清水町の記事一覧
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水道料金 2段階で値上げ 来年7月と25年1月 沼津市議会
沼津市は、2024年度に予定する水道料金の値上げについて、物価高など市民生活に配慮し、同年7月と25年1月に段階的に引き上げる方針を市議会建設水道委員会で明らかにした。料金を審議する市の経営審議会は24年7月から一律の値上げを頼重秀一市長に答申したが、市は緩和措置が必要と判断した。 値上げは標準モデル(給水管口径25ミリ以下、月使用量1カ月20立方メートル)で、24年7月に月額340円、25年1月にさらに月額330円値上げする。最終的な値上げ額は標準モデルで月額670円で答申と変わらない。上水道は清水町にも給水され、同様の料金となる。 平均20・5%値上げする下水道使用料は24年7月に一
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校則なぜ必要? 中学生が議論 清水町でワークショップ
放課後教室などを実施する清水町の「キッズラボ」はこのほど、中学生が校則について考えるワークショップを町福祉センターで開いた。 子どもが主体的に課題を見つけ、発信する力を高めたいと企画した。町内外の生徒7人が参加し、自分たちの学校で「ツーブロックの髪形が禁止」「制服登校」などと決められている校則の必要性を話し合った。弁護士の中村謙介さんが講師を務め、人権と公共の福祉の関係性から、校則を変えるためには、正当な理由が必要であることを説明した。 昨年に続き2回目。
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記者コラム「清流」 観光担う若者ガイド
清水町の沼津商高に今年新設された「観光コミュニケーションコース」の2年生が、同町の姉妹都市カナダ・スコーミッシュ市の市長らの観光ガイドを務めた。初めての実践の舞台で、町一番の観光名所・柿田川公園を英語で案内した。 この日も、園内には散策する人が続々と訪れていた。しかし、誰かがうっかり気がつかなかったのだろうか。パンフレットが1冊落ちていた。「拾っておこうかな」と思った瞬間、前方を歩いていた生徒がすっと拾い上げた。 生徒のしぐさは自然で素早かった。後ろにいた市長は、落ちていることに気づかなかったかもしれない。ただ名所を紹介するだけでなく、その場の魅力を最大限に「引き出す」。そんな若者ガイド
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ブルーレヴズ、静岡県東部で始動 ラグビー栄光の地復活へ 中学世代の受け皿に
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(磐田市、BR)が、ラグビーの普及と次世代育成の受け皿づくりに向け静岡県東部で始動した。かつては複数の高校が花園出場を競った地域だが、先細る指導環境の中で有望選手が流出している現状がある。栄光復権の“奇跡”を起こせるか―。関係者の期待が高まっている。 県東部には現在沼津、三島、裾野市にラグビースクールがあり、小学生の指導に力を入れる。しかし、中学校のラグビー部は一つも存在しない。ラグビー部がある高校も今では沼津市の沼津工と桐陽だけだ。選手は地元で競技を続けるのは難しく、県内外の有力校に活躍の場を求める。 2019年のラグビー
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デイジー教科書 清水町が導入へ 来年度から
清水町は来年度、識字に課題があり文章の内容を理解しにくいなどの学習障害(LD)を抱える小中学生の学習を支援する「デイジー教科書」を導入する。7日の町議会11月定例会で、大浜博史氏(新生会)の一般質問に加藤博樹教育総務課長が答えた。 デイジー教科書は、テキストを音声で読み上げて学習を補助する。小中学生に1人1台配備しているタブレット端末を使用する。町によると、現在、町内の小学生1人が同教科書を使い始めたという。今後、使用希望者は学校と話し合い、同町教育委員会に相談する形となる。加藤課長は「いろいろな特性を持つ子どもたちを、誰一人取り残さない教育を目指す」と述べた。
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自転車の2人をひき逃げ疑い 沼津署 配送業の男逮捕
沼津署は5日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、清水町畑中、配送業の男(32)を逮捕した。 逮捕容疑は5日午前5時15分ごろ、沼津市上香貫三貫地の市道で軽ワゴン車を運転中、歩道上で自転車に乗っていた27歳と29歳の技能実習生の外国人男性2人と正面から衝突してけがを負わせ、そのまま逃走した疑い。 同署によると、男性2人は別々の自転車に乗っていて、車が歩道に乗り上げて衝突した。27歳の男性は右足の打撲など軽傷、29歳の男性は左手首を骨折する重傷を負った。目撃証言などから容疑者を特定したという。 現場は片側1車線の直線道路。
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3月沼津、清水町でロゲイニング大会 美しい伊豆創造センター
美しい伊豆創造センターは2024年3月23日、地図に記されたポイントを巡って得点を競うアウトドアスポーツ「ロゲイニング」の大会を沼津市などで開く。 同市のプラサヴェルデを出発し、市内と清水町内のジオサイトや名所などのポイントを回る。制限時間が6時間と4時間の2コースがあり、6時間は男子、女子、男女混合、4時間は一般、ファミリー、ソロのそれぞれ3部門を設けた。ソロ以外は2~5人のグループで参加する。 参加費は6時間が1人6千円、4時間が1人5400円、中高生は3500円、小学生以下は無料。3月8日までに大会公式サイトで申し込む。問い合わせは大会事務局<電080(6700)7171>へ。
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内水ハザードマップ 清水町が策定方針
清水町は6日の町議会11月定例会一般質問で、町内の内水ハザードマップを策定する方針を示した。前川仁志くらし安全課長が野田敏彦議員(湧創フォーラム)に答えた。 同町では、過去5年で伏見や的場、徳倉の3地区などで床上浸水や道路冠水が確認されている。上徳倉と的場の両地区については、周辺に比べて低地であることなどから、狩野川の水位上昇により内水被害が生じやすいという。 前川課長は、「浸水想定区域の安全確保は喫緊の課題」と強調。内水ハザードマップ策定後は、雨水の調整池設置といった治水対策を検討するとした。
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清水小 創立150年祝う ビデオ上映や校歌斉唱 清水町
清水町の清水小はこのほど、創立150周年の記念式典を同校で開いた。在校生や来賓ら約620人が、節目の年を祝った。 校舎や学校行事の写真で歴史を振り返るスライドショーや、今年の運動会などのドローン映像を上映した。児童や来場者が一緒に校歌を合唱し、祝福ムードを盛り上げた。古屋勲校長(60)は「地域に見守っていただいた。受け継がれた伝統を磨き、次世代につないでいく」と述べた。 式典後、児童がクラスごとにクイズやミニゲームのコーナーを設ける「カーニバル」を行った。 同校は1873(明治6)年に開校し、1947(昭和22)年に現在の清水小に改称した。
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清水町の障害者 力作展示 塗り絵やイラストなど19点
清水町内の障害者が手がけた芸術作品を紹介する作品展が4日、町役場で始まった。8日まで。 障害の正しい理解を促進する障害者週間(3~9日)に合わせた取り組み。町内の16人が、色鮮やかな塗り絵や家族を描いたイラスト、船の立体作品など個性豊かな19点を寄せた。 町福祉介護課の担当者は「障害がある人もない人も、互いに尊重するための期間。感性豊かな作品をぜひ見に来てほしい」と呼びかけた。
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⚾少年野球「清水町ドリームキッド」 静岡県内2大会で優勝 選手ら「チーム一つに」
清水町の少年野球チーム「清水町ドリームキッド」が、10月と11月に開かれた二つの静岡県大会で優勝した。選手らは「チームが一つになれた」と喜んだ。 制覇したのは、10月のJA共済トーナメント県少年軟式野球大会(富士市)と、11月下旬に浜松市で開かれた三立製菓チョコバット杯。バッテリーを中心に、守備から攻撃の流れをつくるのがチームの持ち味。JA共済トーナメントでは、戸倉悠生投手(清水南小6)が最優秀選手に選ばれた。 勝又琉亜主将(清水南小6)は「練習を重ね、これまでの努力を発揮できた」と振り返った。櫟[いちい]友陽監督は「チームの活動は土日のみ。子どもたちが自宅でしっかり自主練習をしてくれた
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ゴルフ 22歳蝉川 大会最年少V 日本シリーズJTカップ最終日
今季最終戦は、首位から出た22歳の蟬川泰果が4バーディー、2ボギーの68にまとめ、通算15アンダーの265で大会最年少優勝を飾った。今季2勝、通算4勝目で、賞金4千万円を獲得した。 前週に賞金王を確定させた中島啓太は69で回り、67の金谷拓実とともに1打差の2位となった。4位は宋永漢(韓国)、5位は稲森佑貴、大会3連覇が懸かった谷原秀人は6位だった。石川遼は7位。岩崎亜久竜(清水町出身)は22位。(出場30選手、晴れ、気温12・0度、南南東の風2・3メートル、観衆5033人) 競り合い制し涙の頂点 鈴なりの大観衆が囲んだ18番グリーン。蟬川は40センチのウイニングパットを沈めると目頭を熱
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長泉町、後半勝負実る 11区の小名、43秒縮めて「たすき」【市町対抗駅伝】
後半勝負で優勝を決める―。長泉町が理想に掲げたレース展開は残り2区間で現実のものとなった。11年ぶりの栄冠へ原動力となったのは長野の名門・佐久長聖高で主力を張る11区小名祐。前を走る清水町との差を大幅に縮め、アンカー小林(滝ケ原自衛隊)へつないだ。「5連覇した時は必ず核となる選手がいた。当時のように今年は小名が中心になってくれた」と斗沢監督。長い低迷期の悔しさを晴らす鮮やかな逆転劇だった。 2連覇を見据え前半に有力選手をそろえた清水町に、序盤は独走を許した。思うように差が埋まらず、最大1分48秒差と苦戦した。1分25秒差で姉、小名陽(静岡大)からたすきを受けた小名祐は「後半にしっかり上げら
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2位の清水町 手応え十分 中学生・古川、高校生より速く【市町対抗駅伝】
町の部2位の清水町は4区古川(町清水南中)が出色の走りを見せた。連覇を逃したものの、古川は高校生も出場する同区間で市の部も含めて全体トップの11分44秒。「自分のすべてを出し切った」と充実感をにじませた。 5区間で区間トップに立つなど、終始レースを引っ張った清水町。古川にとって、「とにかく抜かれないこと」が最優先だった。中学2年だった前回大会で8区区間賞と地力はあったが、高校生も居並ぶ中で「本当に『まさか』という気持ち。今でも信じられない」と夢心地で振り返った。 個人では苦しいシーズンだった。3種目で全国中学校体育大会を目指したものの出場がかなわず。特に1500メートルは設定タイムにわず
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吉田町3位 5区の栗田(浜松開誠館高)見せ場つくる【市町対抗駅伝】
何とか3位に食い込んだ吉田町だったが、昨年より3分39秒遅いタイムに、チームの表情はさえなかった。 昨年から登録メンバーの半数以上を入れ替え、同じ区間を走ったのは2人のみ。“新生吉田町”で挑んだ今大会だったが、望んだ結果は得られなかった。中島監督は「選手は精いっぱい出し切ってくれた」とたたえた一方、「一人一人の走力アップが必要」と課題を付け加えた。 スタートから首位の清水町に食らい付き、粘った。4区で3位に落としたが、5区の栗田(浜松開誠館高)が町の部2位の力走で再び順位を2位に押し上げ、見せ場をつくった。5000メートルで県ランク上位の17歳は「来年は町の部トッ
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長泉町 諦めない気持ちで輝く 「総合力の結集」声援に感謝【市町対抗駅伝】
町の部で11年ぶり9回目の頂点に立った長泉町チームは2日、優勝旗を掲げて同町に凱旋(がいせん)した。報告会が開かれたウェルピアながいずみでは家族や関係者らが出迎え、「おめでとう」と声をかけ、選手とともに喜びを分かち合った。 前回は3位入賞を逃し、4位に終わった。今大会はその悔しさを晴らそうと一丸となって挑み、1区から先行した前回優勝の清水町を終盤で逆転した。選手らは走りを振り返り、大会ホームページに一番多く寄せられた町選手への応援の言葉や、沿道の声援が力になったと感謝した。 最終区で逆転した小林翔大主将(24)=滝ケ原自衛隊=は「全員で諦めずに前を追ったから抜くことができた」と感謝した。
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清水町 秋山きょうだい、そろって初の区間賞【市町対抗駅伝】
区間賞を5人輩出した清水町は、5区の秋山流星選手(17)=相洋高2年=と妹で8区の汐月選手(15)=清水中3年=が、ともに初の区間賞を獲得した。 流星選手は11月、神奈川県高校駅伝大会で1区区間賞を獲得し、チームも全国大会出場を決めた。快挙が続くが「目標の20分を切れなかった。区間賞はタイムを狙って付いてきた結果」と冷静に分析する。 汐月選手は一昨年の補欠、昨年の区間5位から躍進した。「区間賞は目標だった。3年間かけて結果を出せてうれしい」とやりきった表情を見せた。
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静岡県市町対抗駅伝 展望 精鋭ぞろい 競り合い必至 町の部/清水に吉田、長泉がV争いか
静岡市内で2日に行われる第24回静岡県市町対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、県、県教委、県スポーツ協会共催)の各市町のオーダーが1日、発表された。同市葵区で監督会議が行われ、出席した35市町37チームの代表者が当日のレースの注意点などを確認した。 町の部は連覇を狙う清水町が中心。昨年準優勝の吉田町、地力のある長泉町が優勝争いに絡みそう。昨年3位の函南町や7年ぶりの頂点を目指す小山町も上位をうかがう。 昨年、大会記録を塗り替えた清水町は今年は先行逃げ切り型。県高校新人3000メートル1位で、昨年の都大路も経験した1区世古(日大三島高)が流れをつくりたい。県中学女
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三島駅⇄下土狩(長泉)駅 自動運転バス 実証実験 自治体またぎ検証へ
JR三島駅北口(三島市)と下土狩駅(長泉町)を結ぶ市道・町道「下土狩文教線」で1日、自動運転バスの実証実験が始まった。両市町と裾野市、清水町でつくる富士山南東スマートフロンティア推進協議会が4日まで実施し、自動運転の実装に向けた検証を進める。複数自治体にまたがるルートは全国的にも珍しいという。 乗務員が運転席に座り、状況に応じて手動運転に切り替える「レベル2」を採用。実証区間は約1・5キロで、最高時速35キロで走行する。安全確保のため、日本大学三島駅北口校舎(三島市)に設置した装置で遠隔監視する。車内には、自動運転で活用するカメラの映像や事前走行期間に生成した立体地図などを表示した。
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清水町議会開会 8議案を上程
清水町議会11月定例会は30日開会し、会期を12月21日までの22日間と決めた後、本年度一般会計補正予算案など8議案を上程した。このうち、固定資産評価員に秋山治美氏(67)を選任する人事案に同意した。人事院勧告に基づき、民間との格差解消のため、町職員の給与を引き上げる条例改正案など2議案を原案通り可決した。
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美人局事件、男女を起訴 静岡地検、恐喝や傷害
静岡市内で10~20代の男女5人がマッチングアプリで誘い出した男性に美人局(つつもたせ)の手口で因縁を付けて現金を脅し取るなどしたとされる事件で、静岡地検は29日、恐喝や傷害などの罪で清水町柿田、専門学生の女(20)と住所不定無職の男=犯行当時(19)=を静岡地裁に起訴した。 起訴状などによると2人は他の仲間3人と共謀し、18日午前2時55分ごろから同3時半ごろまでの間、マッチングアプリで誘い出した男性会社員3人に、未成年を装う被告を深夜に連れ回したとして因縁を付け、同市駿河区内の駐車場や海岸で「一緒にいた女の子の姉が三島連合の上の方の人で、君たちが連れ回したことを怒っている」と言って、投
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12月、京都でU―12ホッケーキャンプ 清水小の三室君選出
清水町の清水小6年の三室洋太君(12)が、12月に京都府で開かれる「U-12 ホッケードリームキャンプ」に東海ブロック代表メンバーとして出場する。 キャンプは同月2、3の両日に行われ、全国の有望選手と体づくりや試合に取り組む。参加者の中から、優秀選手30人が選ばれる。三室君は清水町ホッケークラブに所属し、8月に岐阜県で開かれた選考会を経て、代表に決まった。 町役場にこのほど、関義弘町長を訪ねた三室君は「優秀選手に選ばれるように頑張る」と意気込み、「カウンターで得点できた時が特にうれしい」と競技の魅力を語った。 同町では、2003年の静岡国体でホッケー競技が開催された。
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来年度予算編成 2会派が要望書 清水町
清水町議会会派の湧創フォーラムと新生会は28日、来年度予算編成に関する要望書を町役場で関義弘町長に提出した。 要望内容は、町循環バスの運行形態見直しや公共交通手段の利便性向上▽高齢者の孤立防止への支援▽外国籍児童生徒など全ての子どもに適切な教育を提供するための補助員や支援員の確保-など7項目。湧創フォーラムの松浦俊介代表は「実現に向けて取り組んでほしい」と訴えた。
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清水町の昔と今 動画で見比べて 町HPで公開
清水町はこのほど、町制施行60周年を記念し、町内の昔と今の風景を見比べる特別動画「清水町今昔写真館」を町ホームページで公開した。昭和から平成初期と現在を写真で紹介。記録資産として保存するとともに、地域の魅力を改めて発信する。 動画は約6分。町制施行当時の昭和38(1963)年の役場庁舎や同40年代の小中学校、徳倉橋など、かつてと現在の景色が交互に流れ、時代の変遷を感じることができる。雄大な富士山と美しい柿田川を写した風景は、変わらずに守られている自然を伝えている。 町企画課の担当者は「今、町に住んでいる人や昔住んでいた人、これから移住を希望する人たちが見て魅力を感じ、実際にその場所に足を運ん
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沼津商高生、カナダ姉妹都市の市長おもてなし 柿田川公園案内
清水町の沼津商高観光コミュニケーションコース2年生14人がこのほど、観光ガイドとして、同町と姉妹都市提携を結んでいるカナダ・スコーミッシュ市のアーマンド・ハーフォード市長らに柿田川公園を案内した。学びを生かし、英語で懸命にもてなした。 同コースは本年度新設され、生徒のガイドの実践は今回が初めて。ロゴマークを付けたそろいのベストを着用し、緊張した様子を見せながらも、川の水が富士山からの雪解け水であることなどについて、アーマンド市長らに伝えた。 水が湧く「わき間」を見られる展望台や、実際に足や手で水に触れられる広場を巡り、広場では一緒に水に入って湧水の冷たさを体感した。町特産のこうじを使った
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連覇へ選手ら意気込み 清水町チームが壮行会【市町対抗駅伝】
12月2日に静岡市で開かれる静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の清水町チームの壮行会が22日、町地域交流センターで開かれた。同町は昨年、大会新記録で2年ぶり3度目の優勝を果たし、選手らは連覇に向けて一丸となってたすきをつなぐことを誓った。 選手を代表して、秋山汐月さん(清水中3)が「自分たちの力を信じて、感謝の気持ちを胸に全力で走り抜く」と意気込んだ。朝倉和也監督は「持っている力を100%発揮するため、コンディションを整えていく」と万全の準備を強調した。そのほかの登録選手は次の通り。 杉浦隆之介(清水南小6)、河合建圭(清水西小5)、岩崎愛奈(同6)、仙道愛
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静岡人インタビュー「この人」 第60回現代俳句全国大会賞を受賞した 伊藤孝一さん(清水町)
現代俳句協会が主催する全国大会で、応募1万2515句の中から最高賞に選ばれた。受賞句「暗がりを遠き夜汽車のやうに蛇」は、ことしの初夏、自宅の庭に迷い込んだ蛇を、夜汽車に重ねて詠んだ。俳句はJR東海を定年退職したの機に趣味として始めた。73歳。 ―受賞の喜びを。 「3度目の挑戦だった。俳句歴は浅く協会員でもないため、いただけるなんてと驚いた。長年、夜間に電気設備の検査や修理に携わることが多かった。夜汽車を見送るときもあり、蛇が遠ざかっていく姿が重なった」 ―大会を振り返って。 「選者による入賞句のディスカッションで、私の句の〈遠き〉という言葉について、『効いている』という評価があれば『
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静岡県内72施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は22日、県内の高校、小中学校、幼稚園、保育所、こども園計72施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計1354人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 伊東市3施設26人、函南町1施設34人、沼津市3施設90人、三島市2施設27人、伊豆の国市1施設14人、清水町1施設8人、長泉町2施設31人、御殿場市7施設97人、富士市3施設43人、富士宮市2施設147人、静岡市駿河区2施設20人、同市葵区7施設128人、同市清水区4施設61人、焼津市4施設94人、牧之原市3施設49人、島田市2施設20人、藤枝市7施設88人、掛川市6施設67
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30日から定例会 清水町議会
清水町議会は22日、議会運営委員会を開き、11月定例会の会期などを決めた。決定した主な日程と事項は次の通り。 会期 30日~12月21日◇一般質問 6、7日 12人◇当局提出議案 一般会計補正予算案や町国民健康保険税条例の一部改正案など8件。
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静岡県内62施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は21日、県内の高校、小中学校、幼稚園、保育所、こども園計62施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計1035人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 伊東市1施設6人、沼津市3施設36人、三島市5施設72人、裾野市4施設40人、清水町3施設28人、御殿場市1施設9人、小山町1施設16人、富士宮市2施設28人、富士市6施設101人、静岡市清水区2施設22人、島田市2施設33人、藤枝市1施設5人、牧之原市1施設6人、森町1施設12人、菊川市2施設22人、掛川市1施設23人、浜松市中区12施設229人、同市南区2施設34人、同市東
