スポーツしずおかの記事一覧
-
⚽ジュビロ磐田 自動昇格圏返り咲き 長崎に1ー0 J2第37節
明治安田J2リーグは1日、各地で第37節の残り7試合が行われ、磐田は長崎に1ー0で勝利した。 【評】磐田は前半の1点を守り、長崎に完封勝ちした。 磐田は相手のパワープレーをしのいで好機を待った。前半34分、鈴木雄の縦パスに山田が抜け出して先制。直後にもスルーパスに反応したジャーメインが決定機をつくったが、ポストにはじかれた。 後半は押し込みながらも、ゴール前の精度を欠いた。20分にドゥドゥが放ったシュートはポストを直撃。得点は奪えなかったが、選手交代で攻撃に厚みが増し逃げ切った。
-
⚽アスルクラロ沼津 ホーム4連敗 岩手に勝ち越し許す J3第29節
明治安田J3リーグは1日、各地で第29節の残り7試合が行われ、沼津は1-2で岩手に敗れた。 試合終了とホーム4連敗を告げる長い笛に、沼津の選手はうなだれた。一度は追いつきながら勝ちを許したのは、前節と同じ展開。出場停止明けのMF持井は「苦しい時期。球際でしっかり戦い、ラストパスなど最後の質を突き詰めたい」と悔しさをにじませた。 沼津は序盤、右サイドのクロスからヘディングで先制された。岩手の堅守に対して粘り強く攻撃を続け、前半25分に同点に持ち込んだが、後半7分に守備の裏を取られて追加点を決められた。 こぼれ球から左足で同点ゴールを放ったMF森は「周りから『落ち着け』と声が聞こえて一度ト
-
浜松中学野球選抜 石垣島遠征「7勝1敗」 試合の感想や目標発表
沖縄県石垣島に遠征した第33回浜松市中学野球強化事業(浜松選抜選手団、NPO法人静岡ジュニアスポーツアカデミー主催、静岡新聞社・静岡放送後援)に参加した市の選抜チームの報告会が30日夜、中区のホテルで開かれた。選手が遠征の感想や今後の目標を語った。 遠征は8月14~18日に行われた。選抜チームは市内の中学校からセレクションに合格した選手40人で編成し、2チームに分かれて現地の中学生と8試合を戦った。松本闘志監督(中郡中教諭)が率いるチームは3勝1敗、平野大輔監督(丸塚中教諭)のチームは4勝で負けがなかった。 選手は報告会で「高いレベルの中で試合ができた」「チームワークの大切さを知った。高
-
⚽焼津中央、科学技術 敗退 全国高校サッカー選手権県大会1次トーナメント3回戦
▽1次トーナメント3回戦 富士宮北 2(1―1 1―1)2 袋井(PK4―3) 御殿場西 3(1―0 2―0)0 静岡大成 浜名 6(2―0 4―0)0 浜松南 日大三島 1(0―0 1―0)0 加藤学園 袋井商 3(2―0 1―1)1 駿河総合 磐田北 3(1―0 2―1)1 浜松北 浜松西 2(1―1 1―0)1 焼津中央 浜松商 0(0―0 0―0)0 桐陽(PK5―4) 静岡北 7(4―0 3―0)0 池新田 飛龍 2(2―0 0―0)0 浜松湖東 常葉大橘 7(2―0 5―0)0 富士見 清水東 7(3―0 4―0)0 湖西 東海大翔洋 2(1―0 1―0)0 暁秀 清水桜が丘
-
⚽藤枝MYFC 清水に完勝 静岡三国決戦で初白星 J2第37節
明治安田J2リーグは30日、各地で第37節の4試合が行われ、藤枝が清水に2ー0で勝利し、今季の静岡県勢対決で初白星を挙げた。 ②藤枝サ(1勝1敗)▽観衆6288人 藤枝 12勝9分け15敗(45) 2(0―0 2―0)0 清水 17勝13分け7敗(64) ▽得点者【藤】矢村(5)横山(5) 【評】効果的に得点した藤枝が清水に完勝した。 開始早々から横山が切り込んでゴールを脅かすなど、藤枝が勢いよく試合に入った。相手の攻撃の圧力に耐えながら好機をうかがい、後半9分に結実。矢村の豪快なミドルシュートで先制に成功した。同25分にはバックパスした相手の隙を横山が突いて加点した。 清水は乾
-
自転車伊豆拠点、成果の兆し トラック11種目中10でV 杭州アジア大会
【杭州=本社臨時支局・大沼雄大】東京五輪を契機に、サイクルスポーツセンター(伊豆市)に日本自転車競技連盟の強化拠点「HPC(ハイパフォーマンスセンター)」が整備されたトラック種目。中国・杭州アジア大会では出場11種目のうち、男女合わせて10種目を制した。東京五輪では「金」ゼロに終わったが、HPCが「至上命令」と位置づける来年パリ五輪での金メダルに向け、国際大会で成果が見え始めている。 英国グラスゴーで8月に行われたトラックの世界選手権。2018年から三島市に住み、HPCで練習を積んできた窪木一茂選手(34)=ブリヂストン=が男子スクラッチで2年連続の銀メダルを手にした。アジア大会でも男子
-
バスケ男子 韓国下し3連勝、予選首位通過 アジア大会第8日
杭州アジア大会第8日の30日、静岡県勢はバスケットボール男子が予選リーグ最終戦で韓国を83―77で破り、3連勝で首位通過を決めた。市川真人(B2静岡)は競り合いの第3クオーター(Q)に立て続けに3点シュートを沈めるなど9得点した。卓球男子ダブルスの松下大星(Tリーグ静岡)・及川瑞基(木下グループ)組は準々決勝でイランペアにストレート負けしメダルを逃した。 ▽男子1次リーグD組 日本(6) 83(23―17 20―20 18―16 22―24)77 韓国 (5) 日本―韓国 第1クオーター、ゴールを決める川島=中国・杭州(本社臨時支局・二神亨) 【杭州=本社臨時支局・大沼雄大】互
-
体操 世界選手権 女子 3日予選開幕 芦川(日体大、常葉大常葉高出)出場
世界選手権団体総合で来夏のパリ五輪出場権獲得を目指す日本女子が29日、アントワープの試合会場で練習し、エースの宮田笙子(順大)は「ミスはあったけど、コンディションは悪くない。自信を持って臨みたい」と抱負を語った。 初代表で16歳の岸里奈(戸田市SC)は跳馬で着地した際に右ふくらはぎを痛めたが、その後も練習を続け「大丈夫。予選までにいい感じに上がってくると思う」と気丈に振る舞った。 床運動で成功すれば名前が付く可能性のある「片足水平立ち3回ターン」に挑戦する予定の畠田千愛(セントラルスポーツ)は「2回ターンをきれいにやり、もしそのままいければというつもりでやりたい」と話した。 盛り上げたい
-
奥(飛龍)、大沢(磐田農)、高(城南静岡)が連覇【競泳 静岡県高校新人大会】
競泳の静岡県高校新人大会は30日、県立水泳場で開幕し、男女14種目のタイムレース決勝を行った。男子100メートル背泳ぎの奥大輝(飛龍)が57秒34、女子100メートルバタフライの大沢千依(磐田農)が1分1秒04で、ともに大会新記録で連覇を達成。女子400メートル自由形の高遥香(城南静岡)も昨年に続く優勝を果たした。 貫禄V 満足せず 女子400自の高 全国女王を狙う泳ぎは今大会も貫禄十分だった。女子400メートル自由形で連覇を達成した城南静岡の高は2位との差を4秒以上離してフィニッシュ。だが昨年自身が樹立した大会記録の4分20秒12を更新することはできず「20秒切りを目標としていたので悔し
-
⚽ジュビロ磐田 3試合ぶり白星狙う 1日長崎戦【見どころ】
1日にホームで前節6位長崎を迎え撃つ。前節岡山戦で今季初の逆転負けを喫したが、辛うじて3位のまま。是が非でも連敗だけは避け、3試合ぶりの白星で自動昇格圏返り咲きを狙いたい。 長崎は前節町田に0―6で大敗しているが、前線に強力な外国人選手をそろえて攻撃力はあなどれない。横内監督は「スペースや時間を与えると苦しくなる。与えないようにしたい」と気を引き締める。高さのある選手が多く、ロングボールへの対応にも注意が必要だ。 5月の前回対戦は終了間際に勝ち越されて競り負けた。その試合で得点を挙げているFWジャーメインは決勝点につながったクリアミスを反省し「失った勝ち点を取り戻したい」と意気込む。
-
⚾プロ野球2軍参入内定ハヤテ 11月トライアウト 清水庵原球場
日本野球機構(NPB)の新規球団として2軍ウエスタン・リーグへの参加が内定した静岡市を拠点とする「ハヤテ223(ふじさん)」は11月3、4の両日、清水庵原球場で選手のトライアウトを実施する。 3日の1次テストは30メートル走や遠投などの体力測定に加え、投手は投球練習、野手は守備、打撃練習を行う。1次テストの合格者が参加できる4日の2次テストは主にシート打撃を実施する。 書類選考での通過が参加条件。応募要項やエントリー情報は近日中に公開される。
-
杉山さん(川根高)カヌー国体出場 「良い結果持ち帰る」 川根本町
川根高カヌー部3年の杉山歩羽花[ふうか]さん(17)が7月に愛知県で開かれた東海大会を突破し、10月に開催される鹿児島国体への出場を決めた。藤枝市出身の杉山さんは親元を離れて同校の寮に入り、3年間練習に励んできた。「支えてくれた人のためにも良い結果を持ち帰りたい」と意気込む。 直線で着順を競うカヌースプリントの少年女子シングルカヤック部門に出場する。大会には全国から24人が参加し、200メートルと500メートルそれぞれトーナメント制で争う。 奥大井接岨湖カヌー競技場(川根本町)で練習に取り組んでいる。広大なエメラルドグリーンの湖は、流れが少なくカヌー競技に最適という。四季折々の風景も楽し
-
平山君 組手全国3位 型でもベスト8 空手大会の結果 下田市長に報告
下田稲生沢小3年の平山奏颯[かなで]君(NPO法人日本空手松濤連盟伊豆南支部)が空手の全国大会で3位に輝いた。29日に市役所へ松木正一郎市長を訪ね、結果を報告した。 平山君が出場したのは7月に国立代々木競技場(東京都)で開かれた第24回松濤連盟全国空手道選手権大会。組手部門で3位となり、型部門でもベスト8入りを果たした。前年は1回戦負けだったといい、雪辱を果たした格好。幼稚園年長から競技を始め、現在は週5回の鍛錬に励んでいる。 松木市長は「競技を通じて強くなるだけでなく、優しい人間になってほしい」と期待を寄せた。平山君は「今度は日本一になりたい」とはにかんだ。
-
⚽藤枝MYFCー清水エスパルス 30日、静岡三国決戦【見どころ】
J2藤枝と清水の静岡県勢対決が30日、藤枝総合運動公園サッカー場で行われる。15位の藤枝はさらなる浮上、2位の清水はJ1自動昇格圏維持と首位猛追を期してぶつかる一戦。両チームは29日、最終調整した。 藤枝 歴史的1勝を 今季最後の静岡勢対決に決意 4連敗の後、ここ3試合1勝2分けで残留争いから一歩抜け出た藤枝は、憂いなく真っ向勝負を挑む。清水、磐田にはまだ未勝利で、須藤監督は「静岡の序列を変えると言い続けてきた。クラブ史に残る1勝になる」と今季最後の三国決戦に強い決意を示す。 ミドルブロックを敷き柔軟に試合を進める戦い方が浸透しつつあり、先発は前節の布陣が基本になりそう。ボランチの水
-
【写真特集】卓球男子 松下大星(Tリーグ静岡)/卓球女子 平野美宇 中国・杭州アジア大会第7日
▽男子ダブルス3回戦 松下大星(Tリーグ静岡) 及川瑞基(木下グループ) 3(11―7 11―8 11―8)0 安宰賢 パク・ガンヒョン(韓国) ▽女子シングルス3回戦 早田ひな (日本生命) 4(11―4 11―2 11―8 11―8)0 ゾウ(シンガポール) ピョン・ソンギョン(北朝鮮) 4(11―7 7―11 12―10 4―11 11―5 11―8)2 平野美宇(木下グループ) ▽女子ダブルス2回戦 陳夢 王芸迪(中国) 3(11―8 11―3 11―7)0 平野美宇 長崎美柚(木下グループ) 男子ダブルス3回戦 韓国組を破った松下(手前)、及川組=中国・杭州 男子
-
ハヤテ2軍参入内定 プロ野球オーナー会議承認 静岡本拠地、来季から
日本野球機構(NPB)は29日、来シーズンからのプロ野球2軍戦に静岡市に本拠地を置く「ハヤテ223(ふじさん)」の新規参入を内定した。都内で開かれたオーナー会議で承認した。ウエスタン・リーグに加わる。11月22日のオーナー会議で最終決定する。 ハヤテとともに「新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ」のイースタン・リーグ参加も内定した。ウエスタンは6球団、イースタンは8球団となる。 オーナー会議の議長を務めた西武の後藤高志オーナーは、会議後の記者会見で「野球のすそ野が拡大し、地域が発展していくことに期待している」と述べた。 2軍戦のみに参加する新規球団を募集した今回の公募には、3球団が
-
「減点法」の戦術 チーム完成の証拠 清水南高・村上勇監督【ラグビーW杯 静岡県内関係者の視点】
サモアとの一戦は日本が僅差で逃げ切った。清水南高ラグビー部の村上勇監督(52)は、強豪を倒すために「思い切ったプレー(=加点法)」をしてきたこれまでとの変化を指摘する。「出来る事を確実にやり続ける『減点法』の戦い方をしたのはチームが完成した証拠」 前半に流れを引き寄せた。大きく重いサモアをキックで下がらせ、カウンターアタックを我慢。反則に気を付け無理にジャッカルに入らない姿勢が際立った。タックルに自信があるからこそ遂行できるゲームプランだった。 大きかったのは後半の勝負どころで「意図的に取ったペナルティー」。スタメンではないフロントロー(FW最前列)がスクラムで計画的に相手のミスを誘発し
-
静岡市、清水庵原球場改修へ 「ハヤテ」プロ野球2軍参入 受け入れ準備本格化
「ハヤテ223」のプロ野球2軍リーグ参入が29日に内定したことを受け、ハヤテ223と包括連携協定を結ぶ静岡市は、チームが本拠地とする市清水庵原球場(清水区)の改修など、受け入れ準備を本格化させる。 ハヤテ側は球場の設備について内外野のフェンスの強化や、ナイターに支障が生じないよう照明機能の向上などを求めている。市はシーズンが始まる2024年3月までのスケジュールを念頭に、早急に検討する。 駐車場の確保と交通渋滞対策も課題に挙がる。同球場の駐車場は200台分で、第2球場に約400台分の臨時スペースを設けたとしても週末などの試合では不足する可能性が高い。市の担当者は「渋滞対策は基本、興行側の
-
静岡にプロ球団「喜び」ハヤテ2軍参入 静岡県内、期待と不安の声
日本野球機構(NPB)の新規球団として2軍ウエスタン・リーグへの参加が29日に内定した、静岡市を本拠地とする「ハヤテ223(ふじさん)」。静岡県内野球関係者からは、静岡県野球界の活性化につながるとして期待、歓迎の声が大勢を占めた。一方、2軍だけで球団経営が継続できるのかなど不透明な見通しを指摘する声もあり、今後の具体的な動きに注目が集まる。 県野球連盟の森村謙司専務理事(78)は「甲子園で活躍したスターらプロのプレーを間近で見られる。子どもたちにとって喜ばしいこと」と歓迎。選手やフロントを本県関係者中心に組織するなどして「地域密着で皆さんが応援できる球団になってほしい」と期待する。県野球協
-
ラグビー人気 もっと広く、ずっと熱く 静岡県内関係者 普及強化へ再奮起
フランスで8日に開幕し、熱戦が続くラグビーワールドカップ(W杯)。日本代表は29日、サモアに勝利し、1次リーグ2勝1敗とした。2019年の日本大会では、日本がエコパスタジアム(袋井市)で強豪アイルランドを破った「静岡ショック」が大きな話題になるなど、国内開催を機に子どものラグビー人口は増加した。競技普及に奔走する県内のラグビー関係者は、今大会がラグビー熱を根付かせるチャンスと、日本の活躍に期待を寄せている。 御殿場市の会社員斎藤亮さん(42)一家は日本大会をきっかけにラグビーにのめり込んだ。エコパでのオーストラリア―ジョージア戦を家族で初めて生観戦。長男匠君(11)=御殿場東小6年=は迫力
-
浜松出身、W村松 ボートレーサーに 養成所修了、11月デビュー
浜松市出身の村松将平さん(22)と村松遥輝さん(19)が11月、ボートレーサーとしてプロデビューする。福岡県柳川市でこのほど、ボートレーサー養成所の第133期修了式が行われ、決意を新たにした。 志願者千人を超える難関試験を突破し、昨年10月に養成所に入所した2人。1年間の厳しい訓練を乗り越え、25人の仲間とともに修了式を迎えた。この日は、実践形式の修了記念競走も行われ、保護者が見守る中、成果を発揮した。 2人は「厳しくて苦しいこともあったが、人として成長することができた」と訓練生活を振り返った。将平さんは「まずは無事故完走でレースに臨み、感謝の気持ちを忘れず、トップレーサーを目指して妥協
-
児島、今村組(男子マディソン)「金」 梶原(女子オムニアム)はV2 杭州アジア大会第7日・自転車
杭州アジア大会第7日の29日、自転車競技トラックは男子マディソンを今村駿介・児島直樹(ブリヂストン)組が制し、女子スプリントは佐藤水菜(日本競輪選手会)が金メダル、太田りゆ(日本競輪選手会)が銅メダルを獲得。女子オムニアムの梶原悠未(TEAM Yumi)も優勝した。県東部で活動する日本代表は出場11種目中10種目で金メダルを手にした。 声かけ合い励ます 児島直樹の話 まさかの落車でいろいろと狂ったが、2人で終始声をかけ合って励ました。最後に今村先輩が1着で来てくれたので、ありがとうと言いたい。 勝てて良かった 今村駿介の話 この雰囲気の中で勝ちたかったので良かった。児島があれだけ頑張っ
-
卓球 男子ダブルス準々決勝へ、女子平野は敗退 杭州アジア大会第7日
杭州アジア大会第7日の29日、卓球男子ダブルス3回戦で松下大星(Tリーグ静岡)・及川瑞基(木下グループ)組が、3-0で韓国ペアに完勝して準々決勝に進んだ。女子シングルスの平野美宇(木下グループ、沼津市出身)は2-4で北朝鮮選手に敗れ8強入りを逃した。長崎美柚(木下グループ)と組んだ女子ダブルスも2回戦で世界ランク2位の陳夢・王芸迪(中国)組に敗れた。 ▽男子シングルス3回戦 張本智和(智和企画) 4(11―9 12―10 11―8 5―11 10―12 12―10)2 No・アラミヤン(イラン) 黄鎮廷(香港) 4(11―7 13―11 11―13 5―11 3―11 11―5 11―7)3
-
浜松で静岡県西部剣道大会 高校男子は磐田東、女子は浜名制す
浜松剣道連盟主催の「第65回県西部地区剣道大会兼第41回永峰杯争奪大会」(静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、浜松市東区の浜松アリーナで開かれた。高校の部は男子が磐田東、女子は浜名が制した。 県西部から192チーム約1300人が出場した。小中高生と一般の計7部門に分かれ、トーナメント方式で頂点を競った。選手たちは日頃の鍛錬の成果を発揮し、激しい打ち合いを見せた。 主な結果は次の通り。 一般男子 ①尚道館②可美剣清会③浜北剣道スポーツ少年団、中体連▽一般女子 ①小笠剣道連盟②磐田③湖北OG、克明館▽高校男子 ②磐田南③浜名、池新田▽高校女子 ②池新田③磐田東、湖北▽中学男子 ①磐田東B
-
⚽清水エスパルス 今季最長の4戦連続無失点 好調支える鉄壁の守備
J2清水の守備力がクラブ記録を更新する14戦負けなし中と好調のチームを支えている。引き分けた前節甲府戦も相手にゴールを割らせず、連続無失点試合は今季最多の4に伸びた。 清水は36試合を消化してリーグ総失点数は27。1試合消化の少ない首位町田と並んで、リーグ最少だ。特に直近10試合はわずか4失点、7度の完封と安定感が増している。 要因の一つとして挙げられるのは前線からの守備。「超攻撃的、超アグレッシブ」を掲げる秋葉監督の下で戦い方の軸としてきた部分だが、3戦前から右MFに岸本を起用。右サイドバックが本職の俊足自慢を置くことで、敵陣での守りの強度をより高めた。 センターバックのDF高橋は「
-
【写真特集】バスケットボール男子 細川一輝(B1三遠)/市川真人(B2静岡) 中国・杭州アジア大会第6日
【バスケットボール男子 1次リーグ第2戦 インドネシア戦】 日本70-57インドネシア 細川一輝(B1三遠)17得点/市川真人(B2静岡)9得点 日本―インドネシアの試合前、シュート練習をする市川 日本―インドネシアの試合に臨む市川(中央) 日本―インドネシア 国歌斉唱する日本チーム 日本―インドネシア 第1クオーター、相手の攻撃を防ぐ(15)市川 日本―インドネシア 第1クオーター、パスを出す今村 日本―インドネシア 第2クオーター、3ポイントを決める市川 日本―インドネシア 第2クオーター、攻め込む細川 日本―インドネシア 第2クオータ
-
【写真特集】ボクシング 男子51キロ級 坪井智也(自衛隊、浜松工高出) 中国・杭州アジア大会第6日
【ボクシング 男子51キロ級 坪井智也(自衛隊、浜松工高出) 2回戦】 男子51キロ級2回戦 3R、インド選手に左パンチを繰り出す坪井智也 男子51キロ級2回戦 3R、坪井智也の右パンチがインド選手にヒット 男子51キロ級2回戦 3R、坪井智也の左パンチがインド選手にヒット 男子51キロ級2回戦 試合を終え、インド選手と健闘をたたえ合う坪井智也(左) 男子51キロ級2回戦 インド選手を破った坪井智也 男子51キロ級2回戦 インド選手を破りガッツポーズの坪井智也 男子51キロ級2回戦 インド選手を破り、雄たけびを上げる坪井智也 男子51キロ級2回戦
-
未完の大器 ベルテックス静岡・市川真人 杭州アジア大会初代表で奮闘
【杭州=静岡新聞社臨時支局・山本一真】未完の大器はアジアで殻を破れるか。バスケットボールBリーグ2部(B2)静岡の市川真人(22)が中国・杭州アジア大会で代表デビューを果たした。ここまで1次リーグ2試合に出場し16得点。206センチの長身で3点シュートが武器という希少なビッグマンは「貴重な経験を積めている。静岡にメダルを持ち帰りたい」と懸命だ。 静岡学園高では全国経験がなく白鷗大でもプレータイムが限られながら、高2春の2019年に17歳でU-22(22歳以下)代表合宿に選ばれ、その後も世代別代表候補の常連。ただ、周囲の評価や期待と裏腹に、市川自身はもどかしい時間を過ごしてきた。 自己主張
-
⚽サッカー男子7発快勝 関根(静学出身)アピール 杭州アジア大会第6日
【杭州共同】杭州アジア大会第6日の28日、サッカー男子は7-0でミャンマーを下し8強入り。関根大輝(拓大、静岡学園高出)が先発出場した。 ミャンマーを圧倒 【杭州=静岡新聞社臨時支局・大沼雄大】格下のミャンマー相手に日本は攻撃力を発揮し、圧倒した。決勝トーナメント1回戦7―0の盤石の戦いぶりで、難敵北朝鮮との準々決勝に駒を進めた。前の試合のパレスチナ戦から、馬場(札幌)以外の先発10人を入れ替えた大岩監督(清水商高出)。チームの活性化を図った。 1次リーグ2試合に出場しながら無得点だった佐藤(ブレーメン)が早速見せる。前半12分、クロスをゴール前で受けて冷静に流し込むと、同27分にもゴ
-
バスケ日本男子が連勝 杭州アジア大会第6日
杭州アジア大会第6日の28日、バスケットボール男子の1次リーグD組で日本はインドネシアに70-57で勝ち、韓国はカタールを76-64で下し、ともに2連勝とした。日本は準々決勝進出が決まる1位突破を懸けて30日に韓国と対戦する。 静岡県勢2人 効果的3点シュート 32点差で大勝した初戦から一転、インドネシアと競り合う展開で県勢2人の3点シュートが効いた。52-50と競り合った第3クオーター(Q)までに細川(B1三遠)が5本、市川(B2静岡)が3本。苦しい時間帯に日本の得点を支え、予選リーグ連勝に導いた。 今大会が代表デビューの市川が持ち味を発揮した。206センチながらシュートエリアが広
-
ボクシング坪井(自衛隊、浜松工高出)が難敵撃破 杭州アジア大会第6日
【杭州共同】杭州アジア大会第6日の28日、静岡県勢はパリ五輪予選を兼ねたボクシングで男子51キロ級の坪井智也(自衛隊、浜松工高出)が初戦の2回戦に臨み、今年の世界選手権3位ディーパク(インド)に4-1で判定勝ちした。 悲願の五輪へ加速 【杭州=静岡新聞社臨時支局・山本一真】悲願の五輪切符を懸けた戦いが始まった。男子51キロ級の坪井(自衛隊、浜松工高出)は、初戦から今年の世界選手権3位ディーパク(インド)との打ち合いを制し4-1。世界王者のドゥスマトフ(ウズベキスタン)より「勢いがある」と警戒した難敵を退け、上々の滑り出しを見せた。 1ラウンド(R)から手数とスピード、上下への細かい打ち
-
【写真特集】自転車 女子4000メートル団体追い抜き/女子ケイリン 中国・杭州アジア大会第5日
【自転車 女子4000メートル団体追い抜き 金メダル】 女子団体追い抜き決勝 スタートする(手前から)垣田真穂、内野艶和、池田瑞紀、梶原悠未 女子団体追い抜き決勝 力走する日本チーム。中国チームを破り優勝した 女子団体追い抜き決勝 力走する日本チーム。中国チームを破り優勝した 女子団体追い抜き決勝 力走する日本チーム。中国チームを破り優勝した 女子団体追い抜き決勝 力走する日本チーム。中国チームを破り優勝した 女子団体追い抜き決勝を制し、垣田真穂(91)と抱き合い喜ぶ梶原悠未 女子団体追い抜き優勝し、金メダルを手に笑顔の(左から)垣田真穂、内野艶和、梶
-
【写真特集】自転車 男子4000メートル団体追い抜き 中国・杭州アジア大会第5日
【自転車 男子4000メートル団体追い抜き 金メダル】 男子団体追い抜きでスタートする(手前から)児島直樹、橋本英也、窪木一茂、松田祥位 男子団体追い抜き決勝 力走する(右から)松田祥位、窪木一茂、橋本英也、児島直樹の日本チーム 男子団体追い抜き決勝 中国チームを破り優勝した日本チーム 男子団体追い抜き決勝 中国チームを破り優勝した(右から)窪木一茂、橋本英也、児島直樹、松田祥位の日本チーム 男子団体追い抜き決勝で力走する日本チーム 男子団体追い抜き決勝 中国チームを破り優勝した(左から)松田祥位、窪木一茂、橋本英也、児島直樹 男子団体追い抜き決勝 レ
-
⚽言葉から情熱ほとばしる J2藤枝 指揮官/須藤大輔【しずスポ】
言葉から情熱がほとばしる。J2昇格1年目の藤枝を率いる須藤大輔監督(46)が掲げるのは「超攻撃的エンターテインメントサッカー」。その言葉の裏には、用意周到な準備がある。熱き指揮官が抱く野望とは―。 サッカーの可能性追う藤色の「求道者」 Jリーグ監督に必要なS級ライセンスを取得したのは38歳の時。山梨学院大サッカー部コーチの職を辞し「夢への一歩」を踏み出した。選手時代に日の丸を背負った同期が多い中で「代表経験がない自分は異端だった」。 S級を得ても“就職先”の見込みはなかった。自宅のある甲府市で自らサッカースクールを開設し、幼児や小学生らを教える日々。その間に目標
-
⚽ジュビロ磐田 最終ライン 累積警告3枚が3人 救世主は現れるか
J2磐田の最終ラインの主力4人のうち、3人の累積警告が3枚に達する危機に直面している。前節岡山に今季初の逆転負けを喫したチームにとって、守備の再整備は不可欠。J1昇格が懸かる最終盤の残り6試合で万が一、主力に出場停止が出た場合、救世主は現れるのか―。 前節終了時点で磐田の4バックのうち、センターバックのリカルドグラッサと伊藤槙、サイドバックの松原の3人が出場停止に“リーチ”となる3枚の警告を受けている。松原は「1試合1試合が勝負。深くは気にしていない」としながらも「プレー中以外で(警告を)もらうのは気をつける」と話す。横内監督は9日の大宮戦で逆転ゴールを決め、ユニホ
-
留学中のリーグワン1部・静岡の奥村、現地リポート 2023ラグビーW杯フランス大会
フランス1部リーグ(トップ14)のスタッド・トゥールーザンにラグビー留学しているリーグワン1部・静岡の奥村翔から、ラグビーワールドカップ(W杯)の現地リポートが届いた。 8日は、W杯フランス大会が開幕し、フランス-ニュージーランドの試合をパブリックビューイングで観戦しました。会場にはものすごい数の人が訪れ、手前の橋は人の行列で埋まるほどでした。フランスが勝利し、会場はもうパーティー会場のように大盛り上がりを見せていました。2019年のW杯でも日本中が沸きましたが、ラグビーの街といわれるだけあってとても熱狂的です。 10日は日本-チリをスタジアムで観戦しました。日本からもたくさんの人が訪
-
⚾静岡学生野球リーグ 第5週終え 日大国際が首位
静岡学生野球リーグ・秋季リーグ戦は第5週を終え、優勝争いが佳境に入る。残り2週を残して、日大国際が10戦全勝で首位に立ち、2位に9勝1敗の静岡産大、3位に8勝2敗の静岡大、4位に7勝3敗の東海大静岡が続く。 第6週(30日、10月1日)は清水庵原球場で静岡大-日大国際、東海大静岡-静岡産大のカードが実施され、最終週(10月7、8日)は浜松球場で、東海大静岡-静岡大、静岡産大-日大国際の上位対決が行われる。リーグ1、2位の2チームは10月21、22日に浜松球場で行われる東海地区秋季選手権に出場する。
-
「『足』がそろそろ休ませてくれと言うので」 小野が引退表明 J1札幌 清水商高出
日本サッカー史上、唯一と言える「天才」だろう。44歳の誕生日に今季限りでの現役引退を決めた小野は「39年間もの間、僕の相棒として戦ってくれた『足』がそろそろ休ませてくれと言うので」と説明。ボールを扱うのではなく、優しいタッチで自在に操ってみせた小野らしい言葉だった。 沼津市出身。同郷で中学時代から小野を知る山本昌邦さん(日本協会ナショナルチームダイレクター)は、「小さい頃から有名で、桁違いに上手だった」と懐かしむ。その名を一気にとどろかせたのは、強豪の清水商高時代。相手を手玉に取るドリブル、あとは決めるだけの完璧なラストパス、上から見渡すような広い視野で試合を支配する能力は同世
-
静岡県拠点 自転車3種目「金」 中国勢抑え 最速証明 杭州アジア大会
杭州アジア大会第5日の27日、静岡県東部で活動する自転車競技トラック勢が三つの金メダルを獲得した。4000メートル団体追い抜きは、三島市に拠点を置くブリヂストンの松田祥位、窪木一茂、橋本英也、児島直樹で組んだ男子が決勝で3分52秒757をマークして優勝。女子(梶原悠未、池田瑞紀、内野艶和、垣田真穂)も中国に0秒061差で競り勝ち頂点に立った。女子ケイリンは佐藤水菜(日本競輪選手会)が勝った。 男子団体追い抜き 狙い通り 後半加速で突き放す 【杭州=本社臨時支局・大沼雄大】地元中国の大歓声を切り裂くように、男子4000メートル団体追い抜きの日本が優勝のフィニッシュラインを駆け抜けた。アジア記
-
⚽清水エスパルス MF竹内涼 6【J's HERO】
試合に出られない日が続いても、大事な試合で活躍することを常に考えています。それはタイミングを待つというより、いつもの練習や練習試合で、つかみ取りにいくという気持ちでやっています。やり続けて、戦い続けるのがプロ選手だと思うので、その部分を一日も忘れることはありません。 エスパルスサポーターのアウェーでも変わらない大きな応援を聞き、気持ちが高ぶらない選手はいないと思います。自分自身、満員でオレンジに染まる光景を見ると気合が入ります。勝負強さ、粘り強さ、勢いをチームにもたらしてくれているのは間違いなくサポーターの力だと実感しています。
-
チームブリヂストン 自転車男子団体追い抜き「金」 悲願パリへ 弾みのV 杭州アジア大会
【杭州=本社臨時支局・大沼雄大】三島市を拠点に活動する自転車競技の「チームブリヂストンサイクリング」。トラック種目を中心に五輪出場を目指して埼玉県から移転し、5年がたつ。「団体追い抜きで世界と戦う」-。27日に中国・杭州アジア大会を制した男子チームが見据えるのは、来年パリ五輪での悲願成就だ。 三島で鍛えた健脚に手応え 東京五輪を契機に、日本自転車競技連盟は伊豆市のサイクルスポーツセンターにトラック種目の強化拠点「ハイ・パフォーマンス・センター(HPC)」を整備。ブリヂストンも五輪会場の伊豆ベロドロームでの強化に本腰を入れるため、2018年に三島市に拠点を新設した。メンバーは同市に住みながら
-
自転車団体追い抜き、男女で「金」女子ケイリン佐藤も 静岡県東部拠点の選手活躍 杭州アジア大会
杭州アジア大会は27日、中国浙江省杭州市で自転車競技トラックを行い、三島市に拠点を置くブリヂストンの松田祥位、窪木一茂、橋本英也、児島直樹で組んだ男子4000メートル団体追い抜き決勝で3分52秒757をマークして金メダルに輝いた。 女子4000メートル団体追い抜き(梶原悠未、池田瑞紀、内野艶和、垣田真穂)も中国に0秒061差で競り勝ち優勝。女子ケイリンは佐藤水菜(日本競輪選手会)が頂点に立った。トラックの日本代表はいずれも静岡県東部で活動している。
-
小野伸二選手引退へ 沼津出身、元日本代表の44歳 エスパルスでもプレー
サッカー元日本代表でJ1札幌のMF小野伸二が、44歳の誕生日を迎えた27日に今季限りでの引退を表明した。自身のインスタグラムに「今シーズンを最後に、プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました」と記した。 1998年に静岡・清水商高(現清水桜が丘高)から浦和入りし、99年の世界ユース選手権(現U―20W杯)では準優勝に貢献。当時、有望な若手がそろった「黄金世代」の筆頭格の選手として、フェイエノールト(オランダ)でも活躍した。 日本代表では18歳でワールドカップ(W杯)フランス大会に出場するなど3大会連続でメンバー入りし、国際Aマッチ56試合6得点。J1では206試合29得点。
-
小野伸二選手引退 恩師らねぎらう「サッカー楽しむこと体現」
サッカー元日本代表でJ1札幌の小野伸二の現役引退を受け、出身地沼津市の恩師は「サッカーを楽しむことを体現した」と〝永遠のサッカー少年〟の長い現役生活をねぎらった。 「教えたことはすぐ吸収した」。小野が所属した今沢サッカースポーツ少年団の元監督で沼津サッカー協会の高木英大理事長(66)は小学生時代を振り返る。プロ入り後も親交は続き、フェイエノールト所属時に沼津市の選抜選手を連れてオランダを訪れた際は、子どもたちにチームグッズをプレゼントする後輩思いの一面も見せた。 「サッカーを楽しむ姿勢をサポーターにも見せてくれ、私も彼の成長を楽しませてもらった。よくやったと言いたい」と教え子をたたえた。
-
⚾中学軟式野球 静岡県大会で優勝 東海大会での活躍誓う 三島の4選手抱負
全国中学生都道府県対抗野球大会静岡県大会で優勝した軟式クラブチーム「伊豆ベースボールクラブ」(伊豆市)に所属する三島市内の4選手が25日、同市役所に豊岡武士市長を訪ね、10月に三重県で開かれる東海大会での活躍を誓った。 訪れたのは、有尾紬生(南中3)、土屋壮平(同)、笠井拓真(北中3)、鈴木朝陽(同)の4選手。東海大会は各県代表4チームが出場し、11月に伊豆市で開かれる全国大会の出場権を争う。選手たちは「チーム一丸となって優勝し、全国に行きたい」と力強く宣言した。 豊岡市長は「一球を大事にして戦ってほしい。良い報告を待っている」と激励した。
-
⚽J3アスルクラロ沼津 黒星続くホーム 粘り強い勝負を 10月1日、岩手戦
サッカーJ3アスルクラロ沼津は10月1日、ホームの愛鷹広域公園多目的競技場で12位のいわてグルージャ盛岡と対戦する。今季残り10試合と終盤戦に入り、現在6位の沼津。勝ち点3をもぎ取り、連敗中のホームでサポーターの期待に応えたい。 前節の鳥取戦は先制を許したが、交代で入ったMF森夢真選手が後半途中にループシュートで同点に持ち込んだ。しかし、90分を過ぎてから失点して敗北。MF菅井拓也選手は「互いに決定機がある中で決めきれなかった。5月の鳥取戦でもロスタイムで追いつかれた」と悔しさをにじませつつ「勝負はここから。強さを取り戻したい」と力を込めた。 27日はパス回しの確認やゲーム形式の練習を沼
-
自転車男子団体追い抜き「金」 杭州アジア大会
杭州アジア大会は27日、自転車競技トラックを行い、三島市に拠点を置くブリヂストンの松田祥位、窪木一茂、橋本英也、児島直樹で組んだ男子団体追い抜きが金メダルに輝いた。
-
サッカー元日本代表の小野伸二(沼津市出身)が現役引退表明
サッカー元日本代表でJ1札幌のMF小野伸二(44)=沼津市出身=が27日、自身のインスタグラムで今季限りでの引退を表明した。
-
バレーボール男子「銅」 2大会ぶりメダル 杭州アジア大会
杭州アジア大会第4日の26日、バレーボール男子は3-1でカタールとの3位決定戦に競り勝ち銅メダル。先発出場した難波尭弘(東レ)は10得点した。 ▽男子3位決定戦 日本 3(37―35 25―22 23―25 25―23)1 カタール 難波(東レ)速攻さえ10点 中国との準決勝に敗れ、「負けたまま帰れない」と臨んだ3位決定戦。日本は大接戦の第1セットを取りきって主導権をつかみ、2大会ぶりのメダルにつなげた。主将柳田は「誰が出ても質の高いプレーをしてくれる。一人一人がスキルを出せた」とチームの成長を素直に喜んだ。 正念場はいきなり訪れた。22-19で迎えた第1セット終盤、得点源の柳田が足首を
-
卓球女子団体 日本、王国に粘り「銀」 杭州アジア大会
杭州アジア大会第4日の26日、卓球女子団体は決勝で中国に0-3で敗れ、銀メダルだった。平野美宇(木下グループ、沼津市出身)は2番手で世界ランク2位の陳夢と対戦し、一時はゲームカウント2-1とリードしたが逆転負けした。 ▽女子団体決勝 中国 3―0 日本 ○ 孫穎莎 3(11―6 12―10 8―11 11―9)1 早田(日本生命) ○ 陳夢 3(12―10 8―11 7―11 11―8 11―5)2 平野美(木下グループ) ○ 王曼〓 3(6―11 11―4 11―7 13―11)1 張本美(木下アカデミー) 平野 攻防進化 【杭州=本社臨時支局・山本一真】中国の背中はまだ遠い。だが、
-
心をつかむ“日本食”【記者コラム 杭州小話】
大会の取材拠点になる杭州市中心部のメインメディアセンター(MMC)。選手の活躍を伝えようとせわしなく行き交う報道陣の空腹を満たすため、施設内に設けられた食堂で、意外な“日本食”が各国メディアの心をつかんでいる。 杭州の特徴を際立たせた本場中華をはじめ、東、南アジア、西洋など各国料理がずらりと並ぶ傍らにあるのは見慣れたソフトクリームの看板。北海道産生クリームとラングドシャ素材のコーンでおなじみの「クレミア」だ。 日本で500円超の高級ソフトもここでは20元(約400円)の食事代を払えば食べ放題。濃厚でありながら、すっきりとした後味が受けるのだろう。多くの人が、ビュッ
-
スノボ三木(浜松いわた信用金庫)「みっちり練習」 世界女王、欧州遠征へ出発
スノーボード女子パラレル大回転で昨季の世界選手権を初制覇した三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)が26日、欧州遠征の出発前に羽田空港で取材に応じ「体の準備はしっかりできて、雪上に立つのが本当に楽しみ。どの選手よりもみっちり練習する」と気持ちを高ぶらせた。オーストリアを拠点に調整して12月開幕のワールドカップ(W杯)に備える。 レスリングの世界選手権で21日の女子53キロ級を制して連勝を127に伸ばした藤波朱理は日体大で同じ授業を受ける仲のいい同級生。「近くにそういう選手がいることはなかなか経験できない。すごくいい刺激をもらった」と目を輝かせた。
-
【写真特集】卓球女子団体 中国・杭州アジア大会第4日
【女子団体決勝】 女子団体決勝 中国戦に出場し、ポイントを奪いガッツポーズの平野美宇=中国・杭州 女子団体決勝 中国戦に出場し、ポイントを奪いガッツポーズの平野美宇=中国・杭州 女子団体決勝 中国戦に出場した平野美宇=中国・杭州 女子団体決勝 中国戦に出場した平野美宇=中国・杭州 女子団体決勝 中国戦に出場した平野美宇=中国・杭州 女子団体決勝 中国戦に出場し、ポイントを奪い拳を握る平野美宇=中国・杭州 女子団体決勝 中国戦に出場した平野美宇=中国・杭州 女子団体決勝 中国戦に出場し、ポイントを奪いガッツポーズの平野美宇=中国・杭州 女子団
-
卓球女子団体、中国に善戦も「銀」 平野逆転負け 杭州アジア大会
杭州アジア大会第4日の26日、卓球女子団体は決勝で中国に0―3で敗れ、銀メダルだった。平野美宇(木下グループ、沼津市出身)は2番手で世界ランク2位の陳夢と対戦し、一時はゲームカウント2―1とリードしたが逆転負けした。 バレーボール男子は3―1でカタールとの3位決定戦に競り勝ち銅メダル。先発出場した難波尭弘(東レ)は10得点した。 その他の静岡県勢は、県東部で活動する自転車競技トラックの長迫吉拓、中野慎詞、小原佑太、太田海也が男子チームスプリントで優勝。セーリング混合470級の岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)・吉岡美帆(ベネッセ)組も金メダルを手にした。 バスケットボール男子は1次リーグ初
-
⚽藤枝MYFCにJ1ライセンス交付 施設基準で例外規定適用
サッカーJリーグは26日、同2部(J2)藤枝MYFCといわき、同3部(J3)讃岐の3クラブにJ1ライセンスを新たに交付すると発表した。藤枝については施設基準で例外規定を適用し、昇格実現後、スタジアムは5年以内、練習施設は3年以内に基準を満たす整備に着工するという条件を付けた。 本拠地藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場はバックスタンドを屋根付きに改修中で、12月に完工すれば収容観客数約1万人になるが、J1ライセンスには1万5千人が必要。同サッカー場をさらに改修するか、新スタジアムを建設するか選択しなくてはいけない。 練習環境については現在、焼津市田尻北にクラブハウスと人工芝の専用練習場を持
-
小学生20チームが熱戦 浜松市南区で8人制サッカー大会
サッカー県西部支部社会人リーグ1部レンディル浜松(浜松市中区)はこのほど、「レンディルカップ小学生サッカー大会」を南区の遠州灘海浜公園球技場で開いた。地元を中心に20チームが参加し、熱戦を繰り広げた。 試合は8人制。学年別に4部門に分かれ、リーグ戦などで頂点を競った。ゴールを決めるなど好プレーが出ると、観戦している保護者らから歓声が上がった。 大会は、スポーツ文化促進や子どもたちの技能向上を目指して初開催した。レンディル浜松の村松辰真代表は「サッカーを通じて地域の盛り上げにつなげたい」と意義を語った。 各部門の優勝チームは次の通り。 1~2年 浜松西部FC▽3年 積志SSS▽4年 キ
-
アーチェリー 市長杯初開催 30人が腕前競う 浜松市南区
浜松市民スポーツ祭兼第1回市長杯アーチェリー大会が24日、同市南区の市営江之島アーチェリー場で開かれた。2年前に同アーチェリー場が専用競技場として整備され、競技経験のある中野祐介市長が今春就任したことから、競技の振興を目指して新たに市長杯と冠した大会にした。 小学生からシニアまで約30人が出場し、射程30メートルと18メートルの2クラスで腕を競った。1977年キャンベラ世界選手権銀メダル、元日本楽器製造(現ヤマハ)所属選手の亀井孝さんが招待選手として出場した。 中野市長は開会式で始射を行った。高校、大学で励んで以来、約30年ぶりという実射で的を射当て、「浜松出身の選手が日本代表で活躍して
-
スノボ・三木つばき「みっちり練習を」 世界女王、欧州遠征へ出発
スノーボード女子パラレル大回転で昨季の世界選手権を初制覇した三木つばき=浜松いわた信用金庫、掛川市=が26日、欧州遠征の出発前に羽田空港で取材に応じ「体の準備はしっかりできて、雪上に立つのが本当に楽しみ。どの選手よりもみっちり練習する」と気持ちを高ぶらせた。オーストリアを拠点に調整して12月開幕のワールドカップ(W杯)に備える。 レスリングの世界選手権で21日の女子53キロ級を制して連勝を127に伸ばした藤波朱理は日体大で同じ授業を受ける仲のいい同級生。「近くにそういう選手がいることはなかなか経験できない。すごくいい刺激をもらった」と目を輝かせた。
-
【写真特集】柔道 中国・杭州アジア大会第3日
【男子73キロ級 橋本壮市(パーク24、浜松市中区出身)】 男子73キロ級準々決勝 キルギス選手を破った橋本壮市 男子73キロ級準決勝 タジキスタン選手を破った橋本壮市 男子73キロ級決勝 ウズベキスタン選手を攻める橋本壮市 男子73キロ級決勝 ウズベキスタン選手に敗れた橋本壮市(右) 男子73キロ級決勝 ウズベキスタン選手に敗れた橋本壮市(右) 男子73キロ級決勝 ウズベキスタン選手に敗れた橋本壮市 男子73キロ級決勝 ウズベキスタン選手に敗れ、悔しがる橋本壮市(左) 男子73キロ級決勝 ウズベキスタン選手に敗れ、悔しがる橋本壮市 男子7
-
勝負師、橋本「五輪で」雪辱誓う 杭州アジア大会・柔道で「銀」
【杭州=静岡新聞社臨時支局・山本一真】日本柔道界では大ベテランの域に達しても常に戦いの中に身を置く。男子史上最年長の32歳でパリ五輪代表に内定した73キロ級の橋本壮市(パーク24、浜松市中区出身)は、男子の早期内定組でただ1人、25日の中国・杭州アジア大会に参戦した。今大会県勢初メダルにも「銀」では悔しさばかりが募ったが、もともと多くの敗戦を糧に地力を磨いてきたたたき上げ。今度も「反省を生かし五輪で金メダルを取る」。 2017年に世界選手権で初出場優勝。強豪が集う主要国際大会でも10度の優勝を誇る。ただ、対戦を重ねれば研究され、勝ちきれない場面も増えていく。5度の世界選手権は全てメダルを手
-
バスケ女子Wリーグ、シャンソンにけん責処分「マネジメント怠る」 選手大量退団問題で
バスケットボール女子Wリーグのシャンソン化粧品で昨季途中に選手7人とヘッドコーチが退団した問題を受け、リーグは25日、チームに対して同日付でけん責処分を科したと発表した。調査を担った理事・コンプライアンス委員長の大場規安弁護士らが都内で記者会見し、大量退団という異例の事態を招いた要因について「適切なチームマネジメントがなされていなかったため」と指摘した。 21日に開催した理事会で決議した。7段階ある懲罰のうち、最も軽い処分に当たる。 リーグの説明によると、昨年12月4日の全日本選手権敗退後の選手・コーチのみによるミーティングで「感情的な言葉のやりとり」があった。3日後にはミーティングで発
-
アジア大会、柔道男子73キロ級の橋本が銀 静岡県勢で今大会初のメダル
杭州アジア大会第3日の25日、柔道男子73キロ級でパリ五輪代表に内定している橋本壮市(パーク24、浜松市中区出身)は、決勝で世界選手権(5月、ドーハ)3位のムロジョン・ユルドシェフ(ウズベキスタン)に敗れて銀メダルだった。今大会の静岡県勢メダル第1号。 その他の静岡県勢では、ライフル射撃の男子25メートルラピッドファイアピストルに出場したリオデジャネイロ五輪代表の森栄太(自衛隊、浜松工高出)と市川広義(警視庁、修善寺工高出)が、ともに決勝進出を逃した。平野美宇(木下グループ、沼津市出身)が出場した卓球女子団体は準決勝で韓国に3―1で競り勝ち、中国との決勝に進んだ。 一瞬の隙突かれ「悔しい
