三島観光振興に学生視点を 市協会と日大国際関係学部が協定
三島市観光協会と日大国際関係学部・短期大学部(三島校舎)は7日、観光振興に向けた相互協力を図るためのパートナーシップ協定を結んだ。
![パートナーシップ協定を締結した西原会長(左)と渡辺学部長=三島市の日大国際関係学部](/news/images/n147/1466653/IP240507TAN900054000.jpg)
市内の観光関連施設を巡る周遊ツアーや募集型旅行の企画提案、観光音声ガイドのコンテンツ作成などで協力する。観光協会が学生の視点や発想を市内の観光振興に生かそうと締結を呼びかけた。グローバル観光コースを持つ大学側も現場で実践を積めるメリットがあり快諾した。
同協会の西原宏夫会長は、市街地に足を運ぶ学生が少ないとの調査結果を踏まえ「若い人との接点がなく残念だった。学生に三島を知ってもらい、結びつきを強めていきたい」と話し、同大国際関係学部の渡辺武一郎学部長は「観光を学ぶ学生にとって有意義なパートナーシップになると期待している」と話した。