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逢初川上流の盛り土 11年度末以降「引き継ぎ」確認できず 熱海土木職員聴取

 熱海市伊豆山の大規模土石流を巡り、静岡県は17日に公表した関係職員の電話聞き取り調査結果で、逢初川の河川管理を担当していた熱海土木事務所内の「懸案事項としての盛り土の引き継ぎ」が2011年度末以降、確認できなかったことを明らかにした。
 昨年11月に行ったヒアリングとは別に、電話聞き取り調査は今年4月に実施した。
 08~16年度に本庁や出先機関の関係部署に在籍した職員約150人に引き継ぎや盛り土の危険性の認識などを聞いた。
 調査結果によると、08、09、10年度末は熱海土木事務所長の引き継ぎ文書の中に「逢初川上流域における民間事業者の開発計画」という件名の概要説明文書が含まれていた。11年度末は概要説明文書がなくなり、引き継ぎ事項を記した一覧表からも抜けていた。
 事務所の担当職員間では11年度末の引き継ぎの有無について記憶が食い違い、12年度末以降は引き継ぎをしたと答えた職員がいなかった。
 盛り土の大規模崩落の危険性に関しては認識したと回答した職員はいなかったが、大半の職員が現場を確認していないとした。

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