-
ハヤテ223は「ウエスタン」野球2軍参入 29日に内定の見込み 静岡本拠地
日本野球機構(NPB)が公募し、来季から新規球団として2軍リーグ戦に参加する団体が、ハヤテグループ(本社東京)が静岡市を本拠地として設立した「ハヤテ223(ふじさん)」と、独立リーグのBCリーグに所属する「新潟アルビレックスBC」に固まったことが25日、分かった。ハヤテがウエスタン・リーグ、新潟がイースタン・リーグに参戦する見通し。 この日、NPBでセ、パ両リーグの理事会と臨時実行委員会が開かれ、22日に行われたファーム審査小委員会の結果が報告された。 29日の12球団オーナー会議で内定が出る見込みで、2団体とも球団施設や経営状況などNPBが求めている課題をクリアすることが条件。 新規
-
バレー男子、米国代表が東レと対戦 五輪予選控え三島で合宿
バレーボール男子のパリ五輪予選を前に三島市で合宿中の米国代表が24日、東レ体育館でのエキシビションマッチで東レアローズと対戦した。市民ら約700人が詰めかけ、世界トップレベルのプレーを間近で味わった。 25点先取のゲームを4セット行い、米国代表が4―0と順調な仕上がりを見せた。打点の高い迫力あるスパイクやスピード感あふれるサーブを次々と決め、観客を魅了した。東レもブロックやレシーブでしぶとく食い下がり、何度も見せ場をつくった。 セット間には日大三島高のチアガールが出演し、会場を盛り上げた。終了後には同市の姉妹都市米国パサディナ市関連事業に参加した子どもたちが米国代表に応援メッセージを送っ
-
杭州アジア大会・ライフル射撃 森と市川、決勝に進めず 高め合った静岡県勢コンビ充実感
【杭州=静岡新聞社臨時支局・大沼雄大】男子ラピッドファイアピストルの森(自衛隊、浜松工高出)、市川(警視庁、修善寺工高出)の県勢コンビは、上位6人の決勝に進めなかった。競技者が少ない日本で長年高め合ってきた2人。ともに「不惑」の40歳を超え、森は「前半の失敗を乗り越えられた」、市川は「今の実力を出すことはできた」と晴れやかな表情を浮かべた。 17年間の競技生活の集大成とする覚悟で臨んだ森。24日の予選前半で撃ち遅れによる致命的な失点があった。この日の予選後半へ気持ちが切れそうになったが「射撃は精神スポーツ。諦めず、同じ失敗を繰り返さないことが大切」と自身を奮い立たせた。 家族らの寄せ書きの
-
⚾日大国際の杉田 プロ野球志望届提出
静岡学生野球リーグ・日大国際の杉田健投手(日大三島高出)が25日までに、全日本大学野球連盟にプロ志望届を提出した。杉田は187センチ、82キロの大型右腕。今春、リーグ戦デビューを果たし、秋季リーグ戦開幕前に最速153キロを計測。球質、制球を含めて投手としての総合力で評価が高い。開催中の秋季リーグ戦で首位に立つチームの勝利に貢献している。
-
三島北・井原が男子800大会新V 陸上・静岡県高校新人大会
陸上の県高校新人大会は最終日の24日、草薙陸上競技場で男女20種目の決勝を行った。男子800メートルは井原蒼太(三島北)が1分53秒29の大会新で優勝した。女子三段跳びは橋本詩音(静岡雙葉)が大会記録を塗り替える12メートル14で、走り幅跳びとの2冠を達成。女子800メートルを制した鈴木しえる(浜松市立)も1500メートルとの2冠を果たした。 【男子】 ▽200メートル ①間木悠喜(浜松工)21秒61②松尾(富士宮北)21秒71③鈴木(富士宮西)21秒75④杉山(富士東)⑤高橋(浜松聖星)⑥大石(浜松開誠館) ▽800メートル ①井原蒼太(三島北)1分53秒29=大会新②江島(韮山)1
-
日本一の喜び 川勝知事に報告 ⚾女子中学硬式野球スルガマリンガールズ
7月下旬から8月初旬にかけて神奈川県秦野市で行われた第9回全国中学生硬式野球選手権大会で、2年ぶり4度目の優勝を果たした静岡県唯一の女子中学生の硬式野球チーム「スルガマリンガールズ」の選手28人がこのほど、県庁に川勝平太知事を訪ね、日本一の喜びを報告した。 大会は19チームによるトーナメント戦で行われた。スルガマリンは決勝までの全5試合のうち4試合でコールド勝ちを収め、頂点に立った。岩見正樹監督(57)は勝因について「チーム力に尽きる。控えの選手や応援してくれた保護者を含め、みんなの力のおかげ」と語った。金子実玲主将(15)=沼津市立金岡中3=は「全員が全力で、最高のパフォーマンスをした。
-
熱海富士 初優勝あと一歩 決定戦で大関貴景勝に黒星 大相撲秋場所
大相撲秋場所千秋楽は24日、両国国技館(東京)で開催され、熱海市出身の熱海富士(前頭15枚目)は優勝決定戦で大関貴景勝に敗れ、初優勝はならなかった。 本割で勝てば優勝が決まっていた熱海富士は、朝乃山に寄り切りで敗れ11勝4敗となり、優勝決定戦に回った。13日目に敗れている貴景勝との決定戦では、立ち合いでの変化に対応しきれず、はたき込まれた。 今場所は10日目に1敗同士の高安に勝って単独首位に立ち、12、13日目は連敗を喫したが、14日目には阿炎に勝利し、再び単独首位で千秋楽を迎えていた。 猛稽古で大躍進 「もっと強く」 勝負は一瞬で決まった。優勝決定戦に臨んだ熱海富士は、大関貴景勝
-
⚾日大三島サヨナラ 東海切符 秋季高校野球静岡県大会
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は24日、草薙球場で決勝と3位決定戦を行った。3位決定戦は日大三島が聖隷クリストファーを延長10回タイブレークの末、5―4で退け、日大三島が残り1校の東海大会出場権を獲得した。 ▽3位決定戦(草薙第1試合) 聖隷クリストファー 0002002000―4 日大三島 2010100001x―5 (延長10回タイブレーク) ▽三塁打 小川(日)▽二塁打 綱島、島田、市川(日)▽暴投 袴田(聖)▽野選 山内(聖) ▽試合時間 3時間31分 【評】日大三島が聖隷クリストファーの反撃を振り切り、延長10回タイブレークで競り勝った。
-
⚾藤枝明誠V 集中打3度 秋季高校野球静岡県大会
第76回秋季高校野球静岡県大会の決勝と3位決定戦が24日、草薙球場で行われた。決勝は藤枝明誠が浜松開誠館を15―3で下して3年ぶり3度目の優勝を飾った ▽決勝(草薙第2試合) 藤枝明誠 240400500―15 浜松開誠館 000110100―3 ▽三塁打 一瀬(藤)加藤(浜)▽二塁打 皆川2、矢沢2、梶田(藤)塚田(浜)▽暴投 山田(藤)伊波(浜)▽捕逸 大迫(浜) ▽試合時間 2時間14分 【評】藤枝明誠が3度集中打を浴びせ、浜松開誠館に大勝した。 初回に2点を先取した明誠は二回の満塁の好機で皆川が、四回も満塁で矢沢が、いずれも走者一掃の二塁打を放ち、リードを広げ
-
「愛される力士に」母の願い背に受け 熱海富士三島で成長の礎 「頑張った」大相撲新星に喝采
大相撲の世界に飛び込んで3年。故郷への愛着をしこ名に込めた21歳の青年、熱海富士(本名、武井朔太郎)は、24日の千秋楽(東京・両国国技館)で誰よりも注目される存在だった。初優勝にはあと一歩届かなかったが、懸命な取り組みで多くのファンを魅了。花道を去る背中には「頑張った」「惜しかった」と温かな声が送られた。 小学2年の時、千葉県から熱海市へ移り住んだ。高学年になり参加した三島市のわんぱく相撲大会が相撲との出合い。間もなく入会した三島相撲クラブで熱心な指導を受け、正面から攻める相撲の基礎を築いた。 「半端じゃない」と誰もが口をそろえる大食漢。中学で既に毎食4合以上の米を平らげた。母奈緒さん(
-
競泳男子A400自・大木(飛龍)は3位 成年男子400メドレーリレー4位 鹿児島国体
鹿児島国体は24日、鹿児島市で競泳最終日を行い、県勢は大木優瑠(飛龍高3年)が少年男子A400メートル自由形3位で表彰台に上がった。成年男子400メートルメドレーリレーは4位に食い込み、少年女子共通400メートル自由形の高遥香(城南静岡高2年)と少年男子A50メートル自由形の松田隼人(静岡市立高3年)は5位入賞を果たした。少年女子A50メートル自由形の鈴木月渚(飛龍高3年)は6位、少年男子B400メートル自由形の鈴木颯(新居高1年)は8位だった。 大木(飛龍)悔しい3位 少年男子A 400自 「頂上に立つ力ない」 全国高校総体覇者は自己ベストを更新しても笑顔を見せなかった。少年男子A400メ
-
⚾藤枝明誠、浜松開誠館退け3年ぶりV 日大三島も東海切符 秋季高校野球静岡県大会
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は24日、草薙球場で決勝と3位決定戦を行った。 決勝は藤枝明誠が浜松開誠館に15―3で圧勝し、3年ぶり3度目の優勝を飾った。藤枝明誠は14安打で15得点と打線が爆発。皆川晧也の2本の適時二塁打などで二回までに6点をリードし、流れをつかんだ。 3位決定戦は日大三島が聖隷クリストファーに、延長10回タイブレークの末、5―4で競り勝ち、2年ぶりの東海大会出場を決めた。 藤枝明誠、浜松開誠館、日大三島の3校が出場する東海大会は10月21日に岐阜県で開幕する。 24日の結果 ▽決勝 藤枝明誠 15―3 浜松開誠館 ▽3位決定戦 日大三島
-
卓球女子 メダル確定 平野美宇(木下グループ、沼津市出身)出場 杭州アジア大会
杭州アジア大会第2日の24日、柔道は女子48キロ級でパリ五輪代表内定の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が今大会で日本の金メダル1号となり、前回大会の52キロ級に続く2階級制覇を飾った。男子66キロ級の田中龍馬(筑波大)も優勝した。 競泳は女子50メートル平泳ぎで32歳の鈴木聡美(ミキハウス)が30秒14の日本新記録をマークし、男子100メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)とともに銀メダルを手にした。 体操は男子団体総合決勝を実施した。ローイング(旧ボート競技)の女子かじなしフォアで日本が2位に入った。近代五種の日本は男女ともパリ五輪の出場枠を獲得した。 卓球は女子団体が準々決
-
⚽清水エスパルス ゴール遠く、甲府と引き分け J2第36節
明治安田J2リーグは24日、各地で第36節の残り5試合が行われ、2位の清水が甲府と0-0で引き分け、勝ち点64とした。 ②アイスタ(甲府1勝1分け)▽観衆15026人 清 水 17勝13分け6敗(64) 0(0―0 0―0)0 甲 府 15勝8分け13敗(53) 【評】清水はゴールが遠く、甲府と引き分けた。 コンパクトな守備陣形を敷く相手に、序盤から手を焼いた。ボール奪取からカウンター攻撃を受け、後手に回る展開。遠めからのシュートでもゴールを脅かされたが、GK権田が防いだ。 布陣を変えるなどの手を打った後半は押し込む時間が増えたものの、決定機は思うようにつくり出せず。途中投入さ
-
⚽アスルクラロ沼津 ホームで痛い黒星 J3第28節
明治安田J3リーグは24日、各地で第28節の残り5試合が行われ、沼津は1-2で鳥取に敗れた。 ②愛鷹(鳥取1勝1分け)▽観衆1755人 鳥 取 10勝10分け8敗(40) 2(0―0 2―1)1 沼 津 12勝6分け10敗(42) ▽得点者【取】重松(6)田村(6)【沼】森(4) 試合終了間際 勝ち越し許す 沼津は鳥取に先制された後半途中に攻撃陣3人を交代して同点に追い付いたが、試合終了間際に勝ち越しを許し、9月のラストマッチを飾れなかった。今季残り10試合で痛い黒星となった。 前半は互いに好機をつくり、拮抗(きっこう)した展開が続いた。両者無得点で折り返した後半17分、相手の左サイ
-
⚽ジュビロ磐田 遠のく自動昇格圏 今季初の逆転負け J2第36節
明治安田J2リーグは24日、各地で第36節の残り5試合が行われ、3位の磐田は岡山に1―2で敗れ、勝ち点は62のまま。 ②Cスタ(岡山2勝)▽観衆10578人 岡 山 13勝15分け8敗(54) 2(1―1 1―0)1 磐 田 17勝11分け8敗(62) ▽得点者【岡】鈴木(3)柳(4)【磐】松原(6) 【評】磐田は先制したが、守り切れず岡山に逆転負けした。 立ち上がりは前線から圧力をかけ前半7分、敵陣で球を奪うとショートカウンターを仕掛け、松原が先制点を決めた。だが、37分に右サイドを崩されて同点に追い付かれた。 後半は思うように好機をつくれず、31分に相手CKを押し込まれて勝ち
-
⚽藤枝MYFC 東京Vとドロー、2度追い付く J2リーグ第36節
明治安田J2第36節最終日(24日・IAIスタジアム日本平ほか=5試合)藤枝は東京Vと2―2で引き分けた。 ②味スタ(東京V1勝1分け)▽観衆7831人 東京V 17勝10分け9敗(61) 2(1―1 1―1)2 藤 枝 11勝9分け15敗(42) ▽得点者【V】森田(1)染野(5)【藤】アンデルソン(2)鈴木(1) 攻撃スタイル崩さず上位から勝ち点 自分たちのスタイルを曲げず、藤枝は敵地で2度追いつく勝負強さを見せ、上位の東京V相手に勝ち点1をつかんだ。 互いに中盤で流動的にポジションを変え、攻撃的なスタイルを志向するチーム同士。藤枝はミドルブロックを敷いて試合を進め、前半からボー
-
男子エイト 「出遅れ響き」5位 杭州アジア大会
【杭州=本社臨時支局・大沼雄大】メダルを射程圏内に捉えながらも、一歩及ばなかった。男子エイトの大塚(NTT東日本、沼津工高出)は「後半の追い込みは良かったが、スタートの出遅れが響いた」と悔しさをにじませた。 直前の女子フォアが今大会の日本勢第1号となる銀メダルを獲得。刺激を受けて決勝に臨んだが、スタートの動きがかみ合わず、序盤で後れを取った。中国が抜け出す中、1500メートル地点で3位との差は2秒以上。「後半のスパートが得意な選手がそろっていたので自信はあった」と、ここから残り500メートルで猛追したが、メダルまであと0秒96届かず5位。大塚は「どの国も出だしから速く、そのままいかれてしま
-
たすきつないで4時間力走 藤枝 リレーマラソンに1088人
「第2回4時間耐久リレーマラソンinふじえだ」(アクタガワ主催)が24日、藤枝市の藤枝総合運動公園で行われた。県内外の子どもから高齢者まで計1088人がエントリーし、自然の中を駆け抜けて仲間にたすきをつないだ。 1チーム2~10人で陸上競技場を発着点に、1人1周(約1・2キロ)の特設コースで4時間の周回数を競った。午前9時、参加者は合図とともに一斉にスタート。仲間の声援を受けながら、野球場内や起伏のある坂など走り応えのある道を力走した。ソロ(1人)の部も同時に実施された。 陸上競技場の芝生エリアは子ども向けの陸上教室、同公園の中央広場では飲食と土産の出店、似顔絵やリラクゼーションなどの各
-
大相撲秋場所は優勝決定戦へ
大相撲秋場所千秋楽は24日、東京・両国国技館で行われ、単独首位の熱海富士が4敗目を喫し、優勝決定戦にもつれ込んだ。
-
藤枝明誠が3年ぶり優勝 秋季高校野球県大会
第76回秋季高校野球県大会の決勝と3位決定戦が24日、草薙球場で行われた。決勝は藤枝明誠が浜松開誠館を15―3で下して3年ぶり3度目の優勝を飾った。 3位決定戦は日大三島が聖隷クリストファーを延長10回タイブレークの末、5―4で退け、日大三島が残り1校の東海大会出場権を獲得した。
-
⚽全国高校サッカー選手権県大会 1次トーナメント2回戦結果
▽1次トーナメント2回戦(23日・富士見台高ほか) 富士見 5(1―0 4―1)1 伊豆中央 桐陽 2(1―0 1―0)0 静岡 静岡大成 4(3―0 1―0)0 田方農 静岡商 2(0―0 2―0)0 榛原 静岡東 3(1―0 2―0)0 静岡西・川根 駿河総合 3(0―0 3―1)1 富士 池新田 2(0―0 2―1)1 沼津工 沼津東 3(2―0 1―0)0 藤枝北 掛川工 3(0―0 3―0)0 下田 浜松市立 2(2―1 0―1)2 掛川東(PK3―2) 浜松西 4(0―2 4―0)2 吉原 浜松北 2(0―1 2―0)1 伊豆総合 湖西 1(0―0 1―0)0 三島南 浜松南 3
-
パリ五輪への前哨戦、火ぶた 杭州アジア大会開幕
杭州アジア大会は23日夜の開会式で開幕した。選手団の入場前には最新技術による華やかなアトラクションが行われ、アジア最大のスポーツの祭典の幕開けを彩った。 大会は新型コロナウイルスによる1年延期を経て開催される。一部競技は主要国際大会を優先して一線級が出場しないため、日本オリンピック委員会(JOC)はメダル目標を掲げていないが、アジア圏に強豪が集う競技は来夏のパリ五輪への前哨戦になる。 静岡県勢はパリ五輪切符が懸かるボクシング男子の坪井智也(自衛隊、浜松工高出)、アーチェリー女子で東京五輪代表の山内梓(近大職)と、前回ジャカルタ大会の混合リカーブ金メダリスト杉本智美(ミキハウス)の浜松商高
-
3人が大会新V 男子100/男子110障害/女子走り幅 陸上静岡県高校新人大会
陸上の静岡県高校新人大会は23日、草薙陸上競技場で開幕し、男女19種目の決勝を行った。男子100メートルは小栁光智人[みちと](東海大翔洋)が10秒45の大会新で優勝した。男子110メートル障害では、準決勝、決勝で大会記録を更新した浅井惺流[せいら](東海大翔洋)が14秒25で制した。女子走り幅跳びでも、6メートル07を記録した橋本詩音(静岡雙葉)が大会新で頂点に立った。 24日の大会最終日は男女20種目の決勝を実施する。各種目6位までの選手が東海大会(10月28、29日)の出場権を得る。 混戦の決勝 小栁、差し切る 混戦の男子100メートルの栄冠に輝いたのは、準決勝を3位タイで通過し
-
競泳成年男子200リレー 静岡県新記録で5位入賞 鹿児島国体
鹿児島国体は23日、鹿児島市で競泳第2日を行った。静岡県勢は成年男子200メートルリレーで1分29秒97の県新記録をマークして5位入賞を果たした。成年男子100メートル背泳ぎの松本周也(ひまわりネットワーク、伊東高出)も55秒32で5位入賞。成年女子200メートルリレーは7位、少年男子B50メートル自由形で斎藤健太(浜松商高1年)も8位に入った。入賞が期待された成年男子100メートル自由形の高橋航太郎(自衛隊体育学校、静岡東高出)は予選9位で惜しくも決勝進出を逃した。 「最強」チームで一丸 チーム一丸で県新を出し、成年男子200メートルリレーで本県が5位に食い込んだ。1泳で22秒38の好
-
⚾藤枝明誠 上位打線が機能、決勝進出 秋季高校野球静岡県大会
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は23日、草薙球場で準決勝を行い、浜松開誠館と藤枝明誠が決勝に進出した。浜松開誠館は初、藤枝明誠は3年ぶりの東海大会出場権を獲得した。藤枝明誠は一瀬友希の適時三塁打など2打点の活躍が光り、聖隷クリストファーを振り切った。 大会最終日は24日、草薙球場で決勝の浜松開誠館-藤枝明誠、残り1枚の東海切符を懸けた3位決定戦の日大三島-聖隷クリストファーを行う。 【評】藤枝明誠が攻守で聖隷クリストファーを上回った。 藤枝明誠は1番坂上が3安打、3番一瀬が3安打2打点と上位打線が機能し、12安打で6得点した。守っては左腕日吉、右腕山田が走者を
-
⚾浜松開誠館 決勝へ 松井、7回零封 秋季高校野球静岡県大会
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は23日、草薙球場で準決勝を行い、浜松開誠館と藤枝明誠が決勝に進出した。浜松開誠館は初、藤枝明誠は3年ぶりの東海大会出場権を獲得した。浜松開誠館は主戦松井隆聖が7回を零封し、日大三島に7回コールド勝ち。大会最終日は24日、草薙球場で決勝の浜松開誠館-藤枝明誠、残り1枚の東海切符を懸けた3位決定戦の日大三島-聖隷クリストファーを行う。 【評】浜松開誠館が序盤にたたみかけ、日大三島に快勝した。 初回に無死一、三塁のピンチを無失点でしのいだ浜松開誠館は、直後に敵失から好機をつくり、竹内の押し出し四球で先制。さらに大迫、長部の連打で計5得点
-
⚾浜松開誠館と藤枝明誠に東海切符 秋季高校野球静岡県大会、24日決勝と3位決定戦
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は23日、草薙球場で準決勝を行い、浜松開誠館と藤枝明誠が決勝に進出した。浜松開誠館は初、藤枝明誠は3年ぶりの東海大会出場権を獲得した。浜松開誠館は主戦松井隆聖が7回を零封し、日大三島に7回コールド勝ち。藤枝明誠は一瀬友希の適時三塁打など2打点の活躍が光り、聖隷クリストファーを振り切った。 大会最終日は24日、草薙球場で決勝の浜松開誠館-藤枝明誠、残り1枚の東海切符を懸けた3位決定戦の日大三島-聖隷クリストファーを行う。 23日の結果 浜松開誠館 8-0 日大三島(7回コールド) 藤枝明誠 6ー3 聖隷クリストファー 24日の試合 ▽草
-
杭州アジア大会が開幕 過去最多の日本選手団 水鳥副団長ら行進
【杭州=静岡新聞社臨時支局・山本一真】第19回アジア競技大会は23日、中国浙江省杭州市の主会場「杭州オリンピックスポーツセンタースタジアム」で開会式を行い、アジア最大のスポーツの祭典が開幕した。10月8日までの16日間、杭州などで40競技481種目を実施し、45カ国・地域から選手約1万2千人が参加する。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う1年延期を経ての開催。世界選手権などが重なり、一線級が出場しない競技もあるが、日本オリンピック委員会(JOC)は来夏に迫ったパリ五輪に向け、国際経験を積む貴重な大会として1100人を超える過去最多の選手団を編成した。 中国での開催は10年の広州以来3度目
-
熱海富士は3敗堅持、単独首位に 最速Vなるか、4敗は4人
大相撲秋場所14日目(23日・両国国技館)平幕熱海富士が阿炎を寄り切り、11勝3敗で単独首位に立った。大関貴景勝は新大関豊昇龍の上手投げに屈して4敗に後退した。豊昇龍は7勝7敗。 21歳の熱海富士は千秋楽で朝乃山に勝てば初優勝が決まる。初土俵から所要18場所は年6場所制となった1958年以降初土俵の力士で最速記録となる(付け出しを除く)。敗れれば最大4人の優勝決定戦にもつれる可能性がある。 関脇大栄翔は大関霧島を小手投げで破って10勝目。霧島は8勝6敗。関脇若元春は9勝目を挙げ、新関脇琴ノ若は勝ち越した。小結翔猿は負け越し。熱海富士を1差で追う4敗は貴景勝、大栄翔、平幕の高安、北青鵬の4
-
⚽清水エスパルス 連続無敗記録更新へ 24日甲府戦【J2見どころ】
J2清水の見どころ 24日にホームで7位甲府を迎え撃つ。前節の勝利で今季初めてJ1自動昇格圏の2位に浮上。13戦負けなしとし、2009年のJ1時代のクラブ記録に並んだ。今節で今季4度目の3連勝と連続無敗記録の更新を狙う。 甲府は1巡目の対戦で0ー1と敗れた相手。前回失点を喫したカウンターや、セットプレーに警戒が必要だ。秋葉監督は「シーズンダブル(1季で2敗)を食らうようでは昇格できない」とチームを引き締める。 直近2戦の内容は攻守で充実していて、今節も継続したい。DF高橋は「個の力がある相手。質で負けないように」と語る。ボランチのMFホナウドはコンディション不良で今節も欠場が濃厚。代役の
-
⚽ジュビロ磐田 24日岡山戦「開幕戦の悔しさ晴らす」【J2見どころ】
24日に敵地で岡山と対戦する。前節山口に引き分け3位に転落した磐田は、開幕戦で敗れた相手を攻略し自動昇格圏を再び捉えたい。 岡山は前節山形に敗れたものの、直近5試合で4勝1敗と好調を維持する。開幕戦では、3点を先行され、FW後藤の2得点で猛追したが、及ばなかった。前節故障離脱から2カ月ぶりに復帰したMF山田は「開幕戦の悔しさを晴らす」と意気込む。 山口戦は押し込みながらもゴール前の精度を欠き、今季3度目の無得点に終わった。横内監督は攻撃陣に奮起を求め「同じ相手に2度は負けたくない」と闘争心を前面に出す。ただ最終ラインは累積警告が3枚に達している選手が3人いて、注意が必要だ。
-
⚽藤枝MYFC 24日東京V戦、ハイプレスで雪辱誓う【J2見どころ】
前節首位町田と勝ち点1を分け合って15位まで上がり、24日に敵地で対戦するのは4位東京V。前回ホームで0ー5と惨敗した相手に、須藤監督は「プライドを持って戦う」と雪辱を期す。 2戦連続無失点中で、スタメンは前節が基本になりそう。再整備が進んだミドルブロックの守備にハイプレスを加え、主導権を握りたい。ボランチの水野は「中盤から全体を動かし、対応力を示したい。サイドチェンジで大きな展開も有効」と試合をイメージする。 東京V下部組織出身のMF横山は気合十分。「無理にでも仕掛け、ゴールに向かうプレーで自分が得点に絡みたい。ショートカウンターも狙う」と勝利への貢献を誓う。
-
東レ難波、飛躍へ奮闘 速攻評価で代表抜てき 杭州アジア大会バレー男子
198センチの大型ミドルブロッカーが飛躍のきっかけをつかもうと奮闘している。中国・杭州アジア大会のバレーボール男子で難波尭弘(25)=東レ=がここまで全4試合に先発出場。22日はカザフスタンを下し準々決勝に進んだ。リーグ戦出場が限られる中での2季連続の代表選出。将来性を期待されての抜てきを自覚し、「大会中に1試合でも活躍したと思える試合をつくりたい」と誓う。 東レには高橋健太郎ら代表主力クラスのミドルがそろう上、昨季は同期の西本圭吾が主に起用された。「リーグで活躍して代表というのが本来の形。自分は選ばれる立場にない」と難波。それでも今大会を指揮する真保綱一郎監督は身体能力を高く買い、速攻に
-
卓球男女連勝 貫禄の突破 杭州アジア大会
平野 上々の初戦「中国戦まで勝ち上がる」 打倒・中国へ上々の滑り出しになった。女子団体の平野(木下グループ、沼津市出身)はモンゴルとの予選リーグ初戦に出場し貫禄の3-0。大会初日の状態を確認し「緊張感なく、脚を動かせている」と順調な仕上がりだ。 午前10時開始の第1試合で1番手を志願。最も早い時間帯の試合感覚を確かめたかったという。格下相手ではあったが、3ゲームとも11-1の圧勝には手応えがあった。今大会のテーマは緊迫した場面でどう戦うか。団体、シングルスとも中国勢に完敗したアジア選手権より「ラリー中やサーブからの3球目攻撃で自分から動くことを意識している」という。 7月の国際大会で世
-
「ヤナギダー」黄色い声援 ピンバッジの交換に平野笑顔 アジア大会、国境越える人気選手【記者コラム 杭州小話】
男子バレーボールの試合会場。観客席の中国人とみられる女性グループから「ヤナギダー」と黄色い声援が飛んだ。 熱視線の先には日本チームの主将を務める柳田将洋選手。試合後に感想を尋ねると「国境を越えてつながる強さがスポーツにはある。それは僕らのプレー一つに懸かっている」と、31歳のベテランらしい答えが返ってきた。 中国で注目の卓球会場では、平野美宇選手(沼津市出身)が海外メディアの質問に応じていた。平野選手のIDカードのストラップには、スポンサー契約を結んだサンリオのキャラクターピンバッジがずらり。取材陣からバッジの交換を求められ、笑顔で快く応じる姿に、人気の理由の一端がうかがえた。 (静
-
熱海富士、貴景勝に苦杯 翠富士勝ち越し 大相撲秋場所13日目
大相撲秋場所13日目(22日・両国国技館)は、大関貴景勝が平幕熱海富士(熱海市出身)を寄り切り、10勝3敗で首位に並んだ。 霧島は豊昇龍との大関同士の一番を上手投げで退けて勝ち越し、かど番を脱出した。豊昇龍は7敗目。3関脇は大栄翔が豪ノ山をはたき込んで9勝目を挙げ、若元春は剣翔を寄り切って勝ち越した。琴ノ若は7勝目。新小結錦木は負け越した。高安は4敗に後退した。翠富士(焼津市出身)は琴勝峰をすくい投げで下し、勝ち越しを決めた。 3敗の貴景勝と熱海富士を4敗で大栄翔、平幕の高安、金峰山、北青鵬の4人が追う混戦。十両は一山本が12勝1敗で単独トップ。 ◇3敗 貴景勝、熱海富士 ◇4敗 大
-
レスリング浅野(飛龍高)3冠 ゴルフは佐野(日大)が頂点 鹿児島国体
国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」(会期前競技)は22日、鹿児島県内でレスリングとゴルフを行い、静岡県勢はレスリングで少年男子80キロ級フリースタイルの浅野稜悟(飛龍高3年)が優勝し、ゴルフも成年男子個人で佐野健太(日大2年、暁秀高出)が頂点に立った。 浅野、手堅く全国3冠 80キロ級フリースタイルレスリング レスリングフリースタイル80キロ級の浅野が手堅く優勝を果たし、4月のJOC杯、8月のインターハイに続き全国3冠をつかみ取った。 相手を背中からたたき落とす強烈なタックルが武器。準決勝までは実力通り圧倒したが、重圧からか決勝は苦しんだ。優位に試合を進めたが、終盤に相手にポイント
-
来季の2軍戦参入、ハヤテ(静岡市)が有力 29日のオーナー会議で承認
日本野球機構(NPB)は22日、来季から2軍戦のみに参加する新規球団の審査小委員会を東京都内で開き、静岡市に本拠地を置く計画の「ハヤテ223(ふじさん)」は参入が有力となった。小委員会の座長を務めるヤクルトの江幡秀則球団専務は詳細を伏せつつ「方向性は出ました」と語った。 今後はNPBと12球団による臨時実行委員会で方針を確認した上で、29日のオーナー会議で承認する予定。複数球団の参入が認められる可能性もある。 2軍への新規参入にはハヤテ223に加え、ルートインBCリーグ新潟と、BCリーグ栃木を運営するエイジェックが申請している。
-
鹿児島国体・競泳が開幕 静岡県勢は松本2位、望月3位 伊藤4位
鹿児島国体は22日、鹿児島市で競泳が開幕した。静岡県勢は成年男子200メートル個人メドレーで松本周也(ひまわりネットワーク、伊東高出)が自己記録に迫る1分58秒77で2位に食い込んだ。優勝が期待された成年女子400メートル自由形の望月絹子(鈴与)は4分12秒17で3位に終わった。成年女子200メートル個人メドレーの伊藤亜香利(神奈川大2年、磐田農高出)は4位。少年男子B400メートルリレーは5位に入り、少年男子A800メートルリレーも6位入賞を果たした。 松本、自己ベストに迫る 平泳ぎ課題克服に決意 昨年の日本学生選手権で出した自己記録に迫る1分58秒77で2位に食い込んだが、「調子が悪
-
アジア大会 超大国のスケール感【杭州小話】
中国八大古都の一つに数えられる杭州市。マルコ・ポーロが東方見聞録で「世界一美しい都市」とたたえた水の都を象徴する銭塘江のほとりに、巨大な“ハスの花”が咲き誇る。大会のメイン会場となる「杭州オリンピック・スポーツ・センタースタジアム」だ。 着工は2009年。自国開催の北京五輪を終えた直後に、日本の国立競技場を上回る観客収容数8万人超のスタジアムを建ててしまうところに、コロナ禍でも成長を続けたとされる中国経済のすさまじさがうかがえる。スタジアム周辺の高層ビル群は広大な大地のかなたまで連なり、今なお多くが空に伸び続けている。 杭州市の人口は東京都にも匹敵する1200万人
-
杭州アジア大会 バレー男子 1次リーグ全勝突破
杭州アジア大会の開幕前に実施の競技でバレーボール男子は21日、1次リーグ最終戦でフィリピンを3-0で下し3戦全てストレート勝ち。F組1位で決勝トーナメントに進出した。県勢は難波尭弘(東レ)が先発出場し速攻を着実に決めて4得点した。ローイングの大塚圭宏(NTT東日本、沼津工高出)は男子フォアの敗者復活戦で3着に入り決勝に進んだ。 バレーボール ▽男子1次リーグF組 日本 3勝 3(25―19 25―14 25―23)0 フィリピン 1勝2敗 フィリピンに3―0 1位で決勝T 主将・柳田「若手成長著しい」 【杭州=本社臨時支局・大沼雄大】フィリピンとの1次リーグ最終戦をストレート勝利で締めく
-
「バスケ好きの子 地元で育てたい」 元ベルテックス主将・大沢さん 10月から静岡にスクール
静岡市を拠点とするバスケットボール男子Bリーグ・ベルテックス静岡の元主将で今夏引退した同市清水区出身の大沢歩さん(32)が小学生から高校生までを対象にしたバスケットボールスクールを10月に静岡市内で開校する。プロで培った技術に加え、「チームスポーツの選手として不可欠な要素」(大沢さん)として、あいさつや礼儀作法、思いやりの気持ちといったことも教え、人としての成長を促す。子どもたちに魅力を伝えていくことで、「バスケ好き」を増やし、競技人口の拡大につなげる。 大沢さんは現役時代、オフシーズンを使って子どもたちを中心にバスケを教えるクリニックを個人で開いていた。引退後にバスケの裾野拡大に貢献し
-
⚽清水エスパルス 久々出場の竹内 勝利に貢献 昇格へ終盤戦支える気概
J2清水のMF竹内涼(32)=浜松開誠館高出=が前節金沢戦で13試合ぶりにピッチに立ち、2位浮上を果たしたチームの勝利に貢献した。今季は思うように出番を得られていない中、大事な試合で健在ぶりを発揮。1年でのJ1復帰を果たした2016年を知るベテランが、大詰めの終盤戦を迎えたチームを支える。 前節は「チームを動かす、輝かせる部分を期待した」(秋葉監督)とボランチの一角として先発に起用された。前線に飛び出してシュートを放ったり、自陣で積極的にパスを受けたりと攻撃に関与。守備でも相手のカウンター攻撃を阻むなど、ピッチを退いた後半10分まで安定したプレーを見せた。 試合前、敵地のゴール裏を埋め尽
-
熱海富士2敗目、後続と1差に 貴景勝ら3敗堅持 大相撲秋場所12日目
大相撲秋場所12日目(21日・両国国技館)平幕熱海富士は関脇大栄翔に引き落としで敗れ、10勝2敗となった。単独トップは変わらず、関脇琴ノ若を押し出した大関貴景勝、平幕高安の3敗勢との差は一つに縮まった。 他の2大関はかど番の霧島が関脇若元春に寄り切られて5敗目を喫した。若元春は7勝目。新大関豊昇龍は豪ノ山を押し出して6勝6敗の五分に戻した。大栄翔は勝ち越し、琴ノ若は6勝6敗。錦木と翔猿の両小結は5勝7敗となった。 2敗の熱海富士、3敗の貴景勝と高安に続く4敗は大栄翔ら7人の混戦。十両は一山本が11勝1敗で単独首位に立った。
-
楕円球がつなぐ縁【2023ラグビーW杯フランス大会】
楕円(だえん)球がつなぐ縁がある。 日本対イングランド戦の会場となったスタット・ド・ニースは、キックオフ前から大勢のファンの期待感と熱気に包まれていた。その中で、ひときわ目立っていたのが国籍を超えた人と人との交流。言葉や歌で、互いの健闘をたたえ合う。至るところで両チームのジャージーが交じった記念撮影が行われるのも、国際大会ならではの温かな光景だ。 そこに、「4年前、ラグビーのとりこになった」という一人の女性がいた。磐田市在住の渥美典子さんは、2019年の日本大会の際、「地元で世界的なイベントが開催されるチャンスはめったにない」とエコパでのボランティアに参加。大会運営を通して世界各国から集
-
⚾秋季高校野球静岡県大会 23日、準決勝 東海切符懸け4強激突
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球県大会は23日、草薙球場で準決勝を行う。2年ぶり4強の日大三島は今夏の全国選手権出場の浜松開誠館とぶつかる。2年ぶりの東海大会出場を目指す聖隷クリストファーは、3年ぶりの東海切符を狙う藤枝明誠と対戦。勝者が東海大会に出場する。24日は同球場で決勝と3位決定戦を行い、3位決定戦の勝者が残り1枚の東海切符を手にする。 浜松開誠館は今夏の静岡大会で21回を投げて防御率0・86だった左腕松井が盤石。攻めては準々決勝までの3試合で11打数10安打の塚田を軸に3試合連続のチーム2桁安打と打線が活発だ。日大三島は今夏4強の立役者となった左腕関野ら投手陣がロース
-
⚽磐田ユース船橋 J3愛媛内定
J2磐田は21日、磐田ユースのFW船橋京汰(18)が来季、J3愛媛への加入が内定したと発表した。 今季J2磐田で2種登録されカップ戦3試合、天皇杯1試合に出場し1得点を挙げた。チームを通じ「3年間たくさんの経験をさせていただき感謝の気持ちでいっぱい。来季からは愛媛でプロサッカー選手として頑張る」とコメントした。
-
⚾常葉大菊川の鈴木叶プロ志望届
常葉大菊川高の鈴木叶捕手が21日、日本高野連にプロ志望届を提出した。鈴木は二塁送球1・8秒台の強肩が武器で、高校通算本塁打20本を超える強打にも定評がある。 今春に出場した選抜大会(甲子園)では千葉・専大松戸のプロ注目右腕、平野大地から1安打を放ち、守備でも二盗を阻止するなど攻守で存在感を示した。大会終了後にはU18(18歳以下)日本代表候補強化合宿にも参加。世代屈指の捕手として注目された。今夏の選手権静岡大会は左手のけがの影響で万全でなく、チームも準々決勝で敗退した。
-
⚾世界一、日本一に貢献 静岡に野球界の若き逸材 中学生3選手 市長に喜び報告
今夏開かれた中学野球の国際大会や国内大会で優勝した静岡市在住の3選手が20日、市役所静岡庁舎に難波喬司市長を訪ね、結果を報告した。「世界少年野球大会」に東海・北陸地方の代表選手として出場した服織中3年の藤浪ムサシさん(15)は、「優勝に貢献できて良かった」と喜びを語った。 世界少年野球大会は8月10~13日に愛知県などで開催され、米国や中国、韓国などから12チームが参戦した。日本からは4チームが出場し、藤浪さんは「JAPAN中日本選抜」の投手や外野手として活躍した。準決勝では失点したが、リリーフ登板した決勝では「しっかり切り替えて投げられた」と振り返り、「パワーを付け、高校では1年夏から出
-
紅白戦にサポーター喝采 ブレス浜松が公開練習 浜松市東区
バレーボールVリーグ女子2部ブレス浜松はこのほど、公開練習試合を浜松市東区の浜松アリーナで行った。サポーターやパートナー企業の関係者など約80人が観戦し、普段は見ることのできない紅白戦を楽しんだ。 公開練習試合は2セットマッチで行われた。鋭いスパイクやサービスエースで点を取るたびに会場からは大きな拍手が送られた。 リーグ戦開幕を前に、選手の名前入りの横断幕を掲げたり、太鼓や効果音を響かせたりと本番さながらの雰囲気に包まれた会場。一生懸命に声を出して応援するサポーター、声に後押しされて粘り強いプレーをする選手とで会場は一体感が高まった。 サポーターが選手のサーブをレシーブする体験会も開か
-
⚽黄金の左足「J1復帰のミッション」実行へ ジュビロ磐田/DFリカルドグラッサ【しずスポ】
J2磐田のDFリカルドグラッサ(26)が攻守の要としてチームのJ1昇格に欠かせない存在となっている。2021年東京五輪ブラジル代表として金メダルメンバーとなった来日2年目の助っ人は「まだ磐田をJ1に戻すミッションが残っている」。9日の大宮戦では劇的な逆転ゴールも決めた。ブラジル代表「セレソン」への夢を追いながら、黄金の左足でチームをあるべき場所に押し上げる。 「成功の証し」求めて ブラジル代表の夢追う 2年前の夏、東京五輪で来日。この時、日本の環境や国民性に魅せられ、その後の磐田入りを決めた。五輪本大会では出番はなかったが、南米予選のアルゼンチン戦では3-0の快勝に貢献した。「セレソンは
-
⚾国立大からプロ入りへ 静岡大・佐藤啓介内野手 リーグ戦でアピール 広角に長打、通算100安打超
静岡学生野球リーグ・静岡大の佐藤啓介内野手(22)がプロ入りを目指して秋季リーグ戦でアピールしている。181センチ、93キロ。力強いスイングが魅力の左打者は大学通算100安打超。持ち前のパワーに加え、広角に長打を放つなど進化した姿を見せている。 大学ラストシーズンに臨む佐藤は、課題と向き合いながら打席に立つ。「常に一定の状態で打席に入れるように、メンタルの部分を見直している」。自身の一打で勝負が決まる、力の入る場面でも冷静に徹する。技術面にも変化が見られる。「強く振りにいくことで確率が悪くなる弊害がある。確率良くロング(長打)が打てるようにしたい」 愛知県大治町出身。小1で野球を始め中京
-
⚾東海大会出場懸け、23日準決勝 24日決勝と3位決定戦 秋季高校野球静岡県大会
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は23日に準決勝、24日に決勝と3位決定戦を草薙球場で行う。決勝に進出した2チームと、3位決定戦の勝者が東海大会の出場権を獲得する。 今夏の全国選手権(甲子園)に出場した浜松開誠館が秋は初の4強入り。藤枝明誠は3年ぶり、日大三島と聖隷クリストファーは2年ぶりに準決勝に進出した。4強が私学のみとなったのは2年連続。準決勝は第1試合が日大三島-浜松開誠館、第2試合は聖隷クリストファー-藤枝明誠が対戦する。 ▶高校野球しずおか 特設ページ イニング速報/日程・結果/関連記事
-
兄の快進撃 刺激に猛稽古 熱海富士の妹・武井陽奈さん 飛龍高相撲部 来月、集大成の全国大会
大相撲秋場所で快進撃を続ける幕内熱海富士関(21)=熱海市出身、伊勢ケ浜部屋、本名・武井朔太郎=の妹で、飛龍高(沼津市)相撲部の3年武井陽奈さん(18)が、高校生活最後の全国大会に向けて稽古に励んでいる。昨秋から全国でも珍しい女性主将として男女13人の部員を引っ張ってきた。兄の活躍に刺激を受けながら、自身も飛躍を目指す。 掲げられた優勝額から昭和の大横綱北の湖が見下ろす飛龍高の練習場。申し合いの稽古が始まる前に、陽奈さんは塩をまいて土俵を清める。始まると、男子部員とも立ち会いや突きの稽古を重ね、鍛錬を積む。 相撲との出合いは小学4年時。兄に憧れ、わんぱく相撲の大会に出場し、県大会2位。
-
熱海富士が首位守る、後続に2差 大相撲秋場所11日目
大相撲秋場所11日目(20日・両国国技館)は、平幕熱海富士(熱海市出身)が小結翔猿を上手投げで破り、1敗で単独首位を守った。ただ一人2敗で追っていた平幕高安は関脇大栄翔に押し出された。 大関貴景勝は関脇若元春を押し倒し、勝ち越しでかど番を脱出した。かど番の大関霧島は新関脇琴ノ若を寄り切って7勝目。新大関豊昇龍は隆の勝を小手投げで退けて5勝6敗とした。 熱海富士を3敗で貴景勝、高安、剣翔が追う。十両は一山本と大の里が1敗でトップ。 ◇1敗 熱海富士 ◇3敗 貴景勝、高安、剣翔 初めて三役と対戦した熱海富士は翔猿を豪快な左上手投げで転がした。幕内在位2場所目で初めて10勝に到達し
-
杭州アジア大会 結果まとめ(9月20日)
【杭州共同】杭州アジア大会(中国)は20日、来夏のパリ五輪の予選を兼ねる近代五種が行われ、フェンシングのランキングラウンドで男子は佐藤大宗(自衛隊)が5位、松本諒が20位、篠木薫(ともに警視庁)が26位となった。この結果を踏まえて22日の準決勝を実施する。 女子は内田美咲が9位、梅村華苗(ともに自衛隊)が10位、柴田華(早大)が15位。出場選手が少ないため準決勝は行わず、全員が24日の決勝に進んだ。男女ともに上位5人(各国・地域最大1)が五輪出場枠を得る。バレーボール男子は1次リーグF組でインドネシアに3-0と快勝し、2戦全勝とした。 U―22(22歳以下)の大岩剛監督(清水商高出)が指
-
杭州アジア大会 サッカー日本が初戦完勝 カタール戦、静岡県勢コンビ攻撃活性
▽男子1次リーグD組 日本(3) 3(2―0 1―1)1 カタール(0) ▽得点者【日】谷内田(前2分)内野(前25分)山崎(後43分)【カ】アルスライチ(後34分) 【杭州=静岡新聞社臨時支局・山本一真】2010年中国・広州大会以来13年ぶり2度目の優勝へ、若き日本代表の戦いが始まった。カタールとの初戦は前半で2ゴール。中東の難敵を相手にきっちり主導権を握った。 主力で臨んだパリ五輪1次予選を兼ねたU―23アジアカップ予選とは完全別のメンバー編成。大学生が半数を占める国内組中心の布陣は「Bチーム」とも映るが、大岩監督(清水商高出)は「その都度、選ばれた選手が代表。経験を積みにいく
-
杭州アジア大会 連続メダル照準、ベテラン大塚(沼津工高出)チームけん引 ローイング男子フォア 敗者復活戦へ
【杭州=静岡新聞社臨時支局・大沼雄大】30歳を迎え、ベテランの域に入った大塚(NTT東日本、沼津工高出)が男子チームを引っ張り、今大会初レースに臨んだ。来年の最終予選で「競技人生の集大成」と位置づけるパリ五輪の出場権を獲得するためにも「いい流れをつくるきっかけにしたい」と、2大会連続メダルを目標に掲げる。 前回の2018年ジャカルタ大会では、男子かじなしペアで銅メダルを手にした。だが3年後の東京五輪出場はかなわず、今年はNTT東日本に入社以来続いていた男子エイトの全日本選手権連覇が「7」で途切れた。悔しい経験を重ねても「1年ずつ、挑戦する気持ちでやりたい」と、五輪への思いは消えていない。
-
⚽J3アスルクラロ沼津 24日ホームで鳥取戦 第28節見どころ
サッカーJ3アスルクラロ沼津は24日、11位の鳥取とホームの愛鷹広域公園多目的競技場で対戦する。前節は北九州に1―0で競り勝ち、連敗3でストップ。決勝ゴールで今季10得点となったFWブラウンノア賢信選手は「J2に向けてゴールを量産したい」と闘志を燃やす。 前節の序盤は押し込まれる展開が続いた。スコアレスで迎えた後半23分、FW川又堅碁選手の投入から攻撃が活性化。同26分、ブラウンノア選手が左足で繰り出したミドルシュートで均衡を破った。終盤は自陣に選手を集めて相手の猛攻を耐え、1点を守り切った。 中山雅史監督は「後手に回るところもあったが、対応できていた。シュートは3本だったので、積極的に
-
杭州アジア大会 ボクシング代表、坪井「楽しめば結果はおのずと」 浜松工高出
ボクシングでパリ五輪の予選を兼ねる杭州アジア大会(23日開幕)の日本代表選手が20日、東京都内で取材に応じ、東京五輪女子フライ級銅メダリストで50キロ級の並木月海(自衛隊)は「勝ちにこだわって試合をしたい。いい感じに仕上がっているので、あとはやるだけ」と自信を示した。 男子で世界選手権優勝経験のある71キロ級の岡沢セオン(INSPA)は「優勝することしか考えていない」と闘志を燃やし、51キロ級の坪井智也(自衛隊、浜松工高出)は「楽しめれば結果はおのずと出る」と期待感を口にした。 男子は7階級で上位2人、女子は6階級で上位2人または4人(ともに各国・地域1人まで)がパリ五輪の出場権を得られ
