サッカーしずおかの記事一覧
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⚽浜名高が逆転勝利、昇格決定戦へ 清水桜が丘は敗退 高円宮杯Uー18プリンスリーグ参入戦
サッカーの高円宮杯U-18(18歳以下)プリンスリーグ東海参入戦は9日、磐田市の安久路公園多目的グラウンドなどで1回戦4試合を行い、浜名高が三重高(三重)を2-1で下し、10日の昇格決定戦に進んだ。清水桜が丘高は四日市中央工高(三重)に1-4で敗れた。昇格決定戦で浜名高は帝京大可児高(岐阜)と対戦する。 浜名高2年生コンビが活躍 序盤の失点はねのける 浜名―三重 前半43分、同点ゴールを決める浜名のMF川嶋(右奥)=磐田市安久路公園多目的グラウンド 浜名―三重 後半23分、逆転ゴールを決める浜名のDF小島(4)=磐田市安久路公園多目的グラウンド 2年生コンビの活躍で浜
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⚽アスルクラロ沼津ファン感謝デー 選手が歌や一発芸「試合と違う顔見れた」
サッカーJ3アスルクラロ沼津は9日、ファン感謝デーを沼津市のプラサヴェルデで開いた。出し物やゲームを通し、サポーターと選手らが交流を深めた。 中山雅史監督や選手らが入場すると、集まった約200人から歓声が起こった。選手に「今会いたい芸能人は?」といった質問を投げかけ、その答えをサポーターらが予想するゲームや、サイン入りボールをかけたじゃんけん大会を楽しんだ。選手による歌や一発芸の披露もあり、会場は笑いに包まれた。 中山監督は「選手それぞれがチームのためにという思いで戦い、それを皆さんが支えてくれた」と今季の声援に感謝した。退団する藤崎智貴選手は「大きな愛情をもらって7年間プレーできた。ま
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⚽清水ユース昇格逃す 高円宮杯U-18プレミアリーグ参入戦
サッカーの高円宮杯U-18(18歳以下)プレミアリーグ参入戦は8日、広島市内で1回戦8試合を行い、清水ユースは仙台ユースに1-3で敗れた。清水ユースは前半11分にMF太田が先制点を挙げたが、17分、39分と失点を重ねて逆転を許し、後半10分にも試合の流れを決める3点目を奪われた。 参入戦は各地域のプリンスリーグを勝ち抜いた16チームが出場。4チームずつ4ブロックに分かれてトーナメント戦を行い、各1位が来季プレミアリーグに昇格する。 ▽1回戦 仙台ユース(東北) 3―1 清水ユース(東海) 岡山ユース(中国) 3―1 札幌ユース (北海道) 京都ユース(関西) 4―3 日章学園高(九州)
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⚽藤枝MYFC DF中川の完全移籍加入を発表
J2藤枝は8日、今季途中に磐田から期限付き移籍したDF中川創(24)が完全移籍で加入することが決まったと発表した。 中川創は今季藤枝で8試合に出場した。クラブを通じ、「来年、チームの目標を本気で達成するためにみんなで一丸となって戦おう」とコメントした。
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⚽31年女子W杯 招致など提案 宮本次期会長
日本サッカー協会は8日、次期会長就任が確実な宮本恒靖専務理事の政策やマニフェストを公開した。主な提案に2031年女子ワールドカップ(W杯)、U-17(17歳以下)やU-20の国際連盟(FIFA)主催大会の招致などがある。 Jリーグが開幕を現行の2月から8月に移すシーズン移行に備え、20億円超の財源確保も明記。増額が見込まれるクラブのキャンプ費用の補塡(ほてん)などに充てるという。
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⚽天皇杯 9日決勝 川崎―柏
サッカーの第103回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は9日午後2時から東京・国立競技場で決勝が行われ、川崎と柏が対戦する。川崎は3大会ぶり2度目、柏は11大会ぶり4度目の頂点を目指す。 柏の井原監督は最終調整後にオンライン会見で「しっかりとみんなが集中し、いい準備をしてくれた。新しいことをするのではなく、自分たちが積み上げてきたものを決勝で出していく」と語った。川崎は非公開の調整で決戦に備えた。 優勝チームは来季のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)出場権を獲得する。
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⚽U―12静岡県代表 FCガウーショ 静岡市長に抱負 「勝って優勝報告を」
小学生による「JFA第47回全日本U―12(12歳以下)サッカー選手権大会」に静岡県代表として出場する静岡市のFCガウーショの選手が7日、市役所静岡庁舎を訪れ、難波喬司市長に大会に臨む思いを話した。 チームは11月に開催された県大会で5戦全勝し、創設3年目にして初の全国切符を手にした。2、3回戦ではインフルエンザで主力選手が不在となり、厳しいゲームとなったが、一丸となって戦い抜いた。杉沢旺甫[おうすけ]主将(11)=静岡南部小6年=は走り込みで培った持久力がチームの強みだとし「全国で優勝して良い報告にまた(市長表敬に)来たい」と意気込んだ。 出席した17人の選手は1人ずつ目標を語り「良い
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サッカーで共生社会実現を 元日本代表北沢さん 静岡で講演
静岡県精神保健福祉協会は、「心の健康フェア2023」(静岡新聞社・静岡放送後援)を静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあで開いた。県内の福祉関係者や医療関係者を中心に約100人が参加した。元サッカー日本代表で日本障がい者サッカー連盟会長の北沢豪さんが「サッカーボールがつなぐ社会」をテーマに講演した。 ブラインドサッカーやデフサッカー(聴覚障害)、アンプティサッカー(切断障害)など障害者サッカーの各種目を紹介。「障害の有無にかかわらず、誰もがサッカーをする機会を享受できることが共生社会の実現につながる」と話した。 本県の障害者サッカーについては古くから環境が整備されていると評価。「静
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⚽元日タイ戦に伊東ら23人選出 サッカー日本代表、静岡県勢は森下と伊藤洋
日本サッカー協会は7日、来年1月1日に東京・国立競技場で行う国際親善試合のタイ戦へ臨む日本代表として伊東(スタッド・ランス)ら23人を発表した。県勢からはともに磐田ユース出身のDF森下(名古屋)、伊藤洋(シュツットガルト)が選ばれた。元日の日本代表戦は初で、来年1月12日にカタールで開幕するアジア・カップへの強化の場となる。 元日は国際サッカー連盟(FIFA)が定める国際試合日でなく、リーグ戦があるイングランドやスペイン、イタリアなどでプレーする選手は呼ばなかった。伊藤涼(シントトロイデン)GK野沢(FC東京)は初選出で、負傷していた板倉(ボルシアMG)中村(スタッド・ランス)が復帰した
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⚽ベスト11に清水勢3人 J2アウォーズ MVPは町田・エリキ
Jリーグは7日、J2表彰を行い、得点ランキング2位の18ゴールで町田の優勝とJ1昇格に貢献したFWエリキ(29)が最優秀選手賞(MVP)に輝いた。ベストイレブンは町田からエリキ、2位の磐田からDFリカルドグラッサ(26)が1人ずつ選出された。4位の清水からはGK権田修一(34)、DF鈴木義宜(31)、MF乾貴士(35)が選ばれた。 最優秀ゴール賞は乾が受賞。7月9日の大分戦でハーフウエーライン付近からドリブルし、右足でミドルシュートを決めた。 J2の各賞受賞者は次の通り。 ▽最優秀選手賞 エリキ(町田) ▽ベストイレブン GK 権田修一(清水)▽DF 宮原和也(東京V)鈴木義宜(清
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⚽中山監督「昇格と優勝へ」 J3沼津が報告会 来季へ意気込み
J3沼津は6日夜、シーズン報告会を沼津市内で開いた。パートナー企業の関係者ら約150人の前で、中山雅史監督は13位で終了した今季を「力がないゆえの順位。まだまだ未熟だった」と振り返った。来季に向けては「J2昇格と優勝に近づく努力を続け、トレーニングはより厳しく取り組みたい」と言葉に力を込めた。 秋以降に失速したが、夏には3位まで上がり、J2ライセンスも交付されたことで昇格機運が高まった今季。チームを代表して菅井拓也選手が「ホームタウン沼津の(市制)101年目が素晴らしいスタートを切れるよう、地域のシンボルとなるクラブを目指す」と意気込みを語った。 今季は日本サッカー界の「レジェンド」であ
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⚽清水エスパルス 秋葉監督が続投 来季「歓喜に変える」
J2清水は6日、今季途中からチームを率いていた秋葉忠宏監督(48)と契約を更新し、来季も指揮を執ると発表した。 千葉県出身の秋葉監督は4月にコーチからの昇格で就任し、開幕7戦未勝利だったチームの立て直しを託された。指揮を執ったリーグ戦35試合で20勝9分け6敗の成績を残したが、最終節でJ1自動昇格を逃し、プレーオフも決勝で敗退した。 同日、取材に応じた秋葉監督は「こんなに悔しい思いをしたことがない」と昇格を手にすることができなかった胸の内を改めて語った。その上で来季に向けて、「歓喜に変えられるように」と決意を口にした。 大熊清ゼネラルマネジャー(GM)は「チームを立ち直らせてくれた」と
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⚽常葉大、ベスト8の壁に挑む サッカー全日本大学選手権7日開幕 J入り過去最多5人のタレント集団
伝統の堅守に攻撃力を加えた常葉大サッカー部が7日に開幕する全日本大学選手権大会(インカレ)でベスト8の壁に挑む。主将で来季J1磐田入り内定のGK中島佳太郎(4年)=磐田ユース出=は「部の歴史と文化を継承し、上回りたい」と意欲を燃やす。 今季のチームは中島をはじめ、過去最多5人が来季J入りするタレント集団。ただ、夏の総理大臣杯は1回戦を順調に突破したが、2回戦で退場者が出たこともあって新潟医療福祉大に0―9で大敗。中島主将は「1回戦に勝ったのに自信じゃなく不安が出てしまった。トーナメント戦の先を見すぎた」と反省する。 東海学生リーグ1部上位後期は2位でインカレ出場を決めた。優勝は中京大に譲
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Jアスルクラロサポーター「沼津ダラーズ」活動休止 「昇格への夢つないで」
サッカーJ3アスルクラロ沼津のサポーター団体「沼津ダラーズ」が2日、活動10年の節目を迎え、活動を休止すると発表した。メンバーの減少や高齢化が要因。渡辺高久代表(40)は「アスルは宝のようなクラブ。J2に向けて夢をつないでいきたい」と思いを語った。 同団体は、クラブがJFLに所属していた2014年に結成。当初のメンバーは3人ほどで、ゴール裏での応援活動を中心に、スタジアムでのイベントなどを通じてクラブにエールを送ってきた。現在も試合時に掲げる「沼津の誇り」と記した横断幕は、ダラーズが作成したという。 結成当初から活動に加わる山本哲也さん(51)は「勝っても負けてもみんなが笑顔で応援できる
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変わりゆくクラブの色 問われる現体制の展望【失意の名門 清水J1復帰ならず㊦】
今季、国立競技場でホームゲームを開催した清水は、試合に向けて一つの企画を行った。クラブ誕生の背景となった清水市(現静岡市清水区)の少年選抜チーム「清水FC」の発足から55年を記念し、顕彰する内容。清水FCの存在を元に、唯一の市民クラブとして初年度からJリーグに参加したエスパルスの原点を“聖地”で発信した。 地域の熱が選手を育て、やがてプロチームを生み出した特別な歩みを持つ歴史を振り返る試みはしかし、現在の姿と対照的であることを鮮明にした。 山室晋也社長、大熊清取締役ゼネラルマネジャー(GM)が就任した2020年以降、チーム強化への惜しみない投資が加速した。22年度
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⚽サッカーU―19女子代表候補 静岡県勢の鹿島ら選出
日本サッカー協会は6日、大阪府で10日から行うU―19(19歳以下)日本女子代表候補合宿に参加するメンバーを発表した。静岡県勢はGK鹿島彩莉、FW板村真央(以上JFAアカデミー福島)、DF佐々木里緒(JFAアカデミー福島出、マイナビ仙台)、FW辻沢亜唯(藤枝順心高)が選ばれた。
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⚽清水エスパルス 3選手と来季契約せず
J2清水は6日、GK大久保択生(34)、DF井林章(33)、MF神谷優太(26)の3選手と来季の契約を結ばず、契約を満了すると発表した。 大久保は2019年夏にJ1鳥栖から加入。J1リーグ28試合に出場したほか、今季の昇格プレーオフ2試合でゴールマウスを守った。「またアイスタでプレーする姿を見せられるように頑張る」とコメントした。 井林は21年夏にJ1広島から加入。J1リーグ20試合、J2リーグ18試合に出場し、セットプレーから3得点した。「自分らしさを出すことはできたので悔いはない」との談話を出した。 神谷は22年にJ1柏から加入。J1リーグ21試合1得点、J2リーグ22試合3得点を
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⚽アスルクラロ沼津 ブラジル人2選手と契約更新せず
J3沼津は6日、ブラジル出身のFWイゴール・ガブリエル(20)の期限付き移籍期間満了と、同国出身のDFラウール・スダティ(22)と契約満了に伴い契約を更新しないことを発表した。
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⚽偏る編成 若手は埋もれ 育成型クラブ 看板倒れ【失意の名門 清水J1復帰ならず㊥】
7季ぶりのJ2降格という昨秋の屈辱を経て迎えた今季。近年の低迷からのV字回復を図るべく、清水が打ち出した指針は「育成型クラブの再建」だった。指針の下には2027年のJ1優勝というチームの将来設計に加え、五輪やワールドカップ(W杯)の代表選出という選手育成の目標も盛り込んだ。 クラブは20年に社長、チーム編成トップのゼネラルマネジャー(GM)を一新。「強いチームをつくる」と右肩上がりの強化費で即戦力級を次々と獲得し、補強中心の編成を進めた。方針転換とも言える「育成型」の表明は、結果が伴わなかった近年の方向性を省みた上での、不退転の決意かに思えた。 しかし、ふたを開けてみればピッチに立つ顔触
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清水の秋葉監督が続投
J2清水は6日、今季途中に就任した秋葉忠宏監督と契約を更新し、来季も指揮を執ると発表した。
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⚽藤枝MYFCのFW中井 JFLヴェルスパ大分へ完全移籍
J2藤枝は5日、FW中井崇仁(24)がJFLヴェルスパ大分に完全移籍すると発表した。中井は今季途中にJFLヴェルスパ大分へ期限付き移籍していた。クラブを通じ、「一つずつ強くなり、磨かれ、勇ましくなっていきたい」とコメントした。
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⚽静産大のFW庵原 J3琉球へ入団内定
静岡産業大は5日、サッカー部のFW庵原篤人(22)=沼津西高出=がJ3琉球への来季入団が内定したと発表した。 庵原は、スピードを生かしたスペースへの飛び出しや前線からのチェイシングが武器。今年の東海学生リーグ1部では17試合に出場して6得点5アシストと、チームの主力の1人として攻撃をけん引した。
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⚽元清水エスパルスの平岡引退 富士宮出身、清水商高出
J3愛媛は5日、清水商高出のDF平岡康裕(37)が現役を引退すると発表した。富士宮市出身の平岡は同校から2005年に清水に加入。1年間の期限付き移籍を挟みながら15年まで所属し、その後は仙台と愛媛でプレーした。J1通算355試合、J2、J3通算37試合出場。
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⚽田中誠氏がJ2栃木監督に 来季J1ジュビロ磐田が発表
来季J1磐田は5日、トップチームマネジメント部の田中誠氏(48)=清水商高出=が来季からJ2栃木の監督に就任することが決まったと発表した。 元日本代表の田中氏は現役引退後、2015年から磐田ユース監督、トップチームコーチなどを歴任。今季は常葉大サッカー部コーチも務めた。チームを通じ「ジュビロでの経験を生かし、自分を信じ、仲間を信じ、学びを忘れず覚悟を持って挑戦する」とコメントした。 栃木も田中新監督の就任を発表し、磐田や札幌、新潟などで監督経験がある柳下正明氏(63)がヘッドコーチに就く。
