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被害者の会 現場付近で黙とう 熱海土石流10カ月

 熱海市伊豆山の大規模土石流の被災者らでつくる「被害者の会」は3日、住宅が押し流された被災現場付近で慰霊集会を開き、発生時刻の午前10時28分に合わせて黙とうした。犠牲者の冥福を祈り、行方不明になっている太田和子さんの早期発見を願った。

犠牲者の冥福と行方不明者の早期発見を祈る被災者=3日午前、熱海市伊豆山
犠牲者の冥福と行方不明者の早期発見を祈る被災者=3日午前、熱海市伊豆山

 土石流では住宅被害を受けた多くの世帯が伊豆山を離れ、市内外の応急仮設住宅での生活を余儀なくされている。自宅が全壊し、神奈川県湯河原町で暮らす田中均さん(65)は「今年は例年と違い、子どもや孫が実家に帰省できる楽しいゴールデンウイークではない。古里を奪われて悔しい」と苦しみを明かした。
 土石流に関する市議会調査特別委員会(百条委員会)は12日に崩落起点となった盛り土を含む土地の現旧所有者らへの証人尋問を行い、盛り土造成や森林開発に関する行政対応が適切だったかどうかを検証する。被害者の会の太田滋副会長(65)は「現旧所有者や行政は、責任を押し付け合うのではなく、真実を語ってほしい」と訴えた。

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