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地元野菜や米 町役場で即売 25日、清水町農業祭
第48回清水町農業祭(運営委員会主催)が25日午前9時から正午まで、町役場駐車場で開かれる。 町内農家が育てた白菜やサツマイモなどの野菜、米を販売する。焼きそばや「ポン菓子」、総菜コーナーもあるほか、午前10時と11時からは紅白餅の無料配布を行う。 問い合わせは町産業観光課<電055(981)8239>へ。
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清水中生「政策提言」 観光や防災 町職員に発表
清水町の清水中の3年生がこのほど、町に新たな取り組みを提案する「政策提言」を行った。生徒約210人のうち代表の6グループが、来校した町職員4人の前で、多文化共生や防災、観光の観点から中学生の視点で考えを発表した。 町の魅力を知ってもらおうと、特産品の緑米を使った大福「ゆうスイーツ」を提案した班は生徒がレシピを紹介。緑米の香ばしさに加え、中にミカンを入れてさっぱりとした風味に仕上げたという。 大福を試食した町職員は「町内の和菓子店にレシピを伝え、実現できれば」と話した。渡辺結衣さん(15)は「自分の力で作り上げられてうれしい。スイーツを買うために多くの人が町を訪れてくれたら」と声を弾ませた。
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静岡県内20施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は20日、県内の高校、小中学校計20施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計220人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 沼津市1施設10人、三島市1施設11人、清水町1施設14人、長泉町2施設22人、富士宮市2施設24人、富士市1施設10人、静岡市葵区3施設41人、同市駿河区2施設24人、藤枝市1施設10人、磐田市2施設10人、浜松市中区2施設19人、同市南区1施設10人、同市北区1施設15人
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交通安全功労者を表彰 県対策協、127人18団体に
静岡県交通安全対策協議会(会長・川勝平太知事)はこのほど、本年度の交通安全功労者等表彰式を県庁で開いた。地域や職場などで交通安全に尽力した127人18団体の功績をたたえた。 表彰を受けたのは長年にわたり地域で活動する交通指導員や、従業員や児童生徒に交通安全教育を積極的に行う事業所や学校など。協議会副会長の森貴志副知事は「関係者が一丸となって交通安全の取り組みを推進することが不可欠」と述べ、表彰状を手渡した。 主な受賞者は次の通り。 【交通安全対策協議会会長表彰】交通安全功労者 佐野勝信(富士市)和田恒明(熱海市)▽交通安全優良団体 松永工基(焼津市)静岡ガス静岡支社(静岡市)ミダック富士宮営
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水中写真家・峯水さん「海の世界伝えるのが仕事」 清水中で講座
清水町立清水中がこのほど、町周辺の職業人を招いて将来について考える「夢講座」を同校で開いた。水中写真家の峯水亮さん(同町)が、1年生約180人に仕事のやりがいや海洋生物の魅力を語った。 峯水さんはダイビングを体験した際の感動から、海の仕事をしたいと考えたと明かした。「海の生物は何でも好き」と話し、峯水さんが主に撮影しているプランクトンを紹介。クリオネなどのほかに、エビやトビウオなどといった魚の稚魚もプランクトンに分類されると解説した。 プランクトンが他の生物に食べられないように体をとげで守ったり、クラゲの中に入って寄生虫の付着を防いだりしていることを説明。「海の生き物を見て、無駄な命はな
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静岡県内20施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は17日、県内の高校、小中学校20施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計243人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 伊東市1施設7人、三島市1施設10人、清水町1施設10人、富士宮市1施設11人、静岡市葵区2施設18人、同市清水区1施設9人、焼津市1施設21人、牧之原市1施設9人、藤枝市1施設17人、島田市1施設12人、御前崎市1施設7人、磐田市1施設25人、浜松市天竜区1施設14人、同市中区3施設42人、同市東区1施設8人、同市西区1施設17人、同市浜北区1施設6人
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現金やカード詐取 80代女性2人被害 沼津と清水町
沼津市の80代女性と清水町の80代女性が17日までに、特殊詐欺被害に遭った。それぞれ親族を名乗る男らに、沼津市の80代女性は現金100万円、清水町の80代女性は20万円とキャッシュカード3枚をだまし取られ、沼津署に届けた。清水町の女性の口座からは50万円が引き出されていた。 同署によると、沼津市の女性宅に16日、男から「彼女を妊娠させてしまい、中絶させた」などと電話があった。女性は孫だと思ったという。同日午前11時ごろ、自宅を訪れた男に現金を手渡した。 清水町の女性宅には同日、男から「会社の書類が入ったバッグをトイレに忘れた」「今あるお金とキャッシュカードを貸してほしい」などと電話があり
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目指せ完売「沼商屋」開店 高校生、学習の成果地域に 18日まで清水町
沼津商高(清水町)の総合ビジネス科経営コースの3年生による販売実習イベント「沼商屋(ヌマショップ)」が17日、同町のサントムーン柿田川で始まった。生徒24人が地元企業から仕入れた特産品や、事業者と共同開発したオリジナル商品を販売。学習の成果を生かしながら地域の魅力を発信する。18日まで。 同町や沼津市の14店舗の弁当や干物、茶、スイーツを扱っている。生徒は事前に効果的な宣伝方法を学んでPOPを手作りしたほか、各店を訪問インタビューした際の映像でイベントのPR動画を作成し、会場で放映している。 ところてん製造の栗原商店(同町)とコラボした「柿田川ブルー」は、寒天と砂糖を使ったソーダ味の琥
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SNSへの親子の生活投稿、慎重に 子どもの気持ち見極め大事【NEXTラボ #変わる暮らし】
多くの人がSNS(交流サイト)を利用する現在。子育てや子どもとの生活についての投稿が盛んになる一方、子ども自身が成長とともに拒否感を示したり、情報の悪用が心配されたりするなど、リスクの再認識が求められている。子どもの不利益にならないために親にどんな認識が必要か。経験者や有識者と考える。 誰もが知る名画を模写したどこかほほ笑ましい絵画作品で人気を博す親子アートユニット「アーブル美術館」。県内を拠点に2人の子どもたちと10年以上にわたって活動してきた藤原晶子さん(47)は、ウェブ上での子どもの情報発信について試行錯誤してきた。 作品を多くの人に見てもらおうと、活動開始と同時期にブログを始め
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東海バス1台を20日間停止処分 中部運輸局
国土交通省中部運輸局は16日、道路運送法に違反したとして、東海バス(伊東市)を20日間の車両使用停止処分(1台)にしたと発表した。 同運輸局によると、6月18日に清水町の沼津商高バス停から沼津市の大手町バス停までの間で、乗り合いバスの中扉を開放したまま運行していたという。 静岡運輸支局が同社沼津営業所に監査を実施したところ、扉が開いているとアクセルを踏めないようにするアクセルインターロックと呼ばれる安全装置が故障していたことが判明した。
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手筒花火、夜空彩る 静岡市葵区
静岡市葵区新間の一色地区でこのほど、服西学区感動花火大会が開かれた。打ち上げ花火のほか、豪快な手筒花火も披露され晩秋の夜空を彩った。 にぎわい創出にと服西学区自治会連合会が主催した。打ち上げ花火は新間に製造工場を持つ花火業者「静玉屋」が担当し、スターマインなど色とりどりの花火を夜空に打ち上げた。 手筒花火には、地元の一色煙火保存会と友好団体の柿田川煙火保存会(清水町)の計19人が参加し、大小74本の手筒花火を次々と点火。ごう音を上げながら大きな炎が吹き出す光景に、集まった見物客から大きな歓声と拍手が起こった。
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創業と市制 100周年で寄付 山本被服 沼津市に100万円
今年創業100周年を迎えた作業服販売「山本被服」(清水町)はこのほど、同じく市制100周年を迎えた沼津市に100万円を寄付した。山本豪彦社長は「互いの100周年にちなんで寄付額を決めた」と話した。 市役所で開いた贈呈式には頼重秀一市長が同社のオーバーオールを着て登場。山本社長は「似合ってる」と喜び、目録を手渡した。 同社はかつて同市でデニムのオーバーオールを製造。国産デニムとして最も古いとみられる。山本社長は「厳しい100年だったが、市と互いに1年を積み重ねてようやくここまでこられた」と振り返り、頼重市長は「同じ100年を共有した。地元企業の支えがないと今の沼津はない」と感謝した。 寄付金は
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一緒に健康体操 部員の交流促進 清水町商工会女性部
清水町商工会女性部は14日、健康運動指導士の資格を持ち同町などで体操指導を行う渡辺昌代さんによる健康体操を町商工会館で行った。 「女性に対する暴力をなくす運動」(12~25日)の啓発活動の一環。女性部員らの交流促進や女性が自分を大切にすることを目的に実施した。15人が参加し、音楽に合わせた足の運動や2人一組での姿勢確認に取り組んだ。
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小中生育てたキク鮮やか 清水町役場前展示 11月19日まで
清水町の小中学生が育てたキクの鉢植え約150鉢が19日まで、町役場出入り口付近に展示されている。鮮やかな黄色の花々が来庁者の目を楽しませている。 町制施行60周年に合わせて、町の花キクの普及に取り組む団体「菊友会」と協働で実施した。町内5校の児童生徒が同会メンバーらから指導を受け、水やりに取り組んできた。 町の担当者は「小中学生が大切に育ててくれた。見応えがあると思うので、役場に来た際はぜひ見てほしい」と話した。
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⚽伊東輝、川又選手オーバーオール縫製、販売も J3アスルクラロ沼津
サッカーJ3アスルクラロ沼津の伊東輝悦選手と川又堅碁選手が、作業服製造販売の山本被服(清水町)で、選手の移動着にもなっているデニム地のオーバーオールの縫製を体験した。両選手が腰部分のタグを縫い付けた6着を、14日正午から販売する。 伊東選手と川又選手は、オーバーオールの尻ポケットのタグを取り外し、チーム名を記した青色のはんこをタグに押印。選手によるオリジナル版として、通常は尻ポケットに付いているタグを、腰部分に縫い付け直した。 同社社員から手ほどきを受け、川又選手は青、伊東選手は緑の糸を使い、ミシンで縫い付けた。操作の微調節に苦しみながらも、3着ずつ完成させた。 伊東選手は「ミシンの足
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清水町巡って! 「幻日のヨハネ」とコラボ、名所撮影
清水町は30日まで、沼津市が舞台の人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の派生作品「幻日のヨハネ」と連携した「デジタルフォトビンゴ」を実施している。地元住民や観光客に改めて町の魅力を知ってもらおうと企画した。 柿田川公園など指定された町内の名所を巡り、写真を撮影して九つのマスを埋めてビンゴを目指すゲーム。1列を埋めると、アンケートに答えた人に抽選で、作品のイラストが描かれたブランケットなどのオリジナルグッズや町特産のところてんを贈る。全9マスを埋めた先着千人には、オリジナルステッカーを贈る。同町の担当者は「柿田川公園周辺で、散歩にちょうどいいエリアで場所を選んだ。気軽に楽しんでほしい」
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みんなで芝生遊び 清水町・柿田川公園
清水町と、町の活性化を考える町民らの団体「リボーンシティーシミズ」は12日、地域振興イベント「ゆうすいしばふあそび」を同町の柿田川公園で初めて開いた。昨年6月から植栽を始めた同公園内の天然芝生が定着したことを機に開催し、家族連れらでにぎわった。 17団体が出店し、バナナジュースやから揚げ、コーヒーのほか、アクセサリーなどの雑貨を販売した。シャボン玉や木製の棒を投げて点数を競うスポーツ「モルック」ができるスペースやヨガの体験コーナーもあり、来場者は芝生の上で思い思いに楽しんだ。 息子と来場した同町の脇田綾奈さん(30)は「みんながのびのびと遊んでいていい」と話し、娘と訪れた三島市の遠藤麻美
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ダンス、民謡、和太鼓 清水町の芸術集う
第53回清水町芸術祭舞台発表の部(町、町教委主催)が12日、町地域交流センターで開かれた。町内を中心に活動する23団体が出演し、練習の成果を披露した。 子どもから高齢者までがダンスや民謡、寸劇など多様なステージを繰り広げた。和太鼓演奏では、勇壮な太鼓の音色が会場に響き、観客から大きな拍手が送られた。 町民らの芸術作品約300点を飾る展示発表の部は、30日まで同センターで開かれている。20日までは七宝焼のアクセサリーや陶器、五行歌などを紹介。22日から30日は町内の小中高生らによる絵画や写真を展示する。入場無料。
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大きなイモ掘れた 沼津・東熊堂自治会
沼津市の東熊堂自治会は12日、市内のデイサービス事業所職員と家族約20人を地区の畑に招待し、サツマイモ掘りを行った。参加したのは、エミーズ原、ツクイ沼津下香貫、からふる沼津の3カ所の職員と家族。人手不足が指摘される介護事業所職員の日々の疲れを癒やしてもらおうと、自治会員が勤務する縁などで招いた。 参加者はスコップを使い、大きく育った紅はるか、シルクスイートなどを懸命に掘った。清水町の南小4年高田絆愛さんは「鹿に食べられているイモもあってびっくりした。大学イモにして食べたい」と笑顔で話した。
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価格設定に給与支払い… 「会社黒字化」へ目標設定 沼津商高で経営体験講座
経営者団体「沼津法人会」の青年部会はこのほど、清水町の沼津商高で会社経営から税金について考えるグループワークを行った。 同会の経営者6人が講師を務め、情報ビジネス科生徒の約15人が受講した。生徒は3~4人の班を作って架空の会社を経営し、商品の価格や月の売り上げ目標などを設定した。従業員に理想の給与を支払い、会社が黒字になるための数字設定を講師に相談しながら考えた。 起業の手助けをする仕事を目標にしているという斎藤みさきさん(18)は「税金がどのくらいかかってくるのかなど、将来役に立ちそうな知識を勉強することができた」と話した。
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美人局手口は「漫画参考」 恐喝容疑5人再逮捕 静岡南署
静岡市駿河区で10~20代の男女5人がマッチングアプリで知り合った女性と一緒にいたことに因縁を付けて男性3人を脅し、現金を奪ったとされる強盗致傷事件で、脅し役の19歳の男2人が美人局(つつもたせ)の手口について、「漫画を参考にした」などと供述していることが9日、関係者への取材で分かった。2人は現金を脅し取る筋書きを考えるなど犯行を主導した主犯格とみられる。静岡南署と県警人身安全少年課は同日までに、別の静岡県中部の男性から同様に美人局の手口で現金を脅し取ったなどとして、恐喝と恐喝未遂の疑いで5人を再逮捕した。 同署などは8日、住所不定、無職の男(19)と伊豆の国市、飲食店従業員の男(19)の
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園田5アンダーで首位 ゴルフ静岡県アマ選手権決勝が開幕
セキスイハイム東海CUP第52回県アマチュアゴルフ選手権(県ゴルフ連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)決勝は8日、静岡カントリー浜岡コース高松コース(6590ヤード、パー72)で開幕した。 有力とみられた学生らのスコアが伸びない中、園田昂生(大熱海国際G)が7バーディー2ボギーの5アンダーで首位に立った。2位は3アンダーの増田圭介(静岡C浜岡C)で、伊藤俊行(静岡C浜岡C)、前田高志(朝霧ジャンボリー)までがアンダーパーで3、4位に続いた。 シード権保持者や2次予選通過者ら131人が出場し、2日間36ホールのストロークプレーで争う。 ショートアイアン 絶好調 得意のショートアイアンがさえ
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清水町の80代男性 300万円詐取被害
清水町の80代の無職男性が7日、息子を装う男らに現金300万円をだまし取られたと沼津署に届けた。同署は特殊詐欺事件として捜査している。 同署によると、同日午後1時ごろ、男性宅に息子を名乗る男から「会社の書類を間違えて送った。お金を用意しないといけない」などと電話があった。男性は待ち合わせ場所として指定された町内の商業施設で再び電話を受け、部長の娘に現金を渡すよう指示を受けた。同2時ごろ、現れた女に現金を手渡したという。
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清水町制60周年で節目祝う 式典に300人
清水町は3日、町制施行60周年の記念式典を同町体育館で開いた。姉妹都市提携を結んでいるカナダ・スコーミッシュ市のアーマンド・ハーフォード市長を含め約300人が集まり、町の節目を祝った。 関義弘町長が「町民との対話を重視しながら、共にまちづくりに取り組む共創の姿勢に重点を置いていく」と述べた。町政の発展に貢献したとして自治、教育、産業、福祉保健、防災、寄付の6分野で152人1社を表彰した。同町出身の絵本作家宮西達也さんがデザインした町のイメージキャラクター「ゆうすいくん」には感謝状が贈られた。 会場には町内の小中学生が育てた菊の花の鉢植えが飾られ、清水中と南中の吹奏楽部が演奏を披露した。第2部
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⛳初のゴルフ静岡県王座へアプローチ 強心臓の20歳、国体覇者の佐野健太
攻めの姿勢を貫く佐野健太(日大2年、暁秀高出)が、8日に開幕する静岡県アマチュアゴルフ選手権で初の頂点を目指す。「コースと勝負し、得意のドライバーで常にピンを狙う」。自分のプレーに集中し、9月の鹿児島国体で成年男子個人を制した勢いを駆って“難敵”静岡カントリー浜岡コースに挑む。 スリムな体から繰り出すドライバーショットはキャリーで300ヤードを超える。高校時代から独自にスイング理論を研究し、下半身を固定して肩から上半身をゴムのようにねじり、一気に力を解放するフォームにたどり着いた。「ドライバーのイメージはテニスのフォアハンド。砲丸投げや円盤投げなども参考にした」と説
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産業 国際交流 キッズバイク ペット 清水町で4イベントにぎわう
清水町はこのほど、産業祭、国際交流フェスタ、キッズバイクカップ、わんわんフェスティバルの各行事を町総合運動公園で開いた。 産業祭には過去最多の17社が出展し、多くの家族連れらでにぎわった。同町の沼津商高の生徒が町内3事業所と共同開発した「町制施行60周年記念メニュー」の販売や、子ども向けの体験ブースなどが並んだ。ステージではブラジルのサンバや和太鼓演奏が披露された。キッズバイクカップには町内外から3~6歳の約110人が出場。3部門に分かれて、子どもたちがランニングバイクで白熱したレースを繰り広げた。 初開催のわんわんフェスティバルでは、ペットの防災に関する展示や犬のマッサージコーナーを設け、
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遠隔接客ロボでお出迎え 外出困難者 自宅から操作 静岡ガス 就労支援へ試験導入
静岡ガスは障害者など外出困難者が遠隔操作で接客業務をできる就労支援ロボット「オリヒメ」を静岡市駿河区のエネリアショールーム静岡に設置し、来場者の接客に活用を始めた。12月下旬までの試験導入だが、オリヒメの開発会社「オリィ研究所」(東京都)によると、単発イベント以外で同ロボットの県内での継続的設置は初めて。 同ショールームで開いたイベント「つなぐアート展」に合わせ、入り口付近に高さ23センチのオリヒメを設置した。操作する「パイロット」として同研究所に雇用されている県外の障害者2人が自宅から接客。来場者に「いらっしゃいませ、ようこそ」と声をかけ、障害者作品展やハロウィーン工作などの催しを案内
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中間決算(9月)=ヨシコン レジデンスが不調
①売上高(前年同期比)②経常利益(同)③純利益(同)④通期売上高見通し⑤同経常利益見通し⑥同純利益見通し ◆連結 ①69億7200万円(12・3%減)②5億500万円(45・2%減)③3億2100万円(45・7%減)④250億円⑤25億円⑥15億5千万円 ※清水町の商業施設引き渡しなどで不動産開発事業が増収増益だったが、新規分譲マンションの引き渡しがなかったレジデンス事業が振るわなかった。下期は分譲マンションの一棟売りや工業施設の誘致などを見込み、通期予想は据え置いた。
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医師相談や体力測定 熱海で健康まつり
第33回熱海市健康まつり(実行委員会主催)が29日、市役所などで開かれた。医療・健康に関わる市内の団体がブースを出展し、大勢の市民でにぎわった=写真=。 医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会をはじめとした専門職の団体が、日頃の健康や薬の相談を受け付けた。さまざまな測定機器を使い、体力年齢や骨密度を調べる体験コーナーも来場者の関心を集めた。 同まつりは新型コロナの影響で4年ぶりの開催。さくら医院(同市清水町)の安達昌子院長が「人生100年時代を自分らしく生きる」と題して講演した。
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インド人材育成に力 事業展開探る 清水町・木村鋳造所
木村鋳造所(清水町、木村寿利社長)がインドの鋳物製造技術者の育成支援に力を入れている。国際協力機構(JICA)の受託事業で、職業訓練校の鋳造技術者育成コースの開設に携わる。モビリティ産業の成長に伴い鋳物製品の需要拡大が見込まれる同国でネットワークを構築し、事業展開の糸口を探る。 木村鋳造所は発泡スチロールの模型を砂に埋めて鉄を流し込む「フルモールド鋳造法」が強み。自動車用プレス金型用素材などの製作実績がある。高品質の鋳物製品をインド国内で供給可能にする人材育成に携わりながら、自社の技術力が求められる製品の需要があるか見極める。 このほど、仕入れを仲介した訓練用機材が訓練校に納入された。現地で
