富士山噴火 避難計画策定へ 三島市防災会議 経路設定、市外も検討
三島市防災会議は7日、同市の富士山南東消防本部で会合を開き、市地域防災計画の改訂を了承した。富士山噴火に備えた避難計画の策定方針を盛り込んだ。今後、被害想定地域を避けた避難所や避難経路の設定、市外への広域避難などについて検討する。
市は2021年に改訂された最新のハザードマップで、市北部の一部だけだった溶岩流の到達地域が三島駅付近まで拡大した。避難計画は最新のハザードマップを反映した富士山火山避難基本計画を基に周辺市町と調整し、対象自治会の役員らの意見を踏まえて策定する。
市地域防災計画は国や県の計画修正、法改正を踏まえた改訂も行った。市水防協議会も同日開かれ、水防計画が改訂された。