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  • 6日夕にかけ大気不安定 雷伴い激しい雨の見込み 静岡県内

     台風4号から変わった温帯低気圧の影響で、静岡県内は6日夕にかけて大気の状態が不安定となり、雷を伴って激しい雨が降るとみられる。静岡地方気象台によると、雨のピークは6日未明。特に伊豆南部で雨が激しくなると予想し、県と気象台は5日、南伊豆町に土砂災害警戒情報を発表した。 気象台によると、5日から6日にかけて予想される1時間雨量は、いずれも多い所で伊豆で50ミリ、東部、中部、西部で40ミリ。6日午後6時までの24時間雨量は伊豆で150ミリ、東部で120ミリ、中部と西部で100ミリの見通し。 5日午後7時現在、南伊豆町には町内全域に避難指示、下田市などは全域に高齢者等避難を発表した。熱海市は避難情報

  • 静岡市葵区路上で発見のカメ 飼い主が判明、返還

     静岡市葵区産女の路上で3日に発見されたインドホシガメとみられるカメについて、静岡中央署は5日、飼い主が判明したと発表した。 同署によると、同日午後に静岡市に住む男性が名乗り出た。カメの特徴を聞き取るなどして実際の飼い主か確認し、返還した。

  • パートナーシップ宣誓制度 婚姻の不平等は解消される?

     静岡県が2022年度中の導入を検討している「パートナーシップ宣誓制度」。性的少数者(セクシュアルマイノリティ)や事実婚のカップルなどの関係を公に認める制度です。県は、法律上の婚姻が選択できないことで、悩みや生きづらさを抱える県民がいる現状を踏まえ、誰もが生きやすい社会を目指すとしています。  今回は、「戸籍同性カップル」に焦点を当て、制度によってどのような不平等が解消されるのか、また制度の限界はどのようなことなのか、考えてみます。  〈取材・編集:編集局未来戦略チーム 石岡美来〉

  • マダニ感染症SFTSに感染 西部保健所管内、静岡県内今年5例目

     静岡県は5日、県西部保健所管内に住む高齢男性がマダニの媒介による重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染したと発表した。今年に入って5例目。 県によると、男性は1日から発熱や嘔吐(おうと)があり、医療機関に救急搬送されて入院した。県環境衛生科学研究所のPCR検査で感染が判明した。 マダニにかまれた跡は確認されていないが、男性は普段から農作業をしていて、ダニにかまれることが多かったという。 SFTSはウイルスを保有するマダニにかまれたり、感染した犬猫の体液に触れたりして感染する。重症化した場合、死に至ることもある。県は野山や畑などに入る際、肌の露出を少なくするよう呼びかける。

  • 678人感染 5日の静岡県内、病床使用10%超【新型コロナ】

     静岡県内で5日、新たに678人の新型コロナウイルス感染が確認された。600人を超えるのは6月1日以来。新たに2件のクラスター(感染者集団)が発生した。 県全体の病床使用率は10・9%。重症者は1人。自宅療養者は3296人。直近1週間の新規感染者は前週の1・55倍。 新たなクラスターは函南町の学校と御殿場市の保育園。 県内の累計感染者は18万1505人。

  • 森貴志・静岡県副知事 就任の経緯おさらい

     難波喬司・静岡県前副知事の退任により、空席となっていた2人目の副知事。元県職員の森貴志氏が就任し、4日に辞令交付式が行われました。要職を歴任して「調整能力が高い」「欠点がない」などと評される森氏。経歴、起用理由、県議会の受け止めを1ページにまとめました。 〈キュレーター:編集局未来戦略チーム 鈴木美晴〉

  • エレベーター全面復旧 静岡市役所静岡庁舎、火災影響で停止

     静岡市役所静岡庁舎で3日に発生した火災で、市は5日、スプリンクラーの水の影響で運転を停止していたエレベーターが全面復旧したと発表した。 市によると、火災は市役所静岡庁舎新館8階のエレベーターホールで発生。清掃機器から出火したとみられ、スプリンクラーが作動した。エレベーター全6基の運転を停止し、順次、復旧作業を進めていた。

  • 米久 ハム、ソーセージなど70品目値上げ 10月1日納品分から

     食肉・加工品製造販売の米久(沼津市)は5日、10月1日納品分からハム、ソーセージ、調理加工食品などナショナルブランドの全70品目の価格を引き上げると発表した。 納品価格値上げのほか、価格は据え置いて内容量を減らしたり原材料を変えたりする「実質値上げ」を含め、改定率は3~30%。主力商品「御殿場高原あらびきポーク」は価格を据え置くが、内容量を現行の1袋200グラムから190グラムに変更する。 原材料や補助原料価格、燃料、光熱費の高騰が要因で、値上げは3月に続いて今年2回目。同社は「企業努力だけでコスト上昇分を吸収するのは極めて難しい状況になった」としている。

  • 7月10日は参院選 候補者選びに迷ったら

     参院選の投票日(7月10日)が近づいてきました。選挙戦も終盤に入りましたが、投票する候補者は決まりましたか。そもそも、参議院って何なのでしょう。参議院の役割や、静岡選挙区の候補者の主張をまとめました。  〈キュレーター:編集局未来戦略チーム 石岡美来〉

  • 新型コロナ感染者数 静岡県内市町別の内訳【一覧表】

     静岡県内で確認された新型コロナウイルス感染者数と市町別内訳は次の通り。 7月5日の県内合計 678人(7月5日)-->病床使用率10.9%東部7.1% 中部7.9% 西部18.2% 重症者2.0%(7月5日現在) ▶ 静岡県内 新型コロナ新着ニュース ▶ 新型コロナ情報を逃さない「追っかけ」   市町名感染者数市部静岡市38281人(+172)浜松市38714人(+154)沼津市8908人(+15)熱海市1682人(+10)三島市4556人(+14)富士宮市5101人(+15)伊東市2548人(+2)島田市4031人(+6)富士市10861人(+

  • 家庭や勤務先、学校などで参院選は話題になる?【参院選×NEXT特捜隊アンケート】

     「参院選について家庭や勤務先、学校などで話題になる?」。読者参加型の報道に取り組む静岡新聞社の「NEXT特捜隊」がLINEアンケートで尋ねたところ、家族や友人といった近しい人とは、候補者や公約について意見を交わす人が多い傾向があった。「話題にしない、ならない」と答えた人は回答者86人中23人だった。 沼津市のパート女性(61)は「今回の参院選は、家庭でも勤務先でもかなり関心を持たれている」と受け止める。「物価上昇を打破してくれる政党はどこか。候補者は当選後に何をしてくれるか。公約は守ってくれるか」などと話題は尽きない。気になる候補者の公約を調べているという静岡市葵区のサービス業女性(46)は

  • 熱く生きる姿を応援 牧之原「パラサーフィンフェスタ」テーマ曲 東田さん、前向きな気持ち歌う

     牧之原市の人工造波施設「静波サーフスタジアム」で10日、障害のあるサーファーが技を競う「静波パラサーフィンフェスタ」が開かれる。テーマソングは、自身もサーフィンを楽しむシンガー・ソングライター東田トモヒロさん(熊本市)の「Let you release」。「生きてみようぜ 力尽きるまで」―。パラサーファーとの交流で抱いた思いを、心地よい海風を感じさせるメロディーにのせた。 主催者からテーマソングの制作を依頼され、その場で快諾した。車いす生活を送りながらサーフィンを続けている友人が2人いて、「応援しているという気持ちを表したかった」。1週間後には収録に臨めたほど、集中して完成した一曲だ。 「海

  • 第二章 決起㉔【頼朝 陰の如く、雷霆の如し】

     土肥実平[どひさねひら]の所領に着き、頼朝[よりとも]率いる三百騎は、三浦崎(三浦半島)方面に向かって相模湾沿いを北上した。三浦崎の入り口、鎌倉にほど近い鐙摺[あぶずり]館に結集した三浦氏も、すでに土肥に向かって早駆けしているらしい。 だが、頼朝勢が早川まで来た時、三浦勢より早く大庭景親[かげちか]率いる平家方軍勢が、一里(四キロ)ほど先の丸子川(酒匂[さかわ]川)の対岸に姿を現したと知らせが入った。このまま進軍しても踏みとどまっても、平地で大庭勢を迎え討たねばならなくなる。 向こうは三千、こちらは三百。寡兵で大軍に当たるには、狭隘[きょうあい]の地に誘い込むべきだが…&hel

  • 月額100万円文通費 使途公開「賛成」6氏【参院選しずおか】

     10日投開票の参院選で、有権者の関心事の一つが「政治とカネ」の問題。昨年10月の衆院選直後は、国会議員に1人月額100万円が支給される「文書通信交通滞在費」(文通費)が注目された。焦点とされた使途の公開は与野党の協議が折り合わず、先の通常国会でも結論が先送りされた。参院選静岡選挙区(改選数2)に立候補した8氏に使途公開に対する考えを尋ねたところ、6氏が賛成、1氏は反対し、1氏は賛否を明らかにしなかった。 文通費は4月の法改正で名称を「調査研究広報滞在費」に改め、日割り支給となった。使途公開と未使用分の国庫返納に関しては論点整理にとどまった。※画像をクリックすると拡大してご覧になれます。 使途

  • 外国人材と企業つなぐ 浜松国際交流協会 ニーズ聴取、生活支援

     開設3年目を迎えた浜松国際交流協会(HICE)の「外国人雇用サポートデスク」が、高度な知識や技能を持つ高度外国人材の受け入れ企業の開拓に注力している。2020、21年度で計13人を正社員として新規事業や次世代事業に挑戦する企業と結びつけた。求職の希望は市内外から増加傾向で、裾野を広げて外国人求職者とのマッチング促進を目指す。 スリランカ出身男性のサミーラ・アッタナーヤカさん(33)は21年7月、サポートデスクを介して屋根の補修や塗装事業を手掛ける「トヨコー」(富士市)に就職し、浜松市のオフィスで働く。 母国の大学で研究した腐食(さび)分野の仕事を求め、留学先でもある浜松で転職を希望。光技術に

  • 常に眠気、受診が必要か【診察室】

     【問】50歳男性。常に眠気があります。平日6時間、休日9時間程度の睡眠をとっていますが、食後やテレビを見ている時、新聞を読んでいる時に眠たくなり、それから起こされるまで2、3時間も寝ています。仕事や運転をしている時は緊張しているので大丈夫ですが、気が緩むと目が閉じてしまいます。病気の場合は、何科を受診したら良いでしょうか。耳鼻咽喉科が専門、まずは検査を 【答】ご自分が日中眠くなる状況を具体的に挙げておられます。テレビを見ながら、食後、新聞を読みながら、仕事中でも眠くなることがあるとのことですが、これらは「エプワース眠気尺度」という問診票の8項目の中の4項目に相当し、非常に厳しい眠気です。「睡

  • エビ 陸上養殖施設が完成 関電子会社、磐田に本社移転

     関西電力子会社の海幸ゆきのや(秋田亮社長)が磐田市小中瀬に建設していたエビの陸上養殖施設が完成し、竣工(しゅんこう)式が4日行われた。完成に合わせて本社を大阪市から磐田市に移転。大消費地へのアクセスが良い立地を生かし、業務用を中心に販路開拓に本腰を入れる。 年間80トンのバナメイエビ生産を目指す。今月中に稚エビを仕入れて養殖を開始する。施設には長さ40メートル、幅12メートルの養殖プール6レーンを整備。天竜川や遠州灘の地下水を循環・ろ過して再利用する。最新のデジタル技術を活用して安定的、効率的な生産につなげる。地元で数十人規模の雇用を計画している。 同社によると、生産するエビはクルマエビに匹

  • 資材置き場の廃材焼く火事 浜松市南区三和町の建設会社

     4日午後10時半ごろ、浜松市南区三和町の建設会社の資材置き場から出火し、コンテナに入っていた廃材などを焼いた。浜松東署によると、出火当時は無人だったとみられる。同署と市消防局が出火原因を調べている。

  • 追い越し時に衝突 ひき逃げ容疑 三島署が男逮捕

     三島署は5日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで三島市竹倉、アルバイト従業員の男(68)を逮捕した。 逮捕容疑は6月19日午後6時ごろ、同市柳郷地の県道で軽乗用車を運転中、同市の女性会社員(60)の軽乗用車を追い越す際に衝突して軽傷を負わせ、そのまま逃走した疑い。同署によると、容疑者は容疑を否認している。

  • 顔面に頭突き 傷害容疑で男逮捕 三島署

     三島署組織犯罪対策推進本部は5日、傷害の疑いで住所不定、飲食店従業員の男(26)を逮捕した。 逮捕容疑は同日午前4時ごろ、三島市の路上で面識のない静岡県東部の20代男性の顔面に頭突きをする暴行を加え、顔にけがを負わせた疑い。同署によると、容疑者は飲酒状態だったという。

  • 茶況(7月5日)二茶取引は最終盤 静岡市中

     静岡市中の県産二茶は、前日の雨天の影響で出回りがなかった。最終盤の二茶取引では、ドリンク関連業者以外で積極的に仕入れる買い手は少ない。 県内で降雨が続いているため、6日の持ち込みもほぼないもよう。あっせん業者は「雨後に数回商いが行われる予定だが、数量は伸びないだろう」と見通す。富士の生産者は「大半の荷物の売り先は予約分で決まっている」と語る。 静岡茶市場には午前10時現在、県産二茶が約258キロ届いた。 藤枝 生産者の一人は今期の二茶について「一茶の終値が低かったため、スタートから安値だった」と振り返った。 島田、金谷、川根 来年の一茶で芽ぞろいを良くするため、指導機関は二茶摘採後の整枝を呼

