楽しい思い出いっぱい詰めたよ♪ 三島・徳倉幼稚園 “みんなのうた”完成 三島北高音楽部が作詞
三島市の徳倉幼稚園の“みんなのうた”がこのほど完成した。同市の三島北高音楽部に作詞を依頼し、同園が本年度の歌として取り入れた「にじ」のメロディーに乗せた。修了式や進級式などの行事で歌っていくという。
同園は園歌がなく、園児がみんなで歌えるような曲を作ろうと1月に協力を要請。園の目標やクラスの名前、園生活の思い出などを伝え、数回のやりとりをして仕上げた。
同校音楽部の6人が歌を制作するのは初めて。園児が好きな遊びを想像しながら、子どもでも分かりやすく覚えやすい歌詞を意識し「砂場でシャベル、一緒に遊ぼう」「畑で作る、おいしい野菜」などを盛り込んだ。
完成した曲は2月中旬に園に届き、園児たちは練習を重ねてきた。8日には同部の生徒が同園を訪れて交流した。大きな声で歌い上げる園児の姿を見た石田紫織里部長は「元気な笑顔で歌ってくれてうれしい。歌詞を覚えてくれていて心に刺さった。これからも歌い続けてほしい」と話した。
(三島支局・岡田拓也)