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沼津商高生 地元飲食店と協力 緑米バーガーや「ゆうすいくん」ケーキ考案 清水町 29日産業祭で販売
沼津商業高(清水町)に本年度観光コミュニケーションコースが新設され、町と同校が地元の魅力を発信する学生観光ボランティア育成に力を入れている。育成の一環として、2年生13人が町内の飲食店や企業とともに考案した「町制施行60周年記念メニュー」を29日、町総合運動公園で開かれる産業祭で披露する。 町産業観光課によると、町では民間観光ボランティアの高齢化や減少が課題。新メニューの考案により、生徒が町内企業の魅力を再発見するとともに、新たなグルメ商品で観光促進を目指す。 協力するのはところてん製造販売の栗原商店、ステーキとサラダバーが目玉の飲食店「毎日牧場」、ハワイアンカフェ「魔法のパンケーキ 伊
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現代俳句全国大会賞に清水町・伊藤さん
第60回現代俳句全国大会(現代俳句協会主催)の同大会賞に、伊藤孝一さん(73)=清水町=の「暗がりを遠き夜汽車のやうに蛇」が選ばれた。応募総数1万2515句で同賞は最高賞。表彰式は11月3日に都内で開かれる同大会で。
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町立清水中の給食 ビニール片が混入 食材の包装袋
清水町は25日、町立清水中で、同日の学校給食にビニール片が混入していたと発表した。食材のもやしを包装していた袋の切れ端で、生徒が食事中、口にする前に気づいて発覚した。 混入していたビニール片は10ミリ×70ミリ。調理工程の中で混入したとみられる。3年の生徒の「キュウリともやしのごまみそあえ」の器の中に入っていた。給食は自校調理で、他の小中学校に影響はないという。 町は「食材納品時の開封の仕方について再確認するとともに、作業工程の確認に努め、再発防止の徹底を図る」とした。
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干物パッケージ 沼商生が制作へ 地元「ヤマショウ」とコラボ 生徒が代表に発表「親しみやすさ意識」
沼津商業高(清水町)の2年生8人が、干物製造の「ヤマショウ」(沼津市)の新商品パッケージデザインに取り組んでいる。このほど、同校を訪れた同社の前田康智代表らに、生徒がデザイン案を発表した。 デザインに取り組んでいるのは情報ビジネス科マルチメディアコースの生徒。焼くことでにおいや煙が出ることから敬遠されがちな干物を、レンジで簡単に調理できるようにした新商品のパッケージを制作する。発表には、前田代表やヤマショウの商品パッケージなどを手がけるNAC(同町)の野村尊正さんら6人が同席した。 生徒は、前田代表が好きなバラをあしらったほか、若い層が手に取りやすいように明るい色合いにした工夫を紹介。漫画調
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静岡県人口355万5818人 9月1日推計 前月比1295人減
静岡県がこのほど公表した9月1日現在の県の推計人口は355万5818人で、前月に比べて1295人減少した。推計人口の減少は15カ月連続。社会動態は5カ月連続で増加した。 ※画像タップで拡大してご覧になれます 転入数から転出数を引いた社会動態は741人増(転入1万1273人、転出1万532人)。出生数から死亡数を引いた自然動態は2036人減(出生1826人、死亡3862人)だった。 市町別で人口が増加したのは、掛川市の69人を筆頭に、清水町57人、浜松市34人、長泉町33人など6市町。減少は29市町で、最多の静岡市が442人、沼津市164人、藤枝市146人、御殿場市71人などが続い
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観光と自然の共生を 清水町商工会と町議が意見交換
清水町商工会は23日、同会役員と町議が町の現状や課題について意見交換する懇談会を町商工会館で開いた。 町議7人と同会役員ら7人が出席した。仲田敏道会長は、企業誘致の促進や観光地としての柿田川公園の活用を課題として挙げ、「観光と自然の共生をしている全国の景勝地を参考にしながら、方法を模索したい」と述べた。出席者は、着手が予定されている都市計画道路「玉川卸団地線」について話し合い、「道路を整備した後の周辺地域の活用を考えていく必要がある」などの意見が出た。
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長泉町内周遊ツアー 地域バスの便利さ体感 電子決済や運行状況確認
長泉町は21日、1月に再編したコミュニティバスを知ってもらおうと町内を周遊するバスツアーを開いた。交通系ICカードを参加者らに利用してもらい、キャッシュレス決済の利便性も併せて周知した。 高齢者や子ども連れなど約20人が参加。ながいずみ観光交流協会の職員がガイドを務め、JR下土狩駅から町内を小型バスで8の字に回る「循環線」に乗り込み、原分古墳など各地を回った。 参加者は交通系ICカードを使用してスムーズにバスに乗降。バス停に設置されたQRコードを読み取り、ウェブ上で運行状況を確認できる「長泉町バスロケーションシステム」を体験した。1年半前に免許を返納した芹沢和子さん(83)は「循環線に乗
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動植物、日本画で華やかに 熱海の画家・江間さん、御前崎で作品展
沼津西高芸術科の非常勤講師で、熱海市清水町の日本画家江間江美さん(52)の作品展が11月26日まで、御前崎市の静岡カントリー浜岡コース&ホテルのカルチャーフロアで開かれている。約30点出展し、日常生活で感じた動植物のいとおしさや美しさを表現した。 主にペットの熱帯魚やインコ、シマリスなどを題材に選んだ。シマリスの毛並みは繊細で、柔和な表情が来場者の目を引きつける。岩絵の具だけでなく金泥を使って描いた熱帯魚の作品は、鰭(ひれ)が優雅で華やかな空間を演出。日本画が連想させる奥ゆかしさに縛られることなく、躍動感あふれるきらびやかな作品を並べた。 日本画は一般的に落ち着いた雰囲気の作品が多いが、
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日本オープンゴルフV 役場に懸垂幕 岩崎選手応援 清水町が一丸
清水町は19日、同町出身の岩崎亜久竜選手の日本オープンゴルフ選手権優勝を祝う懸垂幕を町役場東側壁面に飾った。選手権翌日の16日に出入り口に掲げた横断幕や立て看板とともに、地元の応援ムードを高めている。 懸垂幕は岩崎選手の優勝が決まったと同時に作成を決め、発注したという。町職員や関義弘町長らが壁面に掲げた。関町長は「町民みんなで応援していきたい。次の活躍を期待している」と述べた。
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企業目標達成で高校生の夢応援 「生徒との約束守る」 山一金属(長泉) 寄贈型PIF
アルミのリサイクルを手がける山一金属(長泉町)は、環境や社会、経済の各分野における地域貢献を後押しする静岡銀行の「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」を通じ、高校生の自主性を養う教育支援に乗り出す。二酸化炭素(CO2)削減などPIFで定める目標達成状況に応じ、高校生の主体的なイベントに出資する。自ら課した条件を生徒との「約束」とし、自社の課題解決力に磨きをかける。 同社は運転資金として3億円の融資を受けるPIFの契約で、CO2排出量の2019年比28%減、25年までにリサイクルの新技術を開発―など7項目の重要業績評価指標(KPI)を設定。同行が毎年実施する審査で4項目以上を達成
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地域課題解決へ 沼商高生、行政担当者らと探求 若者流出対策や観光戦略
沼津商高(清水町)は、1年生約200人が同町や沼津市、三島市が抱える地域課題の解決策を探る「沼商プロジェクト」を進めている。各市町の担当者らと意見交換も行い、問題意識を共有。連携して活性化案を模索する。 総合的な探求の時間の一環で3年ほど前に始まった。これまでに、同町内のラーメン店を取り上げたマップを作成するなど生徒のアイデアが具現化した。 このほど開いた講座には、各市町や観光協会の担当者らが参加。清水町産業観光課は「若年層が東京圏に流出している」という課題を示した上で、進学先の豊富さや収入の高さから東京に憧れる若者が多く、地元企業が採用で苦慮している現状を説明した。町が企業を紹介する
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狩野川治水の予算確保要望 国交省へ期成同盟会
狩野川流域の7市町でつくる狩野川改修促進期成同盟会は17日、国土交通省に小鑓隆史政務官を訪ね、治水事業の推進に向けた予算確保を要望した。 会長の関義弘清水町長、副会長の池田修長泉町長、監事の頼重秀一沼津市長が面会した。要望では、浸水被害が懸念される各市町の地区を示し、堤防の整備や河道掘削の推進を訴えた。南海トラフ地震への対策強化や水辺空間の創出も求めた。 狩野川水系は8月、国交省が気候変動を踏まえて河川整備基本方針を見直した。降水量の増加に伴い、従来の想定より水害リスクが増すとして、狩野川放水路の改築など追加対策を進めるとしている。関町長は取材に「放水路改築の早期着手など、流域全体の安全を守
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黄瀬川大橋(沼津市・清水町境)仮橋開通 大型車迂回なし、歩道すれ違い可能に
2021年の豪雨で一部が損壊した沼津市と清水町境の黄瀬川大橋(県道富士清水線)の替わりとなる仮橋が16日、開通した。既設の橋を渡れなかった大型車と二輪車を含む全車両の通行が可能になった。迂回(うかい)を強いられていた周辺事業者や住民は利便性向上を歓迎する。 同県道は東西を結ぶ幹線道路の一つ。既設橋の約10メートル南(下流)側に架かった仮橋は長さ約96メートル、幅9メートル。南側に幅2メートルの歩道がある。午後3時に開通すると、多くの車や歩行者が行き交った。 黄瀬川大橋は21年7月の豪雨で橋桁が傾き通行止めになった。損壊部分に応急組立橋を架けて通行止めを解除したが、7・5トン以上の車両と二
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ゴルフ岩崎亜久竜選手優勝 地元清水町、横断幕で祝福 看板も設置
清水町出身のゴルファー岩崎亜久竜選手が国内三大大会、日本オープン選手権で国内ツアー初優勝に輝いたことを受け、町は16日、町役場の出入り口に祝福の横断幕と立て看板を掲げた。 横断幕には優勝を伝える文面とともに「郷土の誇り世界にはばたけ」と今後の活躍を願う言葉が添えられた。横断幕に驚いた様子の武藤美代さん(75)=同町湯川=は「おめでとうの一言。新聞で岩崎選手を見て気になっていた。町の誇り」と目を細めた。 町は今後、垂れ幕も準備して役場に飾る予定。
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ゆうすいポイント 加盟店が「まつり」 清水町の地域通貨
清水町の地域通貨「ゆうすいポイント」の加盟店40店が出店した「ゆうすいポイントまつり」(同ポイント事務局主催)が14日、同町総合運動公園で開かれた。 来場者を集め、クイズを交えながらポイントの使い方などを話し合う「ファンミーティング」を初めて実施した。「もう一度やってほしい企画は」と問われた参加者は「ポイントまつりを継続してほしい」「20倍キャンペーンをまたやってほしい」などと答えた。 会場には、焼き菓子やハンバーガーといった飲食や金魚すくいなどのブースが並んだ。2021年のオープンから加盟しているという同町徳倉のハンドメードショップ「tsu-n工房」の角田恭子さんは「イベントや企画を通して
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⛳岩崎亜久竜 静岡育ちの若武者、ツアー初V ゴルフ関係者歓喜「後進の励みに」
静岡育ちの若武者のメジャー制覇に県内ゴルフ界が沸いた。清水町出身の岩崎亜久竜(25)が15日、国内三大大会、日本オープン選手権(大阪府茨木CC)で国内ツアー初優勝を飾った。「夢を見させてくれる」「ジュニア世代の目標」。8歳でゴルフを始めてから大学卒業まで静岡で腕を磨いた「地元の星」のビッグタイトル獲得に、関係者から歓喜の声が上がった。 清水町立清水中時代から静岡県アマチュア選手権に出場。日大国際関係学部(三島市)4年時に3度目の優勝を果たし「大人に応援してもらい、成長させてもらった」。プロの世界に羽ばたいた青年を、多くの関係者がわが子のように見守ってきた。 「(上位に付けた)前日からみん
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⛳ツアー初優勝の岩崎亜久竜「人生で一番幸せ」「夢なんじゃないか」
ゴルフ国内三大大会最終戦の日本オープン選手権最終日(15日・大阪府茨木CC=7315ヤード、パー70)は、25歳の岩崎亜久竜[あぐり](清水町出身)が7位から6バーディー、1ボギーの65で回り、通算8アンダーの272で初優勝した。ツアー初勝利で、5年シードと賞金4200万円を獲得。 3位から68で回った石川遼が2打差の2位。堀川未来夢、前日首位の平本世中ら5人が通算3アンダーで3位となった。賞金ランキング2位の中島啓太は1アンダーで10位、賞金トップの金谷拓実は2オーバーで27位だった。前回覇者の蟬川泰果は36位。(出場64選手=アマ3、晴れ、気温22・8度、北西の風6・4メートル、観衆7
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岩崎亜久竜(清水町出身)メジャー初優勝 ゴルフ日本オープン選手権
ゴルフの国内三大大会、日本オープン選手権最終日は15日、大阪府茨木CC(7315ヤード、パー70)で行われ、岩崎亜久竜[あぐり](25)=清水町出身=が通算8アンダーの272でツアー初優勝を飾った。6バーディー、1ボギーの65で回り、首位と3打差の7位から逆転した。 岩崎は8歳でゴルフを始め、日大を卒業した2020年にプロ転向。国内ツアー初参戦の昨季は賞金ランク3位と活躍し、今季は欧州ツアーにも参戦していた。
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松田丈志さん“五輪の泳ぎ”伝授 清水町
2004年~16年の五輪4大会に連続出場した元競泳日本代表の松田丈志さんが14日、清水町温水プールで水泳を指導した。小学生から大人まで約60人が、トップアスリートから泳ぎの基礎を学んだ。 松田さんは実演を交えて、水泳の基本となる蹴伸びと姿勢の大切さを説明した。「クロールでは、推進力の7割は腕になる。キックは姿勢を保つ補助的な役割と考えて」などと助言した。クロールやバタフライを披露すると、参加者は水に潜ってフォームを確かめた。沼津市の大岡南小5年三塚央葵君は「松田さんのように早くかっこよく泳げるようになりたい」と意気込んだ。 16年に現役引退後、各地で講演や教室を開いている松田さんは「幅広
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駿東伊豆消防本部防火ポスター 最高賞に杉山君(加藤学園暁秀小6) 沼津で表彰式
駿東伊豆消防本部は14日、防火ポスターコンクールの表彰式を沼津市の沼津北消防署で開いた。最高賞の金賞に輝いた杉山遼太君(加藤学園暁秀小6)ら児童12人をたたえた。 管内4市3町の小学4~6年生から232点が寄せられた。表彰式では安立和弘消防長らが表彰状を手渡した。 優秀作品と佳作の計30点は30日~11月5日にアピタ大仁店(伊豆の国市)、11月10~13日にららぽーと沼津(沼津市)、11月21~27日に伊東ショッピングプラザデュオ(伊東市)で展示する。 他の受賞者は次の通り。 銀賞 飯田怜花(伊豆修善寺南4)、大石由季(伊豆の国大仁北4)、永岡瑛多(伊豆土肥小中一貫校5)▽銅賞 森田
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韮山反射炉で鋳物体験 オリジナルキーホルダー製作
伊豆の国市は14日、同市の韮山反射炉ガイダンスセンターで鋳物体験教室を開いた。木村鋳造所(清水町)の社員を講師に、参加者は韮山反射炉や特産のイチゴをかたどったオリジナルキーホルダーを製作した。 鋳造工程を学び、大砲製造に関わっていた韮山反射炉の理解を深めることを目的に開催した。砂の中にキーホルダーの原形となる空間と穴を開け、講師が高熱の金属を流し込んで待つこと数分。中からキーホルダーが現れると、参加者は笑顔を浮かべた。
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井上さん(清水町出身)故郷でビオラ演奏 弦楽三重奏、聴衆魅了
清水町と同町教育委員会はこのほど、同町出身で英国王立音楽院教授のビオラ奏者井上祐子さんらを招いたコンサート「美しき弦楽の響き」を町地域交流センターで開いた。 ドイツを拠点にするバイオリニスト藤原晶世さんとチェリストの藤原秀章さんの兄弟と共演した。シューベルトの弦楽三重奏第1番やドホナーニのセレナーデを演奏。流れるような旋律と豊かなハーモニーを会場に響かせて、聴衆約230人を魅了した。 井上さんは中学生まで清水町で過ごし、現在は英国ロンドンを拠点に活躍している。ステージで「いつかこの土地で音楽をやりたいと思っていた。2回目もできれば」と話した。
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一流の音楽に感激 清水中が芸術鑑賞教室 沼津
清水町の清水中は12日、第12回ショパン国際ピアノ・コンクール3位のピアニスト横山幸雄さんらプロの演奏家3人を招いた「芸術鑑賞教室」を沼津市民文化センター大ホールで開いた。全校生徒約580人が一流の音に触れ、共演も通じて音楽に親しんだ。 横山さんと、ソプラノ歌手の隠岐彩夏さん、バイオリニストの松浦奈々さんがトリオで息の合った演奏を披露。横山さんは雄大なピアノソロも奏でた。吹奏楽部員と有志の生徒が3人と一緒にステージに上がり、ベートーベンの「第九」を合奏。客席にいた生徒もドイツ語で歌詞を歌い、会場は一体感に包まれた。 ホルンを演奏した3年の服部芽以さんは「とても緊張したが、貴重な体験をさせても
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東部9市町が移住相談会 都内 住環境など地域の特性説明
静岡県東部地域局はこのほど、管内9市町(沼津、三島、富士、富士宮、伊東、伊豆、伊豆の国、清水、小山)による合同の移住相談会を都内で開いた。 各自治体の担当者が、ブースを訪れた人に住環境や交通利便性といった地域の特性を説明し、質問を受け付けた。地域おこし協力隊など県外からの移住経験者を相談員として配置した自治体もあり、経験者ならではの視点でアドバイスを送った。首都圏から熱海市に移り住み、現在は移住コンサルティングとして活動する「アタミステイル」の中屋香織代表によるセミナーもあった。 2年以内の移住を検討している40代の夫婦は「移住経験者の方に物件の探し方や地方での苦労など、リアルで役立つ情報を
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市町対抗駅伝=「ワンチームで王座奪還を」 吉田町チーム 結団式
静岡市で12月2日に行われる県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の吉田町実行委員会は7日夜、結団式を町内で開いた。選考を通過した選手らが集まり、健闘を誓い合った。 町の部連覇を狙った前回大会。町の過去最高タイムを記録したが、大会新を打ち立てた清水町に惜しくも敗れた。選手一人一人が意気込みを語り、キャプテンの鈴木拓己さん(40)は「ワンチームで大会に臨み、1位奪還を目指したい」と言葉に力を込めた。 今後、週に1回のペースで練習会を行う。選手団の最終打ち合わせは11月25日に行う。田村典彦町長は「代表選手に選ばれたことを誇りに思い、町民に勇気を与える走りができるよう備
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段ボールでキャラクター制作 清水町図書館 絵本原画展に合わせ講座
清水町立図書館で7日、同町出身の絵本作家宮西達也さんの「段ボールアート」制作ワークショップが開かれた。29日まで同図書館と町地域交流センターで開催している町制60周年記念事業「宮西達也ステキな60点の絵本原画展」に合わせたイベント。 園児と児童計12人が参加した。参加者は宮西さんから説明を受け、段ボールに熊や魚などから想像したキャラクターや家、花などを描いて切り取り、土台に立体的に貼り付けて思い思いの世界を表現した。きょうだいと参加した清水南小6年の吉田千理君は「団子のキャラクターを作った。切るのが大変だけど楽しかった」と笑顔を見せた。 展示では、宮西さんの絵本「おまえうまそうだな」や「
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黄瀬川大橋仮橋 16日開通 沼津市・清水町境 全車両通行可能に
静岡県沼津土木事務所は5日、2021年の豪雨で一部が損壊し、架け替えが決まっている沼津市・清水町境の黄瀬川大橋(県道富士清水線)の仮橋について、16日午後3時に開通すると発表した。架け替え中の迂回(うかい)路。豪雨の影響で既設橋を通行できなかった大型車や二輪車を含む全車両が通行可能となる。 仮橋開通は10月末を目指していたが、工事が順調に進み早まった。沼津市側に市道と接続する十字路交差点を新設、27日午後3時から市道への出入りが可能になる。仮橋開通に向けた工事に伴い、既設橋は9日から片側交互通行になる。 既設橋は21年7月の豪雨で橋脚が沈んで橋桁が傾き、一時通行止めになった。損壊部分に応
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女子プロレスの力「地域を元気に」 神取忍さんら清水町で米作り
人気女子プロレスラーとして一時代を築いた神取忍さん(59)が10年以上前から静岡県内の地域活性化に尽力している。農業や障害者支援を柱に「地域が元気になれば。地域を発信して知ってもらいたい」。いちずな思いが住民の間に浸透し、活動は広がりを見せている。 貢献活動続ける「いずれは子ども食堂に」 清水町では、8月上旬、町民らが年3回行っている用水路の清掃活動に参加した。「米作りについては練習生」と神取さん。「将来は自分の田んぼを清水町に持ち、出来上がった米を子ども食堂に寄贈したい」と意気込む。女子プロレスラーの井上貴子さん(53)と、住民と交流しながら汗を流した。 水路の清掃作業に参加した神取
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静岡県商業科実務競技会 簿記の部団体 沼津商高3連覇
沼津商高(清水町)の会計実務部簿記班が、9月上旬に島田市で開かれた県商業科実務競技会簿記の部団体で優勝し、3連覇を果たした。3年生を主力とした学校が多い中、2年生のみの5人で出場。そのうち3人は個人で上位入賞した。11月4日に愛知県で開催される東海大会に向けて、「先輩たちの優勝を守ることができた。練習を重ね、5人で頑張りたい」と意気込んでいる。 出場したのは、部長の土屋乃琉さん(17)、石黒瑛さん(16)、佐藤茉夏さん(17)、山口茉璃さん(17)、植野智尋さん(17)。大会では5人のうち上位3人の合計点が団体の成績となり、商業分野の知識や技術を競い合う。同校は2位の城南静岡高と4点差で1
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マラソン神野大地「200%の状態」でMGCへ 10月15日「上りで仕掛ける」