  • 発電機盗んだ疑い 浜松のアルバイト従業員逮捕 磐田署

     磐田署は5日、窃盗の疑いで浜松市南区江之島町、アルバイト従業員の男(56)を逮捕した。逮捕容疑は6月中旬、磐田市匂坂中の資材置き場から発動発電機1台(15万円相当)を盗んだ疑い。同署によると、発電機を所有する同市寺谷新田の建設会社から被害届が出ていた。

  • 殉職者を追悼 吉田消防署で献花式 4人死亡工場火災から2年

     吉田町川尻の日用品メーカー「レック静岡第2工場」で2020年に発生し、消防士と警察官の計4人が殉職した火災から2年を迎えた5日、静岡市消防局吉田消防署で献花式が行われた。 消防関係者や市消防局管内の3市2町(静岡、島田、牧之原、吉田、川根本)の首長らが出席。殉職者へ黙とうをささげた後、署の玄関前に設けられた献花台に、参列者一人一人が花を手向けた。 献花に先立って吉田町役場で開かれた静岡地域消防運営協議会では、本年度で7年目を迎えた消防広域化の効果について意見交換し、静岡市消防局内に新たに創設した「安全対策課」の役割についての説明もあった。 同協議会の会長を務める田辺信宏静岡市長は「二度とこの

  • 浜松の「あるある」探そう 調査隊長にみやぞんさん 市が隊員募集

     浜松市は4日、若者が浜松の「あるあるネタ」の調査・動画製作を行い、独自の文化や風習、地域資源のすばらしさを発信する「浜松あるある調査隊」を発足させた。隊長にはお笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞんさんが就任。市は「あるあるネタ」と、活動に参加する「隊員」を募集している。 「30分間回泳は浜松独自の行事らしい」「語尾に『だもんで』って使いすぎ」―。このような浜松独自の「あるあるネタ」を若者が動画にまとめ、若者向けに発信する。若者のシビックプライド(町に対する市民の誇り)の醸成につなげる。 隊員は撮影チームを編成し、応募のあったネタの現地調査や撮影などに取り組む。10月以降に月1回、みやぞん隊

  • 全国の名産 かき氷で満喫 浜松・浜北区で6日から「甲子園」

     菓子メーカーの春華堂(浜松市中区)は6日から、「第5回かき氷甲子園2022」を浜北区の浜北スイーツ・コミュニティnicoe(ニコエ)内特設会場で開催する。9月11日まで。47都道府県51種類の素材を使ったかき氷を、週ごとに11商品販売する。 「果実の王様静岡クラウンメロン」(税込み千円)など人気商品が並ぶ。「岩手江刺のぜいたく焼きリンゴまみれ」(同千円)など10商品がリニューアル。県産のイチゴ「きらぴ香」や、大阪の「ミックスジュース」など5商品は新たな特産品を使用した。 休館日は8月第2、3週を除く月、火曜日。問い合わせはニコエ<電053(586)4567>へ。

  • 三方原ポテチ7日発売 JAとぴあ浜松、湖池屋とタッグ

     JAとぴあ浜松と菓子メーカー湖池屋(東京)は7日、「三方原ポテトチップス」を数量限定で発売する。浜松市特産のジャガイモ「三方原馬鈴薯(ばれいしょ)」を使ったスナック菓子で、2019年に商品化した。 3年前の約3倍に当たる100トンの加工用ジャガイモを使用、約30万袋を生産予定。味は「うすしお味」「のり塩」の2種類。 市内4店舗のファーマーズマーケットと、予約販売を始めている湖池屋オンラインショップで扱う。1袋75グラムで販売価格は税込み250円。

  • 今春発足の下田中野球部 部員2人、女子プロ選手から学ぶ

     今春の下田市内の4中学校統合に伴い発足した下田中野球部は3日、埼玉西武ライオンズ・レディースから同市の敷根グラウンドで指導を受けた。 山崎まり選手と清水優花選手が講師を務めた。2人はキャッチボールの基本から指導し、守備練習では自ら流れるようなフィールディングを披露して手本を示した。 同校の野球部員は2年の富小路壱樹さんと1年の藤井悠太郎さんの2人。新入生が入る2023年度の大会出場を目指して練習に励んでいるという。 西武2選手の指導は、外岡鈑金塗装(同市)の外岡福美社長の尽力で実現した。今後はプロ野球西武のOBから指導を受ける計画もあるといい、富小路さんは「積極的に質問して、プレーに生かした

  • 千体観音像を展示 函南・仏の里美術館、9月30日まで

     函南町のかんなみ仏の里美術館でこのほど、同町の廃寺で発見された「大竹千体観音像」の特別展示が始まった。9月30日まで。 同館によると、1673年に地元の大竹地区を訪れ、寺を発見して復興させた僧侶が観音像を彫ったとされる。地元では病人が出ると寺から観音像がお守りとして貸し出され、お布施とともに返却される風習があったという。高さ約15センチの木像に金箔(きんぱく)が施され、特別展示では743体がケースの中に飾り付けられている。 同館では参加型イベント「千体仏を描こう!」も開催され、来場者が観音像の台紙に好きな色を塗って壁に貼り付けている。

  • 静岡県内で678人感染 新型コロナウイルス

     静岡県内で5日、678人の新型コロナウイルス新規感染が明らかになった。内訳は静岡市発表が169人、浜松市発表が157人。県発表は富士市54人、掛川市30人、磐田市25人など。

    速報NEWS
  • ドラレコのデータ→交通安全を検証 裾野市、あいおい連携

     裾野市とあいおいニッセイ同和損害保険(東京)は4日、自動車走行データを活用して交通安全対策を検証する連携事業を始めると発表した。 市役所で会見した同社の戸田成俊専務執行役員は「事故が起きてから解決に注力するだけでなく、事故を未然に防いで地域に貢献したい」と話した。 保険契約者が車に取り付けたドライブレコーダーなどの走行データを集め、交通量に対して急ブレーキや急発進、急ハンドルの多い場所を色分けで示した市内全域のマップを市に提供した。 急ブレーキなどが特に多い3カ所の交差点で7~12月、さらに細かいデータを集め、道路標識や看板の設置、路面標示などの交通安全対策を検討する。今年5月に「一時停止」

  • 6日にかけ大雨 静岡県内、雷伴う所も

     台風4号から変わった温帯低気圧の接近による影響で静岡県は南から湿った空気が入り、5日から6日にかけて大雨になる見込み。静岡地方気象台は「温帯低気圧に変わっても雨雲の強さは変わらないため、大雨や土砂災害への警戒は必要」と呼びかけている。 気象台によると、5日夕から本県は大気の状態が不安定になる。雷を伴った激しい雨となる所があり、海上では風が強まるという。5日の1時間雨量は県内全域の多いところで50ミリ、6日午前6時までの24時間雨量は200ミリの予想。風は海上で最大風速12~18メートルを見込んでいる。

  • 航空自衛隊浜松基地で火災 30分後消火

     4日午後11時50分ごろ、浜松市の航空自衛隊浜松基地内の整備工場から出火した。同基地などによると、工場は航空機部品の塗装を行う施設で、出火当時は無人だった。同基地の消防隊が放水するなどして約30分後に消し止めた。同基地が出火原因を調べている。現場は滑走路の北西側で、整備関係の機材などが焼けたとみられる。

  • 候補者の演説分析 法大・白鳥研究室「賃金、物価 言及増加」

     法政大大学院の白鳥浩教授(現代政治学)の研究室は、参院選静岡選挙区(改選数2)に立候補し、県内各地で主体的に演説や街頭活動をしている4候補の選挙期間中の街頭演説を分析した。公示日の6月22日、公示後初の日曜の同26日、投開票前最後の日曜の7月3日の各氏の演説を定点観測した。鈴木氏・与党への対決鮮明/山崎氏・物価高対策を一貫/若林氏・原発再稼働に言及/平山氏・無所属をアピール 共産党新人鈴木千佳氏(51)は「改憲反対」「防衛費増強反対」など自民批判に重きを置く。白鳥教授は「与党への対決姿勢を唯一鮮明にする野党候補」と見る。党の公約を総花的に訴えるが、7月3日の浜松市内の演説は賃上げ政策が28・

  • 物価高 8候補アンケート 企業の賃上げ促進訴え【参院選しずおか】

     10日投開票の参院選静岡選挙区(改選数2)で主要な争点に位置付けられる物価高と景気回復策について、静岡新聞社は立候補者8人にアンケートを行った。個人所得を増やし消費を活性化させる「経済の好循環」への転換に向け、企業の賃上げを後押しする施策や消費税減税を主張する回答が目立った。 日本はデフレが長期化し、欧米と比べ賃金が上昇しない状況が長く続いてきた。数年来の政府要請を受け、大企業を中心に賃上げを実施する企業が増えてはいるものの、4月の実質賃金は前年同月比1・7%減と物価上昇の影響が強く出ている。 若林洋平氏(自民新)、平山佐知子氏(無所属現)は企業の賃上げ促進に向け、税制上の支援を掲げた。山崎

  • ⚽上り調子FWジャーメイン 得点力不足の磐田、救世主なるか

     J1磐田がFWの得点力不足に苦しむ中、直近の試合で調子を上げているFWジャーメイン良(27)への期待が高まっている。福岡との開幕戦で同点ゴールを挙げた点取り屋は6日の14位福岡戦に向け「順位の近いチームとの大事なゲーム」と気合を入れる。J1参入プレーオフ圏の16位と低迷する磐田の救世主になれるか。 横浜FCから完全移籍で加わった今季、リーグ戦16試合出場で先発は2試合ながら、縦への突破で存在感を示し2得点。前々節の川崎戦では後半途中から投入されると、勢いをもたらし同点に追い付く原動力となった。0-3で完敗した前節広島戦は後半開始から45分間ピッチで奮闘。「背後を狙って仕掛けたが、2点目を取ら

  • 消防車の更新延期 半導体不足影響 静岡市、予算繰り越し

     静岡市消防局は4日に開かれた市議会企業消防委員会で、2022年度当初予算に計上していた消防車両の更新費計1億6350万円を翌年度に繰り越すと明らかにした。世界的な半導体不足の影響で消防車両の元となる貨物自動車の供給が滞っているとして、装備の調達を延期した。 市消防局によると、調達が延期になったのは一般的な消防車の「水槽付き消防ポンプ自動車」2台と、火災現場まで水を運ぶ「小型動力ポンプ付き水槽車」1台で、それぞれ静岡、島田両市に配備予定だった。同局の担当者は「市民生活に影響がないように、更新予定だった既存の車両の法定点検と整備を進めていく」と話した。

  • ジェンダー川柳最優秀作決定 「女性初 昭和の声が まだ残る」 静岡市女性会館

     静岡市女性会館はこのほど、生活の中の性差にまつわる疑問や違和感などをテーマに公募した「ジェンダー川柳2022」の入賞作品を発表した。6月の男女共同参画週間に合わせた企画。 一般の部で最優秀賞に選ばれたのは「女性初 昭和の声が まだ残る」。審査員長を務めた僧侶で落語家の露の団姫さん=富士宮市出身=は「情報として必要がなくても『女性初』という冠で報道する人、その見出しに食いつく人、双方がジェンダー平等意識に欠けるメディアを作っている」と指摘した。 高校の部の最優秀賞は「好きな人 たまたま自分と 同じ性」。一般の部には優秀賞も設けられ、「『俺は無理』 私も育児は 初めてよ」「会議室 見渡す限り お

  • 白御影石3体を植物糸で空中に 彫刻家登坂さん個展 藤枝

     二科会理事の彫刻家登坂秀雄さん(74)=静岡市葵区=の個展「〇△□(まるさんかくしかく)」が4日、藤枝市のアートカゲヤマ画廊で始まった。10日まで。 昨秋の「二科展」に出品した「而今(にこん)-3」を中心に、プロトタイプ的な同1、同2など全4点で空間を構成した。 「3」は、重さ最大30キロに及ぶ白御影石の3体を、それぞれ鉄筋のフレームの中に植物由来の糸でつるした作品。重量感のある石を重力に反して空中に留め置いている。地面と密接することが前提の一般的な石彫とは違う価値観を提示する。 5年ほど前、東京の画廊関係者から紹介された植物由来の糸が、これまでと異なる作風の起点になった。登坂さんは「自然に

  • 保存期間過ぎた本 利用者に無償提供 あざれあ、7月8~10日

     静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあ図書室は8~10日、保存期間が過ぎた本を利用者に無償提供する「ブックフェア」を開く。 提供するのは雑誌や一般書など約200冊。同図書室が本を借りた人に発行する引換券を示すと、1枚につき5冊まで持ち帰ることができる。 問い合わせは同図書室<電054(255)8763>へ。

  • 「リアル野球盤」で健康に 中電静岡支店企画 認知症予防とセット

     中部電力静岡支店地域共生グループ(島田営業所内)は島田市発祥のレクリエーションゲーム「リアル野球盤」と認知症予防講座をセットにした健康増進イベントを展開している。3日は同市の元島田公会堂で、高齢者34人がはつらつとゲームを楽しんだ。 社会貢献活動の一環として昨年度本格的に開始し、ことしで2年目。前半は静岡福祉大の新井恵子教授が認知症にみられる症状や夏の脱水対策について解説し「熱中症予防は認知症予防にもつながる。こまめな水分補給や適度な運動、食事などを心掛けて」と呼び掛けた。 2チームに分かれて行ったリアル野球盤では、元気よく声援を送ったり、ハイタッチしたりして白熱した戦いを繰り広げた。参加し

