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テーマ : 三島市

子ども食堂 意義理解へ 伊豆の8RCが会合

 伊豆地域8ロータリークラブ(RC)で構成する国際ロータリー第2620地区静岡第1グループの会合がこのほど、三島市のホテルで開かれた。テーマは「なんとかしよう、子どもの孤独」。講師に全国で子ども食堂を支援するNPO法人むすびえの森谷哲さんを招き、約200人が子ども食堂について理解を深めた。

子ども食堂について理解を深めた参加者=三島市
子ども食堂について理解を深めた参加者=三島市

 森谷さんは、全国の子ども食堂の事例を紹介。食の貧困の解決を図るだけでなく、異文化交流や防災力強化など体験の充実につなげる食堂もあり、地域の居場所として各地で広がる現状を伝えた。接触が制限されたコロナ禍では、弁当に切り替えたり、宅配に加えて文通したりした例も挙げ「生活危機を緩め、生活再建を促すことができた」と子ども食堂の意義を強調した。
 同グループの米山晴敏ガバナー補佐は「孤独の問題は学校や家庭など単独で解決できない。地域社会で子どもを育てる雰囲気をつくり、相談しやすい環境をつくる一翼をRCが担うことができないか」と提案した。
 懇親会では、地元の子どもたちによるシャギリやダンスも披露された。

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