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牧之原の中国人男性殺害 被告に実刑判決 静岡地裁

 牧之原市片浜の会社員の男性=当時(41)、中国籍=が殺害された事件で殺人と窃盗の罪に問われた菊川市本所、中国籍の無職の被告(48)の裁判員裁判判決公判で、静岡地裁は3日、懲役11年(求刑懲役18年)を言い渡した。
 国井恒志裁判長は判決理由で「犯行経緯は短絡的で強い非難に値するが、未必的な殺意にとどまる」と指摘。「殺人については自首が成立する」とも述べた。
 判決によると、被告は2021年7月8日、牧之原市片浜の男性宅で、男性の背中などを金属バットで多数回にわたって殴打し、殺害。その際、男性の携帯電話などを盗んだ。

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