イチョウ並木より美しく 三島北高生 落ち葉清掃
三島市文教町の三島北高の1年生約280人が4日、同校前のイチョウ並木周辺で清掃を行った。回収したイチョウの葉は地元農家が回収し、肥料として活用する。
![落ち葉を集める生徒たち=三島市文教町](/news/images/n138/1370592/IP231204TAN900072000_O.jpg)
生徒は黄色く染まったイチョウが並ぶ歩道約500メートルで落ち葉を集め、約100袋を回収した。清掃活動は、歩道が落ち葉であふれていたため景観を良くしようと生徒が発案した。
同校の1年生は、持続可能な開発目標(SDGs)をテーマに探究活動をしている。同校から清掃を実施するとの報告を受けた同市が、同市谷田の農家高木洋さん(55)に堆肥利用を持ちかけた。回収したイチョウの葉は牛ふんと混ぜて活用するという。同市の小中学校の学校給食用に栽培した七草を毎年提供している高木さんは、回収した葉を利用した堆肥で育てた野菜を同校の食堂に提供することも検討するという。