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強盗罪の被告 起訴内容認める 地裁浜松支部初公判

 暴力団組員らが袋井市の50代男性の自宅に侵入して暴行を加え、現金や乗用車を脅し取ったとされる強盗致傷事件で、強盗罪に問われている指定暴力団稲川会系組員の無職の男(50)=東京都新宿区=の初公判が5日、静岡地裁浜松支部(杵渕花絵裁判官)で開かれた。被告は起訴内容を認めた。

地裁浜松支部
地裁浜松支部

 事件では被告のほか、同組員の無職の男(54)=強盗致傷、住居侵入罪=らが起訴されている。
 検察は冒頭陳述で、無職の男(54)と被害男性に仕事上の付き合いがあり、被害男性が業務を通じて現金を着服したとの情報から事件に至ったと説明。無職の男(54)は無職の男(50)に同行を依頼し、犯行を計画したと指摘した。無職の男(54)が男性宅に侵入し、男性の顔を金づちや拳で殴った後、無職の男(50)も男性宅に入り、両手両足を粘着テープなどで縛ったと説明した。
 起訴状によると、2人は共謀して男性を脅し、現金約230万円と、乗用車など10点(計694万円相当)を奪ったとされる。

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