10月15日に都内で開催される2024年パリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」に出場するプロランナーの神野大地(30)が3日、合宿中の長野県内からオンライン取材に応じた。 神野は約1カ月前に股関節を痛めたものの、現在は完治。五輪出場が内定する2位以内へ、「試合当日には200%の状態で迎えることができそう」と手応えを口にした。 青学大時代の箱根駅伝で、上り坂での圧倒的な強さを発揮した「山の神」は、今回のMGCでも勝負どころをラスト5キロにある上りに置く。ペースメーカーがいないMGCではスローペースを想定し、「ゴールしたときに100%の力を出し切ることが大事。市ケ
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清水町の高齢者対象事業 地域とつながり健康に【東部 記者コラム 湧水】
清水町に住む65歳以上の高齢者を対象に、町内の体育施設の使用料が無料となる静岡県内初の「笑街健幸(しょうがいけんこう)パスポート事業」が10月からスタートした。認知症の人やその家族の支援に取り組む「チームオレンジ」も9月に設置された。一連の取り組みが町民の健康増進や地域の連携強化につながる契機となってほしい。 町福祉介護課によると、町内の要介護認定者のうち、認知症と診断されている人は2022年度時点で34・8%。国や県よりも10ポイントほど高い水準にある。また、物忘れの症状が目立たない「隠れ認知症」で、医療機関を受診していない人がいる可能性もある。 政府が19年に決定した「認知症施策推進
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親子でAED使用体験 清水町で防災フェア アスルクラロ沼津2選手も参加
サッカーJ3アスルクラロ沼津の下川雅人選手と前川智敬選手がこのほど、清水町の商業施設サントムーン柿田川で開かれた「親子でそなえる! 防災フェア」(静岡ガス主催)に参加した。 両選手は親子ら約10人とともに、心臓マッサージや自動体外式除細動器(AED)の使用体験を通して緊急時の対応を学んだ。サイン会やダーツ対決をする交流会も設けられた。 下川選手は「心臓マッサージは思っていたより力が必要だった。日ごろから応援してくれるファンやサポーターと近い距離で話ができた」と話した。
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JA共済 交通安全ポスター 小林さん(御前崎中3)最高賞
静岡県内JAとJA共済連県本部はこのほど、第53回JA共済県小中学生交通安全ポスターコンクール(静岡新聞社・静岡放送後援)の審査会を静岡市駿河区の県農業会館で開いた。金賞の10点などを選び、最高賞の県知事賞は小林優生さん(御前崎中3)に決まった。 コンクールは児童や生徒の美術教育の高揚を図るとともに、交通安全の理念を社会に広く訴えることが目的。県内の小中学校と特別支援学校から計5031点の応募があった。審査員が色彩感覚や創造性などを評価し、170点の入賞作品を決めた。 金賞作品は来年1月8~10日、静岡市役所市民ギャラリー(同市葵区)に展示する予定。 他の金賞受賞者は次の通り。 塩川琴弓(静
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マスコットは「カッキー」 清水町社協 設立50周年講演会 お笑い「レギュラー」の講演も
清水町社会福祉協議会は23日、社会福祉大会とお笑いコンビ「レギュラー」を招いた法人設立50周年の記念講演会を町福祉センターで開いた。町社協や福祉に興味を持ってもらおうと作成したカワセミのマスコットキャラクターの名前が「カッキー」に決まったと発表した。 キャラクターは絵本作家の宮西達也さんがデザインした。名前は6、7月に募集し、県内外から約170人の応募があったという。「カッキー」は複数人から集まり、そのうち吉川亜優乃さん(36)=同町=は「柿田川に住み、町に活気を与えるラッキーな鳥という思いを込めた。親しんでもらいたい」と話した。 レクリエーション介護士の資格を持ち、高齢者施設などで活動して
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黄瀬川「仮橋」10月末開通 沼津市と清水町境 新橋は2026年度
2021年の豪雨で一部損壊し、架け替えが決まっている黄瀬川大橋(沼津市・清水町境)の迂回(うかい)路となる仮橋が10月末に開通することが、29日までの県沼津土木事務所への取材で分かった。大型車や二輪車を含む全車両が通行できるようになる。新橋は26年度中の開通を目指す。 現橋の約10メートル下流(南)側に架かる仮橋は長さ96メートル、幅9メートル。下流側に幅2メートルの歩道を設けた。同事務所は開通日について「関係者と調整中」としている。10月5日に両市町でそれぞれ開く説明会で明らかにするとみられる。 仮橋開通後、11月から現橋の撤去を始め、年度内に新橋の建設工事に着手する予定。河川管理者の
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全国少年少女草サッカーで優勝 長嶋さん、甲斐さん 喜び報告 清水町
清水町の長嶋しずくさん(清水南小6年)と甲斐美絢さん(同4年)所属のサッカーチームが、8月に開かれた全国少年少女草サッカー大会で優勝した。このほどメンバーとともに町役場を訪れ、関義弘町長に喜びを伝えた。 2人は県東部の小学生女子チーム「クワトロガールズエフシー」に所属している。大会は12歳以下を対象として、24チームが出場した。長嶋さんらは決勝で東京のチームと戦い、3-0で勝利した。 長嶋さんは「最初は緊張していたが、だんだんいいプレーができるようになった。このチームに入って初めての優勝でうれしい」と話し、甲斐さんは「次は自分がハットトリックを決め、優勝したい」と闘志を燃やした。
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富士山安全対策へ新会議 静岡県、中長期方針も議論 静岡県議会
静岡県議会9月定例会は27日、公明党県議団の早川育子氏(富士市)が代表質問、無所属の遠藤行洋氏(静岡市葵区)と自民改革会議の坪内秀樹氏(清水町)が一般質問を行い、知事の政治姿勢や県政課題をただした。今夏の富士山で遭難事故やマナー違反が多発したことを受け、村松毅彦スポーツ・文化観光部長は「課題解決に向けて一歩踏み込んだ対策を早急に検討する」と述べ、来夏の対策や中長期的な方針を協議する「県安全快適な富士登山推進会議」(仮称)を設立すると表明した。早川氏への答弁。 村松部長は、今夏の富士山登山者数が新型コロナウイルス禍前の2019年程度まで回復した一方で、遭難事故件数は19年に比べ19件増加し
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認知症理解 まちの本屋から始めよう 清水町連携 特設ブース設置
世界アルツハイマー月間(9月)に合わせ、清水町は30日まで、認知症への理解を深める啓発活動を展開している。町内4書店と連携して、関連図書を並べた特設ブースを各店舗に設置した。町によると、書店と共同した取り組みは県内で唯一という。 同町は、介護申請者のうち認知症疾患を持つ人の割合が国や県の平均より高い。認知症の人やその家族の支援につなげようと、活動を始めた。 TSUTAYAすみや三島店では、予防法や症状、認知症の人との接し方を紹介する書籍や漫画を置いた。ポスターも掲示し、ブースを目立たせている。西田哲也店長(46)は、認知症に関する書籍が普段は店内の奥側にありがちなことに触れ、「認知症を知られ
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清水副町長に元町議秋山氏 町議会、人事案同意
清水町の関義弘町長は22日に開かれた町議会議会運営委員会で、3カ月にわたり不在となっている副町長について、元町議の秋山治美氏(67)を起用する人事案を示した。同日の町議会9月定例会最終本会議に追加議案として提出し、原案通り同意された。 秋山氏は1978年に町役場に入り、福祉課長や消防長、安全安心課長を歴任し、2015年から町議を2期務めた。 副町長については、前任の高嶋広幸氏が5月いっぱいで退任して以降空席となっていた。
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16議案を可決 清水町議会閉会
清水町議会9月定例会は22日、最終本会議を開き、2023年度一般会計補正予算案や町営住宅条例の一部改正案など16議案を原案通り可決、認定し閉会した。追加議案として提出された副町長の人事案も同意し、元町議の秋山治美氏(67)が選任された。
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清水町の美容室 町に車椅子寄贈
清水町の美容室キルトの杉沢健児さん=写真右=がこのほど、町に車椅子1台を贈った。2010年から毎年寄贈し、19台目。 売上金と店舗に設置した募金箱から購入している。車椅子が地域に少ないと感じ、続けているという。これまでに町内の小中学校や公共施設で使用していて、今回は南小に配備予定。 町役場での贈呈式に訪れた杉沢さんは「台風などの災害が多い中、活用してもらえれば。来店してお礼を伝えてくれる人もいて、やっていてよかったと感じる」と話した。
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静岡県内13施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は21日、小学校など計13施設で、インフルエンザに感染したとみられる患者240人が確認され、学級閉鎖や学年閉鎖を行ったと発表した。浜松市中区の幼稚園は全園閉鎖した。 市区町別の患者数は次の通り。 【幼稚園】沼津市18人、浜松市中区25人。 【小学校】清水町23人、富士市12人、静岡市清水区48人、同区7人、焼津市11人、藤枝市31人、島田市19人。 【中学校】裾野市12人、清水町9人、藤枝市9人。 【高校】浜松市中区16人。
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酢やシソで減塩のススメ 清水町が食育研修
清水町はこのほど、本年度第1回の食育推進ボランティアフォローアップ研修を同町のまほろば館で開いた。ボランティア約10人が講義や調理実習を通して、減塩や野菜の摂取方法に学びを深めた。 地域住民の健康増進や災害時の対応連携に関する協定を町と結んでいる中北薬品の担当者が講師を務めた。食塩の過剰摂取によって血圧上昇のほか、骨粗しょう症や認知症になるリスクが高まることを解説。減塩のポイントとして、調味料に酢やシソを使用する手法を伝えた。 調理実習では、ホウレンソウやニンジンといった野菜をふんだんに使った2種類のギョーザを作った。 3人の子どもがいるという鬼束理絵さん(45)は「このギョーザなら子どもも
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沼津市 水道料金39%値上げへ 市審議会答申 下水道は20%
沼津市水道事業及び下水道事業経営審議会(松井泰樹会長)は19日、水道料金を平均39・5%、下水道使用料を平均20・5%、それぞれ来年7月1日から値上げすべきと頼重秀一市長に答申した。電気料金高騰による経費の増加や人口減による収入減を踏まえた。市は市議会11月定例会以降に関連議案を提出する。 改定は水道料金が約14年ぶり、下水道使用料は約5年ぶり。水道料金は標準モデル(給水管口径25ミリ以下、月使用量1カ月20立方メートル)で月額670円、下水道使用料は標準モデル(1カ月20立方メートル使用)で月額490円のそれぞれ値上げとなる。 松井会長は市役所で頼重市長に答申書を手渡し、「上下水道同
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頼朝・義経対面840周年記念 清水町 対面石八幡神社で奉祝祭
平安時代末期の1180年に源頼朝・義経兄弟が対面したとされる史跡「対面石」がある対面石八幡神社(清水町)は18日、2人の対面840年を記念した奉祝祭と例大祭を開き、記念事業で整備した境内周辺をお披露目した。 神社には、奥州から駆けつけた義経が頼朝と涙ながらに対面し、平家打倒を誓い合ったとする伝承が残る。2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場した。記念事業では、観光バスが入れるよう町事業として神社南側参道を拡幅したほか、駐車場を整備。対面石の周囲に玉垣を設置し、鳥居や看板なども改めた。 同町の関義弘町長、長泉町の池田修町長や地元議員、周辺神社関係者ら約50人が出席。神事の後、勝又清文
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日本初のカバーオール復刻 100年前に販売 清水町の山本被服
作業服製造販売の山本被服(清水町)は1930年代に販売した日本初のカバーオールを復刻した。20日まで限定販売している。大正時代に職を求めて米国に渡り、炭鉱作業員として働いた創業者の経験から生まれた商品。5代目の山本陵取締役(41)は「フロンティア精神や物語に共感できる人に着てほしい」と話している。 北海道や東北で酪農家や農家に販売した商品を、当時の商品カタログを頼りに復刻した。デニム生地で、ジージャンに比べて裾が広く丈が長いのが特徴。ボタンは創業当時の社章をあしらった。炭鉱作業員の作業服だったデニム製品に着目して現地で妻と製造を始め、帰国後に山本被服を創業した山本彦太郎が農作業に適すると見
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健康の秘訣は「食べること」 佐藤さん100歳 清水町長が祝福
敬老の日(18日)を前に、清水町の関義弘町長が13日、昨年10月の誕生日で100歳を迎えた同町徳倉の佐藤光子さん宅を訪ね、長寿を祝った。 家族によると、佐藤さんは一人でよく買い物に出かけ、80代までグラウンドゴルフを続けていた。中トロやウナギが好きで、毎日牛乳を飲んでいるという。健康の秘訣(ひけつ)を聞かれ、佐藤さんは「毎日しっかり食べて、栄養をとること」と話した。 関町長は記念品や花束を手渡し、「また来ますので、お元気でいてください」と声をかけた。佐藤さんは「自分でもびっくりだが、幸せなこと。もっと長生きしたい」と笑顔を見せた。 町によると、13日時点で100歳以上は町内に12人。
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国体初出場での活躍誓う 女子ラグビー野毛総監督、三島市長訪問
特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」ラグビー成年女子本県代表の野毛伸子総監督(37)=清水町、三島北高出身=が11日、三島市役所に豊岡武士市長を訪ね、大会での活躍を誓った。 東海ブロック大会で準優勝し、2016年に正式種目となって以来初めて出場権を獲得した。野毛さんが監督を務めるアザレア・セブンのメンバーで本大会に臨み、野毛さんは「子どもたちが大会に出たいと思えるような成績を残し、ラグビーを盛り上げたい」と抱負を語った。 豊岡市長は「静岡の女子ラグビーはすごいと全国に知らしめてきてほしい」と激励した。
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記者コラム「清流」 幼魚の世界に触れて
清水町の幼魚水族館で開かれた一日館長体験。参加した小中学生10人は、魚の知識が豊富な「博士」だった。取材中、子どもたちの会話には、全く知らない魚が何匹も登場した。 イベントは、担当として割り振られた幼魚の展示方法を2人一組で考えるという企画。児童生徒は担当幼魚と一緒にどんな魚を水槽に入れるといいか、図鑑とにらめっこして真剣に考えた。サンゴと色鮮やかな魚を展示して花に見立てる案など、豊かな発想にこちらの心も躍った。 私は8月に県東部に着任し、幼魚水族館にはこの取材で初めて訪れた。館内には目を凝らさなければ見えないほど小さな魚もいた。子どもたちのおかげで、未知だった幼魚の世界に触れることがで
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町立南小改築で太陽光発電 検討 清水町議会 町答弁
清水町は7日の町議会9月定例会で、改築に向けて準備を進めている南小の北校舎について、太陽光発電設備の設置を検討していると明らかにした。加藤博樹教育総務課長が桐原直紀氏(絆の会)の一般質問に答えた。 太陽光発電設備について、加藤課長は「脱炭素社会の実現に貢献し、環境教育での活用や地域の先導的役割を果たす」と強調。南小のほかに、建設年次の古い清水中と西小の校舎の改築や大規模改修を検討していて、「劣化状況や経費などを調べて比較し、改修か改築かを総合的に判断する」とした。 町によると、南小北校舎は1969年に建造し、町内で最も古い校舎という。老朽化に伴い改築が決まり、2026年4月からの使用開始を目
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清水町発展に貢献 高齢者らを表彰 4年ぶりに敬老会
清水町はこのほど、敬老会を同町の沼津卸商社センター展示場で開いた。町内の高齢者約千人が参加した。地域の発展に貢献したなどとして、各地区内から推薦を受けた模範高齢者33人と「久米田シニアクラブ」を表彰した。関義弘町長は「いつまでも充実した人生を送れるよう、町ではスポーツに関する事業などを展開する」と呼びかけた。ものまねや歌謡ショーもあり、参加者を楽しませた。 敬老会の開催は、新型コロナウイルスの影響で4年ぶり。密を避けるため、地区ごとに2日間に分けて実施した。
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静岡人インタビュー「この人」 清水町のふるさと大使を務める海洋生物写真家 峯水亮さん(清水町)
沼津市の大瀬崎など国内外で海洋生物の写真を撮影する。7~8月に清水町で、町制60周年記念の一環として個展が開かれた。撮影対象は主に稚魚や幼生などのプランクトン。撮影した写真のパネルは、同町のふるさと納税の返礼品にもなっている。大阪府出身。52歳。 -なぜ清水町に。 「大瀬崎でダイビングガイドとして働いていたが、1997年にフリーの写真家として独立した。柿田川の美しさに引かれて、清水町に住み始めた。水がきれいで環境がよく、過ごしやすい土地だと感じる。仕事で東京に行くこともあり、アクセスがいいことも魅力」 -写真の道に進んだ理由は。 「ダイビングの仕事をしていたときに、もっとたくさんの人
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色鮮やかな木版画並ぶ 清水町制60周年記念 前田さん個展 25日まで
SBS学苑イーラde沼津校木版画講師で、清水町在住の前田光一さん(87)の木版画展(同町、町教育委員会主催)が25日まで、町地域交流センターで開かれている。町制施行60周年記念企画展の一環。 日本の里山や昔ながらの建造物をテーマにした色鮮やかな木版画約45点が並んでいる。柿田川や瀬戸内海などの澄んだ青色が映える作品のほか、石垣や木の木目、家の瓦を細かく表現した作品などが来場者の目を楽しませている。 前田さんは「現地でスケッチをして、見た物をそのまま木版画にしている」とこだわりを話した。
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⚾テクノスジャパン初V 軟式野球・静岡県下都市対抗
第69回県下都市対抗軟式野球大会(県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)最終日は3日、浜松球場で準決勝と決勝を行った。決勝はテクノスジャパン(清水町)が延長戦の末、6-4で昨年覇者の大場機工(富士宮)を破り、初優勝した。 最優秀選手賞はテクノスジャパンの望月勇哉、敢闘賞は大場機工の新村佳汰、打撃賞は打率4割7分の鈴木悠矢(大場機工)が選ばれた。 ▽決勝 テクノスジャパン(清水町)00400000002―6 大場機工 (富士宮)00021001000―4 (延長11回タイブレーク) ▽三塁打 小坂(テ)▽二塁打 石川、菅田、望月(テ)坪内(大)▽ボーク 石原(テ) ▽試合時間 2時間
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フェンシング全国大会で好成績 清水中生2人、町役場で喜び報告
7月に岐阜県で開かれた第9回全国中学生フェンシング選手権大会で好成績を収めた清水町の鈴木輝愛さん(清水中3年)と宮垣わこさん(同)がこのほど、清水町役場を訪問し、関義弘町長に喜びを伝えた。 鈴木さんは女子サーブル個人戦で3位、宮垣さんは所属クラブのメンバー5人と出場した女子団体戦で3位に輝いた。大会前には「会場で会おうね」と励まし合ったという。 1年生の時に3位、昨年は優勝した鈴木さんは「中学の3年間、表彰台に立つことができてよかった。高校でも頑張りたい」と意気込み、宮垣さんは「チームみんなで声をかけ合って、日ごろの練習の成果を出せた」と喜んだ。 関町長は「今後も、フェンシング界を盛り
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アパートの一室から出火 1人死亡 清水町伏見
1日午後1時半ごろ、清水町伏見の6階建て鉄筋コンクリート造りアパート「エンゼルハイム伏見」の2階一室から出火し、焼け跡から高齢男性1人の遺体が見つかった。沼津署によると、この部屋に住む男性(81)と連絡が取れていない。同署などが身元の確認を急ぐとともに、出火原因を調べている。 駿東伊豆消防本部によると、アパートの住民から「2階から火が出ている」と通報があった。約1時間20分後に鎮火した。
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清水町、町営住宅の保証人廃止へ 条例改正案を議会に提出
清水町は31日までに、町営住宅の入居条件としていた連帯保証人の確保を廃止する方針を決めた。町営住宅条例の一部改正案を、同日開会した町議会9月定例会に提出した。単身高齢者の増加を受けて、住宅困窮者の入居の支障とされてきた条件を撤廃する。 清水町内には柿田、外原の2地区に町営住宅がある。これまでは町内在住の保証人1人を入居者に求めていた。条例が改正された場合、緊急連絡先は必要だが、保証人を確保せずに入居が可能となる。 静岡県によると、県内で公営住宅の連帯保証人の規定がないのは熱海市、森町、川根本町の3市町のみという。県営住宅では、保証人が見つからない場合に家賃債務保証業者に委託料を払えば保証
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清水町議会が開会 18議案を上程
清水町議会9月定例会は31日開会し、会期を22日までの23日間と決めた後、4億2739万円を追加する本年度一般補正予算案など18議案を上程した。このうち、固定資産評価審査委員と教育委員の人事案2件に同意した。一般質問は7、8の両日に行う。
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小学生草サッカー大会 女子の部 クワトロガールズ(御殿場) 全国V 市役所訪問 チームで連係 ミス少なく
8月中旬に静岡市で開かれた日本最大規模の小学生サッカー大会「第37回全国少年少女草サッカー大会」の女子の部で、御殿場市のチーム「クワトロガールズFC」が優勝した。同市在住のメンバー2人が28日、勝又正美市長を表敬訪問し、結果を報告した。 大会は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となった。全国の強豪だけでなく、台湾、中国など海外チームも参加し、女子の部は24チームが激戦を繰り広げた。クワトロガールズFCは高い次元で攻守のバランスが取れ、6年ぶり2度目の優勝を果たした。 同チームは御殿場、沼津、伊豆の国、裾野各市と清水町のメンバーで構成している。守備の要となっているのが御殿場小6年の島彩綾
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街頭で献血呼びかけ 清水町 沼津千本ライオンズクラブ
沼津千本ライオンズクラブ(小島桂一会長)はこのほど、本年度第1回の街頭献血運動を清水町の柿田川献血ルーム付近の交差点で実施した=写真=。 同クラブの会員ら約25人が通行人に献血を呼びかけたり、献眼についての説明書を入れたティッシュを配ったりした。