-
プロ野球オリックス パ・リーグ3連覇 紅林同点打、一気に大量点
プロ野球オリックスが20日、盤石の戦いぶりでパ・リーグ3連覇を遂げた。優勝マジック「2」として本拠地の京セラドーム大阪で2位ロッテと対戦し、6-2で逆転勝ち。3年連続15度目(前身の阪急時代の10度を含む)の優勝を決めた。 オリックスのリーグ3連覇は阪急が1975~78年に4連覇して以来で3度目。 先発は14勝の山本、10勝の宮城に加え、山下や山崎福が奮闘。打線も西武からフリーエージェント(FA)で加入した森、頓宮らを中心に迫力があった。 主力をけがなどで欠いた時期もあったが、8月下旬には2年ぶりの8連勝を記録するなど独走態勢を築いた。 ◇22回戦=オリックス14勝6敗2分(18
-
⚽J3岩手、松原監督を解任
J3岩手は20日、松原良香監督(49)=浜松市出身=の解任を発表した。ここまで9勝6分け12敗で勝ち点33の14位と不振だった。後任にユースで監督を務めていた中三川哲治氏(52)が昇格する。
-
五輪前哨へ日本加油(頑張れ) 杭州アジア大会9月23日開会式 静岡県勢52人出場へ
【杭州=静岡新聞社臨時支局・山本一真、大沼雄大、二神亨】中国・杭州を舞台にした第19回アジア競技大会は19日に競技が始まり、23日の開会式を経て本格化する。45カ国・地域の選手が40競技483種目で争い、静岡県勢は17競技に52人が出場予定。新型コロナウイルス拡大に伴う1年延期により、パリ五輪まで1年を切って開催される「アジアのオリンピック」は出場枠争いや来夏の前哨戦になる。 五輪予選を兼ねるボクシングは上位2人が切符を手にする。男子51キロ級の坪井智也(自衛隊、浜松工高出)は2021年の世界選手権覇者。日本人がまだ手にしていない五輪との2冠を狙い「もう国内選考をやるつもりはない」と、最
-
熱海富士、9勝1敗で単独首位 高安に勝利 大相撲秋場所10日目
大相撲秋場所10日目(19日・両国国技館)は、平幕の1敗同士の直接対決で熱海富士(熱海市出身)が高安を押し倒し、9勝1敗で単独首位に立った。 かど番の2大関は貴景勝が取り直しの末に宇良をはたき込み、7勝目を挙げた。霧島は新小結錦木に寄り切られて4敗に後退。新大関豊昇龍は関脇若元春を寄り倒し、連敗を3で止めて4勝6敗。若元春は4敗目。関脇大栄翔、新関脇琴ノ若はともに勝ち、6勝4敗。 熱海富士を高安がただ一人の2敗で追い、3敗は貴景勝や平幕北勝富士ら5人。 ◇1敗 熱海富士 ◇2敗 高安 ◇3敗 貴景勝、北勝富士、阿武咲、遠藤、剣翔 1敗対決 高安に完勝 再入幕 見違える成
-
ボッチャ杉村、パリ出場権へ全力 「目の前」に集中 パラ大会連覇を
東京パラリンピックのボッチャ個人の脳性まひBC2で金メダリストの杉村英孝(伊豆介護センター)が19日、藤枝市立朝比奈第一小の児童との交流後に取材に応じた。来年パリで開催されるパラリンピックに向け「まずは出場権を取ることに全力を尽くす。そのさきにある大きな目標の大会連覇に向けて、しっかり取り組んでいきたい」と意気込みを語った。 8月のジャパンパラ大会後、9月上旬はブラジルの国際大会に出場した。12月には「今年の一番大きな大会になる」と話すアジア・オセアニア選手権が控える。「全ての大会がパリに向けて大事になってくる。目の前の試合を全力で戦いたい」と言葉に力を込めた。 交流では児童に体験を通じ
-
杭州アジア大会 バレーボール男子白星発進 アフガニスタンに3―0
【杭州共同】中国の杭州が舞台となる夏季アジア大会は19日、一部の競技が23日の開幕に先立って始まり、バレーボール男子で1次リーグF組の日本はアフガニスタンを3-0で退けて白星発進した。県勢は先発出場した難波尭弘(東レ)が、21-23で迎えた第1セット終盤に速攻を決めるなど要所で得点した。サッカー男子には北朝鮮が登場し、前回2018年ジャカルタ大会以来、5年ぶりに国際総合大会に復帰した。 大会は10月8日まで40競技を実施し、テニスやボクシングなどは来夏のパリ五輪の予選を兼ねる。45カ国・地域から約1万2千人がエントリー。日本選手団は過去最多1137人で編成するが、新型コロナウイルス禍で1
-
⚾東都大学野球 中央大・石田(静清高出)がプロ志望届
中央大の石田裕太郎投手(静清高出)は19日までに、全日本大学野球連盟にプロ志望届を提出した。
-
⚽藤枝順心 Uー18女子ファイナルズ準V クラブユース女王に力負け
サッカーのU―18(18歳以下)年代女子チームの日本一を決めるU―18女子ファイナルズが18日、NACK5スタジアム大宮で行われた。今夏の全国高校総体優勝の藤枝順心高が日本クラブユース大会覇者の日テレ・東京ヴェルディメニーナと戦い、1―4で完敗した。 藤枝順心は前半終了間際にFW辻沢亜唯の得点で一度は同点としたが、後半に3失点して力尽きた。会場は気温34・2度を記録し、試合時間が規定の前後半各45分から同35分に変更された。 ファイナルズは高体連とクラブユースの所属チームが対戦する大会として2020年に設けられたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年初めて開催された。 日テレ・東京
-
「フェンシングの沼津」形に 関係者手応え 地元拠点選手が全日本準V
沼津市の香陵アリーナ(市総合体育館)で初開催された全日本フェンシング選手権は最終日の18日、決勝が行われ、沼津信用金庫(同市)所属の脇田樹魅選手(24)が、女子サーブルで準優勝に輝いた。官民連携で「フェンシングのまち」を掲げ、競技の普及に携わってきた関係者は「思い描いた姿が形になった」と沼津を拠点にする選手の躍動に、これまでの活動の手応えを口にした。 沼津市は2019年に日本フェンシング協会と連携協定を締結し、20年には官民で「フェンシングのまち沼津推進協議会」を発足。男子サーブル元五輪代表の長良将司さん(46)を市職員として採用し、21年にはJR沼津駅前に専用施設もオープンさせて選手の技
-
脇田(沼津信金)サーブル女子準V 全日本フェンシング個人戦
フェンシングの全日本選手権個人戦最終日は18日、沼津市の香陵アリーナ(市総合体育館)で各種目の決勝が行われ、サーブル女子は静岡県勢の脇田樹魅(沼津信用金庫)が、2度目の優勝を狙う高嶋理紗(オリエンタル酵母工業)に惜敗し、準優勝だった。男子は吉田健人(警視庁)が2年ぶりに制した。 エペ男子は松本龍(日大)が初優勝、エペ女子は佐藤希望(大垣共立銀行)が女子史上最多の8度目の優勝に輝いた。 男子フルーレは船本誠志郎(ネクサス)が世界選手権団体金メンバーの敷根崇裕(同)を破り初優勝、女子フルーレは上野優佳(中大)が2年ぶり2度目の優勝を果たした。 脇田悔やむ「もう1点取れないのが、今の実力」
-
日本、イングランドに力負け ラグビーW杯 元代表・小野沢氏「高次元の戦い」
ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会第7日は17日、フランスのニースなどで1次リーグが行われ、D組の日本は強豪イングランドに12-34で敗れた。1勝1敗で、勝ち点は5のまま。イングランドは2連勝で同9とした。対戦成績は日本の11戦全敗。 前半はSO松田(埼玉)の3PGで9-13と粘り、後半は一時1点差に迫ったが、その後に3トライを奪われて突き放された。チリに勝った初戦をけがで欠場したナンバー8の姫野主将(トヨタ)はフル出場した。 2大会連続の1次リーグ突破を目指す日本は28日(日本時間29日)にサモア、10月8日にアルゼンチンと戦う。 B組で前回覇者の南アフリカが計12トライで
-
熱海富士が給金 高安と首位 大相撲秋場所9日目
大相撲秋場所9日目(18日・両国国技館)は、新大関豊昇龍が新関脇琴ノ若の小手投げに軍配差し違えで屈し、3連敗で6敗目を喫した。琴ノ若は5勝4敗で白星先行。かど番の2大関は貴景勝が豪ノ山を突き倒し、霧島は宇良を押し倒してともに6勝目を挙げた。 関脇同士の一番は大栄翔が若元春を押し出して5勝目。若元春は3敗に後退した。 平幕の高安と熱海富士(熱海市出身)が1敗で首位を守り給金を直した。剣翔がただ1人2敗で追う展開。十両は新十両大の里が9連勝で単独トップ。 ◇1敗 高安、熱海富士 ◇2敗 剣翔 熱海富士と高安 きょう直接対決 元大関高安と再入幕の熱海富士が勝ち越しを決め、優勝争いの首位を並
-
56人、2次予選へ 静岡県アマチュアゴルフ選手権
セキスイハイム東海CUP第52回静岡県アマチュアゴルフ選手権大会(県ゴルフ連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)の1次予選が18日、東富士CC(6723ヤード、パー72)で行われた。111人が出場し、上位56人が2次予選に進んだ(同スコアはマッチングスコアカード方式で順位を決定)。 ①平出陽音、仲西郷=以上71③鈴木朝登72④野沢有希74⑤鈴木孝弘76⑥森昌俊、井伊琢美、西嶋輝将、望月翔太=以上77⑩宮沢赳浩、市川兆治、佐藤淳、渡辺一久、松浦勝志=以上78⑮松谷英樹、白井栄輝、丸山大、大村桃葉=以上79⑲桜木一、保竹純一、堀内芳洋、鈴木涼馬、丸山舞、望月大輔=以上80(25)藤田悠太郎、松尾幸二
-
全中柔道優勝 勝又さん 女子個人70キロ級 御殿場市長に喜び
御殿場市在住の勝又美涼さん(15)=山梨県富士学苑中3=が、8月中旬に徳島県で開催された本年度全国中学校体育大会(全中)の柔道女子個人70キロ級で優勝を果たした。このほど、市役所に勝又正美市長を訪ね、喜びを報告した。 勝又さんは身長172センチの恵まれた体格で、内股を得意技とする。今年は山梨県大会と関東大会も優勝して全国の舞台に臨んだ。準決勝の相手は優勝候補の強豪だったが、試合時間残り1秒で小外掛けで技ありを奪い、優勢勝ち。決勝は昨年に準決勝で負けた相手との再戦で、僅差勝ちを収めた。団体戦にも出場し、チームをベスト8に導いた。 勝又さんは「昨年に負けた相手に勝てて、1年間の練習の成果が出
-
富士市チームが選考記録会 80人が成果競う【市町対抗駅伝】
静岡市で12月2日に開催される県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に向け、富士市実行委員会は18日、代表候補選手選考記録会を同市の富士総合運動公園陸上競技場で開いた。公募の参加者計80人が日頃の練習の成果を競った。 小学生は2千メートル、中学生は3千メートル、一般男子・40歳以上は5千メートルのタイムを測定した。参加者は号砲とともに一斉に飛び出し、所定の距離を意識したペースで好記録に挑んだ。 記録会の結果や外部での公認記録などを参考に、10月中旬ごろまでに代表候補選手を選考する。福良勝己監督は参加者の走りを真剣な表情でチェックし「未確定な層もあるが、トータルでバラ
-
トランポリン男子・海野(静岡産業大出)、好演技で国体優勝 W杯へ弾み
鹿児島国体の会期前競技が18日、鹿児島市などで行われ、静岡県勢はトランポリン男子の海野大透(サン、静岡産大出)が優勝した。 パリ五輪出場を目指す海野にとって負けられない国内大会。予選の1本目で高得点をマークし、2本目はあえて難度を下げて確実に決勝進出を決めた。ここ最近は難度を上げている分、構成が難しくなって演技点を落としていたが、決勝では修正して良い形でまとめた。 父の大輔監督は「ここ最近に比べ、良い出来だった」と納得の様子。10月に控えるワールドカップへ向け、弾みを付けた。 ■トランポリン (西原商会アリーナ) ▽男子予選 ④海野大透(サン)101・690点=決勝進出 ▽同決
-
トランポリン男子 海野優勝 鹿児島国体
国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」(会期前競技)は18日、鹿児島県の西原商会アリーナでトランポリンを行い、男子の海野大透(サン、静岡産大出)が優勝した。
-
熱海富士が勝ち越し、高安と首位並走 大相撲秋場所9日目
大相撲秋場所9日目(18日・両国国技館)は、新大関豊昇龍が新関脇琴ノ若の小手投げに軍配差し違えで屈し、3連敗で6敗目を喫した。琴ノ若は5勝4敗で白星先行。かど番の2大関は貴景勝が豪ノ山を突き倒し、霧島は宇良を押し倒してともに6勝目を挙げた。 関脇同士の一番は大栄翔が若元春を押し出して5勝目。若元春は3敗に後退した。 平幕の高安と熱海富士(熱海市出身)が1敗で首位を守り給金を直した。剣翔がただ1人2敗で追う展開。十両は新十両大の里が9連勝で単独トップ。
-
⚽清水エスパルス 金沢に3発、ついに自動昇格圏2位浮上 J2第35節
明治安田J2リーグは17日、各地で第35節の残り3試合が行われ、清水は金沢に3―0で快勝し、勝ち点63で磐田を抜いてJ1自動昇格圏の2位に浮上した。 【評】清水は前節に続く3得点で金沢に完勝した。 前半8分、前線の積極的な守備からボールを奪い、カルリーニョスが流し込んで先手を取った。クロスバー直撃のシュートを打たれる16分の危ない場面をしのぐと、35分に白崎のクロスが相手のオウンゴールを誘って加点した。 後半24分にはチアゴサンタナが遠めから沈めて3点目。その後は攻めながらも要所を締め、3試合連続の無失点を達成した。 「もう一つ上へ」勢い 攻守がかみ合い、快勝でつかんだ今季リーグ
-
⚽藤枝MYFC 首位町田から貴重な勝ち点1 J2第35節
明治安田J2リーグは17日、各地で第35節の残り3試合が行われ、藤枝は首位の町田と0―0で引き分けた。 【評】藤枝は無得点に終わったが、町田の攻撃をはじき返し、引き分けに持ち込んだ。 前半開始からセットプレーを武器とする相手の猛攻を受けたが、GK北村の好セーブでしのぐと、15分と47分にMF横山が惜しいシュートを放った。 後半も互角の攻防が続き、8分にはFW矢村がヘディングシュートでゴールに迫った。途中出場選手も機能し、24分にFWアンデルソン、38分にはMF浅倉が好機を迎えたが、決めきれなかった。 相手圧力しのぎ無失点 ゴールは奪えなかったが、首位町田を相手にがっぷり四つの戦い
-
水泳女子平泳ぎ 野崎が3種目制す 男子バタフライ、川村2冠 静岡県中学新人大会
静岡県中学新人水泳大会(県水泳連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)は17日、県立水泳場で36種目のタイム決勝を行った。 女子は野崎友里(焼津チャンプ)が平泳ぎ3種目で優勝し、50メートルで大会新をマークした。栗田彩華(とこはSS)は400メートル自由形を大会新で制し、200メートルも頂点に立った。中村朱里(城南静岡)は50メートルバタフライを大会新で優勝、100メートルも制し2冠。 男子は川村誠吾(グランツ)が100メートルバタフライを大会新で優勝、200メートルも頂点に立ち、2冠を達成した。 野崎、50メートル大会新も目標記録届かず 女子平泳ぎ3種目を制し、焼津チャンプの野崎がライバル
-
熱海富士1敗守る 高安と並び首位堅持 3大関総崩れ 大相撲秋場所8日目
大相撲秋場所8日目(17日・両国国技館)は、3大関が今場所初の総崩れとなった。新大関豊昇龍は宇良にはたき込まれて5敗目。かど番の2大関は貴景勝が小結翔猿の押し出し、霧島は隆の勝の突き出しに屈し、ともに3敗に後退した。 3関脇は若元春が玉鷲をはたき込んで6勝目。大栄翔は新小結錦木をはたき込みで退け、北勝富士に押し倒された新関脇琴ノ若とともに4勝4敗となった。 首位の1敗で平幕の高安と熱海富士が並び、2敗で若元春、平幕豪ノ山ら4人が追う。十両は新十両大の里が8戦全勝で単独トップ。 ◇1敗 高安、熱海富士 ◇2敗 若元春、豪ノ山、妙義龍、剣翔
-
⚾4強決まる 秋季高校野球静岡県大会・準々決勝
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は17日、草薙球場と清水庵原球場で準々決勝を行い、4強が出そろった。藤枝明誠は日吉結雅が常葉大菊川打線を完封し、3年ぶりに準決勝へ進出。聖隷クリストファーは袴田行紀、大高拓磨の継投で、飛龍の反撃を振り切った。今夏の全国選手権に出場した浜松開誠館は浜松工を投打で圧倒。日大三島は森賀碧が好救援し、駿河総合を退けた。聖隷クリストファーと日大三島は2年ぶり、浜松開誠館は初の4強。大会第5日は23日、草薙球場で準決勝を行う。 17日の結果(準々決勝) ▽清水庵原球場 日大三島 5-1 駿河総合 聖隷クリストファー 4-3 飛龍 ▽草薙球場 浜松
-
⚾日大三島 継投成功で4強 秋季高校野球静岡県大会
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は17日、草薙球場と清水庵原球場で準々決勝を行い、4強が出そろった。日大三島は森賀碧が好救援し、駿河総合を退けた。聖隷クリストファーと日大三島は2年ぶり、浜松開誠館は初の4強。 大会第5日は23日、草薙球場で準決勝を行う。 【評】日大三島は3投手の継投を野手が3併殺で援護し、駿河総合を退けた。 日大三島は一回、市川の適時打と佐野のスクイズで2点を先行。その後も小技を絡めて着実に加点した。守っては2番手関野が4回⅔を無安打無失点。六回1死満塁で登板した3番手森賀は併殺でピンチを切り抜けた。 駿河総合は2投手が粘投したが、要所での失
-
⚾藤枝明誠の日吉、120球完封 3年ぶり4強 秋季高校野球静岡県大会
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は17日、草薙球場と清水庵原球場で準々決勝を行い、4強が出そろった。藤枝明誠は日吉結雅が常葉大菊川打線を完封し、3年ぶりに準決勝へ進出。大会第5日は23日、草薙球場で準決勝を行う。 【評】藤枝明誠の日吉が常葉大菊川打線を完封した。 藤枝明誠は初回に押し出し四球で先制し、三回には暴投で加点。六回にも敵失に乗じて追加点を取った。先発日吉は変化球を中心とした組み立てで散発4安打に封じた。 常葉大菊川はミスでの失点が響き、攻撃も反撃の糸口をつかめなかった。 菊川打線を圧倒 変化球駆使、絞らせず 自信のある変化球がさえ、凡打の山を築いた
-
⚾聖隷クリストファー逆転3点 快進撃でベスト4 秋季高校野球県大会
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は17日、草薙球場と清水庵原球場で準々決勝を行い、4強が出そろった。 聖隷クリストファーは袴田行紀、大高拓磨の継投で、飛龍の反撃を振り切った。聖隷クリストファーと日大三島は2年ぶり、浜松開誠館は初の4強。 大会第5日は23日、草薙球場で準決勝を行う。 【評】聖隷クリストファーが逆転で飛龍に競り勝った。 聖隷は先発袴田が一回に2点本塁打を浴びたが、その後は立て直した。攻めては六回2死から好機をつくり、伊奈の適時打で同点。袴田の四球で2死満塁と好機をつなぎ、井上の左前打と捕逸の間に2点を加えた。 飛龍は八回に無死満塁と攻めたが1点
-
⚾浜松開誠館4強 投打で快勝 秋季高校野球静岡県大会
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は17日、草薙球場と清水庵原球場で準々決勝を行い、4強が出そろった。今夏の全国選手権に出場した浜松開誠館は浜松工を投打で圧倒し初の4強。大会第5日は23日、草薙球場で準決勝を行う。 【評】投打がかみあった浜松開誠館が、浜松工に快勝した。 浜松開誠館は初回に4番塚田の適時打で先制すると、二、三回にも1点ずつを加え、五回には鈴木晄の2点適時打で突き放した。先発松井は走者を置いても要所を締める粘りの投球で完投した。 浜松工は失策が失点につながり、流れに乗れなかった。 打って塚田、2適時打 投げて松井、毎回11K 過去2戦の全打席で安
-
B2ベルテックス静岡、島田で初試合 プレシーズンゲーム、新戦力が存在感
バスケットボールBリーグ2部(B2)静岡は17日、島田市のローズアリーナでプレシーズンゲームを行い、66-72でB3東京Uに敗れた。新外国人トーマス・ブロープレーが11点を稼ぐなど前半を31-30で折り返したが、一進一退になった第4クオーター(Q)に競り負けた。 静岡は敗れはしたが、ブロープレーが立ち上がりの連続3点シュートを含む18得点、B2福島から加入した橋本尚明も要所で鋭いドライブを決めるなど新戦力が可能性を示した。チーム全体でターンオーバーも目立ったが、橋本は「トーマス(ブロープレー)を起点に攻められたのは収穫。連係してもっと生かしていきたい」と振り返った。ファクンド・ミュラー監督
-
静岡県内精鋭集う「松崎卓球」 65歳以上の部で全国優勝
松崎町を拠点に活動し、静岡県内各地のメンバーが参加する卓球クラブ「松崎卓球」が、8月下旬~9月上旬に広島市で行われた第42回全日本クラブ卓球選手権大会の男子65歳以上の部で初優勝した。6回目の同大会出場で初めて予選リーグを突破し、頂点に立った。選手兼監督の山本光信さん(68)=同町=は「小さな町の名を全国に知らしめることができたのではないか」と喜ぶ。 松崎卓球は1960年代に発足した歴史あるクラブで、県内の20~70代の愛好家15人で構成する。大会に出場したのは山本さん、立花信也さん(67)=静岡市駿河区=、古谷昭夫さん(67)=沼津市=、佐藤成生さん(64)=同=、石川猶章さん(64)=
-
⚽清水エスパルス 17日金沢戦、良い守備から攻撃で連勝へ【J2見どころ】
17日に敵地で21位金沢と戦う。3試合ぶりの白星となった前節は3発完封。攻守に充実した内容を継続し、3連敗中と苦しんでいる相手を退けたい。 前節の勝ち方に手応えをつかんだ秋葉監督は「あれを残り8回やろう」と呼びかけ、良い守備から攻撃につなげる戦いを意識付けてきた。一方で、「今一番良い選手を使う」と口にし、メンバーを入れ替えてボランチにはMF竹内を起用する可能性もありそうだ。 出場停止明けのFWカルリーニョスは徳島戦で足の違和感を抱えて途中交代したが、影響はなく状態は万全。前節で3試合ぶりに復帰し、アシストを記録したMF乾は「先制点を取れるか」と勝負の鍵を挙げる。
-
⚽藤枝MYFC 17日、ホームで町田戦 首位相手に実力試す【J2見どころ】
前節熊本戦で連敗を止めて16位まで戻し、17日に首位町田をホームで迎え撃つ。須藤監督は「失うものは何もない。『藤枝は死んでいない』と見せつけたい」と決意を示す。 熊本戦で見せた守備の共通認識を維持しつつ、ボールを保持しながらハイプレスも掛ける超攻撃的スタイルを貫きたい。2戦連発を狙うMF久富は「球際の強さと判断スピードで勝り、攻守に献身的なプレーを見せる」と意欲十分。 前節負傷交代したMF榎本の状態が不十分の場合、特別指定選手の永田の起用があり得る。ベテランFW岩渕もスタメンを狙い、「周りと合わせるのが自分の持ち味。前線の2、3人のコンビで得点を奪いたい」と誓う。
-
⚾8強出そろう 秋季高校野球静岡県大会 17日準々決勝
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は16日、草薙など4球場で3回戦8試合を行った。浜松工は小粥獅峯の勝ち越しの適時打を含む3安打の活躍で加藤学園を下し、10年ぶりの8強進出。駿河総合は出井空大が沼津東打線を1失点に抑え、7年ぶりの準々決勝に駒を進めた。 2年ぶりの東海大会出場を目指す聖隷クリストファーは延長十回タイブレークの末、島田商にサヨナラ勝ち。今春選抜出場の常葉大菊川は常葉大橘との接戦をものにした。大会第4日は17日、草薙、清水庵原の両球場で準々決勝を行う。 16日の結果(3回戦) ▽あしたか球場 日大三島 4-1 浜松城北工 浜松工 8-6 加藤学園 ▽
-
⚽藤枝北など初戦突破 全国高校サッカー選手権県大会1次トーナメント開幕
第102回全国高校サッカー選手権静岡県大会(県サッカー協会、県高体連、静岡新聞社など主催)は16日開幕し、1次トーナメント(T)1回戦28試合を行った。 参加は112校110チームで、伊豆伊東と裾野、静岡西と川根は合同チームで出場する。1次Tを勝ち抜いた11チームとプレミアリーグの静岡学園、プリンスリーグ東海の藤枝明誠、浜松開誠館、藤枝東、富士市立の計16チームが10月29日からの決勝Tを戦う。決勝は11月11日にエコパスタジアムで行う。 藤枝北 守護神2人チーム救う 2人のGKが活躍した藤枝北が富士東をPK戦の末に下し、初戦を突破した。3年生で先発した岡田が「集中してシュートをストッ
-
⚽ジュビロ磐田 痛い無得点ドロー J2リーグ第35節
明治安田J2第35節第2日(16日・ヤマハスタジアムほか=7試合)2位の磐田は山口と0―0で引き分け、勝ち点62とした。 【評】磐田は山口の守りを崩せず、無得点で引き分けた。 序盤から上原を起点に攻撃を仕掛けた。9分には上原のクロスを藤川が頭で合わせて決定機を迎えた。左サイドでは古川が再三突破を図ったが、得点には結びつかず、無得点で折り返した。 後半は相手の逆襲をしのぎながら、好機を待った。選手交代で勢いをつけながら、34分には山田がCKのこぼれ球を狙った。終了間際に松原がFKを直接狙ったが枠を外れた。 ゴール前 精度欠き無得点 今季最後のナイトゲームを白星で飾れなかった。今季5
-
⚾聖隷クリストファー10回サヨナラ 島田商との接戦制す 秋季高校野球県大会3回戦
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は16日、草薙など4球場で3回戦8試合を行った。2年ぶりの東海大会出場を目指す聖隷クリストファーは延長十回タイブレークの末、島田商にサヨナラ勝ち。大会第4日は17日、草薙、清水庵原の両球場で準々決勝を行う。 【評】聖隷クリストファーが島田商との接戦を制した。 聖隷は二回、伊奈の犠飛で先制。逆転を許した七回は2死一、二塁で山内が左前打を放ち追いついた。延長十回は井上がサヨナラのスクイズを決めた。 島田商は七回に松浦の2点適時打で勝ち越したが、九、十回の一死満塁を生かせなかった。 主将井上 決勝スクイズ 夏の4回戦の同一カードは
-
⚾飛龍が終始主導権握る 6年ぶり8強 秋季高校野球県大会3回戦
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は16日、草薙など4球場で3回戦8試合を行った。大会第4日は17日、草薙、清水庵原の両球場で準々決勝を行う。 【評】飛龍が終始主導権を握って東海大翔洋に勝ち、6年ぶりの8強入りを決めた。 飛龍は主戦小曲が八回まで、11安打を許しながらも2失点に抑えた。攻めては同点で迎えた五回に山川の2点適時打で勝ち越し。九回は打者一巡の猛攻で5点を上乗せし、勝負を決めた。 東海大翔洋は5失策と要所のミスが響いて波に乗れなかった。 ▽3回戦(清水庵原第2試合) 飛龍 010020015―9 東海大翔洋 010001005―7 ▽本塁打 宮崎
-
⚾常葉対決 菊川が橘制す 秋季高校野球県大会3回戦
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は16日、草薙など4球場で3回戦8試合を行った。今春選抜出場の常葉大菊川は常葉大橘との接戦をものにした。大会第4日は17日、草薙、清水庵原の両球場で準々決勝を行う。 【評】投打がかみ合った常葉大菊川が、常葉大橘との投手戦を制した。 常葉大菊川は七回、先頭佐藤の二塁打と勝亦の内野安打で無死一、三塁とし、鈴木の右前打で先制。児玉、小沢の連続適時打で加点した。主戦小沢は3安打1失点と好投した。 常葉大橘は先発秋山が走者を背負いながらも粘投したが、打線が援護できなかった。 小沢 エースの投球 7回まで無安打 常葉大菊川は先発の右腕小沢
-
⚾日大三島 序盤リード守る 秋季高校野球県大会3回戦
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は16日、草薙など4球場で3回戦8試合を行った。大会第4日は17日、草薙、清水庵原の両球場で準々決勝を行う。 【評】日大三島が序盤のリードを守り切り、浜松城北工を下した。 日大三島は初回、佐野の適時二塁打で2点先制した。二回は佐和、小川の連続三塁打で1点追加。六回にも押し出し四球で1点を加えた。投げては五回途中から救援した関野が反撃を断った。 浜松城北工は拙攻が目立ち、五回の1点にとどまった。 ▽3回戦(あしたか第1試合) 浜松城北工 000010000―1 日大三島 21000100×―4 ▽三塁打 佐和、小川(
-
⚾浜松開誠館16安打 5回コールド 秋季高校野球静岡県大会3回戦
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は16日、草薙など4球場で3回戦8試合を行った。大会第4日は17日、草薙、清水庵原の両球場で準々決勝を行う。 【評】16安打を放った浜松開誠館が、清水東に大勝した。 開誠館は初回、塚田の左前打で先制。三回は4連打などで3点、7安打を放った五回は大量8点を奪って勝負を決めた。先発の伊波は5安打1失点。 清水東は一、二回に併殺で好機を逃した。三回に加藤が適時打を放ったが、1点を返すにとどまった。 開誠館4番塚田 7打席連続安打 浜松開誠館の塚田が、初回の先制適時打など4打数4安打3打点の活躍で2戦連続の5回コールド勝ちに貢献した。
-
⚾駿河総合 出井、踏ん張る 沼津東に2ー1 秋季高校野球静岡県大会3回戦
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は16日、草薙など4球場で3回戦8試合を行った。駿河総合は出井空大が沼津東打線を1失点に抑え、7年ぶりの準々決勝に駒を進めた。大会第4日は17日、草薙、清水庵原の両球場で準々決勝を行う。 【評】駿河総合が沼津東との接戦をものにした。 駿河総合は初回、嶋村の適時打で先制。六回には連続四球と敵失に乗じて追加点を挙げた。先発出井は10安打を浴びながらもピンチで崩れず、無四球で完投した。 沼津東は投手陣が2安打に抑え粘ったが、打線が好機を生かせなかった。 要所締め完投 夏から成長 最後の打者を仕留め、駿河総合の出井の表情がようやく緩ん
-
⚾浜松工打線爆発 10年ぶり8強進出 秋季高校野球静岡県大会3回戦
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は16日、草薙など4球場で3回戦8試合を行った。浜松工は小粥獅峯の勝ち越しの適時打を含む3安打の活躍で加藤学園を下し、10年ぶりの8強進出。大会第4日は17日、草薙、清水庵原の両球場で準々決勝を行う。 【評】中盤以降に打線が爆発した浜松工が加藤学園との接戦を制した。 3点を追う浜松工は五回、相手の野選で好機を広げ、小粥の適時三塁打などで一気に4点を奪い、逆転した。再びリードを許したが、七、八回に2点ずつ追加した。 加藤学園は序盤、優位に試合を進めたが、浜松工の継投の前に再逆転はならなかった。 小粥3安打 逆境で本領 2回戦に続
-
⚾藤枝明誠 完封リレーで8強 秋季高校野球静岡県大会3回戦
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は16日、草薙など4球場で3回戦8試合を行った。大会第4日は17日、草薙、清水庵原の両球場で準々決勝を行う。 【評】藤枝明誠が山田、日吉の完封リレーで三島南を退けた。 藤枝明誠は五回に梶田の適時打で先制。七回には皆川が2点適時二塁打を放ち、突き放した。先発山田は抜群の安定感で5回を1安打投球。救援の日吉も4回7奪三振と好投した。 三島南は先発小川と救援の望月が踏ん張ったが、打線が2安打に封じられた。 ▽3回戦(草薙第1試合) 藤枝明誠 000010200―3 三島南 000000000―0 ▽二塁打 皆川(藤) ▽試合時間 1
-
⚽アスルクラロ沼津、北九州に競り勝つ J3リーグ
J3リーグは16日、各地で第27節6試合が行われ、沼津は北九州に1-0で競り勝って連敗を3で止め、勝ち点42とした。3位の鹿児島は讃岐と1-1で3連勝を逃し、同42となった。今治は長野に2-0で快勝して同41。 (45分を超える時間表記はロスタイム) ②ミクスタ(沼津2勝)▽観衆3587人 沼津 12勝6分け9敗(42) 1(0―0 1―0)0 北九州 5勝8分け14敗(23) ▽得点者【沼】ブラウン(10)
-
女子サーブル、脇田(沼津信用金庫)4強 フェンシング全日本選手権個人 男子フルーレ松山は敗退
フェンシングの全日本選手権個人戦第2日は16日、沼津市の香陵アリーナ(市総合体育館)で行われ、男子フルーレは7月の世界選手権団体の金メダルメンバーで、個人で銅メダルを獲得した松山恭助(JTB)が準々決勝で同じ日本代表の永野雄大(ネクサス)に敗れ、4強入りを逃した。敷根崇裕(ネクサス)らが準決勝へ進んだ。 女子サーブルは脇田樹魅(沼津信用金庫)や高嶋理紗(オリエンタル酵母工業)らが準決勝に進出した。 2大会連続4強 地元初Vへ発奮 駆けつけた地元の同僚の声援を受けて、脇田が2大会連続の4強に進んだ。今大会、世界女王の江村美咲(立飛ホールディングス)が欠場。「ここで勝ちきる選手にならなくて
-
全日本フェンシング 沼津信金の脇田選手4強 同僚応援、勝利後押し
沼津市の香陵アリーナ(市総合体育館)で開かれている全日本フェンシング選手権個人戦は16日、2日目を迎え、地元沼津信用金庫所属の脇田樹魅選手が女子サーブル予選に出場。同僚の応援を受け、4強進出を決めた。 脇田選手は日本女子体育大卒業後の2022年4月に同信金入り。人事課に籍を置き、市内のフェンシング施設「F3BASE」を拠点に練習を積んでいる。会場には鈴木俊一理事長、紅野正裕会長ら幹部や同僚ら約20人が詰めかけた。板橋香菜子選手との準々決勝では、ポイントを取る度に拍手を送り勝利を後押しした。 試合後、脇田選手は観客席に足を運び、応援に感謝の言葉を述べた。紅野会長は「プレッシャーのある中、よ
-
高沢・畑中組が3位 アーティスティックスイミング 鹿児島国体会期前競技
鹿児島国体の会期前競技が16日、鹿児島市の鴨池公園水泳プールなどで始まり、静岡県勢は水泳のアーティスティックスイミング(AS)で高沢希輝(浜松商高3年)と畑中愛梨(浜松日体高2年)のペアが少年女子デュエットで3位入賞を果たした。 高沢・畑中組は前半のテクニカルルーティンで5位だったが、後半のフリールーティンを合わせた総合成績で逆転して表彰台に上がった。
-
熱海富士と高安が首位 豊昇龍4敗 大相撲秋場所7日目
大相撲秋場所7日目(16日・両国国技館)新大関豊昇龍は新小結錦木の押し出しに完敗し、3勝4敗で黒星先行となった。かど番の2大関は貴景勝が正代に押し出されて2敗目を喫し、霧島は玉鷲を突き落として5勝目を挙げた。 関脇若元春は北勝富士を寄り切って5勝目。新関脇琴ノ若は関脇同士の一戦で大栄翔に突き落とされ、3敗目を喫した。大栄翔は3勝4敗。 首位の1敗で平幕の高安と熱海富士(熱海市出身)が並び、2敗に霧島と貴景勝、若元春、平幕の豪ノ山ら8人が追う展開になった。
-
⚽ジュビロ磐田 勢い乗り連勝目指す 16日山口戦【見どころ】
16日にホームで19位山口を迎え撃つ。前節大宮戦で試合終了直前のゴールで逆転勝ちして勢いに乗る2位磐田は、連敗中の相手を退け、今季5度目の連勝を目指す。 出場停止が明けるMF上原、故障離脱から2カ月ぶりの復帰となるMF山田がピッチに立つ可能性がありそう。MF鹿沼を累積警告で欠くため、中盤の構成に注目が集まる。横内監督はハイプレスを仕掛ける相手に対し「球を動かして背後を突けるシーンを増やしたい」と攻略をもくろむ。 2月の前回対戦は先制したが、終了間際の失点で引き分けた。3戦連発が懸かるMF藤川は「チームの勝利のためにチャンスがあればゴールを狙いたい」と意欲を示す。
-
新ステージへ「気合十分」 B2・ベルテックス静岡が必勝祈願 静岡浅間神社
バスケットボールBリーグで今季から2部(B2)に初参戦するベルテックス静岡が15日、静岡市葵区の静岡浅間神社を参拝し、必勝を祈願した。松永康太社長とファクンド・ミュラー監督、加納誠也主将ら選手、スタッフが新たなステージで迎えるシーズンへ決意を新たにした。 昨季はB3で準優勝し、クラブ創設5年目で悲願のB2昇格を果たした。今季は新外国人2人を含む5人が新たに加入。4季目を迎えるミュラー監督の下、築いてきた「堅守速攻」「全員バスケ」にさらなる磨きを掛ける。加納主将は「いよいよシーズンが始まる。クラブにとって初のB2。フロントも含めて気合が入っている」と語った。 チームは17、18日に今季初め
-
鈴木4強逃す フェンシング全日本選手権個人女子エペ 東晟ら女子フルーレ、準決勝へ
フェンシングの全日本選手権個人戦第1日は15日、沼津市の香陵アリーナ(市総合体育館)で行われ、女子エペの鈴木穂波(ネッツトヨタ静岡)が永井杏奈(中京大)との準々決勝で接戦の末に敗れ、ベスト4入りを逃した。 鈴木は第1セットを3―4とリードを許したが、第2セットで相打ちを含め、7連続得点を奪い逆転。10―7で迎えた最終セットは、相手の連続得点の猛攻で同点(両者とも14得点)とされ、延長で競り負けた。 女子エペは永井のほか、東京五輪代表の吉村美穂(アイヴァン)と佐藤希望(大垣共立銀行)、成田琉夏(新日本ウエックス)が準決勝に進んだ。女子フルーレは7月にイタリアで行われた世界選手権の団体で銅メ
-
「フェンシングのまち・沼津」全国へ発信 注目選手集結 全日本選手権開幕
全日本フェンシング選手権が15日、沼津市の香陵アリーナ(市総合体育館)で開幕した。個人戦は、初日から盛り上がりを見せた。今夏の世界選手権メダリストや来年のパリ五輪でメダルが期待される国内トップクラスの選手らが集結し、訪れた次代を担う地元フェンサーにハイレベルの試合を見せ刺激を与えた。18日までの4日間、「フェンシングのまち」として売り出す沼津が全国発信される。=関連記事10面へ 「会場に入った時、雰囲気がすごいと感じた」。学校帰りに訪れた沼津東高フェンシング部2年の田中希佳さん(16)はトップ選手のオーラに圧倒された様子。一緒に訪れた沢村ちひろさん(16)も「競技の勉強になると思って来た」
-
⚾阪神18年ぶり優勝 守護神岩崎(静岡市清水区出身)貢献 静岡県内関係者歓喜
プロ野球セ・リーグで14日、18年ぶりの優勝を決めた阪神。クローザーの岩崎優投手(32)=静岡市清水区出身=は紛れもない立役者の一人だ。清水四中で本格的に野球を始め、清水東高、国士舘大を経てドラフト6位で入団。優勝経験はなく、決して華やかな道程ではなかったが、コツコツと積み上げてきた努力を知る関係者が喜びを語った。 母恭子さん(60)と父久志さん(61)は9、10日、恭子さんの母、榎田よしさん(85)ともに甲子園球場に足を運んだ。9日は4点リードで九回を迎えたものの、2死一、二塁とピンチが広がり、守護神に出番が巡ってきた。 リリーフカーに乗って登場し、わずか2球で打者を打ち取り、31セー
-
⚾秋季高校野球静岡県大会 16日に3回戦 好カードに期待
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会は16日、草薙など4球場で3回戦8試合を行う。常葉大橘―常葉大菊川、東海大翔洋―飛龍、加藤学園―浜松工など、有力校同士の好カードが予定されている。 常葉大橘―常葉大菊川は昨秋の決勝の再戦。常葉大橘は知徳との2回戦で足を絡めて好投手を攻略し、常葉大菊川は16安打の猛攻で初戦をコールド勝ちした。東海大翔洋は2試合で計20得点と打線が好調。準優勝の今夏を経験した右腕甘田は2回戦で掛川東を完封した。飛龍は初戦で主戦小曲が延長十回を投げ抜き完封勝利。ピンチに動じない精神力が光る。 加藤学園の1年の右腕山田は成長株。浜松工は右腕大場、左腕村松幸ら
-
ヤマハ発動機でプレー ラグビー元日本代表山村さん「最初のスクラム注目」
「トゥールーズには縁があるんですよね」 そう言って豪快に笑うのは、2004年から17年にわたってヤマハ発動機ジュビロ(現静岡ブルーレヴズ)でプレーした山村亮さん。トップリーグ出場数は歴代最多の173試合、日本代表キャップは39試合を数えるラグビー界のレジェンドだ。 07年のワールドカップ(W杯)では日の丸を背負い、今大会、日本対チリ戦が行われたスタジアム・ド・トゥールーズでプレーした。地元のラグビーファンから「ジャポン!ジャポン!」と温かい声援を受けたことは今でも忘れられない。 今回は、日本代表取材のため思い出の地を再訪。試合会場では、桜のジャージーを着た日本人ファンの多さに驚いた。0
-
静岡県選抜に男女24人 都道府県対抗中学バレー
静岡県バレーボール協会はこのほど、12月に大阪府で開催されるJOC杯第37回全国都道府県対抗中学バレーボール大会に出場する県選抜の男女各12人を発表した。 選手団は次の通り。 【男子】監督 守屋主税(浜松浜名中教)▽コーチ 内山拓也(浜松開成中教)▽マネジャー 田代和人(浜松与進中教)▽選手 中島唯斗(富士宮四)大内皓斗(静岡籠上)塩谷澪央(静岡長田南)赤堀颯哉(御前崎浜岡)松永颯助(掛川桜が丘)鈴木温人、木村海斗(以上浜松修学舎)金原大湖(浜松細江)神谷諒(浜松北浜東部)高橋昂希(浜松南陽)田中至(浜松庄内)伴将弥(湖西岡崎) 【女子】監督 袴田敦士(浜松天竜中教)▽コーチ 袴田剛(
-
⚽U―16日本女子代表 静岡県勢6人選出
日本サッカー協会は14日、アメリカ遠征(19~28日)に臨むU―16(16歳以下)日本女子代表メンバーを発表した。県勢はJFAアカデミー福島のGK福田真央、DF旭田好里、MF原ひばり、榊愛花、福島望愛、藤枝順心高の弟子丸紗羽が選ばれた。
-
130人元気に投球 ペタンク大会 静岡で市民ら交流
静岡市の駿河区シニアクラブ連合会は12日、会員の健康維持と交流を図るため、ペタンク大会を同区の中島浄化センター多目的広場で開いた。70~80代の会員約130人が参加した。 ペタンクは3人一組で目標の球(ビュット)に向かって金属の球を投げあい、相手よりどれだけ近づけられるかを競う競技。70歳以上の選手と女性選手がそれぞれ常時1人出場するなどのルールに基づいて行われた。参加者はチームごとに声援をかけ合いながら勝負に挑んだ。 上位15チームは12月に開かれる市大会に出場する。同会の八木隅雄会長(82)は「試合に向けて各チーム地道な練習を積んできた。年齢を重ねても『自分たちにはまだこれだけできる
-
⚽清水エスパルス・山原怜音 完全復活期す若きSB いざ秋の陣【しずスポ】
昇格争いの佳境を迎えたJ2清水のピッチに、頼もしい若手が戻ってきた。左足のかかとの負傷で2度にわたり離脱し、苦しいシーズンを送っていたDF山原怜音(24)。プロ1年目の昨季に大きなインパクトを残したホープが、J1復帰を目指すチームをさらなる上昇気流に乗せる。 2度の故障離脱 乗り越えて 8月12日のリーグ第30節山口戦。定位置の左サイドバックに、背番号2が立った。約4カ月半ぶりとなるリーグ戦出場。持ち味の攻撃参加を随所に見せながら、けがの影響を感じさせることなく60分間、上下動を繰り返した。交代後に味方が均衡を破り、勝利。自身がピッチに立った試合は昨夏から白星に恵まれていなかったこともあ
-
⚽藤枝MYFC ブラジル人FW アンデルソンとレオナルド 両助っ人で得点量産へ
ブラジル出身の助っ人2人がチームを救う。リーグ戦終盤を戦うJ2藤枝でFWアンデルソンとレオナルドが勝利に貢献する決意を固めている。エースだった渡辺りょうのJ1C大阪への移籍で得点力低下に苦しむ中、ともに技術とスピードを武器にするストライカーがゴール量産の期待を背負う。 アンデルソンはシーズン中盤までコンディションが上がらなかったが、ここ6戦で5試合に先発。後半から出場した千葉戦では来日初ゴールを決めた。 「試合に出て仲間の信頼を得て自分も自信が持てている」と好調を維持。運動量も持ち味で、「得点が取れなくても一生懸命走り、守備でもチームを助けたい」と意欲を燃やす。 J1名古屋から8月に加
-
ベルテックス静岡「B2で旋風起こす」 10月5、6日開幕戦 市長に意気込み
2023―24シーズンからバスケットボール男子Bリーグ2部(B2)を舞台に戦うベルテックス静岡の選手ら3人が11日、静岡市の難波喬司市長を市役所静岡庁舎に訪ね、今季開幕に向けた意気込みを伝えた。 訪れたのは今季から主将を務める加納誠也選手(34)と副主将のケニー・ローソン・ジュニア選手(34)、松永康太社長。加納選手は10日まで沖縄県などで行われたバスケ男子ワールドカップの盛り上がりに触れ、「(静岡)県民の(競技に対する)注目度も高まっている。B2でベルテックス旋風を起こしたい」と語った。 難波市長は昨季、B3から昇格を果たしたチームの躍進をたたえた上で、「静岡市にバスケを楽しむ文化が広
-
ホームゲーム沼津開催 報告 東レアローズ 新シーズン6試合
バレーボールVリーグ男子東レアローズ(三島市)の篠田歩監督や峯村雄大主将らが13日、沼津市役所を訪れ、10月に開幕する新シーズンのホームゲームを新設した市総合体育館で開催すると報告した。 ホームゲームのうち、2024年1月20、21日(パナソニックパンサーズ戦)、3月2、3日(ジェイテクトSTINGS戦)、同16、17日(VC長野トライデンツ戦)の3節計6試合を同館で行う。篠田監督は「若い選手主体で、乗ったらどんどんいけるチーム。峯村や渡辺、4年目の選手に注目してほしい」とPRした。峯村主将は「3月はファイナル進出がかかる重要局面。沼津を盛り上げたい」と意気込んだ。 頼重秀一市長は「皆さ
-
掛川市とアザレア・セブン スポーツ振興で協定
掛川市はこのほど、女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」を運営するアザレア・スポーツクラブと地域のスポーツ振興に関する包括連携協定を締結した。ラグビーを含めたスポーツの普及や試合の広報で協力し合う。 久保田崇市長と同社の山本純生副理事長が掛川市役所で協定書に調印した。試合会場での市のPRや市のイベントへの選手参加などで連携し、地域とスポーツの振興を進める。 久保田市長は「競技の魅力や面白さを伝えなければならない」と話した。山本副理事長は「エコパを中心としたスポーツ振興を進めていく」と意気込んだ。
-
