロードでなく一部に過ぎない」との思いも語り、豊岡市長には「生まれ育った三島と何かご一緒させてもらいたい」と依頼した。出身の山田FC(旧三島山田スポーツ少年団)では昨年、同級生が監督に就任し「タイミングが合えば顔を出したい。沖縄の子どもたちとの交流もできたらいい」と語った。

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