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⚽清水「J2圧倒」昇格展望に狂い “失った7試合”の代償【失意の名門 J1復帰ならず㊤】
清水のJ1昇格がついえた2日のプレーオフ決勝の試合後。「自分に責任があって、ただただ力がなかった。それに尽きる」。今季途中からチームを率いる秋葉忠宏監督はそう言って自らを責めた。 ただ、そもそもクラブはプレーオフからJ1に滑り込む青写真など全く描いていなかった。新体制会見で示した5カ年計画「ビジョン2027」に示した今季の目標は「J2チャンピオン」。J2を圧倒し、4年後のJ1優勝という壮大な目標に向けた“助走”の1年とするはずだった。 その展望が大きく狂ったのが、スタートでのつまずき。開幕から7試合勝てず、J2の舞台で屈辱のクラブワーストを更新した。J2が42試合
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⚽Jリーグ・アウォーズ 大迫(神戸)、初のMVP
Jリーグは5日、横浜アリーナで年間表彰式「Jリーグ・アウォーズ」を開催し、今季22ゴールを決めて神戸のJ1初優勝の原動力となった大迫勇也(33)が最優秀選手賞(MVP)に初めて選ばれた。得点王との同時受賞は10人目で、神戸からのMVPは初。 ベストイレブンには神戸からDF酒井高徳(32)、MF山口蛍(33)、FWの大迫と武藤嘉紀(31)が選出され、2位の横浜Mからは得点王を分け合ったFWアンデルソンロペス(30)が入った。浦和からはGK西川周作(37)、MF伊藤敦樹(25)ら4人が受賞。 最優秀ゴール賞にはFC東京の渡辺凌磨(27)を選出。4月15日のC大阪戦で右後方からのパスをペナルテ
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⚽磐田J1昇格「地元の応援に感謝」 ベルギー移籍の後藤選手も意欲
サッカーJリーグ1部(J1)への昇格を決めたジュビロ磐田の浜浦幸光社長と後藤啓介選手が5日、磐田市役所に草地博昭市長を訪ね、昇格の喜びと応援への感謝を伝えた。 ジュビロはリーグ戦最終節で勝利して2位となり、逆転でJ1自動昇格を決めた。浜浦社長は「市民の皆さんの声援のたまもの」と感謝した。ベルギー1部の強豪アンデルレヒトに期限付き移籍が決まった後藤選手は「多くの試合に出場し、良い経験ができた1年だった。ジュニアユースから過ごした磐田を離れるのはさみしいが、ベルギーでも頑張りたい」と意欲を示した。 草地市長は「補強が禁止されるなど不安な思いもあったが、1年でJ1復帰を決めてくれてうれしい。多
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⚽「悔しさピッチで晴らす」 J1復帰逃した清水エスパルス 秋葉監督ら静岡新聞社で今季報告
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスの秋葉忠宏監督、選手会長の山原怜音選手が4日、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館を訪れ、静岡新聞社の大石剛代表取締役と静岡放送の谷口智康代表取締役にJ1復帰を逃した今季の報告を行った。 7年ぶりにJ2を戦った今季は昇格を最大の目標に臨んだが、リーグ戦4位で自動昇格を逃し、プレーオフでも敗退した。J2リーグ4位は31年目のクラブの歴史で最低の成績となった。 山室晋也社長は欠席し、代わりに秋葉監督が「結果を出せなくて申し訳ない。ファン・サポーターの応援に報いることができなかったのは心残り」と頭を下げた。その上で「来季指揮を執るかは分からないが、この悔し
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⚽J2藤枝MYFC 西矢が完全移籍で加入
J2藤枝は4日、今季途中にJ3FC大阪から期限付き移籍したMF西矢健人(24)が完全移籍で加入することが決まったと発表した。 西矢は今季終盤にボランチで定位置をつかみ、12試合に出場した。クラブを通じ、「どんな時もチームを勝たせる、隙のない選手になれるよう日々成長していきたい」とコメントした。
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⚽ジュビロ磐田 三木、清田と来季契約せず
来季J1磐田は4日、ともにJ3福島へ育成型期限付き移籍していたFW三木直土(22)=磐田ユース出=、MF清田奈央弥(22)=同=と契約満了に伴い、来季の契約を更新しないと発表した。 プロ4年目の三木は今季福島で9試合出場にとどまった。Jリーグ通算36試合で2得点。チームを通じて「契約満了となったが、下を向かず頑張っていきたい」とコメントを寄せた。 同じくプロ4年目の清田は今季福島で5試合出場。Jリーグ通算17試合。「小さな幸せにも感謝できるようなサッカー人生を送りたいので応援してほしい」とコメントした。
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⚽なでしこはブラジル下す サッカー女子国際親善試合
【サンパウロ共同】サッカー女子の国際親善試合は3日、サンパウロで行われ、世界ランキング8位の日本代表「なでしこジャパン」は同9位のブラジルを2-0で下した。11月30日の第1戦は3-4で敗れており、今回の遠征は1勝1敗だった。 日本は前半に南(ローマ)が右CKを右足で合わせて先制し、さらに田中美(INAC神戸)の遠めからのシュートで加点。後半は選手を入れ替えながら、無失点で逃げ切った。日本は来年2月にパリ五輪アジア最終予選で北朝鮮と対戦する。 日本 2(2―0 0―0)0 ブラジル ▽得点者【日】南、田中美 対応力ついてきた 池田太・女子日本代表監督の話 タフな環境下でしっかりと走って戦
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伊東のNPO サッカーで国際交流 「社会貢献支援財団」表彰
社会貢献活動を顕彰している「社会貢献支援財団」(安倍昭恵会長)の2023年度の表彰式が、都内で開かれ、サッカーを通じた国際交流に取り組む伊東市の認定NPO法人「REALE WORLD(レアーレワールド)」(三好彩代表)が受賞した。 レアーレワールドは伊東市とネパールで子ども向けのサッカークラブを運営するほか、使用済みサッカーシューズを途上国に届ける活動をしている。参加選手が途上国への寄付を持ち寄るサッカー大会も開催し、子どもたちが他国の状況に関心を持ち、貧困問題などを考える機会を提供している。表彰式で、三好代表が安倍会長から賞状を受け取った。本年度は計30の個人や団体が選ばれた。
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⚽清水エスパルス 秋葉監督の去就流動的
清水の秋葉忠宏監督の来季去就は流動的な状況となっている。すでに指揮官が進めてきたチームづくりを踏まえて来季の編成作業に着手。J1昇格を果たした場合は続投が基本線だったが、監督選定に関わる山室晋也社長は「もう少し現場の声を聞きたい」と現時点では白紙を強調した。 秋葉監督は4月にコーチから昇格して就任。開幕から7戦未勝利だったチームを立て直したが、J1昇格にはあと一歩届かなかった。指揮官は試合後、「ただただ自分の力のなさを感じている」と語った。
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⚽“天才”小野伸二「後悔なし」 現役ラストゲーム、引退会見
サッカー元日本代表で、J1札幌の小野伸二(44)=沼津市出身、清水商高出=が3日、本拠地の札幌ドームで引退記者会見を開き「プロサッカー生活をやめることに関して、後悔はありません」と、すっきりした面持ちで心境を語った。 現役最後の試合の相手は、1998年に自身がプロデビューした古巣の浦和。3万人以上が集まったスタンドには試合前に背番号を表す「44」の人文字が浮かび上がった。相手サポーターからは試合後にチャント(応援歌)を贈られ「縁があるチームとの最終戦で、ピッチに立てて幸せ」と喜んだ。 ピッチ上でのセレモニーでは10月17日に母が他界していたことを明かし「僕を産んでくれて、この素晴らしいサ
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⚽磐田ユース大敗、初の降格決定 静岡学園高は3位 高円宮杯U―18プレミアリーグ最終節
サッカーの高円宮杯Uー18(18歳以下)プレミアリーグは3日、最終節12試合を磐田スポーツ交流の里ゆめりあ球技場などで行った。西地区の磐田ユースは大津高(熊本)に0ー4で敗れ11位となり、2018年に参入後初めてプリンスリーグへの降格が決まった。静岡学園高は神戸ユースに敵地で0ー5で敗れたが、3位を確保した。 磐田ユース 失点癖、修正できず幕 失点癖が修正できない今季を象徴するかのような幕切れだった。最終節に勝利して残留に望みをつなぎたかった磐田ユースは、大津高の波状攻撃を食い止めきれずに4失点で零封負け。世登監督は守備が崩壊し攻撃の糸口が見つけられない状況に「自分たちの時間がつくり出せ
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⚽清水エスパルス 大熊GM、去就はクラブに一任
1年でのJ1復帰を逃して過去最低の成績となったことを受け、清水の大熊清ゼネラルマネジャー(GM)は「責任は十二分に感じている」とし、去就をクラブに一任する考えを明らかにした。 大熊GMはチーム編成トップを担って4年目。今季はクラブ過去最高となる29億8千万円の強化費を費やしながら、J2リーグ4位と目標の優勝には遠く及ばず、昇格も逃した。5季連続となるシーズン途中の監督交代も行い、長期的展望を欠いたチームづくりが続いている。自ら進退は示さず、「(クラブと)しっかり話す」と述べるにとどめた。
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⚽清水エスパルス J1復帰ならず PO決勝、東京Vと引き分け
JリーグのJ1昇格プレーオフ(PO)は2日、東京・国立競技場で決勝が行われ、J2で3位の東京Vが2008年以来16季ぶりのJ1復帰を決めた。4位清水と1-1で引き分けて、規定によりシーズン上位の東京Vが昇格となった。清水は1年でのJ1復帰を逃した。 Jリーグ発足から参加する「オリジナル10」同士の対戦。清水は後半18分にPKで先制したが、試合終了間際、Jリーグ初代王者の東京VにPKを与えた。染野に決められ、土壇場で追い付かれた。 来季はFC東京、J2優勝の町田を含め、東京をホームとする3クラブがJ1で争うことになる。 【写真特集】激闘のJ1PO決勝 ▽決勝(国立)観衆5326
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⚽清水サポーター2万人 願いかなわずため息 J1昇格PO決勝
2日に東京都の国立競技場で行われたサッカーのJリーグ1部(J1)昇格プレーオフ決勝で、清水エスパルスは1―1で東京ヴェルディと引き分け、J2リーグ年間順位の上位が勝者となる規定でJ1復帰を逃した。敵地にもかかわらずスタジアムには約2万人の清水のサポーターが詰めかけたが願いかなわず、スタンドはため息に包まれた。 会場には清水のユニホームシャツやグッズを身に着けた観客が集結。南サイドスタンドを上段まで埋め尽くし、オレンジ色の無数の旗を揺らしながら大声援で選手たちを後押しした。しかし、試合終了の笛の音が響くと静まりかえった。 家族で訪れた三島市の会社員坂田里実さん(62)は「最後のPKの判定は
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⚽J3アスルクラロ沼津 中山監督が来季も指揮
J3沼津は2日、中山雅史監督(56)と契約を更新し、来季も指揮を執ることを発表した。 就任1年目の今季は、夏にはリーグ3位と好調を見せたものの、13位で最終節を終えた。クラブを通じて「初めて監督として指揮を執らせていただき、期待に添える結果を出せず、悔しさが残る。1試合1試合を全力で戦い抜いた先に、J3優勝と昇格があると思う」とコメントした。
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⚽J3アスルクラロ沼津 最終節で逆転負け 鹿児島J 2復帰
J3リーグは2日、各地で最終節が行われ、沼津は今治に2―3で敗れた。鹿児島が2019年以来5季ぶりのJ2復帰を決めた。鳥取と1-1で引き分けて勝ち点62で富山と並んだが、得失点差で上回り、自動昇格圏内の2位を守った。もう1チームの昇格は、既に優勝を決めていた愛媛。 ②愛鷹(今治1勝1分け)▽観衆2017人 今治 16勝11分け11敗(59) 3(0―1 3―1)2 沼津 15勝6分け17敗(51) ▽得点者【今】安藤(3)新井(3)下口(2)【沼】附木(3)ブラウン(PK)(13) 終盤に勢い落とす 前半の好調さから一転、終盤に勢いを落とした流れは、沼津の今季を象徴するようだ
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⚽J3アスルクラロ沼津のMF下川、契約更新せず
J3沼津は2日、契約満了に伴い、MF下川雅人選手(27)と契約を更新しないと発表した。
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⚽清水エスパルス 東京Ⅴ戦勝利へ秋葉監督「先制が鍵」 きょう国立でJ1昇格プレーオフ決勝
J1昇格プレーオフ決勝が2日に行われ、J2リーグ4位の清水は敵地の東京・国立競技場で同3位の東京Vと対戦する。Jリーグ発足時の参加10チーム「オリジナル10」に名を連ねる両チームによる、昇格の残り1枠を懸けた最終決戦。清水は1日、練習を完全非公開にして最終調整した。 清水は年間順位で下回るため、昇格には勝利が必要となる。「勇敢に、超攻撃的にプレーできるか。先制点がキーポイントになる」と秋葉監督。リーグ最少失点を誇る相手に対し、リーグ2位の78得点の攻撃力を発揮して先手を奪えるかが勝負の分かれ目となりそうだ。 東京Vはプレーオフ準決勝でリーグ6位の千葉を2―1で下した。前半で2点を先行
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⚽藤枝MYFC MF田中 札幌に復帰へ 期限付き移籍 満了
J2藤枝は1日、J1札幌から期限付き移籍していたMF田中宏武の移籍期間が満了したと発表した。 田中は7月に加入し、8試合に出場した。クラブを通じ、「MYFCはもっと大きくなるクラブ。自分も負けないよう経験を生かし頑張りたい」とコメントした。 また、通訳の堤海音氏、主務の田中凌氏と契約満了に伴い、来季契約を更新しないとした。
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⚽J3アスルクラロ沼津 4選手が退団
J3沼津は1日、契約満了に伴い、いずれもDFの、市川侑麻(25)、川前陽斗(21)、前川智敬(24)、大迫暁(26)と契約を更新しないと発表した。
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⚽なでしこ ブラジルに4失点 サッカー国際親善試合
【サンパウロ共同】サッカー女子の国際親善試合は11月30日、サンパウロで行われ、世界ランキング8位の日本代表「なでしこジャパン」は同9位のブラジルに3-4で敗れた。12月3日に同国代表との第2戦に臨む。 日本は前半38分に藤野(日テレ東京V)のゴールで先制も、1-1の後半に最終ライン付近でのパスミスから立て続けに失点して1-3とされた。終盤に遠藤(エンゼルシティー、JFAアカデミー福島出)のPKと田中美(INAC神戸)の得点で追いついたが、終了直前に決勝点を許した。 ブラジル 4(1―1 3―2)3 日本 ▽得点者【日】藤野、遠藤(PK)、田中美 今年ワースト なでしこジャパンは今年
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⚽J3沼津のDF藤崎が退団
J3沼津は30日、契約満了に伴い、DF藤崎智貴(29)=清水ユース出=と契約を更新しないと発表した。
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⚽清水と東京Vが意気込み 12月2日、昇格PO決勝
J1昇格プレーオフ決勝の東京V―清水は12月2日に東京・国立競技場で行われる。両チームは30日、オンラインで合同記者会見に臨み、東京Vの城福監督は「チームが一丸となり、ここまで来られた。クラブの願いをかなえたい」と2008年を最後に遠ざかるJ1への思いを口にした。 東京Vの森田主将は「今はチームに自信がある。決勝で100%をぶつけられたら」と語り、1年でのJ1復帰を目指す清水の乾は「勝つイメージしかしていない。J1に帰れるよう気持ちを込めてプレーしたい」と意気込んだ。東京VはJ2で3位、清水は同4位で、規定により引き分けの場合は東京Vの昇格となる。
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⚽JFA会長、宮本氏確実 46歳元代表主将 唯一の立候補 日本サッカー協会
