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放課後デイ理事長 別施設の詐欺認める 地裁浜松支部公判

 浜松市のNPO法人「アンへレス」が放課後等デイサービス施設の運営に関する給付金を詐取したとされる事件で、詐欺の罪に問われた同市中区、同法人理事長の女(65)の第2回公判が20日、静岡地裁浜松支部(高島由美子裁判官)で開かれた。追起訴された別の放課後等デイサービス施設に関する詐欺罪の審理が行われ、被告は起訴内容を認めた。
 起訴状などによると、被告は2019年から20年までの間に、同市北区の「天使の部屋 初生教室」で児童発達支援管理責任者(児発管)を配置したように装って8回にわたり市に障害児通所給付費を請求し、不正受給額642万円を含む給付費3737万円をだまし取ったとされる。
 被告は同市中区の「天使の部屋 葵教室」でも同様の手口で412万円を不正受給した詐欺罪に問われ、22年12月の初公判で起訴内容を認めている。

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