  • バス路線一部区間廃止へ 遠州鉄道 浜松市交通会議で了承

     浜松市地域公共交通会議の本年度初会合が4日、市役所で開かれた。遠州鉄道が人口減やコロナ禍の影響で西区などのバス路線の一部区間を廃止することを了承した。 対象となるのは、西区を走る浜名線湖南荘系統の約1キロの区間。同社によると昨年10月の平日の利用実績は、廃止区間にあるバス停「湖南荘」の乗降人員がゼロで、廃止の影響は少ないと判断した。 1月に書面開催した同会議で報告済みだった伊平線の井伊谷~伊平間(北区)や、秋葉線唐沢系統の山東~唐沢間(天竜区)の廃止も地域バスなど代替交通手段の確保を含めて改めて確認した。各路線の廃止時期は10月1日の予定。 このほか、市側が北区と天竜区で運行している地域バス

  • 筋違川でボラ稚魚大量死 浜松市が原因調査 西区和地町

     4日午前6時半ごろ、浜松市西区和地町の筋違川でボラの稚魚が1万匹以上死んでいるのが見つかった。簡易検査では水質に異常はなかった。市が詳細な分析を進めている。 現場は県道舘山寺鹿谷線のそばで浜名湖につながる約150メートルの範囲。ボラは体長5~7センチ程度だった。 市内では、6月下旬にも中区の佐鳴湖公園内の水路でボラの稚魚が死んでいるのが確認された。 市は水温上昇や酸素不足が影響した可能性もあるとみて、市内の河川の状況を注視している。

  • 出荷基準を確認 ブドウ目ぞろえ会 浜松市北区

     浜松市北区都田地区で栽培が盛んなブドウの出荷最盛期を前に、JAとぴあ浜松は4日、同区の同JA都田集荷場で目ぞろえ会を開いた。 同地区では、22人の生産者が、濃厚な甘さが特徴の「ピオーネ」と、近年人気が高まっている「シャインマスカット」を栽培している。生産者は色づき方や大きさをチェックし、等級ごとの出荷基準を確認した。 6月下旬に始まった今季の出荷は9月下旬まで続き、総出荷量は26トンを見込んでいる。同JAブドウ研究会の波多野善弘会長(65)は「暑さに負けないようにブドウを食べてほしい」と話した。 ピオーネとシャインマスカットは、1日にオープンした同JA都田支店前のブドウ直売所で購入できる。

  • 土壌診断の費用一部補助 袋井市 原油・物価高騰対策

     袋井市は原油価格・物価高騰対策として、市内農家を対象に土壌診断の費用の一部を補助する「土壌診断事業費補助金」を新設した。7月末からの受け付け開始を目指す。 土壌診断は農地の土を採取し、土壌内の養分数値を計測することで過剰な肥料の抑制や適正な施肥につなげ、肥料経費の削減を図る。 補助対象は販売農家が今年4月から来年2月末までに実施する診断の費用で、1カ所の検体につき経費の2分の1以内で最大千円、1人30件まで申請できる。 同市南部で白ネギ農家を営む西村友裕さん(37)は年間10回程度、診断を受けているといい「(診断は)作物の品質を高めることにもなるので、補助は大変ありがたい」と歓迎する。 肥料

  • 掛川花鳥園で「まっとります」 常葉大菊川高生がポスター 作品発表機会減で初展示

     菊川市の常葉大菊川高美術・デザイン科の2年生がこのほど、掛川市の掛川花鳥園のポスターなどを作成した。8月31日まで園内に展示している。 会場にはポスター12点、チケット25点が並ぶ。デザイン専攻の12人が授業の一環で園を訪れ、スケッチしたり写真を撮ったりした上で、手描きやパソコンで制作した。 B2判のポスターは色鮮やかな作品が多い。フラミンゴの絵に合わせた「首をながくして待ってます」や、鳥にちなんだ「まっとります」のキャッチコピーも目を引く。 地図や入園料も記載し、花鳥園がロゴを提供したことで本格的な仕上がりとなった。 花鳥園のポスター制作は毎年実施しているが、コロナ禍で生徒の作品を発表する

  • 中小DIマイナス14 6月期 製造業が大幅下落

     静岡県中小企業家同友会(遠藤一秀会長)が1日発表した2022年6月期の景況調査によると、会員企業の景況感を示す業況判断DIは、前回12月期調査比1ポイント下降のマイナス14だった。業種別では製造業が19ポイント下降のマイナス29と大幅に下落した。 原材料価格や人件費の高騰に加え、資材不足で生産体制に支障が出ていることが影響したとみられる。流通・卸小売業は6ポイント上昇のマイナス34、サービス業8ポイント上昇のプラス2、建設業1ポイント上昇のマイナス5だった。 半年後の見通しDIは、製造業が2ポイント下降のマイナス31、サービス業2ポイント下降の0、建設業5ポイント上昇の0だった。流通・卸小売

  • 裾野市長「説明責任を」 自民離党の吉川氏に求める

     裾野市の村田悠市長は4日の定例記者会見で、18歳の女子学生に飲酒させたと週刊誌に報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員(40)=比例東海=について「政治家として説明責任を果たされることを望んでいる」と求めた。 吉川氏は同市を含む静岡5区の支部長を務めていた。村田市長は「吉川氏は地元のことを非常に考えてくれていた。私は信じているし、これまでの業績を評価している」と述べる一方で、「雲隠れ」とも批判されている吉川氏に誠実な対応を促した。自身の国政への転出は「いまは裾野市のことだけしか考えていない」と否定した。

  • 電動二輪貸し出し→街中でバッテリー交換 実証実験報告

     日本自動車工業会二輪車委員会(委員長・日高祥博ヤマハ発動機社長)などは4日、大阪府内で2020年秋から1年半にわたって実施したバッテリー交換式電動二輪を使った実証実験の成果を報告した。街中でのバッテリーシェアの利便性が評価された一方、航続距離の克服は課題とした。 実証実験は大阪府や大阪大と連携した「e(ええ)やん OSAKA」。同大の学生や教職員延べ130人に原付1種などの電動二輪を貸し出し、コンビニ「ローソン」など街中計12カ所でバッテリー交換を日常的に体験してもらい、有用性や課題を検証した。 78%が電動二輪を「便利」と応えた。一方、航続距離は「満足」46%に対し、「不満」も27%あった

  • 特産PR強化し活性化 浜名商工会 吉田清和会長【キーパーソン】

     浜松市内の可美、篠原、庄内、雄踏町、舞阪町の5商工会が合併した2010年から会員は10%減少し、21年度末時点で1359事業所。事業者の高齢化など直面する課題に対し、地域に活気を取り戻すための策を講じる。 ―事業者の現状は。 「商業、工業に舞阪の水産業、舘山寺の観光業と幅広い業種がある地域だが、新型コロナウイルス禍で特に観光業に深刻な影響が出た。今後もコロナに加え、資材費の高騰、賃金の値上げなど厳しい状況が続くと思うが、商工会は会員に寄り添いながら最大限のサポートをすべきと考えている」 ―会員の支援策で新たな取り組みは。 「創業を考える人のため、6月下旬から日曜創業スクールを開講。経営に悩み

  • 島田髷まつり9月開催 3年ぶり、髷娘の手踊り披露

     日本髪の伝統を伝える「島田髷(まげ)まつり」の実行委員会は4日、9月18日に第64回髷まつりを開催すると発表した。 新型コロナの影響で中止や供養感謝祭のみの実施が続き、日本髪を結った髷娘による手踊りの披露は3年ぶり。規模を縮小し、一般客が観覧可能な踊り会場は中心部のおび通り南側広場のみとした。雨天時は市立看護専門学校で披露する。 まつりは島田髷を考案したとされる島田出身の遊女・虎御前をしのぶ行事。各地から集まった髷娘が浴衣姿で踊りを披露し、菩提(ぼだい)寺の鵜田寺で供養感謝祭を行う。

  • スタバ辞退 中断した静岡・城北公園再整備 県大生に聞く【決める、未来 若者@まちづくり㊤】

     まちづくりって何だろう。少子化で若者の声が政治に届きにくい時代になったと言われる。政治の中心は中高年層。でも、まちに将来も暮らし続けるのは若者だ。矛盾に似た境遇を彼らがどう感じているのか知りたくなり、静岡県内の地域課題をぶつけてみた。初回は住民の反発で中断した静岡市葵区の城北公園再整備事業。県立大経営情報学部の経営学ゼミに所属する4年生3人に尋ねた。 「周辺住民ともっと早い段階で意思疎通が必要だったのでは」 田中彩恵さん(22)は再整備で出店予定だったスターバックスコーヒーが撤退に至った経過を振り返り、問題提起した。同事業は2016年から公募制のワークショップなどを実施し、園内に飲食施設や駐

  • 長男殺人未遂容疑 88歳の父親を逮捕 富士署

     富士署は4日、殺人未遂の疑いで富士市横割1丁目、無職の男(88)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午後6時ごろ、自宅内で同居するパート店員の長男(59)の頭部を包丁で切りつけて殺害しようとした疑い。同署は認否を明らかにしていない。 同署によると、容疑者は長男と孫の3人暮らし。長男は頭を切るけがをしたが、命に別条はないという。孫の教育を巡り、口論になったとみられる。

  • 産後ママ 湯る~り休んで 温泉施設で集団型ケア 伊豆の国市

     伊豆の国市は4日、温泉施設を活用した集団型産後ケア事業「ママのためのこころ湯る~り講座」を同市のホテル天坊で始めた。地元の魅力である温泉資源を生かした新規事業。1歳未満の赤ちゃんの母親が子どもを預け、温泉入浴や食事、ヨガを通じてリフレッシュした。 市内の4カ月から1歳未満までの赤ちゃんと母親計8組が参加した。母親は自己紹介をして悩み事の相談や交流をした後、託児して入浴やビュッフェランチなどを楽しみ、心身を休めた。 沼津市などでも産後ケア事業に取り組む一般社団法人「食育スタジオDreamy」(沼津市)が運営を担った。山下祐美代表理事は「子育ては一人ではできないので、悩みを抱え込まずに助けてもら

  • 災害ボランティア 8日まで受講募集 伊豆の国市社協

     伊豆の国市社会福祉協議会は16日午後1時から、ふじのくに災害ボランティアコーディネーター養成講座を同市の韮山福祉・保健センターで開く。8日まで受講者を募集している。 対象は中学生以上の市民。講義や避難所運営演習、ワークショップなどで役割を学び、知識を身に付ける。参加無料。問い合わせは市社協<電055(949)5818>へ。

  • 浜北、沖縄の医療生協が交流 普天間問題など聞く

     浜北医療生活協同組合はこのほど、沖縄の本土復帰50年を記念し沖縄医療生協とのオンライン交流会を開いた。浜北医療生協の組合員ら約30人が浜松市浜北区の浜北文化センターに集まって回線をつなぎ、沖縄医療生協の組合員らの話を聞いた。 沖縄医療生協側は、米軍が関与した事件事故を振り返り、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に対する抗議などの活動を紹介した。浜北医療生協の聞間元理事長は「(本土の)私たちが沖縄について学ぶことが日本全体の平和につながる」とあいさつした。

  • 海洋ごみ問題 劇で伝える 浜松市南区・芳川小で「劇団たんぽぽ」

     浜松市の「劇団たんぽぽ」は4日、海洋プラスチックごみの問題をテーマにした演劇「海のこえがきこえる」を南区の芳川小で披露した。5年生約100人に、海を漂い続けるごみが生態系に与える影響を伝えた。 海中に迷い込んだ少年と少女が、海底に沈むごみの山やごみに困る海の生き物を目の当たりにして、ごみ減量の大切さやポイ捨て防止を呼び掛ける内容。歌と踊りを交え、海で分解されず半永久的に残るマイクロプラスチックごみや、ウミガメがクラゲと間違えてポリ袋を口にするといった環境問題を紹介した。 今月中に他の市内7校でも上演する。

  • 作曲家鳥山さん作品 浜松発オペラと歌の公演 ゆかりの音楽家ら9月へ意気込み

     浜松市在住の作曲家鳥山妙子さんの作品だけを集めた公演「オペラ『真昼の夜想曲』&自選『歌』」(創作舞台音楽芸術の会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が9月19日、浜松市中区のアクトシティ浜松で開かれる。鳥山さんと出演者が4日、市役所を訪れ、鈴木康友市長に公演への意気込みを語った。 鳥山さんが作曲を担い、2024年9月に上演予定の「第8回浜松市民オペラ」のプレイベントとして開催。同市を中心とした県内出身、在住、ゆかりの音楽家や舞踏家だけが出演する。 「真昼の夜想曲」は市民オペラの脚本も手掛ける荒井間佐登さん作。19年に文化庁芸術祭参加公演に認められ、今回は改訂新版を上演する。自選「歌」では鳥山さん

  • 園児が願い事飾り付け 島田署で交通安全教室

     静岡県交通安全協会島田地区支部と島田署は4日、島田市の神谷城保育園の園児を対象に交通安全教室を開き、年長児13人が事故防止や交通安全に関する願い事を書いた短冊をささ竹に飾り付けた。 代表の園児が「気を付けて横断歩道を渡ることができますように」などと願い事を発表し、屋内で交通安全指導員と一緒に正しい横断歩道の渡り方を学んだ。高さ約2・5メートルのささ竹2本に短冊や飾りをくくりつけた。 七夕飾りは夏の交通安全県民運動(11~20日)に合わせて同署1階ロビーに展示する。

