テーマ : 防災対策

津波災害警戒区域 指定へ住民説明会 静岡県と富士市

 静岡県と富士市は25日夜、来年3月に県内15市町で一斉に指定する予定の津波災害警戒区域に関する説明会を同市のロゼシアターで開いた。

津波災害警戒区域指定で義務化される事項などを伝えた説明会=富士市のロゼシアター
津波災害警戒区域指定で義務化される事項などを伝えた説明会=富士市のロゼシアター

 県は同区域に、現在は津波浸水想定区域となっている田子の浦港周辺を指定する方針。災害警戒区域になると、避難困難者が利用する施設で避難確保計画の作成などが市町に義務付けられる。
 県の担当者は対象区域の住民や不動産業者らに対して、指定によって充実を図れる警戒避難体制などを説明した。土地所有者らが懸念する地価の下落については、「指定済みの県内市町や他県で、より地価が下がった事例は確認していない」と述べた。
 参加者からは、津波発生時の避難計画が変更されるかなどの質問が挙がった。

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