サッカー情報満載 アプリ「シズサカ」がスタート 静岡新聞社・静岡放送
静岡新聞社・静岡放送は13日、静岡県内のサッカー情報が満載の無料アプリ「シズサカ」をリリースしました。静岡新聞、SBSテレビ、SBSラジオのサッカーコンテンツをひとまとめにし、県内のJリーグクラブから小学生年代のチームまで幅広い情報をお届けします。 これまで新聞紙面では紹介しきれなかったJリーグクラブの取材のこぼれ話や、静岡が生んだ名プレーヤーの高校時代がよみがえるハイライト動画、全国大会のアーカイブ写真などもお楽しみいただけます。 県内の高校サッカー部やジュニアクラブなどから募集する「チーム紹介動画」のコーナーや、Jリーグのチケットプレゼントコーナーも設けています。 無料アプリ「@S
-
地域ぐるみで選手支援を【ペナルティ・ヒデ FooTALK!/SBSラジオ番外編】
サッカー女子ワールドカップ(W杯)を「なでしこジャパン」はベスト8で終えました。開幕直前まで中継局が決まりませんでしたが、始まってみれば最高の形で決勝トーナメントへ進出。選手たちがピッチ上で覚悟とプライドを見せ、世間の注目を勝ち取りました。 私も浮かれていましたね。世界一になった2011年の強さをほうふつさせ、もしかしたらそれ以上じゃないかと。スウェーデンに敗れた準々決勝は芸人仲間と楽屋で前半だけ見ましたが、残念な結果に。堅守速攻の必勝パターンで行けるかと思いましたが、これがサッカーの面白さであり怖さなんですよねぇ。 目を引いたのは宮沢ひなた選手。得点王に輝き、大会後にWEリーグからイン
-
山西「やりたいこと突き詰める」 世界陸上東京大会まで2年 都内でシンポジウム
2025年9月に東京・国立競技場で行われる世界陸上選手権の開幕2年前となった13日、東京都内でシンポジウムが開かれ、今年8月の世界選手権女子5000メートルで8位に入賞した田中希実(ニューバランス)は「(東京)五輪は無観客だったので、次は満員の客席の中を駆け抜けて、いろんな身近な人にも目の前で見ていただけたらうれしい」と語った。 山西利和(愛知製鋼、静岡西豊田小出)は世界選手権男子20キロ競歩で2度の優勝を誇るが、3位だった21年の東京五輪のレースは札幌が舞台だった。「東京でできるのは楽しみ。自分がやりたいことをとことん突き詰めて、それがパフォーマンスに表れてくれたら」と抱負を口にした。
-
タグラグビーに児童熱中 ブルーレヴズが出張授業 浜松・上島小
ラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズの選手らが指導するタグラグビーの特別授業が13日、浜松市中区の上島小で行われ、3年生がラグビー競技の楽しさに触れた。 クラブが展開するラグビー普及活動の一環。12~15日の4日間で同校の3年生132人が授業を受ける。13日は育成普及スタッフの藤井達也さん、茂原隆由選手(23)、槇瑛人選手(22)が来校した。 タグラグビーは腰の左右に飾りひも(タグ)を付けてプレーし、タックルの代わりにタグを取って攻撃を止めるルール。パスや攻守の練習で藤井さんらは「仲間がキャッチしやすいように思いやりのあるパスを」「受け取る側は準備ができた合図として声を出そう」と助言
-
新シーズンへ高まる士気【三遠ネオフェニックス コラム】
Bリーグ2023―24シーズン開幕まで残り1カ月を切り、本番を見据え選手・スタッフともに士気が高まってきました。大野篤史ヘッドコーチ体制での2シーズン目を迎える三遠ネオフェニックスは、昨シーズンの悔しさを晴らすべく新加入選手5人を加え、チャンピオンシップ出場権獲得とリーグ優勝に向け戦います。 16日には、今シーズンの行方を占う重要なプレシーズンゲームが、豊川市総合体育館でソウル三星(サムスン)サンダースを迎えて開催します。豊川市制施行80周年記念事業の一環として行われ、今シーズン初のホームゲームとなります。ブースターの皆さまの熱い声援で開幕に向けて良いスタートが切れるよう、後押しをよろしく
-
⚽ジュビロ磐田 山田復帰 山口戦に意欲 2カ月故障離脱 練習試合で手応え
2カ月間故障離脱していたJ2磐田のMF山田大記(34)=藤枝東高出=が練習試合で実戦復帰し、次節16日のホームでの山口戦出場に意欲を示している。「怖さなく100%の力で練習できている。メンバーに絡めるようにアピールしたい」。残り8試合となった終盤戦で、頼れる主将がピッチに戻ってくる可能性が出てきた。 今季は開幕からコンスタントにトップ下でリーグ戦に出場してきたが、7月16日の藤枝戦で負傷交代。痛めた左足は当初全治3~4週間の見通しだったが、練習合流後に左足の別の箇所を再び痛めて、実戦復帰まで1カ月以上を要した。 10日に行われたJ3相模原との練習試合では後半から出場し45分間プレー。MF
-
⚽Jリーグ月間表彰に清水エスパルス勢
Jリーグは12日、8月の月間表彰を発表した。J2の月間MVPは清水のDF鈴木義宜が受賞。J2の月間優秀監督賞には清水の秋葉忠宏監督が選ばれた。
-
⚽J3アスルクラロ沼津に新潟経営大の宮脇、特別指定選手
J3沼津は12日、新潟経営大のDF宮脇茂夫(21)の来季加入が内定し、JFA・Jリーグ特別指定選手に認定されたと発表した。大学に所属したまま、沼津の今季公式戦に出場可能となる。
-
スノボ・三木つばきが練習公開 26年ミラノ五輪「金」へ前進を
2月のスノーボード世界選手権で女子パラレル大回転を制し、日本アルペン界初の世界一になった三木つばき(20)=浜松いわた信用金庫、掛川市=が12日、自身が通う日体大(東京都世田谷区)で練習を公開した。2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪まで3年となる新シーズンに向け「ワールドカップ(W杯)総合優勝が目標。五輪で金メダルを取るために、ワンステップ上に行きたい」と意気込んだ。 三木はジャンプやランニングなどで体の動きを確認。夏場は全身を連動させた筋力強化に力を入れた成果もあり「普段はいい状態にならないと雪上に立ちたいと思わないが、今は申し分ない感じ」と、手応えを口にした。 昨季終盤
-
⚾静岡大の佐藤がプロ志望届提出
静岡学生野球リーグ・静岡大の佐藤啓介内野手が12日までに、全日本大学野球連盟にプロ志望届を提出した。佐藤は181センチ、93キロの強打の二塁手。広角に長打を放つ左打者で、大学通算100安打を超える。愛知県出身。中京大中京高3年夏の愛知大会で4強入り。一塁手でスタメン出場し2本塁打を放った。大学3年春に全日本大学選手権に出場した。
-
卓球五輪代表争い大詰め 平野か伊藤か 女子シングルス2枠目
卓球のパリ五輪シングルス代表男女各2枠を巡る国内選考レースは大詰めを迎えている。10日にアジア選手権(平昌=韓国)が閉幕し、男女の選考ランキング首位の張本智和(智和企画)と早田ひな(日本生命)の代表入りが確実な情勢となった。もう1枠の争いの行方に注目が集まる。 選考対象の残る主要大会は三つ。男女で選考ランク3位の田中佑汰、伊藤美誠(スターツ、磐田市出身)は23日開幕の杭州アジア大会(中国)は出場せず、11月の国内選考会と来年1月の全日本選手権で優勝してもトップは上回れない。Tリーグでの勝利や、世界ランキングトップ3の中国選手からの白星で選考ポイントの加算はあるが、今後は実質的に2位争いが焦
-
静岡人インタビュー「この人」 東海大翔洋中軟式野球部の監督として全国制覇に導いた 寺崎裕紀さん(静岡市清水区)
全国中学校体育大会の軟式野球で昨年の準優勝に続く2年連続の決勝進出を果たし、東海大一中時代の1994年以来29年ぶり2度目の優勝を飾った。新潟県出身で東海大海洋学部在学中に準硬式野球部に所属しながら、翔洋中の指導にも携わった。2020年に2度目の監督に就任。今大会は投手陣の踏ん張りと、武器の攻撃力が融合し一戦一戦をものにした。34歳。 -新チーム当時の状況は。 「去年の経験者が伏見響だけで、ほかの子たちは経験が少なく不安だった。自分は記憶にないが、選手からは『(歴代で)おまえたちが一番弱いと言われた』と聞いた。だが彼らは練習をかなりやって力を付けた」 -今夏の勝ち上がりは。 「けが人
-
牧之原でデフカップサーフィン大会 力強いライディング披露 海岸清掃にも汗
聴覚障害のあるサーファーが出場する牧之原デフカップサーフィン大会(日本デフサーフィン連盟主催)がこのほど、牧之原市の鹿島海岸で開かれた。 全国各地から集まった25人が年齢や習熟度別の6部門に分かれて技を競った。赤や黄、緑色の旗を振って出場者に競技時間を伝える形式で試合が行われ、出場者は15分の制限時間の中、力強いライディングを披露して高得点を狙った。 大会終了後には関係者らが海岸の清掃活動にも汗を流した。
-
湖西市チーム 選手選考会 小学生16人 記録競う【市町対抗駅伝】
12月2日に静岡市で開かれる県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に向け、湖西市スポーツ協会陸上部が10日、駅伝チームの選手選考会を兼ねた記録会を同市吉美の湖西運動公園で開いた。小学生16人が参加し、1500メートルの記録を測定した。 男子9人、女子7人が参加した。男女別で記録会を行い、ゼッケンを着けた子どもたちは号砲に合わせて一斉に走り出した。駅伝チームは19日の実行委員会で登録選手を決め、10月17日に結団式を行う。11月に市内で開く大会の結果を踏まえ、駅伝当日に走る選手を選考する。
-
野田さん(三島)、佐藤さん(伊豆の国) わんぱく相撲 全国へ抱負
三島市相撲連盟所属の2選手が11日、三島市役所を訪れ、新潟県で24日に開かれる「わんぱく相撲全国大会」への抱負を豊岡武士市長に語った。 訪れたのは6月の県大会で5年生の部を制した野田結加さん(三島市立坂小)と、4年生の部で3位だった佐藤琴さん(伊豆の国市立大仁北小)。 2年連続で出場する野田さんは、6月の全国女子相撲選抜ひめじ大会3位の実力者。立ち合いのスピードに自信があり「たくさんの人に応援されている。全国でも優勝したい」と意気込んだ。初出場の佐藤さんは押し相撲が得意で、「期待に応え、記憶に残る良い成績を残したい」と語った。 豊岡市長は「素晴らしい成績を残し、再び報告に来てほしい」と
-
富士市「ふじのくに祭り」 初めてのアルティメットに挑戦
スポーツ体験やダンスステージなどを展開する「ふじのくに祭り」(駿河男児ボクシングジム主催)が10日、富士市のふじさんめっせで開かれた。 アルティメット、バスケットボール、ダンス、なわとびの4競技のブースが用意され、訪れた家族連れなどが経験者の指導を受けながら、基本動作やこつを学んだ。アルティメットに挑戦した平野優ちゃん(5)=同市=は「初めての体験だったけど遠くに投げられた」と声を弾ませた。 ステージでは地元のダンスチームや高校のチアリーダー部などがパフォーマンスを披露した。会場にはキッチンカーが出店した。
-
三木「期待に応えたい」 スノボ女王、今季へ決意
スノーボード女子パラレル大回転で昨季の世界選手権を初制覇した三木つばき(浜松いわた信用金庫)が12日、在籍する東京都内の日体大でトレーニングを公開し、ワールドカップ(W杯)が12月に開幕する今季に向けて「期待されることを重圧に感じたことは一度もない。100%力になるので、絶対に期待に応えたい」と決意を示した。 20歳の三木は2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪制覇を目指し、シーズンごとに自らにノルマを課す。昨季は世界女王になったが、W杯は目標に届かなかったという。今季はさらに「最低2回の優勝を含む計3回の表彰台」とハイレベルな結果を求める。 この日は俊敏性を高める動きなどで汗を流
-
大畑 地元勝利デビュー ボクシング・駿河男児 判定で3―0
富士市の駿河男児ボクシングジム主催の興行「駿河男児デサフィオ ふじのくに祭り」が10日、同市のふじさんめっせで行われ、ライト級6回戦で同ジム所属の大畑俊平=長泉町出身=が山口楽人(陽光アダチ)に3-0で判定勝ちし、地元でのプロデビュー戦を飾った。 序盤からジャブ、ワンツー主体で組み立て、時折フェイントを入れたステップで巧みにリズムを変えた。5戦全勝(2KO)で勢いもある山口に「経験とプロの戦い方を感じた」といい、リングを大きく使って冷静にストレートを当てた。 飛龍高時代は全国総体バンタム級3位に入り、東洋大では全日本選手権ライト級準優勝の実績を持つ。「僕の試合は派手じゃないけど、勝てば1
-
ラグビーW杯 日本代表初戦、チリに快勝 静岡県内各地でPV
ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会の日本代表は10日、1次リーグ初戦でチリ代表に42ー12で快勝した。2019年の日本大会で開催地の一つとなった静岡県内ではパブリックビューイング(PV)会場が各地に設けられ、ファンが幸先の良いスタートを切った日本の戦いぶりに歓喜した。 静岡県が主催した静岡市清水区のエスパルスドリームプラザの会場には、用意した座席数を超える約250人が集まった。掛川市の会社員有松亮さん(52)は顔を日の丸柄にペイントして来場。「PVでの盛り上がりを楽しみたかった。コロナ禍でなかなか発散できなかった熱をここで吐き出したい」と声を張り上げた。 同区の東海大翔洋高ラグ
-
⚽藤枝MYFC 守備整え熊本に完勝 連敗トンネル抜ける J2第34節
明治安田J2リーグは10日、第34節の2試合が行われ、藤枝は熊本に2─0で勝利した。 超攻撃的スタイルにスパイスを加えた新生藤枝が熊本に完勝し連敗トンネルを抜けた。 前半からボール支配率で下回ったが、全体をコンパクトに保ち相手DFラインの裏を突く長いボールを使って攻撃を仕掛けた。12分にはMF榎本が決定機を迎え、32分にもCKからゴールに襲いかかったが、無得点でハーフタイムに入った。 後半もミドルブロックを敷き、守備を整えて試合を進めた。16分、18分にFW矢村が惜しいシュートを放つと24分、CKからの折り返しをDF小笠原が右足で決め、待望の先制点を挙げた。さらに31分、ゴール前に攻め
-
⚾秋季高校野球静岡県大会 2回戦試合結果まとめ(9月10日)
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会第2日は10日、草薙など5球場で2回戦の残り12試合を行った。常葉大橘は七回に知徳を逆転し、3回戦へ駒を進めた。飛龍は先発の小曲智大が延長十回を投げきり、磐田東打線を完封した。今夏の全国選手権出場の浜松開誠館は大迫翔輔の先頭打者本塁打などで勢いに乗り、富士にコールド勝ちした。大会第3日は16日、草薙など4球場で3回戦8試合を行う。 10日の結果(2回戦) ▽あしたか球場 日大三島 12-0 浜名(5回コールド) 加藤学園 8-1 城南静岡(8回コールド) 飛龍 1-0 磐田東(延長10回タイブレーク) ▽清水庵原球場 常葉大橘 4-3
-
⚾常葉大橘 好投手攻略、知徳に逆転勝ち 秋季高校野球静岡県大会2回戦
▽2回戦(清水庵原第1試合) 知 徳 101001000―3 常葉大橘 00110020×―4 ▽三塁打 松本、山本(知)▽二塁打 村上、山内(常)▽暴投 小船(知)秋山、木下2(常)▽捕逸 磯谷(常)▽野選 伊藤大(知)木下(常) ▽試合時間 2時間37分 【評】常葉大橘が足を使った攻撃で知徳に逆転勝ちした。 2点を追う常葉大橘は三、四回に内野ゴロの間に1点ずつ奪い追い付いた。再びリードを許したが、七回に連打と巧みな走塁で好機を広げ、内野ゴロ2本で2点を取り、勝ち越した。 知徳は八、九回に好機を生んだが、後続を断たれた。 繰り返した走塁練習結実〝ゴロゴー〟で決勝点常葉
-
⚾三島南 一挙に4点、浜松商振り切る 秋季高校野球静岡県大会2回戦
▽2回戦(清水庵原第3試合) 浜松商 010003000―4 三島南 01004000×―5 ▽三塁打 金子(浜)芹沢(三)▽二塁打 西原、綱嶋、田代(三)▽暴投 小川2(三)▽守備妨害 永徳(浜) ▽試合時間 2時間25分 【評】三島南が浜松商の反撃を振り切った。 三島南は同点で迎えた五回、芹沢の2点適時三塁打と田代の2点適時二塁打で一挙4点。直後に1点差に迫られたが、救援した左腕望月が3回を無失点と好投した。 浜松商は八回の守備で三重殺を奪い食い下がったが、九回にあと一本が出なかった。
-
⚾駿河総合 磐田西との投手戦制す 秋季高校野球静岡県大会2回戦
▽2回戦(清水庵原第2試合) 磐田西 001000000―1 駿河総合 10000001×―2 ▽二塁打 宮本、速水(磐)嶋村、出井(駿) ▽試合時間 1時間27分 【評】駿河総合が磐田西との投手戦を制した。 駿河総合は初回、嶋村の適時打で先制。三回に同点とされたが、八回に柳原が勝ち越しの適時打を放った。先発出井は的を絞らせない投球で要所を締め、完投した。 磐田西は宮本の丁寧にコースをつく投球が光ったが、打線が援護できなかった。
-
⚾秋季高校野球静岡県大会が開幕 1、2回戦試合結果まとめ(9月9日)
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会が9日、草薙など5球場で開幕し、1、2回戦12試合を行った。城南静岡はエース中込皇絆が完投し、秋季県大会初白星を手にした。富士は先発・遠野功也の粘りの投球で清水桜が丘に競り勝った。投打がかみ合った磐田西は韮山を退け、14年ぶりの勝利。浜名は4点差を追い付き、沼津市立との打撃戦を制した。大会第2日は10日、草薙など5球場で行う。 9日の結果(1、2回戦) ▽あしたか球場 【1回戦】 富士 6-3 清水桜が丘 東海大静岡翔洋 14-1 伊豆伊東(7回コールド) ▽清水庵原球場 【1回戦】 富士宮北 4-2 浜松市立 常葉大橘 8-1 オイス
-
⚽清水エスパルス 前半3発、山形に快勝 J2リーグ第34節
明治安田J2リーグは9日、各地で第34節の9試合が行われ、清水は山形に3─0で快勝した。 ②アイスタ(1勝1敗)▽観衆12613人 清水 16勝12分け6敗(60) 3(3―0 0―0)0 山形 15勝3分け16敗(48) ▽得点者【清】チアゴサンタナ(9)岸本(1)高橋(1) 【評】前半から攻撃が機能した清水が山形に快勝した。 前半15分、ペナルティーエリア手前左寄りからチアゴサンタナが左足でゴール右隅に鮮やかに流し込み、4試合ぶりに先手を取った。30分にはカウンターから岸本が沈めて加点。45分に高橋がFKを頭で合わせ、3点のリードで折り返した。 後半は得点こそ生まれなかっ
-
⚽ジュビロ磐田 執念の逆転勝ち 大宮に3-2で辛勝 J2リーグ第34節
明治安田J2リーグは9日、各地で第34節の9試合が行われ、磐田は大宮に3─2で勝利した。 ②ヤマハ(1勝1敗)▽観衆8906人 磐田 17勝10分け7敗(61) 3(1―1 2―1)2 大宮 7勝6分け21敗(27) ▽得点者【磐】伊藤槙(1)藤川(3)リカルドグラッサ(2)【宮】室井(2)シュビルツォク(3) 【評】磐田は大宮に逆転勝ちした。 序盤は大宮のカウンターをしのいでいたが、前半18分、相手CKのこぼれ球を押し込まれて先制を許した。だが、25分にはCKを伊藤槙が頭で合わせて同点に追い付いた。 後半も押し込んでいたが、18分に縦パスから崩され勝ち越し点を奪われた。それ
-
⚾城南静岡 浜松日体に逆転初勝利 秋季高校野球静岡県大会1回戦
▽1回戦(草薙第1試合) 浜松日体 000100000―1 00000200×―2 城南静岡 ▽三塁打 浅原(浜) ▽試合時間 1時間45分 【評】城南静岡が浜松日体との投手戦を逆転で制した。 城南静岡は1点を追う六回、2死から好機をつくり、遠藤の適時打で同点。相手の守備が乱れ、なおも好機に美濃部が勝ち越し打を放った。先発中込は五回以降安打を許さず完投した。 浜松日体は先制し、先発岡本拓も好投したが打線が振るわなかった。 中込 切れ増した直球 城南静岡の1年生エース中込が尻上がりに調子を上げ、浜松日体を相手に完投した。夏から切れが増した直球を中心に小気
-
⚾常葉大橘がコールド発進 秋季高校野球静岡県大会1回戦
▽1回戦(清水庵原第2試合) オイスカ浜松国際 00000100―1 02210012x―8(8回コールド) 常葉大橘 ▽本塁打 青木(常) ▽三塁打 磯谷、清水(常)▽二塁打 大橋(オ)山本(常)▽暴投 久保田2、鷲尾2(オ)▽野選 大橋(オ) ▽試合時間 1時間58分 【評】常葉大橘が長打4本を含む11安打に5盗塁を絡めて8得点し、オイスカ浜松国際をコールドで下した。 常葉大橘は青木がランニング本塁打を含む3安打3打点の活躍で打線をけん引。主戦木下はピンチを最少失点に抑え、8回を5安打1失点にまとめた。 オイスカ浜松国際は投手陣が6四死球と制球に苦しんだ。
-
⚾富士宮北 浜松市立の反撃振り切る 山口が11奪三振好投 秋季高校野球静岡県大会1回戦
▽1回戦(清水庵原第1試合) 浜松市立 000011000―2 12010000×―4 富士宮北 ▽三塁打 高井(富)▽二塁打 山口(富) ▽試合時間 2時間 【評】富士宮北の主戦山口が4安打2失点で完投し、浜松市立の反撃を振り切った。 富士宮北は相手投手の立ち上がりを攻め、一回に望月琥のスクイズで先制。二回に山口、石井、芹沢の3連打で2点を加えた。先発山口は緩急を使って11三振を奪った。 浜松市立は、打線が最後まで山口を攻略できなかった。 緩急付け132球 公式戦初完投 富士宮北のエース左腕山口が、浜松市立打線を4安打2失点に抑えて公式戦初完投を果
-
⚾沼津東 磐田南に快勝 近藤秀3安打完封 秋季高校野球静岡県大会2回戦
▽2回戦(草薙第3試合) 沼津東 400001000―5 000000000―0 磐田南 ▽三塁打 木本、兼子(沼)▽二塁打 大石、田中(沼)寺田、古橋(磐)▽暴投 村井、寺田(磐)▽野選 寺田(磐) ▽試合時間 2時間7分 【評】沼津東の先発近藤秀が完封し、磐田南に快勝した。 沼津東は初回、先頭木本から6連打で4点を奪い主導権を握った。リードをもらった近藤秀は外角低めへ直球とスライダーを制球良く投げ込み、散発3安打、無四球と圧巻の投球を見せた。 磐田南は寺田が好救援したが、打線が援護できなかった。
-
⚾浜名4連打 沼津市立振り切る 秋季高校野球静岡県大会1回戦
▽1回戦(掛川第2試合) 浜名 100004111―8 011210100―6 沼津市立 ▽本塁打 武田(沼) ▽三塁打 山本(浜)▽二塁打 中村、前園、原田、広岡(浜)、益山、栗田(沼)▽捕逸 広岡2(浜)、栗田(沼) ▽試合時間 3時間14分 【評】浜名は中盤で勢いに乗り、沼津市立を振り切った。 浜名は4点のリードを許して迎えた六回、中村のセーフティーバントを皮切りに4者連続安打で同点とすると、七回以降も着実に加点した。九回には山本が三塁打を放ち、試合を決定づけた。 沼津市立は武田が二回に本塁打を放つなど見せ場をつくったが、及ばなかった。 エース中村
-
⚾常葉大菊川 科学技術にコールド勝ち 秋季高校野球静岡県大会2回戦
▽2回戦(草薙第2試合) 科学技術 00000―0 40303x―10(5回コールド) 常葉大菊川 ▽二塁打 鈴木、橘木、小沢2、山内2、佐藤(常)▽暴投 山下(常) ▽試合時間 1時間27分 【評】常葉大菊川がコールドで科学技術を下した。 常葉大菊川は初回、6安打を集め4点を先取。三回に山内、佐藤らの適時打で3点を追加し、五回にも岡、橘木が適時打を放ち試合を決めた。先発小沢は4回を投げて走者を許さず、代わった山下も無失点に抑えた。 科学技術は守備で粘りきれず、打線も1点が遠かった。
-
⚾富士 清水桜が丘に逆転勝ち 遠野、粘って完投 秋季高校野球静岡県大会1回戦
▽1回戦(あしたか第1試合) 清水桜が丘 200100000―3 21000102×―6 富士 ▽二塁打 藤田啓、西、平田、赤池(富)▽暴投 岸本(清)、遠野(富) ▽試合時間 2時間5分 【評】主戦遠野を打線がもり立てた富士が清水桜が丘に逆転勝ちした。 富士は2点を追う初回、敵失に乗じて同点に追い付いた。互いに1点ずつを加えて迎えた六回は平田の適時二塁打で勝ち越し。八回に2点を加え、遠野が粘り強く完投した。 清水桜が丘は中盤以降、打線がつながらなかった。 イチロー氏の金言 実践 立ち上がり不安定だった富士の左腕遠野だが、中盤以降にきっちりと修正。時
-
⚾清水東快勝 3回戦へ 秋季高校野球静岡県大会2回戦
▽2回戦(清水庵原第3試合) 清水東 010200121―7 100001000―2 袋井 ▽三塁打 中村(清)▽二塁打 兼光、盛島(清)福田、渡辺、佐々木(袋) ▽試合時間 2時間27分 【評】好機を着実にものにした清水東が、袋井に快勝した。 清水東は同点で迎えた四回2死一、二塁の場面で、兼光が2点適時二塁打を放って勝ち越し。終盤も好機に適時打が出た。守っては2番手の宮原が六回途中で救援し、4回を2安打無失点に抑えた。 袋井は先制したものの、その後は好機にあと一打が出なかった。
-
⚾浜松城北工 乱打戦制す 秋季高校野球静岡県大会2回戦
▽2回戦(磐田第2試合) 清流館 60002―8 26505x―18(5回コールド) 浜松城北工 ▽二塁打 名倉、丸山(浜)▽暴投 高林(浜)鈴木心(清)▽ボーク 鈴木心(清) ▽試合時間 1時間55分 【評】浜松城北工は清流館との乱打戦を制し、コールド勝ちした。 浜松城北工は6点を失って迎えた一回裏に2点を返し、二回には工藤と瀬戸口の2点適時打など打者一巡の猛攻で逆転した。三回と五回にも5点ずつ追加し、試合を決めた。 清流館は五回に2点を返したが、反撃は及ばなかった。
-
⚾磐田西 14年ぶり勝利 秋季高校野球静岡県大会1回戦
▽1回戦(磐田第1試合) 韮山 000000010―1 20100110×―5 磐田西 ▽二塁打 伊藤(磐)小川(韮)▽暴投 宮本(磐) ▽試合時間 1時間35分 【評】磐田西は攻守で韮山を圧倒し、5-1で勝利した。 磐田西は初回、四球と敵失で好機を迎え、伊藤と松崎の適時打で2点を先制した。その後も敵失で2点を加えると、七回に再び伊藤が適時打を放ち、相手を突き放した。 韮山は八回に相手の暴投で1点を返したが、散発2安打に抑えられた。 先発宮本 力投 要所締める 磐田西の先発宮本が8回を2安打1失点と好投し、チームを秋季県大会では14年ぶりの勝利に
-
⚾東海大翔洋 伊豆伊東に大勝 秋季高校野球静岡県大会1回戦
▽1回戦(あしたか第2試合) 東海大翔洋 0063104―14 0100000―1(7回コールド) 伊豆伊東 ▽二塁打 細谷、牛口(東)▽暴投 小松原(東)小川(伊) ▽試合時間 1時間59分 【評】東海大翔洋が7回コールドで伊豆伊東に大勝した。 1点を追う東海大翔洋は三回、四死球と敵失に乗じて一気に6点を奪って逆転に成功。四回と五回に追加点を挙げ、七回にも牛口の二塁打などで4点を加え、試合を決めた。 伊豆伊東は二回にスクイズで先制したが、投手陣が制球を乱し、野手も失策を重ねた。
-
⚾星陵 接戦制す 秋季高校野球静岡県大会1回戦
▽1回戦(掛川第1試合) 星陵 301010101―7 000231000―6 湖西 ▽本塁打 冨安(湖) ▽二塁打 井口(星)、伊藤、佐々木(湖)▽捕逸 樋口(星)、坪井2(湖) ▽試合時間 2時間35分 【評】星陵が湖西に粘り勝ちした。六回に逆転を許したが直後に同点とし、九回に決勝点を挙げた。 星陵は初回、5安打を集めて3点を先制。その後も井口の二塁打などで加点を続けた。井口と石川が3安打を放ち、佐々木も2打点をマークするなど中軸が機能した。 湖西は中盤で6点を挙げて猛攻するも、及ばなかった。
-
⚽J2藤枝MYFC 球際負けず先制点狙う 熊本戦【見どころ】
10日に敵地で戦う熊本は20位。8戦勝ちなし4連敗中で17位の現状から、須藤監督は「(残留争いの)“裏天王山”。球際で負けず、内容が悪くても勝ちきる」と覚悟を示す。 前回ホームで0-4と惨敗した借りも返したい。似たタイプ同士でハイプレスの掛け合いが予想される。川島は「互いにパスをつなぐボールゲームになる。ショートカウンターも使い、今度はやり返す番」と雪辱を誓う。 勝利の鍵は先制点。アンデルソンは「スペースをつくり出し、DF裏に抜けてGKとの1対1を決めたい」とゴールをイメージ。試合をつくり得点能力もある横山をシャドーで使うか、ボランチに置くか。指揮官の先発選びにも
-
ラグビーW杯開幕 桜戦士、商戦熱く 静岡県内、盛り上がり期待
ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は8日(日本時間9日)開幕。日本代表の初戦(チリ戦)が10日に迫り、静岡県内でユニホームや書籍など関連商戦が盛り上がってきた。本県が試合会場の一つとなり、日本が強豪国相手に勝利するなど躍進した前回の日本大会と比べて「盛り上がりに欠ける」との指摘もあるが、各店は新型コロナウイルスの5類移行で上向く個人消費に期待し、喚起策を講じて4年に一度の商機に照準を合わせる。 着て レプリカユニホームなど応援グッズ売り場を特設したSPOPIAシラトリ静岡ジャンボ店(静岡市葵区)には、7月下旬から消費者の問い合わせが増えている。9月初旬時点の中心購買層は40~5
-
⚽清水エスパルス 敵陣崩し3試合ぶり白星を 9日山形戦【見どころ】
9日にホームで9位山形を迎え撃つ。前節はスコアレスドローに終わり、首位町田、2位磐田との勝ち点差は縮まらず。J1自動昇格圏入りへ、3試合ぶりの白星を狙う。 直近2戦はセットプレーによる1得点のみと、流れの中からゴールを奪うのに苦しんでいる。今週は敵陣での崩しを想定した練習に時間を割き、連係、連動で打開するイメージを選手に意識付けた。 出場停止で2試合不在だったMF乾は先発復帰が濃厚。「得点に絡む仕事を」と攻撃の活性化役に名乗り出る。今節はチーム内得点王のFWカルリーニョスを出場停止で欠く。空席の中盤左サイドには右が主戦場のMF中山を練習で試していて、人選に注目だ。
-
⚽ジュビロ磐田 ボランチ人選に注目、確実に白星を 9日大宮戦【見どころ】
9日にホームで最下位大宮を迎え撃つ。前節秋田に引き分け2戦勝ちなしの2位磐田は、4戦勝ちなしと残留争いをする相手を確実に退け、J1自動昇格圏を守りたい。 秋田戦で4試合ぶりにスタメン復帰したMF上原を累積警告で欠くのは痛い。ボランチの人選に注目が集まりそうだ。横内監督は「相手がどういう形で守備をするか分からないが、高い位置から(プレスに)来ても球を動かす準備をする」と強調する。 3月の前回対戦は攻め続けながら終盤の失点で敗れた。MF金子は、前回から補強や監督交代で顔ぶれが変わった相手メンバーの中で特にボランチを警戒。「もう落とせない。どんな形でも勝つ」と決意をにじませる。
-
競った仲間、リーグ突破を 日本代表候補で合宿参加 静岡ブルーレヴズ・プロップ 伊藤平一郎選手【ラグビーW杯フランス大会 桜戦士へのエール㊦】
6月中旬に千葉県浦安市で始まったラグビーワールドカップ(W杯)日本代表の合宿に、静岡ブルーレヴズのプロップ伊藤平一郎選手(32)が参加した。代表候補としての位置付けだったものの、代表メンバーとともに過酷な練習に励んだ。最終登録選手に名を連ねることはできなかったが、「世界一速いアタッキングラグビーを掲げてきたチーム。ボールをスペースに運び、圧を与えていくプレーは(世界でも)通用すると思う」と実感する。 リーグワンのシーズンが4月下旬に終わり、負傷していた右肘のクリーニング手術を控えていた伊藤選手。そこに代表関係者から合宿メンバー入りの連絡が入った。「1ミリも想定していなかった」と驚いたが、翌
-
バレーボール盛り上げ 地域でアタック! ブレス浜松、市と連携協定
浜松市とバレーボールVリーグ女子2部のブレス浜松はこのほど、包括連携協定を締結した。市役所で中野祐介市長と森島康之、石川彰吾両代表理事が協定書を交わした。 来年新設される国内リーグ最高カテゴリー「SVリーグ」の参入条件に地元自治体との連携があり、ブレスも参入を目指している。協定はスポーツ振興、産業シティプロモーション、子育て・教育・暮らし、SVクラブライセンス取得の支援-の4分野13項目。スクールの開催や学校での講話、障害者スポーツの普及などを盛り込んだ。 中野市長は「子どもたちに夢を与える活動をしてもらい、一緒に競技と地域を盛り上げたい」と話し、両代表理事は「トップリーグで活躍すること
-
⚾秋季高校野球静岡県大会 9日開幕、東海切符懸け熱戦へ
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球県大会が9日、開幕する。出場は予選を突破した39校に、全国選手権出場の浜松開誠館を加えた40校。決勝と3位決定戦は9月24日を予定している。上位3校が10月21日から岐阜県で行われる東海大会に出場する。 9、10日は1、2回戦が行われる。今春の選抜に出場した常葉大菊川は最激戦区。初戦の相手、科学技術の主戦安池は、予選で静清に4安打完封勝利を収めている。予選で静岡を破った常葉大橘、150キロ右腕小船擁する知徳なども同ブロックに入った。 浜松開誠館は清水桜が丘-富士の勝者と初戦でぶつかる。今春の東海王者の加藤学園は浜松日体-城南静岡の勝者が相手。浜
-
勇敢な戦いで現地味方に 静岡ブルーレヴズ・フッカー 日野剛志選手【ラグビーW杯 フランス大会 桜戦士へのエール㊤】
フランス南西部に位置するトゥールーズ。歴史ある街並みに風情があふれ、赤れんが造りの建造物が多い通称「ばら色の街」。ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会に挑む日本代表のベースキャンプ地だ。静岡ブルーレヴズのフッカー日野剛志選手(33)はこの地に特別な思いを抱いている。 2019年8月、フランス国内リーグ「トップ14」のスタッド・トゥールーザンにラグビー留学した。トゥールーズを本拠地とする同クラブは欧州リーグで複数回の優勝を誇り、フランス代表の主将アントワーヌ・デュポンやフッカーのジュリアン・マルシャンらが所属する強豪だ。静岡ブルーレヴズの前身・ヤマハ発動機は同クラブと交流があり、当時、
-
⚾中京学院大・赤塚(磐田福田中出) プロ志望届を提出
岐阜学生野球リーグ・中京学院大の赤塚健利投手(磐田福田中出)が7日、全日本大学野球連盟にプロ志望届を提出した。赤塚は最速150キロ超、身長194センチの大型右腕。中学硬式野球の掛川リトルシニアでプレー。中京学院大中京高(現中京高)では2019年夏の全国高校野球選手権で4強入りした。大学2年で大学日本代表候補に選出された。
-
ラグビーW杯 静岡で桜戦士を応援 10日と10月8日にPV
8日(日本時間9日)に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会に合わせ、静岡県は10日と10月8日の日本代表戦2試合のパブリックビューイング(PV)を行う。“静岡ショック”から4年、世界を驚かせた静岡の地から日本代表にエールを送る。 2019年日本大会の開催自治体となった全国12都市と日本ラグビーフットボール協会などが連携してPVを開催する。前回大会では、袋井市のエコパスタジアムで日本代表が強豪アイルランドを下し、大会の盛り上がりに拍車をかけた。県は、そのレガシーの継承やラグビー文化の定着に向けた啓発の一環としてPVを開催する。 9月10日のチリ戦は、静
-
50年続く佐久間駅伝、廃止 コース安全確保できず 浜松市天竜区
浜松市天竜区駅伝大会等実行委員会の佐久間町地域部会は7日までに、約50年続くマラソン行事「天竜区・佐久間駅伝大会」の廃止を決めた。慢性的な大会スタッフの不足や、コースの国道152号線の安全が確保できないことなどを理由に、大会の継続は困難と判断した。 同駅伝大会は1974年にスタートし、2020年まで毎年実施していた。直近では23年1月に3年ぶりの開催を目指していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で中止した。節目となる50回目の開催を迎えることはなかった。 コースは同区佐久間町の旧城西幼稚園前から浜松湖北高佐久間分校までの5区間計20キロ。県内外のチームが参加し、山あいを舞台に大勢のランナ
-
⚽アルゼンチンに決定 11月、アイスタでのU―22代表相手
日本サッカー協会は7日、11月18日に静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行われるU―22(22歳以下)日本代表の国際親善試合の対戦相手が、U―22アルゼンチン代表に決定したと発表した。アルゼンチンはA代表が昨年のワールドカップ(W杯)を制した強豪。 U―22日本代表は来夏のパリ五輪を目指すチームで、清水商(現清水桜が丘)高出の大岩剛監督が率いている。大岩監督は「静岡は私自身が生まれ育った地元であり、この地で試合ができる喜びと責任を感じ、気持ちが高まっている。アルゼンチンとの対戦はこのチームが積み上げてきたものを確認する重要な試合になる」とコメントした。 同スタジアムでの男子の代表戦は
-
橋本壮市「五輪へ勢いつける」 柔道男子、アジア大会へ合宿
杭州アジア大会(23日開幕・中国)に臨む柔道男子日本代表が7日、東京都多摩市の国士舘大での強化合宿を報道陣に公開し、73キロ級で来夏のパリ五輪代表内定の橋本壮市(パーク24、浜松市出身)は「しっかり勝ち抜いて五輪へ勢いをつけたい」と意気込みを語った。 2017年世界王者で32歳の橋本は初の国際総合大会。選手村や他競技も含めた選手団での行動など、五輪の予行演習と捉えて出場を決めた。五輪代表早期内定の余裕ものぞかせ「普段は勝負に徹しているが、いろんなことを試して柔道の幅を広げたい」と話した。 100キロ級で東京五輪覇者のウルフ・アロン(パーク24)らも参加し、アジア勢を想定した実戦的な稽古で
-
世界少年野球優勝を報告 引佐南部中 太田さん 浜松市
世界少年野球大会で優勝した中日本選抜チームで投手などを務めた浜松市北区の引佐南部中3年太田匠哉さん=新城ボーイズ所属=が6日、同市中区の市教委で宮崎正教育長に結果報告した。「実力のある仲間たちと一緒に戦い、世界一という結果を出せて良かった」と喜びを語った。 大会は8月に愛知県で開かれ、中日本選抜は予選から決勝まで6戦全勝した。太田さんは中国戦と米国アラメダ戦で投手を務め、米国サンディエゴ戦では外野手として二塁打を放った。大柄な海外選手と対戦し「投球が通用した部分もあったが課題も見えた。次のステージに向けて経験を生かしたい」と意欲を新たにした。 同席した母真理子さんは選抜ユニホームを着て観
-
世界体操(9月30日開幕)初代表 22歳三輪哲平、雌伏の美技 世界に立つ【しずスポ】
「天才」-。体操男子の三輪哲平(セントラルスポーツ、城南静岡中出)は、自身を評する声を苦々しく思ってきた。決まって「でも、代表になれていない」と続くからだ。だが、ようやく真価を示す舞台に立つ。30日開幕の世界選手権(ベルギー)で初の日の丸を背負うオールラウンダーは「リオ五輪の日本代表は、前年の世界体操制覇を団体金につなげた。ここでの優勝がパリの金への近道」と頂点しか見ていない。 故障越え ようやく真価の舞台 大阪・清風高3年夏に全国高校総体3冠。順大の1年後輩で、五輪王者の橋本大輝が「ポテンシャルは計り知れない」と一目置く逸材は大学時代、度重なる故障に苦しんだ。 「自主性が問われる中でど
-
⚽清水エスパルス 新設指導ポストの中田氏「弱点なくす、強み生かす」 選手個々の能力向上へ
J2清水は8月、トップチームに新設の指導ポストとなるプレーヤーデベロップメントコーチを置き、元京都監督の中田一三氏(50)に委ねた。選手個々の能力向上を目的とした、新たな指導者配置の狙いは何なのか。 同コーチは、選手の技術や戦術理解などを高めることを目指す。J1神戸が昨年から若手に特化したヤングプレーヤーデベロップメントコーチを置くなど例はあるものの、国内で設けるクラブは限られている。 配置は秋葉監督の強い意向から実現した。期待するのは、首脳陣が求めるプレーを選手と共有するための橋渡し役。映像などを用いながらチームの戦い方に沿ったパフォーマンスかどうかをすり合わせ、改善を図っていく。秋葉
-
「がむしゃらに戦いたい」アンプティサッカー 浜松初の日本代表 小寺選手 国際大会前に副市長を訪問
手足の切断障害がある選手がつえを使ってプレーする「アンプティサッカー」の日本代表に、浜松市北区の会社員小寺雄貴選手=ガネーシャ静岡AFC所属=が初選出された。同市からの代表選出は初めて。小寺選手はポーランドで16、17日に開催される国際大会「アンプフットボールカップ2023」を前に6日、チーム関係者らと市役所を訪れ、山名裕副市長に意気込みを語った。 小寺選手は小学校でサッカーを始め、学生時代もフットサルなどを続けてきた。19年に左足を切断し、アンプティサッカー歴はわずか2年6カ月。競技は「サッカーとは似て非なるスポーツ。技術はまだまだだが、サッカー経験を生かした『考え方』をチームに還元し
-
⚽藤枝MYFC ベテラン中心に危機意識共有 鍵は「前半無失点」「先制点」
8戦勝ちなし4連敗中で17位まで順位を落としたJ2藤枝が6日、10日のアウェー熊本戦に向けて練習を再開した。練習後にはベテランがピッチで車座になって“緊急会議”を開く場面もあり、残り10試合を見据えて危機感を共有した。 全体練習後、右膝靱帯(じんたい)の負傷でリハビリ中の主将杉田が現れると、副主将のDF川島、MF水野とDF久富が集まってピッチに座り込み意見交換した。「団結が必要。意思統一がないと、どんな戦術でも勝てない」。水野は若手が多く、夏の移籍期間で主力選手らが入れ替わったチームの現状を見つめる。 トンネル脱出への鍵は、前半無失点と先制点奪取の二つ。白星から遠
-
B2ベルテックス静岡 9月17、18日島田でプレシーズンゲーム
バスケットボールBリーグ2部(B2)静岡は17、18日、島田市のローズアリーナでB3東京Uとプレシーズンゲームを行う。B2昇格後初の公式戦として22日に控えるB1群馬との全日本選手権2次ラウンド、さらには10月5日のリーグ開幕に向け試金石になる。 2日にはチーム最年長34歳の加納誠也が新主将を務めることも発表され、チームはいよいよ始まるB2初陣へ本番モードに突入。昨季のプレーオフ準々決勝で激闘を繰り広げた東京Uを圧倒し、勢いを付けたい。 17日が午後6時、18日は午後3時試合開始。入場券はBリーグのチケット公式サイトで販売中。
-
山谷氏(静岡ブルーレヴズ社長)新野球場に私案 期成同盟会が浜松で講演会
静岡県による遠州灘海浜公園篠原地区(浜松市西区)への新野球場建設早期実現を目指し、市や浜松商工会議所などでつくる「新野球場建設促進期成同盟会」は6日、ラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長を招いた講演会を同市中区のえんてつホールで開いた。約150人が聴講し、新野球場への期待を膨らませた。 山谷社長は「プロスポーツによる地方創生」と題して講話を進め、スポーツには「する」「みる」という二つの価値があり、どちらを目的にするかで施設構造が全く変わってくると説明した。その上で「日本では目的がぶれ、ニーズにそぐわない、使い勝手の悪い施設が多い。何のために作るのかという議論をしっかりと行
-
静岡県選手団「熱く燃える感動を」 鹿児島国体へ決意表明
鹿児島県を舞台に「国体」の名称では最後の開催となる特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」(会期前競技16~24日、本会期10月7~17日)に出場する静岡県選手団の結団式が6日、県庁で開かれた。選手を代表し競泳少年女子とオープンウオーター(OWS)女子に出場する高遥香(城南静岡高)が「県代表として大会に出場できる喜びをかみしめ、県民に熱く燃えるような感動を与えられるよう精いっぱい努力する」と決意表明した。 35競技に出場する監督・選手らが出席。団長の川勝平太知事(県スポーツ協会長)は「『国体』の名称では最後の大会。天皇杯(男女総合)、皇后杯(女子総合)とも上位を目指す気持ちで、有終の美を
-
⚽U-17代表に小竹(清水ユース)、川合(磐田ユース)
日本サッカー協会は6日、国際ユースサッカー(12~18日、新潟)に臨むU-17(17歳以下)日本代表メンバー18人を発表した。県勢はMF小竹知恩(清水ユース)、川合徳孟(磐田ユース)が選ばれた。
-
J3アスルクラロの応援歌初披露 裾野のフルヤさん試合前にエール
シンガー・ソングライターのフルヤトモヒロ(本名・古谷智浩)さん(41)=裾野市=がこのほど、3月から制作を進めていたサッカーJ3アスルクラロ沼津の応援ソングを沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場で初披露した。ホーム戦キックオフ直前のステージで、サポーターらとともに、選手にエールを送った。 楽曲名は「ASHITAKA」。外国人にもわかりやすいようにアルファベットの表記にしたという。サポーターから募集して作った歌詞には、チームの活躍を願う熱い応援や、「空と海青くつながるスタジアム」といった沼津の自然を表す言葉があふれる。 お披露目では、事前にサポーターと収録した合いの手を流し、ステージは熱気に包
-
自転車世界選手権のメダル報告 窪木選手「銀」今村選手「銅」 三島市長訪問
三島市を拠点に活動する自転車チーム「チームブリヂストンサイクリング」の窪木一茂選手(34)と今村駿介選手(25)が4日、三島市役所に豊岡武士市長を訪ね、8月に開かれた世界選手権でのメダル獲得を報告した。 窪木選手は男子スクラッチで2大会連続の準優勝に輝き、団体追い抜きで8位に入った。今村選手は男子オムニアムで3位に入り、同種目で日本勢初のメダルを獲得した。 好成績を残し、パリ五輪出場権獲得に前進した窪木選手は「個人・団体ともにパリ五輪へ向けてすごく良い雰囲気。しっかりと来年に向けて頑張っていきたい」と決意を新たにした。国際大会の個人種目で自身初のメダルとなった今村
-
バスケ男子 アジア大会 細川(三遠)、市川(ベルテックス静岡)ら代表