  • 短冊に「交通安全」 清水署で園児ら七夕イベント

     清水署は4日、管内の静岡市清水区の曙保育園に通う年長の園児19人を同署に招き、交通安全七夕イベントを開いた。玄関前に設置された竹飾りに、あらかじめ願い事を書き込んだ短冊を、園児は署員らの手助けでくくり付けた。 イベントでは八木瑞生署長が横断歩道を渡るときは手を挙げることや、車に乗るときにはシートベルトを必ずすることなどを園児に話した。園児たちの短冊には「みんながこうつうじこになりませんように」などとひらがなで書かれていた。 毎年恒例のイベント。園児たちは同署から反射材やシールなどのプレゼントをもらった。同署蒲原分庁舎には年中や年少の短冊を付けた竹飾りが設置される。

  • 熱中症「自己管理重要」 静岡で高齢者向け講座 「暑熱順化」推奨

     静岡市葵区のしずおか健康長寿財団はこのほど、熱中症に関する講座を同区の県総合社会福祉会館で開いた。大塚製薬名古屋支店の伊藤謙吾さんが講師を務め、高齢者に熱中症の症状や予防法などについて説明した。 伊藤さんは暑さが本格化する梅雨明け以降、熱中症患者が急増すると説明。体温調節機能が衰え、発汗量や体内の水分量が低下している高齢者は症状を引き起こす危険が高いとし「徹底した自己管理が重要」と述べた。 対策として塩分を含んだ水分の小まめな補給や、身体を暑さに慣らす「暑熱順化」を推奨した。「熱中症は知識があれば予防できる。無理のない範囲で運動や半身浴などを取り入れ、日常生活で汗をかく練習を行って」と呼び掛

  • 清水区の業者を1カ月入札停止 静岡市

     静岡市は4日、入札参加停止等措置要綱に基づき、土木建築業のオカムラ(静岡市清水区)を1カ月の入札参加停止にしたと発表した。同日付。 市契約課によると、同社は5月18日、清水区の水路で市発注の土砂撤去工事を実施。クレーン車を使って水路に小型重機を降ろす作業中、クレーン車が傾き、クレーンのアームが近隣の住宅2階ベランダに接触した。不適切な安全管理措置によって生じた損害事故に該当すると判断した。

  • 賤機中生が職場体験発表 母校の6年生に 静岡市葵区

     小中一貫教育の一環として賤機中(静岡市葵区)の2年生9人が4日、母校の賤機中小(同区)を訪れ、こども園やスーパーなどでの職場体験を6年生11人に向けて発表した。 中学生は自分で選んだ職場で3日間体験した仕事について、1日の流れや作業内容などをスライドで説明。小学生は心に残ったエピソードなどをワークシートにまとめた。 中学生には地域の先輩としての意識を芽生えさせ、小学生には身近な先輩の姿から「なりたい自分」をイメージさせることが目的。こども園で職場体験をした原田菜名さん(13)は実習中、園児の目線に合わせて話をするよう気を付けたと言い、「保育士になりたいという夢ができた」と述べた。 小学生を代

  • 「宇宙の話をしよう」 探査機開発や運用紹介 清水区の子ども食堂でNASA小野さん

     静岡市清水区のフランス料理店「ボンマスダ」(増田慎一店主)は3日、子ども食堂の特別企画として、米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所の技術者小野雅裕さんを招いたイベントを同区のエスパルスドリームプラザ内のレストラン「はとばキッチン」で開いた。親子約100人が参加した。 小野さんは自らが携わる宇宙探査機の開発や運用の仕事について、動画を交えて紹介した。興味津々に話を聞く子どもたちに対し、「宇宙にはまだ分からないことの方が多い。皆さんも大きくなったら、ぜひ一緒に調べましょう」とメッセージを送った。「子どもの頃に好きだった遊びは」など、参加者からの質問にも答えた。 小野さんが執筆した児童書「宇

  • 「やさしい日本語」理解 静岡・蒲原の自治会 外国人と交流へ

     多文化共生社会実現に向けて外国人に分かりやすい表記や話し方を広めようと、静岡市と同市清水区の蒲原地区連合自治会(服部和博会長)は2日、地域住民向けに「やさしい日本語講座」を同区の蒲原生涯学習交流館で開いた。 講座では、県内の外国人の出自は多様で、必ずしも英語が得意なわけではないとして、相手の国籍を問わず通じやすい平易な「やさしい日本語」の有用性を説明した。ひらがな表記を基本として、敬語や熟語の使用を避けつつ短い単文形式で分かりやすい表現を心がけることを求めた。 蒲原地区社会福祉協議会とJICA浜松デスクが同地区で多文化共生イベントを企画する中で、住民間の交流の土台となるコミュニケーション方法

  • 森副知事「弱点強みに」 辞令交付で地方発信へ抱負

     2日に就任した森貴志副知事の辞令交付式が4日、静岡県庁で開かれ、川勝平太知事が辞令を手渡した。 式の後に記者団の取材に応じた森副知事は「本年度は新しい総合計画の初年度。6年計画を4年に前倒して行うので、実現に向けて全力を尽くす」と抱負を語った。 副知事に中央省庁出身者がいなくなることについては「(自分が)国での知見や経験を持っていないことは弱点」と率直に認めた上で、「地方の知恵がその地域を生かし、その生かされたものが集合して日本国がつくられていく実感がある。裏を返せば弱点が強みになる」と述べ、地方発信の重要性を強調した。 2人の副知事の新しい担当部局は次の通り(知事直轄組織は共同管理)。 出

  • クラウド専用の目的別ローン開始 スルガ銀、来店手続き不要

     スルガ銀行はこのほど、銀行と借り手をオンラインでつなぐ「クラウドローン専用目的別ローン」の取り扱いを始めた。教育やリフォーム資金、車購入など使い道が決まっている無担保ローンで、申し込みから契約締結まで非対面での手続きを可能にした。 SMBCクラウドサイン(東京)の電子契約サービスを無担保ローンでは国内で初めて導入。紙と印鑑で行っていた契約業務がオンライン上で完結するため、来店や郵送での手続きが不要になり、近くに同銀行の本支店がなくても利用できる。融資額は10万~1千万円。融資期間は6カ月以上10年以内。

  • 4月平均給与 前年比0.6%増 静岡県勤労統計調査

     静岡県がこのほど発表した4月の勤労統計調査(事業所規模5人以上)によると、1人当たりの平均月額給与(所定内給与と超過労働給与)は前年同月比0・6%増の25万9821円と、2カ月連続で前年同月を上回った。名目賃金指数(2020年=100)は102・9だった。 所定外労働時間は1・0%増の10・2時間で、5カ月連続で前年同月を上回った。常用労働者数は0・4%増の141万9725人。パート労働者比率は0・4ポイント上昇の30・9%だった。

  • 発生から2年 吉田町の工場4人殉職火災 見えない真相

     消防隊員3人と警察官1人が殉職した吉田町川尻の日用品メーカー「レック静岡第2工場」の火災発生から、5日で2年。火災を巡っては、静岡市の事故調査委員会がまとめた報告書が「県警による捜査」を理由に、非公開が続く。専門家からは風化を防ぎ全国の消防活動の教訓とするためにも、早期の真相究明を望む声が上がる。 火災は2020年7月5日未明に発生。建物南側1階の工場部分が出火元とされ、爆発的燃焼現象により工場全体に延焼。工場内を調べていた静岡市消防局吉田消防署員3人と牧之原署員1人が逃げ遅れた。 火災を受けて静岡市、レック(本社・東京都)はそれぞれ独自の事故調査委を設置。レックは21年4月に報告書を公表し

  • 大泉さんら大河俳優陣4人出演 三嶋大祭り 8月15~17日開催

     三島市の三嶋大社で8月15~17日に開催される三嶋大祭りの実行委員会は4日、メインイベント「頼朝公旗揚げ行列」(16日)に出演する俳優陣を発表した。いずれも大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で伊豆地域にゆかりのある武将を演じる4人。実行委の名誉会長を務める豊岡武士市長は記者会見で、「新たな発展の旗揚げにしたい」と意気込みを語った。 行列に参加するのは、三嶋大社で源氏再興を祈願して旗揚げした源頼朝役の大泉洋さん(49)、大社を参拝する頼朝に付き従った安達盛長役の野添義弘さん(64)、頼朝の弟で伊豆に幽閉されて生涯を閉じた源範頼役の迫田孝也さん(45)、現在も姓が函南町の地名に残る仁田忠常役の高岸宏行

  • 選挙ポスターどこに注目? 静岡デザイン専門学校生3人が評価【参院選しずおか】

     10日の投開票が迫る参院選。各候補者の遊説が熱を帯びる中、街中で見掛ける選挙ポスターは、有権者にとって候補者選択の重要な材料となる。どんなデザインが有権者の興味を引くのか-。静岡選挙区立候補者の各陣営が試行錯誤して制作したポスターを、静岡デザイン専門学校(静岡市葵区)の生徒にデザインと若者の目線から評価してもらった。 評価したのはグラフィックデザイン科3年の田端健生さん(21)、貝嶋優梨さん(21)、山下実保さん(21)の3人。静岡市中心部の掲示板で各候補者の選挙ポスターに目を凝らし、顔の表情や文字の色、レイアウトなどについて意見を交わした。 田端さんは自民新人候補と共産新人候補の党名と名前

  • 東名で大型車両接触、4日に8時間通行止め

     4日午後1時10分ごろ、浜松市北区三ケ日町の東名高速道上りで、岡山県倉敷市の男性(55)の大型トラックと磐田市の男性(48)の大型トレーラーが接触する事故があった。静岡県警高速隊によると2人は救急搬送され、磐田市の男性はトレーラーが横転し軽傷。岡山県の男性はトラックの前部が損傷し、腕などを負傷した。現場は片側2車線で、2台は同じ方向に走行していた。車両撤去などのため、上り豊川IC(インターチェンジ)-三ケ日JCT(ジャンクション)間が約8時間通行止めとなった。

  • 浜松在住ピアニストの今西さん 後進育成へ新会社設立 地元から世界的音楽家を

     浜松市中区在住のピアニスト今西泰彦さん(38)が、後進の育成に向けて6月下旬、音楽家のマネジメントなどを手掛ける会社「イマジン」(同区)を設立した。自身の経験を生かし、将来的には世界で活躍するアーティストの輩出を目指す。 浜松北高2年時にピアニストを志した今西さん。東京芸大院を経て、活動の場を欧州に求めた。8年前の帰国後は浜松を拠点にコンサートの開催や、県内外で幅広い年代の約100人にピアノを指導している。 レッスンで感じていたのは、本気で音楽家を目指す教え子たちが少なかったこと。音楽で生計を立てることへの不安も聞き、「浜松は楽器をつくる街として有名だが、音楽家や芸術家はなかなか育たず、活動

  • 焼津グランドホテルに新施設 書籍やスポーツ… 屋内遊び楽しんで

     焼津市浜当目の焼津グランドホテルが整備していた、宿泊客が屋内の遊びを満喫できる新施設「インドア・プレイ・エリア」が完成し、このほどオープンした。ボードゲームや書籍、屋内スポーツを用意し、大人も子どもも楽しめる空間として開放する。施設の壁面には常葉大造形学部2年山中香佳里さんのウォール・アート作品が施されている。 コロナ禍で利用頻度が少なくなった宴会場やギャラリーを改装し、整備した。全体的に森をイメージした空間を、三つのエリアに分けている。 「ライブラリー・エリア」には、静岡をテーマにした本や絵本など70冊を置いた。その隣のエリアには16種類のボードゲームを取りそろえている。「スポーツ・エリア

  • 覚醒剤使用容疑で再逮捕 公妨容疑の男女 沼津の盗難車逃走事件

     沼津市などで発生した盗難車とみられる車両の逃走事件で、沼津署は4日、覚醒剤取締法違反の疑いで、名古屋市北区鳩岡2丁目、無職の男(38)=公務執行妨害の疑いで逮捕=と愛知県豊川市生まれ、住所不定無職の女(32)=公務執行妨害と覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕=を再逮捕した。 2人の再逮捕容疑は6月上旬から中旬までの間、覚醒剤を使用した疑い。同署によると、男は沼津市の大型商業施設で公務執行妨害の疑いで逮捕された際、住所不定と偽名の「藤木涼」を名乗っていた。女は同施設で覚醒剤を所持し、その後の尿検査で2人が覚醒剤を使用したことが判明したため、再逮捕した。 関係者によると、沼津市根古屋の新東名高速道駿河

  • 三保海岸でアカウミガメ産卵 静岡市内で5年ぶり確認

     静岡市は4日、清水区の三保海岸でアカウミガメの産卵が確認されたと発表した。市内では2017年の蒲原海岸以来、5年ぶりの産卵確認という。卵134個は東海大海洋科学博物館で保護し、ふ化させる。 確認されたのは6月30日午後4時ごろ。同日午前に県静岡土木事務所から市に「アカウミガメの足跡のようなものがあった」との通報があり、現場を確認した市職員と同博物館の学芸員が卵を見つけたという。約2カ月でふ化するとされ、卵からかえった子ガメは同海岸で放流する。 市環境創造課の担当者は「卵が無事ふ化し、放流後に成長した姿で戻ってきてくれることを願う」と話した。

