地域課題 デザイナーと“見える化” 三島でワークショップ
三島市は14日、電機メーカーなどでつくる業界団体「電子情報技術産業協会(JEITA)」のデザイン部会と連携し、地域課題の解決に向けたワークショップ(WS)を市役所で行った。市職員が大手企業に所属するデザイナーとともに市が抱える地域課題を洗い出した。
![デザイナーとともに地域課題について考える職員=三島市役所](/news/images/n144/1432469/IP240314TAN900070000_O.jpg)
社会課題の解決にデザイン思考の活用を模索する同部会からの提案で初めて実施した。デザイナーの豊かな発想を取り入れて地域課題の見える化を図り、まちづくりにつながるアイデアの創出を目指す。
初回の今回は、夏までに開催する市民との共創WSの進め方を検討した。子育てしやすいまちづくりや移住定住の促進など10テーマの中から、市民と共に課題解決を目指すアイデアを考えた。課題意識を共有する参加者同士でグループを作り、デザイナーとともに自由研究に取り組む親子参加型の環境WSなどを提案した。