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大賞に越川さん(浜松)「開拓地」 静岡県現代俳句協会が表彰式
静岡県現代俳句協会(滝浪武会長)はこのほど、県現代俳句大賞(同協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式を静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあで開いた。大賞に越川都さん(68)=浜松市東区=の「開拓地」が輝いた。 作品は1編を10句で構成する。県内各地から19編の応募があった。大賞に選ばれた「開拓地」は越川さんが昨年、北海道の十勝平野を旅した際の情景を描いたといい「自分が開拓者になった気持ちで回った中で生まれた作品」と振り返る。選考委員長の滝浪会長から表彰状を受け取った越川さんは初の大賞を「“俳句の海”で溺れないための“浮輪”をもら
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JAふじ伊豆2支店、特殊詐欺防止に貢献 警察署から感謝状
徳倉支店 駐在所にすぐ相談 沼津署はこのほど、特殊詐欺を未然に防いだとして、JAふじ伊豆徳倉支店(清水町)の西村裕二支店長と派遣職員の山田京子さんに署長感謝状を贈った。 同署によると山田さんは7月28日午前、通話しながらATMを操作する60代女性に声をかけた。女性が「役場から介護保険の戻りがあると言われた」などと話したため、西村支店長が代わりに電話に出た後、同店最寄りの同署徳倉駐在所に女性を案内したという。 同支店が詐欺被害を未然防止して表彰されたのは、2月以来2回目。吉田光広署長から感謝状を受け取った西村支店長は「駐在所の警察官が見回りに来てくれることもあり、すぐ相談した。お客さまの財
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清水町が総合防災訓練 地震発生想定し避難所開設確認
清水町は27日、地震発生を想定した会場型の総合防災訓練を町立西小で開いた。長沢、本長沢、柿田、八幡の4地区の町民約480人が、避難時の作業を確認して防災意識を高めた。 参加者は町職員や消防団の指示を受けて、避難所の開設や可搬ポンプによる消火活動などに取り組んだ。体育館での避難所開設では、避難者のスペースを区切るパーティションを組み立てた。会場には、ペット同行避難の注意点を示したパネルも展示された。 避難所開設に参加した秋山智一さん(54)は「結構簡単に組み立てることができた。災害に備えて、地域のつながりが大切だと感じた」と話した。会場型の訓練は、新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催。
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吉田君(清水小)少林寺拳法世界大会へ抱負 「いい演武 披露したい」
清水町立清水小4年の吉田湧人君(9)が、10月に東京都の日本武道館で始まる「2023年少林寺拳法世界大会」への出場権を獲得した。7月に袋井市で開かれた県大会で好成績を収めての快挙。このほど、関義弘町長を訪問し「県大会よりも、さらにいい演武を披露したい」と意気込んだ。 吉田君は、所属する伊豆長岡道院の仲間と共に、2人一組の組演武と6人一組の団体演武に出場した。大会では初日に国内予選が実施され、上位に入れば約2700人が出場予定の世界大会へ出場できる。動きのキレや技の正確性、気迫などを得点で争う。県大会の3週間ほど前からは、毎日練習に取り組んだという。吉田君は「技がそろうと気持ちがいい」と笑顔
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⚾NTN磐田製作所3回戦へ 軟式野球 静岡県下都市対抗大会
第69回県下都市対抗軟式野球大会(静岡県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)第2日は27日、磐田市の豊岡野球場などで2回戦16試合を行った。NTN磐田製作所(磐田)は高井大地が2本の本塁打を放ち、中部電力浜松営業所(浜松)に逆転勝ち。昨年覇者の大場機工(富士宮)は島田市役所(島田)にコールドで快勝した。ホンダ浜松(浜松)はファンキース(藤枝)との打撃戦を制した。大会第3日は9月2日、浜松球場などで3回戦と準々決勝を行う。 ▽2回戦 大場機工(富士宮) 12―0 島田市役所(島田) (5回コールド) 良工舎山本鋼業(清水町) 8―0 清水トータス(清水) NTN磐田製作所(磐田) 6―3
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世界スカウトジャンボリーに参加 沼津中央高の内田さん 清水町長に活動報告
韓国で開かれたボーイスカウトの祭典「第25回世界スカウトジャンボリー」に日本代表として参加した沼津中央高1年の内田拓実さん(15)=清水町=がこのほど、町役場に関義弘町長を訪ね、活動を報告した。 世界スカウトジャンボリーは4年に1回開催。今回は1日から12日まで、約170の国と地域から約4万5000人のスカウトが集い、キャンプ生活をともにしながら交流した。 内田さんは、ボーイスカウト清水町第7団に所属している。現地では台風の影響で日程変更などがありながらも、韓国をはじめ台湾やフランスなど多くの外国人と関わった。英語で会話し、「ジェスチャーも交えてうまく伝えられた」と言う。メキシコの参加者
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タグラグビー児童100人熱戦 清水町で大会
静岡県ラグビーフットボール協会は26日、ミニラグビー大会「韮山反射炉カップ」を清水町総合運動公園で開いた。 沼津、裾野、三島市のラグビーチームに所属する児童ら約100人が参加した。低、中、高学年の3部門に分かれて、腰に付けたタグを奪い合いながらトライを決めるタグラグビーなどで汗を流した。未経験の子どもにボールを触ってもらうラグビー体験も企画し競技人口の拡大を図った。 県東部地域の競技普及に向け実施した。同協会の石垣誠専務理事は「県東部には中学のラグビーの受け皿がなく、高校の部員も少ない。これからは部活の地位移行も進んでいく。県東部のラグビーの火を消さないように尽力していきたい」と話した。
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31日に定例会開会 清水町議会
清水町議会は25日、議会運営委員会を開き、9月定例会の会期を31日から9月22日までの23日間と決めた。 4億2700万円を追加する2023年度一般会計補正予算案や、固定資産評価審査委員と教育委員の人事案2件など18議案を審議する。一般質問は7日に6人、8日に3人が登壇する。
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自由な画法で個性豊かに 絵画愛好家ら、清水町で作品展
静岡県東部の絵画愛好家らでつくるグループ「レオの会」による作品展が27日まで、清水町交流センターで開催されている。 会員42人が1人1点ずつ出品した。墨やオイルパステル、水彩などさまざま画法を用いてテーマを決めずに自由に描いた。船を表現した抽象画や、透き通るようなきれいな色合いの風景画などが目を引く。 フランス旅行の思い出を題材にした裾野市の植松清子さん(75)は「異国の雰囲気を出してみた。出品者それぞれが1枚の絵に個性を出している。非日常を楽しんでほしい」と話した。
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清水町で26日に街頭献血運動 沼津千本ライオンズクラブ
沼津千本ライオンズクラブは26日午後1時半~3時、本年度の第1回となる街頭献血運動を清水町の柿田川献血ルーム付近で実施する。
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幼魚の水槽展示、思い描く 小中生が水族館一日館長 清水町
清水町の幼魚水族館は20日、館長の仕事を体験できるこども向けイベントを同館で開いた。県内外の小中学生10人が、一日館長として幼魚の展示方法を考える水槽プロデュースに取り組み、魚や水族館の仕事に理解を深めた。 同館の鈴木香里武館長が講師を務めた。参加者は2人一組になり、担当としてアンコウの仲間のハナオコゼや、鮮やかな色をしたトゲチョウチョウウオなどの幼魚を1匹ずつ割り振られた。館内を観察して幼魚を入れる水槽を選び、同じ水槽で紹介したい魚を考え、専用の用紙にイメージ図を描いた。 「擬態(ぎたい)する魚」をテーマにしたグループは「流木などを入れて擬態が分かりやすいようにした」「色のきれいな魚も
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詐欺の疑いで男を逮捕 男逮捕 沼津署
沼津署は21日、詐欺の疑いで清水町伏見、無職の男(36)を逮捕した。逮捕容疑は3月22日、不正に入手した他人名義の電子マネー情報を使い、沼津市内のゲームソフト販売店で2回にわたり、ゲームソフトなど5点(計約4万円相当)を購入し、だまし取った疑い。
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夜の水族館 幻想的なショーも 伊豆・三津シーパラダイス
沼津市内浦長浜の伊豆・三津シーパラダイスで19日、貸し切りの夜間水族館イベントが開かれた。中小企業や個人事業所の従業員に行政の支援を受けながら福利厚生を届ける「さんさんゆうすい沼津市・清水町勤労者共済会」と、御殿場市など県東部2市2町の会員に福利厚生を提供するベネフィ駿東が企画した。 両団体の会員の家族ら約200人が来館した。普段は見ることができない夜の水族館内の様子や、照明を照らして幻想的な雰囲気で行われたイルカとアシカのショーなどを見て楽しんだ。 冬には伊豆箱根鉄道の車両を貸し切り、ビアガーデン仕様で飲食を楽しむイベントなどを予定している。ベネフィ駿東事務局長の神山雅彦さん(63)は「会
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清水町内の区長17人 特殊詐欺撲滅員に 沼津署が委嘱
沼津署は16日、清水町内の区長17人を特殊詐欺撲滅指導員に委嘱した。吉田光広署長が町役場で、区長会の岩崎正司会長に委嘱状を手渡した。1年間、自治会の会合で防犯講話を行うなど注意喚起する。 同署によると、管内で昨年発生した特殊詐欺は24件だが、今年はすでに20件を認知。昨年、町内で被害はなかったが、今年は1件発生した。吉田署長は「被害のきっかけの多くが自宅の固定電話。5月から70歳以上がいる家庭で、非通知の番号を表示させるNTTの『ナンバーリクエスト機能』が無料化したので、周囲に登録を促してほしい」と呼びかけた。
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良好な水環境の保全 重要性を確認 三島で名水サミット
昭和と平成の名水百選に選定される全国176市町村が加盟する全国水環境保全市町村連絡協議会の全国大会「名水サミットinみしま・しみず」が18日、三島市の市民文化会館で開かれた。貴重な水環境を次世代に引き継ぐため保全の重要性について考えた。 シンポジウムでは、富士山の湧水の恵みの魅力や保全活動の現状などを紹介し、県内外の約400人が聴講した。「湧水によるまちづくり」と題したパネルディスカッションには、三島、清水、富士宮の2市1町の首長と、清水町出身で三島市在住の絵本作家宮西達也さんが登壇。宮西さんは地元の水環境について「きれいな川で子供がキャーキャー言っているのがすてき」と話し、良好な水環境を
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東部のラグビー機運向上へ小学生大会 清水町で26日
第1回サントムーン柿田川ミニラグビー大会 韮山反射炉カップin清水町(県ラグビーフットボール協会主催、同町協力)が26日午前9時から、町総合運動公園で開かれる。 東部地域のラグビーへの機運を高めようと企画した。沼津ラグビースクール、裾野ラグビースクール、三島ラグビークラブの3チームによる小学生ラグビー大会のほか、来場者向けの親子ラグビー教室やミニゲームを実施する。親子教室は先着20組で、当日午前8時半から参加を受け付ける。キッチンカーによる飲食の販売もある。問い合わせは同協会<電054(298)6501>へ。
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図書館の本、清水町民が選書 2300冊からリクエスト
清水町立図書館と周辺の4書店はこのほど、さまざまなジャンルの書籍を展示する「ブックフェア」を同図書館で開いた。町民が本に触れる機会を提供する取り組みで、展示品約2300冊の中から図書館に置いてほしい本のリクエストを受け付けた。 小中学生向けの絵本や図鑑のほか、高校生や大人向けの語学書や写真集などが並んだ。来場者は記入用の紙を手に、興味津々な様子で本を見て回り選書した。 高橋正樹さん(47)=同町=は「図書館などで見る棚はいつも決まっているので、いろいろな本を見ることができて面白かった」と話した。フェアは昨年に続き2回目。
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柿田川の自然に親しむ 清水町で観察会 親子連れ参加
柿田川の環境保全に取り組む「柿田川みどりのトラスト」はこのほど、清水町の柿田川公園などで自然観察会を開いた。町内外の親子連れら約20人が、同団体のメンバーの案内で柿田川上流部や狩野川との合流地点を巡った。 道中でチョウやバッタ、ヤモリといった動物を発見したり、川の水に触れたりして、清流の豊かな自然に親しんだ。同川の湧水量が1日100万トン以上あるなどと説明を受けた。裾野市の富岡第一小2年の松本紗季さん(7)は「水が冷たくて、きれいだった。楽しかった」と話した。
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原爆や戦争の恐ろしさ 展示で訴え 清水町で17日まで
清水町は17日まで、原爆や戦争の恐ろしさを伝える戦争展を町福祉センターで開いている。15日は、戦没者追悼と平和祈念の式典を同所で開く。 広島で原爆の被害を受けた市民らが原爆投下直後を描いた絵や、町内の戦没者を紹介するパネル約100点が並ぶ。イラストでは、大やけどを負い皮膚がただれた負傷者の姿や巨大なきのこ雲が描写され、当時の状況がリアルに表現されている。原爆に関する映像資料や、町民から寄せられた当時の水筒やかばんなども紹介している。 町の担当者は「戦時中のことに思いを寄せ、今の平和について考える機会になってほしい」と話した。 15日の式典は午前10時から。一般参列も受け付けている。
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ボクだけのしおりだよ! 清水町立図書館 ワークショップ
清水町立図書館はこのほど、絵本に関する高度な知識を持つ絵本専門士のむらまつけーじさん(38)=絵本作家、藤枝市出身=を招いた「おえかきワークショップ」を開いた。 3歳~小学生の子どもと保護者ら計37人が、オリジナルのしおりを作った。ウサギや熊、ライオンなどの動物を紙に描き、透明シートにお気に入りの1匹を写して仕上げた。むらまつさんの絵本「いっぱいいっぱいありがとう」の読み聞かせもした。 むらまつさんと同じ絵本専門士の資格を、公共図書館司書として県内で初めて取得したという同図書館司書の秋田桂輔さん(38)とむらまつさんが、お絵かきを通して絵本や児童書に興味を持ってほしいと企画した。
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南小の北校舎改築 教育委員から要望 清水町総合教育会議
清水町はこのほど、本年度1回目の総合教育会議を開き、関義弘町長が示した施政方針の柱の一つである「子どもたちの学びや活動の場の充実」などを議題に意見を交わした。改築する南小の北校舎に関する要望が出た。 関町長、朝倉和也教育長、教育委員4人が参加。選挙で争われた南小の北校舎改築に関しては方針を変えないとしていて、委員からは「ユニバーサルデザインにしてほしい」「広々とした図書館があるとよい」「ICTに対応したゆとりある教室に」などの意見が出た。南小は現在設計段階で、町は実現可能な意見は取り入れたいとしている。 そのほか、部活動の地域移行や給食費の負担軽減などについても話し合った。
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園児の笑顔見られたら 沼津商高生、幼稚園の芝刈り 清水町
清水町の沼津商高ボランティア部の生徒が夏休みを活用して、同町の清水南幼稚園で園庭の芝刈りに取り組んでいる。10日、部員4人が園の職員らとともに作業に汗を流した。園庭の芝生は、園児が思い切り走り、転んでもけがをしないようにと、2017年に整備された。日ごろは職員で手入れをしているが、夏は特に草の成長が早く管理が難しいことから、同部の生徒が夏休みの間だけ手伝うことになった。 この日は、部員4人と職員が芝刈り機を使い、1時間ほどかけて約420平方メートルの芝を丁寧に刈った。3年の加藤凪々沙さん(17)は「雨で草がぬれていて草刈り機が進まず、ムラができないようにするのが大変だった」と話し、高橋凛さ
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ロボット動くかな? 児童プログラミング挑戦 10日まで清水町
清水町教委は8日、小学生対象の「ロボカップジュニア体験教室」を町地域交流センターで始めた。10日まで、町内の3~6年生約20人がロボットのプログラミングに取り組む。 ものづくりに興味を持つきっかけを作りたいと企画した。児童は沼津高専の川上誠教授の指導で、パソコンで車輪付きのロボットに動きを指示するプログラミングに挑戦。まっすぐ進んだり、回転したりと指示通りに動くと、友人らと喜んだ。 南小5年の大石鷹平君は「面白かった。センサーを感知して自在に動くロボットにしたい」と話した。 ロボカップは、自律移動型ロボットによる競技会。人工知能やロボット工学の研究をさまざまな分野の基礎技術に波及させる
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ワクチン 接種券発送 清水町、23日から
清水町は8日、新型コロナウイルスワクチンの1、2回目の接種を終了した5歳以上の町民を対象に、秋から行う追加接種について、23日から接種券を順次発送すると発表した。 集団接種は9月25日から12月15日までの計31回。町地域交流センターか町保健センターでいずれも午後に行う。個別接種は10月以降に町内の医療機関で実施予定。ファイザー社かモデルナ社のオミクロン株「XBB1」系統のワクチンを使用する。前回接種から3カ月経過後に無料で接種できる。 予約はウェブとコールセンターで受け付けるほか、町保健センターにも特設窓口を設ける。問い合わせは専用ナビダイヤル<電0570(025)671>へ。
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しゃぎりや迫力の太鼓披露 清水町で湧水まつり
41回清水町湧水まつり(実行委主催、町、町商工会共催)がこのほど、町総合運動公園などで開かれた。多様な催しがステージで繰り広げられ、多くの家族連れらでにぎわった。 町民らが迫力のある太鼓演奏やしゃぎり、ダンスを披露した。しゃぎりでは、笛の音や息の合ったかけ声が響いた。来場した子どもたちが太鼓演奏に参加する姿も。終盤には、同町玉川のサントムーン柿田川の駐車場で手筒花火がフィナーレを彩った。 コロナ禍の影響で4年ぶりの本格開催となった。
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沼津商高生が税務署業務体験 模擬調査や差押調書作成
沼津商高(清水町)の2年生4人がこのほど、沼津市の沼津税務署で業務を体験した。2日間、模擬税務調査や差押調書の作成に取り組み、山本一朗署長から決裁をもらうなど実践に即した作業をこなした。 1日目は職員から国税庁について説明を受け、仕事内容を動画で確認した後、署内を見学。窓口業務の税務手続きを学び、確定申告書の作成を体験した。2日目は演習を中心に行い、最後に山本署長へ報告した。 国税局への就職を目指しているという石黒瑛さん(16)は「具体的にどんな仕事をしているのか、イメージの解像度が上がった」と振り返った。山本署長は「正義感を持ってできる仕事。興味を持ってくれるとうれしい」と話した。
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鋳物に挑戦 工程多く驚き 静岡県東部の親子、地元企業の仕事体験
静岡県東部の小学生と保護者が企業・団体の活動現場に出向く夏休み自由研究体験講座が、県東部地域局管内の14市町で行われている。子どもたちが地元企業の仕事内容を知り、夏休みの思い出をつくっている。 4日に開かれた鋳造メーカー木村鋳造所(清水町)の講座。約20人が鋳造の工法の一つ、木型法を用いてキーホルダー作りに励んだ。砂の中にキーホルダーの原形となる空間と金属を流し込む穴を作った。従業員が高熱の金属を流して待つこと数分。砂の中からキーホルダーが現れると笑顔を浮かべた。 長泉小4年の浅山剛丈君は「キーホルダー一つ作るだけなのに苦労が多かった」と工程の多さに驚いた様子。ミニ講義もあり、鋳造技術が
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自動運転実証実験 国交省に補助申請 三島で2市2町協議会
三島、裾野、長泉、清水の2市2町でつくる富士山南東スマートフロンティア推進協議会は4日、首長会議を三島市で開いた。JR三島駅と下土狩駅を結ぶ自動運転の実証実験実施に向け、国土交通省の補助金事業に申請したと明らかにした。採択されれば12月初旬に行う。 実証実験は小型バス1台を利用し、乗務員が運転席に座り、状況に応じて手動運転に切り替える「レベル2」を採用。全区間自動走行を想定し、途中の停留所は置かない。期間は4日間を想定し、1便あたり10名程度で一般試乗も行う計画。 国交省の事業は「地域公共交通確保維持改善事業費補助金」で、費用は全額国庫負担。企画立案に携わったNTTコミュニケーションズの担当
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幼児や小中生 ピアノ演奏披露 沼津でコンクール
39回PTCピアノコンクール(実行委主催、丹沢楽器店共催、静岡新聞社・静岡放送後援)が3日、沼津市の千本プラザで開かれた。 県東部を中心に幼児から中学生まで約50人が出場した。5部門に分かれて、ショパンやブルグミュラーの楽曲を情感豊かに奏でた。 各部門の結果は次の通り。 A部門(幼児) 金賞 金刺明日香(沼津市)銀賞 市瀬瑛茉(長泉町)銅賞 加藤壮真(裾野市)▽B部門(小学1、2年) 金賞 中山心結(富士宮市)銀賞 和藤沙奈(清水町)銅賞 望月陽葵(富士宮市)、吉川侑輝(裾野市)▽C部門(小学3、4年) 金賞 佐野妃崎(富士市)銀賞 池原舞(沼津市)銅賞 本間陽乃(裾野市)▽小学生部門(小学
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色鮮やか プランクトンの世界 清水町制施行60周年記念 13日まで写真展
清水町在住の海洋生物写真家、峯水亮さんの写真展「フェノメノンプラス プランクトンの世界」(同町、町教委主催)が13日まで、町地域交流センターで開かれている。 町制施行60周年記念。エビの幼生や幼魚などの色鮮やかなプランクトンを撮影した写真パネルや映像約50点が並ぶ。幼魚が寄生虫の付着を防ぐためにクラゲの中に入っている姿や、大きさ3ミリほどの巻き貝の幼生を捉えた作品を紹介。ポリ袋などのプラスチックごみを隠れ家に利用する幼魚を写した写真もある。峯水さんは「作品を通して生物の知恵や技、本質を知り、自然に興味を持ってほしい」と話した。 6日午後1時からは、東京湾を中心に撮影する水中写真家の中村征夫さ
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全国、東海大会へ 中学生決意 「全力出し切る」 清水南中 陸上部2選手