  • 「カンディハウス」エリア店 7月5日オープン サーラプラザ浜松

     サーラグループのリビングサーラ(愛知県豊橋市)は5日、家具製造販売「カンディハウス」(北海道旭川市)のエリアパートナーショップを浜松市東区のサーラプラザ浜松にオープンする。県内初出店で全国11カ所目。 ナラやタモなど北海道産木材を使用したテーブル、イスなど40点を店舗(約70平方メートル)内に展示。全国8店舗の直営店とオンラインで結び、画面越しの接客を可能にした。リビングサーラの平山満之社長は「北海道の木を大事にする考えに共感した。リフォームとインテリアのセットで提案したい」と話した。

  • ウナギの骨入りドッグフード 浜松の水族館ウォットでも販売

     無添加国産ドッグフードを販売するオフィスグローボネット(浜松市東区)が開発し、3月に発売した新商品「わんこのうなぎせんべい」が、浜名湖の体験学習型水族館ウォット(西区)でも販売されることになった。 商品は製造過程で廃棄されるウナギの骨などを粉末化し、サケやジャガイモ、米ぬかを混ぜ合わせた。永井佳子社長は「ウナギの骨はカルシウムやビタミンなどの栄養価が高い。犬の健康のほか、地産地消やフードロスも意識した」と話す。 これまでは同社のオンラインショップ「ねこのて商会」での販売にとどまっていた。同社はウォット来場者のウナギへの関心が高まることを期待する。価格は1袋10枚入りで税込み432円。

  • 期日前投票率7・55% 7月3日現在【参院選しずおか】

     静岡県選挙管理委員会は4日、参院選静岡選挙区(7月10日投開票、改選数2)の期日前投票の中間状況を発表した。3日までの11日間の期日前投票率は7・55%で、前回の中間発表(開始4日間)から16万2181人増えた。 県選管は日ごとの期日前投票数を集計していないため、単純比較はできないが、1日あたりの投票者数は2万923人と、2019年の前回選の中間発表時(公示後10日間)より約1・2倍、3429人増加した。 市町別の期日前投票率では南伊豆町が最も高く21・03%。河津町17・72%、御前崎市14・58%と続いた。最も低いのは沼津市の3・73%。 期日前投票は7月9日まで。

  • 知事、市長「遺族の気持ち受け止める」 被害者の会、県と市提訴へ【熱海土石流】

     熱海市伊豆山の大規模土石流の遺族や被災者でつくる「被害者の会」が県と同市を相手取り損害賠償を求める訴訟を起こす方針を表明したことについて、川勝平太知事、斉藤栄市長は4日、それぞれ「ご遺族、被害者の皆様のお気持ちを真摯(しんし)に受け止めたい」とするコメントを発表した。 土石流の起点となった前・現土地所有者に対する損害賠償請求訴訟の補助参加について川勝知事は「新しい状況変化等も踏まえてさらに検討していく」と明言を避けたが、「原告側に寄り添った対応として最もよい方法を検討していくというスタンスに変わりはない」とした。 一方、市は6月28日、静岡地裁沼津支部に原告側で補助参加することを申し入れてい

  • 物価高 耐える中小企業「支え、育てて」 長期的政策も切望【参院選しずおか】

     10日の投開票に向け選挙戦終盤に入った参院選は、物価高を主要争点の一つに各党や候補者が舌戦を交わす。ロシアのウクライナ侵攻などに伴う資材・エネルギー高、生活必需品の相次ぐ値上げは、企業経営や家計に暗い影を落とす。本県経済の本格回復、県民生活の安定は―。経営者や消費者は「政治が役割を果たして」と鋭い視線を向ける。 掛川市の工業団地に建つ栗田工業(静岡市駿河区)の鋳造工場。1500度の高温で鉄スクラップなどを溶かす容量6トンの大型電気炉が稼働していた。「金属も電気代も全てが高騰している」。汗が噴き出る熱気の中、栗田鉄也社長(66)は険しい表情で炉内の炎を見つめた。 溶かした金属を鋳型に流して部品

  • 県議1人陽性 山崎氏陣営の運動員【参院選しずおか】

     静岡県議会事務局は4日、県議1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。事務局によると、県議は3日に喉に違和感を覚え、4日に医療機関で陽性と判定された。参院選静岡選挙区に立候補している山崎真之輔氏の選挙事務所が3日までに発表した選挙運動員の感染者の1人。

  • 富士宮市議会が閉会 常任委と特別委の一部委員を変更

     富士宮市議会6月定例会は4日、最終本会議を開き、議長選に続いて常任委員会と特別委員会の一部委員の変更を決めて閉会した。 議長選は小松快造前議長の辞任に伴い実施された。有効投票数20票のうち、鈴木弘氏(至誠)が16票、松永孝男氏(富岳会)が4票だった。新議長に就任した鈴木氏は「さらに信頼回復を求めて、頑張っていかなければならない。公正公平な運営を心掛ける」と述べた。前議長の小松氏(富岳会)が総務文教委員会に入り、鈴木氏が委員長を務めていた政治倫理条例制定特別委員会には植松健一氏(至誠)が加わった。同委員会の委員長は次回会合で決める。同日行われた一般質問には辻村岳瑠(育成)、望月芳将(無会派)、

  • 記者コラム「清流」 “バラ色の日々”を探して

     「あっちいなあ…」。梅雨明け直後の河津バガテル公園。恐ろしいほど強烈に照りつける太陽に、思わず弱音が口をつく。一方、視線を移すと、バラの管理にいそしむ高齢男性たちとおぼしき姿が。 河津町営バラ園の指定管理公募が3年前に続き、またも不調に終わった。近年は来園者が減り、町は厳しいかじ取りを迫られる。 庭園観賞が趣味で、取材がてら園内を散策するのが楽しい。花々の手入れが行き届いていて、丁寧な仕事が伝わってくる。夏の管理現場を目撃し、多くの尽力で維持されているのだと痛感した。 今後の方針はまだ決まっていないが、何とかならないものか、と切に思う。何かきっかけがあれば、再浮上できるポテンシ

  • 記者コラム「清流」 一生の思い出の裏に

     3年ぶりに弁天島の花火大会が開かれた。祭りを待ちわびていた人で会場は埋め尽くされた。訪れた子どもに取材すると「一生の思い出になって良かった」と声を弾ませた。 「花火大会を機に新型コロナで落ち込む地域を元気づけたい」。主催した「まいさかフェス実行委員会」のアーネスト・ララカ・シルバー委員長の思いは熱い。資金難を理由に一時は縮小なども検討された同大会。実行委員らが開催直前まで資金集めに奔走して何とか縮小せずに開催できた。町活性化のために奮闘する大人の頑張りが、子どもたちの一生の思い出を作った。 今月各地で花火が予定されている。新型コロナの懸念もあるが、それでも地域を盛り上げるために頑張り続ける人

  • 記者コラム「清流」 前進しなきゃ意味がない

     鹿児島県の「大崎事件」で、無実を訴えながらも殺人罪などで服役した原口アヤ子さん(95)の再審可否を巡る決定の速報を、袴田巌さん(86)と姉ひで子さん(89)の自宅で一緒に待たせてもらった。 袴田さんも原口さんも再審開始決定を受けた後、検察側の抗告で取り消された共通点がある。ひで子さんにその点を尋ねると、「検察官に恨みはないよ。恨んでもしょうがない」と言うから驚いた。 「悪口を言って留飲は下げられるかもしれないけれど、留飲を下げても仕方がない。前進しなきゃ意味がないの。抗告できる制度になっている以上、悪いのは制度。制度を直さないといけない」とも。 そうだった。ひで子さんはそういう人だった。合理

  • 静岡人インタビュー「この人」 合志明倫さん 三保半島に新コンセプトの商業施設をオープンする

     8月上旬に静岡市清水区三保の内浜海岸に新コンセプトの商業施設をオープンさせる。「三保の水族館」として親しまれた東海大海洋科学博物館などが来春の有料入館終了を発表する中、観光資源としての三保半島の魅力を信じ、発信し続ける。サーフショップも運営。48歳。 ―工事の進み具合は。 「建物は8割出来上がった。外構が整えばもっと雰囲気が出てくる。ハワイで夕日に照らされた雨が赤や黄色に輝く様子を『ウラレナ』と呼ぶことにちなみ、施設の名前にした。内浜から見る夕日はとても美しく、施設を通じて素晴らしさを発信していきたい。工事はわが子を見る思いだ」 ―なぜオープンを。 「約30年間ここに住み、魅力を分かっている

  • 犯罪被害者を迅速支援へ 静岡県連絡協の幹事会が模擬訓練

     静岡県犯罪被害者支援連絡協議会(会長・山本和毅県警本部長)はこのほど、幹事会を県警本部で開いた。犯罪被害者支援に携わる県内の関係機関・団体から計46人が出席、シミュレーション訓練を通じて被害の回復・軽減に必要な手続きや情報共有の在り方を確認した。 訓練は、西伊豆町の沖合を運航する観光クルーズ船上で、無差別殺傷事件が起きたとの想定で行った。複数人の被害を把握したとして、各機関が取るべき初動対応方針を検討。被害者や遺族の迅速な支援に欠かせない活動項目などを共有した。 幹事会は協議会を補佐する位置付けで、県警と県の各部署をはじめ、静岡地検や静岡保護観察所などの実務担当者で構成する。幹事長の坂田幸隆

  • バスケの楽しさ届けたい B3静岡 沼津の児童に指導

     沼津市は2日、第一線で活躍するスポーツ選手、指導者と交流し、競技人口の拡大や競技力の向上につなげることを目的とした「トップアスリート教室」を同市大岡の大岡南小で開いた。男子バスケットボールリーグB3のベルテックス静岡の選手が小学生に指導した。 バスケットボール未経験者や初心者で、市内の小学4~6年の男女48人が参加し、大石慎之介選手、山田安斗夢選手、新川敬大選手、アカデミースクールの竹原勝也コーチと練習した。質疑応答の時間も設けられ、「なぜバスケを始めたか」「どうすれば身長が高くなるか」と会話を交わした。 同校出身の大石選手(34)は「協定を締結したことによって、母校で交流できることになりう

  • 議長に鈴木氏 富士宮市議会

     富士宮市議会は4日、6月定例会最終本会議で議長選を行い、鈴木弘氏(65)=至誠=を選出した。 鈴木弘氏(すずき・ひろむ)製材業、[元]副議長。4期。内房

  • 薬物乱用の危険 静岡駅で保護司ら啓発

     静岡県などはこのほど、薬物乱用防止を呼び掛ける街頭キャンペーンをJR静岡駅構内で実施した。県警の担当者や薬物乱用防止指導員の委嘱を受けた保護司、薬剤師ら約20人が参加し、駅を利用する学生や若者らに啓発品を配った。 県内では近年、若者を中心に大麻事件の摘発者が急増している。2021年は過去最多の180人に上り、10~20代が全体の6割を占めた。インターネットの普及で大麻を入手しやすい環境にあることや、「健康に害はない」など誤った情報が氾濫していることが要因とみられる。 県薬事課は「大麻乱用期とも言える極めて憂慮すべき状況。大麻の危険性や有害性の周知に力を入れていく」としている。

  • 社説(7月5日)食料安全保障 自給率向上 議論喚起を【参院選しずおか】

     食品の値上げが止まらない。参院選公示後に発表された5月の全国消費者物価指数で、生鮮食品を除く食料は2・7%と、2015年3月以来の高い上昇率となった。世界的な需要拡大に急激な円安が重なり、小麦粉や食用油など輸入原材料を多く使う食品が大きく値上がりした。 ドイツ南部のエルマウで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、アフリカなどの途上国への食料安定供給のため45億ドル(約6100億円)の拠出が決まった。 ロシアが世界有数の穀倉地帯ウクライナに侵攻し、紛争、異常気象などによる途上国の食料危機に追い打ちをかけた。飢餓は平和を脅かす。G7はロシアに「重大な責任」があると非難した。 日本もよそ事

  • U-20日本女子代表候補合宿に大場ら

     日本サッカー協会は4日、7~11日に千葉で行うU-20(20歳以下)日本女子代表候補合宿のメンバーを発表した。静岡県勢はJFAアカデミー福島出のGK大場朱羽(イーストテネシー州立大)、DF石川璃音(三菱重工浦和)、MF渡部麗(日体大SMG横浜)、藤枝順心高出のDF長江伊吹(長野)、掛川JFC出のFW山本柚月(日テレ東京V)、JFAアカデミー福島のDF佐々木里緒、MF松窪真心、林愛花が選ばれた。

  • 大自在(7月5日)暑熱順化

     近年「暑熱順化」という言葉をよく聞く。体が暑さに慣れることで、これができていないと体の熱をうまく外に逃がすことができず熱中症の危険が高まる。個人差もあるが数日から2週間程度かかり、促進には無理のない範囲で汗をかく軽い運動や入浴が効果的という。 日本気象協会も「暑くなる前から余裕を持って体を慣れさせましょう」と呼び掛けるが、今年は難しかったかもしれない。多くの地域で6月下旬、異例の早さで梅雨が明けると、急に猛暑がやってきた。体への負担の大きさを実感した人も多いのではないか。 暑熱順化は、スポーツの現場でも重要だ。体調面で安全な練習や、本番でベストなパフォーマンスを発揮するために欠かせない。重装

