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テーマ : 三島市

児童、SDGs学び料理発案 防災すごろく、選挙の絵本も制作 三島

 子育てにまつわる講座を展開する施設「コソダテの学校3919」(三島市大社町)でこのほど、「こどもSDGs(持続可能な開発目標)マルシェ」が始まった。22日まで、SDGsについて学ぶ小学生が発案した料理を提供するほか、防災にまつわるゲームや選挙に関する絵本を展示している。

考案したメニューについて紹介する子どもたち=三島市大社町のコソダテの学校3919
考案したメニューについて紹介する子どもたち=三島市大社町のコソダテの学校3919


 同施設で約1年半かけてSDGsを学んだ7人の成果発表の場として開催。初日は子どもたちが店員を務め、大豆ミートを使ったキーマカレーや水耕栽培したキノコのスープなどを提供した。材料がSDGsの「17の目標」の何に貢献するかも説明した。
 災害に強いまちづくりに関心がある児童は、防災に関するクイズを解きながら遊ぶすごろくを紹介。平和な社会をつくるため選挙の必要性に関心を持った児童は、投票によって物語が変わる絵本を制作した。清水町立南小5年の宮田康正君は「一人一人が行動をしないとSDGsの目標を達成できない。少しでも多くの人に見てほしい」と話した。
 子どもが参加する21日以外はスタッフが応対する。水、木、金曜の午前10時半から午後3時まで。
 (三島支局・岡田拓也)

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