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犠牲者慰霊と地域再生に願い込め 熱海市伊豆山で4年ぶり花火大会 土石流災害から2年1カ月

 28人が犠牲になった熱海市伊豆山の土石流災害の発生から2年1カ月となった3日、伊豆山温泉観光協会は伊豆山温泉納涼海上花火大会を4年ぶりに開いた。夜空を彩るスターマインなどに先立ち、犠牲者28人に向けた慰霊献発花火が伊豆山港から打ち上げられ、住民や見物客は悲劇を改めて胸に刻みつつ、一日も早い地域の再生を願った。

土石流の犠牲者の慰霊と地域の再生を願って打ち上げられた花火=3日午後、熱海市伊豆山
土石流の犠牲者の慰霊と地域の再生を願って打ち上げられた花火=3日午後、熱海市伊豆山
土石流の犠牲者の慰霊と地域の再生を願って打ち上げられた花火=3日午後、熱海市伊豆山
土石流の犠牲者の慰霊と地域の再生を願って打ち上げられた花火=3日午後、熱海市伊豆山
土石流の犠牲者の慰霊と地域の再生を願って打ち上げられた花火=3日午後、熱海市伊豆山
土石流の犠牲者の慰霊と地域の再生を願って打ち上げられた花火=3日午後、熱海市伊豆山
土石流の犠牲者の慰霊と地域の再生を願って打ち上げられた花火=3日午後、熱海市伊豆山
土石流の犠牲者の慰霊と地域の再生を願って打ち上げられた花火=3日午後、熱海市伊豆山
土石流の犠牲者の慰霊と地域の再生を願って打ち上げられた花火=3日午後、熱海市伊豆山

 土石流からの復旧復興が道半ばで、今も避難生活を続けている住民がいる伊豆山。被災者でもある同協会の高橋幸雄会長(68)は「犠牲者の慰霊と、一歩ずつ前に進もうとしている地域の姿を発信したい」と花火に込めた思いを語った。
 青色の光を放つ28発の慰霊献発花火が上がると、住民らは夜空をじっと見つめた。妻の路子さん=当時(70)=を亡くした田中公一さん(74)は「犠牲になった方々の心に響いたと思う。残された者として復興の手助けをしていきたい」と話した。

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