日本サッカー協会(JFA)の次期会長に元日本代表主将の宮本恒靖専務理事(46)が就任することが29日、確実になった。同協会が次期会長選挙のただ1人の正式立候補者として発表した。12月24日の臨時評議員会や来年3月の理事による互選を経て第15代会長となる見込み。ワールドカップ(W杯)出場経験者や元Jリーガーが会長になるのは初。 会長選挙には、宮本氏とJリーグチェアマン室特命担当オフィサーの鈴木徳昭氏(61)が出馬を希望。宮本氏は今月25日までに、必要な評議員16人以上の推薦を得た。複数による選挙となれば、2016年に田嶋幸三現会長(66)と原博実氏(65)で争われて以来だった。 宮本氏はJ
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⚽アスルクラロ沼津 菅井「1年間の成果出す」 12月2日ホームで最終節
サッカーJ3アスルクラロ沼津は12月2日、4位のFC今治とホームの愛鷹広域公園多目的競技場で今季最終節に臨む。前節、鹿児島とのアウェー戦は0-2で敗北し、順位を12位に落とした。MF菅井拓也選手は「前半でチャレンジする姿勢は見せられたが、失点から粘れない弱さが出た」と振り返り、「1年間積み上げてきた成果を出したい」と意気込む。 J2昇格圏内にいる鹿児島との前節は、前半は沼津が何度か決定機をつくったが、決めきれないままスコアレスで折り返した。後半20分にコーナーキックから失点すると、その4分後に追加点を許した。 次節戦う今治は連勝中。中山雅史監督は「鹿児島戦は、守備から攻撃に転じる勢いがそ
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⚽清水エスパルス プレーオフ決勝へ練習再開 「得点力の改善」テーマ
J2清水は28日、12月2日に行われるJ1昇格プレーオフ決勝の東京V戦(東京・国立競技場)に向けて練習を再開した。選手は引き締まった表情で約2時間にわたり汗を流した。 25日のプレーオフ準決勝山形戦は引き分けで突破できたものの、無得点に終わった。年間順位で相手を下回る東京V戦は勝利が必須となり、秋葉監督は「ゴールをどうこじ開けるか」を準備期間のテーマに掲げる。 ミーティングでは東京Vのプレー映像を見て狙いどころを確認。グラウンドでもペナルティーエリア内のシュート練習に時間を割いた。MF中山は「ゴールにもっと貪欲に。前線が結果を出すだけ」と意識を高める。 16日の練習中に頭部に球を受けて
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⚽ジュビロ磐田の後藤 ベルギー1部へ移籍正式発表
来季J1磐田は28日、FW後藤啓介(18)=磐田ユース出=がベルギー1部アンデルレヒトへ期限付き移籍することが決まったと発表した。期限は来年1月1日から1年間。アンデルレヒトはリーグ優勝34度の強豪で今夏も獲得オファーを出していた。 ⇒インタビューはこちら 現役高校3年生の後藤は今季、磐田ユースから飛び級でトップチームに昇格。191センチの高さと鋭い動き出しを武器にJ2で33試合に出場、7得点を挙げて磐田のJ1復帰に貢献した。入団当初から海外志向が強く、欧州クラブへの早期移籍を希望していた。オランダの強豪フェイエノールトなどからもオファーがあった。 クラブを通じて「スクールから
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⚽J3アスルクラロ沼津 浜松出身MF 向井加入内定
J3沼津は28日、札幌大のMF向井ひな太(21)=浜松市出身=の来季加入が内定したと発表した。 向井は162センチ、65キロ。JFAアカデミー福島から、札幌大に進んだ。クラブを通じて「幼い頃からの夢だったプロとしてのキャリアをアスルクラロ沼津という素晴らしいクラブでスタートできることをうれしく思う」とコメントした。
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⚽Jリーグ シーズン移行案で競技場確保「可能」
Jリーグの樋口順也フットボール本部長は28日、理事会後に記者会見し、開幕を現行の2月から8月に変えるシーズン移行案で課題に挙がっていたスタジアム確保について「クリアできる見込みであることが分かっている」と説明した。各クラブに本拠地を確保できる時期と試合数を確認し、シミュレーションした。 シーズン移行した場合、高校、大学を卒業する選手のクラブ加入時期は、これまで通り原則として1、2月ごろにする方針も示した。 野々村芳和チェアマン(清水東高出)は、これまでの議論を踏まえ「ばらばらだったところが、一つの方向性を見いだすことができているとは思っている。すごく実りあるいい時間になっている」と述べた
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⚽藤枝順心は神戸弘陵と初戦 全国高校女子サッカー
サッカーの全日本高校女子選手権の組み合わせが27日に決まり、前回大会で単独最多となる6度目の優勝を果たした藤枝順心は1回戦で神戸弘陵(兵庫)と対戦することが決まった。常葉大橘は常盤木学園(宮城)と、前回準優勝の十文字(東京)は京都精華学園と顔を合わせる。 大会は32校が参加して兵庫県内で開催され、12月30日に開幕。決勝は来年1月7日にノエビアスタジアム神戸で行われる。 ※画像タップで拡大してご覧になれます
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恩返しのサッカー教室 JFAアカデミーの17選手 御殿場での活動 本年度限り
御殿場市に拠点を置くサッカーエリート選手養成校「JFAアカデミー福島」はこのほど、小学生対象のサッカー教室を同市の御殿場高原時之栖のサッカーグラウンドで開いた。高校3年生の選手17人がコーチ役を務め、子どもたちにサッカーの楽しさを伝えた。 同市と小山町、裾野市の児童を中心に約70人が参加した。子どもたちはレベルごとにパスやシュート、フェイントなどの技術を磨き、高校生選手からボールの蹴り方や視線を向ける方向などについて助言をもらった。ゲーム形式の練習も行い、早速学びを生かして相手ゴールに迫った。 同アカデミーは2011年3月の東日本大震災で福島県での活動が困難になったが、御殿場高原時之栖が
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⚽ホンダFC快勝、優勝杯 JFL最終節
日本フットボールリーグ(JFL)は26日、最終節7試合をホンダ都田サッカー場などで行った。4年ぶりの優勝を決めているホンダFCは、クリアソン新宿に3―1で快勝した。 先制されたホンダFCは前半41分、FW鈴木理がGKとの一対一を冷静に沈めて同点に追いついた。後半にはカウンターからMF岩切が2ゴールを挙げて試合を決めた。 試合後に優勝セレモニーが行われ、優勝カップが贈られた。 ホンダFC 3(1―1 2―0)1 クリアソン新宿 ▽得点者【ホ】鈴木理、岩切2【ク】池谷 ▽最終順位 ①ホンダFC 勝ち点53②ブリオベッカ浦安45③レイラック滋賀44④ソニー仙台43⑤ラインメール青森42
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⚽12月2日決勝は清水ー東京V 国立で対決、サッカーJ1昇格プレーオフ
J1昇格プレーオフは26日、東京・味の素スタジアムで準決勝の残り1試合が行われ、今季J2で3位の東京Vが同6位の千葉を2-1で下し、12月2日に実施される清水(同4位)との決勝へ進んだ。東京Vは前半に中原と森田のゴールで2点をリード。後半に1点を返されたが、逃げ切った。決勝は東京・国立競技場で行われる予定で、引き分けの場合は年間順位で上位の東京Vが昇格する。 東京V 千葉に競り勝つ ▽準決勝(味スタ) 東京V(J2・3位) 2(2―0 0―1)1 千葉(J2・6位) ▽得点者【V】中原、森田【千】小森 ▽観衆 25150人 【評】東京Vが2得点で競り勝った。千葉の猛攻に耐えて迎えた
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ジーコさん⚽未来の「ジャパン」に熱視線 来年、監修スクールが始動 浜松市で体験会
サッカー元ブラジル代表の中心選手で日本代表監督も務めたジーコさん(70)が監修する「ジーコ10サッカースクール」が、来年2月から浜松市で本格始動するのを前に、市内で26日、練習体験会が開かれた。ジーコさんが会場を訪れ、参加したブラジルや日本の子どもたち約200人のプレーに熱視線を送った。 西区の雄踏総合公園で記念セレモニーが開かれ、ジーコさんは「これまでの経験を次世代の子どもたちに指導できるのはうれしい。スクールを通して素晴らしい選手に育ってほしい」とあいさつした。 練習に臨んだ子どもたちはジーコさんが監修したドリブルやシュート練習に汗を流した。ジーコさんは練習を見守り、時折ボールタッチ
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⚽静岡学園、劇的な逆転勝ち 磐田ユース、降格圏に転落 サッカー高円宮杯U―18プレミアリーグ
サッカーの高円宮杯U―18(18歳以下)プレミアリーグ西地区は26日、第21節5試合をエスプラットフジスパークなどで行った。3位の静岡学園高は磐田ユースに2―1で逆転勝ちしたが、首位で勝ち点3差の広島ユースも勝ったため、得失点差から最終節を前に優勝の可能性がほぼ消えた。 磐田ユースは11位に後退し、自動降格圏に転落した。 終了間際に2ゴール 劇的な幕切れだった。静岡学園高は試合終了間際の2ゴールで磐田ユースに逆転勝ち。前節履正社高戦に続き、追加時間に決勝点を挙げたMF高田は「負けていても焦りはなく予感があった。チームの成長を感じる」と満面の笑みを浮かべた。 磐田ユースのプレスに苦し
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⚽藤枝順心高が3回戦へ サッカー皇后杯全日本女子選手権
サッカーの皇后杯第45回全日本女子選手権は26日、藤枝総合運動公園サッカー場などで2回戦8試合を行った。藤枝順心高(東海)は前半に先制すると、後半にも3点を加え、リリーウルフF石川(北信越)に4―0で快勝した。12月2日の3回戦で、なでしこリーグ1部を制したオルカ鴨川と対戦する。 4発 社会人圧倒 藤枝順心高が効果的なタイミングで4ゴールを奪い、初戦となる2回戦を突破した。経験豊富な社会人が相手でも臆することなく、走力で上回った圧勝劇だった。 試合直前に体調不良者が出てスタメンが一部変更となるアクシデントがあったが、慌てなかった。均衡状態が続いた前半36分。MF下吉のラストパスをFW
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⚽J3アスルクラロ沼津 鹿児島に0-2で敗れる
明治安田J3リーグは26日、8試合が行われ、沼津は2位鹿児島に0-2で敗れた。富山は宮崎に6-0で大勝。優勝を決めている愛媛は1-2で八戸に敗れた。日本フットボールリーグ(JFL)の結果により、入れ替え戦が実施されないことが決まり、最下位の北九州のJ3残留が確定した。 ②白波スタ(1勝1敗)▽観衆11978人 鹿児島 18勝7分け12敗(61) 2(0―0 2―0)0 沼 津 15勝6分け16敗(51) ▽得点者【児】米沢(8)端戸(8) ②ピカスタ(松本1勝1分け) 讃岐 11勝11分け15敗(44) 0(0―0 0―0)0 松本 15勝9分け13敗(54) ②ミクスタ(福島1勝1分
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⚽東京V勝ち 12月2日、清水エスパルスと決勝 J1昇格プレーオフ
J1昇格プレーオフは26日、東京・味の素スタジアムで準決勝の残り1試合が行われ、今季J2で3位の東京Vが同6位の千葉を2―1で下し、12月2日に実施される清水(同4位)との決勝へ進んだ。 東京Vは前半に中原と森田のゴールで2点をリード。後半に1点を返されたが、逃げ切った。 決勝は東京・国立競技場で行われる予定で、規定により引き分けの場合は年間順位で上位の東京Vが昇格する。
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⚽清水エスパルス 昇格プレーオフ決勝進出 心一つにゴール死守、山形と引き分け
サッカーJリーグ2部(J2)は25日、J1昇格プレーオフ準決勝を静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行った。リーグ戦4位の清水エスパルスは同5位のモンテディオ山形と0-0で引き分け、リーグ戦順位のアドバンテージで12月2日に開催されるプレーオフ決勝に進出した。 清水は山形の厚みのある攻撃に苦しめられたが、GK大久保択生(34)の安定した対応を中心に最後までゴールを守った。決勝は26日に行われる東京ヴェルディ対ジェフユナイテッド千葉の勝者と対戦する。 ▶⚽写真特集 詳細はこちら ▽準決勝(アイスタ)観衆15742人 清水(J2・4位) 0(0―0 0―0)0 山形(J2・5位)
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⚽内田篤人さん、故郷の函南の小中生にサッカー指導 「ここからJリーガーや日本代表になって」 町制施行60周年イベントで
函南町で25日、町制施行60年を記念した「かんなみフェスティバル」が開かれた。特産のトマトをテーマにしたイベントや地元に伝わる民話から生まれた「かんなみ猫おどり」など多彩な催しを実施。同町出身でサッカー元日本代表の内田篤人さん(35)も駆け付け、多くの住民とともに郷土の節目を祝った。 テーマは「次世代へ繋(つな)げるかんなみの宝」。かんなみスポーツ公園で開かれたオープニングセレモニーで、内田さんが仁科喜世志町長らとボールを蹴って開幕した。内田さんは「この町から日本代表やサッカー以外の分野で活躍する子どもが出てくることを期待している」とあいさつした。 内田さんは初めて地元でサッカー教室の講
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【写真特集】⚽清水エスパルス J1昇格プレーオフ準決勝
山形に引き分けてJ1昇格プレーオフ決勝進出を決め、笑顔で声援に応える清水の選手 前半、シュートを放つ清水・乾(右から2人目) 前半、ゴールを狙う清水・岸本(右) 前半、相手の攻撃をはね返す清水・高橋(右) 前半、相手のシュートを防ぐ清水GK・大久保 前半、相手の攻撃を防ぐ清水GK・大久保(右) 後半、相手の攻撃を懸命に防ぐ清水の選手 後半、清水・北川(左)が放ったシュートは惜しくも外れる 後半、相手の攻撃をはね返す清水・鈴木(中央) 後半、シュートを放つ清水・白崎(左) 後半、清水・カルリーニョス(左)が放ったシュートはポストに阻
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⚽清水ユース、プレミア参入懸けプレーオフへ 高円宮杯Uー18プリンスリーグ東海
サッカーの高円宮杯Uー18(18歳以下)プリンスリーグ東海は25日、第17節5試合を行い、清水ユースがプレミアリーグ参入を懸けたプレーオフ進出を決めた。 清水ユースは浜松開誠館高に3ー1で勝利し、3位の藤枝明誠高がJFAアカデミー福島に0ー3で敗れたため、最終節を残して2位が確定した。既に優勝が決まっているJFAアカデミー福島が来季チーム存続しないため、清水ユースが12月8、10日に広島県で行われるプレーオフでプレミア昇格を目指す。 サッカーの高円宮杯U―18(18歳以下)プリンスリーグ東海は25日、第17節5試合を行い、清水ユースがプレミアリーグ参入を懸けたプレーオフ進出を決めた。
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⚽清水エスパルスきょうJ1昇格プレーオフ準決勝 秋葉監督「反発心持ち、勝って次へ」
J2清水は25日、ホームで山形とのJ1昇格プレーオフ準決勝に臨む。リーグ戦の年間順位のアドバンテージにより、4位清水は5位山形に対し、引き分け以上で決勝進出が決まる一戦。チームは24日、練習を完全非公開にして最終調整した。 リーグ最終節の3日後の15日からプレーオフに向けて再始動した清水。今週は試合3日前から練習を非公開にする徹底ぶりで、山形戦への準備を入念に進めてきた。24日にオンラインで取材対応した秋葉監督は「(自動昇格を逃した最終節からの)反発心を持ちながら、勝って次のステージに進みたい」と強調した。 清水にとっては初の昇格プレーオフの戦いとなるが、DF高橋、DF北爪、GK大久保ら
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⚽なでしこに杉田(ソーンズ、藤枝順心高出)ら選出 ブラジル遠征へ
日本サッカー協会は24日、今月からのブラジル遠征に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバーに熊谷(ローマ)や長谷川(マンチェスター・シティー)、杉田(ソーンズ、藤枝順心高出)ら22人を選出したと発表した。谷川と古賀(ともにJFAアカデミー福島)が初選出。30日と12月3日にサンパウロでブラジル女子代表と2試合を行う。 ホームアンドアウェー方式で戦う来年2月のパリ五輪アジア最終予選、北朝鮮戦前最後の実戦となる。東京都内で記者会見した池田監督は「アウェーでの厳しい戦いを経験できる。(最終予選の)アウェーで戦う一つの準備にしていきたい」と話した。