日本バスケットボール協会は5日、杭州アジア大会(23日開幕・中国)の男女代表を発表し、5人制男子は来年のパリ五輪出場権を獲得したワールドカップ(W杯)メンバーからは川真田紘也(滋賀)のみが選ばれた。静岡県勢はSG細川一輝(三遠)と206センチのセンター市川真人(ベルテックス静岡、静岡学園高出)が入った。 他にNBAの若手養成機関グローバルアカデミーに所属する18歳の川島悠翔も代表入りした。 トム・ホーバス監督は同行せず、W杯でコーチだったコーリー・ゲインズ氏が監督を務める。 5人制女子は一昨年の東京五輪銀メダル獲得に貢献した高田真希(デンソー)、町田瑠唯(富士通)らが選出された。 3
-
⚽ジュビロ磐田 立ち上がり 戦い方課題 後藤、古川の投入時期注目
J2磐田は試合の立ち上がりが課題となっている。8月12日の町田戦以降、直近1カ月の4試合(1勝1分け2敗)で前半に得点したのは、セットプレーによる1点のみ。点数が入りにくい競技の特性上、序盤の先制点が重要になるのは言うまでもない。自動昇格圏の2位を死守するため、横内監督は「相手も対策してくる。得点を取れればいいが思うようにできなくても我慢強く」と強調する。 注目が集まるのは、最近の試合で調子を上げているFW後藤(磐田ユース出)とMF古川(静岡学園高出)の投入時期。直近3試合はともに後半からピッチに立ち大きな勢いをチームにもたらしている。前節秋田戦も後半15分の失点直後にたまらず2人を同時
-
聖光、翔洋などシード 全国高校ラグビー静岡県大会組み合わせ 10月15日開幕
第103回全国高校ラグビー静岡県大会(静岡新聞社・静岡放送後援)の組み合わせ抽選会が5日、静岡新聞放送会館で行われた。全国大会出場の花園切符を懸けて8チームがトーナメント形式で争う。10月15日に開幕。決勝は11月12日午後1時半からエコパスタジアムで行い、SBSテレビが生中継する。 春の県高校総体の成績を基に、聖光、東海大翔洋、浜松工、清水南がシードに入った。沼津工、桐陽、静岡、焼津水産、新規加盟した浜松学芸の5校は合同チームとして出場する。 聖光と翔洋は準決勝からの登場。新人戦、総体に続く県3冠を目指す聖光の松山監督は「アタック練習に時間をかけてきたが、夏からは本来の武器であるキッ
-
⚽藤枝MYFC 経験豊富な背番号1 DF川島からGK岡西へ【J's HERO】
経験豊富でセービングや指示の声、状況判断など、ゴール前にいるだけで安心感があり、守備陣としてとても頼りがいのある存在です。 チームは失点が多いだけに、今後の残り少ない試合で岡西選手の活躍に注目してほしいです。 ピッチ外ではゴルフや読書など趣味も多くアクティブで、意外ときっちりしています。 誰とでも仲良くできてとても接しやすく、親しみやすいところが「おかにくん」の良いところだと思います。 (DF2 川島将) ※随時掲載。リレー形式で毎回、選手がチームメートを紹介します。
-
⚽藤枝MYFC 群馬戦 10月14日開催 雷雨で中止の代替
J2藤枝は5日、雷雨で8月26日に中止となった群馬戦の代替開催日が10月14日午後5時開始に決まったと発表した。会場は藤枝総合運動公園サッカー場。8月26日の試合チケットは一部対象外を除きすべて払い戻しの対応になる。
-
静岡県選抜 男女16人 ハンドU-15ジュニア セレクト杯東海大会
静岡県ハンドボール協会はこのほど、中学年代が都道府県対抗で争う全国大会U-15(15歳以下)ジュニアセレクトカップ(12月、徳島)の東海地区代表選考会(23日、愛知)に出場する県選抜男女各16人を発表した。男女とも愛知を除く静岡、岐阜、三重の3県でリーグ戦を行い、優勝県が本大会に出場する。 県選抜は次の通り。 【男子】鈴木琥珀(付属静岡)勝又蒼牙(御殿場高根)軒田翔太(静岡籠上) 榊原瑞希(清水三)田中風碧(付属静岡)田代健斗(御殿場)勝又瑠星(御殿場高根)勝又誠(御殿場原里)水上知哉(清水八)杉村優介(清水八)大森陽音(御殿場原里)柴沼羽瑠(御殿場)大石陽紀(御殿場原里)横山蒼昊(御殿
-
卓球女子、中国に敗れ3位 平野(沼津市出身)、伊藤(磐田市出身)ら出場
卓球のアジア選手権は5日、韓国の平昌で行われ、団体の女子準決勝で早田ひな(日本生命)平野美宇(木下グループ、沼津市出身)伊藤美誠(スターツ、磐田市出身)がプレーした日本は中国に0-3で敗れて3位となり、2連覇を逃した。男子5~8位決定戦で日本はカザフスタンとイランに勝ち、5位となった。 混合ダブルス2回戦では張本智和(智和企画)早田組がインドペアに3-0で快勝した。
-
ゴルフ 静岡県アマチュア選手権 46人が2次予選へ
セキスイハイム東海CUP第52回静岡県アマチュアゴルフ選手権大会(県ゴルフ連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)の1次予選が5日、浜松CC(6842ヤード、パー72)で行われた。86人が出場し、上位46人が2次予選に進んだ(同スコアはマッチングスコアカード方式で順位を決定)。 ①野寄翼、沢木聡仁=以上77③鈴木晃、若林秀樹、藤田浩次、高山茂之=以上78⑦伊故海豊宏、岡田理=以上79⑨堀康宏、吉岡祐史、細沢有人、平出賢司、春田光正、大村亮宏、鈴木研、宮司保美=以上80⑰曽我清、榊紀之、三橋寛、石川桂吾、鈴木零央、高柳淑稔、森和行=以上81(24)山本法生、高倉弘典、小池卓雄、佐藤歩、角掛真平、渋谷
-
全国で「自己ベスト、優勝狙う」 静岡市の小学生 陸上大会前に市長訪問
横浜市で今月開催される「第39回全国小学生陸上競技交流大会」への出場を決めた静岡市の女子児童3選手がこのほど、市役所静岡庁舎を訪れ、難波喬司市長に活躍を誓った。 竜南小6年の渥美奈々さん(11)は80メートル障害と走り高跳びの各記録の合計得点を競う「コンバインドA」に、清水小島小6年の中谷夏帆さん(12)と富士見小5年の清田麗さん(10)は100メートルに出場する。競技は学年別に行われ、いずれも7月に開催された県大会で優勝して全国への切符を手にした。 渥美さんは「県予選の記録を上回って、自己ベストと優勝を両方取って帰ってきたい」、昨年の県大会で4位だったという中谷さんは「全国に行きたくて
-
全国、東海経験「今後に生かす」 中体連出場8人 焼津市長に報告
8月に静岡県や三重県などで行われた中体連の東海大会や全国大会に出場した焼津市内の6中学校8人がこのほど、市役所に中野弘道市長を訪ね、成績を報告した。 訪れたのは、各校で陸上、水泳、バドミントン、バレーボール、卓球に取り組む2、3年生の生徒。バレーボールで全国大会に出場した東益津中3年の宮内礁さんは「全国のレベルを肌で感じた」と振り返った。陸上に取り組む焼津中3年の増田大楽さんは東海大会、全国大会で予選敗退したことに悔しさをにじませ、「この経験を高校に進んだときに生かしたい」と巻き返しを誓った。 中野市長は「大舞台に立てる人は限られている」とし、夢を持つことの大切さを語りかけた。
-
12学区対抗 ファミリーバドミントンに汗 静岡・駿河区民体育大会
静岡市は3日、駿河区民体育大会を葵区の北部体育館で開催した。駿河区内の12学区対抗で3人制のニュースポーツ「ファミリーバドミントン」の大会を行い、78人の参加者が地域のつながりを深めた。 ファミリーバドミントンは先端にスポンジの球が付いた羽根を使用。普通のバドミントンより打球のスピードが抑えられ、ラケットが通常より半分ほど短く、球をとらえやすいため、年齢や性別に関係なく気軽に楽しめる。今大会では試合中は常に女性1人がコート内にいることとする特別ルールを設定した。参加者は、拍手や声援が飛び交う中、和気あいあいと競技を楽しみながら汗をかいた。 参加した会社員西田直弘さん(57)は「防災訓練や
-
⚾少年野球世界一に貢献 森本さん(磐田一中3年)喜び報告
今夏の世界少年野球大会で優勝した中日本選抜チームで投手などを務めた磐田第一中3年の森本健太さん(15)=浜松北ボーイズ所属=がこのほど、磐田市役所に山本敏治教育長を訪ね、「個人的にはてこずる場面もあったが、優勝できてよかった」と喜びを語った。 愛知県で8月10~14日に開かれた同大会には、7カ国から12チームが参戦し、予選リーグと決勝トーナメントを繰り広げた。約70人が参加したセレクションを通過し、20人の選抜メンバーに入った森本さんは3試合に出場。2試合は抑え投手として登板し、球威のある直球を武器にそれぞれ1イニングを無失点に抑えた。もう1試合は一塁手として出場し、4打数2安打2打点の活
-
⚾予選上位校中心に混戦模様 9日開幕、秋季高校野球静岡県大会
来春の選抜大会につながる第76回秋季高校野球静岡県大会の組み合わせが4日、決まった。9日に草薙など5球場で開幕し、24日に決勝と3位決定戦を行う。上位3校は10月21日から岐阜県で行われる東海大会に出場する。 ※画像タップで拡大してご覧になれます 今秋から、従来の東・中・西の地区ごとの大会を一体化して県予選を行い、勝ち抜いた39校に、全国選手権大会出場の浜松開誠館を加えた40校が出場する。清流館と伊豆伊東は初出場となる。 予選上位校を中心に混戦が予想される。今春の選抜出場の常葉大菊川は激戦ブロックに入った。県予選で静岡を破った常葉大橘や、最速150キロをマークした
-
鹿児島国体、16日から会期前競技 静岡県選手団発表
静岡県スポーツ協会は「燃ゆる感動かごしま国体」会期前競技の水泳、体操、ローイング、レスリング、ゴルフ、ビーチバレーボールに出場する県選手団を発表した。 会期前競技の実施期間は16~24日。水泳は鴨池公園水泳プールが会場で、開催日は競泳22~24日、飛び込み18~20日、水球17~20日、アーティスティックスイミング(AS)16日。オープンウオーター(OWS)スイミングは18日に屋久島町で実施する。体操は21~24日、新体操は16、17日、トランポリンは18日に鹿児島アリーナが会場。ローイングは21~24日で鹿屋市、同じ日程でレスリングは日置市で行う。ゴルフは20~22日で会場は男子が霧島市
-
⚽なでしこに杉田(藤枝順心高出)ら選出 23日、アルゼンチンと親善試合
日本サッカー協会は4日、女子の国際親善試合でアルゼンチン戦(23日・ミクニワールドスタジアム北九州)に臨む日本代表「なでしこジャパン」に、熊谷(ローマ)や杉田(ソーンズ、藤枝順心高出)ら23人を選出した。8強入りしたワールドカップ(W杯)のメンバーから千葉(千葉、藤枝順心高出)浜野(ハンマルビー)が外れ、三浦(カレッジ)宝田(リンシェピング)が新たに入った。10月のパリ五輪アジア2次予選前最後の公式戦で、池田監督は東京都内で記者会見し「(W杯で)やれたこと、やれなかったことを整理してアルゼンチン戦と2次予選に向かいたい」と語った。 世界ランキング8位の日本は同31位のアルゼンチンと過去4勝
-
⚽J2藤枝MYFC、ちらつく残留争い 栃木に完封負け
明治安田J2リーグは3日、各地で第33節の残り9試合が行われ、3位の清水は徳島と0-0で引き分けた。藤枝は栃木に0―2で敗れた。首位の町田は群馬と0-0で引き分け、勝ち点67。 ②栃木(栃木1勝1分け)▽観衆3702人 栃 木 9勝12分け12敗(39) 2(2―0 0―0)0 藤 枝 10勝7分け15敗(37) ▽得点者【栃】イスマイラ2(3) 【評】藤枝は前半の2失点があまりにも重く栃木に惨敗した。前半入りは落ち着いていたが、15分にFKから失点。20分にも相手FWの強引な突破を許して追加点を奪われた。給水タイムを挟んでボールを保持する姿勢を取り戻し、31分にはMF横山が惜しいシュート
-
⚽J2清水エスパルス、昇格圏目前で足踏み 2戦連続ドロー
明治安田J2リーグは3日、各地で第33節の残り9試合が行われ、3位の清水は徳島と0-0で引き分けた。藤枝は栃木に0―2で敗れた。首位の町田は群馬と0-0で引き分け、勝ち点67。 ②アイスタ(2分け)▽観衆13299人 清 水 15勝12分け6敗(57) 0(0―0 0―0)0 徳 島 7勝16分け10敗(37) 【評】清水はゴールが遠く、徳島と引き分けた。清水は3分にカルリーニョスが決定機を迎えるなど、序盤から勢いよく試合に入った。時間が進むと相手に対応され始めたが、後半の立ち上がりに再び攻勢に出た。ただ、最後まで決め手を欠きネットを揺らせなかった。後半19分にはクロスを中央で蹴り込まれ
-
⚽J3アスルクラロ沼津、今季初の連敗 リーグ第25節
明治安田J3リーグは3日、愛鷹多目的競技場などで第25節の2試合が行われ、3位の沼津は0-1で奈良に敗れ、勝ち点39から伸ばせなかった。FC大阪は3-1で松本を下した。勝ち点を39とし、得失点差で4位。(共同) ②愛鷹(1勝1敗)▽観衆1966人 奈良 10勝8分け7敗(38) 1(1―0 0―0)0 沼津 11勝6分け8敗(39) ▽得点者【奈】浅川(12) 早々失点、堅守崩せず ホームで今季初の連敗を喫した沼津。前節FC大阪戦と同様に堅守を武器とする奈良にあと一歩及ばず、好機をものにできなかった。 前半5分、右サイドから中央に押し込まれて早々に失点した。懸命に追う後半37分、1カ
-
⚾テクノスジャパン初V 軟式野球・静岡県下都市対抗
第69回県下都市対抗軟式野球大会(県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)最終日は3日、浜松球場で準決勝と決勝を行った。決勝はテクノスジャパン(清水町)が延長戦の末、6-4で昨年覇者の大場機工(富士宮)を破り、初優勝した。 最優秀選手賞はテクノスジャパンの望月勇哉、敢闘賞は大場機工の新村佳汰、打撃賞は打率4割7分の鈴木悠矢(大場機工)が選ばれた。 ▽決勝 テクノスジャパン(清水町)00400000002―6 大場機工 (富士宮)00021001000―4 (延長11回タイブレーク) ▽三塁打 小坂(テ)▽二塁打 石川、菅田、望月(テ)坪内(大)▽ボーク 石原(テ) ▽試合時間 2時間
-
わかふじスポーツ大会開幕 静岡で開会式 堂々と選手宣誓
静岡県などが主催する障害者体育大会「わかふじスポーツ大会」(静岡新聞社・静岡放送後援)が3日、静岡市駿河区の県草薙総合運動場陸上競技場で開幕し、総合開会式と陸上競技が行われた。 初日は選手や役員、ボランティアら約600人が参加した。陸上競技に出場する手綱哲さん(32)=裾野市=と市川花鈴さん(22)=浜松市天竜区=が「スポーツマンシップにのっとり正々堂々戦うことを誓います」と宣誓した。主催者を代表してあいさつした出野勉副知事は「パラスポーツは県民が一体になれるスポーツ。力を十分に発揮してほしい」と激励した。 2024年1月まで県内各地の会場でサッカーや水泳など17競技が行われ、計約230
-
テクノスジャパン(清水町)延長戦制し初優勝 軟式野球・静岡県下都市対抗
第69回静岡県下都市対抗軟式野球大会(静岡県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)最終日は3日、浜松球場で準決勝と決勝を行った。決勝はテクノスジャパン(清水町)が延長戦の末、6―4で昨年覇者の大場機工(富士宮)を破り、初優勝した。 最優秀選手賞はテクノスジャパンの望月勇哉、敢闘賞は大場機工の新村佳汰、打撃賞は打率4割7分の鈴木悠矢(大場機工)が選ばれた。 【評】テクノスジャパンが延長戦の末、大場機工を下した。 テクノスジャパンは三回に4点を先取したが、じりじりと点差を詰められ八回に追い付かれた。なおも延長十回の守備で無死一、二塁とサヨナラのピンチを招いたが、救援した増田順が無失点で切り抜け
-
⚽J2藤枝MYFC 3日に栃木戦 守備修正し必勝誓う【見どころ】
7戦白星から遠ざかって気付けば14位。3日に敵地で戦う栃木は勝ち点1差の16位。リーグ終盤戦に向け絶対に勝利をつかみたい。 今週は守備の修正を課題に取り組んだ。前線から連動したプレスでショートカウンターを狙いたい。メンバーは雷雨で中止になった群馬戦から大きく変更しそう。6月3日のホーム栃木戦以来のスタメンを狙う徳永は「勝ってプレーオフ圏を目指すきっかけにしたい」と意気込む。先発すれば7戦ぶりの平尾も「自分が入れば、ボール保持率を上げられる」と意欲を高める。 守備的な相手をどう崩すか。右CBが濃厚の小笠原は「前への動きを増やし、相手守備ブロックを壊したい」と攻撃参加を誓う。
-
⚽J2清水エスパルス 流れ崩さず白星狙う 3日ホームで徳島戦【見どころ】
3日にホームで17位徳島を迎え撃つ。前節の引き分けで連勝は4で止まったが、10戦無敗としてクラブのJ2記録を更新した。良い流れを崩さず、2試合ぶりの白星で勝ち点1差に迫った2位磐田に圧力をかけたい。 監督交代があった徳島は前節、新たな指揮官の初陣を白星で飾った。相手の戦い方が読みづらく、秋葉監督は「力勝負で挑む」と積み上げてきた自分たちの戦いに集中する。 DF高橋は体調不良で前節を急きょ欠場したが、すでに回復。「相手は(パスを)つなぐのがうまい。球際を全体で厳しく」と意識を高める。3戦連発中で好調のFWカルリーニョスは「自分が決めるという覚悟で」と得点での貢献を誓う。
-
バスケット 男子W杯 日本3勝 夢つかむ 「アカツキジャパン」パリ切符 カボベルデに80―71
日本、フィリピン、インドネシアが共催するバスケットボール男子ワールドカップ(W杯)は2日、沖縄市の沖縄アリーナなどで行われ、順位決定リーグのO組最終戦で世界ランキング36位の日本は同64位のカボベルデに80-71で勝ち、アジア最上位で来年のパリ五輪出場権獲得を決めた。 自力での五輪出場は1976年モントリオール大会以来となる。日本は今大会の通算成績を3勝2敗とし、順位決定リーグのO組1位でアジア最上位となった。W杯で日本の2連勝と同一大会での3勝は初めて。 日本は17-19で迎えた第2クオーター早々に逆転。終盤の相手の追い上げもしのいだ。 【17~32位決定リーグ】 ▽O組 日本 3
-
⚾ホンダ浜松など4強進出 軟式野球・県下都市対抗
第69回静岡県下都市対抗軟式野球大会(県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)第3日は2日、浜松球場などで3回戦と準々決勝を行った。大場機工(富士宮)、AGCテクノスグラス(榛南)、テクノスジャパン(清水町)、ホンダ浜松(浜松)が勝ち上がって4強入りした。大会最終日は3日、浜松球場で準決勝と決勝を行う。 ▽3回戦 大場機工(富士宮) 7―3 良工舎山本鋼業(清水町) NTN磐田製作所(磐田) 5―3 浜松磐田信用金庫(浜松) AGCテクノグラス(榛南) 5―1 デンソー(浜名湖) 資生堂掛川工場(掛川) 9―8 アッキーズ(御殿場) ホンダ浜松(浜松) 13―3 富士信用金庫(富士) (6回コ
-
B2ベルテックス静岡 壮行会で決意「感動、ワクワク届ける」
バスケットボールBリーグ2部(B2)静岡は2日、静岡市葵区のマークイズ静岡でB2初陣となる新シーズンに向けた壮行会を行った。約500人のファンを前に、最年長34歳の加納誠也が新主将に就任したことを発表。加納は「皆さんに感動、ワクワク、(驚きを意味するチームスローガンの)WOWを届ける。会場で一緒に勝利を味わいたい」と宣言した。 選手12人とファクンド・ミュラー監督、昨季限りで現役を引退した大石慎之介アシスタントコーチらが登壇。昨季主将を務めた岡田雄三と来日2季目のケニー・ローソンが副主将を務めることも紹介された。個人目標も発表し、選手一人一人が「プレーオフ進出」「3点シュート成功率40%」
-
パリでも「比江島タイム」を ベルテックス静岡の加納、大塚が祝福 バスケ日本が五輪切符
バスケットボール男子ワールドカップ(W杯)で日本がパリ五輪出場を決めた2日、日本代表戦士とゆかりがあるBリーグ2部(B2)ベルテックス静岡の選手からも歓喜の声が上がった。特に加納誠也(34)と大塚勇人(33)は、五輪切符を大きく引き寄せた比江島慎(宇都宮)と同年代。「この年齢であの活躍は刺激になる。パリでも『比江島タイム』を見せてほしい」と期待を寄せた。 比江島が極限まで集中した時に得点を量産する「比江島タイム」。同級生の大塚は中学、高校の全国大会、早大時代のリーグ戦ですさまじさを体感した。それだけに、6本の3点シュートを決めた2日前のベネズエラ戦も「普段通り」。交流サイト(SNS)に「比
-
⚽ジュビロ磐田 昇格争う終盤、痛い引き分け J2リーグ第33節
明治安田J2第33節第1日(2日・ソユースタジアムほか=2試合)前節2位の磐田は1―1で秋田と引き分け、勝ち点を58とした。 ②ソユスタ(磐田1勝1分け)▽観衆4154人 秋田 9勝12分け11敗(39)1(0―0 1―1)1 磐田 16勝10分け7敗(58) ▽得点者【秋】飯尾(3)【磐】藤川(2) 【評】磐田は終盤に追い付き、秋田と引き分けた。 序盤から球を保持して攻撃を仕掛けると、前半21分には金子がボレーシュートを放った。30分にはドゥドゥがミドルシュートを狙ったが枠を外れ、無得点で折り返した。 押し気味に試合を進めたが、後半15分、FKを押し込まれて先制点を許した。終了間際
-
⚾静岡県勢 静清高・佐山、浜松学院高・加茂がプロ志望届提出
静清の佐山蒼空投手と浜松学院の加茂昇真投手が2日までに、日本高野連にプロ志望届を提出した。 佐山は最速147キロの伸びのある直球が武器の本格派右腕。今夏は2回戦の掛川西戦で先発した。打球が直撃した影響もあり逆転で敗れたが、立ち上がりの4回までは1安打と好投した。 加茂は140キロを超える重い直球と多彩な変化球を操る好右腕。今春の県大会では初戦の東海大翔洋戦で救援し、7回⅓を8奪三振で無失点に抑える好投を見せた。今夏は初戦の2回戦で静岡商に敗れた。
-
アイテニスクラブ島田オープン 山本プロが技伝授
アイテニスクラブ島田のオープンセレモニーが2日、島田市稲荷の同クラブで開かれた。同所で20年続いたルナール島田テニスクラブが8月31日に閉鎖され、藤枝市や焼津市で教室を運営するアイテニスクラブが引き継いだ。 記念イベントとして、全日本選手権で優勝経験のある山本育史プロ(52)を招きテニス教室を開いた。参加した同クラブのメンバーら約60人に丁寧にアドバイスしながら、プロの技を伝授した。 参加者はテニス用品の展示販売や飲食も楽しんだ。同クラブの石川節雄オーナー(81)は「アットホームな雰囲気で楽しいクラブ。今後は小学生の育成に力を入れていきたい」と展望を語った。
-
東海、全国出場中学生が成果報告 さらなる飛躍誓う 三島市
静岡県中学校総合体育大会で入賞し、東海大会や全国大会に出場した三島市の生徒9人がこのほど、三島市役所に豊岡武士市長を訪ねた。大会成果を報告し、さらなる飛躍を誓った。 陸上競技男子400メートルで日本一に輝いた吉田明仁さん(中郷西3)は「積み重ねが実になった。高校でも優勝を目指したい」と喜びを語った。3年生は進学後も競技を続ける意向を示し「高校では東海で勝ちたい」「全国に出たい」などとそれぞれの目標を発表。2年生は「経験を生かし、来年は全国に行く」と宣言した。 吉田さん以外の訪問した生徒は次の通り。 陸上競技 新里耶知歩(南3)相沢瑠希(北3)井口拓真、相沢航大(以上同2)古瀬龍空(中郷
-
車椅子ソフトボール普及へ 静岡市で体験会、魅力発信 静岡REX
浜松市を拠点に活動する車椅子ソフトボールチーム「静岡REX」が2日、競技の普及とメンバー獲得に向けた体験イベントを静岡市駿河区の東静岡2号調整池で開いた。メンバーや行政関係者ら約30人が集い、競技の魅力に触れた。 講師は日本車椅子ソフトボール協会の下川友暉副会長や協会登録チームの選手ら5人。参加者は車椅子の走り方やボールの投げ方など基本動作の説明を受けたほか、ペアになって少しずつ離れながらキャッチボールに挑んだり、ノックを受けてボールを追いかけたりした。互いに「ナイスキャッチ」と、声をかけ合って和やかな雰囲気で競技を楽しんだ。 車椅子ソフトボールは未経験という県車椅子バスケットボールクラ
-
高原引退受け 中山雅史監督「理想のFW像、後輩というよりライバル」
サッカー元日本代表FWで自ら創設したJFL沖縄SVで選手兼監督を続けていた高原直泰が8月31日、今季限りの現役引退を発表したことを受け、磐田時代にチームメートだったJ3沼津の中山雅史監督が1日、練習後に取材に応じ「お疲れさまの一言。今後も社長や監督として情熱を燃やし、サッカー界に刺激を与えてほしい」と明かした。 中山監督は、1998年に磐田入りした高原と2トップを組み、黄金時代を築いた。「後輩というよりライバル」と振り返り、シュートやボール扱いの技術など全てを兼ね備えた「理想のFW像」と話した。 性格については「シャイで寡黙な印象だったが、社交的になった」と驚いた様子。高原の誕生日を祝っ
-
⚽ジュビロ磐田ユース監督交代 後任に世登氏、藤田氏は辞任
J2磐田は1日、磐田ユースの藤田義明監督(40)が辞任し、後任にアカデミーヘッドオブコーチング兼U-14(14歳以下)コーチの世登泰二氏(56)が就任すると発表した。磐田ユースは高円宮杯プレミアリーグ西地区で11節を終えて最下位に低迷している。 磐田OBの藤田氏は磐田ジュニアユースコーチなどを経て今季から磐田ユースの指揮を執っていた。ヤマハ発動機サッカー部出身の世登氏は2020年以来の再登板となる。
-
⚽ジュビロ磐田 難敵攻略し、自動昇格圏死守 2日秋田戦【見どころ】
2日に敵地で13位秋田と対戦する。前節千葉に敗れた2位磐田は3位清水との勝ち点差はわずか1。前節清水の連勝を止めて引き分けた難敵を攻略して、自動昇格圏を死守したいところだ。 千葉戦は追い上げながらも前半の3失点が響いた。横内監督は「守備の緩さが出てしまった」と反省。秋田戦は「局面のバトルが増える。一つ一つ自分たちのボールにする」と球際での強さを求める。6月の前回対戦はミドルシュート2発で快勝。ゴール前を泥臭く守る相手に対し多彩な攻撃で崩したい。 累積警告による出場停止明けとなるFWジャーメインは相手のロングボールやセットプレーを警戒。「集中力を切らさないことを意識する」と意気込む。
-
ラグビー高校日本代表候補合宿 小野沢(聖光)がメンバー入り
日本ラグビー協会は1日、第3回高校日本代表候補合宿(8~10日、和歌山)のメンバーを発表し、静岡県勢は小野沢謙真(聖光)が選ばれた。
-
⚽元日本代表の高原(清水東高出)今季限りで引退 44歳、2006年W杯出場
サッカー元日本代表FWで万能型ストライカーとして一時代を築き、自ら創設したJFL沖縄SVで選手兼監督を続けていた高原直泰(44)=三島市出身、清水東高出=が31日、今季限りの現役引退を発表した。来季以降も監督は続ける意向。 高原は磐田に入団して23歳でJリーグ史上最年少得点王に輝き、最優秀選手を獲得。ドイツなど海外でも活躍した。ワールドカップ(W杯)は2002年日韓大会直前にエコノミー症候群を発症して出場を逃したが、06年ドイツ大会にエースとして出場した。国際Aマッチ23得点、J1では77得点。11、12年は清水でもプレーした。 沖縄SVは15年の創設で、高原は最高経営責任者(CEO)と
-
⚽全国高校サッカー選手権静岡県大会 1次トーナメント 時間・会場一部変更
第102回全国高校サッカー選手権静岡県大会(県サッカー協会、県高体連、静岡新聞社など主催)1次トーナメント(T)で試合時間と会場が一部変更になった。9月16日の湖西運動公園会場と23日の富士宮北高会場で、ともに第1試合と第2試合が入れ替わる。30日は磐田東高会場の第3試合が島田工高会場に移ることに伴って両会場で試合開始時間を変更する。磐田東高会場では10月7日の試合開始時間も変わる。 変更があったカードは次の通り。 ▽16日の湖西運動公園会場 浜松啓陽-天竜(午前10時)静岡市立-湖西(午後0時) ▽23日の富士宮北高会場 富岳館-御殿場西(午前10時)浜北西-富士宮北(午
-
⚽清水エスパルス 今夏復帰のMF原、最終ライン支える 6戦連続出場中
J2清水に今夏復帰したMF原輝綺(25)がチームに適応し、最終ラインを支えている。出場可能となった7月22日の栃木戦から6試合連続出場中。スイスへの半年間の期限付き移籍を経て高まった勝利へのこだわりを前面に出し、躍動感のあるプレーを攻守で見せている。 前節秋田戦はDF高橋の直前の体調不良により、復帰後初めてセンターバックでの先発となった。ただ、守備的なポジションならどこでもこなせる器用さを発揮。優れた状況判断力を生かし、サイドバックや前線への配球で攻撃の起点をつくり、守備対応でも安定感が光った。 昨季までの清水での2年間と同様、ここまでの主戦場は右サイドバック。練習では同じポジションのス
-
⚽日本代表に静岡県勢2人選出 伊藤洋輝と森下 親善試合ドイツ、トルコ戦
日本サッカー協会は31日、ドイツ戦(9月9日・ウォルフスブルク=ドイツ)とトルコ戦(同12日・ゲンク=ベルギー)に臨む日本代表に三笘(ブライトン)遠藤(リバプール)ら26人を選んだ。冨安(アーセナル)田中(デュッセルドルフ)が復帰。毎熊(C大阪)は初選出となった。県勢は伊藤洋(シュツットガルト、磐田ユース出)、森下(名古屋、磐田ユース出)の2人が選ばれた。 ドイツとは、日本が歴史的勝利を挙げた昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグ以来の再戦となる。W杯後、日本が国外で国際親善試合を行うのは初。 森保監督は千葉市内で記者会見し「難しいアウェーの戦い。これから始まるW杯2次予選、
-
⚽生粋のドリブラー、MF榎本啓吾 世界へ野望、挫折経て急成長 藤枝の救世主に
生粋のドリブラーが左サイドを切り裂く。14位まで沈んだJ2藤枝を救うのはこの男、大卒2年目のMF榎本啓吾(23)。「ゴール、アシスト、数字にこだわる。チームを勝たせる選手になる」。決意を胸にリーグ戦終盤に向かう。 「ボールを置くのは右足の小指と薬指の辺り」。ほぼ右足だけでボールを操り、相手を抜き去る。競技を始めた小学生時代から染みついた自分のスタイルを貫く。「サッカーが好き。遊び心を忘れずプレーしたい」。背番号27にパスが渡るだけで、ホームのサポーターからは期待の歓声が上がる。 左WBが定位置。今季途中でJ1名古屋に移籍した右の久保藤次郎(24)とのコンビで昨季から藤枝の両翼を担ってき
-
卒業しても「静岡」選んで バスケ・B2静岡 学生コミュニティー「ベルカレッジ」スタート
バスケットボールBリーグ2部(B2)のベルテックス静岡が、学生コミュニティーによる地域活性化事業「ベルカレッジ」をスタートさせた。試合運営やイベント開催などを通じて大学生に地域の魅力を知る機会を提供し、卒業後の選択肢として「静岡」をアピールする。静岡大、静岡英和学院大、常葉大などから20人が参加し、このほど発足式を開いた。 静岡市の人口減少率は全国20の政令市でワースト2位。年間4千~5千人ペースで減少し、20~30代の流出が目立つ。クラブ運営会社ベルテックススポーツエンタープライズで同事業担当の畠山祐輔さんは「前職で関わった学生アンケートに『静岡に残りたくなる思い出がない』との回答があっ
-
⚽J1名古屋の長谷川監督 指導者として地歩確立【ニッポン スポーツ人の肖像】
アマチュアを含め、サッカー監督歴は20年以上。昨季からJリーグ1部(J1)、名古屋を率いる長谷川健太監督(57)=清水東高出=は、リーグ黎明(れいめい)期を盛り上げたストライカーよりも指導者のイメージが強くなった。J1通算勝利数は歴代2位の240勝超と確かな足跡を残す。 勉強の日々 1999年を限りに引退すると翌年に浜松大(現常葉大)監督に就任した。出身はサッカー王国静岡の旧清水市(現・静岡市清水区)で、解説者としても活動しながら故郷の大学生を束ねた。 監督となって自身の知識や指導方法の乏しさに気づく。闘志に火がつき、勉強の日々。分からないことがあれば学生にも質問し「教えながら教えら
-
ベルテックス静岡 新シーズンへ壮行会 2日、マークイズで
バスケットボールBリーグ2部(B2)の静岡は9月2日午後2時から、静岡市葵区のマークイズ静岡で新シーズンの壮行会を行う。ファクンド・ミュラー監督と選手らが参加し、10月5日に開幕を迎えるB2初陣へ決意を表明する。 静岡は昨季B3で準優勝した「堅守速攻」「全員バスケ」のスタイルにさらなる磨きを掛ける。世界ランク1位のスペインリーグから点取り屋のトーマス・ブロープレー、ビッグマンのジョン・ハーラーを獲得。機動力にたけた日本人PGも補強し、初年度から勝率5割、プレーオフ進出を目指す。 開幕週は5、6日に静岡市中央体育館で昨季3位の神戸(西宮からチーム名変更)を迎え撃つ。
-
⚽ホンダFC、首位で終盤戦へ JFL、2日にリーグ戦再開
サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)は、9月2日に夏の中断期間が明けてリーグ戦が再開する。9勝6分け2敗で首位に立つホンダFCは、現在6連勝中と勢いに乗る。2019年以来の王座奪還に照準を合わせ、終盤戦に臨む。 小林秀多新監督のもとスタートを切った今季のホンダは、けが人が相次いだことも響いて開幕7試合で1勝と苦しんだ。最年長のDF鈴木雄也は「方向性が定まらず、新生チームとしての難しさがあった」と振り返る。 転機が訪れたのは、J1鹿島に0-3で敗れた6月の天皇杯2回戦。公式戦4戦連続無失点と自信をつかみかけていた中での完敗だった。「先制、中押し、ダメ押しと試合巧者ぶりを見せつけられた
-
⚽J3アスルクラロ沼津 3日、ホームで奈良戦 連敗阻止へ「ゴール前で工夫」
サッカーJ3アスルクラロ沼津は9月3日、6位の奈良とホームの愛鷹広域公園多目的競技場で対戦する。前節のFC大阪戦では、0-2で敗れてホームでの連勝は5でストップ。連敗を阻止し、勝ち点をもぎ取りたい。 前節は相手のフリーキックから先制を許し、その後懸命に攻め込んだものの相手の堅守に阻まれてシュートにつなげられなかった。反攻の糸口をつかめず、後半にコーナーキックから追加点を決められた。 MF徳永晃太郎選手は「パスを出す側、受け取る側の意思疎通ができず、かみ合っていなかったのが課題」と振り返った。 30日の練習では、パス回しなどを確認した。中山雅史監督は「奈良も失点が少ないチーム。スペースを
-
スノボ世界一・三木つばき 浜松いわた信用金庫と所属契約 26年ミラノ五輪へ「精進」
2月のスノーボード世界選手権(ジョージア)パラレル大回転で金メダルを獲得し、日本人で初めてアルペン種目の世界一に輝いた三木つばき(20)=掛川市=が30日、浜松いわた信用金庫(浜松市中区)と所属契約を結び、同区で調印書に署名した。今後、国内外の大会で同信金のロゴが入ったボードで雪上を滑る。 2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪で金メダルを狙う三木。地元の支援に「スポーツの爽やかな風というものを、追い風として地域のみなさんに感じてもらえるように精進したい」と意気込みを語り、地域貢献活動に力を入れる方針も明かした。 18歳で臨んだ22年北京冬季五輪は決勝トーナメント進出も、1回戦
-
卓球Tリーグ静岡 三部航平を獲得 昨季琉球
卓球Tリーグ男子の静岡は30日、昨季琉球に所属した三部航平(26)=シチズン時計=の加入を発表した。右シェークハンドで、ダブルスは全日本選手権で優勝3度。2014、15年は監督兼任の森薗政崇(BOBSON)とのペアで2連覇した。23年は龍崎東寅と組んで3位に入った。
-
女子サッカー U-19日本代表候補に大箸(常葉大橘高出)ら
日本サッカー協会は30日、福島県内で9月4~7日に行われるU-19(19歳以下)日本女子代表候補合宿に参加するメンバーを発表した。静岡県勢はDF大箸桜子(東洋大、常葉大橘高出)、吉岡心(JFAアカデミー福島)、MF林愛花(INAC神戸、JFAアカデミー福島出)、FW板村真央(JFAアカデミー福島)が選ばれた。
-
⚾秋季高校野球静岡県大会 出場40校決まる 決定方式は議論呼ぶ
秋季高校野球静岡県大会の出場校を決める県予選が28日まで行われ、出場40校が決まった。清流館と伊豆伊東が初出場。夏の甲子園に出場した浜松開誠館は県大会から登場する。 出場校は次の通り。 飛龍、富士宮北、富士市立、加藤学園、沼津東、知徳、日大三島、三島南、清水東、清流館、城南静岡、藤枝明誠、駿河総合、榛原、島田商、科学技術、浜松工、磐田東、袋井、磐田南、磐田西、聖隷クリストファー、常葉大菊川、浜松城北工、掛川東、浜松商、韮山、富士、星陵、伊豆伊東、沼津市立、常葉大橘、清水桜が丘、東海大翔洋、浜名、湖西、浜松市立、浜松日体、オイスカ浜松国際、浜松開誠館 新方式 県予選に再考求める声 初戦敗
-
家康のまちPR 静岡市、エスパルス戦観客にオリジナルタオル 先着1万人
静岡市は「徳川家康が愛したまち静岡」をアピールするため9月3日、サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスの試合が行われる清水区のIAIスタジアム日本平でオリジナルタオルを先着1万人に無料配布する。 タオルは縦40センチ、横110センチの大きさ。清水のマスコットキャラクター「パルちゃん」と、バスケットボール男子Bリーグ2部のベルテックス静岡公式マスコット「ベルティ」が家康の甲冑(かっちゅう)などを身に着けた特別デザインをあしらった。 静岡市をホームタウンとする両チームと、大河ドラマを通じた地域活性化を目指す「静岡市大河ドラマ『どうする家康』活用推進協議会」の3者との連携事業の一環。市の担
-
⚽ジュビロ磐田 ドゥドゥ長距離弾で射抜くか 秋田戦、8試合ぶり得点狙う
J2磐田のMFドゥドゥ(26)が次節9月2日の敵地秋田戦で8試合ぶりのゴールを狙っている。6月の前回対戦でチームはミドルシュート2発で秋田に快勝。「(ミドルシュートは)狙っていきたい。勝利に近づくはず」。泥くさく守りを固める相手に対し、長距離弾の名手が打開の鍵を握りそうだ。 前節千葉戦では、試合終了間際、セットプレーから強烈なシュートを放ったが、相手の壁にはね返され、同点の好機を逃した。「ゴールから近かったので壁を外してゴールに流し込むつもりだった。持ち味の強さを持って蹴ったが残念だった」と悔やんだ。 チーム3位の6得点をマークしているが、8月はゴールなしに終わった。「フラストレーション
-
⚽千葉、榊原ら静岡県勢選出 杭州アジア大会サッカー女子
日本サッカー協会は29日、杭州アジア大会(9月23日開幕・中国)に臨む女子日本代表を発表し、塩越柚歩(三菱重工浦和)ら21人を選出した。20日に閉幕した女子ワールドカップ(W杯)で8強入りした「なでしこジャパン」のメンバーは千葉玲海菜(千葉、藤枝順心高出)のみ。来年のパリ五輪を見据えて選手層の底上げを目指し、WEリーグの若手を中心に構成した。 千葉以外の静岡県勢は、常葉大橘高出身のMF榊原琴乃(ノジマ相模原)と掛川JFC出身のFW山本柚月(日テレ東京V)、いずれもJFAアカデミー福島出身のGK浅野菜摘(ちふれ埼玉)、GK大場朱羽(ミシシッピ州立大)、DF佐々木里緒(マイナビ仙台)、MF石田
-
⚽山県(静岡学園高) U-15日本代表候補に
日本サッカー協会は29日、千葉県内で9月4~7日に行われるU-15(15歳以下)日本代表候補国内合宿に参加するメンバーを発表した。静岡県勢はMF山県優翔(静岡学園高)が選ばれた。
-
レスリング全国大会で好成績 焼津ジュニアスクール、7人入賞
第40回全国少年少女レスリング競技選手権に出場し入賞した焼津ジュニアレスリングスクールに所属する小学生がこのほど、焼津市役所に中野弘道市長を訪ね、成績を報告した。 訪れたのは、6年男子36キロ級で優勝した清水千晃さん(焼津市小川)、3年女子30キロ級で優勝の渡辺ひかりさん(同市中根)、4年女子28キロ級で頂点に立った清水心葉さん(藤枝市葉梨)ら男女7人。部門別でこのほか3人が準優勝、1人が3位といずれも入賞した。大会は7月28日から30日まで三重県四日市市総合体育館で行われた。 清水千晃さんは「いっぱい練習して良い結果を残せてよかった」と感想を述べた。中野市長は「レスリングは焼津市にとっ
-
フロアバレー、盲学校生ら熱戦 袋井で全国大会
「第7回全国盲学校フロアバレーボール静岡大会」がこのほど、袋井市愛野のエコパアリーナで2日間にわたり開かれた。9道府県から10校約100人が出場し、熱戦を繰り広げた。優勝には、大阪南視覚支援学校が輝いた。 フロアバレーボールは6人制で、床上30センチのネットの下にボールを転がして打ち合う競技。全国8地区を勝ち抜いた盲学校・視覚支援学校が出場、トーナメント方式で競い合った。県内からは、主管校枠で浜松視覚特別支援学校が出場。札幌視覚支援学校との試合では、両校選手が強いサーブやアタックを放つなど思い切ったプレーが見られた。 浜松視覚特別支援学校の園田一哉校長は「大会を通じて精神的にも技術的にも
-
⚾沼津で学童軟式大会 金岡少年野球団が優勝
沼津野球連盟は27日、学童軟式野球大会「沼津ライオンズカップ」の決勝戦を沼津市の明電舎グラウンドで行った。金岡少年野球団が、門池小と沢田小の連合で構成する沼津ヒーローズを5対4で破った。 同市内の小学校を拠点とする少年野球8チームがトーナメントで争った。 決勝戦で金岡は、最終回の六回裏に2点本塁打で同点に追いつくと、延長タイブレークの七回表、長打になりそうな大飛球を中堅手杉本陽一君の好守で切り抜けた。同回裏には一杉大翔君が適時二塁打を放ち、サヨナラ勝ちした。 閉会式では、協賛した沼津ライオンズクラブの徳田和人会長らが両チームの選手にトロフィーや賞状を贈った。
-
バレーボール小学生「IZULU」全国3位、伊豆の国市長に報告
東京体育館などで今月開かれた第43回全日本バレーボール小学生大会(日本バレーボール協会など主催)男子の部で3位に輝いた、伊豆の国市を拠点に活動する「IZULU(イズル)バレーボールクラブ」がこのほど市役所を訪れ、山下正行市長に結果を報告した。 男子の部には全国から51チームが出場した。IZULUは予選リーグを1位で通過し、決勝トーナメントに進んだ。 平岩純監督(39)によると、決勝トーナメントではIZULUと対戦したチームが応援に駆け付け、試合前には一緒に円陣を組んだという。同市立韮山小6年の平岩璃空主将(12)は「きつい練習もみんなで乗り越えてきた」と声を弾ませた。三島市立北小5年の近
-
サーフィン国際大会 佐藤李選手が優勝 決勝は地元出身者が激突
御前崎市で開催されているサーフィンの国際ツアー大会「御前崎プロ2023」は最終日の28日、男女ともに決勝戦が行われ、女子はいずれも同市出身の佐藤李選手(17)が池田美来選手(15)を破り、優勝した。佐藤選手は「最高にうれしい。地元の声援が力になった」と喜びを語った。 御前崎市で生まれ育ったライバル同士が、地元で開催された国際大会決勝の舞台で激突した。普段より高い波が押し寄せる中、佐藤選手は「積極的に攻めることができた」と高得点を狙える波を冷静に選び、力強いライディングを披露。大会直前まで「調子が上がらなかった」と不安を抱えていたというが、周囲の助言やメンタルトレーニングを実践し、良いパフォ
-
熱海富士が再入幕、翠富士は東前頭9枚目 大相撲秋場所番付
日本相撲協会は28日、大相撲秋場所(9月10日初日・両国国技館)の番付を発表し、先場所初優勝で新大関の豊昇龍は西の2番目に座った。2場所連続の新大関誕生は11年ぶりとなり、モンゴル出身7人目。1横綱3大関は昨年秋場所以来。(共同) 豊昇龍昇進、3大関に 新関脇に琴ノ若 新小結に錦木 先場所で十両優勝を果たした熱海富士(熱海市出身)が東前頭15枚目に入り、5場所ぶりの再入幕を果たした。2場所連続で負け越した翠富士(焼津市出身)は東前頭9枚目に下げた。 新関脇琴ノ若は、父で師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の最高位に並んだ。新小結錦木は初土俵から所要103場所で史上3位のスロー新三役。33
-
車いすでごみ拾い競技 佐野さん(掛川東高2)が企画「まちの課題、楽しみながら気付いて」
掛川市の中心市街地で26日、車いすに乗ってごみを拾い、収集した量などを点数化して競うイベント「車いすスポGOMI」が行われた。企画したのは掛川東高2年佐野夢果さん(16)。難病で小学1年生の頃から車いすを利用する佐野さんは「不安で勇気が要る取り組みだったが、大勢の人が支えてくれた」と成功を喜んだ。 市民約70人が参加した。チームは4人一組で、車いすの1人が3人のサポートを受けながら制限時間内に指定エリアでごみを拾った。順位付けには、発見したバリアフリー箇所や障壁が目立つ場所の数も加味した。環境美化に加え、車いす利用者の目線でまち巡りを体験することでさまざまな気付きを得てもらう狙いを込めた。
-
⚽レンディル浜松 J昇格目指し第一歩 9月に小学生大会、認知度向上へ
サッカー静岡県西部支部社会人リーグ1部「レンディル浜松」(浜松市中区)が、将来のJリーグ入りに向けた一歩を踏み出す。9月16日に県西部の小学生を対象にした8人制の「レンディルカップ小学生サッカー大会」を同市で初開催する。サッカーを通じたコミュニティーを広げて支援者を獲得し、チームの認知度を高めていく。 初の主催大会は、地元の小学生を対象とした4部門に計20チームを招く。eスポーツのVR体験やキッチンカーゾーンを設置し、ピッチ外のイベントにも力を入れて一般見学者の参加を見込む。ボランティアの弁当代などはクラウドファンディングで捻出する計画。村松辰真代表(35)は「浜松という地域全体で、スポー
-
⚾NTN磐田製作所3回戦へ 軟式野球 静岡県下都市対抗大会
第69回県下都市対抗軟式野球大会(静岡県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)第2日は27日、磐田市の豊岡野球場などで2回戦16試合を行った。NTN磐田製作所(磐田)は高井大地が2本の本塁打を放ち、中部電力浜松営業所(浜松)に逆転勝ち。昨年覇者の大場機工(富士宮)は島田市役所(島田)にコールドで快勝した。ホンダ浜松(浜松)はファンキース(藤枝)との打撃戦を制した。大会第3日は9月2日、浜松球場などで3回戦と準々決勝を行う。 ▽2回戦 大場機工(富士宮) 12―0 島田市役所(島田) (5回コールド) 良工舎山本鋼業(清水町) 8―0 清水トータス(清水) NTN磐田製作所(磐田) 6―3
