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津波災害警戒区域 熱海で指定説明会 静岡県と熱海市

 静岡県と熱海市は1日、来年3月に同市など県内7市で指定を予定している津波災害警戒区域に関する説明会を市役所と初島漁業総合会館で開いた。

津波災害警戒区域について説明する県職員=熱海市役所
津波災害警戒区域について説明する県職員=熱海市役所

 同市の指定予定区域は、県第4次地震被害想定(レベル2)の最大津波で浸水被害が予想される熱海港沿岸部と多賀、網代、初島地区。区域指定されると市はハザードマップの作成や周知、避難困難者が利用する施設の避難確保計画の作成などが義務づけられる。
 県の担当者は区域指定について「より確実に逃げるための体制が整備され、人命を守ることが可能になる」と理解を求めた。市の担当者も、避難誘導標識の増設や避難行動を各自でまとめる「わたしの避難計画」の作成を推進して市民の防災力を高めるとした。
 同市では4日に南熱海マリンホールでも説明会が開かれる。

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