テーマ : 防災対策

高齢者が避難所宿泊 防災食、寝袋使用 災害時の課題探る 浜松

 浜松市の「地域防災を考える会」は13日から1泊2日の日程で、高齢者対象の避難所宿泊体験を中区の市防災学習センターで開いた。67~85歳の男女16人が防災食の試食や施設での寝泊まりを通じて、災害時の課題を探った。

アルファ米を使った夕食を準備する参加者=浜松市中区の市防災学習センター
アルファ米を使った夕食を準備する参加者=浜松市中区の市防災学習センター

 避難所生活で体調を崩す可能性の高い高齢者に、避難所暮らしのリスクや在宅避難の備えの重要性を認識してもらおうと企画した。参加者は夕食にアルファ米を使ったカレーライスを食べた後、同センターの講座室の床に敷いたブルーシートの上で、持参した寝袋などを使い就寝した。
 知人と参加した竹内淑子さん(85)=浜北区=は「災害時に避難所で過ごした経験はないが、体調に不安がある。できる限り自宅で過ごせるように備えたい」と話した。

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