中学総合体育大会陸上で県大会を勝ち抜き、8日に三重県で開かれる東海大会に出場する清水町立南中の古川真子さん(3年)と伊藤遼さん(2年)が3日、町役場を訪れ、関義弘町長に意気込みを語った。 古川さんは女子1500メートル、伊藤さんは男子2年1500メートルに出場する。県大会では古川さんは4分39秒で6位、伊藤さんは4分14秒で4位で、それぞれ自己ベストを更新した。 古川さんは「中学最後の大会になる。悔いのないレースをしたい」と力強く語り、伊藤さんは「緊張せず、普段通りに全力を出し切りたい」と決意を述べた。 関町長は「東海大会でも自己ベストを目指して頑張ってほしい」と激励した。
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高校生ら清掃や外来種を駆除 清水町・柿田川公園
柿田川湧水保全の会(石垣雅雄会長)はこのほど、清水町の柿田川公園を清掃した。 柿田川の保全活動に取り組む「柿田川みどりのトラスト」のメンバーのほか、高校生や地域住民など約200人が参加。在来種の生態を脅かす外来種の「ノハカタカラクサ」の駆除やごみ拾いを行った。 清掃は8月の湧水まつりを前に行っている。
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新校舎 ゲーム感覚で「探索」 沼津商高で中学生体験入学
沼津商高(清水町)の新校舎を建設中の山本・小野特定建設工事共同企業体は3日、同校であった中学生1日体験入学に合わせて、新校舎を再現した仮想空間内を「探索」する体験会を開いた。訪れた中学生らが、ゲーム感覚で新校舎の魅力を知った。 新校舎建設は、現在の校舎の老朽化などを理由に、昨年10月ごろから始まった。鉄骨5階建てで、1階を駐輪場、2~5階に教室などを設ける。中心部分は吹き抜けで、四角いドーナツのような構造が特徴だ。 体験会で、中学生や在校生がコントローラーでモニター内のキャラクターを操作して、新校舎の仮想空間を歩いた。エレベーターが設置されていることに驚いたり、屋上から風景を楽しんだりする姿
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清水町・柿田川公園 19日に自然観察会 ふじさんネットワーク
富士山の環境保全に取り組む官民組織「ふじさんネットワーク」は19日午前9時半~正午、清水町伏見の柿田川公園で自然観察会を開く。 公園内を流れる柿田川の浅瀬で植物を観察したり、魚を捕まえたりして川の生態を実地で学ぶ。対象は親子、家族で定員は30組程度。参加費は1組300円。希望者は9日までに名前や住所、電話番号を明記して県自然保護課のメールアドレス∧shizenhogo@pref.shizuoka.lg.jp∨宛てに申し込む。 問い合わせは同課<電054(221)3498>へ。
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暑さ吹き飛ぶ川遊び人気 静岡県内のスポットを訪ねました【しずおかアウトドアファン】
いよいよ夏本番。猛暑が続く中、「涼」を体感できる水辺は連日、多くの人たちでにぎわっている。近年は、身近な場所で自然に親しむことができる川遊びが人気だ。親子連れが気軽に楽しめるように整備された、静岡県内の遊び場を訪ねた。 「冷た~い」。河川敷の池に入った子どもたちの声が響く。安倍川の河口から16キロ上流の左岸。静岡市葵区牛妻で夏場に開かれる「うしづま水辺の楽校[がっこう]」には連日、大勢が詰めかける。安倍川の伏流水をためた池の水温は20度ほどで、この時季の水遊びに最適だ。 水路で魚の姿を追う親子連れ=7月中旬、静岡市葵区のうしづま水辺の楽校 河川敷には、石積み護岸で水をせき止めた池
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漂流ごみをアートに 清水町で子どもら
静岡県東部を中心にアートワークショップを通じて子ども主体のまちづくりの普及を目指す「ラボキュリオ」(榎本亜子代表)は29日、海岸に流れ着いたごみなどでアート作品を作るイベントを、清水町のサントムーン柿田川で開催した。 榎本さんや京都芸術大名誉教授の水野哲雄さんらが講師を務めた。参加したこどもたちは、施設内の幼魚水族館が用意した珍しい魚の写真を見て想像力をかきたて、ペットボトルのキャップやおもちゃなどの漂流ごみを粘着剤でくっつけて未知の生物のアート作品を作った。榎本さんは「子どもたちに、海の環境や地域の課題をアートの視点で見て、楽しみながら学んでほしい」と話した。
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バイカモ 古里の清流 涼やかな姿【しずおかに生きる植物 夏⑤】
三島駅の南に広がる楽寿園の森。富士山を誕生させた約1万年前の噴火はこの地まで溶岩を流した。溶岩の上に植物が芽生え、自然の森が誕生した。スダジイ、アラカシ、ヤブツバキ、アオキなど、おなじみの木々がつくる常緑樹の森である。 かつて低地を広く覆っていた常緑樹の森は切り開かれ、人間の生活域となって失われた。この自然の森を見ることは不可能に近い。幸い、楽寿園、三島大社の森などが、その面影を残している。 富士山の湧水は楽寿園内に小浜池を誕生させ、源兵衛川に注ぎ、御殿川、桜川などが街中を流れる。この温暖な地の清流に花咲くバイカモは、氷河期の遺存種と考えられている。 最終の氷河期(1万年前に終了)に寒
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物価高対策でポイント付与 清水町、1日から
清水町は28日、地域通貨を使った物価高対策「ゆうすいポイントお店再発見キャンペーン」を8月1日から9月30日まで実施すると発表した。取扱店を複数利用するとボーナスポイントがもらえるなどの取り組みを行う。 町によると、ポイントの取扱店は155。期間中に5店舗以上を利用するとボーナスポイントが付く。店舗が多いほどポイント数が増え、30店舗以上で1万3千㌽(1万3千円相当)が付与される。 ポイント利用を促進するため、会計をポイントで支払うと20%を還元するキャンペーンも行う。14日まで、支払いに使った場合にポイントを抽選でプレゼントする取り組みも予定する。 問い合わせは町産業観光課<電055(98
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災害連携対応など事業計画を決定 駿豆地区商工懇話会
静岡県東部・伊豆の商工会議所と商工会で構成する駿豆地区商工振興懇話会(会長・紅野正裕沼津商議所会頭)はこのほど、御殿場市内で定例会を開き、相次ぐ自然災害へ連携して対応していくことなどを盛り込んだ本年度事業計画を決めた。 台風や大雨による被害は地域経済への影響大として、防災・減災について研修を行う。紅野会長は「連携して事業所のサポート、相談体制を充実させたい」と強調した。 定例会では同市の勝又正美市長の講話も行った。 また、任期満了に伴う役員改選もあり、紅野会長と石渡浩二副会長(三島商議所会頭)が再選され、新監事には御殿場市商工会の杉山芳三会長と小山町商工会の小野寛幸会長が選ばれた。 懇話会に
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芦川君(清水小6)が意気込み ソフトテニス 全国大会 町長を表敬訪問
8月3~6日に神戸市で開かれる「第40回全日本小学生ソフトテニス選手権大会」に出場する清水町立清水小6年の芦川聖太君(韮山ジュニアクラブ)が24日、町役場を訪れ、関義弘町長に意気込みを語った。 真田淳輝君(掛川ジュニアクラブ)とペアを組む芦川君は、5月に静岡市で行われた県予選で準優勝して全国大会の出場を決めた。ダブルスの種目で出場する。芦川君は「去年は県ベスト8だったのでうれしい。さすが県代表と思われるよう、精いっぱい努力していい結果を出したい」と健闘を誓った。 関町長は「体調管理に留意し、勝利に向けて頑張って」と激励した。 (東部総局・菊地真生)
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黄瀬川護岸工事中光ケーブルを切断 清水町
24日午前11時55分ごろ、清水町長沢の黄瀬川の護岸工事現場で、工事業者がNTTの光ケーブルを誤って切断した。 国土交通省沼津河川国道事務所によると、側溝の据え付け作業中、重機のアームがケーブルを支えるワイヤに接触し、引っ張られる形でケーブルを切断した。同日午後3時20分ごろに復旧し、通信への影響は数戸とみられるという。
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トラック事故衝撃 清水小児童が見学 安協沼津地区支部が教室
交通安全協会沼津地区支部はこのほど、清水町立清水小で交通安全イベントを開いた。6年生約80人が大型トラックによる事故の衝撃の大きさを学んだ。 同町の優伸運輸が協力した。子どもが道路に飛び出した想定での実験では、大型トラックが急ブレーキをかける様子を示した。停止後に、トラックの荷台のウイングを開けて積み荷が散らばってしまうことを確認した。そのほか死角や内輪差、正しい道路の横断方法などを教わった。 イベントを企画した中部交通共済協同組合沼津事務所の田村守康さんは「飛び出しの危険性を子どもにもドライバーにも分かってほしい」と話した。
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清水町での悩み 住民がサポート ごみ出しや買い物同行 隣近所で高齢者「ささえ愛」開始
清水町は今月から、困り事を抱えた高齢者に対して地域のサポーターが支援する事業「町生活支援サポーターささえ愛」を始めた。ヘルパーに頼りづらい細かな悩みを解決する。 サポーターは町内の17人。養成講座を受けた後、有償ボランティアとして事前登録した利用会員を支援する。草取りや買い物同行などちょっとした困り事を解決する。15分100円程度の料金は利用者が負担し、町の地域通貨「ゆうすいポイント」がサポーターに支払われる。 19日朝、サポーターの久保田吉子さん(72)は利用者の80代女性宅を訪問した。玄関前に置かれたごみ袋を収集所に持って行ったり、家の窓を開けたりして、移動に時間のかかる女性を手助
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サッカー全国大会へ抱負 アスルクラロ沼津U15
8月15日から北海道で開かれる日本クラブユースサッカー選手権U-15大会に、沼津市のアスルクラロ沼津U15チームが東海地区代表として出場する。選手22人がこのほど、市役所を訪れ、頼重秀一市長に抱負を語った。 チームは県大会で優勝。東海大会では32チームのうち5位となり、全国への切符を手にした。息の合ったカウンターが持ち味だが、ゴール前での決定力不足が課題で、克服のため選手同士の連係を強化しているという。 主将の塩崎丈さん(15)=清水町立南中3年=は「チームワークを生かして一戦一戦全力でプレーする」と意気込んだ。
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御殿場西高ホッケー部 全国へ抱負 東海2位 御殿場市長、清水町長訪問
御殿場西高のホッケー部が28日~8月2日に北海道で開催される全国高校総合体育大会(インターハイ)ホッケー競技大会に出場する。選手たちがこのほど、市役所に勝又正美市長を訪ね、意気込みを力強く述べた。 同部のインターハイ出場は5回目。これまでの最高成績はベスト8で、選手たちは「記録更新を目指す」と声をそろえた。今年はマネジャーを含む27人中14人が同市出身で、その他の選手も大半が北駿や県東部の出身という地域に根差したチーム。高校からホッケーを始めた生徒が多く、努力を重ねて県大会優勝、東海大会2位の成績を収めた。 全国大会初戦は強豪校の山梨学院高(山梨県)。伊倉陸夢主将(17)は「自分たちのプレー
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静岡人インタビュー「この人」 幼稚園で外国籍の子どもたちの通訳をする アガラノ娃肥さん(沼津市)
外国籍の園児が約35%を占める清水町立清水西幼稚園で、昨年からフィリピン語と英語での通訳を担当している。保育の補助も行っている。フィリピン・アンティポロ出身。33歳。 -仕事内容は。 「年少のクラスをメインに外国籍の子どもたちの通訳をしている。保護者とコミュニケーションもとっていて、お便りの翻訳や先生との通訳、保護者用メール登録の仕方の案内も行う。職員や保護者には、来てくれて助かる、と言ってもらえた。子どもたちと関わるのは楽しく、お母さんたちが安心している姿を見るとうれしい」 -仕事の難しさや感じることは。 「保護者の中には、日本の教育を受けさせたいというよりも、預かってもらえればい
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自転車事故防止へ 高校生に反射材 清水町の企業
高校生の自転車事故防止に役立ててもらおうと、清水町の学生服販売会社「静岡菅公学生服」は10日、沼津市内の12高校でつくる「市高校生自転車マナー向上委員会」に新入生3千人分の反射材ステッカーを贈った。 沼津中央高で開いた贈呈式で、藤本良文社長が同会の責任者を務める加藤学園高の河本秀昭教諭にステッカーを手渡した。同社の寄贈は12回目。藤本社長は「少しでも事故が少なくなれば」と話した。河本教諭はお礼の言葉を述べ、反射材の効果を写真付きで説明した。
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幼魚の魅力語り合う 鈴木香里武館長ら11人 清水町
清水町のサントムーン柿田川にある「幼魚水族館」は8日、開館1周年を記念した「第1回幼魚サミット」を同町地域交流センターで開いた。鈴木香里武館長ら「幼シャンズ11」と名付けた11人の専門家らと来場者が、幼魚の魅力を語り合った。 サミットは2部構成。1部は鈴木館長と同館広報の石垣幸二さんが、来場者に好きな幼魚を尋ねたアンケートを基にトークした。2人は来場者が挙げたタテジマキンチャクダイが、幼魚の時の渦巻き状のしま模様から、次第に直線的なしまに変化する様子を画像や動画で紹介。鈴木館長は「幼魚から成魚に変わる様子を観察してほしい」と飼育の楽しさを語った。 第2部は遺伝学者で富士・箱根・伊豆国際学会の
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将来の妊娠意識し健康づくり 看護専門学校生 伊豆の国で講座
静岡県立看護専門学校助産学科(清水町)の学生10人は5日、将来の妊娠を考えながら自身の体と向き合う「プレコンセプションケア」に関する健康講座を、伊豆の国市のボディーメンテナンススタジオ「BODYアーチ」で開いた。 学生は市内外から訪れた男女に、授業で学んだ知識や行動指針を伝えた。上半身の血行が良くなり、下半身の筋力強化につながる「まるっと!体操」と、ストレス軽減や健康、美容などに効果があり、「幸せホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」を分泌させるストレッチを紹介した。参加者は立ち上がったり椅子に座ったりしながら、リズムに合わせて肩甲骨などをゆっくりと伸ばし、体の変化を確かめた。 1年の角替
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清水町の幼魚水族館1周年 8日午後1時半からトークショー
清水町の幼魚水族館は8日午後1時半から、開館1周年記念イベント「第1回幼魚サミット」を同町堂庭の地域交流センターで開く。タレントで同館館長の鈴木香里武さんらが「小さな生き物の大きな可能性を探る」をテーマに幼魚について語り合う。参加無料。 イベントは2部構成。1部では参加者に好きな幼魚を尋ねた事前アンケートを基に鈴木さんらがトークショーを行う。2部は富士・箱根・伊豆国際学会の五條堀孝会長や海洋生物写真家の峯水亮さんら同館に携わる11人「幼シャンズ11」が、幼魚の魅力を語る。会場で深海魚「アカグツ」の幼魚も展示する。 事前申し込みは不要。問い合わせは同館<電055(928)6429>へ。
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清水町社協PRキャラ名前募集 カワセミモチーフ 絵本作家の宮西さん担当
清水町社会福祉協議会は14日まで、町社協や福祉に興味を持ってもらうため作成したカワセミのマスコットキャラクターの名前を募集している。 キャラクターは絵本作家の宮西達也さんが担当した。カワセミが生息する柿田川のそばに町社協が位置することからモチーフに選び、「福祉を必要とする人の元にすぐに飛んでいく」という思いを込めた。カワセミは青とオレンジ色の体で、町社協の職員が青色のジャージーを着ていることにもちなんでいる。キャラクターは社協だよりに登場したり、パネルを作成したりしてPRする予定。 応募は誰でも可能で、メールや町福祉センター設置の箱からできる。問い合わせは町社協<電055(981)1673>
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レク・スポ大会 住民190人が交流 清水町で4年ぶり
清水町はこのほど、地域住民の交流と健康増進を目的にしたレク・スポ大会を町体育館で開いた。4年ぶり。約190人が39チームに分かれ、ファミリーバドミントン、ペタボード、輪投げで汗を流した。 ファミリーバドミントンは、一般の部と子どもや高齢者と一緒に出場するファミリーの部で実施。ペタボードは床の上で行うカーリングのようなスポーツで、参加者は的をめがけてディスクをスティックで押し出した。 ペタボードで最後の決定打を放ち、優勝に貢献した高崎のり子さん(82)=八幡=は「うまくいけばいいと思って投げた。楽しかった」と話した。 それぞれの上位チームは駿東地区レク・スポ大会(11月、裾野市)に出場する。
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⚾清水西【高校野球チーム紹介2023夏】
昨年秋に比べてチーム打率が向上した。バントなどの小技も充実を図り、大会での勝利を目指す。学年関係なくメンバー間の仲が良くチームの雰囲気も良い。 部長 鈴木 将生 監督 古谷 誠浩 ①佐藤 辰飛(3年、清水八)170、66、右右 ②大石 智哉(3年、清水七)168、74、右左 ③長沢 快(2年、清水五)170、88、右右 ④川口 和真(2年、清水七)158、50、右右 ⑤西谷虎太郎(2年、東海大翔洋)181、89、右右 ⑥平田 渉(3年、清水庵原)163、60、右右 ⑦菅原 健龍(2年、清水小島)165、55、右左 ⑧和田 輝龍(3年、清水庵原)165、50、右右 ⑨古牧 大斗(
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夏休み親子見学会 8月8日静岡市へ 沼津建設業協
沼津建設業協会は8月8日、夏休み親子現場見学会を開く。午前8時10分に裾野市民文化センターをバスで出発し、静岡市の県地震防災センターと広野海岸公園を訪れる。参加無料。 新型コロナウイルスの影響で開催は4年ぶり。昼食は同協会が用意し、午後4時ごろ文化センターに戻る予定。定員は裾野市と長泉町、清水町の小学生と保護者40人。 問い合わせ、申し込みは同協会<電055(943)6726>へ。今月7日締め切り。
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「子ども 本と触れ合う場」新設 マルサン書店(沼津)長泉に出張所 新書や児童書600冊
沼津市と清水町に店を構えるマルサン書店(同市高島本町、古沢隆代表取締役)は3日、子どもたちを対象に自由に本が読める出張所を長泉町に新設した。販売や貸与はせず、「子どもたちに身近に本と触れ合う場を提供したかった」(杉山孝常務執行役員)。若年層の本離れが指摘される中、感受性を豊かにするなど本の良さを発信する。 室内は子ども10人が入ればいっぱいになるぐらいの広さ。新書や児童書、辞書、夏休みの課題の本など約600冊が並び、定期的に入れ替える。2階建ての建物の1階部分。今後、2階を改装して勉強スペースにする方向だ。 同町での開設理由は、子どもを持つ世帯が町内に多いことなど。幼少期に本にたくさん触
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人権擁護委員3人 表彰の喜び語る 清水町役場
清水町の人権擁護委員の3人がこのほど、町役場に関義弘町長を訪ね、国などから表彰を受けた喜びを語った。 岩崎富士雄さん(75)=在籍9年=は法務省人権擁護局長感謝状、半田昭博さん(72)=同8年=は全国人権擁護委員連合会長表彰、岩崎守富さん(68)=同6年=は県人権擁護委員連合会長表彰をそれぞれ受賞した。 町には5人の委員が在籍し、月1度の人権相談を連携して行っている。岩崎富士雄さんは「いい仲間が近くにいた。できる限り務める」、半田さんは「みんなで協力して楽しくやっている」と話した。岩崎守富さんは「微力だが今後もがんばる」と話した。
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地元産で食育推進を 清水町農業委の有志が町に寄贈 ジャガイモとタマネギ
清水町農業委員会(杉山義則会長)の有志6人はこのほど、それぞれの畑で収穫したジャガイモ190キロとタマネギ100キロを町に贈った。町内の保育所や小学校の給食に使われる予定。 町内農産物の消費拡大や食育を推進するため、10年以上寄贈を続けている。ジャガイモとタマネギは、カレーや肉じゃがなど給食で人気のメニューによく使われるという。 町役場を訪れた杉山会長は「ことしは豊作。いいものができた」と話し、関義弘町長は「地元で栽培、収穫されたジャガイモ、タマネギを食することができるのは(子どもにとって)ありがたいこと」と感謝した。
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2特別委設置可決 正副委員長も決定 静岡県議会
静岡県議会6月定例会は29日、新たに地域公共交通対策特別委員会と、子どもの孤立対策特別委員会を設置する動議を原案通り可決し、委員や正副委員長を決定した。 委員は各10人。地域公共交通対策特別委の委員長には宮沢正美氏(自民改革会議、三島市)、副委員長に坪内秀樹氏(同、清水町)と阿部卓也氏(ふじのくに県民クラブ、浜松市浜北区)が就く。子どもの孤立対策特別委の委員長は鳥沢由克氏(自民改革会議、裾野市)、副委員長は佐地茂人氏(同、静岡市駿河区)と鈴木啓嗣氏(同、浜松市西区)が務める。
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ひとり親家庭支援 高校生や役員表彰 静岡県母子寡婦福祉大会
静岡県母子寡婦福祉大会がこのほど、静岡市葵区の県総合社会福祉会館で開かれ、ひとり親家庭の福祉向上などに貢献した役員と高校生ボランティアに感謝状や表彰状を贈った。 県母子寡婦福祉連合会が主催し、理事や会員ら約60人が出席した。長年役員を務めた中村スミレさん(浜松市北区)と石沢正子さん(清水町)に感謝状を贈呈。同連合会の主催行事や地域活動に積極的に参加した高校生ボランティアの組谷心南さん(湖西高3年)と宮崎ひかるさん(沼津市立高3年)を表彰した。 同連合会の芹沢幸恵理事長は「食料品や電気ガスなどの値上げで大変な生活を強いられていると思う。相談窓口の紹介や食糧支援、旅行などを役員一同で頑張って
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沼津ヤナセ、市にEV貸与 脱炭素推進へ包括協定
沼津市と沼津ヤナセ(清水町、名取正純社長)は26日、地域の脱炭素推進に向け包括連携協定を結んだ。協定に基づく取り組みとして、同社がメルセデス・ベンツの電気自動車(EV)を市に無償貸与した。 貸与された車は7人乗りのスポーツタイプ多目的車(SUV)「EQB250」で、期間は2年間。市は2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティNUMAZU2050」を推進し、今後公用車として活用する。 同日は市役所で協定調印式と車両の貸与式が開かれた。頼重秀一市長は「ゼロカーボンシティの取り組みを市民に知ってもらうことが必要。EVを発展普及させていきたい」と強調。名取社長
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住民税均等割のみ 課税世帯に給付金 清水町 1世帯3万円
