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南伊豆 看板汚損 おおむね認める 地裁下田支部初公判

 南伊豆町が所有する看板を汚損したとして、器物損壊の罪に問われたデザイナーの男(79)=同町=の初公判が23日、静岡地裁下田支部(川崎慎介裁判官)で開かれた。弁護側は起訴内容をおおむね認め、「(被害)金額について争う」との姿勢を示した。
 検察側は冒頭陳述で、被告が町設置のモニュメントをスプレー式塗料で汚し、2022年に同支部から懲役1年、執行猶予3年の判決を受けたことを指摘した。被告は今回の事件について、「もっと魅力的な場所にするつもりだった」と述べた。
 起訴状などによると、5月18日から20日までの間、町内に設置された町管理の看板にスプレー式塗料を吹き付けて汚し、損壊。被害額は約10万円とされる。

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