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⚽清水エスパルス 鍵は「前半」と「先取点」 25日にJ1昇格PO山形戦
J1昇格の残り1枠を懸けてJ2の3~6位で争うプレーオフが25日に始まり、4位の清水は同日にホームで5位の山形と対戦する。両チームの今季のデータからは、「前半」と「先取点」という勝負の鍵を握る二つのポイントが浮かび上がる。 清水は今季、前半でリードを奪った試合は15勝2分けと無敗。先行して折り返せば、リーグで2番目に失点の少ない守備力で安定した試合運びを実現してきた。先制した試合も18勝3分け1敗と高い勝率を誇るが、唯一の敗戦は前半終了間際に追いつかれた第40節熊本戦。前半の戦い方の重要性を物語る。 山形は先取した試合が17勝1分け1敗とリーグトップの勝率を記録する。また、後半31分
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⚽「夢の劇場」で日本人対決 なでしこの長谷川と宮沢
「夢の劇場」と呼ばれるオールド・トラフォードで、サッカー女子の日本人対決が実現した。イングランド・スーパーリーグで19日、宮沢ひなたのマンチェスター・ユナイテッドがホームで長谷川唯のマンチェスター・シティーと対戦。マンチェスターUの女子新記録となる4万3615人が詰めかけた白熱のダービーマッチはマンチェスターCが3-1で制した。 長谷川は先発し、中盤の底で貴重な働きを見せた。157センチの体格はひときわ小柄だが、球際の争いでうまく体を入れて主に守備で貢献。1-1の前半35分には高い位置でボールを奪って勝ち越し点につなげ「試合の中で自分が前に出た方がいいと感じ、思い切ってプレッシャーをかけて
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⚽花城、シュツットガルトに内定 JFAアカデミー福島
日本サッカー協会(JFA)は23日、JFAアカデミー福島の花城琳斗が来年1月からドイツ・シュツットガルトに加入が内定したと発表した。 花城は献身的な守備と卓越したゲームメークが持ち味で、得点能力にもたけたMF。U-18(18歳以下)日本代表として今月のスペイン遠征にも参加した。同協会を通じ、「評価していただいたシュツットガルトの関係者に感謝している。早く貢献できるように一日一日を大切にし、成長していきたい」とコメントした。
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⚽U-23 日本は韓国など同組 男子サッカー五輪最終予選
サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジア・カップ(来年4~5月・カタール)の組み合わせ抽選が23日、ドーハで行われ、8大会連続の五輪出場を狙う日本は韓国、アラブ首長国連邦(UAE)、中国とともにB組に入った。 この大会に臨む日本の大岩監督(清水商高出)は「どの国を見ても簡単な試合は一つもない。今後の限られた時間や活動の中で、引き続きしっかりと準備をしていく」とコメントした。 1次リーグは4チームずつ4組に分かれ、各組上位2チームが準々決勝に進む。U-23アジア杯の3位までが五輪出場権を獲得し、4位はアフリカ勢とのプレーオフに回る。
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⚽清水エスパルス J1へ、助っ人が道開く 25日から負けられない 昇格PO【しずスポ】
25日からJ1昇格プレーオフ(PO)が始まる。J2清水は同日午後1時、アイスタ日本平で山形と対戦する。勝利すれば12月2日、大一番のPO決勝に進む。 J2清水のFWチアゴサンタナ(30)、FWカルリーニョスジュニオ(29)、MFホナウド(27)のブラジル人トリオが、昇格POに回ったチームを救う。今季、主力として攻守を支えてきた3人。残り2試合も“助っ人”の本領を発揮し、J1復帰の道を開く。 攻守でブラジルトリオ 残り2戦も全力 今季の3人の貢献は光っている。42試合制のJ2リーグで、出場試合数はホナウドの39を筆頭に、チアゴサンタナ38、カルリーニョス36とフル稼
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⚽藤枝MYFC 来場者倍増 売上高6億に伸び J1水準へ 支援の輪を【J2初陣回顧㊦】
藤枝が清水を下して静岡三国決戦初白星を挙げた10月初めのホームゲームの舞台裏に、観客席の混乱を心配するクラブ幹部の姿があった。本拠地藤枝総合運動公園サッカー場はバックスタンドを改修中で現状の収容人数は6千人弱。しかし、清水戦には6288人が来場し、徳田航介社長は「100%を超えるなんて本来あり得ない。集客の読みを誤った」と頭をかいた。 スポンサーや招待者などを考慮して販売するチケット数を決めるが、終盤戦で相手は自動昇格を争う上位チーム。来場者が予想を超えた。開始直前まで係員が観客に荷物を隣席に置かないよう呼びかけ、ゴール裏芝生席の立ち見などを都合して大きなトラブルなく乗り切ったが、「『チケ
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⚽ジュビロ磐田勢、受賞 Jリーグ月間表彰 11月 松本と横内監督
Jリーグは22日、11月の月間表彰を発表した。J2の月間MVPは磐田のMF松本昌也が受賞した。J2の月間優秀監督賞には磐田の横内昭展監督が選ばれた。松本は初受賞、横内監督は6月に続き今季2度目。 松本は第41、42節で得点を決めてチームのJ1自動昇格に大きく貢献したのが受賞理由。横内監督は補強禁止処分を受けながら11月の2連勝で逆転2位に入ったことが評価された。
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⚽森保J連勝 また5発 Aマッチ最多8連勝 W杯アジア2次予選
【ジッダ(サウジアラビア)共同】サッカーのワールドカップ(W杯)アジア2次予選は21日、サウジアラビアのジッダでB組第2戦が行われ、日本はシリアに5-0で快勝した。2連勝の勝ち点6で首位を守り、ミャンマーに6-1で大勝した北朝鮮とシリアは1勝1敗の同3で、得失点差により北朝鮮が2位。 日本は前半に久保(レアル・ソシエダード)が先制ゴールを決め、さらに上田(フェイエノールト)が2得点。後半は菅原(AZアルクマール)細谷(柏)の代表初ゴールで突き放した。国際Aマッチは8連勝で日本代表の最多記録に並んだ。 年内最終戦を終えた日本は来年1月1日のタイとの親善試合後、12日からカタールで開催される
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⚽藤枝MYFC GK上田 契約満了
J2藤枝は22日、GK上田智輝(27)と契約満了に伴い、来季の契約を更新しないと発表した。 大宮から今季加入した上田は開幕戦を含む16試合に先発出場したが、シーズン中盤以降は大卒1年目の北村がレギュラーに定着して出番がなかった。クラブを通じ「藤枝のJ2初挑戦、J2初勝利に携わったことは誇り。貴重な経験を今後のサッカー人生に生かしたい」とコメントした。
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⚽藤枝MYFC「来季も明るい話題を」 監督ら本社訪問、戦績報告
サッカーJリーグ2部(J2)初昇格1年目で12位と健闘した藤枝MYFCの徳田航介社長、須藤大輔監督、川島将副主将が22日、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館を訪れ、静岡新聞社・静岡放送の大須賀紳晃社長らに今季の報告を行った。 開幕から好スタートを切り、夏場に8戦勝ちなし4連敗と苦しんだが、終盤は戦力を整えて残留を決め、中位でJ2初陣を終えた。須藤監督がチームの最優秀選手(MVP)とたたえた川島選手が「開幕前の大方の見方を覆せたが、選手は満足していない。来季はJ1プレーオフに進みたい」と意欲を示せば、指揮官も「今季の戦いでJ1昇格が現実味を帯びた。来季も超攻撃的スタイルで結果と内容の両方を求めた
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サッカーU17代表が帰国 森山監督「手応えと悔しさ混在」
サッカーのU―17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)インドネシア大会で、16強による決勝トーナメント1回戦で敗退した日本代表が22日、羽田空港に帰国した。森山監督は「世界トップを狙う国とかなりやれた手応えと、悔しさが混在している」と大会を振り返り「感じたことを成長につなげられるように、具体的に努力してほしい」と選手にエールを送った。 アルゼンチンなどと同組だった1次リーグは2勝1敗の組3位で通過し、決勝トーナメント1回戦でスペインに1―2で敗れた。1次リーグ3試合で4得点した高岡(宮崎・日章学園高)は「五輪やW杯で借りを返すために、もっともっと努力したい」と話した。
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⚽藤枝MYFC 主力移籍の窮地救った雷雨順延 競争力高め、戦力融合【J2初陣回顧㊥】
苦境に遭ったJ2藤枝を結果的に天が味方した。開始直前の雷雨で中止になった8月下旬のホーム群馬戦。“幻のスタメン”には夏の移籍で加わったばかりの新戦力5人中4人が名を連ねていた。同じメンバーで行った翌日の紅白戦では連係がバラバラでサブ組に惨敗。「やらなくて良かった」。須藤監督は苦笑いで振り返った。 夏の移籍期間にチーム得点王FW渡辺とアシスト王MF久保の主力2人がJ1へ。シーズン途中で飛車角が抜け、クラブに激震が走った。素早く補強を行ったが、新加入選手が独特な戦術にすぐなじめるわけはなく、8月から4連敗と迷走したかに見えた。 それでも指揮官が空中分解を恐れず、新戦力
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⚽日本8強ならず スペインに1―2 U-17W杯
【ソロ(インドネシア)共同】サッカーのU-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)は20日、インドネシアのソロ(スラカルタ)で決勝トーナメント1回戦が行われ、日本はスペインに1-2で敗れ、2011年大会以来となる8強入りを逃した。 開始8分で失点したが、前半のうちに名和田(鹿児島・神村学園高)のゴールで追い付いた。1-1の後半はボールを保持され、勝ち越された。 ブラジルはエクアドルに3-1で快勝した。 【決勝トーナメント】 ▽1回戦 スペイン 2(1―1 1―0)1 日本 ▽得点者【日】名和田 後半息切れ 日本はスペインと互角の勝負を演じたが、後半29分にスルーパスで簡単に崩されて
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⚽U―22代表 アルゼンチンとドロー 日本平アイスタで練習試合
来年のパリ五輪出場を目指すサッカーのU-22(22歳以下)日本代表は21日、静岡市のIAIスタジアム日本平でU-22アルゼンチン代表と非公開で練習試合を実施し、0-0で引き分けた。
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⚽日本代表 選考巡り議論 W杯アジア2次予選
今月始まったサッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で、日本代表の選考を巡り議論が起こった。格下との2連戦で活動の最初から欧州でプレーする主力を呼ぶべきかどうか-。長距離移動の負担がかかる中、森保監督は「同じ経験を共有しながら前進していくことで、よりチームの結束力が強まる」と全選手を初戦前に集める方針をとった。 16日のミャンマー戦は大阪が、21日のシリア戦はサウジアラビアのジッダが開催地。初戦は国内組中心で臨み、2戦目で欧州組を呼ぶ手は監督の頭にもあったが選択しなかった。選手はその決断を前向きに受け止める。 久保(レアル・ソシエダード)が「国際マッチ期間で選手を呼ばない
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ラブライブ!声優 斉藤さん、高槻さん J3アスルクラロ沼津ホーム戦 盛り上げ
沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場で19日に開かれたJ3アスルクラロ沼津とカマタマーレ讃岐の試合に、同市を舞台にした人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の声優斉藤朱夏さんと高槻かなこさんが訪れた。約2400人が来場したアスルクラロ沼津のホーム戦を盛り上げた。 アニメに登場するアイドルグループ「Aqours(アクア)」のメンバー渡辺曜役の斉藤さんと、国木田花丸役の高槻さんが先発メンバーを発表し、ハーフタイムには場内を巡って観客席に手を振った。試合を見守り、高槻さんは「一緒に応援できてすごく楽しかった」と笑い、斉藤さんは「これからも全力でアスルを応援したい」と話した。
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⚽日本、シリア下して2連勝 5ゴール、W杯2次予選
【ジッダ(サウジアラビア)共同】サッカーのワールドカップ(W杯)アジア2次予選は21日、サウジアラビアのジッダでB組第2戦が行われ、日本はシリアに5―0で快勝し、2連勝で勝ち点6とした。久保(レアル・ソシエダード)が先制ゴールを決め、上田(フェイエノールト)の2得点などで突き放した。シリアは1勝1敗。 日本代表は国際Aマッチ8連勝で、これまでの最多記録に並んだ。試合は内戦下にあるシリアのホーム戦で、中立地のジッダで開催された。世界ランキング18位の日本は、同92位のシリアと10勝2分け。4チームで争うB組の1、2位が最終予選に進む。第3戦は来年3月に行われ、日本は北朝鮮と顔を合わせる。
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⚽藤枝MYFC 超攻撃的スタイルに柔軟性 来季の守備再構築、必須【J2初陣回顧㊤】
9月上旬、まだ真夏の強い日差しが降り注ぐ練習グラウンドで行われた車座の“幹部会議”が、J2藤枝の今季の命運を分けた。8戦勝ちなし4連敗中で残留争いがちらつく中、全体練習後にけがでリハビリ中だった杉田主将がピッチに現れると、副主将の川島、水野、久富が集まった。この直後、アウェー熊本戦に勝利してトンネルを抜け「今年一番大事な試合だった」と川島は振り返る。 実はこの4人がまとめたのは、超攻撃的スタイルを掲げる須藤監督への戦術変更の提案だった。J3だった昨季から積み上げたハイプレスを武器に、開幕から2連勝、4月にも3連勝し、目標としたプレーオフ圏(6位以内)にいたが、対戦が
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森保ジャパン 21日シリア戦 W杯2次予選 監督「チーム一丸タフに戦う」
【ジッダ(サウジアラビア)共同】サッカー日本代表は21日午後5時45分(日本時間同11時45分)から、ワールドカップ(W杯)アジア2次予選B組の第2戦でシリア代表と対戦する。内戦下にあるシリアのホーム試合で、中立地であるサウジアラビアのジッダで開催される。 20日に記者会見に臨んだ森保監督は「どういう構成でいくかは非常に悩む。何人かを入れ替えたい。チーム一丸となって厳しい戦いを覚悟してタフに戦い抜きたい」と述べた。 日本―シリア 展望 伊藤ら先発予想の主力級 フレッシュな状態 日本はホームでのミャンマー戦から長距離移動後の一戦となるが、大きな不安はない。「今の日本にはターンオーバーが
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⚽静岡学園は明徳義塾(高知県)と初戦 全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権(12月28日~来年1月8日)の組み合わせ抽選会が20日、オンラインで行われ、静岡県代表の静岡学園は1回戦で明徳義塾(高知県)と対戦することが決まった。試合は12月29日午後0時5分から、浦和駒場スタジアム(埼玉県)で行われる。 高校生世代最高峰プレミアリーグの西地区で現在3位の静岡学園は2年ぶり14度目の出場で前回は準々決勝敗退。4年ぶり3度目の全国制覇を狙う。 初戦の相手明徳義塾は3年ぶり9度目の出場。静岡学園のブロックにはプレミアリーグ東地区1位の青森山田(青森県)、7位の昌平(埼玉県)、同西地区5位の米子北(鳥取県)、7位の大津(熊本県)など強豪が
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サッカー先進国・ドイツの練習法を藤枝に 1部リーグ・Eフランクフルト主任 指導者向け講習
サッカー元日本代表の長谷部誠選手(39)=藤枝東高出=が所属するドイツ1部リーグ、アイントラハト・フランクフルトの国際スポーツ企画主任、ニコライ・アダムさんがこのほど、藤枝市内の小中学生の指導者を対象にした講習会を瀬戸谷中天然芝グラウンドで行った。各少年団や中学校の部活動などの指導者約30人が参加し、最先端の練習方法やサッカーの細かな戦法について理解を深めた。 ニコライさんは、4月に市内で始動した同クラブのジュニアユース(中学生年代)チームの練習の様子を紹介。教材にしながら試合に必要な能力や状況に応じたプレーなど、技術と戦術について助言した。 市サッカー協会4種副技術委員長の松折良太さ