  • 茶況(7月4日)沼津、袋井 本茶終了 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は沼津や富士、清水などの荷が上場した。二茶取引が大詰めを迎える中、沼津や袋井は今シーズンの本茶取引を終えた。 価格はほぼ変わらず、富士は500円ほど、沼津は400円台後半などで取引された。富士からは5日以降、紅茶が持ち込まれる。袋井は品種物の有機が最終の荷となった。 鹿児島県本土物三茶の初荷はさえみどりやゆたかみどりが約2万7000キロ、種子島産三茶は約4000キロ上場した。本土物三茶について、市中問屋は「初期の品質は安定している」と話す。 藤枝 二茶生産を終えた茶園では、摘採面を保護するための防除作業が進む。 島田、金谷、川根 川根本町茶業振興協議会は5日、農林業センタ

  • 比例投票で案内ミス 西伊豆町選挙管理委員会

     西伊豆町選挙管理委員会は4日、参院選の期日前投票所で、比例代表の投票に関する案内方法に誤りがあったと発表した。 誤りがあったのは1日午前8時半から正午ごろまでで「候補者の氏名または政党名を書いてください」などと声掛けするところを「政党名を書いてください」と伝えた。有権者から指摘を受けて判明した。誤った案内を受けたのは約20人という。 町選管は同様のミスがないよう「事務に当たる町職員に対し、再度、案内方法の徹底を図った」としている。

  • 酒気帯び運転の疑い 下田署、男を逮捕

     下田署は4日、道交法違反の疑いで滋賀県長浜市湯次町、無職の男(55)を逮捕した。逮捕容疑は2021年10月24日午後5時ごろ、東伊豆町で乗用車を酒気帯び運転した疑い。同署によると、道路の側溝にはまる単独事故を起こし、発覚した。

  • カードと150万円窃盗疑い 浜松中央署、男を再逮捕

     浜松中央署は4日、窃盗の疑いでブラジル生まれ、住所不定、無職の男(44)=別の窃盗容疑で逮捕=を再逮捕した。 再逮捕容疑は4月28日、氏名不詳者と共謀し、埼玉県三芳町の無職男性=当時(89)=のキャッシュカード2枚を盗み、ATMから約150万円を引き出して盗んだ疑い。 同署によると、警察官を名乗る者から男性宅に「あなたのキャッシュカードを持っている男を捕まえた。新しいカードと交換する必要がある」などと電話があった後、容疑者が男性宅に現れ、隙を見てカードの入った封筒をすり替えて盗んだという。

  • パトカーに車ぶつけ職務妨害 浜松中央署、男を逮捕

     浜松中央署は4日、公務執行妨害と器物損壊の疑いで、ブラジル国籍、磐田市福田、自称派遣社員の男(26)を逮捕した。逮捕容疑は2日午前5時半ごろ、浜松市中区の駐車場出入り口付近で、署員2人から職務質問を受けた際、乗っていた乗用車をパトカーに衝突させて職務を妨害し、パトカーを損壊した疑い。同署によると、容疑者はパトカーに車を衝突させた後、そのまま逃走したという。

  • 物価高 年金受給者や子育て世代「生活に直結」 不安解消訴え【参院選しずおか】

     食品などの生活必需品の価格が高止まりする中で迎えた参院選。政府・日銀は賃上げを前提に、値上げしても購買力が低下しない経済の好循環実現を目指すが、光熱費の高騰も相まって消費者の財布のひもは固くなる一方。年金受給者や子育て世代を含め、可処分所得が目減りしている有権者は生活防衛に努めながら、物価高対応や将来不安の解消に向けた政策の実現を願う。 焼津市の食品スーパー富士屋では、この1年で小麦粉の価格が8~10%増、食用油は約1・7倍に高騰。食用油は昨年3月以降、6回値上がりした。 価格改定は多岐にわたり、柴田哲男グロサリーチーフバイヤー(57)は「約6千品目の値上げ攻勢に耐えるのは非常に厳しい。もう

  • 浜名湖花博 24年3月~6月開催 花や緑とテクノロジー融合

     静岡県は4日、2024年に浜松市内で開く浜名湖花博20周年記念事業実行委員会(会長・川勝平太知事)を設立し、第1回総会を浜松市中区の浜松商工会議所で開いた。基本構想で開催期間を同年3月23日から6月16日までの86日間とし、テーマに「人・自然・テクノロジーの架け橋~レイクハマナデジタル田園都市」を掲げた。04年のイベントで定着した県民の花や緑への高い関心を引き継ぐとともに、先端技術を融合した事業を目指す。 浜名湖ガーデンパーク、はままつフラワーパークを拠点に、庄内半島など浜名湖一帯を対象エリアとする。2拠点の集客目標は計90万~95万人。開催テーマのテクノロジーとの融合に沿って、デジタルチケ

  • 参院選静岡選挙区 主な遊説日程(5日)

     変更の可能性あり。 【舟橋夢人氏】未定 【鈴木千佳氏】午前11時半、浅羽ショッピングタウンパディ(袋井市)▽午後2時半、浜松市ギャラリーモール・ソラモ(浜松市中区)▽同4時半、セブン-イレブン磐田城之崎3丁目店付近(磐田市) ◇選挙事務所<電054(245)2244> 【山本貴史氏】午後5時、修善寺駅前(伊豆市)▽同7時、伊豆長岡駅前(伊豆の国市) 【山崎真之輔氏】午前11時、イオン清水店前(静岡市清水区)▽午後2時、静岡東急スクエア(同市葵区)▽同6時、青葉イベント広場葵スクエア(同) ◇選挙事務所<電054(204)2802> 【若林洋平氏】午前8時、御前崎市文化会館▽同11時45分、J

  • 医療ケア児の相談拠点 静岡県総合庁舎別館に開設 

     静岡県は4日、日常的にたんの吸引や人工呼吸器などを必要とする医療的ケア児やその家族の相談窓口となる支援センターを静岡市駿河区の県総合庁舎別館に開設した。医療や福祉、教育など多様な相談にワンストップで対応し、関係機関との橋渡し役を担う。 県看護協会が委託を受け、看護師資格を持つ職員2人が常駐する。電話やメールを中心に必要に応じて面接も行う。同協会の渡辺昌子会長は「家族と交流を持ち、サロンのような温かい雰囲気の中でセンターを育てていきたい」と話す。 自宅で暮らす医療的ケア児は県内に約600人いるとされ、医療だけでなく就園就学や就労など支援ニーズは多岐にわたる。県医療的ケア児者家族会によると、相談

  • 「団体」加入で送迎うたい会費募る 「白バス」運行で書類送検 静岡の学校法人

     国土交通相の許可を得ずに有償運送する「白バス」で生徒を送迎したとして、道路運送法違反の疑いで静岡北中・高を運営する学校法人静岡理工科大(静岡市葵区)と学校関係者の男(56)が静岡地検に書類送致された事件。送迎を希望する保護者に対し「『団体』に加入すると送迎できる」などとうたって会費を集め、運送料金を得ていたことが4日、関係者への取材で分かった。 同法人は同日、ホームページで書類送致の事実を公表した。関係者によると、同校は入学生に送迎バスの利用希望を聞き、毎年6月に入会費や会費、バスの使用料などと称して集金していたとみられる。全13路線の学校直通バスのうち7路線が違法な送迎に該当していた。 同

  • インドホシガメか 静岡市葵区産女の路上でカメ発見

     3日午後3時ごろ、静岡市葵区産女の路上にカメがいるのを通行人の男性が発見、捕獲し、近くの駐在所に届け出た。静岡中央署は甲羅の模様が放射状の線になっている特徴から「インドホシガメ」とみて飼い主を探している。同署によると、体長約20センチ、重さ約1・3キロで、雌とみられる。問い合わせは同署会計課<電054(250)0110>へ。

  • 「障害児も普通学級に」インクルーシブ教育議論 富士の市民団体

     障害の有無にかかわらず地域の学校で学べる「インクルーシブ教育」の普及を目指す富士市の市民団体「インクルーシブ教育を推進する会」は3日、ワークショップを同市の市交流プラザで開いた。参加者約20人が障害児を育てる家族と日本の教育現場の課題を探った。 同会の代表で、知的障害のある息子2人を育てている小川昌夫さんは、小学校で普通学級を希望したが特別支援学校へ転校を勧められた経験を紹介した。小川さんは「誰もが自分に合った配慮を受けて学べる社会にしたい」と訴えた。 参加した女性は議論の中で、インクルーシブ教育の普及が進まない原因に、障害に対する教職員らの知識不足があるとの考えを発表した。障害に理解を深め

  • 夏のパン教室 職人が手ほどき 「パン祖のパン祭」実行委

     伊豆の国市で毎年1月に「パン祖のパン祭」を開催している実行委員会は3日、プロの職人が手ほどきする夏のパン教室を函南町の田方農高で行った。 静岡県東部の市町から22人が受講した。同市三福でパン店「ベケライ・ダンケ」を営み、パン祭を立ち上げた杉山大一さんが生地のこね方や伸ばし方を種類ごとに実演を交えて教えた。参加者はソフトフランスやプレッツェルなど9種類のパン作りに挑戦した。 同校食品科学部の生徒も指導や運営に協力した。教室はパン祭のプレイベントとして毎年開催している。

  • 下田市 中心部活性化へ指針 エリア分け基本計画

     下田市は4日までに、「みなとまちゾーン活性化基本計画」をまとめた。市中心部を道の駅周辺の「マリンパークエリア」と旧町周辺の「歴史・みなとまちエリア」に分割し、まちづくりの指針とする。 「世界屈指の魅力ある海と歴史を感じるみなとまち」を将来像に掲げた。マリンパークエリアは、老朽化したミュージアムを含めた道の駅再編整備の必要性に言及。まどが浜海遊公園についても飲食提供やイベント開催の実証実験の実施など、利用増加と滞留性向上を図るとした。 歴史・みなとまちエリアは、観光客の誘導を促す仕組みの構築を課題に挙げた。経済停滞による空き家や空き店舗の増加を踏まえ、リノベーションによる新スポット創出を事業方

  • 賀茂の首長らが防災議論 地域内での初動充実の必要性を確認

     賀茂6市町の首長や県の関係者らが防災について意見を交わす2022年度の賀茂指揮官会議が4日、下田市の県賀茂危機管理庁舎で開かれた。約30人が出席し、首長らが行方不明者の捜索体制や盛り土箇所の安全確認状況などを報告。熱海市伊豆山の大規模土石流発生を教訓に意見を交わした。 「今まで経験したことの無い超広域的な災害が起きたら、賀茂地域外からの支援は望めない可能性がある」と警鐘を鳴らしたのは、東伊豆町の岩井茂樹町長。地域内で初動態勢を充実させる必要性を訴えた。南伊豆町の岡部克仁町長は、町内が大きな被害を受けた1974年の伊豆半島沖地震を引き合いに「災害の教訓はしっかりと言い伝えなくてはならない」と言

  • 小学生バレーIZULU(伊豆の国) 静岡県大会連覇 「全国大会頑張る」 

     伊豆の国市を拠点に活動するIZULU(イズル)バレーボールクラブが、6月に開かれた第42回全日本バレーボール小学生大会県大会男子の部で連覇した。8月の全国大会に出場する。 IZULUは東部地区2位で12チームが出場した県大会に出場した。準々決勝、準決勝をストレートで勝って進出した決勝はフルセットで勝利し、頂点に立った。 選手や平岩純監督らがこのほど、市役所に山下正行市長を訪ね、県大会の結果を報告した。芹沢祐希主将(韮山南小6)は「全国大会はサーブで攻めて最後まで諦めずに頑張りたい」と意気込みを語った。山下市長は「スポーツを通じていろいろなことを身に付けて」と話した。

  • SDGs応援団が初会合 富士市長、12団体に登録証

     持続可能な地域づくりの取り組みを支援する「富士市SDGs未来都市応援団」の初会合が4日、市役所で開かれ、12団体の代表者に登録証が交付された。同市は官民連携の「共想・共創プラットフォーム」で、新たな価値を創造するプロジェクト創出への取り組みを進める。推進企業などの登録数は7月には36団体となり、登録プロジェクト数は8事業となった。 応援団は、専門的な知見を持つ団体や個人による登録制。プロジェクトに取り組む企業や団体が相談内容を応援団と共有し、専門的な助言を受けられる。 今回は、富士商議所や市商工会、富士信金、市地域産業支援センターなどの経済団体、関東経済局、県東部地域局などの行政、東京電力パ

  • 小中生14人 空手の全国大会へ 沼津市役所で健闘誓う

     沼津市本田町の空手道場「養正館」(渡辺貴斗館長)の小中学生14人が8月の全国大会出場を決め、このほど頼重秀一市長と奥村篤教育長に報告した。市役所を訪れた選手らは一人ずつ意気込みを示し、代表として全国での健闘を誓った。 小学生は13人(男子7人、女子6人)が大舞台に挑む。全員が4月の県大会で3位以上の好成績を収めた。全国大会は8月10、11の両日に都内で開かれる。 中学生は、伊藤耀聖さん(男子形、浮島中)が県予選で優勝し、全国切符を手にした。全国大会は8月26~28日に鹿児島県薩摩川内市で予定されている。 選手は頼重市長と奥村教育長に実演も披露。頼重市長は「持っている力を存分に発揮してほしい」