-
⚽J3アスルクラロ沼津 ホーム6連勝ならず FC大阪に0-2
明治安田J3第24節最終日(27日・愛鷹多目的競技場ほか=2試合)3位の沼津はFC大阪に0―2で敗れ、勝ち点39のまま。FC大阪は同36で5位に浮上した。 ②愛鷹(1勝1敗)▽観衆1828人 FC大阪 10勝6分け8敗(36) 2(1―0 1―0)0 沼津 11勝6分け6敗(39) ▽得点者【大】齊藤(1)田中(2) セットプレーから失点 相手の堅い守り崩せず 沼津は前半15分、相手のセットプレーから先制されて失速。0-2でFC大阪に敗れ、ホーム6連勝はかなわなかった。 得意とするパスがつながらず、相手ペースで試合が進んだ。粘り強く攻め続けたが、リーグ最少失点を誇るFC大阪の堅い守
-
⚽清水エスパルス 秋田にドロー 2位浮上ならず サッカーJ2第32節
明治安田J2第32節第2日(27日・ソユースタジアムほか=2試合)3位の清水は秋田と1-1で引き分け、勝ち点56とした。 ②ソユスタ(秋田1勝1分け)▽観衆4803人 秋田 9勝11分け11敗(38) 1(0―0 1―1)1 清水 15勝11分け6敗(56) ▽得点者【秋】OG【清】カルリーニョス(13) 【評】清水は先手を奪われたが追い付き、秋田と引き分けた。 序盤から試合の流れをつかめず、前半12分には相手のクロス性のボールがポストを直撃するなどゴールを脅かされた。 後半3分、相手CKの浮き球を処理しようとした権田がクリアしきれず、オウンゴールで先制点を献上。しかし28分、CK
-
川野将虎、笑顔の帰国 競歩「銅」 陸上世界選手権
陸上の世界選手権男子35キロ競歩で銅メダルを獲得した川野将虎(旭化成、御殿場南高出)が27日、ブダペストから成田空港に帰国した。世界選手権で2大会続けて表彰台に立ち「コーチと積み上げてきたものが形になってうれしい」と笑顔で語った。 6月に転倒して右膝などを痛め、約1カ月間は十分な練習ができなかったそうだが、苦境を乗り越えた。35キロが実施されないパリ五輪では20キロでの出場を目指し「35キロでやってきたベースにスピード練習を上乗せしていく」と目標を口にした。 男子20キロ競歩で3連覇を狙った山西利和(愛知製鋼、静岡西豊田小出)は24位に終わった。昨年末から練習を満足にこなせず「また一から
-
スケートボードやブレイクダンス 御前崎でアーバンスポーツ体験
スケートボードなどのアーバンスポーツを楽しむイベントが26日、御前崎市のマリンパーク御前崎で開かれた。特設会場で子どもたちが競技を体験し、プロ選手が一流の技や都市型スポーツの魅力を伝えた。スケートボード会場には傾斜台やレールと呼ばれる手すりなどを設置。パリ五輪出場を目指す根付海龍選手(20)=島田市出身=らが、小学生以下の子どもたちに華麗にジャンプする方法などを助言した。根付選手が実際に技を披露し、来場者を沸かせる場面もあった。 ブレイキン(ブレイクダンス)とダブルダッチの体験コーナーも設けられ、参加者は汗を流した。 このイベントは競技人口拡大を図るため、28日まで同市で開催しているサー
-
自己ベスト目指し力泳 静岡県小学生水泳大会、38種目に677人
第59回県小学生水泳競技大会(県水泳連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)が27日、静岡市葵区の県立水泳場で行われ、男女38種目に677人が出場して自己記録の更新に挑んだ。 5・6年生の部では中嶋大翔選手(浜名湖SS)が大会新記録で男子50メートル背泳ぎを制した。女子200メートルメドレーリレーの浜名湖SSも大会新で優勝した。 加納壱咲選手(グリーン佐鳴台)は男子の50メートル平泳ぎと50メートル自由形、杉本寧々選手(宇佐美SC)も女子自由形の100メートルと200メートルの2種目で頂点に立った。 団体の総合優勝は男子がレオリブレ、女子は浜名湖SSだった。 (成績は30日付「市民スポーツ」へ
-
⚾静岡県大会の出場40校出そろう 秋季高校野球県予選
秋季高校野球静岡県大会の出場校を決める予選は27日、浜岡球場などで上位決定戦と敗者復活戦を行い、県大会出場の40校が出そろった。既に出場を決めているチーム同士の上位決定戦では常葉大菊川が6―4で浜松城北工に競り勝ち、浜松工が8―1、8回コールドで磐田東に勝利した。上位戦の残り3試合は28日に行う。 常葉大菊川、児玉が勝ち越し2ラン 上位決定戦 序盤に4点を先行しながら七回に同点とされた常葉大菊川は、八回に児玉の2ランで勝ち越し、粘る浜松城北工を振り切った。石岡監督は「経験のないチームなので、ちぐはぐだった」と試合展開を振り返った。 今春の選抜を経験したエース久保をはじめけが人が多く、ス
-
⚽J2清水エスパルス 27日秋田戦、5連勝へ辛抱強さ鍵【見どころ】
27日に敵地で13位秋田と戦う。前節の首位町田撃破で連勝を今季最多の4に伸ばした3位清水。勝ち点差2に迫っているJ1自動昇格圏浮上に向けて、5連勝を狙う。 秋田は前回対戦で0-1と敗れている相手。リーグで5番目に失点が少ない守りのチームで、今回も1点を争う試合となりそうだ。秋葉監督は「辛抱強くアタックできるか」を勝負の鍵に挙げる。 MF乾は2度目の累積警告で今節から2試合出場停止。不動のトップ下が不在の中、今週の練習では2トップの布陣と、トップ下にMF神谷を置く形を試した。2トップ候補のFW北川は「求められているのはゴールにつながるプレー」と自身の役割を見据える。
-
⚽ジュビロ磐田 千葉に黒星 追い上げ届かず J2リーグ第32節
明治安田J2第32節第1日(26日・町田GIONスタジアムほか=8試合)、前節2位の磐田は千葉に2―3で競り負けた。勝ち点は57のまま。 【評】磐田は前半に3失点して千葉に敗れた。 前半1分、中央を崩されミドルシュートで先制点を奪われた。17分には自陣で球を失い、逆襲から追加点を許した。前半終了間際にもロングカウンターから3点目を与えた。 後半開始から前線に古川、後藤を投入すると攻撃にリズムが生まれ、16分には伊藤のクロスのこぼれ球を後藤が押し込んだ。さらに34分にも後藤のミドルシュートで1点差に迫ったが、及ばなかった。 ②ヤマハ(1勝1敗)▽観衆11413人 千葉 12勝9分け11
-
⚾静岡県下都市対抗軟式野球が開幕 伊豆テクノスが逆転サヨナラ
第69回県下都市対抗軟式野球大会(静岡県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)は26日、磐田市の豊岡野球場などで開幕し、1回戦9試合を行った。伊豆テクノス(田方)は古儀優斗の逆転サヨナラ本塁打で芝浦機械(沼津)に勝利。横須賀擬宝珠(大東)も須藤クラブ(富士宮)にサヨナラ勝ちした。KYOJO(主管地)は花嶋修平が3打席連続本塁打を放ち、小笠パンサーズ(菊川)をコールドで退けた。 大会第2日は27日、同球場などで2回戦を行う。 ▽1回戦 島田市役所(島田) 12―2 マルキーズ(主管ブロック) (5回コールド) 中部電力浜松営業所(浜松) 8―2 国立印刷局静岡(静岡) K・CLU
-
⚾全国制覇の東海大翔洋中 感謝と喜び、笑顔で快挙報告 全中大会軟式野球
全国中学校体育大会の軟式野球で全国制覇を果たした東海大翔洋中は25日、静岡市清水区の同校で優勝報告会を行った。準優勝だった昨年に続く2年連続の決勝進出で、優勝は校名が東海大一だった1994年以来29年ぶり2度目。保護者や教職員らが見守る中、出席した部員約50人は笑顔で快挙を報告した。 打線が力を発揮し、投手陣も少ない失点で踏ん張った。決勝は東海大会の決勝で敗れた大府北中(愛知県)との再戦。同点で迎えた四回に小泉慶周主将が右翼線へ適時打を放って勢いに乗り、計11安打の猛攻で7-2と雪辱を果たした。 優勝旗を村上英治校長に手渡した小泉主将は「たくさんの方々の協力があっての優勝。この夏が良い思
-
浜松の高沢・畑中組が初V アーティスティックスイミング 全国JOCジュニア五輪杯 15~18歳の部デュエット
25日まで神奈川県で行われた全国JOCジュニア五輪杯夏季水泳競技大会のアーティスティックスイミング(AS)15~18歳の部デュエットで、イール浜松の高沢希輝(浜松商高3年)・畑中愛梨(浜松日体高2年)組が初優勝を果たした。 高沢・畑中組は前日のテクニカルルーティンで2位につけると、この日のフリールーティンで逆転して頂点に立った。
-
陸上 世界選手権 男子200メートル 飯塚(藤枝明誠高出)決勝進めず
【ブダペスト共同】陸上の世界選手権第6日は24日、ブダペストで行われ、男子200メートル準決勝でアジア選手権覇者の鵜沢飛羽(筑波大)は20秒33の3組5着、飯塚翔太(ミズノ、藤枝明誠高出)は20秒54の1組7着で、ともに決勝進出を逃した。100メートルとの2冠を狙う2大会連続王者のノア・ライルズ(米国)は19秒76の1組1着で突破した。 男子5000メートル予選の日本勢も落選。遠藤日向(住友電工)は13分50秒49の2組17着、塩尻和也(富士通)は13分51秒00の1組18着だった。 【男子】 ▽400メートル ①アントニオ・ワトソン(ジャマイカ)44秒22②ハドソンスミス(英国)
-
男子400メートルリレー 沼津五中が7位 全国中学総体・陸上
全国中学校体育大会は25日、愛媛県などで行われ、陸上は男子400メートルリレーで沼津五が44秒00で7位に食い込んだ。男子1500メートルの森田陽翔(袋井周南)は14位、男子走り高跳びの小池創介(浜松江西)は15位だった。 【男子】 ▽1500メートル決勝 ⑭森田陽翔(袋井周南)4分7秒19 ▽400メートルリレー決勝 ⑦沼津五44秒00 ▽走り高跳び ⑮小池創介(浜松江西)1メートル85 【女子】 ▽100メートル9~16位決定戦 ⑮河村彩(浜松天竜)12秒50 沼津五中、アクシデント越え団結 男子400メートルリレーの沼津五は、1走予定の吉利が決勝直前にアクシデントで欠
-
⚽U―17日本代表に矢田、西原(清水ユース)選出
日本サッカー協会は25日、フランスで行われるリモージュ国際大会(9月3~12日)に出場するU-17(17歳以下)日本代表のメンバーを発表した。県勢はともに清水ユースのMF矢田龍之介、西原源樹が選ばれた。
-
B2ベルテックス静岡 市川(静岡学園高出)を特別指定登録
バスケットボールBリーグ2部(B2)静岡は25日、練習生のC市川真人(21)=静岡学園高出=を22歳以下が対象の特別指定選手として登録したと発表した。登録上限の13人に含まれないまま公式戦出場が可能となる。市川は今季、中国・杭州アジア大会に出場する日本代表候補合宿に招集されている。
-
⚽ジュビロ磐田 連勝で首位迫りたい 26日千葉戦【見どころ】
26日にホームで11位千葉を迎え撃つ。前節甲府に競り勝った2位磐田は、上位をうかがう相手を確実に倒して連勝し、勝ち点6差で追う首位町田に少しでも迫りたい。 千葉は直近5試合で3勝1分け1敗と好調を維持。町田にも3得点で勝つなど攻撃力は侮れない。5月の前回対戦は1―0で競り勝った。自陣でブロックを敷いた甲府と違い、千葉は前線から球を奪いに来ることが予想される。横内監督は「(甲府戦と)同じようにはならない。勇気を持ってトライする」と引き締める。 FWジャーメインが累積警告で出場停止のため、最前線にはFW後藤が有力視される。18歳は「相手の背後を取る回数を増やしたい」と6月11日仙台戦以来のゴ
-
⚽藤枝MYFC 8戦ぶり勝利へ先制鍵 26日群馬戦【見どころ】
7戦勝ちなしで13位まで落ち、8位群馬と戦う26日のホームでは何が何でも白星をつかみたい。加入3戦目でスタメンを狙うMF西矢は「先制点が鍵。好機をしっかり仕留めたい」と気合を入れる。 「気持ちを見せる選手を選ぶ。偶然じゃない勝ちをたぐり寄せたい」と須藤監督。新加入選手の融合が進み、先発は前節千葉戦から大幅に変わりそうだ。 千葉戦でともに得点したFWの矢村とアンデルソンは好調を維持。矢村が「攻守で1点の重みを今まで以上に大事にし、積極的にシュートを打ちたい」と意気込めば、来日初ゴールで勢いに乗るアンデルソンも「プレスの掛け方がはまってきた。ここから得点を量産したい」と誓う。
-
⚾静岡学生秋季リーグ、きょう開幕 東海大静岡など4チームの争い
静岡学生野球秋季リーグは26日開幕する。8チームが2回戦総当たりの勝率制で争い、1、2位が東海地区秋季選手権に進む。今春、8季ぶり7度目の優勝を飾った東海大静岡を筆頭に、静岡大、静岡産大、日大国際の上位4チームが優勝争いの軸になりそうだ。 東海大静岡は春優勝の立役者となったエース佐藤孝(清流館高出)と左腕宮原(静岡学園高出)が、ともに調子を上げていてバッテリーを軸に競り勝つ力がある。打線も春のように経験豊富な4年の山本(聖隷クリストファー高出)、3年の横沢が引っ張り下級生の力を引き出したい。 春はプレーオフで敗れて2位だった静岡大は、最優秀防御率(0・90)を獲得した右腕吉田(浜松西高出
-
⚽清水エスパルス チアゴ復調、ゴール量産へ 前節町田戦で3カ月ぶり得点 息子の手術乗り越えた“大黒柱”
頼れるストライカーが戻ってきた。J2清水のFWチアゴサンタナ(30)が前節町田戦で約3カ月ぶりのゴール。J1昇格を懸けた残り11試合に向けて、昨季J1得点王に輝いた助っ人に再びギアが入りそうな予感だ。 町田戦の後半39分だった。キックが武器のMF西沢が敵陣右サイドでボールを持つと、巧みに動き出してマークする相手DFの手前に入り込んだ。届いた高速の浮き球クロスを正確に頭で合わせ、豪快にネットへ。試合を決める勝ち越し点に、ゴール裏の観客とハイタッチして喜びをあらわにした。 7月上旬から約2週間、幼い息子ミゲル君の手術に伴い、チーム練習を離れた。「自分の人生の中でつらい時間を過ごしていた」。妻
-
川野(御殿場南高出)が銅 世界陸上35キロ競歩 2大会連続メダル
陸上の世界選手権は24日、ブダペストで男子35キロ競歩を行い、川野将虎(旭化成、御殿場南高出)が2時間25分12秒で銅メダルに輝いた。準優勝した昨年に続く2大会連続メダルで、今大会の日本勢第1号となった。 川野は30キロ過ぎから、20キロ覇者のアルバロ・マルティン(スペイン)、ブリアン・ピンタド(エクアドル)と三つどもえの優勝争いを繰り広げた。残り2キロ手前で突き放されたが、後続の追い上げは許さず3位を死守。優勝まで1秒差の銀だった前回に続く2大会連続のメダルを手にした。 出身地の小山町 込山正秀町長コメント 町民が喜びと(町への)誇りを強く感じ、町全体が勇気づけられたように感じる。世
-
⚽全国高校サッカー選手権静岡県大会 9月16日開幕 110チーム参加
第102回全国高校サッカー選手権県大会(県サッカー協会、県高体連、静岡新聞社など主催)の組み合わせ抽選会が24日、静岡市駿河区で行われ、1次トーナメント(T)の組み合わせが決まった。 参加は112校110チームで、伊豆伊東と裾野、静岡西と川根は合同チームで出場する。1次Tは9月16日から4日間の予定で、決勝Tに進む11枠を争う。プレミアリーグの静岡学園とプリンスリーグ東海の藤枝明誠、浜松開誠館、藤枝東、富士市立の5校は10月29日に始まる決勝Tから登場する。決勝は11月11日にエコパスタジアムで行う。 今季公式戦の結果を参考に決定した第1~第5シード20校は次の通り。 ▽第1シード
-
サーフィン国際大会 御前崎で開幕 華麗な技、スピード競う アジア圏から85人参戦
サーフィンの国際大会「御前崎プロ2023」が24日、御前崎市のロングビーチで開幕した。世界団体公認ツアーで、アジア圏から世界トップを目指す男女約85人が参戦し、技の華麗さやスピードを競う。28日まで熱戦を繰り広げる。 大会は世界団体「ワールドサーフリーグ(WSL)」のアジア予選の位置付けで、年齢制限のない成年男子、女子の2部門を行う。 初日の男子競技は降りしきる雨の中、東京五輪に出場した大原洋人選手らが巧みなライディングを披露して勝ち進んだ。静岡県内からも複数の選手がエントリーし、声援を送る地元住民も見られた。男子は26日以降に決勝戦を行う。 25日から始まる女子は同市出身の佐藤李選手
-
全国中学総体(24日)静岡県勢結果まとめ
全国中学校体育大会は24日、愛媛県などで行われ、陸上は男子400メートルで吉田明仁(三島中郷西)が県中学記録(48秒90)を32年ぶりに更新する48秒74で金メダルを獲得した。今大会の陸上では県勢初のメダルで、同種目の県勢の優勝は2007年以来16年ぶり。女子走り幅跳びの渡辺裕衣(清水六)は5メートル36で6位に入った。 【男子】 ▽400メートル決勝 ①吉田明仁(三島中郷西)48秒74②奥村(京都・西京高付)48秒83③笠間尚(群馬・高崎一)49秒63 【女子】 ▽走り幅跳び ①藤本茉優(石川・津幡)5メートル91②三好(山口・野田学園)5メートル66③桜井(長野・緑ケ丘)5メー
-
吉田(三島中郷西)男子400優勝 県記録32年ぶり更新 全国中学総体・陸上
全国中学校体育大会は24日、愛媛県などで行われ、陸上は男子400メートルで吉田明仁(三島中郷西)が県中学記録(48秒90)を32年ぶりに更新する48秒74で金メダルを獲得した。今大会の陸上では県勢初のメダルで、同種目の県勢の優勝は2007年以来16年ぶり。 出場者ランク1位の重圧を物ともせず、大舞台で県中学記録(48秒90)を塗り替えた。男子400メートルの吉田(三島中郷西)は48秒74の自己新で金メダル。「ずっと全国制覇と県中学記録更新を目標にしてきた。支えてくれた家族や仲間に感謝したい」と頂点の座をかみしめた。 「自信はある。緊張もプレッシャーも力にしよう」。レース前、胸に手を当てて
-
女子走り幅跳び 渡辺(清水六)6位 全国中学総体・陸上
女子走り幅跳びの渡辺(清水六)が2年生ながら6位に食い込んだ。「本当に現実なのかな」と驚きながら、「入賞が目標だったのでうれしい」と達成感をにじませた。 緊張感の残る1本目で5メートル36を出し、自己記録(5メートル46)には届かなかったが好感触を得た。持ち味の助走が「いつもよりスピードに乗れていた」。大会に向けて修正を重ねてきた踏み切りのリズムがかみ合った。 上位8人に残って4本目以降に進み、そこから攻めの跳躍で1本目を超える記録を狙ったが、3本中2本がファウル。「楽しく跳べたので満足。来年までにファウルを減らし、今度は優勝する」と成長を誓った。
-
橋本壮市(浜松市出身)初代表にしみじみ パリ五輪決定で決意
男子73キロ級の橋本(パーク24、浜松市出身)は32歳で初めて五輪代表の切符をつかんだ。「諦めなければ、チャンスは来るのだな」。しみじみと語った。 2016年リオデジャネイロ、21年東京両五輪を連覇した大野将平さんと同じ73キロ級。橋本が17年に世界選手権を制しても、周囲から「大野がいるから」と評価されなかった。東京五輪代表は落選。それでも「絶対負けない、という気持ちは常に持ち続けてきた」と自らを奮い立たせてきた。 リオ五輪を現地で見て、「夢が目標に変わった」という。初の大舞台に挑むベテランは「最も自分らしい姿で畳に上がって、堂々と試合をしたい」と意気込んだ。 金メダル取りたい 橋本
-
⚽伊藤(磐田ユース出) 27年まで契約延長 サッカー独1部シュツットガルト
【ベルリン共同】サッカーのドイツ1部リーグ、シュツットガルトは23日、ワールドカップ(W杯)カタール大会日本代表DF伊藤洋輝(24)=磐田ユース出=と2027年6月末まで契約を延長したと発表した。 伊藤は21年7月にJ2磐田から期限付き移籍で加わり、翌年に完全移籍。主力として活躍して評価を高めアヤックス(オランダ)などが獲得に乗り出していると報じられていた。
-
ラグビー静岡ブルーレヴズ 昨年に続きスミス主将
ラグビーリーグワン1部の静岡は24日、新シーズンの主将を昨年に続き、ナンバー8クワッガ・スミスが務めると発表した。新たに設けた副将にはフランカー庄司拓馬、WTBマロ・ツイタマの2人が就く。 スミスは9月に開幕するワールドカップ(W杯)フランス大会で南アフリカ代表に選ばれている。クラブを通じ「W杯に全力で取り組み、その後はリーグワンのシーズンに向けてさらに力を尽くすべく準備万全で磐田に戻ってくる」とコメントした。
-
パリ五輪目指す 神野選手に寄せ書き 浜松いわた信金本店 9月4日まで募集
浜松いわた信用金庫はこのほど、浜松市内を拠点に活動し、10月15日にパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」に出場するプロランナー神野大地選手を応援しようと、中区の同信金本店で市民からの応援メッセージの募集を始めた。9月4日まで。 店内にメッセージ記入用の国旗を設置。「浜松から世界を目指せ 夢に追い風を」との言葉を記したパネルも並べた。来店した市民は「目指せパリオリンピック!」「メダル必ず獲れる」など力強いメッセージを書き、パリ五輪出場に期待を寄せた。 同信金の担当者は「神野選手の人生が懸かった大事なレース。浜松からエールを送りたい」と話した。 同信金が神野選
-
中学女子硬式野球で日本一⚾三島の4選手、市長に報告
静岡県東部を中心に活動する女子中学生の硬式野球クラブ「スルガマリンガールズ」に所属する三島市在住の4選手がこのほど、同市役所に豊岡武士市長を訪ね、全国女子中学生硬式野球選手権大会(7月29日~8月2日、神奈川県)での2年ぶり4度目の日本一を報告した。 選手は高崎彩音さん(北上3)、栗田夏歩さん(山田3)、矢嶋千紘さん(同2)、小田桐さくらさん(同)。大会では全5試合のうち3試合でコールド勝ち。決勝でも11―4で圧勝した。投手や中堅手で活躍した栗田さんは「29人の選手全員が力を合わせて優勝でき、誇りに思う」と語り、高崎さんは「今後の大会でも優勝を目指して頑張りたい」と抱負を語った。
-
女子柔道、普及へ交流会 静岡県協会が18年から開催
静岡県内で女子柔道の普及に向けた取り組みが続けられている。県柔道協会は2018年、普及委員会に女性部会を設置。年に一度、県内の小学生から一般までの女性柔道家が交流する女性柔道交流会を開くなど精力的に活動している。男性の選手や指導者の一層の理解も求められる中、女性部会が生み出してきた交流の場は約5年を経て各地に根付きつつある。 6月中旬、静岡市葵区の北部体育館。5回目となる年1回の女性柔道交流会が開かれた。参加者は実際に組み合う練習のほか、メンタルサポート講座や日本スポーツ協会が考案した楽しみながら体を動かすプログラムを体験。小学生から60代まで幅広い世代の女性柔道家やその家族、指導者らが柔
-
全国中学総体(23日)陸上 男子800 鈴木(浜松笠井)4位 女子800 河合(浜松天竜)6位
全国中学校体育大会は23日、愛媛県などで行われ、陸上は男子800メートルで鈴木峻樹(浜松笠井)が1分57秒56で4位入賞した。女子800メートルの河合柚奈(浜松天竜)は2分13秒75で6位に入った。 【男子】 ▽800メートル決勝 ①山田和生(北海道・音更)1分54秒85②梅田(兵庫・大原)1分55秒52③小谷(埼玉・本太)1分56秒48④鈴木峻樹(浜松笠井)1分57秒56 ▽3000メートル決勝 ①吉田星(北海道・上野幌)8分35秒32②藤井(宮崎・住吉)8分37秒22③出口(東京・千寿桜堤)8分37秒71⑰永嶋駿樹(静岡安東)8分49秒23 【女子】 ▽800メートル決勝 ①人
-
リーグワン 藤井静岡 誕生 「親分肌」新指揮官と巻き返す
ラグビー・リーグワン1部の静岡は、日本代表のナショナルチームディレクターを務める藤井雄一郎氏を新監督に迎えることになった。新シーズンに向けて7月下旬に始動したチームは新指揮官のもと、8位に終わった昨季の巻き返しを図る。 藤井氏はトップリーグ・サニックスの監督時代、スピード感あふれるラグビーを武器に、限られた戦力で実績を残した。長年の親交がある堀川隆延アシスタントコーチは「方向性を示してくれる親分タイプの人」と評する。藤井氏の合流はワールドカップフランス大会後となるが、静岡のスタッフ陣とは既に連携を深めているという。 今季チームが目指す方向性は、コリジョン(身体衝突)のスキルをさらに磨き、
-
不屈の柔道家・橋本 浜松発“柔の旅”パリへ 32歳でつかんだ集大成の舞台
不屈の柔道家がついに五輪の畳にたどり着いた。男子73キロ級でパリ五輪代表に内定した橋本壮市(32)=パーク24、浜松市中区出身=は、階級変更を乗り越えてゼロから世界一になり、東京五輪を逃して一度は引退を考えながら再起した。「五輪は夢ではあったがゴールではない。金メダルを取る」。柔道人生の集大成となる戦いが始まる。 東京五輪落選で引退決意も… 170センチの小柄な体で世界王者になるため、東海大3年で81キロ級から73キロ級に転向。強化指定を外れながら、5年後の2017年に世界選手権を制した遅咲きの男は、決死の覚悟で東京五輪の代表争いに臨んだ。 「稽古、私生活とも信じられないほ
-
男子柔道の橋本壮市 パリ五輪内定 浜松市出身、静岡県勢第1号
全日本柔道連盟(全柔連)は23日、強化委員会を開き、来年のパリ五輪代表に男子73キロ級の橋本壮市(32)=パーク24、浜松市中区出身=の内定を決めた。静岡県勢のパリ五輪代表第1号。柔道の代表入りは1992年バルセロナ大会銀メダリストで、96年アトランタ大会にも出場した溝口紀子氏(浜松西高出)以来7大会ぶり。男子では初めてとなる。32歳で五輪開幕を迎えるのは、柔道の日本男子で史上最年長となる。 橋本は2017年の初出場優勝を皮切りに、世界選手権で5度メダルを獲得。強豪が集うマスターズ、グランドスラムで計10度の優勝経験がある。東京五輪の出場は逃したが、五輪2連覇で今春、第一線を退いた大野将平
-
⚽J3アスルクラロ沼津、3連勝狙う MF森が闘志 27日ホームFC大阪戦
サッカーJ3アスルクラロ沼津は27日、8位のFC大阪とホームの愛鷹広域公園多目的競技場で対戦する。八戸との前節では、終盤1点差に迫られながらも懸命に守り抜き、3―2で勝利した。現在リーグ3位と好調だが、混戦から抜け出すためにも3連勝を狙いたい。 前節はFWブラウンノア賢信選手の先制から勢いよく攻め、MF森夢真選手もミドルシュートを決めた。2得点を挙げたブラウンノア選手は「アシストも意識しながら得点を狙いたい」と意気込む。中山雅史監督は「粘り強い戦いが結果になった。細部にこだわり、失点を防ぎたい」と気を引き締めた。 23日に裾野市内で行われた練習では、ミニゲームなどを行った。2位の富山には
-
箱根駅伝ランナーに走り方学ぶ 韮山高出身の河田さん三島で教室
NPO法人三島市スポーツ協会は23日、同市の日本大三島キャンパスで小中学生向け走り方教室を開いた。法政大時代に箱根駅伝を3度走った同市出身で静岡放送報道部の河田太一平さん(23)を講師に迎え、参加者約30人が速く走るための姿勢や足の上げ方などを学んだ。 河田さんは走る時の腕の振り方から指導に入り、肩に力を入れず、肘を後ろに強く引く大切さを伝えた。もも上げでは「腹筋を意識して体がぶれないように」「体をそらさず前傾姿勢で」などと助言し、実演を織り交ぜながら走り方の基本を教えた。 教室は、スポーツを楽しむ人口の拡大を図ったり、スポーツの基本となる走り方の習得を通じて専門分野のレベルアップを図っ
-
⚽U-15代表に松浦(浜松開誠館中)選出
日本サッカー協会は23日、EAFFU15男子選手権(28~9月9日、中国)に臨むU-15(15歳以下)日本代表メンバー20人を発表した。静岡県勢はGK松浦迅ビエラ(浜松開誠館中)が選ばれた。
-
⚽J3沼津と児童「キャンプイン」 選手が企画、交流 刺激に
サッカーJ3アスルクラロ沼津が24日まで、静岡県内外の小学生5人を迎えたサマーキャンプを開いている。選手数人が「サッカーの楽しさやプロ選手を身近に感じてほしい」と企画。練習を通して児童との交流の場にもなっている。 キャンプは3日間。児童は選手から直接指導を受けながら、練習に取り組んでいる。MF持井響太選手は「5月ごろから企画して、どう楽しんでもらおうか考えた。子どもたちは素直に質問し、吸収力がある」と話した。 23日の練習後には、児童とDF前川智敬選手が一緒に昼食を食べた。持井選手らからシュートやフェイントのこつを聞いたという東京都の橋本新君(9)は「試合を想像して練習するといいとアド
-
世界陸上に続々静岡県勢 注目の川野、飯塚ら登場へ
ブダペストで開催中の陸上の世界選手権は24日から注目静岡県勢が登場する。男子35キロ競歩の川野将虎(旭化成、御殿場南高出)は昨年1秒差で銀。同種目はパリ五輪で実施されない分、世界一への思いは強い。「目標のウオーカー」に掲げる前回覇者マッシモ・スタノ(イタリア)との再戦に燃える。 男子400メートルリレーは飯塚翔太(ミズノ、藤枝明誠高出)がメンバー入りした。同種目のリオデジャネイロ五輪銀メダリストは5度目の世界陸上。100メートル6位のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)抜きで今季の世界最高タイをマークしているチームで出番は限られそうだが、短距離陣最年長の32歳は精神的主柱にもなる。
-
柔道の橋本壮市(浜松市出身)がパリ五輪内定 男子73キロ級 静岡県勢第1号
全日本柔道連盟(全柔連)は23日の強化委員会で、来年のパリ五輪代表に男子73キロ級の橋本壮市(31)=パーク24、浜松市中区出身=の内定を決めた。静岡県勢のパリ五輪代表第1号となる。
-
⚾静岡県大会に藤枝明誠や科学技術 16校が出場決定 秋季高校野球県予選
秋季高校野球静岡県大会の出場校を決める予選は23日、草薙球場などで代表決定戦を行った。今夏4強の藤枝明誠、昨秋県優勝の常葉大菊川など16校が県大会出場を決めた。清流館は初、科学技術は2年ぶり2度目の県切符を獲得した。天候不良により23日に実施できなかった10試合のうち、あしたか、裾野、富士球場の8試合は26日、浜松球場の2試合は24日に順延となった。 藤枝明誠 9番矢沢、4安打4打点の活躍 藤枝明誠が難敵・常葉大橘との両軍合わせて29安打の打撃戦を制した。9番打者の矢沢が長短4安打4打点と躍動。2―2の同点で迎えた七回1死三塁の好機に勝ち越し打、八回は1死満塁の場面で走者一掃の三塁打を
-
⚽清水エスパルス FWオセフン【J's HERO】
ストライカーとして結果を出すことはもちろん、チームに貢献するために、どうすればよいかを常に考えて試合に入っています。その意味では、自分が得点を取りたい気持ちを抑え、アシストを選ぶことでチームを勝利に導けることはとてもうれしいです。 試合をしている中で、仲間がゴールを決めてくれるという自信があるからこそ、そういったプレーの選択肢が生まれると思います。チーム全員でJ1昇格に向けて勝利を積み重ねられるように頑張ります。
-
全国中学総体 軟式野球⚾東海大翔洋V 29年ぶり2度目
全国中学校体育大会が22日、高知県などで行われ、軟式野球は東海大翔洋が決勝で大府北(愛知)に7―2で快勝し、校名が東海大一だった1994年以来29年ぶり2度目の優勝を飾った。軟式野球の静岡県勢の優勝は2010年の常葉橘(現常葉大橘)以来13年ぶり。 東海大翔洋は一回、先頭の奥山篤樹が痛烈な右越え三塁打を放ち、相手守備がもたつく間に本塁を陥れて1点を先制。三回は大府北の2点適時打で逆転を許したが、その裏に再び奥山が右前打で出塁し、盗塁と敵失を絡めて同点とした。四回、主将小泉慶周が右翼線に運んだ適時二塁打で勝ち越しに成功し、五回以降も追加点を挙げて相手を突き放した。 ▽決勝 大府北(愛知)
-
⚾Uー18代表に新妻捕手(浜松開誠館高) 好投手リード「楽しみ」
日本高野連は22日、台湾で31日に開幕するU-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)に出場する高校日本代表選手20人を発表した。開催中の全国選手権大会で決勝に進んだ仙台育英(宮城)から高橋煌稀投手、尾形樹人捕手、山田脩也内野手、橋本航河外野手の4人、慶応(神奈川)からは丸田湊斗外野手が選ばれた。県勢は浜松開誠館の新妻恭介捕手が入った。注目のスラッガー、佐々木麟太郎内野手(岩手・花巻東)や真鍋慧内野手(広島・広陵)は外れた。 メンバーは次の通り。 ▽投手 武田陸玖(山形中央)高橋煌稀、木村優人(茨城・霞ケ浦)安田虎汰郎(東京・日大三)矢野海翔(岐阜・大垣日大)中山優月(奈良・智弁学園)
-
芦川(常葉大常葉高出)平均台V2 体操・全日本学生選手権
体操の全日本学生選手権最終日は22日、長野市ホワイトリングで行われ、男子個人総合は東京五輪金メダルで世界選手権(9~10月・ベルギー)で2連覇が懸かる橋本大輝(順大)が6種目合計86・397点で圧勝し、男子初の4連覇を成し遂げた。順大の4年連続14度目の団体総合優勝に貢献し、種目別の跳馬、平行棒と合わせて4冠に輝いた。 女子の個人総合は坂口彩夏(日体大)が4種目合計54・265点で2年ぶり2度目の優勝。種目別の跳馬、平均台と、日体大が10年連続54度目の頂点に立った団体総合を含む4冠を達成した。 世界選手権代表では宮田笙子(順大)が床運動、芦川うらら(日体大、常葉大常葉高出)が坂口と同点
-
出場選手 海の安全祈る サーフィン国際大会 御前崎で24日開幕
御前崎市で24日開幕するサーフィンの国際大会「御前崎プロ2023」の出場選手ら約20人が22日、同市の高松神社で安全祈願式を執り行った。サーフボードを並べて厄払いした。 選手らはサーフボードを持って参道の213段の石段を登り、海抜約65メートルの高台にある拝殿へ入った。中山貞雄宮司が祝詞を読み上げた後、緊張した表情で一人ずつ祭壇に玉串をささげ、海の安全を祈った。 式終了後は拝殿前で厄払いを行い、選手は本番に向けて健闘を誓った。 同大会はアジア圏から世界トップを目指す男女約85人が参戦し、5日間にわたり熱戦を繰り広げる。
-
「フェンシングのまち」沼津 徐々に浸透 一般市民の理解が鍵に
「フェンシングのまち」を掲げ、交流人口拡大による地域活性化と、将来のオリンピック選手育成を進める沼津市。行政主導で始まった取り組みは地元企業など民間レベルにも徐々に浸透している。9月には同市で全日本選手権が初開催され、全国へ発信する好機。一方で課題は一般市民への浸透度で、将来の世界大会誘致に向け成果を拡充させる必要がある。 「ゲーム感覚でできそう」「これなら子供やお年寄りも楽しめる」。19日、同市大手町のフェンシングの拠点施設「F3BASE」。スポンジ状の棒を剣に見立てて戦うスマートフェンシングの講習会が開かれた。市とフェンシングのまち沼津推進協議会と、気軽にできるスマートフェンシングの
-
スーパーGT第4戦 富士SW 降雨 波乱の中で
小山町の富士スピードウェイで開催された自動車レース、スーパーGT第4戦「FUJIGT450キロレース」は、雨が降ったりやんだりと路面コンディションが目まぐるしく変わり、車両火災などアクシデントも重なって波乱の展開となった。 GT500は「NiterraMOTULZ」(千代勝正、高星明誠)が、GT300は「GAINERTANAXGT-R」(富田竜一郎、石川京侍、塩津佑介)が制した100周にわたる決勝レースの1日をカメラで追った。 (写真部・久保田竜平) 波乱のレースを制したGT500(手前)とGT300のドライバー、監督がマシンの前でそろって笑顔を見せる=小山町の富士スピードウェイ &
-
⚾静岡裾野リトルシニア全国準V 「東京ドームでプレー、大きな経験に」
第17回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップは21日、東京ドームで決勝を行い、静岡裾野リトルシニア(静岡)は1―4で世田谷西リトルシニア(東京)に敗れ、初優勝はならなかった。 静岡裾野は0―0の三回と四回に得点圏へ走者を進めたが、先制点を奪えず、六回に世田谷西に4点を先行された。最終回は2死から代打窪田が中越え三塁打で出塁し、1番田原が四球を選んだ後、代打木部の遊撃内野安打で1点を返す粘りを見せたものの、あと一歩及ばなかった。 杉山主将は「自分たちのペースに持っていけなかった」と悔しさをにじませつつ、「東京ドームの大舞台で野球ができたことは、大きな経験になった」とさらなる成長を見据
-
静岡ブルーレヴズ 新監督に藤井雄一郎氏 ラグビーリーグワン1部
ラグビーリーグワン1部の静岡は21日、新監督に日本代表のナショナルチームディレクター、藤井雄一郎氏(54)が就任すると発表した。9月に開幕するワールドカップ(W杯)フランス大会終了後にチームに合流する。 藤井氏はリーグワン前身のトップリーグ・サニックスで14年間監督を務めた。スーパーラグビー・サンウルブズのGMなどを経て、2019年のW杯日本大会では日本代表の強化委員長として初の8強進出に貢献。W杯フランス大会に向けて、日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチを支え、準備を進めてきた。藤井氏はクラブを通じ「W杯で結果を出し、その成果を静岡ブルーレヴズでの活動につなげるべく全力で挑んでいき
-
全国中学総体(21日)静岡県勢結果まとめ
全国中学校体育大会は21日、愛媛県などで行われ、バレーボールは本年度から参加可能になったクラブチームの藤枝リアンが、男子グループ戦で江別中央(北海道)を2-0で下し、決勝トーナメントに駒を進めた。男子の富士宮四、女子の掛川大須賀も予選を突破した。 軟式野球の東海大翔洋は、6-0で斐川西(島根)との準決勝に勝って決勝に進出した。 ▽男子グループ戦 「1組」 藤枝リアン 2―0 江別中央(北海道) 「3組」 園田東(兵庫) 2―0 富士宮四 富士宮四 2―1 高砂(宮城) ▽女子グループ戦 「8組」 掛川大須賀 2―0 厨川(岩手)
-
藤枝リアンが決勝トーナメントへ 全国中学総体・バレーボール男子
初めて参加可能のクラブチーム 「バレー少年の希望に」 クラブチームの参加が認められ、初出場となった県大会から全国にたどり着いた藤枝リアン。鈴木監督が「クラブチームの可能性を示し、バレー部のない中学に進学する静岡の小学生の希望となろう」と送り出した選手が大舞台で躍動した。 江別中央(北海道)との予選グループ戦は「レシーブ命」というチーム方針を体現。守備の要である主将松永(掛川桜が丘中)を中心に粘り強くボールを拾い、25-21、32-30と激しい競り合いで2セットを連取した。 クラブは2012年に誕生。当時の藤枝市内にバレー部があるのは2校だけで、鈴木監督が「バレー少年たちに競技を続けるこ
-
ゴルフ静岡県アマチュア選手権 49人が2次予選へ
セキスイハイム東海CUP第52回静岡県アマチュアゴルフ選手権大会(静岡県ゴルフ連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)の1次予選が21日、函南GC(6448ヤード、パー72)で行われた。90人が出場し、上位49人が2次予選に進んだ(同スコアはマッチングスコアカード方式で順位を決定)。 ①犬飼泰我64②園田昂生69③田村径71④小野正義、梅原正人=以上74⑥森崎元斗、佐藤優也=以上75⑧塩川賢二、北本辰雄、八巻朋義=以上76⑪根岸昭二、久保田英治=以上77⑬鈴木重隆、飯田貴大、佐野浩司=以上78⑯井上洋次、佐藤英紀、岩間渉、芦川英樹、小野寺義仁=以上79(21)中野将貴80(22)高木貴英、神田直也
-
⚽学校の垣根越え 中学生がサッカーリーグ戦 アスルクラロスポーツクラブ(沼津市)が本格始動
部活動の地域移行を見越した取り組みとして、一般社団法人アスルクラロスポーツクラブ(沼津市)は本年度から、地域の中学生が参加するサッカー大会「フォスター(育成)リーグ」を本格的に始めた。同法人は地域の中学生に部活とは異なる形で指導していて、リーグはチーム同士の総当たり戦で12月まで行う。山本浩義理事は「(上達には)試合が最大の先生。試合経験を積む機会にしたい」と語る。 リーグには同法人が学校の垣根を越えて指導する静岡県東部の14チームが参加。試合経験の少ない子どもたちや、部活引退後、高校でもサッカーを続ける3年生の実戦を積める場になる。レベル別に1部と2部があり、15節まで月に2回、日曜日の
-
長谷部がクラブ記録更新 39歳214日、開幕節で最年長出場
【レッチェ(イタリア)共同】サッカーの海外各リーグは20日、各地で行われ、イタリア1部(セリエA)の開幕節でラツィオに加入した鎌田大地はレッチェ戦に先発して新天地デビューを果たした。1-0の後半9分まで出場し、チームは1-2で逆転負けした。 フランス1部でモナコの南野拓実はストラスブール戦で今季初ゴールを含む2得点、1アシストをマーク。後半34分までプレーし、3-0の勝利に貢献した。スタッド・ランスの伊東純也は2-0で勝ったクレルモン戦にフル出場して1アシスト。新加入した中村敬斗は初先発し、後半16分に交代した。 ドイツ1部の開幕節でアイントラハト・フランクフルトの長谷部誠(藤枝東高出)
-
⚾いなば食品(静岡市)社長が始球式 大リーグ・エンゼルス本拠地「大谷選手にあやかりたい」
米大リーグ、エンゼルスの本拠地エンゼルスタジアムで19日に行われたレイズ戦の試合前に、静岡市清水区由比の食品メーカー「いなば食品」の稲葉敦央社長が始球式を行った。背番号178のユニホーム姿で投球した稲葉社長は「こんなところで投げさせてもらえ、光栄どころか申し訳ない」と笑顔で話した。 4月に球団とスポンサー契約を締結。北米で販売するネコ用おやつの「Churu(日本名CIAOちゅ~る)」の広告が球場内の電光掲示板に表示されており、稲葉社長は「世界に挑む大谷選手にあやかりたい」と話した。 (アナハイム共同)
-
宮本が逆転V 自身シニア初 ゴルフ・ファンケルクラシック
PGAシニアゴルフツアーのファンケルクラシック(静岡新聞社・静岡放送後援)最終日(裾野カンツリー倶楽部、6993ヤード、パー72)は20日、首位と2打差の2位タイでスタートした宮本勝昌(熱海市出身、御殿場市在住)が通算14アンダーの202とし、自身初のシニアツアー優勝を逆転で飾った。初めて同時開催した女子シニアエキシビションマッチは斉藤裕子が通算3アンダーの141で勝利した。 前半3バーディーとした宮本は10、11番にも連続バーディーを奪い、初日から首位の細川和彦に並んだ。13番では3メートルのバーディーパットを決めて逆転。その後も2バーディー1ボギーで、細川を3打差で退けた。 藤田寛之
-
⚽静岡ユース、気概見せ1勝 SBSカップ国際ユースサッカー最終日
静岡(4) 3(1―0 2―1)1 韓国(3) ▽得点者【静】高田(なし)遠野(川合)菅原(矢田)【韓】イ・ジェミン(カン・ミンソン) 【評】静岡は3得点で韓国に快勝した。 序盤から球を保持して攻め込んだ。前半33分、船橋のシュートのこぼれ球を高田が押し込んで先制した。 後半7分に相手のミドルシュートで同点に追い付かれた。だが、9分後に川合のパスを受けた遠野がゴールに流し込んで勝ち越し。さらに31分には菅原が3点目を挙げて突き放した。 守る韓国を連係で崩す 今大会2試合でまだ得点も白星もなかった静岡が気概を見せた。最終戦で初の海外チームとの対戦となった韓国戦で先制点を挙げて
-
⚽関東大学選抜が優勝 静岡は韓国下し3位 SBS杯国際ユースサッカー
2023SBSカップ国際ユースサッカー(日本サッカー協会、静岡県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)は最終日の20日、エコパスタジアムで2試合を行った。U―20(20歳以下)関東大学選抜がU―18(18歳以下)日本代表を2―2からPK戦の末に破り、日本勢として8大会ぶりの優勝を飾った。日本は80分以内に勝てば優勝の可能性を残したが、及ばなかった。 2位は勝ち点4で日本、得失点差で静岡ユースが3位、U―18韓国代表は4位だった。静岡は韓国を3―1で下して初勝利を挙げた。最優秀選手には優勝した関東大学選抜のFW松永颯汰(流通経大、静岡学園高出)が選ばれた。 ▽最終順位 ①関東大学選抜 勝
-
全国高校総体(20日)静岡県勢結果まとめ
北海道を中心に行われている全国高校総体(インターハイ)は20日、江別市で競泳の最終日が行われ、県勢は増田莉蔵(浜松市立)が男子100メートル自由形で7位に入賞した。女子100メートル自由形の鈴木月渚(飛龍)は予選9位でB決勝(9~16位決定戦)に回り、全体13位だった。 【男子】 ▽100メートル自由形決勝 ①宮田一佐(大阪・近大付)50秒67②錦織(東京・日大豊山)51秒00③伊勢(神奈川・慶応)51秒12③高嶋(大阪・桃山学院)51秒12⑦増田莉蔵(浜松市立)51秒63 ▽400メートル個人メドレー決勝 ①松下知之(栃木・宇都宮南)4分13秒82②西川(愛知・豊川)4分15秒8
-
女子100自 鈴木(飛龍)悔しい13位 全国高校総体・競泳
「勝負強さが足りない」。女子100メートル自由形B決勝を泳ぎ終えた鈴木(飛龍)はじっと悔しさをかみしめた。 予選は57秒08で決勝を100分の2秒差で逃した。「気持ちが切れてしまった」とB決勝は57秒30とタイムを落として全体13位。 全国制覇を狙った50メートルは7位、400メートルリレーで7位入賞を果たしたが、800メートルリレーは予選落ち。「一つも目標を達成できなかった」。不完全燃焼で最後のインターハイを終えた。 ただ、シーズンは途中で全国ジュニア五輪、9月の国体と続く。「今日感じたことを忘れずプラスに変え、残りの大会で後輩にかっこいい姿を見せたい」と前を向いた。
-
増田(浜松市立)7位 応援を力に奮起の入賞 全校高校総体・競泳
沈んだ心を再び奮い立たせたのは、周囲の後押しだった。男子100メートル自由形で増田(浜松市立)は7位入賞。200メートルで11位どまりだったショックを振り払い、「みんなの応援の前で泳げて幸せだった」と笑顔を見せた。 「正直、立ち直れないと思った」。昨年のインターハイで2年生ながら5位入賞した200メートルでふがいない結果に終わり、大会期間中にもかかわらず、どうしても気持ちが入らなくなった。そんな時、「まだ100メートルがある」と声をかけてくれたのが仲間と恩師、家族だった。 「自分のレースをして全力で楽しもう」。気力を取り戻して予選を突破し、決勝へ。「前半硬く力みが出て後半ギアを上げられなかっ
