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不適切盛り土 静岡県内193カ所 県対策会議発足【熱海土石流】

 熱海市伊豆山の大規模土石流を受け、静岡県は24日、全庁挙げて盛り土に関する情報共有や意思決定を行う盛土等対策会議(座長・出野勉副知事)を発足させた。初会合で不適切な盛り土が県内に193カ所あり、8割が県東部に集中していることを明らかにした。

不適切な盛り土の地域別割合
不適切な盛り土の地域別割合

 県盛り土規制条例が7月1日に施行され、盛り土に関する規制権限が市町から県に移るのを前に設置した。県によると、不適切な盛り土は排水施設の不備や届け出と異なる造成などで、幹線道路沿いに集中している。193カ所のうち28カ所は是正済みで、141カ所が指導中、残る24カ所が指導予定。
 今後、安定性を評価しランクに応じて定期巡回を行う。行政処分に関するノウハウの蓄積やマニュアル化を進め、市町に展開する考えも明らかにした。出野副知事は「所属にとらわれず行政として何をなすべきかを考え、現場を重視した対応に全力で取り組んでほしい」と訓示した。
 伊豆山の土石流を受け県が設置した行政対応検証委員会は5月、業者に対して断固たる対応を取らなかった県や市の対応を「失敗」と総括。県は新たな対策として同会議を設けた。

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