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浜岡原発廃炉訴訟 原告が訴え追加 静岡地裁弁論

 静岡県内の弁護士らが中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)3~5号機の廃炉などを求めた訴訟の第52回口頭弁論が24日、静岡地裁(菊池絵理裁判長)であった。原告側は訴えの追加的変更を申し立て、3~5号機の運転差し止めを求めた。

 原告側は申立書で、原発事故が起こると、現実的かつ実効的な避難計画が策定されていないことも相まって原告の生命・身体の安全が侵害されると指摘。「原告らは人格権に基づき、原発の運転差し止めを求める権利を有する」とした。
 他の原発関連訴訟では、運転の差し止めを求めていることが多いため、請求の趣旨に追加したという。

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