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【図表】全国高等学校サッカー選手権大会組み合わせ
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⚽静岡学園、首位と勝ち点差3 履正社に2ー1 高円宮杯Uー18プレミアリーグ
サッカーの高円宮杯Uー18(18歳以下)プレミアリーグ西地区は19日、第20節6試合をエスプラットフジスパークなどで行った。静岡学園高は履正社高に2ー1で勝利したが、磐田ユースは鳥栖ユースに0ー1で敗れた。 暫定で静岡学園高は首位の広島ユースと勝ち点差3の3位、磐田ユースは自動降格圏と勝ち点差2の10位。26日には静岡学園高と磐田ユースが対戦する。 ▽東地区 青森山田高(47) 2(1―0 1―1)1 前橋育英高(群馬)(23) 柏ユース(33) 3(1―0 2―0)0 尚志高(福島)(43) 大宮ユース(17) 1(1―0 0―0)0 流通経大柏高(千葉)(25) 市船橋高(千
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⚽高原(清水東高出)「本当に幸せ」 沖縄ホーム最終戦 引退セレモニー
サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)、沖縄SVに所属し、今季限りで引退する元日本代表FW高原直泰(44)=清水東高出=が19日、沖縄市陸上競技場でのホーム最終戦にフル出場し、チームの1-0の勝利に貢献した。試合後のセレモニーで「悔いを残すことなく終われるのは本当に幸せ」と晴れやかな表情だった。 後半にはジャンプしながらシュートを放って会場を沸かせた。兼任するクラブの代表取締役とトップチームの監督は続ける予定で「スポーツを通して子どもに夢を持ってほしい。沖縄をもっと盛り上げたい」と語った。 高原は清水東高から1998年に磐田に入団し、ドイツでも活躍。帰国後の2016年から沖縄SVで監
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⚽アスルクラロ沼津、J2昇格ならず J3第36節
明治安田J3リーグは19日、各地で第36節の7試合が行われ、沼津は讃岐に1-2で敗れた。 2位の鹿児島は今治に1-2で敗れ、勝ち点58のままとなった。3位の富山も0-1で八戸に敗れて同56。福島が既に優勝を決めている愛媛に4-1で快勝した。 ②愛鷹(讃岐2勝)▽観衆2422人 讃岐 11勝10分け15敗(43) 2(2―0 0―1)1 沼津 15勝6分け15敗(51) ▽得点者【讃】下川(1)吉田(PK)(4)【沼】附木(2) リズムつかめず2失点響く J2昇格に向けて、絶対に負けられない勝負のホーム戦。沼津は前半の2失点が響き、讃岐に惜敗した。2試合を残して、昇格圏内の2位に上が
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⚽日本代表に静岡県勢「たくさん出てきて」 日本サッカー協会・宮本専務理事、次代育成語る
日本サッカー協会の宮本恒靖専務理事(46)が18日、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館を訪れ、静岡新聞社のインタビューに応じた。2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表に静岡県出身者が伊藤洋輝(シュツットガルト、磐田ユース出)のみの現状について「もっとたくさんの選手が出てきてほしい。(地域の)モチベーションにもつながる」と期待を寄せた。 宮本専務理事はサッカー人口の継続的な拡大を重点項目に挙げ「キッズや女子の普及が10~15年後に代表チームの活性化につながる。10年、20年の期間で取り組むのがこの国のサッカーをつくっていく上で重要だ」と強調。少子化の中での生き残りへ「サッ
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⚽静岡県勢躍動、強豪を撃破 U-22日本代表、アイスタでアルゼンチンと親善試合
18日に静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行われたサッカーのU―22(22歳以下)日本代表の国際親善試合。静岡県勢も躍動し、強豪U―22アルゼンチン代表を撃破。地元スタジアムは盛り上がりを見せた。 松村(静岡学園高出)2点に絡む 途中出場もアピール MF松村(静岡学園高出)が高校3年間を過ごしたゆかりの地で輝きを放った。相手を突き放す貴重なゴールに加え、チームの勝ち越し点にも絡む活躍。「成長した姿を見せられてうれしい」と試合後は晴れやかな顔でスタンドに手を振った。 ベンチスタートだったが、前半終了間際に味方の負傷交代で急きょ出番が回ってきた。普段と異なる中盤の左サイドに入ったものの、
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⚽U―22日本代表 アルゼンチンに快勝 静岡で国際親善試合
来夏のパリ五輪出場を目指すサッカーのU―22(22歳以下)日本代表は18日、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平でU―22アルゼンチン代表と国際親善試合を行った。同区出身の大岩剛監督(清水商高出)率いる日本が5―2で快勝し、来年4月の五輪アジア最終予選に弾みをつけた。 昨年3月のチーム発足後、国内での試合は初めて。今夏まで清水エスパルスに所属していた鈴木唯人(22)が2得点、静岡学園高出身の松村優太(22)が1得点と活躍。1万1225人の観客を沸かせた。 同スタジアムでの国際試合は2019年10月の女子代表のカナダ戦以来、3度目。 →静岡県勢躍動、強豪を撃破 日本 5(1―
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⚽DF山田、MF徳永、金浦と来季契約更新せず J2藤枝MYFC
J2藤枝は18日、DF山田将之(29)、MF徳永裕大(29)、MF金浦真樹(24)と契約満了に伴い、来季の契約を更新しないと発表した。 山田は今季大宮から移籍し、17試合出場で1得点。クラブを通じ、「短い期間だったがいろいろな経験ができた。次のステージで生かせるよう頑張りたい」とコメントした。 徳永は今季宮崎から移籍し、11試合出場で1得点。「契約満了もポジティブに捉え、自分を応援してくれる全ての人のために新しいステージで輝きたい」とした。 大卒2年目の金浦はけがもあり、今季7試合出場にとどまった。「藤枝で学んだことを生かして今後の人生をより良く歩んでいきたい」とした。
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⚽DF松原が右膝半月板損傷 復帰まで2~3カ月 ジュビロ磐田
来季J1の磐田は18日、右脚を痛めていたDF松原后(27)=浜松開誠館高出=が検査の結果、右膝外側半月板損傷と診断されたと発表した。17日に手術し、全体練習合流まで2~3カ月程度かかる見通し。 松原は今季不動の左サイドバックとしてリーグ戦40試合に出場し6得点。9月24日の岡山戦で負傷したが、強行出場を続けチームのJ1昇格に大きく貢献した。 松原は自身のSNSで「僕のわがままを聞いてくれて何とかプレーできるように模索しながらサポートして最後までピッチに立たせてくれたメディカルスタッフに感謝している」とコメントした。
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⚽Uー22代表大岩監督「コンセプト出す」 アルゼンチンと真っ向勝負 18日にアイスタ
来夏のパリ五輪でメダル獲得を目指すサッカーU―22(22歳以下)日本代表は18日、IAIスタジアム日本平(静岡市清水区)でU―22アルゼンチン代表と対戦する。17日は大岩剛監督(清水商高出)が会見し、「守備は前からボールを奪う、攻撃はボールを支配するというチームのコンセプトをしっかり出したい」と真っ向勝負を強調した。 このチームでは初めて国内で開催される国際親善試合。同区出身の大岩監督にとっては故郷での一戦になる。会見前には高校時代の恩師、大滝雅良氏と言葉を交わし「パワーをもらった」と士気を高めた様子だ。 アルゼンチンはA代表が国際サッカー連盟(FIFA)ランク1位。ただ、U―22世代は
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⚽J2藤枝MYFC FWレオナルドと契約満了
J2藤枝は17日、FWレオナルド(31)と契約満了に伴い、来季の契約を更新しないと発表した。 ブラジル出身のレオナルドは今季途中にJ1名古屋から加入したが、4試合出場にとどまり無得点だった。クラブを通じ「今年一緒に戦えて良かった。皆さんの成功を祈る」とコメントした。
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⚽日本 決勝トーナメントへ セネガルを2―0下す U-17W杯
【バンドン(インドネシア)共同】サッカーのU-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)は17日、インドネシアのバンドンなどで1次リーグ最終戦が行われ、D組の日本はセネガルに2-0で勝ち2勝1敗の勝ち点6として同組3位で決勝トーナメントへ進んだ。高岡(宮崎・日章学園高)は3試合連続得点となる2ゴールを決めた。 日本は20日の決勝トーナメント1回戦でスペインと対戦する。 アルゼンチンはポーランドに4-0で快勝。勝ち点6で3チームが並び、得失点差でアルゼンチンが首位、セネガルが2位でD組を突破した。 【1次リーグ】 ▽D組 日本(6) 2(0―0 2―0)0 セネガル(6) ▽得点者【日
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⚽U―22日本代表 18日午後アルゼンチン戦 IAIスタジアム日本平で
来夏のパリ五輪出場を目指すサッカーのU―22(22歳以下)日本代表は18日午後2時から、静岡市のIAIスタジアム日本平でU―22アルゼンチンと親善試合を行う。大岩監督(清水商高出)は17日に試合会場で記者会見し「(相手を)リスペクトし過ぎず、われわれのスタイルで戦うことを共通認識として持っていきたい」と、攻守に積極的な姿勢を貫くことを強調した。 チームは会場で調整し、公開された冒頭では鈴木唯(ブレンビー)福田(ボルシアMG)らがボール回しで体を動かした。内野(デュッセルドルフ)はコンディション不良で離脱した。 来年4~5月には五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア・カップ(カタール)が
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【写真特集】⚽森保J 進化のゴールラッシュで好発進 日本5-0ミャンマー W杯2次予選初戦
日本―ミャンマー 前半、先制ゴールを決める上田(右) 日本―ミャンマー 前半、先制ゴールを決める上田(中央右) 日本―ミャンマー 前半、先制ゴールを決め相馬と喜ぶ上田(左) 日本―ミャンマー 前半、先制ゴールを決め祝福を受け上田(左端) 日本―ミャンマー 前半、チーム2点目のゴールを決める鎌田 日本―ミャンマー 前半、チーム2点目のゴールを決め喜ぶ鎌田 日本―ミャンマー 前半終了間際、自身2点目ゴールを決める上田 日本―ミャンマー 前半終了間際、自身2点目ゴールを決める上田 日本―ミャンマー 後半、ハットトリックとなるゴールを決めた上田
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日本⚽ゴールラッシュで好発進 ミャンマーを5-0 W杯2次予選初戦
米国とカナダ、メキシコで共催されるサッカーの2026年ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選は16日、大阪・パナソニックスタジアム吹田でB組第1戦が行われ、8大会連続出場を狙う日本がミャンマーを5-0で下して白星スタートを切った。上田(フェイエノールト)が頭で先制点を奪うなどハットトリックの活躍。鎌田(ラツィオ)堂安(フライブルク)も得点した。 世界ランキング18位の日本は同158位のミャンマーと8勝5分け2敗。21日にはサウジアラビアのジッダで同92位のシリアとの第2戦に臨む。B組は北朝鮮を含む4チームで争う。9組に分かれた2次予選は来年6月まで行われ、各組2位までが最終予選に進む。
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社会人サッカー「SS伊豆」 熱海本拠 東海1部へ 創設以来7年連続昇格
熱海市伊豆山の姫の沢公園スポーツ広場をホームグラウンドとする社会人サッカークラブ「SS伊豆」の関係者が16日、市役所を訪れ、2023年シーズンの成績を斉藤栄市長に報告した。東海2部リーグで2位となり、来季の1部リーグ昇格が決定したと喜びを伝えた。 SS伊豆は16年に創設。東駿河湾リーグ3部に参戦して以来、コロナ禍の21年を除き7年連続で昇格する偉業を果たした。片岡大輔監督は東海1部リーグ昇格を決めた10月上旬のホーム最終戦を振り返り、「地域の方々の声援と選手の頑張りのおかげで、最高の瞬間を迎えられた」と声を弾ませた。来季に向けては「厳しい戦いにはなるが、優勝を目指す」と抱負を語った。
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⚽元Jリーガー青嶋さん 園児にサッカー指導 浜松市北区・細江保育園
浜松市北区細江町の細江保育園で16日、元Jリーグ清水エスパルス選手で浜松開誠館高サッカー部監督の青嶋文明さん(55)を講師に招いたサッカー教室が開かれた。年中、年長園児50人がサッカーボールに親しみ、競技を楽しんだ。 子どもたちは青嶋さんの指導を受け、ボールを使った遊びやドリブルなどに取り組んだ。ミニゲームでは、得点が入ると青嶋さんとハイタッチして喜んだ。安間晴志郎ちゃん(6)は「ゴールを決められてうれしかった。次はリフティングがうまくなりたい」と笑顔を見せた。 現役引退後の20年以上前から毎年同園でサッカーを教えている青嶋さんは「指導者としてスタートした時からお世話になっている。原点に
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出番減った遠藤らベテラン “J1仕様”活躍の場は 【3度目のJ1復帰 ジュビロ磐田㊥】
J2磐田が逆転での自動昇格を決めた最終節の栃木戦。スタメンに名を連ねた11人のうち、30代はMF山田大記(藤枝東高出)とGK三浦龍輝のみで平均年齢26・55歳。2月の開幕戦は30代のベテランが先発に6人いた。シーズン終盤はメンバーをほぼ固定して戦った横内昭展監督はチーム内競争の結果、若手中心にかじを切った。 今季はファビアンゴンザレスの契約問題で国際サッカー連盟(FIFA)から補強禁止処分を受けたため、昨季と同じメンバーで戦った。29人のうち30代以上が半数近く。開幕前の鹿児島キャンプから指揮官は、攻守の切り替えが遅れたベテラン選手らに厳しい言葉をぶつけていた。シーズン中も攻守の切り替えと
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⚽清水エスパルスが練習再開 25日昇格プレーオフ山形戦へ 中身濃く2時間以上
J2清水は15日、J1昇格プレーオフの山形戦(25日、アイスタ日本平)に向けて練習を再開した。12日のリーグ最終節で自動昇格を逃したショックを振り払うように、選手たちは2時間以上にわたり汗を流した。 これまでのような休み明けの軽めのメニューとは異なり、フォーメーションを組んだ実戦形式の内容もこなす中身の濃い練習となった。最終節の水戸戦で前半に攻撃が機能しなかったことを踏まえ、後方からの組み立ての動きも確認した。 練習場の壁には、サポーター有志によって「前に進むしかない。皆信じてる。もう一度、共に」などと記された激励の横断幕が掲げられた。秋葉監督は「気持ちが沈みがちなところに粋なことをして
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⚽日本 16日ミャンマー戦 サッカーW杯アジア2次予選 初戦
サッカー日本代表は16日午後7時から2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選B組の初戦でミャンマー代表と対戦する。15日は会場の大阪・パナソニックスタジアム吹田で最終調整し、公開された冒頭では遠藤(リバプール)らが球回しで体をほぐした。 記者会見した森保監督は「気を引き締め、相手がどこであっても最善の準備をする。危機感だけでなく、当たり前に勝つというプライドを持って戦わないといけない」と意気込みを口にした。 世界ランキング18位の日本は、同158位のミャンマーと過去7勝5分け2敗。試合後にはサウジアラビアに移動し、21日にシリア代表との第2戦に臨む。 遠藤主将世界一視野 キーワード
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⚽J3アスルクラロ沼津 19日ホームで讃岐戦 残り3試合、闘志熱く