清水町は26日、家計へのエネルギーや食料品の価格高騰の影響が大きい「住民税均等割のみ課税世帯」に1世帯あたり3万円を支給すると発表した。町独自の取り組み。住民税非課税世帯への給付に合わせた事業で、国の交付金を財源に充てる。 住民税均等割のみ課税世帯は住民税非課税世帯と家計収入の差が小さいにもかかわらず、昨年度以前の給付の対象外だった。昨今の物価高騰の状況から対象を拡大した。 対象世帯には8月中に案内書類を送付する。住民税非課税世帯で昨年度も支給を受けた世帯は、原則手続き不要で8月上旬に支給予定。 問い合わせは町福祉介護課<電055(981)8207>へ。
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多彩なデザイン 刺し子作品80点 清水町で展示、28日まで
清水町地域交流センターで活動する刺し子教室のメンバーによる「刺し子サークル展」が28日まで、同センターで開かれている。 13人がタペストリーや洋服、のれんなど約80点を出品した。伝統的な模様の「青海波」や「十字つなぎ」だけでなく、独自に考えた縫い方など多様なデザインの作品が並ぶ。 教室は城間早苗さん(83)が講師を務め月2回活動している。城間さんは「手作りの温かさを感じてほしい」と話した。
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柿田川公園に親しみ込め 芝を植栽 清水町民140人
地域住民に柿田川公園への親しみを深めてもらおうと、清水町はこのほど、芝生の植栽を行った。小学生や中学生ボランティア、町の関係者など約140人がポットの苗を植えた。 植栽は2022年度からの2カ年計画で、昨年度できていなかった芝生広場の北側約500平方メートル分を整備した。参加者はIAIスタジアム日本平(静岡市清水区)の芝生管理も行うNPO法人「グランドキーパーズ」のメンバーに植え方を教わったあと、2000ポットを植栽した。母親と参加した清水南小1年の岩崎宗哲君(6)は「植えるのが楽しかった。芝生の上で走ってみたい」と話した。 広場北側は9月末まで閉鎖する予定。
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清水町商工会など事業者支援へ連携 複合的な相談体制に
清水町と町商工会、地元金融機関は、アフターコロナや物価高騰の影響を受ける地元事業者を連携支援する。このほど協定を締結し、情報を共有して切れ目ない支援を目指す。 締結したのは町と商工会のほか、静岡銀行清水町支店、スルガ銀行清水町支店、沼津信用金庫清水町支店・徳倉支店、三島信用金庫清水町支店、日本政策金融公庫沼津支店、県信用保証会沼津支店の計9団体。新規事業や創業支援▽販路開拓▽経営改善▽金融支援などで連携する。 コロナ禍以降、行政と経済団体、金融機関の分野をまたいだ複合的な相談が増加したことを受け、強みを生かした相談体制を組もうと実現した。関義弘町長は「行政だけでは手の届かない小回りのきく支援
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清水町で「ほたるまつり」 飲食やライブ 観賞会も
清水町の個人商店でつくる「ゆうすい商店会」はこのほど、会員店舗が出店するイベント「第7回ほたるまつり」を同町卸団地の沼津卸商社センター展示場で開き、多くの家族連れでにぎわった。 唐揚げやパンの販売、金魚すくいなど16店舗が出店。ステージライブでは同町の社会人吹奏楽団「ジェイドウィンドオーケストラ」が約20曲を披露した。ホタルの観賞会も行われ、参加者は暗幕を覆って特設されたゲージに放たれた500匹の様子をじっくりと見つめた。清水南小5年の佐藤菜柚さん(10)は「ホタルが光っていてきれいだった」と話した。
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子ども食堂や多子世帯に給付金 清水町
清水町は23日、物価高対策として多子世帯や子ども食堂への支援を行うと発表した。国の地方創生臨時交付金を財源とし、地域通貨か現金を支給する。 多子世帯として2005年4月2日から23年5月31日生まれの子どもが2人以上いる約1500世帯が対象。町の地域通貨「ゆうすいポイント」を1世帯あたり1万㌽(1万円相当)支給する。申請は不要で、7月下旬に世帯主にポイント入りカードを1枚郵送する。 子ども食堂へは22年4月から23年3月末までに町内で3回以上開催し、本年度で3回以上の活動予定がある団体が対象。町によると2団体が該当する。1団体につき10万円を支給する。申請は8月上旬から9月末まで、町へ必要書
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将来の夢や目標、児童生徒が主張 清水町で大会
清水町内の児童、生徒が日常生活の中で気づいたことや感じたことを発表する「わたしの主張発表大会」がこのほど、町地域交流センターで開かれた。 六つの小中学校・高校から計8人の代表者が登壇。将来の夢や目標、コロナ禍の生活、これまでの失敗や後悔などそれぞれがテーマを掲げ、身ぶり手ぶりを交えながら思いを伝えた。 8月に開かれる「わたしの主張2023県大会」は中学生が対象で、清水中と南中の代表者4人を出場候補者として推薦する。
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富士山南東フロンティア推進協 清水町、参加を発表
清水町は21日、周辺2市1町(三島、裾野、長泉)で構成し広域的な行政課題の解決へ連携する「富士山南東スマートフロンティア推進協議会」に参加することを発表した。 少子高齢化や移住促進、公共交通、観光など広域的な行政課題に取り組む。会は県の支援制度を活用し、課題の分析と地域循環共生圏の形成に向けた計画づくりを行う。 2市1町は首都圏から転職せず移住できるエリアとして県の「ふじのくにフロンティア推進エリア」として認定を受けた。町も独自に県の認定を受けていたが、連携することで魅力ある圏域づくりにつなげる。
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柿田川公園×アニメ「幻日のヨハネ」 駐車場領収書イラストに 清水町がコラボPRへ
清水町は人気アニメとコラボしてPRを図る。隣接する沼津市が舞台の「ラブライブ!サンシャイン‼」のスピンオフ作品「幻日のヨハネ-SUNSHINE in the MIRROR」(7月2日放送開始)のイラストに同町の柿田川公園が使用されていることが分かり、町からの打診でコラボが実現した。ファンである「ラブライバー」の同公園への来訪を促し、町の認知度を高める。21日までの町などへの取材で分かった。 イラストでは、アニメの主人公らが柿田川公園のシンボルである第2展望台から水が湧く様子を眺めている。制作会社のバンダイナムコフィルムワークスの担当者は「(公園が)ファンタジーで、作品と相性が良いと考えた」
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補正予算案など3議案可決し閉会 清水町議会
清水町議会6月定例会は20日の最終本会議で、2023年度一般会計補正予算案など3議案をいずれも原案通り可決して閉会した。 5月31日の定例会初日に高嶋広幸氏が副町長を退任したが、町は会期中に後任人事案を提出しなかった。
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「田植え難しい」 清水南小で体験
清水町立南小の5年生約120人がこのほど、学校近くで田植えを体験し、米作りへの関心を高めた。 地元農家の渡辺一男さん(64)が管理する水田約15アールで「あいちのかおり」の植え付けに取り組んだ。渡辺さんやボランティアの地元農家らから、苗4~5本を指の間接2本分の深さで植えることなどを学び、臨んだ。1列に並び、目安のひもに沿って丁寧に植えた。田口光波君(10)は「思ったより難しかった。(米は)お肉と一緒に食べたい」と話した。児童は社会の授業で米作りを学んでいる。秋に稲刈りを行う予定。育てた米は保護者に販売したり、給食で食べたりするという。
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アクロバット技に歓声 長泉町 元体操選手ら披露
元スポーツ選手らでつくるパフォーマンス団体「サムライ・ロック・オーケストラ」(群馬県)は18日、長泉町のウェルピアながいずみでアクロバットを披露する公演を開いた。町内外から約450人の観客が訪れ、迫力ある技にくぎ付けになった。 元体操選手で同団体代表の池谷直樹さん(49)ら、7人の元選手が登場。華麗なターンやペアバランシング、子どもを飛び越えるトランポリン、バク転やバク宙を披露した。さらにモンスターボックスという17段の巨大跳び箱にも挑戦し、会場を湧かせた。 技を見た宅間勇哉君(9)=清水町=は「本当にすごい。生で見られてよかった」と笑顔を見せた。池谷さんは「たくさんの歓声をくれた。パフォー
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飲食やステージ ほたる観賞会も 18日、清水町でイベント
清水町の個人商店でつくる「ゆうすい商店会」は18日午前10時から午後4時まで、会員店舗が出店するイベント「第7回ほたるまつり」を同町卸団地の沼津卸商社センター展示場で開く。入場無料。 カレーやクレープ、ハンバーガーなど飲食店が参加するほか、会場の一角に暗闇の空間を作り500匹のホタルを放つ「ほたる観賞会」も開く。地元オーケストラなどによるステージライブも行う。 問い合わせはゆうすい商店会<電055(971)8023>へ。
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二科会写真部支部が公募展 最高賞に石間さん(浜松) 静岡県立美術館
二科会写真部静岡支部の公募展(静岡新聞社・静岡放送後援)が18日まで、静岡市駿河区の県立美術館で開かれている。 支部員53人と一般の28人が応募した力作計465点のうち、入選・入賞の81点を展示している。最高賞の大賞・県知事賞に選ばれたのは石間進さん(浜松市)の「義憤の注視」。猿が暗闇からカメラを鋭い視線で見据えた瞬間を力強く切り取った。石間さんは2013年に続き2回目の最高賞受賞。 会場では、昨年都内で行われた全国二科会写真部展に出品された県内入賞・入選作品も展示している。 その他の主な受賞者は次の通り。 静岡支部50周年記念賞 大石薫(静岡市)▽角尾抽臣子賞 尾藤功次(浜松市)▽
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西小児童「心のSOS 出し方」学ぶ 清水町、教室開催
若年層の自殺者が増加する中、清水町は13日、「SOSの出し方教室」を西小で開いた。6年生約75人が困ったときの声の挙げ方やストレスへの対処法を学んだ。 保健師の町職員遠藤晃美さんが講師を務め、「もやもやした気持ちでいっぱいになる前のガス抜きが必要」と伝えた。「失敗は成功のもと」「次はがんばるぞ」など気持ちを切り替える言葉を使うことを勧め、悩みを信頼できる大人に話すことを提案した。 友達から相談を受けた場合のやりとりの練習も行い、聞き役は相づちをうって真剣に聞いた。後藤つばささん(11)は「もやもやすることがあったら友達や家族、先生に相談したい」と話した。 町は5月から、町内の小中学校で同様の
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日大三島、知徳高生 認知症学ぶ 店内対応を模擬体験 団体の啓発動画協力へ
日大三島高と知徳高のインターアクトクラブの生徒がこのほど、「認知症の人と家族の会駿東田方地区会」を講師に迎えたセミナーを日本大学三島校舎で受講した。同地区会が世界アルツハイマー月間の9月に向けて制作する動画に協力するため、認知症について理解を深めた。 両校の生徒は昨年から、同地区会の啓発活動に参加している。この日は約30人が受講し、同地区会前代表の熊井亮子さんから、認知症の人の見守り方や接し方を学んだ。 熊井さんは「歩いているお年寄りがいたら気にとめてほしい。それが認知症支援の第一歩になる」と伝えた。グループワークでは認知症とみられる高齢者への声掛け方法について意見を交わし、生徒たちは
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静岡県の有権者数302万1155人 3月から3565人減 6月1日時点
静岡県選挙管理委員会が6月公表した選挙人名簿登録者数(基準日1日)は302万1155人(男148万4889人、女153万6266人)で、3月1日の前回定時登録と比べて3565人減少した。 増加したのは4市区町で、浜松市浜北区109人、磐田市44人、清水町30人、浜松市北区13人だった。 減少数が多かった市区部は静岡市清水区545人、静岡市葵区277人、沼津市195人、浜松市中区と同西区の各164人など。町部は長泉町61人、西伊豆町57人など。
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卒業後進路や寮生活を説明 清水町で私立中高相談会
全国の私立中高一貫校の合同進学相談会「学校を知ろう。」(同実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が11日、清水町の沼津卸商社センター展示場で開かれた。 相談会は沼津市の学習塾「学優舎」が中心となって開催し、今年で31年目。北海道から鹿児島県までの22校が集まり、それぞれブースを設置した。 参加した児童生徒や保護者は興味のある学校を選択し、入試に向けた勉強方法や卒業後の進路、寮生活の内容などについて個別で説明を受けた。
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「商工会の日」で清掃活動 清水町
6月10日の「商工会の日」を前に、清水町商工会青年部と女性部は9日、町内で清掃活動をした。 青年部12人は同商工会館から柿田橋までの歩道を約1時間かけて往復し、たばこの吸い殻やプラスチックごみなどを拾い集めた。 女性部は清水小のトイレを掃除した。部員ら14人が参加。便器をたわしで磨いたりデッキブラシで床の汚れを落としたりした。
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沼津商高生の就職後押し 清水町の優良企業紹介
清水町は9日、就職を希望する沼津商高3年生約70人と保護者に向け、地元企業を紹介した。町職員が昨年末に作成したUIJターン応援サイト「清水町企業図鑑」を基に採用情報を伝えた。 応援サイトは町職員が、運送やサービス業などの町内企業で働く若手に取材して作った。やりがいや1日の過ごし方など生の声をまとめた。現在、10社の情報を確認できる。 9日に学校が開いた進路説明会の冒頭で、職員がサイトの各社の概要や採用枠などを紹介した。町の担当者は「町の優良企業を知ってもらうきっかけになれば」と話した。
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お風呂上がりは「ところてん」 10日、沼津の温泉施設で試食会
静岡県東部・伊豆地区のところてん製造販売業者や愛好家でつくる「伊豆ところてん倶楽部」がPR活動に力を入れている。10日に沼津市の温泉施設で行う試食会では、試作した風呂上がり専用のたれとともに振る舞う。 日本一良質とされる伊豆のテングサを原料にしたところてんの認知度を高めようと2008年ごろに設立した。18年に6月10日を「ところてんの日」と定め、「わんこところてん大会」やオンライン製造体験会といったイベントを毎年開催している。 風呂上がり専用のたれは、倶楽部の栗原康浩代表が社長を務める栗原商店(清水町)が開発した。沼津市戸田地区のタチバナのピューレを、麺つゆに混ぜた。ところてんには水分
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上下水道の料金改定 検討 市事業経営審9月に答申 沼津市
沼津市水道事業及び下水道事業経営審議会(松井泰樹会長)は8日、2023年度初の会合を市役所水道部庁舎で開いた。人口減や電気代の高騰で、水道事業は23年度から、下水道事業は24年度から赤字が見込まれるため、9月中をめどに料金値上げを含めて事業計画を審議し、頼重秀一市長に答申する。 頼重市長が8日、今後の事業計画と適切な料金について審議会に諮問した。市当局は経営見通しを説明し、このままの料金体系で試算すると、30年度にはそれぞれ水道事業で7億4千万円、下水道事業は3億100万円の赤字が見込まれるとした。貯金に当たる内部留保資金も減り、水道事業で29年度、下水道事業で25年度に枯渇する見通しも示
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清水町 物価高騰で中小企業に5万円 申請30日まで
清水町は長引く物価高騰の影響を受けた中小企業に給付金5万円を支給する。30日まで申請を受け付ける。1月に続く支援策の第2弾。町内に本社または事業所があり、今後も事業継続の意思がある中小企業などが対象。業種は問わない。今回は町外に住民登録のある個人事業主も受け付け、対象を広げた。 2022年の各月のいずれかで、1カ月の光熱費や燃料費が前年同月比で10%以上増えていたり、原価率が3ポイント以上増加していたりする場合が該当する。前回の給付金を受けた人も申請できる。問い合わせは町商工会<電055(975)6987>へ。
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清水町立南幼稚園はバスでの避難を確認 土砂災害防止月間
清水町はこのほど、土砂災害防止月間(6月)に合わせ県が指定する土砂災害警戒区域内にある町立南幼稚園で防災訓練を行った。参加者は避難指示を受けてバスで避難する流れを確認した。 大雨洪水警報と土砂災害警報が発令されたとの想定。年中、年長児と教諭、消防団員、町職員ら71人が参加した。町と災害協定を結ぶドリーム観光バス(同町)がバスの運行に当たった。 訓練は2日に実施。強い雨が降り緊張感が漂う中、雨がっぱを着た園児は慎重にバスに乗り込んだ。バスは避難先の町防災センターまで園児を運んだ。 訓練後、町職員が災害時に身を守る「おさない」「かけださない」「しゃべらない」「もどらない」「ちかづかない」の頭をと
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消防団など団体 処遇の改善検討 清水町長答弁
清水町の関義弘町長は6日の町議会6月定例会一般質問で、消防団や交通指導員ら各種団体への処遇改善として報酬の見直しなどを検討すると明らかにした。松浦俊介氏(湧創フォーラム)に答えた。 町によると、消防団員(114人・欠員1)と交通指導員(24人・欠員16)はいずれも定数を下回っている。負担感などが要因とされ、人材確保が慢性的になりつつある。 今後、報酬の見直しや町の地域通貨「ゆうすいポイント」の家族への配布なども含め、検討する。欠員が生じている民生児童委員(62人・欠員4)の処遇も改善する方向で、報酬の支給がないため別の形で対応する。 関町長は「担い手不足の解消はまちづくりの重要な課題の一つ。
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16歳キャバクラで働かせ罰金50万円 沼津簡裁
沼津区検は5日までに、16歳の少女を三島市のキャバクラで働かせたとして、風営法違反の罪で店の男性経営者(30)=沼津市=と男性店長(27)=三島市=を略式起訴した。沼津簡裁は2日付でそれぞれ罰金50万円の略式命令を出した。 略式命令などによると、2人は2月17日から4月27日までの間に、共謀して16歳の少女4人をホステスとして雇い、不特定の客に酒の提供などの接待をさせたとされる。 2人とともに逮捕、送検された男性会社員(21)=清水町=は不起訴処分とした。地検沼津支部は理由を明らかにしていない。
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静岡県内の待機児童5人 受け皿確保、減少続く 4月1日時点
静岡県は2日、静岡県内の保育所や認定こども園の待機児童が4月1日時点で前年より18人少ない5人だったと発表した。県内35市町のうち34市町で「待機児童ゼロ」を達成した。国の子ども・子育て支援新制度が始まった2015年度は780人に上ったが、施設整備で受け皿が拡大したことなどから減少が続いている。 5人の待機児童はいずれも函南町で確認された。年齢別にみると1歳が4人、2歳が1人。県によると、低年齢児の預け入れが増え、申し込みに対し保育士が不足したという。前年の16人からは11人減った。伊東市、三島市、森町、清水町は待機児童を解消した。 本年度の申し込み児童数は211人増の6万9108人。女
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「柿田川語る会」設置 清水町 関町長が施政方針
清水町の関義弘町長は31日開会した町議会6月定例会で、2期目を迎えて初の施政方針演説を行った。柿田川公園に関して活動する団体が活用法を議論する「(仮称)柿田川を語る会」を新たに設置する考えを示した。 現在、柿田川公園は保全にかじを切っていて、観光地としては活用しきれていないという。後世に引き継ぐための活動を考える。秋以降に始動する予定。複数の団体が柿田川の保全と活用の仕方を話し合い、町の方針に反映させる。 また、関町長は「子育て世代と若者の支援」「笑街健幸都市の創生」などを2期目の重要施策と強調。高齢者の運動施設の利用料無償化や雨水貯留施設の整備、柿田川公園周辺へのバスターミナル導入の検討な
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議会開会5件上程 清水町議会6月定例会
清水町議会6月定例会は31日開会し、会期を6月20日までの21日間と決めた後、7億4614万円を追加する本年度一般会計補正予算案など5議案を上程した。このうち、3議案を可決した。一般質問は6日に行う。 31日付で副町長を退任する高嶋広幸氏は「副町長としての3年余は新型コロナウイルスとともに歩んできた。議員の皆さまのご理解、ご協力があってこれまで勤められた」と議場であいさつした。
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会員数15社増加 清水町商工会が総会
清水町商工会はこのほど、本年度の総会を町内で開いた。コロナ禍や創業支援策がきっかけで会員事業所は15社増え、674社になったことが報告された。新規会員のうちサービス業が最多という。 総会には会員ら86人が参加。町産業支援連絡会議の開催や「柿田川こだわりの逸品推奨品」紹介冊子の改訂などの事業計画を承認した。 仲田敏道会長は「きめ細やかな支援を行っていく」とあいさつした。
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清水中体育館にWi-Fi整備 災害時の避難者向け
清水町はこのほど、災害時に避難所となる町立清水中体育館で、避難所開設時にWi-Fi(ワイファイ)が使えるよう整備をした。避難者は契約しているキャリアのモバイルデータを気にせずネット接続可能。他の町内4小中学校の体育館でも使用できる。 避難所の環境を改善し、避難者の情報収集を助けることが目的。町では2021年、避難所となる体育館で、テレビが見られるアンテナを設置した。Wi-Fiは同年、GIGAスクール構想時に導入したものを使用する。避難所開設時には町の職員が操作してWi-Fiを開放する。 今月下旬には、パスワードなしで使用できるよう切り替えができる装置「Wi-Fiモードセレクター」の設定作
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高嶋清水副町長退任へ
清水町の高嶋広幸副町長(63)が30日までに、今月いっぱいで退任する意向を固めた。任期は12月末までだが、高嶋氏は取材に「一身上の都合」とした。 同町の副町長は現在、高嶋氏のみ。関係者によると、関義弘町長は4月の町長選で再選を果たして以降、2期目は新たな体制で町政に臨む考えを周囲に示唆していたという。高嶋氏の後任は未定。 高嶋氏は1982年に町役場に入り、都市計画課長や企画財政課長を歴任。2020年1月から現職。 同町では31日に町議会6月定例会が開会する。会期は6月20日までの21日間。
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タマネギ最盛期に援農ボランティア JAふじ伊豆なんすん地区本部
