三島の70代女性、2000万円詐欺被害
三島市の70代無職女性が22日、携帯電話会社職員や警察官、検察官を名乗る男女に現金約2千万円をだまし取られたと三島署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。
同署によると、女性宅に3月中旬、男女から「あなた名義で携帯電話が契約された」「あなた名義の通帳が暴力団の家から押収された」などと電話があった。さらに検察官をかたる男から「あなたの資金を調査する必要がある」などと電話があり、女性は指示されるまま銀行口座を開設し、4月中旬までに複数回に分けて現金を振り込んだところ、他人の口座に現金が送金され、だまし取られた。口座を確認した女性が不正な送金を見つけ、被害に気付いた。