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テーマ : 三島市

春の訪れ告げる「こも外し」 三島・箱根松並木

 啓蟄(けいちつ)の5日、三島市川原ケ谷の国道1号沿いに並ぶ箱根松並木で、春の訪れを告げる「こも外し」が行われた。市内の造園業者が加入する三島環境緑化研究会のメンバー8人が松の木に巻かれたこもを次々と外した。

松に巻かれたこもを外すメンバー=三島市川原ケ谷
松に巻かれたこもを外すメンバー=三島市川原ケ谷

 冬ごもりでこもの中に入った害虫をこもと一緒に土に埋めて処分する作業。松枯れを防ぎ松並木を保護するため1970年から続けている。見つかった害虫の種類や数を把握し、薬剤散布の目安にする。こもは昨年11月の立冬、幹経35センチ以上の約210本に巻いた。
 市教委によると、箱根松並木は全長約1キロ。江戸幕府が1604年の東海道大改修で植えたのが起源とされ、現在は286本が並ぶ。

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