三島フィル 創立50年で定演 大編成、聴衆を魅了
静岡県内で最も歴史が古いアマチュアオーケストラ「三島フィルハーモニー管弦楽団」は12日、創立50周年記念定期演奏会(静岡新聞社・静岡放送後援)を三島市民文化会館で開いた。
![迫力ある演奏を披露し、喝采を浴びる出演者=三島市民文化会館](/news/images/n147/1469679/IP240512TAN900035000_O.jpg)
かつて在籍した賛助メンバーも出演し、大編成を組んだベルリオーズの「幻想交響曲ハ長調作品14」は、迫力ある演奏で聴衆を魅了した。ブラームスの大学祝典序曲作品80やブルッフのバイオリン協奏曲第1番ト短調作品26も披露し、喝采を浴びた。ソリストは東京芸術大音楽学部付属音楽高1年の若園篤さん(三島市)が務めた。
同楽団は県東部を中心としたメンバーで構成し、1973年に活動を開始した。定期演奏会やファミリーコンサートを毎年開催している。