駿豆線 身近に感じて 沿線4市町の1年生に下敷き寄贈 伊豆箱根鉄道
伊豆箱根鉄道は4日、駿豆線沿線の三島、函南、伊豆の国、伊豆の4市町の小学校に本年度入学する約1500人に電車マナーが書かれた下敷きを寄贈した。伍堂文康社長が三島市役所を訪れ、駿豆線沿線地域活性化協議会長の豊岡武士市長に届けた。
![下敷きを渡す伍堂社長(左)=三島市役所](/news/images/n145/1445162/IP240404TAN900047000_O.jpg)
下敷きには「ホームでは走らない」「踏切は止まって安全を確認して」などと記載。裏面には富士山を背景に走る電車の写真や路線図がデザインされている。
新1年生への寄贈は2016年から、鉄道を身近に感じてもらおうと毎年続けている。豊岡市長は「駿豆線や郷土愛の醸成に大きく寄与する」と感謝し、伍堂社長は「地域を誇りに思えるお手伝いになればいい」と期待した。