サッカーJ3アスルクラロ沼津は19日、17位のカマタマーレ讃岐とホームの愛鷹広域公園多目的競技場(沼津市)で対戦する。前節はYSCC横浜に1―0で競り勝ち、連敗を脱出。完封勝ちに貢献したGK渡辺健太選手は「DF陣と協力して守ることができた」と振り返り、古巣との次節に闘志を燃やす。 横浜との前節は、前半38分に相手GKがサイドに送ったボールをDF大迫暁選手がヘディングではね返し、ゴール前でフリーだったFWブラウンノア賢信選手が左足で押し込んだ。相手の攻勢が強まる中で1点を守り抜き、勝利を収めた。ブラウンノア選手は「落ち着いてシュートできた。ハットトリックを決めたい」と残りの3試合に向けて意気
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⚽藤枝MYFC女子「ルクレ」創設10年 知名度向上へ 指導や交流に積極参加
サッカーJ2藤枝MYFCの女子チーム「ルクレMYFC」は、女子サッカーの普及とチームの認知度向上を目指し、子どもたちへの指導に力を注いでいる。2013年の新設から10年が経過したが、知名度は低迷したままでサポーター数も少ない。チームはサッカー教室などに積極的に参加し、競技の魅力とチームの特色を発信する。 10月、藤枝市の藤枝総合運動公園多目的広場。3歳以上の少女を対象にしたサッカー教室「藤枝なでしこ広場」が開かれ、幼児と児童計26人がルクレの選手と一緒に、はつらつとボールを追いかけた。 選手はドリブルやパス、ミニゲームを通じて子どもたちと交流を深め、サイン会と写真撮影の場も設けた。青島
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⚽サッカー皇后杯 18日開幕 静岡県勢チーム25日から登場
サッカーの皇后杯第45回全日本女子選手権は18日開幕する。18、19日に1回戦を行い、県勢の3チームは25、26日に行う2回戦から登場する。会場はいずれも藤枝総合運動公園サッカー場。決勝は来年1月27日にヨドコウ桜スタジアム(大阪)で開催される。 25日午前11時からJFAアカデミー福島(東海)―東洋大(関東、群馬)、同午後2時から静岡SSUボニータ(なでしこ1部)―帝京平成大(関東、千葉)、26日午後2時から藤枝順心高(東海)―リリーウルフ.F石川(北信越、石川)をそれぞれ行う。 大会はWEリーグ12チーム、なでしこ1部12チームに9地域協会から選ばれた計48チームで戦う。
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ジーコさん監修スクール⚽浜松で教室 11月26日
サッカー元日本代表監督のジーコさんが監修する「ジーコ10サッカースクール」が26日午後0時半から4時まで、小学生向け体験スクールを浜松市西区の雄踏総合公園で開く。 ジーコさんは全都道府県への教室設立を目指していて、県内では自身と同じ南米ルーツの子どもが多い浜松に拠点を置く意向があるという。小学1~6年生が対象で、参加無料。事前の申し込みが必要。 今後開校するスクールは4歳から17歳までを対象とする方針。国内では既に富山県など2カ所で開校していて、同県の企業がスクールの運営に関わっている。問い合わせは同スクール<電080(5850)2810>へ。この番号から無料通話アプリのラインで友だち登
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「補強禁止」前代未聞の逆境 後藤ら若手台頭で活路【3度目のJ1復帰 ジュビロ磐田㊤】
まさにけがの功名だった。今季、FWファビアンゴンザレスの契約を巡り、国際サッカー連盟(FIFA)から補強禁止処分を受けたJ2磐田。2月の開幕戦で2得点した高校3年生のFW後藤啓介(磐田ユース出)ら若手を積極的に起用し、前代未聞の逆境を乗り越えた。 開幕から1カ月後の3月下旬。元日本代表FW杉本健勇の横浜Mへの期限付き移籍が発表された。昨季鳴り物入りで加入しながら、PKによる1得点に終わった30歳のストライカー。今季こそチームの得点源として期待されていた。だが、本人の希望もあり、チームは放出を決意。強化責任者の藤田俊哉スポーツダイレクター(SD)は「みんなにとってベストの選択になる」。若手の
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⚽ミャンマー戦へ練習 サッカー日本代表、連係確認
サッカー日本代表は14日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選初戦のミャンマー戦(16日・パナソニックスタジアム吹田)に向けて大阪市内で練習し、伊東(スタッド・ランス)らはパス交換などで連係を確認した。この日合流した上田(フェイエノールト)らはランニングなど軽めの調整だった。 冨安(アーセナル)は別メニューで、三笘(ブライトン)は疲労を考慮して宿舎で静養した。 ミャンマー戦後はサウジアラビアに移動し、21日にシリアと対戦する。 上田、役割に集中 ポジションを争う古橋、前田(ともにセルティック)が負傷で不参加となっても、上田の心構えは変わらない。「常に自分がどうするかしか考えて
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⚽藤枝MYFC 中川、水戸戦決勝点 月間ベストゴール
J2藤枝のFW中川風希が14日、10月の月間ベストゴール賞を獲得した。 中川風は10月28日のホーム水戸戦で約30メートルのロングシュートを決めた。このゴールが決勝点となり、藤枝はJ2残留を確定させた。クラブを通じ「この大事な試合に勝てたのはチーム全員でハードワークした結果。来季はJ1昇格を勝ち取りたい」とコメントした。
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⚽サッカーU-22代表 18日アイスタでアルゼンチン戦 攻撃的スタイル表現
来夏のパリ五輪でメダル獲得を目指すサッカーU-22(22歳以下)日本代表は18日、IAIスタジアム日本平(静岡市清水区)でU-22アルゼンチン代表と対戦する。アルゼンチンはA代表が国際サッカー連盟(FIFA)ランク1位の最強国。14日までに静岡新聞社の取材に応じた大岩剛監督(51)=清水商高出=は「追求してきた攻撃的なスタイルをいかに表現できるか。それを26人全員が理解して勝利につなげたい」と、五輪への試金石となる一戦へ決意を語った。 パリ五輪 試金石の一戦へ決意 大岩監督(清水商高出)インタビュー 2022年春のチーム発足から、大岩監督は一貫して「攻守でアグレッシブに主導権を握る」ことを
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⚽藤枝MYFC ベテランFW岩渕の来季契約更新せず 「新しいステージへ」
J2藤枝は14日、FW岩渕良太(33)と契約満了に伴い、来季の契約を更新しないと発表した。 FC東京の下部組織出身の岩渕は松本、琉球、相模原、盛岡でもプレー。J2通算39試合出場5得点、J3通算183試合出場33得点。藤枝在籍は6年で通算出場135試合は歴代4位。昨季はJ2昇格に貢献し、今季も5得点を挙げた。クラブを通じ「藤枝で結婚して親になり、一人の人間として大きく成長できた。サッカー選手として藤枝での喜びも悔しさも全て僕の財産。まだ道半ば。新しいステージに進みたい」と感謝の気持ちと決意を示した。
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⚽来季J1 磐田の18歳FW後藤啓介 ベルギー1部移籍へ
来季J1への昇格を決めた磐田のFW後藤啓介(18)=磐田ユース出=がベルギー1部アンデルレヒトへ移籍する方向で調整していることが14日、クラブ関係者への取材で分かった。今後メディカルチェックをした上で正式契約し発表される見通し。アンデルレヒトはリーグ優勝34度の強豪で今夏も獲得オファーを出していた。 現役高校3年生の後藤は今季、磐田ユースから飛び級でトップチームに昇格。191センチの高さと鋭い動き出しを武器にJ2で33試合に出場、7得点してJ1復帰に貢献した。入団当初から海外志向が強く、欧州クラブへの早期移籍を希望していた。関係者によると、オランダの強豪フェイエノールトからもオファーがあっ
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J1昇格と育成「満点」 ジュビロ磐田の横内監督、自主性尊重と厳しさで若手飛躍
12日に宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで行われたサッカーJリーグ2部(J2)最終節で、ジュビロ磐田は栃木SCに勝利し、逆転でのJ1自動昇格を決めた。磐田の横内昭展監督(55)は敵地に駆け付けたサポーターの前で何度も宙を舞った。胴上げの輪をつくったのは1年間苦楽をともにした選手たち。横内監督は「覚悟を持ってクラブに残り成長してくれた。昇格を果たせたので100点」と選手をたたえた。 今季日本サッカー協会で仕事をした藤田俊哉スポーツダイレクターから三顧の礼で迎えられた。ワールドカップカタール大会で森保一監督を支えた名参謀が掲げた目標は「チームの基盤づくり」。外国人選手の契約に関する問題で国際
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⚽U―18代表 FW船橋京汰(磐田ユース)選出
日本サッカー協会は12日、スペイン遠征(12~22日)に臨むU―18(18歳以下)日本代表の選手変更を発表した。県勢はFW船橋京汰(磐田ユース)が新たに選ばれた。
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祝!ジュビロ磐田、J1昇格 市役所に横断幕
磐田市は13日、サッカーJ2ジュビロ磐田がJ1昇格を決めた喜びを市民と分かち合おうと、祝福の横断幕を市役所本庁舎1階に掲出した。 横断幕は縦0・8メートル、横3・5メートル。12日のリーグ最終戦直後に喜びを爆発させたジュビロの選手やスタッフらの写真とともに「ジュビロ半端ないって」「1年で見事昇格」などのメッセージを印刷した。横断幕のデザインは、市HPのトップページにも掲載した。 草地博昭市長は「補強禁止など苦しいシーズンだったが、チーム一丸となって戦い抜いてくれた。市民も本当に喜んでいる」と述べ、来季に向けては「J1残留はもちろん、一つでも上位を狙い、ホームタウンに感動を届けてほしい」と
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⚽サポーター明暗 磐田の大逆転J1昇格に歓喜「未来見えた」 清水のPV会場はショック
サッカーJリーグ2部(J2)最終節の12日、宇都宮市に訪れた約3千人の磐田サポーターは2季ぶりとなる3度目のJ1復帰に「補強禁止のチームでよくここまで来た」と歓喜した。 サポーター歴8年の板倉一真さん(59)=浜松市中区=は「もう勝つしかない」と強い気持ちで会場に駆けつけた。プレーオフ(PO)を見据えながら「もしだめでもあと2試合楽しみが増えたと思い、勝ち上がればいい」と話していたが、清水エスパルスが引き分け。大逆転劇に喜びを爆発させた。 開門前の早朝から列に並んだのは、20年前から磐田を応援する会社員今泉雄貴さん(34)=磐田市=。今季の磐田について「補強禁止があって横内監督に代わり
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⚽大逆転2発! 歓喜のジュビロ磐田 劇的最終節、J1復活決めた
明治安田J2リーグは12日、最終節を行い、前節まで3位だった磐田が栃木を2-1で下し、自動昇格圏の2位に滑り込んだ。 ②カンセキ(磐田2勝)▽観衆10741人 磐 田 21勝12分け9敗(75) 2(1―1 1―0)1 栃 木 10勝14分け18敗(44) ▽得点者【磐】ドゥドゥ(9)松本(9)【栃】大島(7) 【評】磐田は栃木に逆転勝ちした。 序盤から押し気味に試合を進めていたが、前半24分、左サイドからのロングボールを中央で決められて先制を許した。だが、41分にショートコーナーからドゥドゥがミドルシュートを放ち同点に追い付いた。 試合を振り出しに戻して攻勢に転じ、後半16分、松原
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⚽ジュビロ磐田 横内監督続投へ 1年でJ1復帰に導く
J2磐田を1年でJ1復帰に導いた横内昭展監督(55)が来季もチームの指揮を執ることが12日、関係者への取材で分かった。フロントはワールドカップ(W杯)カタール大会で16強入りした日本代表コーチから転身1年目で磐田をJ1に押し上げた手腕を高く評価している。 就任1年目の横内監督は開幕当初は勝ちが続かなかったが、若手を積極的に起用して夏場以降、自動昇格圏争いに加わり、最終節で逆転での自動昇格を決めた。 福岡県出身の横内監督は東海大五高(現東海大付属福岡高)卒業後、1986年にJ1広島の前身マツダに入団。1995年の引退後は指導者として広島や世代別日本代表のコーチを歴任した。
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⚽清水エスパルスに悪夢、1点に泣く 水戸とドロー J2最終節
明治安田J2リーグは12日、最終節を行い、前節まで2位だった清水は水戸と1-1で引き分け、最終的に4位でプレーオフへ進むことになった。プレーオフは25、26日に準決勝、12月2日に決勝を行い、清水は5位の山形と25日にアイスタ日本平で対戦する。 ②Ksスタ(2分け)▽観衆9219人 水 戸 11勝14分け17敗(47) 1(0―0 1―1)1 清 水 20勝14分け8敗(74) ▽得点者【水】安藤(9)【清】チアゴサンタナ(12) 【評】清水は終盤の反撃で勝ち越せず、水戸と引き分けた。 前半は相手に球を保持される時間が長く、守勢に回った。セットプレーを中心とした相手の攻勢には耐えたが、
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⚽藤枝MYFC 最後まで超攻撃 昇格1年目12位 J2最終節
明治安田J2リーグは12日、最終節を行い、藤枝は2-4でいわきに敗れて12位となった。 ②藤枝サ(1勝1敗)▽観衆3425人 いわき 12勝11分け19敗(47) 4(1―0 3―2)2 藤 枝 14勝10分け18敗(52) ▽得点者【い】近藤慶2(3)山口(4)永井(2)【藤】矢村(PK)(9)大曽根(1) 【評】藤枝は退場者が響き、いわきに2-4で敗れた。 前半は前線から素早いプレスを見せたが、13分にクロスから失点。40分にFWアンデルソンが危険なタックルで一発退場し、数的不利になった。 後半はミス絡みで7分、35分、38分に失点した。しかし、攻撃的選手を次々投入し、攻勢に出た。
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サッカーU―22代表が合宿開始 18日のアルゼンチン戦へ準備
来夏のパリ五輪出場を目指すサッカーのU―22(22歳以下)日本代表は13日、U―22アルゼンチン代表との親善試合(18日・IAIスタジアム日本平)に向け、静岡県御前崎市で合宿を開始した。大岩監督は「海外組の顔色もいい。全員が足並みをそろえて18日を迎えられるように準備したい」と意気込んだ。 鈴木唯(ブレンビー)内野(デュッセルドルフ)を除く24選手が参加し、スローインからの動きなどを確認した。19歳で初選出の福田(ボルシアMG)は「日本を背負って戦うのは憧れ。(五輪に)絶対出たい。結果を残していきたい」と闘志を燃やした。細谷(柏)がフル代表に加わったため、代わりに植中(横浜M)を招集した。
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⚽決めた!J1昇格 磐田が栃木に2ー1、逆転で2位 清水は4位でプレーオフに
サッカーJリーグ2部(J2)は12日、栃木県のカンセキスタジアムとちぎなどで最終節11試合を行った。ジュビロ磐田は栃木SCを2-1で下して2位となり、逆転でJ1自動昇格を決めた。磐田のJ1復帰は2022年以来2季ぶり3度目。 磐田は前半24分に先制されたが、同41分にMFドゥドゥのミドルシュートで同点。さらに後半16分、MF松本昌也が頭で合わせて勝ち越した。 清水エスパルスは水戸ホーリーホックに1-1で引き分けに終わった。最終的に4位でプレーオフに進み、5位モンテディオ山形と25日にIAIスタジアム日本平(静岡市清水区)で対戦する。 ジュビロ磐田の沿革 1972年創部のヤマハ発動機サ
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【写真特集】ジュビロ磐田、歓喜の瞬間捉えた! 大逆転でJ1昇格
栃木―磐田 勝利を決め喜び合う磐田イレブン J1昇格を果たし、サポーターと記念写真に納まるジュビロ磐田の選手 J1昇格を果たし、喜び合うジュビロ磐田の選手 栃木―磐田 前半41分、磐田・ドゥドゥ(右)がミドルシュートを決める 栃木―磐田 後半、空中で相手と競り合う磐田・鈴木海(奥右)ら 栃木―磐田 後半16分、磐田・松本(奥右)がヘディングシュートを決め逆転する 栃木―磐田 後半16分、逆転ゴールを決め、チームメートと喜ぶ磐田・松本(中央) 選手に指示
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⚽ホンダFC、4年ぶりの優勝 日本フットボールリーグ
サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)は12日、第28節4試合を行った。2位のソニー仙台がラインメール青森に1-3で敗れたため、2節を残して勝ち点差7で首位のホンダFCの優勝が決まった。4連覇した2019年以来4年ぶり10度目。 ホンダFCは、今季就任した小林秀多監督のもと、立ち上がりに圧力をかけて主導権を握る新たなスタイルを確立。開幕7試合で1勝と苦戦したが、シーズン中盤に7連勝するなど巻き返した。27、28節に連勝して14勝8分け5敗の勝ち点50とし、王座奪還を果たした。
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伊藤(磐田ユース出)、同点弾の起点 浅野は途中交代、独1部
【ボーフム(ドイツ)共同】サッカーのドイツ1部リーグで11日、シュツットガルトの伊藤洋輝(磐田ユース出)はホームのドルトムント戦にフル出場した。0―1の前半42分にロングパスで同点ゴールの起点をつくり、2―1の逆転勝ちに貢献した。 ボーフムの浅野拓磨は本拠地のケルン戦で後半36分までプレー。試合は1―1で引き分けた。
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⚽自動昇格争い決着へ J2最終節 清水「自力で勝ち取る」 磐田、逆転へ必勝期す
J2は12日に各地でリーグ最終節を行い、三つどもえとなった残り1枠のJ1自動昇格争いが決着する。自動昇格圏の2位清水は、敵地で17位水戸と対戦。勝てば無条件で、引き分けでも3位磐田と4位東京Vがともに引き分け以下で昇格が決定する。清水を勝ち点1差で追う磐田は、敵地での18位栃木戦で自動昇格に望みをつなぐ白星を目指す。清水と磐田は11日、完全非公開で最終調整した。 清水、クロス攻撃入念準備 水戸戦 清水は磐田、東京Vの結果次第で引き分けの場合でも昇格の可能性があるが、見据えるのは勝利のみ。秋葉監督は「自力で勝ち取る」と決意を込める。 今週の練習では、水戸の失点パターンで目立つクロス攻
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静岡学園2年ぶりV 高校サッカー選手権静岡県大会 宮崎が決勝弾
第102回全国高校サッカー選手権静岡県大会(県サッカー協会、県高体連、静岡新聞社など主催)は11日、エコパスタジアムで決勝を行い、静岡学園が藤枝東を2―1で下し、2年ぶり14度目の優勝を飾った。全国大会の開幕は12月28日で、11月20日に組み合わせ抽選会が行われる。 ▽決勝 静岡学園 2(1―1 1―0)1 藤枝東 ▽得点者【静】庄(宮崎)宮崎(庄)【藤】植野(江口) 【評】静岡学園が苦しみながらも2―1で藤枝東を下した。 前半からボール保持率で上回ったのは静岡学園。ドリブルとショートパスで仕掛け続け15分、庄が正面からミドルを突き刺した。 藤枝東は縦に速い攻撃で対抗し29
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⚽藤枝MYFC ハイプレスの真価示せるか 12日、ホームでいわき戦【J2見どころ】
12日にホームで19位いわきを迎え撃つ。昇格組同士の対戦で、「この1年でどれだけ成長したか確認できる」とDF川島副主将。12位と中位に付ける実力を示し、最終節を締めくくりたい。 前節は前半に退場者を出して守備ブロックを敷く戦いを強いられたが、須藤監督は「本来のハイプレスで主導権を取り、ボールを握りたい。プレーの判断スピードが重要」と今季の集大成を誓う。 チームの中心MF横山はけがで欠場が濃厚で、中川風、大曽根らに出番がありそう。豊富な運動量を誇るボランチ西矢は「理想とする攻撃で相手を崩したい。個人としてもゴールに関わり、結果と内容の両方を求めたい」と意欲を高める。
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【写真特集・藤枝東】藤枝東準V、静岡学園に惜敗 全国高校サッカー選手権静岡県大会
静岡学園―藤枝東 前半29分、頭で一時同点に追いつくゴールを決める藤枝東・植野(中央)=エコパスタジアム(写真部・小糸恵介) 静岡学園―藤枝東 前半29分、一時同点に追いつくゴールを決めて駆け出す藤枝東・植野=エコパスタジアム(写真部・小糸恵介) 静岡学園―藤枝東 前半29分、一時同点に追いつくゴールを決めて駆け出す藤枝東・植野=エコパスタジアム(写真部・小糸恵介) 静岡学園―藤枝東 後半、ヘディングシュートを外し天を仰ぐ藤枝東・江口(右)=エコパスタジアム(写真部・宮崎隆男) 静岡学園―藤枝東 前半、静岡学園
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【写真特集・静岡学園】静岡学園2年ぶりV 全国高校サッカー選手権静岡県大会
静岡学園―藤枝東 前半、ゴール前に攻め上がる静岡学園・庄(左から2人目)=エコパスタジアム(写真部・宮崎隆男) 静岡学園―藤枝東 声援を送る静岡学園応援席=エコパスタジアム(写真部・宮崎隆男) 2年ぶりの優勝を決めて喜ぶ静岡学園イレブン=エコパスタジアム(写真部・宮崎隆男) 2年ぶりの優勝を決めて喜ぶ静岡学園イレブン=エコパスタジアム(写真部・宮崎隆男) 静岡学園―藤枝東 前半15分、先制点を決めて喜ぶ静岡学園・庄(7)=エコパスタジアム(写真部・宮崎隆男) 静岡学園―藤枝東 後半26分、勝
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⚽静岡学園、勝る個人技 藤枝東はパスに高さ 全国高校サッカー静岡県大会、11日決勝
第102回全国高校サッカー選手権静岡県大会(県サッカー協会、県高体連、静岡新聞社など主催)は11日午後1時からエコパスタジアムで決勝を行い、静岡学園と藤枝東が激突する。静岡学園は2年ぶり14度目、藤枝東は8年ぶり26度目の全国切符を狙う。 プレミアリーグ西地区3位の静岡学園に対し、藤枝東はプリンスリーグ東海6位。実力と経験値は静岡学園が上回るが、藤枝東も伝統のパスワークに高さを生かした戦術を加え意地を見せたい。攻撃に特長があるチーム同士の対戦で、好ゲームが期待される。 静岡学園は来季J1川崎入団が決まっているエース神田ら主力数人をけがで欠くが、J2徳島入りするMF高田を軸に選手層は厚く
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⚽清水エスパルス 2桁トリオ、昇格導く 前節ゴールそろい踏み 乾、チアゴサンタナ、カルリーニョス
J2清水のMF乾貴士(35)が前節大宮戦で今季10得点目を挙げ、FWカルリーニョス・ジュニオ(29)、FWチアゴサンタナ(30)に続く2桁ゴールに乗せた。前節はカルリーニョス、チアゴサンタナも得点し、攻撃をけん引してきた3人がそろい踏み。弾みをつけて、自動昇格を懸けた12日の最終節に向かう。 乾は2009年のC大阪(当時J2)時代以来、14年ぶりに大台に乗せた。チームトップのアシスト数も前節で10に到達する快挙。「2桁取れたのは良かったが、勝つことが全て」と個人の記録にはこだわりを見せず、昇格に王手をかけた前節の勝利を素直に喜ぶ。 チーム最多の15得点目となったカルリーニョスは、得点場
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⚽松村(静岡学園高出)らU―22代表 18日アイスタ、アルゼンチン戦-サッカー
日本サッカー協会は9日、来夏のパリ五輪出場を目指すU-22(22歳以下)日本代表に藤田譲(シントトロイデン)鈴木唯(ブレンビー)ら26人を選出した。18日に静岡市のIAIスタジアム日本平でU-22アルゼンチン代表と親善試合を行い、21日にも非公開で練習試合を実施する。 昨年3月に始動したチームにとって、国内では初めての試合。大岩監督(清水商高出)は東京都内で記者会見し「観客の皆さんに、わくわくしてもらえる試合にしたい」と話した。19歳の福田(ボルシアMG)が初招集され、主力が参加しなかった杭州アジア大会のメンバーから佐藤(ブレーメン)らも入った。 来年4~5月には五輪アジア最終予選を兼ね
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⚽磐田ユース出の上田が引退発表 JFL新宿
JFLクリアソン新宿は9日、MF上田康太(37)=磐田ユース出=が今季限りで現役を引退すると発表した。 東京都出身の上田は2005~10年と15~17年に磐田に在籍した。J1通算203試合で10得点、J2通算194試合で15得点、JFLでは43試合で1得点を記録した。 チームを通じて「クリアソンでは仕事をしながらサッカーをさせていただいた。両立を目指すことでサッカーの持つ可能性や魅力を感じることができた。本当に幸せなサッカー人生だった」とコメントを寄せた。
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W杯から1年 さらに上へ【ペナルティ・ヒデ FooTALK!/SBSラジオ番外編】
日本がドイツ、スペインの強豪を撃破して世界を驚かせたワールドカップ(W杯)カタール大会から1年がたちます。カタール大会は日本サッカー界にとって、「転換期」と言えるものだったと思っています。ドーハの悲劇、そしてJリーグ発足から約30年のタイミング。これまでやってきたことは間違いない、と証明された出来事だったのではないでしょうか。 大会ではベスト16でまたも涙をのみましたが、戦い方や成長も見えてきて、自信につながったはず。そして実際に、大会後からの戦いぶりがすごすぎる。9月に再戦したドイツに快勝し、現在国際親善試合6連勝中。今のメンバーで戦えばさらに上にいけるのではないかと思うほどです。 カ
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⚽ジュビロ磐田 上原3戦連発「次も決めたい」 自動昇格握る最終節栃木戦 力強い磐田の心臓
J2磐田のMF上原力也(27)=磐田ユース出=が、J1昇格の懸かる勝負の終盤戦で自身初となる3戦連続ゴールを決めて存在感を示している。ここまでチーム2位に並ぶ8得点はキャリア最高を更新中。他力ながらJ1自動昇格に望みをつなぐ最終節の敵地での栃木戦へ「もう勝つしかない。誰が点を取ってもいいが、次も決めたい」。覚醒した磐田の心臓部は力強い。 前節ホームでの水戸戦では大量5得点で快勝。2点目をミドルシュートで鮮やかに決めた。前半35分、DF鈴木雄のクロスのこぼれ球に反応し、右足に置き換えて振り抜いた。「うまくこぼれてきてくれた。落ち着いて力を抜いて蹴ることができた」と納得の表情で振り返った。
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⚽U-18代表に中村(静岡学園高)ら 日本サッカー協会
日本サッカー協会は8日、スペイン遠征(12~22日)に臨むU-18(18歳以下)日本代表のメンバー23人を発表した。静岡県勢は静岡学園高のGK中村圭佑と、JFAアカデミー福島のFW花城琳斗が選ばれた。
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⚽富士通沼津が優勝 1部、2位は浜松シティ 静岡県社会人サッカーリーグ
静岡県社会人サッカーリーグがこのほど、富士通沼津グラウンドなどで行われ、1部は富士通沼津の優勝が決まった。2位は浜松シティ。 2チームは東海リーグ昇格を懸け東海社会人トーナメント大会(12月9、10日・愛知県)に出場する。 ▽1部 富士通沼津(30) 2―1 オーラン袋井(27) 静岡市役所清水(20) 3―2 芙蓉ク(12) ▽2部 静岡銀行(3) 3―2 マイルドイレブン(4) 中部電力(15) 3―3 SJファナン(14) 静大ク(10) 3―0 ウィスタリア藤枝(12) (棄権) ▽3部 ラソス(7) 4―2 浜松SVN(19) カメリア(6) 4―0 ベアーズ(1
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⚽清水エスパルス 12日敵地水戸戦、パブリックビューイング開催
J2清水は6日、勝てば昇格が決まる12日の敵地水戸戦のパブリックビューイング(PV)をアイスタ日本平で開催すると発表した。スタジアムの大型ビジョンに試合映像を流し、来場者はバックスタンドで観戦する。午後1時キックオフで、開場は正午。入場無料で事前申し込み不要。
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⚽決勝は静岡学園ー藤枝東 高校サッカー選手権静岡県大会
第102回全国高校サッカー選手権静岡県大会(県サッカー協会、県高体連、静岡新聞社など主催)の決勝トーナメントは5日、準決勝をエコパスタジアムで行い、静岡学園と藤枝東が決勝に進んだ。 静岡学園は後半にCKからDF野田が決勝点を挙げ、1ー0で浜松開誠館を下した。藤枝東は延長後半にオウンゴールを誘い、浜名に1ー0で辛勝した。静岡学園は2年ぶり、藤枝東は3年連続の決勝進出。全国切符を懸けた決勝は11日午後1時からエコパスタジアムで行われる。 >【写真特集】高校サッカー選手権静岡県大会準決勝 ▽準決勝 静岡学園 1(0―0 1―0)0 浜松開誠館 ▽得点者【静】野田(高田) 静学 開誠館に雪
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⚽アスルクラロ沼津 好機生かせず、宮崎に惜敗 J3第34節
J3リーグは5日、各地で第34節の7試合が行われ、沼津は0-1で宮崎に敗れた。 ②愛鷹(宮崎2勝)▽観衆2281人 宮崎 9勝10分け15敗(37) 1(0―0 1―0)0 沼津 14勝6分け14敗(48) ▽得点者【崎】南野(9) 自動昇格圏2位以内に暗雲 好機を生かせず、痛い黒星となった。J2ライセンス取得後初のホーム戦を飾れず、2位鹿児島との勝ち点は10に。自動昇格圏の2位以内は厳しくなりつつある。 前半、沼津はテンポよく敵陣にボールを運んで、優位に進めた。前半1分、左サイドのクロスからMF森がヘディングシュートを放ったが、ネットを揺らすことができなかった。3試合ぶりのスタメ
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【写真特集】高校サッカー選手権準決勝 静岡学園と藤枝東が決勝へ
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⚽J2岡山の河井陽介(藤枝東高出)が契約満了
J2岡山は4日、MF河井陽介(34)=藤枝東高出=との来季の契約を更新しないと発表した。河井は大卒で加入した清水で10季プレーし、昨季から岡山に所属していた。
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⚽高校サッカー4強決定、前年と同じカード 静岡県大会決勝トーナメント
第102回全国高校サッカー選手権静岡県大会(県サッカー協会、県高体連、静岡新聞社など主催)の決勝トーナメント準々決勝が3日、草薙陸上競技場などで行われ、第2シードの浜名が第1シードの藤枝明誠を1―0で破り4強入りを決めた。静岡学園は磐田東に2―1で逆転勝ち。浜松開誠館は常葉大橘を、藤枝東は富士市立を、いずれも2―0で下した。 5日にエコパで行う準決勝は静岡学園―浜松開誠館、浜名―藤枝東で前年大会と同じカードとなった。 ▽準々決勝 浜名 1(0―0 1―0)0 藤枝明誠 ▽得点者【浜】加藤(PK) 静岡学園 2(0―1 2―0)1 磐田東 ▽得点者【静】庄(水野)野田(田嶋)【磐】松本(
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⚽ジュビロ磐田 白星で自動昇格に望みを 4日、ホームで水戸戦【J2見どころ】
4日にホームで17位水戸を迎え撃つ。前節4位東京Vと引き分けながら得失点差で辛うじて3位を守った磐田は、勝ち以外ならば逆転での自動昇格が遠のく。連敗中の相手を倒して最終節に自動昇格の望みをつなぎたい。 前節負傷交代したFWジャーメインの出場は絶望的。代役候補のFW後藤は5|1と大勝した4月の前回対戦でもゴールを決めていて相性は良さそう。「大量ゴールで勝てればいい」と意気込む。 相手は前線からのプレスでショートカウンターを狙ってくる。横内監督は「失点しない時間を長くすればわれわれの時間はつくれる」と自信を見せる。出番を待つFWファビアンゴンザレスは「勝つことで最終戦につながる」と前を見据え
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⚽清水エスパルス 勝てば昇格の可能性 4日、ホームで大宮戦【J2見どころ】
J2清水は4日、ホームで21位大宮を迎え撃つ。2位の清水が勝ち、今節で3位磐田、4位東京Vがともに敗れると、1試合を残して来季のJ1昇格が決まる。ただ、引き分け以下では自動昇格圏から転落する可能性があり、勝利必須の本拠地最終戦となる。 前節熊本戦は今季初の逆転負けを喫した。試合運びに課題を残した手痛い敗戦からどう立て直すか。秋葉監督は選手たちに「凡事徹底」を強調し、ミスが失点につながった前節からの変化を求める。 今週の練習では基本の4バックに加え、主に後半で用いる3バックのシステムでの攻守を念入りに確認した。大宮のロングボール、クロス攻撃への対策として「(守備網の)背後のケアや、はね返し
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⚽藤枝MYFC ボール保持率上げ、連勝狙う 4日、徳島戦【J2見どころ】
