テーマ : 熱海土石流災害

公文書原本中心に押収 熱海土石流 市と県への家宅捜索

 熱海市伊豆山で2021年7月に起きた大規模土石流で、静岡県警が17日に実施した熱海市役所と県庁への家宅捜索は、遺族らが市と県を相手取った民事訴訟の進展などを見据え、公文書の原本の押収作業を中心に行われていたことが30日、関係者への取材で分かった。同市は、土石流への行政対応に関する総括を16日に公表していた。
 家宅捜索は容疑者不詳のまま業務上過失致死の疑いで実施した。県警本部と熱海署から捜査員各40人が市役所と県庁を訪れ、担当職員ら立ち会いの下、必要な資料を差し押さえた。捜索した部署は計20カ所に及んだという。
 市と県を相手取った損害賠償請求訴訟は、12月14日に静岡地裁沼津支部で初弁論が控える。来年1月以降は、起点となった土地の現旧所有者らとの訴訟と併合審理される予定。
 県警は資料などを基に土砂崩落の原因を究明するとともに、土石流発生と行政対応との因果関係などの捜査を慎重に進める。

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