テーマ : 熱海土石流災害

残る1人「絶対に見つけ出す」 県警など一斉捜索 熱海土石流1年

 熱海市伊豆山の大規模土石流発生から1年が経過した3日、県警は行方不明になっている太田和子さんの一斉捜索活動を伊豆山港周辺や撤去した土砂の仮置き場などで行った。県警170人に加え、関係機関と民間団体から30人が協力した過去最大の規模で臨み、発見につながる手掛かりを懸命に探した。

土砂集積所で、太田和子さん発見につながる手掛かりを手作業で探す県警機動隊員=3日午前、熱海市の熱海港芝生広場
土砂集積所で、太田和子さん発見につながる手掛かりを手作業で探す県警機動隊員=3日午前、熱海市の熱海港芝生広場
捜索活動に先立ち、黙とうする県警の山本和毅本部長(左から7人目)ら関係者=3日午前10時ごろ、熱海市伊豆山の伊豆山港
捜索活動に先立ち、黙とうする県警の山本和毅本部長(左から7人目)ら関係者=3日午前10時ごろ、熱海市伊豆山の伊豆山港
土砂集積所で、太田和子さん発見につながる手掛かりを手作業で探す県警機動隊員=3日午前、熱海市の熱海港芝生広場
捜索活動に先立ち、黙とうする県警の山本和毅本部長(左から7人目)ら関係者=3日午前10時ごろ、熱海市伊豆山の伊豆山港

 参加者は活動に先立って黙とう。山本和毅本部長は民間団体などへの謝意を伝えた上で「遺族の思い、地域の思いを胸に刻み、一刻も早くご遺族の元に帰す。見つけるその日まであきらめない。必ず見つけ出す」と改めて決意を述べた。
 県警は1年間、1日も欠かさず捜索を続け、月命日の毎月3日には人員を増やし陸、海、空で大規模な活動を展開してきた。200人は一斉捜索で過去最多の態勢。初参加の民間ダイバーが伊豆山港内を担い、県警と海上保安庁のダイバーは港外の潜水範囲を拡大して海中を調べた。
 熱海港芝生広場の土砂集積所では、機動隊員らが仮置きで高く積まれた土砂を慎重に掘り起こした。山本本部長や高橋誠警備部長らが見守る中、がれきに加え小石も一つ一つ手作業で確認し、遺留品などが紛れ込んでいないかを確かめていた。
 先月の一斉捜索では、旧小嵐中敷地内の土砂集積所で太田さん名義の病院診察券2枚が発見されたが、この日は有力な情報が得られなかった。4日以降も捜索を続ける。

熱海土石流災害の記事一覧

他の追っかけを読む