  • 富士のうりじままつり 3年ぶり開催 飲食店やワークショップ

     富士市瓜島町の「うりじままつり」(町内会主催)が3日、町内の瓜島公園で3年ぶりに開かれた。飲食店やワークショップのブースが並び、住民が地域の魅力を再発見しながら交流を楽しんだ。 感染症対策で、飲食は原則テイクアウトにし、ステージをやめてくじ引きをするなど規模を縮小した。 園内に同町周辺の12店がブースを構えた。人気洋菓子店「キャトルエピス」は特製のクレープを提供し、配達中心で4月に開店した「そうざい屋」も唐揚げや釜飯などの総菜を販売した。 同市の作家kikkiさんは、その場で似顔絵を描くパフォーマンスで親子連れを喜ばせた。 増田武広町内会長は「何とか工夫して開催できた。子どもが喜んでくれてう

  • 初心者がビリヤードに挑戦 浜松・浜北区

     ビリヤードの初心者向けレクリエーション大会が3日、浜松市浜北区のビリヤード場「B―DAMA(ビーダマ)」で開かれた。小学生から70代までの14人が参加した。 ゲームは2人一組の対戦形式。15個の玉を互いに突き、先に8個をポケットに落とした方が勝ちという独自のルールで競い合った。 参加者は集中した目つきで的玉に狙いを定め、キューで勢いよく手玉を突いていた。家族で参加した袋井市の袋井南小4年鈴木大雅君(10)は「ビリヤードはうまく玉を落とせると、すかっとして面白い」と話した。 大会は、県民が気軽にスポーツに取り組み健康づくりにつなげる「スポーツレクリエーション祭」(県、県レクリエーション協会主催

  • パパと遊ぼう 御前崎でイベント

     御前崎市は2日、1~3歳の子どもと父親を対象にした育児教室「パパとあ・そ・ぼ!」を同市の新野地区センターで開いた。 県西部を拠点に活動する男性保育士のグループ「だんぼ楽会ふくろうず」のメンバーが講師を務めた。 絵本の読み聞かせをした後、歌に合わせて体を動かす遊びを紹介。「子どもが風景の変化に気付けるよう、散歩は毎日同じ時間に同じルートを歩いて」など具体的なアドバイスも送った。 次女の愛実ちゃん(2)と参加した山本真徳さん(34)は「体を使う遊びは勉強になった。子どもと触れ合うことはスマホやゲームよりも大事だと思った」と話した。

  • 一豊と千代の物語熱演 殺陣やダンス、地元太鼓で演出 掛川

     掛川市生涯学習センターで3日、創作舞台公演「千代のねがい 一豊の決意」(静岡新聞社・静岡放送後援)が開かれた。掛川城主の山内一豊と妻の千代の生きざまを描いた物語。本格的な殺陣や太鼓、ダンス、歌などの演出が劇を彩った。 関ケ原の戦いが終わったあとの掛川城が舞台。磯部はるかさんが千代を演じ、戦国時代であっても命の尊さを訴える、千代の強さや優しさを表現した。 忍びや敵方との戦いの場面では迫力のある殺陣が披露され、観客を引きつけた。地元の大東ふるさと太鼓をはじめ、ダンススタジオやよさこいチームも出演した。

  • 子どもの居場所考える 浜松・中区 若者の自己形成学ぶ

     浜松NPOネットワークセンターは3日、地域の子どもたちの居場所について考える講座(静岡新聞社・静岡放送後援)を浜松市中区の市民協働センターで開講した。市内を中心に子どもの成長に関心がある約40人が参加した。「ご近所遊びコーディネーター養成講座」として来年1月まで5回開く予定。初回は駒沢大の萩原建次郎教授から、居場所づくりに必要な知識を学んだ。萩原教授は思春期の子どもに地域の居場所がない現状や、他者とのつながりをはぐくむ公園の意義などについて説明。「若者の“自己形成空間”には公私の緩衝地帯が必要」と強調した。 講演後、市内で居場所づくりに取り組む団体のメンバーが活動など

  • 空手全国へ意気込み 教育長訪問 浜松江南中3年の原川さん

     浜松市の杉浦錬成塾向井道場所属で、8月に鹿児島県で開催される第30回全国中学生空手道選手権大会の女子個人形に出場する原川遥華さん(江南中3)がこのほど、中区の市教委に宮崎正教育長を訪ね、大舞台に向けた意気込みを語った。 原川さんは小学3年生で同道場に入門。過去には全国選抜大会出場を経験している。今年5月に県武道館(藤枝市)で行われた県大会で準優勝し、自身初の全国選手権大会の切符をつかみ取った。道場の向井正隆監督によると、豊富な練習に裏打ちされた技の切れと力強さが持ち味という。 ベスト8が目標という原川さんは「審判の方を引きつけられるような形を見せたい」と抱負を述べた。宮崎教育長は「今まで積み

  • 三ケ日西小に遠州織物マスク PTA寄贈 浜松市北区

     浜松市北区の三ケ日西小PTAは4日、全校児童311人に遠州織物を使用した布マスクを寄贈した。同市内の遠州織物業者が協力し、遠州綿紬(つむぎ)、浜松注染染めの浴衣生地の2種類で仕上げた。 同校学区には遠州織物発祥の地とされる初生衣(うぶぎぬ)神社がある。同校が2023年度に創立150周年を迎えるにあたり、PTA役員が団結し、地域の伝統産業や歴史を子どもたちに学んでもらおうと企画した。 朝会に合わせて贈呈式が開かれた。同神社宮司でもある鈴木栄男PTA会長、生地を提供した白井商事(同市南区)の白井成治専務取締役、ぬくもり工房(同市浜北区)の大高旭社長が代表児童にマスクを手渡した。

  • 梅ケ島の食や温泉満喫 静岡県内外120人参加

     ウオーキングを楽しみながら地域の「食」「自然」「歴史・文化」を体感する「ONSEN・ガストロノミーウオーキングin静岡市・梅ケ島温泉郷」(同実行委員会主催)が2日、静岡市葵区梅ケ島で開催された。静岡県内外から約120人が参加し、地元の食材を使った料理や酒、温泉を楽しんだ。 市営梅ケ島キャンプ場を出発した参加者は、コンヤの里梅園や赤水の滝展望台、全長30メートルのつり橋などを巡りながら、約6キロ離れた梅ケ島新田温泉を目指した。コース内5カ所に設けた「ガストロポイント」では、ワサビやヤマメ、シイタケなどを使った料理や地酒、和紅茶などが提供された。 東京都八王子市から家族で訪れた主婦の小杉啓子さん

  • トラック運転、技術や知識競う 静岡でコンテスト

     運転技能や安全運転意識の高さを競う第54回トラックドライバー・コンテスト(静岡県トラック協会主催、県警共催)がこのほど、静岡市葵区の中部免許センターで開かれた。11トン車の部で武田邦彦さん(38)=日立物流中部静岡東営業所=、4トン車の部で小池知弘さん(44)=ナルキュウ静岡営業所=が優勝した。 2部門に県内各地の事業所から推薦を受けた優良ドライバー計20人が出場した。道交法の知識やトラックの構造などを問う学科と、曲がった道の走行などの技術を審査する実技を実施。武田さんと小池さんは、10月に茨城県で開かれる全国大会への出場権を得た。 その他の主な結果は次の通り。 11トン車の部 ②塚本峻也(

  • 書道研究会「抱一会」会員が書展 都内で力作披露

     静岡市で創作に励んだ書家の故山崎大抱氏が静岡県内で旗揚げした書道研究会「抱一会」(柿下木冠理事長)による第59回抱一書展が4日、東京・銀座の銀座アートホールで始まった。山崎氏の作品や、県内外の会員55人が手掛けた「煌」「風雪」「心月輪」などの漢字や詩の書作品を1人1点ずつ出品した。10日まで。 行書や楷書、草書などさまざまな書体で表現された力作が並んだ。柿下理事長は文字の形に魅力を感じたという草書の「脅」を出展した。「作家によって異なる、文字と線と形から生み出された一つの造形書を見てほしい」と話した。 同会は1960年に設立した。山崎氏の遺志を受け継ぎ、柿下理事長らが活動を続けている。

  • 消費生活相談員の資格講座参加募る 静岡県、17日から

     静岡県は17日から、県や市町の消費生活センターなどで消費者の相談に応じる国家資格「消費生活相談員」の取得支援連続講座を始める。参加費無料。 計8回配信するウェブ講座を中心に、消費者契約法や特定商取引法など関連法令の概要を学ぶ。10月15日に行われる試験に向け、9月18日に静岡市の会場で模擬試験に臨む。 定員30人。対象は県内在住、通勤、通学者。希望者は7月10日までに、講座を委託開催する消費者問題ネットワークしずおかのホームページから申し込む。 問い合わせは同ネットワーク<電054(253)5987>へ。

  • 利用者間で音色交換 ローランドがオンラインサービス

     ローランドはこのほど、ボスブランド製品の音色データを利用者間で交換できるオンラインサービス「BOSS TONE EXCHANGE(ボス・トーン・エクスチェンジ)」の提供を始めた。 専用のエディターアプリ「ボス・トーン・スタジオ」に対応するギターアンプや、エフェクターの音色データを利用者がアップロードし、交換し合う。

  • マスク保管箱 協力して製作 浜松市東区

     JAとぴあ浜松女性部豊西支部はこのほど、玄関先などに置いてマスクを清潔に保管できる「マスクボックス」の製作体験会を、浜松市東区の同JA豊西支店で行った。 女性部豊西支部のメンバー約10人が参加した。参加者は厚紙でできた本体をセロハンテープを使って組み立て、色鮮やかな花などが描かれた布を接着剤で箱の表面に丁寧に貼り付けた。協力し合って1人1個ずつボックスを仕上げた。小栗恭子さん(72)は「布にしわが寄らないように貼り付けた。楽しかった」と感想を話した。

  • ⚽J1磐田 FW大津 突発性難聴「完治」をSNSで報告

     突発性難聴の発症を公表してチームを離脱しているJ1磐田のFW大津祐樹(32)が4日、自身のSNSで「本日の聴力検査の結果で左耳の聴力が完治した」と報告した。 大津はSNSで治療過程の詳細を紹介しながら「(当初は)50%まで戻らない可能性も高いので覚悟してくださいと伝えられた」と明かし、「それがほぼ100%近い聴力を回復することができた」と現状を説明した。 今後については「チームのトレーニングに合流し、コンディションを上げピッチで感謝の気持ちを伝えられるように頑張る」とつづった。

  • 175人新規感染 4日の静岡県内【新型コロナ】

     静岡県内で4日、新たに175人の新型コロナウイルス感染が確認された。 県全体の病床使用率は9・8%。重症者はいない。自宅療養者は2798人。直近1週間の新規感染者は前週の1・46倍。 静岡市は1日に公表した陽性者1人の発生届を取り下げた。 県内の累計感染者は18万827人。

  • 5日夜から大雨警戒 静岡県、6日に台風最接近

     台風4号が静岡県の沿岸部を通過する影響で、県内は5日夜から6日朝にかけて局地的に大雨になる見通し。静岡地方気象台によると、本県に最接近するのは6日未明から朝にかけてとみられ、土砂災害や河川の増水などに注意を呼びかけている。 5日に予想される1時間雨量は県内全域の多い所で50ミリ。同日午後6時までの24時間雨量は全域の多い所で100ミリの見込み。その後、6日午後6時までの24時間では200~300ミリとみられる。 台風は本県に最接近する6日朝には温帯低気圧に変わる見通し。気象台の担当者は「温帯低気圧でも大量の水蒸気を含むため、大雨への警戒は必要」と強調した。

  • まさに生乳 朝霧高原「あさぎり牛乳ソフト」【道の駅 食探訪①】

     静岡県内有数の酪農地帯にある富士宮市の「朝霧高原」。生乳を使った「あさぎり牛乳ソフト」=写真=は、年間10万個以上売れる看板商品だ。 標高500~1千メートルの朝霧高原でのんびり暮らす牛から搾った「あさぎり牛乳」で作られる。隣接する「あさぎりフードパーク」内の朝霧乳業の工場から届く。広報担当の望月舞さん(33)は「濃厚だが後味はすっきり。まさに生乳を食べている感覚です」と薦める。とろける味わいにリピーターが多いのも納得。天気が良い日は、そびえ立つ富士山を望みながら食すと格別という。 周辺にキャンプ場が多いことから、まきやバーベキューにぴったりの地元食材も販売している。1個400円。     

  • 浜松市議 平均971万円 2021年所得公開

     浜松市議46人の平均所得は971万円で、前年より35万円減った。市特別職報酬等審議会の答申に基づき、民間の給与水準を考慮して期末手当を一律0・15カ月分減額したことが主な要因。※画像タップで拡大してご覧になれます 所得総額の最多は岩田邦泰氏(市民クラブ、西区)で1973万円。議員報酬のほか勤務先企業の給与があった。平間良明氏(同、中区)も同様、所属する労働組合の役員給与も得て1930万円となった。会社の役員報酬を計上した井田博康氏(自民党浜松、中区)が1242万円で続いた。 会派別平均は市民クラブが1316万円。自民党浜松は951万円、創造浜松は904万円、公明党は870万円、共産党市議団は

  • 静岡県議 平均1537万円 2021年所得公開

     静岡県議と静岡、浜松両政令市議、川勝平太知事、県内各市長の2021年の所得や資産の増減に関する報告書が、4日までに県や各市の条例に基づいて公開された。所得等報告書と資産等補充報告書(21年12月31日時点)、関連会社等報告書は県議と知事分を県庁で、市議と市長分を各市役所で閲覧できる。所得等報告書の公開対象は21年1年間を通して現職だった首長、議員。※画像タップで拡大してご覧になれます 県議は昨年の県議補選で当選した2人を除く65人が報告対象。所得総額の平均は前年より42万円減の1537万円だった。 個々の議員では、トップは杉山盛雄氏(自民改革会議、沼津市)で4205万円。給与所得3028万円

