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女性殺害罪で男起訴 沼津の遺棄事件 地検浜松支部

 知人女性を殺害し、遺体を自宅で切断したなどとして静岡地検浜松支部は5日、殺人と死体損壊、死体遺棄の罪で沼津市真砂町の会社員の男(31)を静岡地裁浜松支部に起訴した。裁判員裁判の対象になる。地検浜松支部は、殺害後に遺体を糸のこなどで切断し、ごみ袋に入れて遺棄したとみている。
 起訴状によると、被告は2月21日、静岡市内の農道付近に駐車した乗用車内で、磐田市岩井の会社員の女性=当時(33)=の頭部などを鉄製ハンマーで複数回殴った上、充電ケーブルを巻き付けて首を絞めて殺害したとされる。翌日には沼津市内の自宅で遺体を、糸のこなどを使って切断し、ごみ袋に分け入れて自宅3階バルコニーのコンテナ箱や、自宅に止めた自分の乗用車内に隠して遺棄したとされる。
 関係者によると、被告と女性は青年会議所(JC)の活動を通して知り合った。三島と磐田のJCにそれぞれ所属していたが、県内エリアを管轄する静岡ブロック協議会に同時期に出向し、親しくなったとみられる。

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