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テーマ : 三島市

三島の野菜ふんだんに 学生と飲食店 コラボメニュー店舗で提供

 地元産の食材を使ったメニュー開発に取り組んできた三島市の飲食5店舗と鈴木学園中央歯科衛生士調理製菓専門学校の学生が6日、完成した新メニュー5品を同校でお披露目した。今後、各店舗で順次提供されるほか、高校生やインフルエンサーもSNSで情報発信して三島の食を盛り上げる。

学生と飲食店が開発した地産地消メニュー=三島市
学生と飲食店が開発した地産地消メニュー=三島市

 鳥獣被害をもたらす鹿の肉をミンチにし、三島のタマネギやワサビの茎を加えた「伊豆メンチ」、肉の代わりに豆腐と地元のキャベツを用いたギョーザなど多彩なアイデアメニューが並んだ。素材の味がそのまま楽しめる「ふろふき人参(ニンジン)」は白みそとサクラエビをかけて味わい、地元産のトマトをパスタにも練り込んだ真鯛のトマトラグーは野菜の甘みを強調した。ブラジル出身の学生らが考案した「ブラジルタルト」もジャガイモ、ニンジンなどの野菜と肉を使い、ボリュームたっぷりに仕上げた。
 この日は試食も行われ、協力した三島商工会議所や市の関係者が学生の思いや工夫などを尋ねながら料理を味わった。今後、インスタグラムやTikTok(ティックトック)などで多くのフォロワーを持つインフルエンサーの「姉です。」さんと三島南高生が積極的にメニューをアピールする。

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