  • 富士市長 最高1830万円 2021年所得公開

     政令市を除く県内市長は14人が2021年の所得を公開した。所得総額の最高は富士市の小長井義正市長の1830万円、最も低かったのは下田市の松木正一郎市長の921万円だった。14人の平均は1391万円。 小長井市長の所得内訳は給与が1691万円、不動産が139万円。牧之原市の杉本基久雄市長は配当所得として513万円を記載した。

  • 静岡市議 平均1049万円 2021年所得公開

     静岡市議会は現職48人のうち、昨年3月の改選で当選した新人市議11人、元職2人を除く35人が公開対象となった。平均所得は1049万円で、前年を33万円下回った。※画像タップで拡大してご覧になれます 所得総額のトップは稲葉寛之氏(志政会、清水区)で1756万円。議員報酬に加え、小糸製作所社員としての給与があった。暗号資産取引で収益を得た池谷大輔氏(自民、駿河区)が1657万円、医療法人社団の役員報酬などがある鈴木和彦氏(自民、葵区)が1517万円、精密機械製造会社役員や学校法人理事などの報酬がある繁田和三氏(自民、葵区)が1446万円と続いた。 会派別の平均は志政会が1138万円で最も多く、次

  • 静岡県内国会議員6人 資産等補充を報告

     衆参両院は4日、国会議員の資産等補充報告書と関連会社等報告書も公開した。本県関係ではそれぞれ6人が提出した。主な内容は次の通り。(1万円未満は切り捨て) 資産等補充報告書 深沢陽一氏【土地】静岡市清水区の2筆計90・02平方メートル【建物】静岡市清水区の1件56・52平方メートル【借入金】6848万円▽源馬謙太郎氏【自動車】普通1台【借入金】100万円▽牧野京夫氏【株券】野村證券2万株、日本精工1万株、ヤマダホールディングス2万株【自動車】軽1台▽榛葉賀津也氏【預金】360万円▽平山佐知子氏【貸付金】500万円 関連会社等報告書 源馬謙太郎氏 株式会社グリーンドリーム顧問▽宮沢博行氏 公益社

  • 静岡県内国会議員所得 塩谷氏トップ、吉川氏2位 平均2341万

     衆参両院は4日、国会議員が2021年の1年間に得た所得に関する報告書を、国会議員資産公開法に基づいて公開した。公開対象となった県内国会議員15人(衆院12人、参院3人)の平均所得は2341万円で、議員歳費が主だった。※画像タップで拡大してご覧になれます 所得総額が最高だったのは自民党の塩谷立氏(衆院比例東海)で7715万円。株式譲渡での5700万円が押し上げた。塩谷氏の事務所は「会社側の都合で依頼があり、提示された通りの金額で売却した」と説明した。 18歳の女子学生に飲酒させたなどと週刊誌に報じられ、6月に自民を離党した無所属の吉川赳氏(同)が3218万円で2位。議員歳費と21年10月まで務

  • タクシー乗車「普通でない様子」 沼津、車5台衝突し逃走の男女

     沼津市内の大型商業施設ららぽーと沼津で警察官への公務執行妨害などの疑いで逮捕された男女2人は4日、6月上旬ごろから同月中旬ごろまでに覚醒剤を使用したとして沼津署などに再逮捕された。逃走を図ろうとした男女の依頼を受け、ららぽーと沼津まで乗せたタクシー運転手手羽切昭一さん(67)=同市=は「行き先を何度も変えた。土地勘もなさそうで、そわそわしていて普通じゃない様子だった」と振り返る。 羽切さんは6月13日午後5時20分ごろ、同市東熊堂の家電量販店への配車依頼を受けた。着くと、サングラスとマスクをした男女が店内から「猛ダッシュ」してきたという。2人は「コンドウ」と名乗った。「一番近い駅」を行き先に

  • 川勝知事6148万円 退職手当で大幅増 2021年所得公開

     川勝知事の2021年分の所得総額は6148万円で、前年に比べ4026万円増えた。 昨年6月の任期満了に伴い支給された退職手当3899万円が主な増加要因。給与所得は2008万円で、雑所得は主に年金で240万円だった。土地や建物、預貯金、有価証券、自動車などの資産等補充報告書と、関連会社等報告書の記載はいずれも該当なしだった。

  • 浜松市長1981万円 2021年所得公開

     鈴木康友浜松市長の2021年分の所得総額は前年比275万円増の1981万円。市特別職報酬等審議会の答申を受けて期末手当を減額した一方、20年に緊急事態宣言の発令に伴って給料や期末手当を自主減額した分が回復し、19年以前の水準近くまで戻った。雑所得49万円、不動産所得は9万円。土地、建物の新規取得はない。

  • 静岡市長1942万円 2021年所得公開

     田辺信宏静岡市長の2021年分の所得総額は1942万円で、前年と比べて22万円減少した。期末手当の支給月数が減ったことが要因という。 所得は給与所得のみで、不動産、事業などの所得報告はなかった。土地、建物など新たに取得した資産もなかった。

  • 第二章 決起㉓【頼朝 陰の如く、雷霆の如し】

     三浦氏は桓武[かんむ]平氏の流れだが、義明[よしあき]は娘を義朝[よしとも]に嫁がせ、源家との縁が深い。頼朝[よりとも]の兄・悪源太義平[よしひら]の母が遊女だったため、義明の母が養母となって養育した。 平治の乱の折は、東国の義朝の家人を束ねて上洛したのは義平だ。今、頼朝に従う武士の多くが、一度は義平の下で戦った者か、その遺族である。 ことに、義明の息子・義澄[よしずみ]、平山季重[すえしげ]、足立遠元[とおもと]、上総広常[かずさひろつね]らは、義平と共に、五百の軍勢にわずか十七騎で斬り込んだ強者[つわもの]たちの生き残りだ。その勇猛な過去を誇りに、生きている。神々しいまでに猛[たけ]き義

  • きょうの富士山 7月4日午後5時20分ごろ

  • 限界集落、遠い国政 世帯数2「最後の選挙」 浜松・春野町石切

     10市町の過疎地域を抱える静岡県。国政との距離が遠く、政治や行政から取り残されたと感じている住民は「選挙に何を求めていいか分からない」と嘆く。過疎地域の一つ、浜松市天竜区春野町の石切地区では6月29日、期日前の出張投票所が開設された。世帯数2、高齢女性2人が暮らす同地区は、間もなく2人が転居して住民不在の集落となる。政治の空白地帯で“最後の選挙”が静かに行われた。 「ここで投票するのも、とうとう最後になっちゃった。仕方ないけどさみしいねえ」。70年近く住んだ石切で最後の投票を終えた田村道子さん(93)は、複雑な表情で投票箱の置かれた公民館を見やった。訪れた有権者は田村

  • 誰でもピアノ、拝殿に常設 浜松・高塚熊野神社「癒やしの場に」

     音楽のまち・浜松の振興に向けて、浜松市南区の高塚熊野神社が誰でも自由に弾くことができる「ストリートピアノ」を拝殿に設置した。幼稚園などを運営する寺院にピアノが置かれることはあるが、神社の常設は珍しいという。戸塚昌宏宮司(58)は厳かな雰囲気の中で流れる美しい音色に「自由にピアノを弾くことで心が安らぎ、癒やしの場になれば」と願いを語る。 中学から大学まで吹奏楽に熱中し、社会人でも合唱に打ち込んだ戸塚宮司。音大を卒業した妻と次男が指導者として活動していることもあり、音楽との関わりは深い。 ピアノ設置について「自分の思いや感情を表現する手段は言葉や文字、絵などがあり、音楽もその一つ。演奏したい時に

  • 頼朝役に大泉さん、大河俳優陣3人も 8月開催「三嶋大祭り」

     三島市の三嶋大社で8月15~17日に開催される三嶋大祭りのメインイベント「頼朝公旗揚げ行列」で、今年の源頼朝役に大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の頼朝を演じているタレント大泉洋さんが4日までに、決定した。 頼朝公旗揚げ行列は、伊豆に流された源頼朝が三嶋大社で源氏再興を祈願し、旗揚げしたという故事に由来する。大祭り中日の16日に実施し、例年、頼朝役や北条政子役、北条義時役などと市民を含む約60人の行列が市街を練り歩く。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となる今年は、大泉さんをはじめ、大河ドラマで源範頼を演じる迫田孝也さん、安達盛長役の野添義弘さん、仁田忠常役の高岸宏行さんが行列に加わる予定。

  • お中元、自分へ家族へ 静岡県内百貨店「夏の陣」に異変

     静岡県内百貨店の中元商戦が様変わりしている。長引く新型コロナウイルス禍に伴う巣ごもり需要で自身や家族用に注文する顧客が増えており各店は食料品の品ぞろえの拡充に努める。環境への関心の高まりから、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を打ちだした商品もお目見えするなど、売り上げ確保に知恵をしぼっている。 「『自己消費』の需要は確実に増えている。家で食べるカレーなどの身近な食品に磨きをかけた」と話すのは、静岡伊勢丹(静岡市葵区)営業統括部の瀬谷光広バイヤー。地場産品約100品目を集めた恒例企画「うまいら静岡」は、県内のホテルなどで提供されるカレーやそばの人気が高まっていることに着目し、ホテルや飲

  • 妻殺害の被告 起訴内容認める 静岡地裁浜松支部初公判

     2021年2月に浜松市中区早出町の自宅で妻(73)を殺害したとして、殺人の罪に問われている無職の男(82)の裁判員裁判の初公判が4日、静岡地裁浜松支部(大村泰平裁判長)で開かれた。被告は「(事実は)あった」と起訴内容を認めた。 検察は冒頭陳述で、事件直前、被告が妻の背中に湿布を貼る際、枚数について妻から「けち」と言われ、口論になったことが背景にあると説明した。近くにあったタオルで首を絞め、倒れた妻に馬乗りになって両手で絞め続けたとした。弁護人は殺人の事実関係を認めた上で「認知症の影響で感情がコントロールできなくなっていた」と訴えた。 起訴状によると、被告は21年2月6日午後11時ごろ、自宅で

  • 白バス運行容疑で書類送検 学校法人と関係者 静岡中央署

     国土交通相の許可を得ずに料金を受け取って運送する「白バス」で静岡市葵区内の高校に生徒を送迎したとして、静岡中央署は4日、道路運送法違反の疑いで同区の静岡北中・高を運営する学校法人静岡理工科大学と同区の学校関係者の男(56)を静岡地検に書類送致した。同法人は同日、県警に同容疑で書類送致されたことをホームページで明らかにした。 書類送致容疑は昨年7月上旬から中旬までの間、同法人の業務に関し、大型バスとワンボックスカー計7台を使用して料金を受け取った上で生徒を運送した疑い。同署によると「白バスを運送している学校がある」などと匿名の通報があった。関係者によると、約300人の生徒から年間約4500万円

  • 飲食店侵入疑い 静岡の男再逮捕、県内外連続窃盗

     静岡県内外の飲食店や倉庫を狙った20代のグループによる連続窃盗事件を捜査している静岡中央署など県内14署と県警捜査3課、神奈川県警などの共同捜査班は4日、建造物侵入と窃盗の疑いで静岡市駿河区登呂6丁目、自称建設作業員の男(27)を再逮捕した。逮捕は3回目。 逮捕容疑は2021年10月中旬の深夜、既に逮捕済みの窃盗グループのメンバーと共謀して静岡市駿河区の飲食店に侵入し、現金約30万円と金庫など4点(計8100円相当)を盗んだ疑い。

  • 茶況(7月4日)富士の生産工場減 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の県産二茶は富士の荷が届いた。複数工場が生産を終え、今後の出回り数量は漸減していく。 富士は前週末比10円下げか横ばいと堅調で、500円台前半が多い。あっせん業者は「販売数量は前年より少ない。最終盤まで一定水準の品質を保つ荷もあった」と振り返る。 鹿児島県種子島産三茶は約4000キロが届き、ドリンク関連業者らの仕入れが続く。 静岡茶市場には午前10時現在、県産二茶が約2460キロ届いた。 藤枝 買い手側の一人は「気温が急激に高くなったこともあり、二茶の終盤は質が下がった」と話す。 島田、金谷、川根 管内の早場所では萌芽期を迎え、三茶を生産する農家は病害虫対策に余念がない。 榛原、相良

  • ごみ収集車、高校生巻き込む 過失傷害の疑いで運転手逮捕 清水署

     清水署は4日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、静岡市清水区和田島、運転手の男(60)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午前7時半ごろ、同区八木間町の国道52号をごみ収集車で南下中に左折して民間の敷地内に入ろうとした際、同様に南下していた自転車の女子高校生(17)を巻き込み右膝にけがを負わせた疑い。収集車は企業と直接契約し、回収作業中だった。同署によると、高校生は命に別条ないという。

  • 小学生に行為 強制わいせつ容疑で男逮捕 静岡中央署

     静岡中央署は4日、強制わいせつの疑いで静岡市清水区能島、福祉施設職員の男(37)を逮捕した。 逮捕容疑は6月下旬、県中部地区の建物内で、同地区居住の男子小学生にわいせつな行為をした疑い。同署によると、2人には面識があるという。

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