12位で前節に残留を決め、4日に敵地で15位徳島と対戦する。リーグ後半は柔軟に守備的戦術も取り入れ勝ち点を積み上げたが、須藤監督は「ハイプレスは捨てない。ハイパワーでボール保持率50パーセント以上」と明言する。 前節出場停止だった主力3人が戻るが、無失点に抑えた水戸戦も踏まえた布陣が予想される。DF鈴木は「WBを前に出し、高い位置でパスの出どころを抑えたい」と試合をイメージし、MF横山も「ショートカウンターは一つのチームの形」と得点を狙う。 長崎戦の大敗、大宮戦の逆転負けなど、安定感がチームの課題で、MF水野は「自分たちの時間をつくり、優位を保って試合を進めたい」と誓う。
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⚽J2清水、「エスパルスニュース」2024年1月号で廃刊へ
サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスが、クラブ創生期から発行していた月刊の公式情報誌「S-PULSE NEWS(エスパルスニュース)」を2024年1月号を最後に廃刊する。 エスパルスニュースは1997年1月号から発行を開始。タブロイド判からA4判冊子へと形は変えながら、選手へのインタビューやOBコラム、下部組織の情報などを手厚く取り上げてきた。後援会員への配布のほか、書店などで販売。2021年3月号からは紙媒体での提供をやめ、デジタルブックに移行していた。 クラブは読者数の減少を廃刊の背景に挙げ、今後は公式アプリにコンテンツを集約してアプリの価値向上を図るという。
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⚽ジュビロ磐田のGK八田直樹 現役引退を発表
J2磐田は2日、GK八田直樹(37)=磐田ユース出=が今季限りで現役を引退すると発表した。4日のホーム最終戦となる水戸戦の試合終了後、引退セレモニーを実施する予定という。 トップチーム昇格後の2005年から磐田一筋で19年間プレーしJ1で86試合、J2で69試合に出場した。近年は控えに回ることが多く、今季はリーグ戦出場は1試合にとどまっていた。
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⚽藤枝MYFC・須藤大輔監督 来季続投を正式発表
J2藤枝は2日、昇格初年度で残留を確定させた須藤大輔監督(46)の来季続投が決まったと発表した。 神奈川県出身の須藤監督は当時J3だった2021年シーズン途中に就任し、22年に2位でJ2昇格を果たした。今季はここまで14勝9分け17敗の12位で、2試合を残して残留を決めた。 クラブを通じ、「J1参入プレーオフに進出できず申し訳ないが、前向きに挑み続け、確かな手応えと未来への道程がはっきりした」と今季ここまでを振り返った上で、「責任と情熱を持って超攻撃的エンターテインメントサッカーを披露し、万雷の喝采を受けられるように精進したい」と来季への意欲を示した。
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⚽ホンダFC、4戦未勝利 Vへ正念場 2位と4差「自力で引き寄せる」 サッカーJFL
サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)で首位のホンダFCが、4年ぶりの優勝に向けてシーズン最終盤で正念場を迎えている。4戦未勝利と足踏みが続き、残り3試合で試合数が一つ少ない2位ソニー仙台との勝ち点差は4。重圧が増す中、小林秀多監督は「最後は勝ちたいという闘志をどれだけ出せるか。自力で優勝を引き寄せたい」と選手に奮起を求める。 今季は、立ち上がりに圧力をかけて背後を狙う新戦術が浸透し、勝ち点を伸ばした。しかし、第23、24節に公式戦として7年ぶりの連敗を喫し、直近2試合は引き分け。「最初から低い位置で構えるなど、対策されてきた」(FW岡崎優希)と、各チームの対応に苦戦している。 「
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⚽ジュビロ磐田 ジャーメイン離脱の緊急事態 チーム救うFW現れるか 大混戦の昇格争い
J2磐田のFWが最終盤で緊急事態に見舞われている。前節東京V戦で今季チーム最多9得点をマークしていたジャーメイン良(28)が足を痛めて負傷交代し、次節4日のホームでの水戸戦出場は絶望的な状況。J1昇格が懸かる残り2試合。チームを救うストライカーは現れるか。 東京V戦の前半9分、ジャーメインの代役に指名されたのは18歳の後藤啓介(磐田ユース出)だ。急きょ回ってきた出番で豊富な運動量を発揮。DF裏への抜け出しを狙ったが、シュートゼロに終わった。献身的な守備でも貢献したものの「何もできなかった。どんな形でもシュートを狙う」と雪辱を誓う。 4月23日の金沢戦以来、右太ももの大けがで戦列を離れてい
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⚽清水エスパルス DF 山原怜音 2【J's HERO】
普段の練習から積極的に攻撃に参加し、ゴールに向かうという意識を持つことで、試合の中でも点が取れる選手になれると思っています。 残りのシーズンでは、他クラブの試合結果はもちろん気になりますが、それよりも僕たちが勝ち続ければ必ず昇格できるはずです。とにかく目の前の試合に向けてしっかり準備をする。そして週末の試合に勝つ。そうすれば必ず良い結果が待っていると思うので、一日一日を大事にしていきたいです。
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「選手応援弁当」完成 J沼津×桃中軒×聖隷福祉事業団 5日、ホーム戦で販売
弁当製造・販売の桃中軒(沼津市)がサッカーJ3アスルクラロ沼津や聖隷福祉事業団(浜松市中区)の管理栄養士と連携し、アスリートやスポーツをする子ども向けの弁当を開発した。11月5日から今季のクラブホーム戦に合わせて、沼津市の愛鷹広域公園で販売する。来春ごろには冷凍でのインターネット販売を予定する。 エネルギー源の糖質や脂質が豊富で筋力増量をサポートする「パワー弁当」、脂質を抑えた「健やか弁当」、試合前日などに十分な栄養が取れるように量を調整した「チカラメシ」の3種類。9月に行った試食会で、サバのハンバーグなど選手に人気だったメニューを取り入れた。それぞれの弁当の名前も、選手から募集して反映さ
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⚽なでしこ連勝 ウズベクに2-0 千葉(藤枝順心高出)1ゴール 女子パリ五輪アジア2次予選
サッカー女子のパリ五輪アジア2次予選C組は29日、タシケントで第2戦の2試合が行われ、日本代表「なでしこジャパン」は地元ウズベキスタンを2-0で下し、2連勝とした。前半に南(ローマ)のゴールなどで2点を奪った。 世界ランキングで日本は8位、ウズベキスタンは50位。もう1試合は、ベトナムが3-1でインドに勝ち、1勝1敗とした。インドは2連敗。 日本は11月1日の最終戦でベトナムと戦う。A~Cの各組1位と、2位のうち成績上位の1チームが来年2月の最終予選に進む。 ▽C組 日本(6) 2(2―0 0―0)0 ウズベキスタン(3) ▽得点者【日】南、千葉 【評】日本は序盤に効率よく2得点
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⚽U-16女子代表候補に静岡県勢4人
日本サッカー協会は26日、U-16(16歳以下)日本女子代表候補合宿(30日~11月3日、福島)のメンバー28人を発表した。静岡県勢は常葉大橘高のFW松浦芽育子と、JFAアカデミー福島のMF榊愛花、福島望愛、FW花城恵唯が選ばれた。
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⚽U―17W杯代表 清水Yの矢田ら 11月開幕
日本サッカー協会は25日、インドネシアで11月10日に開幕するU-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)へ臨む日本代表にMF佐藤(FC東京ユース)やFW道脇(熊本)ら21人を選出した。静岡県勢は清水ユースのMF矢田龍之介(17)が選ばれた。森山監督は東京都内の記者会見で「(1次リーグは)余力を持ち、決勝トーナメント1回戦で一つピークが来るようにしたい」と話し「ファイナリスト」を目標に掲げた。 予選を兼ねたU-17アジア・カップで優勝した日本は、1次リーグD組でポーランド、アルゼンチン、セネガルと対戦する。各組2位以内と、3位の上位4チームが決勝トーナメントに進む。 U-17W杯は新型コ
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⚽静岡学園と沼津東1回戦で激突 高校サッカー選手権静岡県大会決勝トーナメント
第102回全国高校サッカー選手権静岡県大会(県サッカー協会、県高体連、静岡新聞社など主催)の決勝トーナメント(T)組み合わせ抽選会が23日、静岡市駿河区で行われた。1次Tを勝ち抜いた11校と、プレミアリーグの静岡学園、プリンスリーグ東海の藤枝明誠、浜松開誠館、藤枝東、富士市立の5校の計16校で全国切符を争う。29日に開幕し、決勝は11月11日午後1時からエコパスタジアムで行う。 ※画像タップで拡大してご覧になれます 優勝候補の本命は静岡学園で揺るがない。来季J1川崎入りが内定しているFW神田ら主力数人にけが人がいるが、選手層の厚さで他チームをしのぐ。川口監督は「初戦が大事。しっか
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⚽J3アスルクラロ沼津 22日にホームで松本戦 昇格戦線へ連勝狙う
サッカーJ3アスルクラロ沼津は22日、6位の松本山雅FCとホームの愛鷹広域公園多目的競技場で対戦する。富山との前節では、同点に追いつかれるも終了間際に勝ち越しゴールを決め、2―1で4試合ぶりの勝利を収めた。このまま勢いに乗り、再び昇格戦線に食らいつきたい。 前節、前半20分にクロスのこぼれ球を拾ったMF持井響太選手が右足でシュートを放って先制。同26分には富山のフリーキックから同点ゴールを許したが、追加時間に相手GKがはじいた球を途中出場のMF鈴木拳士郎選手が蹴り込んで、決勝点を決めた。 鈴木選手は「意識的にゴール前に行くようにしていたら目の前にボールがきた」と振り返り、「連敗が続いてい
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【写真特集】⚽サッカー国際親善試合 日本、チュニジアに快勝
前半、先制ゴールを決める古橋(11) 前半、先制ゴールを決める古橋(右) 前半、先制ゴールを決めて喜ぶ古橋(中央)。右は久保、左は中山 前半、攻め込む久保(中央)。右から2人目は旗手 後半、競り合う旗手(24) 後半、シュートを放つ久保(左) 後半、チーム2点目のゴールを決めた伊東(左)はアシストの久保とタッチを交わす (撮影=写真部・小糸恵介)
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⚽アスルクラロ沼津 3位富山破る J3リーグ
明治安田J3リーグは15日、8試合が行われ、沼津は3位の富山に2―1で勝ち、連敗を3で止めた。首位の愛媛は1-0で最下位の北九州を退け、4試合ぶりの白星で勝ち点を58に伸ばした。2位の鹿児島は八戸に1-2で敗れ、同51のまま。 ②富山(沼津2勝)▽観衆2368人 沼津 13勝6分け12敗(45) 2(1―1 1―0)1 富山 15勝4分け12敗(49) ▽得点者【沼】持井(7)鈴木(2)【富】マテウスレイリア(2)
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⚽サッカー少年女子PKで涙、3位決定戦へ 鹿児島国体
国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」第9日は15日、鹿児島県内各地で行われ、静岡県勢はサッカー少年女子が準決勝で鹿児島にPK戦の末敗れ、3位決定戦へ回った。 ▽少年女子準決勝 鹿児島(選抜) 2(1―0 1―2)2 静岡(選抜) (PK4―3) ▽得点者【鹿】山野、安田【静】松井、榊 【評】静岡は鹿児島と競り合い、2-2でPK戦にもつれた末に3-4で敗れた。序盤から圧力をかけられ、パスコースを封じられた。前半20分に先制を許し、後半1分にも追加され0-2。決定機はあったが、決めきれなかった。後半は18分に松井、24分に榊がネットを揺らし食い下がったが、及ばなかった。 今大会
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⚽U-22日本代表 メキシコに快勝 国際親善試合
【フェニックス(米アリゾナ州)共同】サッカーのU-22(22歳以下)日本代表は14日、米アリゾナ州フェニックスで行われた国際親善試合でU-22メキシコ代表に4-1で快勝した。前半に細谷(柏)の2ゴールで先行。後半に1点を返されたが、終盤に内野航(筑波大)らの得点で突き放した。 来年のパリ五輪出場を目指すU-22日本代表は、17日(日本時間18日)にフェニックスでU-22米国代表と対戦する。 分析通りの展開 大岩剛(清水商高出)U-22日本代表監督の話 おおむね、みんな積極的にやってくれた。分析通りに試合を進めることができたので、ポジティブなところが多かった。
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⚽J2藤枝MYFC 圧巻のゴールラッシュ、今季最多5得点で群馬に完勝
明治安田J2リーグは14日、8月に雷雨のため中止となった第32節の1試合が行われ、藤枝は5-1で群馬を下した。 ②藤枝サ(藤枝1勝1分け)▽観衆3121人 藤 枝 13勝9分け16敗(48) 5(1―0 4―1)1 群 馬 13勝15分け10敗(54) ▽得点者【藤】横山(6)アンデルソン(PK)(3)中川風(2)矢村2(7)【群】畑尾(4) 【評】藤枝が持ち前の攻撃力を発揮し群馬に5―1で完勝した。 前半11分の矢村のシュートはポストに阻まれたが、22分にアンデルソン、矢村とゴール前で短いパスをつなぎ最後は横山が詰めて先制した。 後半9分にはアンデルソンが榎本のスルーパスで自ら
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⚽日本4発、カナダに快勝 サッカー国際親善試合
サッカーの国際親善試合、みずほブルードリームマッチは13日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われ、日本はカナダに4-1で快勝した。前半に田中(デュッセルドルフ)中村(スタッド・ランス)のゴールなどで3点を奪い、GK大迫(広島)はPKを止めた。後半早々にも田中が加点したが、終盤に失点した。 世界ランキング19位の日本は、同44位のカナダとの対戦成績を3勝1敗とした。 17日にはノエビアスタジアム神戸でチュニジアと顔を合わせ、11月から2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に臨む。 日本 4(3―0 1―1)1 カナダ ▽得点者【日】田中2(前2分、後4分)OG(前40分
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⚽常葉大のMF古長谷、J2ロアッソ熊本へ
J2熊本は13日、常葉大のMF古長谷千博(21)が来季加入すると発表した。
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⚽清水エスパルスに市船橋FW郡司加入内定
J2清水は12日、市船橋高のFW郡司璃来(18)の来季加入が内定したと発表した。 千葉市出身の郡司は名門の10番を背負う身長176センチのストライカー。今夏の全国総体ではチームの8強入りに貢献し、U-18(18歳以下)日本代表としてSBSカップにも出場した。 清水には8月に練習参加。関係者によると、複数のJクラブから誘いがあった中、清水入りを決めたという。クラブを通じて「小さい頃からの夢だったプロサッカー選手を伝統ある清水でスタートでき光栄」とコメントした。 清水の来季加入内定者は3人目。
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JFAアカデミー福島の吉岡がマイナビ仙台へ サッカー女子WEリーグ
日本サッカー協会は12日、JFAアカデミー福島のDF吉岡心(18)が女子WEリーグのマイナビ仙台に加入すると発表した。
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⚽静岡ダービー J2清水が1―0で磐田に勝利 自動昇格圏2位に再浮上
サッカーJリーグ2部(J2)で清水エスパルスとジュビロ磐田が対戦する今季2度目の静岡ダービーが7日、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行われた。J1昇格に向けた両チームにとっての大一番は清水が1―0で磐田を下し、磐田と入れ替わってJ1自動昇格圏の2位に再浮上した。清水のMF乾貴士(35)が決勝点を挙げた。 清水の勝ち点は67で首位町田との勝ち点差は4。磐田は4位に転落して勝ち点は65のまま。静岡県内3クラブが激突する三国決戦の最終戦だった。試合は静岡新聞社・静岡放送の総合メディアアプリをPRする「@S+(アットエスプラス)・シズサカマッチ」として開催された。 ②アイスタ(清水1勝1分