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テーマ : 三島市

災害備え、足元の水源「大切」 被災者招待ツアー計画 GW三島が現地の状況報告 能登半島地震

 能登半島地震で被災した子どもや家族を招くツアーを計画するNPO法人グラウンドワーク三島(三島市)が16日、事前調整のために訪れた被災地の状況を伝える報告会を市民文化会館で開いた。関係者が大規模地震発生を想定した日頃の備えの重要性を伝えた。

被災地の現状について説明があった報告会=三島市民文化会館
被災地の現状について説明があった報告会=三島市民文化会館

 4日に石川県珠洲市を訪ねた渡辺豊博専務理事は、現地で配備されていた揚水ポンプや自家発電機について住民が使い方を知らず稼働できなかったといい、井戸や湧水も生かせなかったと説明した。三島市に残る水源の存在を把握して活用できるよう準備する重要性を訴え「足元にある大事な物を大切にしないといけない」と話した。
 同行した市福祉応援大使の河合孝彦さんは、高齢者や子どものケアのため傾聴の技術を持った人を育成する必要性を提示した。
 被災者の招待ツアー第1弾は23日から2泊3日で実施。4月末からの大型連休や夏休み期間中にも計画している。

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