-
全国中学総体(20日)静岡県勢結果まとめ
全国中学校体育大会は20日、香川県などで行われ、サッカーは昨年王者の浜松開誠館が修徳(東京)との1回戦で0-0のまま延長でも決着がつかず、PK戦の末敗れた。昨夏準優勝の静岡学園もPK戦で京都精華学園に屈し、県勢2校が初戦敗退した。軟式野球の東海大翔洋は4-2で北檜山・瀬棚・大成(北海道)との準々決勝に勝って4強入りした。
-
⚽浜松開誠館、静学 初戦で惜敗 全国中学総体・サッカー
▽1回戦 修徳(東京) 0(0―0 0―0 延長 0―0 0―0)0 浜松開誠館 (PK4―2) 京都精華学園(京都) 0(0―0 0―0 延長 0―0 0―0)0 静岡学園 (PK4―2) 開誠館 PK戦で屈す 攻め込むもゴール遠く 最後までゴールが遠かった。昨夏覇者の浜松開誠館は果敢に攻めて好機は作ったが、無得点のままPK戦で修徳(東京)に敗れた。岡本監督は「いい時間帯もあったが、フィニッシュまで持っていけなかった」と敗因を見つめた。 前半は緊張感からか動きが硬く、持ち味の中盤の連係がかみ合わなかった。指揮官の「中盤でボールを握ってリズムを作れ」との言葉で、後半は敵陣
-
杉村(伊豆介護センター)2戦全勝V ボッチャ・ジャパンパラ大会
ボッチャのジャパンパラ大会最終日は20日、東京・駒沢屋内球技場で行われ、男子は脳性まひBC2で東京パラリンピック金メダルの杉村英孝(伊豆介護センター)が昨年の世界選手権準優勝の広瀬隆喜(西尾レントオール)に10-1で快勝し、2戦全勝で優勝した。 運動機能障害BC4は、世界選手権覇者の内田峻介(大体大)が藤井金太朗(三建設備工業)に9-0で勝ち、2戦全勝で優勝。女子は運動機能障害・脳性まひBC3で田中恵子(ゴーゴーカレーグループ)が1勝1敗で優勝した。
-
好記録目指し 高校生全力 浜松で新人陸上大会
「浜松市内高校新人陸上競技対校選手権大会」(市陸上競技協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が19日、同市中区の四ツ池公園陸上競技場で開かれた。男女別の学校対抗で、男子は浜松商高が、女子は市立高がそれぞれ総合優勝を果たした。 市内の高校陸上部に所属する1、2年生約700人が出場した。100メートル走や走り幅跳び、今大会から新たに追加された女子棒高跳びなど計35種目を行った。 多くの学校が新チーム結成後初めての競技会で、選手たちは好記録を目指して全力を尽くした。男子400メートル走と、女子1500メートル走の2種目で大会記録を更新した。
-
⚽ジュビロ磐田、甲府に完封勝ち 勝ち点57、町田に接近! サッカーJ2第31節
明治安田J2リーグは19日、各地で第31節の9試合が行われ、磐田は甲府に1─0で勝利した。 ▽得点者【磐】ジャーメイン(9) ②JITス(磐田1勝1分け)▽観衆10571人 磐 田 16勝9分け6敗(57) 1(1―0 0―0)0 甲 府 14勝5分け12敗(47) ▽得点者【磐】ジャーメイン(9) 【評】磐田が前半の先制点を守り抜き、甲府に完封勝ちした。 磐田は序盤から球を保持して主導権を握り敵陣に押し込んだ。前半43分、遠藤の右CKをジャーメインが頭で合わせて先制。1点リードで折り返した。 後半も攻撃の手を緩めず、セットプレーから得点を狙った。終盤には前線に古川、後藤を投入。3
-
⚽いける!自動昇格圏 清水エスパルス、首位町田に逆転3ゴール サッカーJ2第31節
明治安田J2リーグは19日、各地で第31節の9試合が行われ、清水は町田に3─2で勝利した。 ②アイスタ(1勝1敗)▽観衆17989人 清 水 15勝10分け6敗(55) 3(1―2 2―0)2 町 田 19勝6分け5敗(63) ▽得点者【清】カルリーニョス(12)乾(8)チアゴサンタナ(8)【町】高橋(2)エリキ(18) 【評】清水は2点差をはね返して町田に逆転勝ちした。 前半4分にゴール前のこぼれ球を蹴り込まれて先制を許すと、23分にはクロスを流し込まれて追加点を献上。出ばなをくじかれた。 しかし、44分にこぼれをカルリーニョスが詰めて1点差で折り返すと、後半16分には乾がミドル
-
⚽日本勢の優勝なるか SBS杯国際ユースサッカー 20日最終日
2023SBSカップ国際ユースサッカー(日本サッカー協会、県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)最終日は20日、エコパスタジアムで2試合を行う。U-20(20歳以下)関東大学選抜とU-18(18歳以下)日本代表には、日本勢として8大会ぶりの優勝に期待がかかる。 関東大学選抜は静岡ユース、U-18韓国代表に2連勝し合計の勝ち点は5。最終戦で日本を破れば、優勝が決まる。佐藤監督は「相手は高校生。負けてはいけない」と気合を入れる。 ここまで勝ち点3の日本は80分以内に関東大学選抜に勝てば、勝ち点3で並ぶ韓国の結果次第で逆転での優勝が見えてくる。船越監督は「優勝が懸かった緊迫感のある中で年
-
全国高校総体(19日)静岡県勢結果まとめ
北海道を中心に行われている全国高校総体(インターハイ)は19日、江別市で競泳第3日が開かれ、静岡県勢は女子800メートル自由形で高遥香(城南静岡)が8分47秒49で3位、佐藤麗(飛龍)が8分56秒02で5位に入った。 男子400メートル自由形を制した大木優瑠(飛龍)は1500メートルでも15分29秒53で銅メダルを獲得した。上位入賞が期待された女子800メートルリレーの飛龍は予選11位で決勝進出を逃した。 【男子】 ▽1500メートル自由形決勝 ①今福和志(大阪・四條畷学園)15分16秒95②辻森(兵庫・須磨学園)15分20秒00③大木優瑠(飛龍)15分29秒53 ▽200メートル
-
高(城南静岡)が3位入賞 女子800自 全国高校総体・競泳
高、前半から積極的仕掛け 気持ちを切り替え、自分の泳ぎを貫いた。女子800メートル自由形で3位入賞を果たした高(城南静岡)は「自分は前半型。突っ込んで行くとこまで行く」というレース前の言葉どおり積極的に仕掛けた。400メートルで自己記録から大きく遅れ予選落ちした悔しさを晴らし、2年生スイマーは「しっかりメダルを取れたのは収穫」と笑顔を見せた。 200メートルまでは優勝した3年生の青木(群馬・明和県央)をリードした。400メートルはほぼ設定タイムだったが、500メートル過ぎから失速して一つ順位を落とし、東海総体で出した自己ベスト8分45秒37に届かなかった。 「後半疲れが出た。も
-
大木(飛龍)が銅 男子1500自、400自覇者の意地見せる 全国高校総体・競泳
400メートル自由形覇者の意地を見せ、銅メダルを死守した。男子1500メートル自由形で大木(飛龍)は4位以下の追い上げを退け、再び表彰台に上がった。 全力を出し尽くした400メートルから長距離の1500メートルへ、スピードと体力配分の切り替えが難しかった。決勝は100メートルのラップを「できるだけ1分で行く」と前半でリードする展開を考えていたが、前日の予選で大会新を出した今福(大阪・四條畷学園)が飛び出した。500メートルまでに5秒以上差をつけられ、「この距離を取り返すのは難しい」とメダル圏維持に目標を切り替えた。 最後100メートルは1分を切ってラストスパートを掛け、4月の日本選手権
-
女子800自、佐藤(飛龍)が健闘5位 全国高校総体・競泳
佐藤「体力、メンタル成長」 「大舞台を楽しもう」と初の全国総体決勝に挑んだ飛龍高1年の佐藤が女子800メートル自由形で5位に食い込んだ。 前日の予選で自己ベストを約4秒更新して決勝進出を果たした。レース前に表彰台を目指した800メートルリレーに出場したが、チーム全体でタイムが伸びずに予選落ち。「リレーは決勝が前提だったのでショックだったが、自分でスイッチを切り替えた」と気合を入れ直し大一番に臨んだ。 スタートから自分のペースを崩さず落ち着いてレースを運び、予選通過時と同じ5位。「緊張したけど、大会を通じて体力、メンタルで成長できた」と充実の笑みを浮かべた。 ただ、満足はしていない
-
⚽帰ってきた!全国PK選手権大会 藤枝で国内外372チームが熱戦
「第31回全国PK選手権大会 in Fujieda」(同実行委員会主催)が19日、藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場と陸上競技場で開幕した。新型コロナウイルス禍の影響で4年ぶりの通常開催。国内外から372チーム1835人が参加し、20日まで熱戦を繰り広げる。 「日本代表(高校生以上男女)」や今大会から新設した「U-15(中学生男女)」、「キッズ(小学生未満4~6歳男女)」、「ファミリー」など年代別に計10部門を用意し、1チーム4~5人のトーナメント戦が行われた。参加者は豪快なシュートや好セーブをするとハイタッチし、観衆からも大きな歓声が上がった。国外からは韓国・楊州市サッカー協会が参戦した
-
⚽藤枝MYFC 千葉に惜敗、前半の3失点響く サッカーJ2第31節
明治安田J2リーグは19日、各地で第31節の9試合が行われた。あと一歩まで追い詰めたが、藤枝は前半の失点が響き2―3で千葉に敵地で敗れた。 ②フクアリ(1勝1敗)▽観衆9693人 千 葉 11勝9分け11敗(42) 3(3―0 0―2)2 藤 枝 10勝7分け14敗(37) ▽得点者【千】小森(11)風間(3)ドゥドゥ(2)【藤】矢村(4)アンデルソン(1) あと一歩まで追い詰めたが、藤枝は前半の失点が響き2―3で千葉に敵地で敗れた。 主力のMF榎本が急な体調不良で欠場した影響もあり、前半は攻守に安定感を欠いた。前線からのプレスにひるんで攻撃を組み立てられずにいると18分、DF山田のパ
-
全国中学総体(19日)静岡県勢結果まとめ
全国中学校体育大会は19日、香川県などで行われ、競泳は男子100メートル自由形で柴田和輝(浜松丸塚)が53秒12で6位に食い込んだ。女子100メートルバタフライの2年片山詩織(浜松西高中等部)は1分2秒78で8位入賞した。女子100メートル自由形は戸塚日南子(伊東南)が57秒93で8位に入り、18日の200メートル自由形に続き入賞した。 新体操女子団体は城南静岡が準優勝した。軟式野球の東海大翔洋は2-0で高知との2回戦に勝って8強入り。ソフトボール女子で昨年3位の長泉北は1回戦で東京立正に0-3で敗れた。 【男子】 ▽100メートル自由形決勝 ①松山育(大阪・文の里)50秒62=大会新
-
⛳宮本2位タイ浮上 細川が首位守る ゴルフ・ファンケルクラシック
PGAシニアゴルフツアーのファンケルクラシック(静岡新聞社・静岡放送後援)は19日、裾野市の裾野カンツリー倶楽部で第2ラウンドを行った。初日首位の細川和彦が70で回り、通算9アンダーで首位を守った。 初日6位タイだった宮本勝昌(熱海市出身、御殿場市在住)、片山晋呉、I・J・ジャンが2打差の2位に並んだ。藤田寛之(葛城ゴルフ倶楽部)は首位と5打差の10位タイに後退した。芹沢信雄(御殿場市出身)は通算5オーバーの58位タイ。初日6オーバーの73位だった中嶋常幸は体調不良でスタート前に棄権した。(賞金総額6300万円、優勝1500万円、出場77選手=アマ5、晴れ、32・1度、東の風2・1メートル
-
⚽J3アスルクラロ沼津 3発で2連勝、勝ち点39
J3リーグは19日、9試合が行われ、沼津は八戸に3-2で競り勝ち、2連勝で勝ち点を39に伸ばした。 ②プラスタ(1勝1敗)▽観衆1662人 沼 津 11勝6分け6敗(39) 3(2―1 1―1)2 八 戸 8勝6分け8敗(30) ▽得点者【沼】ブラウン2(8)森(3)【八】姫野(2)佐々木(3)
-
柴田(浜松丸塚)が6位入賞 片山(浜松西高中)が健闘8位 全国中学総体・競泳
柴田が意地「一番集中できた」 2種目で予選敗退の悔しさを味わった柴田(浜松丸塚)が、最後の男子100メートル自由形で意地を見せた。予選を7位通過し、決勝は最後方から追い込み6位入賞。「自己記録を出せなかったが、一番集中して泳げた」と力を出しきった。 「ライバルを気にしすぎた」と、集中力を欠いた18日の200メートル自由形、400メートルメドレーリレーの泳ぎを反省。得意の100メートル自由形は「自分らしい泳ぎ」に徹した。 予選は気持ちがはやって前半に突っ込みすぎたが、決勝は冷静に、持ち味の大きなストロークを維持。スパートで一気に加速して2人を抜いた。「前半を抑え過ぎたかも」と苦笑しながらも
-
⚾常葉大橘 1年左腕が1失点完投、静岡退ける 秋季高校野球静岡県予選
秋季高校野球静岡県大会の出場校を決める予選第2日は19日、草薙など県内11球場で2回戦を行った。静岡―常葉大橘、掛川西―浜松工など初戦から強豪同士の対戦があり、常葉大橘と浜松工が勝って代表決定戦に進出した。全国的に私学優勢の流れの中で、公立校をけん引してきた静岡と掛川西がそろって敗れ、県大会出場を逃した。静岡が秋の県大会に出場できないのは1994年以来29年ぶり。 雪辱許さず 常葉大橘、投打かみ合う 秋の県予選初戦でいきなり実現した常葉大橘―静岡の強豪対決は今夏の2回戦と同じ顔合わせ。結果も夏と同じ、投打がかみ合った常葉大橘に軍配が上がった。 公式戦初登板の1年生左腕秋山が7安打1失点
-
⚽清水エスパルス 優勝へ望みつなげ 19日首位町田戦【見どころ】
19日にホームで首位町田を迎え撃つ。今季3度目の3連勝中で勢いに乗る3位清水と町田の勝ち点差は11。独走する町田を止め、優勝でのJ1昇格に望みをつなぐ白星を狙う。 今週は町田の戦いを想定し、クロスやロングボールの守備対応に時間を割いた。「気を付けるポイントは選手たちが理解してくれた」と秋葉監督。週前半は悪天候が続いたが、予定していた練習はこなし、準備に不安はない。 守備は3戦連続無失点中と安定しているだけに、期待したいのは攻撃陣の奮起。相手は堅守を誇るが、前節で8試合ぶりに先発復帰したFWチアゴサンタナは「調子は良い。自信がある」と5月以来となるゴールを誓う。
-
⚽ジュビロ磐田 自動昇格圏死守なるか 19日甲府戦【見どころ】
19日に敵地で7位甲府と対戦する。前節首位町田に敗れて12試合ぶりの黒星を喫した2位磐田は、プレーオフ圏を狙う相手をたたいて、自動昇格圏を守りたい。 甲府は3戦勝ちなしと調子に乗りきれない。6月の前回対戦は後半に追い付き引き分け。横内監督は「前線にタレントがいて交代選手の得点能力も高い。(守備に)粘り強さもある」と警戒する。MF上原、山田は別メニュー調整をしているだけに、相手の守りを崩す中盤の構成に注目が集まりそうだ。 町田との天王山に敗れてチーム内のショックは少なくない。MF古川は「自分が出ていい流れをもたらしたい。どんな形でも勝つ」と必死に気持ちを切り替える。
-
⚽藤枝MYFC 7戦ぶり勝利なるか 19日千葉戦【見どころ】
19日に敵地で戦う千葉は順位が一つ上の11位。前回ホームで3-1と快勝した相手から7戦ぶり勝利をつかみ、プレーオフ圏への足掛かりにしたい。 前節大分戦で出た課題はシュート意識の低さ。左WB榎本は「相手がいても足を振り、枠内に打ちたい。ゴール前に進入しないと得点は奪えない」と積極的な攻撃参加を誓う。 新戦力との連係は日に日に高まっている。須藤監督は「藤枝の独特な戦術に慣れるには時間がかかるだろうが、使いながら競争させながら最適解を探る」との方針。加入3試合目で先発を狙うMF田中は「周りが自分の特長を理解し、勝負の局面でパスをくれる。1対1の攻守で上回りたい」と決意を示す。
-
太田(浜松積志)は6位 男子200バタフライ 全国中学総体競泳
全国中学校体育大会は18日、香川県などで行われ、競泳は女子200メートル自由形で戸塚日南子(伊東南)が2分4秒31で4位に食い込んだ。男子200メートルバタフライの太田勇立(浜松積志)は2分5秒08で6位入賞した。男子100メートル平泳ぎは2年宮崎緒里(浜松新津)が1分5秒95で8位に入り、17日の200メートル平泳ぎに続き入賞した。 決勝進出に太田晴れやか 男子200メートルバタフライの太田(浜松積志)が8位通過の予選から順位を二つ上げ、自己新の2分5秒08で6位に入った。「メダルは欲しかったけど、目標だった決勝に進めたので満足」と晴れやかな表情を浮かべた。 予選は緊張と焦りで前半に
-
戸塚(伊東南)4位 女子200自由形 全国中学総体競泳
全国中学校体育大会は18日、香川県などで行われ、競泳は女子200メートル自由形で戸塚日南子(伊東南)が2分4秒31で4位に食い込んだ。男子200メートルバタフライの太田勇立(浜松積志)は2分5秒08で6位入賞した。男子100メートル平泳ぎは2年宮崎緒里(浜松新津)が1分5秒95で8位に入り、17日の200メートル平泳ぎに続き入賞した。 戸塚 自己新に「出し切れた」 女子200メートル自由形は序盤から力強く競り合った戸塚(伊東南)が4位入賞した。「表彰台を狙っていたので悔しいが、今の実力は出し切れた」と納得の表情。2分4秒31で目標の自己記録更新は果たし、「19日の100メートル(自由形)
-
⚽関東大学選抜が韓国下す SBS杯国際ユースサッカー
2023SBSカップ国際ユースサッカー(日本サッカー協会、静岡県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)第2日は18日、愛鷹広域公園多目的競技場で2試合を行った。U-20(20歳以下)関東大学選抜がU-18(18歳以下)韓国代表に4-1で大勝し、2連勝。U-18日本代表は2-0で静岡ユースを下し、初勝利を挙げた。勝ち点は関東大学選抜が5、日本と韓国が3、静岡が1となり、静岡の優勝がなくなった。 大会最終日は20日、エコパスタジアムで2試合を行う。 関東大学選抜(5) 4(3―1 1―0)1 韓国(3) ▽得点者【関】松永(前沢)、池谷(小川)、小川(高足)、小池【韓】チョ・インジョン
-
⚽日本が静岡に快勝 静岡の優勝消滅 SBS杯国際ユースサッカー
2023SBSカップ国際ユースサッカー(日本サッカー協会、県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)第2日は18日、愛鷹広域公園多目的競技場で2試合を行った。U-20(20歳以下)関東大学選抜がU-18(18歳以下)韓国代表に4-1で大勝し、2連勝。U-18日本代表は2-0で静岡ユースを下し、初勝利を挙げた。勝ち点は関東大学選抜が5、日本と韓国が3、静岡が1となり、静岡の優勝がなくなった。 大会最終日は20日、エコパスタジアムで2試合を行う。 日本(3) 2(1―0 1―0)0 静岡ユース(1) ▽得点者【日】鈴木(中川)中川(大関) 【評】効果的に得点した日本が静岡を下した。日本は
-
女子50自由形 鈴木(飛龍)悔しい7位、女王の座届かず 全国高校総体競泳
北海道を中心に行われている全国高校総体(インターハイ)は18日、江別市で競泳第2日が開催され、県勢は女子50メートル自由形で鈴木月渚(飛龍)が優勝を狙ったが、26秒12で7位に終わった。男子200メートル自由形は鈴木麻央(浜松商)が1分52秒60で8位入賞した。9~16位決定戦には5人が進み、男子は50メートル自由形の松田隼人(静岡市立)が10位、200メートル自由形の増田莉蔵(浜松市立)が11位、100メートル背泳ぎの奥大輝(飛龍)が14位、200メートルバタフライの太箸隼翔(浜松商)が16位、女子は100メートル背泳ぎの中島芽郁(日大三島)が12位だった。 男子1500メートル自由形と
-
ゴルフ・細川 7アンダーで単独首位 ファンケルクラシック
PGAシニアゴルフツアーのファンケルクラシック2023(静岡新聞社・静岡放送後援)が18日、裾野市の裾野カンツリー倶楽部(6993ヤード、パー72)で開幕した。 初日は細川和彦が7アンダーで単独首位に立った。3打差の2位タイには真板潔、I・J・ジャン、パク・スンピル、深堀圭一郎が並び、4打差の3位タイに熱海市出身の宮本勝昌、藤田寛之(葛城ゴルフ倶楽部)、桑原克典、米山剛が付けた。御殿場市出身の芹沢信雄は5オーバーの71位タイから巻き返しを狙う。 (賞金総額6300万円、優勝1500万円、出場78選手=アマ5、晴れ、29・7度、南の風3・9メートル、観衆2333人) アイアン好調 4連続バ
-
⚽J2清水エスパルス 成岡が山口に期限付き移籍
J2清水は17日、MF成岡輝瑠(21)=清水ユース出=がJ2山口に期限付き移籍すると発表した。期間は来年1月末まで。 プロ3年目の成岡は今季、けがで2度の離脱を経験。ここまでリーグ戦2試合とカップ戦5試合の出場にとどまっていた。山口には昨季も期限付きで所属した。クラブを通じて「難しい決断だったが、責任を持って頑張ってくる」とコメントした。
-
男子400自由形 大木(飛龍)ラスト50メートルで逆転V 全国高校総体競泳
北海道などで開催されている全国高校総体は17日、江別市で競泳を行い、男子400メートル自由形で大木優瑠(飛龍)が3分53秒57の自己ベストで初優勝を飾った。 【男子】 ▽400メートル自由形決勝 ①大木優瑠(飛龍)3分53秒57②村佐(愛知・中京大中京)3分53秒61③辻森(兵庫・須磨学園)3分53秒76 ▽200メートル平泳ぎ決勝 ①山口哩駆(大阪・桃山学院)2分12秒96②斎藤(神奈川・慶応)2分13秒86③大岩(東京・目黒日大)2分14秒18 ▽200メートル個人メドレー決勝 ①松下知之(栃木・宇都宮南)1分58秒86②阿部(神奈川・日大藤沢)2分1秒11③西川(愛知・豊川)2分
-
女子U-16エキシビション 静岡、山梨に5―0 ⚽SBS杯国際ユースサッカー
女子U-16のエキシビションマッチで静岡選抜は攻撃力を見せつけて山梨選抜に5-0で快勝した。国体サッカーで全国舞台に挑むチームにとって、大きな弾みになった。 風下となった前半は球がうまく運べず劣勢を強いられた。だが、前半28分にMF弟子丸主将(藤枝順心高)が相手のパスミスを奪って左足で先制点を挙げると、流れが変わった。風上に立った後半は6分にFW松浦(常葉大橘高)、14分には途中出場の岩田(FC時之栖U-15)が立て続けにゴールを奪い勝負を決めた。2得点を挙げた松浦は「風があったのでシュートを狙った」と胸を張った。 藤枝順心高と常葉大橘高が中心の静岡選抜は、JFAアカデミー福島の選手を加
-
日本ユース、U-18韓国代表に0―1 ⚽SBS杯国際ユースサッカー
2023SBSカップ国際ユースサッカー(日本サッカー協会、静岡県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)が17日、草薙総合運動場陸上競技場で開幕した。U-18(18歳以下)日本代表はU-18韓国代表に後半で均衡を破られ、0-1で敗れた。勝ち点は韓国が3、関東大学選抜が2、静岡が1、日本が0となった。大会第2日は18日、愛鷹広域公園多目的競技場で行われる。 韓国(3) 1(0―0 1―0)0 日本(0) ▽得点者【韓】カン・ミンソン 【評】日本は韓国に競り負けた。 日本は序盤から球を保持して攻撃を仕掛けた。前半終了間際に塩貝が決定機を迎えたが、枠を外した。 相手の攻撃をしのいでいたもの
-
宮崎(浜松新津)4位 男子200平泳ぎ 全国中学総体競泳
全国中学校体育大会は17日、香川県などで行われ、競泳は男子200メートル平泳ぎで2年宮崎緒里(浜松新津)が2分17秒13で4位に食い込んだ。男子400メートル個人メドレーの河原崎蓮(浜松蜆塚)は4分34秒05で6位入賞した。 【男子】 ▽50メートル自由形決勝 ①松山育(大阪・文の里)23秒25=中学新②山宮(愛知・尾西三)23秒87③池田(大阪・峰塚)24秒02 ▽200メートル平泳ぎ決勝 ①野中龍生(佐賀・金泉)2分15秒76②堀内(長野・川中島)2分16秒53③大橋(大阪・東香里)2分16秒84④宮崎緒里(浜松新津)2分17秒13 ▽400メートル個人メドレー決勝 ①小島夢
-
静岡ユース、2学年上相手に「互角以上」 PK戦で屈する ⚽SBS杯国際ユースサッカー
2023SBSカップ国際ユースサッカー(日本サッカー協会、静岡県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)が17日、草薙総合運動場陸上競技場で開幕した。静岡ユースはU-20(20歳以下)関東大学選抜に0-0と善戦したが、PK戦で屈した。勝ち点は韓国が3、関東大学選抜が2、静岡が1、日本が0となった。大会第2日は18日、愛鷹広域公園多目的競技場で行われる。 関東大学選抜(2) 0(0―0 0―0)0 静岡ユース(1) (PK5―3) 【評】U-20関東大学選抜がPK戦の末に静岡を下した。 関東選抜はカウンター主体で攻め、前半19分には前沢がネットを揺らしたが、オフサイド判定。最後までゴー
-
河原崎(浜松蜆塚)6位 男子400個人メドレー 全国中学総体競泳
全国中学校体育大会は17日、香川県などで行われ、競泳は男子200メートル平泳ぎで2年宮崎緒里(浜松新津)が2分17秒13で4位に食い込んだ。男子400メートル個人メドレーの河原崎蓮(浜松蜆塚)は4分34秒05で6位入賞した。 【男子】 ▽50メートル自由形決勝 ①松山育(大阪・文の里)23秒25=中学新②山宮(愛知・尾西三)23秒87③池田(大阪・峰塚)24秒02 ▽200メートル平泳ぎ決勝 ①野中龍生(佐賀・金泉)2分15秒76②堀内(長野・川中島)2分16秒53③大橋(大阪・東香里)2分16秒84④宮崎緒里(浜松新津)2分17秒13 ▽400メートル個人メドレー決勝 ①小島夢
-
⚽SBS杯国際ユースサッカー開幕 静岡、PK戦で惜敗
2023SBSカップ国際ユースサッカー(日本サッカー協会、県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)が17日、静岡市駿河区の草薙総合運動場陸上競技場で開幕した。 初日から熱戦が繰り広げられ、静岡ユースはU-20(20歳以下)関東大学選抜に0-0からのPK戦で敗れた。U-18(18歳以下)日本代表はU-18韓国代表に0-1で競り負けた。 今大会は当初出場予定だったU-18パラグアイ代表がチーム事情で不参加となり、関東大学選抜が加わった。4チームによる総当たりで行い、18日は沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場、20日は袋井市のエコパスタジアムで開催する。
-
大木(飛龍)自己ベストでV 競泳男子400自由形 全国高校総体
北海道を中心に行われている全国高校総体(インターハイ)は17日に競泳が始まり、静岡県勢は大木優瑠(飛龍)が男子400メートル自由形を3分53秒57の自己ベストで制した。 女子400メートルリレーの飛龍は7位入賞を果たした。男子200メートル平泳ぎでは宮崎海里(浜松商)がB決勝に残って全体11位だった。表彰台を狙った女子400メートルの高遥香(城南静岡)は力を発揮できず予選落ち。男子400メートルの鈴木麻央(浜松商)も予選9位で惜しくも決勝進出を逃した。
-
男子400メートル自由形で大木優瑠(飛龍)が優勝 全国高校総体競泳
北海道で行われている全国高校総体の競泳で、大木優瑠(飛龍)が男子400メートル自由形を3分53秒57で制した。
-
男子20キロ競歩 池田向希 19日開幕 世界選手権で頂点つかみパリへ【しずスポ】
メダルの色を最高の輝きに変える準備は整った。陸上男子20キロ競歩の池田向希(旭化成、浜松日体高出)が19日開幕の世界選手権(ブダペスト)で満を持して「金」を狙う。2021年東京五輪、22年世界競歩チーム選手権、世界選手権とも銀。「もう一つ上に行くための歩型は完成しつつある」。頂点に立てば、来夏のパリ五輪切符はほぼ手中だ。 池田向希(旭化成、浜松日体高出身) 21年東京五輪 22年世界選手権 銀 見えた金の歩型 2月日本選手権 レース運び盤石 168センチの小柄な体を生かした高速ピッチを、いかに違反を取られず維持するか-。進化の一端が表れたのは雨と強風が吹き荒れた2月の日本選手権だ。
-
⚽J2清水エスパルス 真価問われる連戦へ 「勝ち点3」で自動昇格圏狙う
J1自動昇格圏に肉薄した3位のJ2清水が、真価の問われる2連戦に臨む。19日にホームで迎え撃つ町田、27日に敵地で戦う秋田はともに前回対戦で負けた相手。「シーズンダブル(1季で2敗)を食らっては昇格は難しくなる」と秋葉監督が強調する中、雪辱を果たして2位以内入りへの大きな一歩にすることができるか。 清水は全チームとの1巡目の対戦を8勝7分け6敗で折り返した。町田には5月に1-2で、秋田には6月に0-1でそれぞれ敗戦。前半戦で黒星を喫した6チームのうち、8位群馬、11位千葉とはすでに2巡目を戦い、引き分けで連敗は逃れた。 特に難敵なのが次節の首位町田だ。1巡目の試合で最少のシュート数(7本
-
⚽全国高校総体V 藤枝順心サッカー部が報告 静岡新聞社や市役所訪問
7月に北海道で行われた全国高校総体のサッカー女子で、7年ぶり2度目の優勝を飾った藤枝順心高の選手らが16日、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館を訪れ、静岡新聞社・静岡放送の大須賀紳晃社長に優勝を報告した。 1月の全日本高校女子選手権に続く冬夏連続優勝。戸田雪子校長、中村翔監督と選手20人が訪れ、中村監督は「夏は(チームの)成熟度があまり高くない中で迎える大会。1回戦は難しい試合になったが試練を成長の糧として優勝につなげてくれた」と振り返った。 今季は主将2人体制。大川和流主将が「冬の選手権に向けてチーム全員で成長していく」とさらなる精進を誓い、久保田真生主将が優勝を報じる静岡新聞の記念パネル
-
⚽J2藤枝MYFC FW中井がJFL大分に移籍
J2藤枝は16日、FW中井崇仁(24)がJFLヴェルスパ大分に期限付き移籍すると発表した。期限は2024年1月末まで。 中井は千葉県出身で法大から22年に当時J3だった藤枝に加入した。通算成績はJ2で1試合出場、J3で9試合出場。クラブを通じ、「後ろを見ず、下を見ず、前と上を見続ける。ヴェルスパ大分でゴールを決めまくってJ3昇格に導く」とコメントした。
-
17日から全国総体競泳 静岡県勢、自由形に期待
競泳の全国高校総体が17日から4日間、北海道江別市で行われる。静岡県勢は自由形で好記録を持つ選手が多く、活躍が期待される。 ■女子50・鈴木月渚(飛龍) メダル候補の筆頭は女子50メートルの鈴木月渚(飛龍3年)。同種目で1年次に3位、昨年は5位。最後の夏に「てっぺんを取りたい」と気合十分。今季は泳ぐたびに記録を伸ばし、7月末の県選手権で県高校新の自己ベスト25秒70を出した。上り調子で念願の全国女王を狙う。 ■男子50・松田隼人(静岡市立) 男子50メートルの松田隼人(静岡市立3年)もここに来て急成長。193センチの大型スイマーは中学時代無名だったが、今年の県総体、東海総体を
-
⚾秋季高校野球静岡県予選 18日開幕 初戦から強豪対決に注目
秋季高校野球静岡県大会の出場校を決める予選が18日、あしたか、浜松の両球場で開幕する。107校105チームが参加し、裾野・熱海、佐久間・新居が連合で出場する。静岡-常葉大橘、掛川西-浜松工など強豪同士の初戦に注目が集まりそうだ。23日に代表決定戦、26日に敗者復活戦、26、27日に上位決定戦を行う。 県大会出場校は昨秋の37校から3校増えて40校。勝ち上がり戦の上位26校と敗者復活戦に勝った13校に、夏の甲子園出場の浜松開誠館を加えた計40校が、春の選抜大会につながる県大会に臨む。県大会は9月4日に組み合わせ抽選会を行い、9月9日に開幕する。
-
⚾日本ハム 課題は二遊間固定 新人・奈良間(常葉大菊川高出) 定位置つかめるか
日本ハムのルーキー奈良間(常葉大菊川高出)が二遊間で存在感を発揮している。今月2日から11試合連続で先発出場。「まだまだ自分は結果を出さないといけない選手。危機感を持って毎日出ている」とがむしゃらにグラウンドを駆け回っている。 172センチと小柄ながら「全てのボールを打ちにいく気持ち」という思い切りの良いスイングが持ち味。8日には2号ソロを放つなど、打撃で存在感を増す。一方、守りでは新球場の天然芝に手を焼く場面も。「確実にアウトにしていかないとレギュラーとしては出られない」と15日も早出でノックを黙々と受けた。 二遊間の固定は今季の最重要課題だったが、100試合以上を消化してもしっかり定
-
⚽SBS杯国際ユースサッカー 未来のスターを発掘 杉本真子アナ【SBSマイクリレー】
みなさんはじめまして。今年4月に静岡放送(SBS)に入社しました新人アナウンサーの杉本真子です。焼津市出身です。私は体を動かすことがとにかく好きでダンスを10年近く続けていました。 私の家族は清水エスパルスの大ファンで日本平へ足しげく通っています。私自身も静岡サッカーをずっと応援してきました。2014年、清水のJ1残留に向けて、チーム、サポーターが一丸となった川崎戦での村田和哉選手の強烈なゴールが、今も深く印象に残っています。当時の愛読書は「Jリーグ選手名鑑」でした。今も実家の本棚には何年分かの名鑑が並んでいます。 そんな私の入社後、初のサッカーの仕事が今日(17日)から始まるSBSカッ
-
⚽SBS杯国際ユースサッカー 静岡に若き精鋭 あすから激突
2023SBSカップ国際ユースサッカー(日本サッカー協会、静岡県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)が17日に開幕する。コロナ禍で3年ぶりの開催となった昨年に続き今大会も海外チームを招待。韓国、日本の各U-18(18歳以下)代表、U-20(20歳以下)関東大学選抜と、県内の高校生年代選抜チームの静岡ユースが1回戦総当たりで争う。静岡に集結する若き精鋭が意地を懸けた戦いでどのような技術を見せるのか注目だ。 SBSカップは1977年、静岡放送の開局25周年を記念し、日本と韓国の高校親善大会としてスタートした。第5回大会から欧州や南米のクラブを招待。2002年の日韓W杯に合わせ、海外の各国
-
⚾秋季高校野球静岡県大会 18日から予選 組み合わせ様式変更 出場37→40校に
秋季高校野球静岡県大会の出場校を決める予選の組み合わせが15日までに決まった。18日に開幕し、23日に代表決定戦、26日に敗者復活戦が行われる。裾野・熱海、佐久間・新居が連合で出場し、107校105チームが参加する。 ※画像タップで拡大してご覧になれます 今秋から組み合わせ様式が変わり、これまでの東、中、西部の地区ごとの大会から県予選として一体化し、一部の櫓(やぐら)で地区が混在する仕組みとなった。地区ごとの学校数に違いがあるのに対し、県大会出場校数が各地区とも12校というこれまでの仕組みが不均衡だったとして変更された。 これを受けて37校だった県大会出場校は、勝
-
⚽ジュビロ磐田 FW後藤に復調の兆し 町田戦のアシスト「吹っ切れた」
J2磐田のFW後藤啓介(18)=磐田ユース出=が復調の兆しを見せている。前節町田戦で途中出場ながら、DF松原の一矢報いるゴールをアシスト。ここまで22試合に出場し5得点を挙げる高校生ルーキーは6月11日の仙台戦以来ゴールから遠ざかる。「吹っ切れた」という鮮やかなアシストをきっかけに、次節19日の甲府戦での活躍につなげたい。 首位町田との天王山は後半18分からピッチに登場し最前線へ。試合終了間際、ペナルティーエリア付近の中央。高い打点のヘディングで相手に競り勝ち、ゴール前に走り込んだ松原の前に落とした。「何が起きたのか分からなかった」という無我夢中のプレーで相手を追い込んだ。 町田戦では、
-
浅倉(静岡学園高出身、拓大) J2藤枝MYFCの練習参加 今季出場に意欲
J2藤枝に来季加入が内定している静岡学園高出身で拓大のMF浅倉廉(22)が15日、日本サッカー協会の特別指定選手になって初めてチーム練習に参加した。今季中の試合出場が目標で、「ゴールを決めて結果を残したい」と意欲を燃やす。 静岡学園高3年次に全国選手権を制した中心メンバーでテクニックには自信を持つ。「大学とはレベルが違い、周りのプレースピードが速かった」と振り返ったが、ミニゲームで得点を決めるなど初練習から存在感を示した。 狙うポジションはシャドーストライカーで激しいレギュラー争いが待ち受けている。チーム合流は当面1カ月の予定。須藤監督は「高い技術に加え、シュートまで持って行く推進力があ
-
⚾浜松開誠館16強ならず サヨナラで北海に敗れる 全国高校野球選手権
第105回全国高校野球選手権記念大会第9日は14日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦を行い、静岡県代表で初出場の浜松開誠館は北海(南北海道)に2―3でサヨナラ負けを喫し、3回戦進出はならなかった。 ▽2回戦(13時15分、30000人) 浜松開誠館 000100010―2 北 海(南北海道) 000000111x―3 (共同) ▽二塁打 深谷=1回、吉松=2回、本多駿=4回、大石=5回▽残塁 開6北13▽併殺 開1(吉松―鈴木―加藤)今北=3回、北0▽捕逸 大石=1回▽暴投 岡田2=3、4回 ▽審判(球)乗金、四方、野口、土井 ▽試合時間 2時間11分 【評】浜松開誠館は終
-
⚽J3アスルクラロ沼津 相模原に快勝 後半巻き返し3-0 3位に浮上
J3リーグ第22節最終日は13日、各地で4試合が行われ、沼津は3-0で相模原に快勝し、同36で3位に浮上した。愛媛は3-2で鳥取を振り切り、勝ち点43として首位をキープした。鹿児島は長野に1-2で競り負けた。 ②愛鷹(沼津1勝1分け)▽観衆1855人 沼 津 10勝6分け6敗(36) 3(0―0 3―0)0 相模原 3勝8分け11敗(17) ▽得点者【沼】安在(2)ブラウン(6)持井(6) 後半に3得点 ブラウンノア 攻守の核 沼津は序盤に先制しながら逆転負けを喫した前節から一転、後半に3得点を挙げて相模原に快勝した。3試合連続で得点を決めたMF持井は「練習でやってきたことが実った。もっと
-
⚽J2藤枝MYFC 大曽根 全治3カ月 左太もも肉離れ
J2藤枝は14日、MF大曽根広汰が左太ももの肉離れで全治3カ月のけがを負ったと発表した。7月19日の練習中に負傷した。
-
⚽清水エスパルス 鈴木唯人の完全移籍を発表 デンマーク1部へ サッカーJ2
J2清水は13日、U-22(22歳以下)日本代表MF鈴木唯人(21)のデンマーク1部ブレンビーへの完全移籍が決定したと発表した。 神奈川県出身の鈴木は市船橋高(千葉)から2020年に清水に入団。リーグ第2節で先発に抜てきされると、1年目からシーズンを通して試合に絡んだ。2年目の21年には主力に定着し、J1初得点を記録。A代表の候補合宿にも参加した3年目は開幕から2戦連続ゴールを挙げ、前半戦はチームの攻撃の中心として活躍した。J1通算83試合5得点。 今年1月にフランス1部ストラスブールに期限付き移籍し、3試合1得点。移籍期間の満了に伴い7月に清水に復帰し、J2リーグ3試合1得点を記録した
-
⚾浜松開誠館高 初の甲子園で強豪と互角 「野球観180度」改革実る 第105回全国高校野球選手権大会
兵庫県西宮市の甲子園球場で14日に行われた全国高校野球選手権大会で、北海高(南北海道)との2回戦に臨んだ浜松開誠館高。接戦の末サヨナラで敗れたが、初出場にして全国最多40度目出場の強豪と互角に渡り合った。肉体強化、週休2日、自主性の育成-。プロ野球元中日の外野手で、監督として常葉菊川高(現常葉大菊川高)で甲子園準優勝も経験した佐野心監督(56)が「自分の野球観を180度変えた」改革が実った今夏の戦いだった。 昨夏の静岡大会は第1シードながら初戦敗退。力のあるチームをつくっても、なかなか甲子園に結びつかなかった。だが指揮官は「卒業した選手たちが多くの事を教えてくれた」と敗戦を無駄にしなかっ
-
卓球Tリーグ 静岡2勝目
卓球のノジマTリーグは13日、宇都宮市体育館などで男子2試合が行われ、東京が彩たまを3-1で退けて4勝目(1敗)を挙げた。彩たまは4連敗。今季参入の静岡は金沢に3-1で勝って2勝3敗とした。 ▽男子 静岡(7) 3―1 金沢(4) 東京(14) 3―1 彩たま(1)
-
浜名湖ボートなど 荒天の影響で中止
15日に予定されていたびわこ、浜名湖、住之江の各ボートレースは、荒天のため中止となった。最終日はびわこが16日、浜名湖と住之江は17日に変更された。
-
いざ全国大会「正々堂々全力で」 藤枝の中学生、教育長訪問
17日から四国を舞台に開催される全国中学校体育大会に出場する藤枝市内在住の中学生5人が14日、市役所に中村禎教育長を訪ね、抱負を語った。 出場するのは柔道女子個人70キロ級で県大会を優勝した藤枝柔道倶楽部所属の水野那菜さん(青島北中3年)、ソフトテニス男子個人ペアで東海大会を制した近藤伶音さん(静岡大付属島田中2年)と斎藤亘さん(同)、バレーボール男子で東海大会3位に入った男子クラブチーム「藤枝リアン」の馬緤玄さん(青島中2年)と田嶋良成さん(高洲中2年)。 生徒は「自分の試合をして1位を取れるように頑張る」「正々堂々と全力でプレーし、良い成績を残したい」などと一人ずつ意気込みを語った。
-
甲子園立つ先輩「憧れ」 浜松開誠館 近藤投手へ 湖西の少年団声援
兵庫県西宮市の甲子園球場で14日に行われた、全国高校野球選手権大会の浜松開誠館―北海(南北海道)戦。浜松開誠館の近藤愛斗投手が小学生時代に所属した湖西市の新居町野球スポーツ少年団の児童らが同日、同市の柏原公民館に集まって試合をテレビで観戦し、憧れの先輩に声援を送った。 小学生7人とコーチや保護者が固唾(かたず)をのんで試合を見守り、八回裏に近藤投手が登板して満塁のピンチを乗り越えた際には、ひときわ大きな声を上げた。結果は惜敗だったが、甲子園球場の大舞台に立った近藤投手に拍手を送った。 同少年団主将で新居小6年の西里凜皇君(11)は「打撃もピッチングも迫力があって勉強になった」と刺激を得
-
浜松開誠館、2回戦敗退 高校野球選手権記念大会
第105回全国高校野球選手権記念大会第9日は14日、2回戦を行い、静岡県代表の浜松開誠館は北海(南北海道)に2-3で惜敗した。
-
⚾浜松開誠館、2回戦始まる 広崎漣が先発 全国高校野球選手権
第105回全国高校野球選手権記念大会第9日は14日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦を行い、静岡県代表の浜松開誠館と北海(南北海道)による第3試合が始まった。浜松開誠館は広崎漣が先発。 先攻、浜松開誠館 ⑧深谷 ①広崎 ②新妻 ⑨本多駿 ⑥吉松 ⑦本多優 ③加藤 ④鈴木 ⑤大迫 後攻、北海 ⑧片岡 ⑥谷川 ③熊谷 ④今北 ⑤関 ⑦長谷川 ⑨宮下 ①岡田 ②大石 ※結果詳細はトップページの「高校野球特設ページ」からご確認ください。 ▶高校野球しずおか 特設ページ イニング速報/日程・結果/トーナメント表/関連記事
-
⚾浜松開誠館いざ2回戦 本多駿が復調の快音 全国高校野球選手権
第105回全国高校野球選手権記念大会で初戦を突破した静岡県代表の浜松開誠館は大会第9日の14日、2回戦で北海(南北海道)と対戦する。試合を翌日に控えた13日午後、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場で2時間の練習を行った。メニューや時間は主将の吉松が決め、選手間で声をかけ合いながら練習を進めた。 初戦で無安打だった本多駿が調子を上げている。シート打撃で1打席目に一、二塁間を鋭く破ると、2打席目は右中間へフェンス直撃の三塁打を放った。 外から巻き込み気味のスイング軌道になり、ボール球にも手を出してしまった初戦の内容を反省。センター返しを心がけ、打てる球をスイングする意識を持ったことで本来の当た
-
⚽藤枝MYFC 最後までゴール遠く 大分に0―1 サッカーJ2第30節
明治安田J2リーグは12日、各地で第30節の6試合が行われ、藤枝は大分に0─1で敗れた。 ②レゾド(大分2勝)▽観衆11021人 大分 14勝7分け9敗(49) 1(1―0 0―0)0 藤枝 10勝7分け13敗(37) ▽得点者【分】鮎川(1) 新戦力、流れ変えられず 藤枝は新戦力を試しながら6戦ぶり勝利を狙ったが最後までゴールが遠く、敵地で大分に0―1で惜敗した。 互いに同じ陣形を敷くミラーゲームで、攻撃の組み立ての精度が勝負を分けた。前半からDFラインで余裕を持ってボールを回し機を見て縦に速いパスを入れる大分に対し、失点は33分、無理なバックパスから自分たちでバランスを崩した。
-
⚽清水エスパルス 終盤の先制点で山口下す サッカーJ2第30節
明治安田J2リーグは12日、各地で第30節の6試合が行われ、清水は山口に1─0で勝利した。 ②アイスタ(清水2勝)▽観衆14386人 清水 14勝10分け6敗(52) 1(0―0 1―0)0 山口 7勝11分け12敗(32) ▽得点者【清】カルリーニョス(11) 【評】清水は終盤に挙げた先制点を守り、山口を下した。 序盤から好機をつくったが、ゴール前で崩しきれない場面が目立った。後半もあと一押しの展開が続いたが、34分に乾のスルーパスを起点にカルリーニョスが仕留めた。 相手に反撃を許す機会は限られたが、ピンチはあった。前半40分に味方のパスミスから招いた場面は鈴木義が体を張りブロッ
-
⚽ジュビロ磐田 首位町田に競り負け PK2失点 サッカーJ2第30節
明治安田J2リーグは12日、各地で第30節の6試合が行われ、磐田は首位の町田に1─2で敗れた。 ②Gスタ(町田1勝1分け)▽観衆11918人 町田 19勝6分け4敗(63) 2(1―0 1―1)1 磐田 15勝9分け6敗(54) ▽得点者【町】エリキ(17)藤尾(4)【磐】松原(5) 【評】磐田は町田にPKで2失点して、競り負けた。 序盤から相手の圧力に押されたが、カウンターで好機を狙った。前半14分には速攻から最後は古川が詰めたが、決められなかった。前半終了間際には相手にPKを与えて先制点を許した。 後半も相手の猛攻に耐えきれず再びPKを献上して11分に追加点を奪われた。終盤は選
-
⚽サッカー 少年男女、全国切符 男子は52大会連続 国体東海ブロック大会
