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被告の運送業社長 カツオ盗認否留保 静岡地裁初公判

 焼津市の焼津漁港に水揚げされたカツオの窃盗事件で、窃盗の罪に問われた市内の運送会社「堀住運送」社長(61)=同市北新田=の初公判が20日、静岡地裁(国井恒志裁判長)で開かれ、弁護人は起訴内容について「認否を留保したい」と述べた。

静岡地裁
静岡地裁

 弁護人は、検察側から19日に証拠が追加で開示されたと説明した。証拠の検討が終わっていないため、認否を留保すると伝えた。
 起訴状によると、被告は焼津市の水産加工会社「マルテ小林商店」元役員(45)らと共謀の上、2021年3月11日、焼津漁港に水揚げされた冷凍カツオ約26トン(約425万円相当)を、同13日には約23トン(約360万円相当)を、同17日にも約28トン(約460万円相当)を盗んだとされる。

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