テーマ : 熱海土石流災害

損賠訴訟 市の補助参加を可決 熱海市議会、全会一致で

 熱海市伊豆山の大規模土石流を巡り、遺族、被災者が起点の盛り土を含む土地の現旧所有者らに約58億円の損害賠償を求めた訴訟で、市は9日、原告側の補助参加人として裁判に参加するための議案を市議会6月定例会に提出し、全会一致で可決された。市は訴訟の次回期日に向け、原告側と調整に入る。
 斉藤栄市長は議会後の取材に「百条委員会などで被告側が事実と異なることを発言していると感じている。市として原告側を支えていきたい」と述べた。
 被告の現所有者側は5月、県と市、斉藤市長に訴訟への参加を促す訴訟告知を行った。原告側も県と市に参加を要請していた。県は争点が明確になった段階で判断するとしている。

いい茶0

熱海土石流災害の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