鹿児島国体の出場権を争う国体東海ブロック大会は12日、三重県鈴鹿市の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿でサッカーを行い、静岡県は少年男子がPK戦の末に愛知との第1代表決定戦を制し、52大会連続(出場権を得ながらコロナ禍で本大会が中止された2021年大会を除く)で本大会出場を決めた。 昨年の栃木国体で準優勝した少年女子も2-0で愛知を下し、第1代表に決定。出場1枠を争う成年男子は1-0で三重に競り勝ち、13日の決勝に進んだ。 ▽少年男子第1代表決定戦 静岡 1―1 愛知 (PK7―6) ▽少年女子第1代表決定戦 静岡 2―0 愛知 少年男子 GK宮崎 〝神セーブ〟 決定機阻止 PK5人止め
-
⚾浜松開誠館、北海との次戦「初回から集中」 フリー打撃で快音
第105回全国高校野球選手権記念大会で10日に初戦を突破した浜松開誠館は12日午後、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で2時間の練習に臨んだ。試合翌日の11日を休養日に当てた開誠館ナインはリラックスした表情で球場に入った。 2回戦で対戦する北海(南北海道)は140キロ台後半の直球を武器とする岡田、熊谷の両右腕を擁する。各打者は初戦と同様に「初回の攻撃から集中」と口をそろえ、フリー打撃では右投手を相手にコンパクトなスイングで快音を響かせた。 初戦3安打の吉松はボールの軌道に対して並行にバットを出す意識を持ったことで復調。「いい感じ。初戦は先制されたので次は最初からガンガンいきたい」と意欲を
-
車いすツインバスケ 磐田で大会 静岡バリアーズら4チーム熱戦
第19回磐田市長杯車いすツインバスケットボール大会(NPO法人磐田市スポーツ協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が12日、同市上新屋のアミューズ豊田で開かれた。静岡県勢の静岡バリアーズをはじめ東海、関東の4チームが出場し、熱戦を繰り広げた。 車いすツインバスケは、上肢にも障害がある人も一緒にプレーできるよう、通常のゴール(高さ3・05メートル)に加え、1・2メートルのゴールをフリースローサークルの真ん中に設置。障害の程度によって狙うゴールが変わる。 大会では、10代から60代までの男女がプレーし、鋭いターンを見せたり、車いす同士が激しくぶつかり合ったりするなど、迫力のある試合を展開した。
-
17日から水泳 静岡県勢29種目に158人 全国高校総体
全国高校総体水泳は17~20日、北海道江別市などで競泳、飛び込み、水球を行う。静岡県勢は競泳の男女27種目に155人、飛び込みの女子2種目に3人が出場する。 50メートル自由形は女子の鈴木月渚(飛龍)、男子の松田隼人(静岡市立)が頂点を狙う。男子400メートル、1500メートル自由形の大木優瑠(飛龍)と、女子400メートル、800メートル自由形の高遥香(城南静岡)にはともに2冠の期待がかかる。 出場選手は次の通り。 ◇…競 泳…◇ 【男子】50メートル自由形 花村優輝(三島北)松田隼人(静岡市立)▽100メートル自由形 松田隼人(静岡市立)増田莉蔵(浜
-
⚾竹村竜輝投手 応援リーダー「後押しを」【浜松開誠館の夏 2023】
「選手としてチームの力にはなれなかった。でもメンバーを少しでも後押ししたい」。その思いで竹村竜輝投手(3年)は自ら応援リーダーに名乗り出た。 野球は中学で終えようと考えていた時、浜野コーチから誘いを受け、大阪から浜松開誠館へ進学した。しかし1年秋にフォームを崩し、制球難に陥った。「何をやってもうまくいかなくて。何度もやめたいと思った」 ただ、「途中で投げ出すことの方が許せない」と最後まで歯を食いしばった。自分なりにやり切った3年間を今は誇りに思う。 グラウンドでは打撃投手も務める。初戦、何百球と投げてきた野手が結果を出してくれてうれしかった。「普段通り、はつらつと明るくプレーしてほしい
-
⚽J2清水エスパルス 鈴木唯人が合意 デンマーク移籍 1部ブレンビー
J2清水のMF鈴木唯人(21)が、デンマーク1部のブレンビーへの完全移籍で合意した。12日にブレンビーなどが発表した。契約期間は4年という。 パリ五輪出場を目指すU-22(22歳以下)日本代表の中心として期待されるアタッカーで、今年1月からストラスブール(フランス)でプレー。移籍期間満了に伴って7月に清水へ復帰していた。
-
卓球Tリーグ 静岡が初勝利
卓球のノジマTリーグは12日、東京都江戸川区総合文化センターなどで行われ、男子で今季参入の静岡が彩たまを3-1で破り、初勝利を挙げた。東京は琉球に3-2で勝って3勝目、琉球は初黒星を喫した。岡山は金沢に3-2で2勝目を挙げた。 女子は神奈川がトップ名古屋を3-1で下し、開幕3連勝とした。 ▽男子 東京(11) 3―2 琉球(13) 静岡(4) 3―1 彩たま(1) 岡山(6) 3―2 金沢(4) ▽女子 神奈川(10) 3―1 トップ名古屋(5)
-
J2リーグ(大分 1-0 藤枝)=藤枝MYFC ゴール遠く惜敗 不用意に失点 流れ変えられず
②レゾド(大分2勝)▽観衆11021人 大分 14勝7分け9敗(49) 1(1―0 0―0)0 藤枝 10勝7分け13敗(37) ▽得点者【分】鮎川(1) (共同) 藤枝は新戦力を試しながら6戦ぶり勝利を狙ったが最後までゴールが遠く、敵地で大分に0-1で惜敗した。 互いに同じ陣形を敷くミラーゲームで、攻撃の組み立ての精度が勝負を分けた。前半からDFラインで余裕を持ってボールを回し機を見て縦に速いパスを入れる大分に対し、失点は33分、無理なバックパスから自分たちでバランスを崩した。 その後は守備ラインを少し下げ全体をコンパクトに保つと、MF横山、WB榎本を軸に攻撃の時間ができた。
-
競歩 山西(静岡西豊田小出) 世陸3連覇へ慢心なし 五輪前哨戦、最強目指す
日本勢初の2連覇を達成しても、慢心は一切ない。世界選手権(19日開幕・ブダペスト)で男子20キロ競歩3連覇の偉業が懸かる山西利和(愛知製鋼、静岡西豊田小出)は「これまでどういう成績を残していようが、勝負するのは今の僕と今の相手。過去は関係なく、スタートラインに立つ」と闘志を燃やす。 前回2位の池田向希(旭化成、浜松日体高出)に加え、海外勢にも強敵は多い。周囲の警戒は年々増すばかりだが「マークされる前提で、そのマークをどうかいくぐるか。受けて立てるだけの力をつけておくことが一番大事」と言う。冬場から地道な基礎練習を重視。あらゆる局面に対処できるだけの総合力の上積みを図ってきた。 2021年
-
悲願達成ならず8位 エスパルスドリームレーシング 鈴鹿8耐 静岡市
静岡市清水区のレーシングライダー生形秀之さん(46)が代表を務める「エスパルスドリームレーシング・ITEC」は三重県でこのほど行われた国内最高峰のオートバイレース、鈴鹿8時間耐久ロードレースで8位に終わり、初の表彰台を今年も逃した。 計50チームで争った大会は、予選でライダー1人が負傷。浜松市浜北区出身の渥美心(27)、ドイツ出身のマーセル・シュロッター(28)の2選手で臨むことになった決勝は途中まで3位につけていたが、最後に力尽きた。5度目の参戦での悲願達成はならなかったが、生形さんは「これが実力だと認識して再チャレンジしたい」と1年後の挑戦を見据えた。
-
⚽清水エスパルス 弱点突き3連勝狙う 12日山口戦【見どころ】
12日にホームで18位山口を迎え撃つ。前節で東京Vとの大勝負を制し、今季最高の3位に浮上。今節で先月以来の3連勝を狙う。 連勝はできているものの、直近3試合はいずれも1得点止まり。自慢の攻撃力を発揮するため、今週の練習では相手守備網の背後を突く狙いをあらためてチームで共有した。山口は最終ラインを高く設定した戦い方が想定され、秋葉監督は「突くべき弱点ははっきりしている」と語る。 MF鈴木唯が海外クラブへの移籍のためチームを離脱。前節で鈴木唯が務めた中盤のトップ下にはけがから復帰のMF乾が入りそうだ。「相手の裏に良いパスを送れるかどうか」と自身の役割を見据える。
-
⚽ジュビロ磐田 優勝争い左右の大一番 12日町田戦【見どころ】
12日に敵地で首位町田と対戦する。前節仙台に快勝し11戦負けなしの2位磐田と1試合少ない町田の勝ち点差は6。ともに3連勝を目指すチーム同士の対戦を制して、少しでも首位に迫りたい。優勝争いを左右する大一番になりそうだ。 4月の前回対戦は先制されたが、追い付き引き分け。町田の前線はJ2得点首位のエリキら強力なタレントをそろえる。守備強度も高い相手に対し横内監督は「勇気を持ってボールを動かす」と強調する。前節負傷交代したMF上原の出場が微妙なだけに、代役に懸かる期待は大きい。 前節2ゴール1アシストと大暴れしたMF松本は「球際で負けない。気負わず積極的なプレーをしたい」と意気込む。
-
⚽藤枝MYFC PO圏へ新戦力を試す 12日大分戦【見どころ】
12日アウェー大分戦は新加入の5選手全員がベンチに入りそう。ここ5戦勝ちなしで12位。先発は前節山形戦が基本とみるが、新戦力を試しながら7位の相手を倒し、プレーオフ圏を目指したい。 超攻撃的戦いを貫くが、チームも選手個人も結果がほしい。移籍後初出場した前節でシュート0だった中川風が「ボールを受けて前向く回数を増やし、決定的な仕事をしたい」と決意を示せば、加入したてのレオナルドも「ハードワークでチームに尽くす」と誓う。 山形戦の後半で選手交代から連動性を失った守備プレスは修正済み。DF山田は「新しい選手と連係を深めながら、個々が成長しないと上位にいけない」とチームを鼓舞する。
-
⚽逆転信じ声援最後まで サッカー女子W杯日本惜敗 アカデミー福島支えた裾野の応援団
「頑張る姿に勇気をもらった」。健闘及ばず敗れた“ファミリー”に最後までエールを送った。11日、サッカー女子ワールドカップ(W杯)準々決勝を見届けた裾野市の住民応援団。テレビ越しに強豪スウェーデンと接戦を演じた選手らの健闘をたたえた。 同市に拠点があり、「なでしこジャパン」に選手を輩出しているJFAアカデミー福島女子の住民応援団「サポートファミリー富岡会」が、富岡地区コミュニティーセンターでパブリックビューイング(PV)を開いた。来春、クラブが福島県に拠点を戻すのを機に解散するため、W杯は応援団にとって最後の大舞台。約20人が駆け付け、会場には同クラブ出身の遠藤純選手
-
全国高校総体 登山女子で富士、3度目頂点 男子は沼津東3位
全国高校総体(インターハイ)は11日、北海道で行われ、静岡県勢は登山女子の富士が4年ぶり3度目の優勝を飾った。大友萌々佳、置田百香、松村陽菜、山田純伶の4人で100点満点中99・5点をマークし、2位千葉東と0・1点差で頂点に立った。男子で初出場の沼津東は3位だった。 4人一丸“満点”踏破 北海道の山々を力強く歩き回った。100点満点の減点方式で争う登山で、女子の富士が失ったのは初日の筆記の0・5点だけ。その後の3日間は十勝岳、黒岳、旭岳を4人一丸で“満点”踏破した。「筆記の減点で厳しいかと思ったが、あきらめず取り組んでくれた」と諸戸監督。4
-
袋井で企業対抗ゴルフ大会 コヤマ・ミライエ(富士)団体初V
静岡県内に事業所を置く企業・団体が競う「チャブ保険カップ第6回県企業対抗ゴルフ大会」(静岡新聞社・静岡放送、県ゴルフ連盟主催)が11日、袋井市の葛城ゴルフ倶楽部で開かれた。過去最多の40チーム、約160人が出場し、団体戦はコヤマ・ミライエ(富士市)が初優勝した。個人戦は唯一のアンダーパーだった同社の長塚忠士さんが制した。 団体戦は4人1組で18ホールを回り、チーム内の上位3人の合計スコアで順位を決めた。コヤマ・ミライエは合計スコア232だった。メンバーの1人として出場した小山武社長は「ゴルフを通じていろいろな企業と交流できてよかった。来年もチャレンジしたい」と語った。長塚さんは「数ある企業
-
⚾浜松開誠館 甲子園1勝!静岡県勢5年ぶり白星 新妻逆転パワー弾 全国高校野球選手権大会
全国高校野球選手権大会第5日は10日、甲子園球場で3試合が行われ、初出場の浜松開誠館は東海大熊本星翔を5―2で破り、1回戦を突破した。 【評】浜松開誠館が中盤に逆転し、東海大熊本星翔を下した。 浜松開誠館は初回の守備で、先頭百崎の二塁打に失策が絡んで先制を許し、二回にも3連打で1点を失った。2点を追う三回、死球で出塁した近藤を三塁に置き、広崎が右翼線へ適時二塁打を放って1点を返し、五回には2死一塁で新妻が左翼席に2点本塁打を放ち逆転した。八回には深谷の2点適時打が飛び出した。 先発近藤は序盤に2点を失ったが、その後は立ち直り、要所を締めた。七回2死一、三塁のピンチに救援した広崎は1球
-
バレーボール 女子・掛川大須賀が初優勝 富士宮四、男子準V 東海中学総体
東海中学総体は10日、バレーボールなどを行った。バレーボールは女子で静岡県王者の掛川大須賀が県総体に続いて初優勝を果たした。男子は県3位の富士宮四が準優勝、県2位の藤枝リアンが代表決定戦で県王者の浜松修学舎を破り、全国中学校体育大会(全中)への出場を決めた。 攻撃力生かし圧倒 掛川大須賀 バレーボール女子は県総体を初制覇した掛川大須賀が東海の頂点に駆け上がり、3月の東海新人との2冠を達成した。決勝は持ち味の攻撃力を生かし、笠松(岐阜)にストレート勝利を収めた。 力のあるスパイカーがそろう「3枚エース」が強み。中でも第1セットで躍動したのは167センチのサウスポー清水だ。「思い切り打って
-
⚾浜松開誠館、初戦突破 静岡県勢5年ぶり 全国高校野球選手権
第105回全国高校野球選手権記念大会第5日は10日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦を行い、静岡県代表で初出場の浜松開誠館は東海大熊本星翔に5-2で逆転勝ちした。静岡県勢の夏の甲子園での勝利は、2018年の常葉大菊川以来5年ぶりで令和になって初。 浜松開誠館は1点を追う五回、2死一塁の場面で4番新妻恭介が左翼スタンドに逆転の2点本塁打を放った。八回には深谷哲平の2点適時打で突き放した。守っては近藤愛斗[まなと]-広崎漣の継投で相手の反撃を封じた。 2回戦は大会第9日(14日)の第3試合(午後1時10分開始予定)で、北海(南北海道)と対戦する。 ※結果詳細はトップページの「高校野球特設ペ
-
⚽J3アスルクラロ沼津の川前、イトゥアーノFC横浜へ
J3沼津は10日、DF川前陽斗(21)が2024年1月31日まで、イトゥアーノFC横浜(神奈川県1部リーグ)に育成型期限付き移籍すると発表した。
-
⚽清水エスパルス・主将鈴木義宜「闘将」体現 さあ終盤戦「J1復帰」背負いチームけん引【しずスポ】
J2清水のDF鈴木義宜(30)が、1年でのJ1復帰に向けて勝負の終盤戦を迎えたチームを引っ張っている。加入3年目の今季、単独で主将に就任。「より多くの試合で勝つために、できることは全てやりたいし、皆の支えに僕自身がなりたい」。人一倍の責任感を背負い、大役を担う。 言葉よりも、背中で示すリーダーだ。守備の要として黙々と体を張り、ゴールを守る。むろん、必要な場面では声を張り上げて味方を鼓舞する。普段の練習の中では、合流間もない選手のそばにそっと身を置くような気遣いも見せる。 念頭にあるのは、ベテランとしての振る舞い。「若手の目標や指針となれる存在であり続けたい」という思いが、自身を貫く。練習
-
⚽J2ジュビロ磐田 絶対的ストライカー不在も 総得点リーグ首位タイ “日替わりヒーロー”誕生
J2磐田は6日の仙台戦で4ゴールを挙げ総得点53点と清水に追い付きリーグトップに並んだ。得点者が分散し、シーズンの3分の2を超える29試合を終え、一人で2桁ゴールはいない。得点ランキング上位は他に独占されているが、チームを挙げてゴールを奪う姿勢が自動昇格圏の2位と好循環を生んでいる。 今季磐田の得点者はチームトップの8点を挙げるFWジャーメインを筆頭に、6点のMFドゥドゥ、金子、松本、5点はMF上原、FW後藤。DF松原も4点を奪うなど分散傾向で“日替わりヒーロー”が誕生する。6、7月の過密日程で試合ごとに選手を総入れ替えしたこともあり、リーグ戦に出場した29人のうち
-
藤枝市役所サッカー部 全国自治体、史上初V7 最多34回目を報告
藤枝市役所サッカー部が、茨城県ひたちなか市で開催された第49回全国自治体職員サッカー選手権大会(4~9日)で大会史上初の7連覇と史上最多34回目の優勝を果たした。報告会が10日、市役所で開かれ、市職員らが快挙をたたえた。 サッカー部を代表し、五十川訓久部長(病院総務課)は「大会を知る中堅、ベテラン選手と新人を含む初出場の選手が融合してチームが一つになった成果」と振り返った。市制施行70周年と蹴球都市としての歩みが100周年を迎える来年を見据え、「8連覇に挑戦する。気を引き締めて成長していきたい」と語った。 安藤寛和主将(クリーンセンター推進課)が、職員と藤枝MYFCの鎌田昌治会長から花束
-
⚽アカデミー福島支えた裾野の住民団体解散へ サッカー女子W杯準々決勝へ関係者エール「夢追う選手応援これからも」
裾野市を拠点とし、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の選手も輩出しているクラブ「JFAアカデミー福島女子」の住民応援団が、同市内で活動している。2016年から支えてきたが、来春クラブが本来の拠点の福島県に戻るのを機に、活動を終える。ワールドカップ(W杯)は応援団にとって解散前の最後の大舞台。「寂しいが、応援は一生続ける」と関係者。11日の準々決勝に臨むなでしこの勇姿を見守る。 応援団は「サポートファミリー富岡会」。「夢に向かって頑張る選手たちを応援したい」と、住民有志が集まった。 「親元を離れてサッカーに打ち込む選手の心のよりどころになりたい」。古田多津彦会長(75)は発足の経緯を
-
⚽元日本代表の川又「結果で返す」 J3アスルクラロ沼津に新加入
J3沼津に新加入した元日本代表FW川又堅碁が9日、沼津市のセレステグラウンドで行った練習後、「チームに感謝の気持ちでいっぱい。結果で返したい」と胸中を明かした。1月の右足首手術を乗り越えての加入。術後の回復は順調で、チームの上位進出に貢献すると誓った。 川又は2015年に日本代表に初選出された。17年から3年間、磐田でプレー。20年に移籍した千葉を1月に退団し、3日に沼津入りした。 リハビリを続けてきた足の調子は「かなりよくなっている」と川又。中山雅史監督は「積極的に声を出してくれて、チームのカンフル剤的存在。自分を高めてほしい」と期待する。 背番号は磐田時代と同じ20。「同じくらい活
-
⚽清水エスパルス MF鈴木唯人「インパクト必要」 海外移籍向け、最後の練習
デンマーク1部ブレンビーへの完全移籍が決定的となっているJ2清水のMF鈴木唯人(21)が9日、正式契約の手続きのためにチームを離脱するのを前に、最後の練習に参加した。フランス1部ストラスブールに続く2度目の海外挑戦が近づき、「インパクトを残さないと」と決意を口にした。 フランスでは「環境が変わることで自分自身が成長できると感じた」という半年間を過ごした。さらなる飛躍へ、「練習から自分がどういう選手か見せていかないといけない」と新天地でのレギュラー争いを見据える。 U-22(22歳以下)日本代表の10番を背負い、来年にはパリ五輪も控える。「次のチームに行って全てが成功ではない。少しでも早く
-
⚽静岡学園GK中村、FW神田を選出 U―18日本代表決定 SBSカップ国際ユースサッカー
17日に開幕するSBSカップ国際ユースサッカー(日本サッカー協会、静岡県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に出場するU-18(18歳以下)日本代表18人が9日、決まった。 県勢はGK中村圭佑とFW神田奏真(いずれも静岡学園高)が選ばれた。日本は17日にU-18韓国代表、18日に静岡ユース、20日にU-18パラグアイ代表と対戦する。 その他のメンバーは次の通り。 GK 小林将天(FC東京ユース)▽DF 桒原陸人(明大)池田春汰(横浜Mユース)尾崎凱琉(大阪桐蔭高)梅木怜(帝京高)喜多壱也(京都ユース)中光叶多(広島ユース)▽MF 大関友翔(川崎ユース)安斎悠人(尚志高)松田悠世(桐
-
⚽J3アスルクラロ沼津 持井選手「3試合連続得点へ」 13日ホームで相模原戦
サッカーJ3アスルクラロ沼津は13日、20位のSC相模原とホームの愛鷹広域公園多目的競技場で対戦する。順位は5位と上位を維持するが、前節では、序盤押し気味に進めながらも勝利に結び付けることができなかった。前々節から2試合連続で先制点を決めたMF持井響太選手は「守備からどうやって攻撃につなげるかが課題。3試合連続得点を目指す」と意気込む。 前節の福島ユナイテッドFC戦は、前半5分に持井選手が先制するも、チャンスを生かし切れずに2点を奪われ、逆転負けを喫した。中山雅史監督は「立ち上がりは良いが中盤からボールを保持できなかった。チャンスをものにしていければ」と振り返る。 9日に行われた練習では
-
⚾古内蓮人投手 強力打線支える打撃投手【浜松開誠館の夏 2023】
古内蓮人投手(3年)はこの夏、打撃投手として、メンバーのために連日腕を振り続けている。 奈良県出身。高校入学当初は直球が120キロに満たなかった。だが地道なウエートトレーニングと練習後の入念なストレッチを欠かさず、最速は134キロまで伸びた。こつこつと努力を重ね、2年秋の西部地区大会ではベンチ入りを果たした。 入学時の自身の立ち位置を「底辺の投手」と表現するが、最後の静岡大会でもメンバー争いに食い下がった。「諦めずに頑張れたし成長もできた。やり切ったので悔いはない」 各打者の打ちやすいコースへ投げる制球力に定評があり、仲間から指名を受けることも多い。「うちのチームは打ち負けない。勝って
-
天野(藤枝広幡バドキッズ)3位、全国へ 東海中学総体・バドミントン
東海中学総体は9日、バドミントンなどを行った。バドミントンは男女個人戦を実施し、女子シングルスは天野祐希(藤枝広幡バドキッズ)が3位で全国大会に進んだ。男子はダブルスが山下陸翔、瑛翔組(富士中央BC)、シングルスは勝又悠翔(御殿場高根)が準々決勝で敗退した。 前回大会の雪辱 女子シングルスは天野(藤枝広幡バドキッズ)が、全国出場を懸けた一戦で因縁のライバルにストレート勝ちし、雪辱を果たした。「今までやってきたことを発揮して戦えた」と勝利をかみしめた。 3位決定戦で対戦したのは、くしくも前回大会も3位決定戦で当たり、ストレート負けした相手。「我慢強く、泥くさく戦おう」とコートに立った。
-
⚽J2清水エスパルス 新設コーチに元京都監督の中田氏
J2清水は9日、新設のプレーヤーデベロップメントコーチに元京都監督の中田一三氏(50)が就任したと発表した。 三重県出身の中田氏は現役時代、DFとして横浜フリューゲルスや福岡など計6クラブに所属してプレー。その後は指導者の道を進み、2019年には当時J2の京都を1季率いた。 大熊清ゼネラルマネジャー(GM)によると、選手個々の能力を高めることに重きを置いた指導を役割としていくという。
-
⚽高校総体サッカーV 藤枝順心・赤塚さん「諦めずプレー」 磐田市長に報告
7月の全国高校総体で2度目の優勝を果たした藤枝順心高女子サッカー部3年のMF赤塚花風さん(17)=磐田市明ケ島=が9日、磐田市役所を訪れ、草地博昭市長らに結果を報告した。 同部の優勝は7年ぶり。赤塚さんは途中交代も含めて全4試合出場し、優勝に貢献した。赤塚さんは「1、2年生の時は、けがで練習に参加できない時期があり精神的に苦しかった。昨年の選手権で全国優勝し、自分もピッチに立ちたいと思った」と振り返り、「自分自身、今大会が初めての全国だった。リードされた苦しい展開でも、諦めずにプレーできた」と語った。 9月は、高校総体とクラブユースそれぞれの優勝チームが出場し日本一を決める大会「ファイナ
-
⚽岳南の赤星が引退 代表取締役GMに サッカー東海社会人2部
東海社会人サッカーリーグ2部「岳南Fモスペリオ」は9日、J1浦和などに所属した赤星貴文(37)=富士市出身、藤枝東高出=が今季で現役を引退し、来季にクラブ代表取締役GMに就任すると公式サイトで発表した。 赤星は2005年に浦和に入団し、Jリーグでプレーした後はポーランドやタイなど7カ国を渡り歩いた。2021年に一度引退を決めたが、同クラブからのオファーを受けて選手兼営業スタッフとして活動している。 「もう一度地元でプレーしている姿を見せられたうれしさ、機会を与えてくれたクラブに感謝でいっぱい。残りの試合も全力で戦い、その後は代表取締役GMとして全力で戦っていく」とコメントした。
-
静岡マラソン5年ぶり開催へ 24年3月10日、実行委発表
静岡マラソン実行委員会(委員長・岸田裕之静岡商工会議所会頭)は9日、市役所静岡庁舎で記者会見を開き、5年ぶりとなる静岡マラソンを2024年3月10日に開催すると発表した。フルマラソン(42・195キロ)とファンラン(11・6キロ)の2種目を実施し、10月5日からエントリーを開始する。先着順。 フルマラソンは定員1万2千人で、制限時間は5時間半。静岡市葵区の市役所静岡庁舎前をスタートし、北街道や駿河湾沿いの国道150号を通過してJR清水駅東口のゴールを目指す。参加料は1万5千円。ファンランは定員1200人で、参加料は4千円。 エントリーはインターネットサイト「ランネット」で受け付ける。ファ
-
⚽アカデミー福島からチーム同行 谷川、古賀 刺激受ける サッカー女子W杯
トレーニングパートナーとして同行している18歳の谷川と17歳の古賀(ともにJFAアカデミー福島)は、チームの一体感に大きな刺激を受けている。173センチの長身DF古賀は「勝つために細かいところまでコミュニケーションを取っているのが印象的で、すごい」と感嘆した。 池田監督や代表メンバーは、2人を含めた25人で戦っていると強調してきた。正確なキックが武器のMF谷川は「4年後のW杯では、中心選手になって優勝できるようになりたい」と目標を口にした。
-
静岡県下都市対抗軟式野球大会 出場41チーム出そろう
第69回静岡県下都市対抗軟式野球大会(県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)が26日、細江総合グラウンド野球場などで開幕する。前年より8チーム多い41チームが出場する。決勝は9月3日、浜松球場で行う予定。 静岡県が会場となる来年の天皇杯全日本軟式野球大会を控え、県野球連盟の強化の一環として、推薦8チームを加えた41チームがエントリーする。未定だった藤枝支部代表はファンキースに決まった。 大会は例年より1日多い、4日間で行われる。8月26日に1回戦、27日に2回戦、9月2日に3回戦と準々決勝、3日に準決勝と決勝を行う。
-
努力、汗は裏切らない【ペナルティ・ヒデ FooTALK!/番外編】
夏休みに入り、全国総体や全国クラブユース選手権など高校年代の大会が行われています。僕も市船橋高(千葉)2年時にレギュラーとして全国総体優勝を経験しました。 感じたのは「努力、汗は裏切らない」ということ。冬の全国選手権では清水商(現清水桜が丘)高に決勝で敗れてしまいましたが、あの時は負ける気がしなかった。夏の暑い中、最後まで戦い抜いた結果が自信を生んだのだと思います。ただ、冬に負けたことで過信にもならなかったですね。 たまたま僕はちゃんとその年に花開いたけれど、努力が成果としてすぐに出ない時も多いと思います。でも決して無駄じゃない。花は必ずどこかで咲くので。それがサッカーでなくても仕事であ
-
⚾浜松開誠館 吉松主将「初回から攻める」 10日甲子園初戦
大会第5日の10日に東海大熊本星翔との初戦に臨む浜松開誠館は9日午前、兵庫県尼崎市のベイコム野球場で2時間の練習を行った。シートノックや試合形式の守備練習、フリー打撃に取り組み、初戦へ士気を高めた。 フリー打撃では新妻や本多駿が柵越えを連発するなど、各打者が鋭い打球を飛ばし、調子の良さをうかがわせた。主将の吉松は「順調に調整できて、自信を持って試合に臨める」と充実した表情。6試合全てで先制した静岡大会同様に「甲子園だからと様子を見ることなく、初回からどんどん攻めたい」と意欲を口にした。 エース近藤はブルペンで30球程度の投球練習を実施。捕手の新妻と球質を確認しながら投げ込み「良い感じ」と
-
⚽藤枝MYFCが積極補強 PO圏へ本気、5人加入で競争激化
プレーオフ圏(6位以内)を目指す本気度を示し、J2で12位の藤枝がシーズン途中の移籍期間に積極補強を敢行した。「競争力を上げれば、チーム力が上がり、勝つ確率も上がる」。須藤監督はリーグ戦終盤に向け、手綱を引き締める。 J2日本人得点王のFW渡辺とアシスト王のMF久保のJ1移籍を受け、獲得したのは5選手。先週にJ3今治のFW中川風とJ1札幌のMF田中が加入したのに続き、今週からJ1名古屋のFWレオナルド、J2磐田のDF中川創、J3FC大阪のMF西矢を加えた。人数だけだと計算が合わない気がするが、MFの杉田主将、河上、大曽根がけがで長期離脱中でポイントを押さえた補強。徳田航介社長は「夏場ではク
-
東海中学総体サッカー 浜松開誠館5発 快勝V 静岡学園は3位で全国切符
東海中学総体は8日、サッカーなどを行った。サッカーの決勝は、県2位の浜松開誠館が5-0で帝京大可児(岐阜)に快勝し、2大会ぶりの優勝を果たした。準決勝で帝京大可児に敗れた県優勝の静岡学園は3位で、全国大会出場決定戦で安城北(愛知)を2-0で下した。県勢2チームは全国大会へ出場する。 バスケットボール男子は浜松開誠館が準優勝、女子は沼津市立高中等部が3位で全国大会へ駒を進めた。 サッカー ▽1回戦 浜松開誠館 1―0 西朝明(三重) 静岡学園 6―0 安城西(愛知) ▽準決勝 浜松開誠館 9―0 安城北(愛知) 帝京大可児(岐阜) 2―0 静岡学園 ▽決勝 浜松開誠館 5―0 帝京大可児
-
⚽J3アスルクラロ沼津「ラブライブ!」ユニホーム販売 伝統の「沼津垣」表現 10日から
サッカーJ3アスルクラロ沼津は10日午後6時から、沼津市が舞台のアニメ「ラブライブ!サンシャイン‼」とのコラボレーションユニホームの受注販売を始める。18日まで。 昨年に続き、2度目のコラボユニホーム。駿河湾からの強い西風と砂を防ぐために、江戸時代に盛んに作られた地域伝統の竹垣「沼津垣」の編み込みを、アニメに登場するアイドルグループ「Aqours(アクア)」のメンバーカラーで表現した。ボディーカラーは駿河湾や沼津茶をイメージしている。 鎖骨部分に「Aqours(アクア)」のロゴを入れたほか、背中に登場人物9人の名前と番号を入れたデザインも用意した。 11月5日と19日のホーム戦2試合で
-
⚾開誠館・エース近藤「自分が先発したい」 10日初戦の全国高校野球
大会第5日の10日に東海大熊本星翔との初戦に臨む浜松開誠館は8日午前、兵庫県尼崎市のベイコム野球場で2時間の練習を行った。野手はシートノックやシート打撃、フリー打撃に取り組み、投手はトレーニング主体のメニューで調整した。 エース近藤はブルペンには入らず、軽めのキャッチボールと体幹などのトレーニングで汗を流した。大阪入り後、順調に状態を上げていて、制球を安定させるために投球フォームを微調整しながら試合に備えている。初戦は「自分が先発をしたい」と意欲を示した。 バッテリーは相手の1番百崎、2番川道を警戒。捕手の新妻は初回の守備を重視し、「良い打者なので投げミスなく攻めようと話している。抑えら
-
⚽清水エスパルス、鈴木唯人チーム離脱へ 海外クラブへの移籍準備
J2清水は8日、MF鈴木唯人(21)が海外クラブへの移籍に向けた手続きと準備のため、9日にチームを離脱すると発表した。デンマーク1部ブレンビーへの完全移籍に近づいていて、現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ見込み。鈴木唯は一般公開される9日の練習前に、来場者に向けてあいさつを行う予定。
-
大谷所属・エンゼルスにちゅ~る広告 いなば食品社長 20日米で始球式
静岡市清水区由比の缶詰製造販売「いなば食品」(稲葉敦央社長)は8日、投打二刀流で活躍する米大リーグ大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルスとのスポンサー契約に基づき、同球団の本拠地エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムで始球式を実施すると発表した。20日午前9時45分(現地時間19日午後5時45分)から開催し、稲葉社長が投球者として登板する。 同社は北米市場の広告展開を強化しようと4月から同球団とスポンサー契約を結び、球場内バックネット下や電光掲示板に猫用食品「Churu(日本名CIAOちゅ~る)」の広告を掲示するなどしてきた。始球式は9月30日(現地時間29日)にも行う予定。
-
佐藤選手、池田選手 御前崎がい旋 サーフィンアジア大会好成績
7月にモルディブで開催されたサーフィンのアジア大会で優勝した御前崎市の佐藤李選手(17)と最高2位の好成績を残した池田美来選手(15)が8日、柳沢重夫市長を訪問した。 同大会は約20カ国から精鋭たちが出場。佐藤選手は女子の成年と18歳以下の2部門で優勝し、計4個のメダルを獲得した。団体戦でも活躍し、「良いパフォーマンスができて大会を楽しめた」と振り返った。 池田選手は女子成年の部門の決勝で惜しくも佐藤選手に敗れ、準優勝だったが計3個のメダルをもぎ取った。大会中は体調不良に見舞われるアクシデントもあったが「モルディブの美しい海が印象的だった」と笑顔を見せた。柳沢市長は「これからも世界の舞台
-
米大学からシャンソン入団 ガード志田 向上心で扉 開く Wリーグ-バスケットボール女子
バスケットボール女子で全米大学体育協会(NCAA)1部ニューメキシコ州立大を卒業した志田萌が、新たなスタートを切る。7月にWリーグのシャンソン化粧品への入団が決定。「初心を忘れず、今まで通り自分らしくやっていきたい」と意気込んでいる。 北海道・旭川南高出身。米国へ渡って短大を経て大学に編入した。しかし2年間で、1試合の平均出場時間は約10分。「自分がどんなに頑張っても、結果が出てほしい時に出ないものだと学んだ」と苦戦が続いた。 誰よりも早く体育館に行って練習をすることが日常だった。チームメートは「いつかあなたの番が来る。諦めてはだめ」と励まし続けてくれた。しかし、監督からの信頼を勝ち取れ
-
⚾浜松開誠館 多彩な投手陣【戦力分析】
エース近藤は最速149キロの直球が武器の本格派右腕。177センチと大柄ではないが、冬場にウエートトレーニングで徹底的に体力を強化し、スクワット200キロ超という強靱(きょうじん)な下半身を作り上げた。土台が安定したことで春先からフォームのばらつきが減り、球威も向上。静岡大会決勝では直球を狙い打たれる場面もあったが力で押し、終盤も140キロ台半ばの直球で相手打者を詰まらせた。 2年生左腕松井は、右肩の開きを修正するため春前にフォームを改造。体重移動の際にグラブの面を打者に見せる意識を持つことでリリースが安定した。静岡大会は勝負どころでの低めへの制球がさえた。ピンチでも粘り強い投球ができたこと
-
⚾北村陸大外野手 応援団長 誇り 「声で力に」【浜松開誠館の夏 2023】
明るい性格でチームの人気者の北村陸大外野手(3年)。中学時代の経験を生かして捕手のサポートもこなし、試合では応援団長として、はかま姿でアルプススタンドの先頭に立つ。 充実した指導陣にひかれ、奈良中央リトルシニアから主将の吉松とともに浜松開誠館の門をたたいた。183センチ88キロという体格を生かした力強い打撃を買われ、2年夏からはベンチ入りを果たした。 だが、送球難に苦しんだ。改善メニューを必死に繰り返したが、うまくいかない毎日。最後の夏、メンバーを外れた時は悔しくて立ち直れなかった。 ふさぎ込んでいた時、メンバーに「応援団長をやってくれないか」と声をかけられた。頼りにしてくれたことがう
-
モルック大会 静岡県内外220人熱戦 御殿場の住民チーム企画
日本モルック協会公認団体である御殿場市の住民チーム「ナカモル御殿場」はこのほど、全国レベルの大会「第1回富士山カップ」を同市の高根ふれあい広場で初開催した。静岡県内外の64チーム約220人が参加し、熱戦を繰り広げた。 ナカモル御殿場の「高根をモルックの聖地に」との思いに共感する日本最大のチーム「サクラントリプルスリー」が共催した。予選は4チームごとの組み分けで総当たり戦を行い、勝ち抜いた2チームが決勝トーナメントを戦った。 モルックは木製の棒を投げて点数の書かれたピンを倒し、50点ちょうどの得点を狙う。ピンははじかれた場所に再び立て、50点を超えると25点に減点される。大会では1試合に各
-
御殿場チーム 練習スタート 小中学生ら切磋琢磨【市町対抗駅伝】
12月2日に静岡市で開催予定の県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に向けた御殿場市チームの練習が8日、市陸上競技場で始まった。代表候補が切磋琢磨(せっさたくま)して練習に取り組む。 初日は学校などの推薦を受けた小中高生約40人が参加した。そろいの黄色のTシャツに身を包み、コーチや駅伝経験者らの指導を受けながら、小学生は2千メートル、中学生は4千メートルのペース走に励んだ。チームは今後、週2回のペースでトレーニングする。 タイムや各選手の調子を見て、メンバーを決めていくという。激励に訪れた勝又正美市長は「選手候補になったことが素晴らしい。小中学生の頑張りが、大人へと
-
MTBで凸凹コース挑戦 伊豆と神奈川・平塚 友好都市10周年催し 児童ら4年ぶりに交流
今年で友好都市提携10周年を迎えた伊豆市と神奈川県平塚市は8日、両市の小学校高学年児童による交流イベントを伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開いた。東京五輪・パラリンピックも開催された同センターで自転車競技を体験した。 伊豆市から16人、平塚市から17人が参加し、自転車展示・試乗施設を展開するメリダジャパン(神奈川県)の社員からブレーキのかけ方や安定性が高まる立ち乗りの仕方を学んだ。「MTBコース」では凸凹のこぶが続くコースに挑戦したり、白線上を一本橋に見立てて走ったりした。平塚市の園田騎海君(11)は「普段マウンテンバイクなどは体験できないので楽しかった」と話した。 交流イベントは
-
⚽清水エスパルス 鈴木唯人 移籍濃厚 デンマーク1部へ
J2清水のU-22(22歳以下)日本代表MF鈴木唯人(21)がデンマーク1部ブレンビーへの完全移籍に近づいていることが7日までの関係者への取材で分かった。正式契約に向けて近くチームを離脱する。 鈴木唯は1月にフランス1部ストラスブールに期限付き移籍してリーグ戦3試合1得点を記録したが、完全移籍には移行せず7月に清水に復帰。ただ、再び海外でプレーする意欲を持ち続ける中、オファーが届いた。ブレンビーは11度のリーグ優勝経験を持つ、デンマークの強豪。
-
⚾開誠館、打撃練習で快音 キーマン深谷が好調 「チーム勢いづける」 10日に初戦
大会第5日の10日に東海大熊本星翔との初戦に臨む浜松開誠館は7日、大阪府高槻市の萩谷総合公園野球場でシートノックやシート打撃など2時間の練習を行った。 シート打撃では近藤、広崎、松井の3投手が登板。約30球ずつを投げ、感触を確かめた。広崎は打者6人に対し3奪三振と好投。「腕が振れて直球が走っていた。今日のような投球を甲子園でできるよう調整したい」と納得の表情を浮かべた。 スタメン候補の打者は右投手を相手に一カ所でのフリー打撃を行った。佐野監督がキーマンの一人に挙げる1番深谷は左右に鋭い打球を飛ばし好調を維持。「思い切り振ってチームを勢いづけたい。出塁率も意識して臨む」と意気込む。 相手
-
ソフトボール 長泉北 V3は逃す 第2代表で3年連続全国 東海中学総体
東海中学総体は7日、ソフトボールなどを行った。ソフトボールは昨年全国3位の長泉北が2-1で治郎丸(愛知)との準決勝にサヨナラ勝ち。決勝は0-7で明和(三重)に完敗したが、東海第2代表として、3年連続で全国中学校体育大会(全中)に出場する。 ▽決勝 明和(三重) 7―0 長泉北 上野3試合完投 剛腕ぶりを発揮 6日の1回戦に勝って既に3年連続の全国切符をつかんでいた長泉北。東海3連覇こそ逃したが、東部予選から1人でマウンドを守ってきた主戦上野が豪腕ぶりを発揮した。 全国を懸けた1回戦で完封。治郎丸(愛知)との準決勝も二回にソロ本塁打を浴びたが、その後は、強い回転で伸び上がる速球と得意のチェ
-
⚽藤枝MYFC、J1名古屋レオナルドとJ3FC大阪の西矢加入
J2藤枝は7日、J1名古屋のFWレオナルド(30)が完全移籍で、J3FC大阪のMF西矢健人(23)が期限付き移籍で加入が決まったと発表した。 レオナルドはブラジル出身の184センチ、82キロ。母国で経験を積んだ後、オマーン、中国でプレーし、2022年から名古屋に加入。J1通算12試合、カップ戦3試合に出場した。 クラブを通じ、「チームのために走り切り、すべてをピッチ上で出し切ってサポーターに勝利を届けたい」とコメントした。 西矢は兵庫県出身の175センチ、68キロで、J1神戸の下部組織から大阪桐蔭高、明治大に進んだ。今季FC大阪1年目で20試合1得点。期限は2024年1月末まで。クラブ
-
大地さん(静岡出身)復権期す米テニス支える 全米協会 S&Cコーチ15年
全米テニス協会(USTA)の選手育成部門でストレングス&コンディショニング(S&C)のヘッドコーチを務める静岡市出身の大地智さん(49)が、復権を目指す米テニス界を支えている。全米のジュニアからプロまでの体づくりをサポート。四大大会で米国勢が再び存在感を示し始めるなど、目に見える成果も表れてきた。 S&Cは競技に必要な筋力や俊敏性、持久力などを総合的に備えられるよう、選手に応じたトレーニングを提供し、パフォーマンスを向上させるのが役割。ジュニアの選手は強化合宿などで指導し、プロには大会に付き添って手助けする。 自らも競技者だった大地さんはトレーニング法に興味を持ち、静岡高から東海大に進学
-
⚾大場颯斗外野手 メンバー躍動へ全力補助【浜松開誠館の夏 2023】
にこやかな表情が印象的な大場颯斗外野手(3年)。練習の補助役として、率先してノックのボール渡しなどを買って出る。「限られた練習時間で少ない人数なので、自分がたくさん働いて効率よく進むよう意識している」と、自分の仕事を全うする。 浜松市中区出身。浜松工で甲子園を経験した父俊治さんの影響で小学3年から野球を始め、浜松開誠館中では主戦で活躍した。 野手として進んだ高校では壁にぶつかった。静岡大会ではメンバー入りできず、しばらく悔しさが癒えなかった。それでも、チームのためにとメンバーをサポート。甲子園が決まった瞬間は「あこがれの舞台へ行ける」と喜びが込み上げた。 中学から一緒にプレーする本多優
-
監督合流し本格始動 昇格1年目「強いグループを」 バスケ・B2静岡
バスケットボールBリーグ2部(B2)静岡は7日、ファクンド・ミュラー監督が合流して静岡市内で今季の練習を本格始動した。早速身ぶり手ぶりを交えて熱心に指導した就任4季目の指揮官は、「新加入選手の融合を図りながら強いグループになれるように」とB3からの昇格1年目となるシーズンを見据えた。 チームはすでに7月上旬から練習を始めていて、同日から外国籍選手も参加。未合流のトーマス・ブロープレーを除く10選手が約2時間汗を流した。ミュラー監督はプレーを度々止めながら、戦い方の狙いを選手たちと共有。昨季までの堅守速攻のスタイルを今季も継続する考えで、指揮官は「もっとプレースピードを上げないと」とB2仕様
-
⚽J2清水エスパルスの森重 マジョルカBチーム練習参加
J2清水は7日、FW森重陽介(19)が8~18日、スペイン1部マジョルカのBチームの練習に参加すると発表した。清水はマジョルカと選手の育成・強化を目的とした業務提携を昨年から結んでいる。
-
⚽J2 ジュビロ磐田のDF中川 藤枝MYFCへ移籍 期限付き
J2藤枝は7日、磐田のDF中川創(24)が期限付き移籍で加入すると発表した。期限は2024年1月末まで。 中川は攻撃の組み立てと対人の守備に自信を持つCBで、千葉県出身の184センチ、79キロ。柏の下部組織からトップチームに昇格し、相模原でもプレー。磐田には20年に加入し、22年は琉球に育成型期限付き移籍していた。通算出場記録はJ1で1試合、J2で40試合1得点、J3で13試合。クラブを通じ、「全員で一つになって昇格のために最後まで戦い抜こう」とコメントした。
-
陸上 辻本(開誠館) 男子3000障害 東海高校新で4位/松田(浜松商) 6位入賞 全国高校総体
全国高校総体(インターハイ)は6日、北海道で行われ、静岡県勢は陸上男子3000メートル障害で辻本桜寿(浜松開誠館)が自身の持つ東海高校記録を塗り替える8分46秒85で4位入賞した。男子110メートル障害は浅井惺流(東海大翔洋)が14秒38で6位、宮本皓寿(浜松市立)が14秒41で7位だった。男子走り高跳びの松田央(浜松商)は1年生でただ1人決勝に進み、2メートル00で6位に食い込んだ。剣道男子団体の浜名は決勝トーナメント1回戦で三養基(佐賀)を破って8強入り。準々決勝は大社(島根)に惜敗した。ソフトボール男子の飛龍は7-0で京華(東京)との2回戦に勝った。 男子3000障害 高速レース 辻本
-
静岡ジェード、金沢に逆転許し惜敗 今季参入同士対決 卓球・ノジマTリーグ
卓球のノジマTリーグ男子に今季、参入した静岡は6日、静岡市中央体育館で開幕2戦目に臨み、同じく今季参入の金沢に2-3で逆転負けした。 第1試合のダブルスは静岡の龍崎東寅・森薗政崇組が2-0で完勝。第2試合も森薗がストレートで連取した。ところが第3試合で松下大星が松平健太に対し第5ゲームまで持ち込んだが惜敗。続く小西海偉も敗れて2-2とされた。 1ゲームのみで争うビクトリーマッチは松下が5-0とリードしながら松平に逆転を許し、10-12で決着した。 ▽男子 金沢(3) 3―2 静岡(1) 東京(5) 4―0 岡山(3) ▽女子 トップ名古屋(5) 4―0 京都(0) 大接戦、