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函南の無許可盛り土 被告代表が認否留保 地裁沼津支部

 函南町丹那の山中に無許可で大規模な盛り土が造成された事件で、町条例違反の罪に問われた清水町のソーラー設営会社「ソーラーセキュリティ」と同社代表(53)=沼津市下香貫=の初公判が1日、静岡地裁沼津支部で開かれた。被告は起訴事実の認否を留保し、閉廷した。
 起訴状などによると、被告は2021年8~10月、函南町長の許可を受けずに、事業として同町丹那の千平方メートルの土地に土砂を埋め立てたなどとされる。
 被告の代理人弁護士は、起訴状に一部不明確な部分があるとして釈明を求めた。取材に対し「起訴状の千平方メートルの土地がどこを指すのか不明瞭」と説明した。次回公判までに争点を整理するという。

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