回る宇宙の不思議 静岡る・く・る 子どもら熱心に質問
静岡市駿河区の静岡科学館る・く・るは6日、国立天文台の水野範和教授(三島市出身)を招いたサイエンスカフェ「科学茶房」を同館で開いた。同日まで開催していた開館20周年企画展のテーマ「回る」にちなみ、天体が回転する宇宙の不思議について講演した。
![天体の不思議について講演する水野教授=静岡市駿河区の静岡科学館る・く・る](/news/images/n147/1465263/IP240506TAN900029000_O.jpg)
水野教授は、地球の自転を利用し世界中の電波望遠鏡をつないで宇宙を観測する方法や、渦巻き銀河誕生の仕組みについて写真や動画を使って紹介。「銀河も惑星もぐるぐる回る。星の一生が私たち生命や地球の起源の鍵」と説明した。
小学生からシニア世代まで約90人が聴講した。講演後の質疑応答では次々に小さな手が挙がり、子どもたちは目を輝かせながら宇宙の神秘について学んだ。