テーマ : 防災対策

巨大地震の揺れ 児童らが体感 熱海・桃山町で防災訓練

 熱海市の桃山台町自主防災会と同市に本部を置く世界救世教は13日、大規模地震を想定した総合防災訓練を同市桃山町の瑞雲(ずいうん)会館で実施した。町内会役員や世界救世教の各種団体、MOA美術館の職員ら計約100人が参加し、防災意識を高めた。

地震体験車で震度7の揺れを体感する児童=熱海市桃山町
地震体験車で震度7の揺れを体感する児童=熱海市桃山町

 相模トラフを震源とする巨大地震が発生したとの想定で、参加者は徒歩で会館に集まり、グループに分かれて消火訓練や自動体外式除細動器(AED)を使った救命措置の訓練などを行った。
 地元の桃山小の1、2年生やMOAあたみ幼児学園の園児も参加し、地震体験車に乗って東日本大震災や関東大震災の地震の揺れを体感した。
 同自主防災会の大山正晃会長は「住民だけでなく観光客の誘導も含めて、地域と事業所が一体となって災害時に機敏に行動できるようにしたい」と話した。

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