JAふじ伊豆なんすん地区本部(沼津市)は本年度、タマネギの生産現場で援農ボランティアを導入した。30~80代の男女26人が6月中旬ごろまで、近隣3市町の畑で最盛期を迎えた収穫作業を手伝う。 清水町の木下親一さん(73)の畑ではこのほど、援農ボランティア2人がタマネギを引き抜き、乾燥させる作業に従事した。雨上がりのため、普段より多く実についた土を丁寧に払い落とし、畑に並べて天日干しした。 長泉町の浜坂彰子さん(48)は「ボランティア募集の案内を見て面白そうだと思い、参加した。実際に体験してみたら楽しかった」と話した。木下さんは「最盛期は人手が足りなかったので、ボランティアが来てくれてとても
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清水町・湧水まつり、実行委が内容承認 4年ぶり開催
清水町湧水まつり実行委員会はこのほど開いた総会で、4年ぶりに開催する同まつりの内容を承認した。8月5日に同町伏見の町総合運動公園で実施する。町内の関係者約40人が参加した。 町民がダンスなどを披露する「町民ステージ」や、ものまねタレントのりんごちゃんによるステージ、幼魚水族館の協力によるトークショーを実施するとした。目玉の手筒花火は同町玉川のサントムーン柿田川の駐車場で行う。 湧水にちなみ、会場にはミストを発する恐竜型のバルーンを初めて設置。熱中症対策とする。
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体験通して健康意識向上 6月3日 清水町でイベント
清水町は6月3日午後1~4時、体験を通して健康への意識を高める「健康まつり」を町地域交流センターで開く。 歯の健康まつり、健康チェック事業、食育フェスタの合同イベントとして企画した。駿東歯科医師会清水町支部によるミニセミナーや幼稚園、保育園児や小中学生による啓発ポスターの展示などを実施。脳年齢測定や食育を楽しく学べるゲームなどの体験コーナーを設ける。歯を長く保つための取り組み「噛むカムケア8020コンクール」の表彰式も開く。 参加無料。来場者には地域通貨のゆうすいポイントを配布する。問い合わせは町健幸づくり課<電055(981)8206>へ。
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「世界目指したい」ジュニア武術太極拳3位 加藤さん(清水中1)喜び報告
4月中旬に大阪府で行われたJOC(ジュニアオリンピックカップ)武術太極拳大会で、初級長器械で第3位を収めた清水中1年の加藤美海さん(12)が23日、町役場を訪ねて関義弘町長に結果を報告し、喜びを語った。 加藤さんは小学1年生の時に母親のすすめで競技を始め、週に3日練習するだけでなく毎朝、演武に使う武器を使ってのトレーニングも欠かさないという。初級長器械では棍(こん)という棒のような武器を使った演技を披露した。加藤さんは「動物の型などがありやればやるほどおもしろい」と魅力を語り、結果について「とてもうれしいが、満足せずアジアや世界を目指してがんばりたい」と話した。 関町長は「町の代表をして
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沼津のごみ処理施設計画差し止め訴訟 市「請求却下を」 地裁初弁論
沼津市のごみの新中間処理施設整備計画を巡る事業費は覚書に反する違法な公金支出だとして、市民59人が市を相手に2022年度の事業費1億300万円の支出差し止めを求めた訴訟の第1回口頭弁論が25日、静岡地裁(菊池絵理裁判長)であった。市側は、事業費は執行済みで訴訟要件を欠いているとして、請求の却下を求める答弁書を提出した。 原告側は終了後の説明会で、市側の主張を受けて訴えを変更し、頼重秀一市長に損害賠償を請求するよう求めていく考えを示した。 訴状などによると、沼津市は1976年から同市上香貫のごみ焼却施設を稼働している。施設建設に際して当時の市長は74年、隣接する清水町外原地域の区長らとの間
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31日から定例会 初日に施政方針 清水町議会
清水町議会は25日、議会運営委員会を開き、6月定例会の会期を5月31日~6月20日の21日間と決めた。初日は関義弘町長が施政方針を示す。 7億4614万円を追加する2023年度一般会計補正予算案など4議案を審議する。一般質問は6日に6人が行う。
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清水町議会の会派構成決まる
清水町議会の新たな会派構成が25日までに決まった。最大会派は湧創フォーラムで改選前から1増の4人。1減の新生会、現職と元職で新たに結成した絆の会がそれぞれ3人、日本共産党議員団が2人で構成する。新人2人はそれぞれ一人会派となった。 会派構成は次の通り(先頭が代表者)。 湧創フォーラム 松浦俊介、佐野俊光、野田敏彦、向笠達也▽新生会 大浜博史、飯田安雄、田代稔▽絆の会 桐原直紀、花堂晴美、松下尚美▽日本共産党議員団 吉川清里、森野夏歩▽立志の会 海野豊彦▽太陽の会 寺島俊郎
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看護師の道へ戴帽式で決意 清水町の専門学校
静岡県立看護専門学校(清水町長沢)は24日、看護師の象徴のナースキャップを学生に授ける戴帽式を開いた。本格的な病院実習を控える看護1学科の2年生40人が、看護師になる決意を新たにした。 厳粛な雰囲気の中、長谷川明子学科長らが学生にナースキャップをかぶせた。学生はナイチンゲール像から火を取ったキャンドルを手に整列。声を合わせて「患者さんに真摯(しんし)に向き合い、誇りと責任を持った看護師になる」と誓った。 鈴木隆一校長や上級生から激励を受けた。
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J3沼津全選手にオーバーオール寄贈 清水町の山本被服
清水町の山本被服は24日、サッカーJ3アスルクラロ沼津の選手全員に特注のオーバーオールやシャツジャケット型のアウター「カバーオール」、Tシャツを寄贈した。 山本陵取締役(41)が沼津市内の練習場を訪れ、選手らに手渡した。試合や遠征などの移動中に着用する。山本取締役は同社が日本初のオーバーオールを製作した歴史に言及し、「身に着けて、気持ちを上げて試合に臨んでほしい」と話した。 28日のホーム戦会場では、人数を限定し、チームとコラボしたTシャツ、バッグのプレゼントやデニム生地のコースターを作るワークショップを予定している。
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静岡県人口356万460人 5月1日現在 11カ月連続減、社会動態は増
静岡県がこのほど公表した5月1日現在の推計人口は356万460人で前月と比べ792人減少した。推計人口の減少は11カ月連続。社会動態は3カ月ぶりに転入者が転出者を上回る社会増となった。 ※画像タップで拡大してご覧になれます 転入数から転出数から引いた社会動態は1203人増(転入1万7151人、転出1万5948人)。出生数から死亡数を引いた自然動態は1995人減(出生1510人、死亡3505人)だった。 市町別で人口が増加したのは9市町で、長泉町は95人増、袋井市90人増、掛川市89人増だった。199人減の磐田市をはじめ、焼津市156人減、島田市127人減など24市町で減少した。
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65歳以上の運動施設無料化 秋以降導入 清水町
清水町は24日までに、町内在住の高齢者(65歳以上)を対象に、町営スポーツ施設の利用料を無料にする方針を固めた。今秋以降に導入する予定。個人や団体を問わず、シニア層の健康寿命と運動促進を図る。町への取材で分かった。 町は笑顔があふれ健康に暮らせる「笑街健幸(しょうがいけんこう)」のまちづくりを掲げていて、その取り組みの一環。関義弘町長が4月の町長選でも公約に掲げていた。対象は約8千人が見込まれる。 温水プールや総合運動公園などが該当する。対象者に「笑街健幸パスポート」(仮称)を発行して年齢確認を行う。利用料収入は町が補塡(ほてん)する方針。 町は笑街健幸のまちづくりとして2022年度、
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サツキ愛好家が14席出品、清水町で展示会 5月28日まで
静岡県東部のサツキ愛好家でつくる「駿豆サツキ愛好会」による展示会(杉崎正会長)が24日、清水町堂庭の町地域交流センターで始まった。28日まで。 コロナ禍の影響で4年ぶり。会員6人が14席を出品した。県内で発見された「不二錦」や花弁の内側が赤い「日の丸」など多様な品種や、根が独特な造形をした「根上がり」の盆栽など、各会員が10年以上かけて丹精込めて育てた作品が並んでいる。 杉崎会長は「今年は咲くのが早く、早咲きから遅咲きの品種まで一度に見られる。今週いっぱいまでの来場がおすすめ」と話した。
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人づくり推進員 静岡県が6人に委嘱
静岡県はこのほど、地域で子育てや家庭教育について助言する「人づくり推進員」を、新たに6人に委嘱した。県庁で川勝平太知事が委嘱状を手渡した。 市町から推薦を受けた小中学校の元教員や、自然体験活動を行うNPO法人の代表に委嘱した。委嘱状を受け取った推進員は「個性豊かに育つ子どもを見守りたい」「地元の素晴らしさを伝えたい」などと1人ずつ抱負を述べた。推進員は計95人になった。 16年以上にわたり推進員を務めたとして、戸崎雅章さん(静岡市)、増田和男さん(藤枝市)、松浦正美さん(清水町)の3人に知事感謝状が贈呈された。
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静岡県民の歯科受診半数以下 糖尿病患者、低い傾向 静岡県と社会健康医学大学院大が分析、施策に反映
静岡県と静岡社会健康医学大学院大(静岡市葵区)は国民健康保険の特定健診や医療、介護の情報を保管する「国保データベース」を活用し、歯科口腔(こうくう)の健康課題に関する分析結果をまとめた。1年間に歯科を受診した県民は半数以下にとどまり、糖尿病患者の受診割合はそうでない人に比べて低いことが判明。年代別や地域別のデータを県や市町の施策に生かし、受診率の向上を促す。 匿名化された静岡県内の被保険者約200万人のビッグデータから重複事例などを整理し、2015~19年度の5年分を解析した。 19年度に1回以上歯科を受診した人の割合は46・0%で、15年度の42・3%から年々増加した。19年度の受診
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歌人「明石海人」知って 一生を漫画に 母校・沼津商高同窓会が冊子作成
若い世代に沼津市出身の歌人明石海人(1901~39年)を知ってもらおうと、母校の沼津商業高の同窓会「明石海人の会」がこのほど、明石の一生を紹介する漫画が入った冊子を作成した。このほど関係者らが同校を訪れて完成を報告し、800冊を寄贈した。 会は約3年前から、明石海人研究家の岡野久代さんと冊子の作成に着手。高校生などにハンセン病に向き合った明石の生涯や歌人になった経緯をわかりやすく伝えるために漫画家ひらのとーるさん(38)に協力を依頼し、完成した。 冊子には明石の歌集「白描」の説明や一生を描いた漫画、ハンセン病の歴史的背景を掲載。寄贈した冊子は、岡野さんが毎年1年生に行う講義で使用する。
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東部の子どもたちに晴れ舞台を 三島西RC50周年記念事業 和太鼓やミュージカル
三島西ロータリークラブの創立50周年記念事業「青少年のためのONステージ」がこのほど、三島市の市民文化会館で開かれた。県東部の子どもたちが舞台に立ち、練習の成果を披露した。 飛龍高和太鼓部の迫力ある演奏で幕開けし、三島北高箏曲部なども登場。清水町を拠点とする子どもミュージカル「キッズラボ」も楽しいステージを繰り広げた。 同クラブが「子供たちの未来のために―今までもこれからも」と題し、子どもの活躍の場を用意した。大人が子どものために何ができるか考える機会にしようと、花まる学習会の高浜正伸代表の講演も行った。
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清水町議会 議長に佐野俊光氏選出 副議長は大浜博史氏
清水町議会は16日の臨時会で正副議長選を行い、議長に佐野俊光氏(72)=無所属=、副議長に大浜博史氏(56)=同=を選出した。 佐野俊光氏(さの・としみつ)学校法人理事。5期。伏見 大浜博史氏(おおはま・ひろし)[元]建設会社社員。3期。中徳倉
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低所得子育て世帯 給付事業可決、承認 清水町議会臨時会
清水町議会は16日、臨時会を開き、正副議長と各委員会の構成を決めた。町税条例の一部改正に関する専決処分や2023年度一般会計補正予算など6議案を原案通り可決、承認した。 補正予算は物価高騰を受け低所得の子育て世帯に児童1人あたり5万円を給付する生活支援特別給付事業として1604万円を追加。対象は165世帯を見込み、31日に支給する。 各委員会の正副委員長は次の通り(正、副の順)。 議会運営、松浦俊介、桐原直紀▽総務建設、桐原直紀、花堂晴美▽民生文教、飯田安雄、松下尚美▽広報広聴、松下尚美、野田敏彦
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ゆうすいくん 10歳おめでとう 清水町キャラクター 三島で誕生日会
清水町のイメージキャラクター「ゆうすいくん」が今月11日に誕生から10年となり、15日に「お誕生会」が三島市内で開かれた。デザインした絵本作家の宮西達也さん=同町出身=と関義弘町長、町職員が参加し、歌を歌ったり、誕生日ケーキのろうそくを吹き消したりして“10歳”を祝った。 ゆうすいくんは町制50周年を記念して誕生した。町のふるさと大使の宮西さんは「清水町や柿田川を連想できるようデザインした。10年間も皆さんに愛してもらえると思わなかった」と喜ぶ。柿田川や富士山をイメージしていて、愛と平和と笑顔のために戦うヒーローという。 町内循環バスのラッピングやグッズ、宮西さんの絵本「ドロドロドロンキーと
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コケをデザイン良く配置 清水町でみどりまつり
柿田川みどりまつり(実行委主催)が13日、清水町総合運動公園で開かれた。花の苗、草木の販売や植物に関するワークショップなどが行われた。雨の中、多くの町民らが買い物や新緑を楽しんだ。 花と緑に触れて町民同士の交流を図ることを目的に4年ぶりに開催した。カーネーションやマリーゴールドなどの苗を地元の園芸店が販売。パンや野菜も販売された。 「苔(コケ)テラリウム」制作のワークショップには約20人が参加し、コケ農家の三浦隆平さん(42)=牧之原市=の手ほどきを受けた。ガラスの容器に砂と石を詰めた後、ピンセットを使って3種類のコケを思い思いの場所に植えた。 長泉町立南小4年の三ツ石帆那さん(9)は「どこ
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鈴木香里武氏 静岡で講演 駿河湾の魅力語る
官民で海洋環境保全に取り組む団体「美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会」は10日、清水町の商業施設サントムーン柿田川に昨年開館した「幼魚水族館」の館長でタレントの鈴木香里武さん(31)による講演会を静岡市葵区で開いた。豊富な魚種が存在する駿河湾の魅力などを語った。 同会の2023年度総会と併せて開催し、会員や一般応募者計約150人が参加した。東京都出身で幼少期から魚に親しんできた鈴木さんは、駿河湾など県内の海に「底知れぬ可能性を秘めた場所」と魅せられたことがきっかけで、同水族館を開設した経緯を説明。駿河湾で深海魚ヨコヅナイワシを捕獲したエピソードや、ミナミハコフグなどの幼魚の生態を画像や動
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弁当の宅配業者と高齢者見守り協定 長泉町
長泉町と弁当配達業「宅配クック123沼津三島店」(清水町)は8日、高齢者見守りネットワーク事業の協定を締結した。 同店は各家庭へ弁当の配達のため、従業員が町内を回っている。昨年は町内で約230人が利用した。今後は業務中に高齢者宅を回った際、郵便物がたまっていたり、夜に家の明かりが付いていなかったりなどの異変を感じた場合、町に報告して情報共有する。 町役場で開いた締結式で、西村嘉洋店長(59)は「締結でスタッフの意識が上がるはず」と話し、池田修町長は「一人一人に合った見守りができるので心強い」と感謝した。
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食品受け入れ 企業が協力 スムーズな配給へ、仕組みを整備 御殿場・小山フードバンク協議会
御殿場・小山フードバンク協議会は、地域貢献やフードドライブに理解が深い物流会社、地元企業などの協力を得て、規模の大きい寄贈食品の運搬や保管、必要とする個人や団体への配給をスムーズに行う仕組みの整備に取り組んでいる。9日に第1回として首都圏からの寄贈食品の受け入れを御殿場市内で行い、一連の流れや連携を確認した。 今回は運送業の優伸運輸(清水町)とコピー機のリユース・リサイクルや環境関連事業を手がけるリコー環境事業開発センター(同市)が協力した。首都圏でフードロス対策として寄付された約570人分の飲料水や缶詰、インスタント食品、菓子などを優伸運輸が運び、同センターが建物内に保管場所を提供した。
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こんにゃく米に生タイプ 清水町の栗原商店 健康志向高まり受け
ところてん製造販売の栗原商店(清水町、栗原康浩社長)が経営する「ところてんの伊豆河童」がこのほど、人気商品のこんにゃく米「ゼンライス」の生タイプを発売した。糖質やカロリーを抑えられると売れ行きが好調だ。 健康志向の高まりを受けて2008年に乾燥タイプのゼンライスの販売を開始した。生タイプも仕入れていたが生産コストを削減するため、自社での開発に挑戦。約4カ月かけて完成させた。群馬県産のこんにゃくを使用し、柿田川から取水した水で製造した。もちもちした食感で、こんにゃくのにおいも抑えた食べやすい仕上がりになっている。楕円(だえん)型にすることで見た目も米粒に似せた。栗原社長は「我慢せずお米を食べて
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裾野で高校生ら182人 柿田川水源保全へ 富士山に苗木植樹
静岡県東部の自然保護団体でつくる「柿田川・東富士の地下水を守る連絡会」(漆畑信昭代表幹事)がこのほど、裾野市須山の浅木塚国有林にヒメシャラなど苗木300本を植えた。同会はこの活動が認められ、優れた水環境保全活動を顕彰する昨年度の日本水大賞農林水産大臣賞を受けた。 会員のほか、沼津商高と沼津工高の両校生徒、近隣市町の住民ら182人が富士山の麓に集まった。漆畑代表幹事は「(木が成長して)100年後には富士山の森が豊かになればいい」と話した。 活動は柿田川の水源保全を目的に、1997年から行っている。富士山に自生する種類の苗木を植樹し、昨年度までに約2万4000本を植えたという。
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栽培から調理も 親子で菜園体験 清水町で食育事業
清水町は6日、野菜の栽培から食べるまでの過程を親子で体験する本年度の食育農園事業「まほろばポタジェ」をスタートした。町内在住の未就学児の親子8組が来年2月末まで、同町堂庭の複合施設「まほろば館」裏の畑で栽培に挑戦する。 食育推進を目的に昨年度始まった事業でポタジェはフランス語で「家庭菜園」の意味。初回は畑の区画を抽選で決め、講師を務める町内の農家武藤正一さん(75)に相談しながら、育てたい野菜の計画書を親子で作成した=写真=。武藤さんは「参加者の多くは初心者なので一から指導する。小さい区画だが昨年はトマトやナス、ピーマンなどいろいろ採れた」と説明した。 今後は各自で種まきや草取りなどに取り組
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沼津、三島市 清水町で停電
2日午前4時20分ごろ、沼津市、清水町の一部約3万4820戸で停電があり、約25分後に全戸で復旧した。三島市の一部でも約100戸で停電し約1時間5分後に復旧した。東京電力パワーグリッド静岡総支社が原因を調べている。
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清水町温水プールがキャッシュレス決済
清水町はこのほど、町温水プールの入場券の支払いにキャッシュレス決済を導入した。町の施設でのキャッシュレス決済対応は初めて。 職員との接触機会を減らした感染症対策や利便性向上が目的。先駆けとして個人利用の多い温水プールで採用した。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などが利用可能。 プールの担当者によると、これまで1日に1回程度の利用があるという。
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こいのぼり スイスイ 清水町 200匹
清水町徳倉の狩野川ふれあい広場で5日まで、こいのぼりが掲げられている。端午の節句に合わせた町とNPO法人町スポーツ協会の恒例行事。約200匹が悠々と空を泳ぐ。 1997年からの取り組み。こいのぼりは町民から寄せられ、担当者が毎朝、50本の柱に1匹ずつ取り付けている。沼津市から家族で訪れた会社員高橋正太さん(41)は娘の希実ちゃん(1)を抱きながら「見応えがある。はじめて大きなこいのぼりを見せられてよかった」と笑った。 協会の担当者は「自由に芝生の上で遊びながら見てほしい」と話した。
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町制60周年 花オブジェでお祝い 清水町花の会が2点制作
清水町の有志でつくる「町花の会」はこのほど、町制施行60周年事業として、記念イラストをモチーフにした花のオブジェ2点を制作した。役場前と柿田川公園の2カ所で12日まで、展示している。 オブジェは縦1・8メートル、横2メートル。町職員によるデザインを元に、会のメンバー約10人が赤やピンク、白など色とりどりのベゴニア約280ポットを配置して、「60」の数字を再現した。町の担当者は「本年度初の記念事業。先駆けて盛り上げられたら」と話した。 オブジェは13日に町総合運動公園で開かれる柿田川みどりまつり(実行委主催)で展示する。まつりでは花の苗や野菜を販売する。コケのテラリウムづくりや多肉植物の寄
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サントムーン柿田川「GU」オープン ファッションゾーン完成
清水町の商業施設サントムーン柿田川内に28日、衣料品店「GU(ジーユー)」がオープンし、昨年からリニューアルを進めていた施設のファッションゾーンが完成した。 同店は施設2番目の広さで、本館1階に開店。手頃な価格で流行にあった服を購入できる。ファッションゾーンには4月、同店のほか、衣料品を扱うセレクトショップ「チクマ」、雑貨店「OKAPI(オカピ)」がオープン。オアシス棟にも台湾パンケーキやチーズサンド専門店が入り、施設全体の回遊性が高まることが期待できる。 田原迫克典店長(26)は「全体で大型連休を盛り上げたい」と話した。
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清水町政に求める政策 交通渋滞解消最多 静岡新聞社アンケート
静岡新聞社が清水町長選・町議選(23日投開票)に合わせ、町政に求める政策について期日前投票の出口調査で有権者にアンケートをとったところ、「交通渋滞対策」が19・3%で最多となった。「子育て支援策拡充」(16%)、「防災対策」と「財政健全化」が15・6%だった。 町内は徳倉橋や町役場周辺など至る所で交通渋滞が慢性化。企業や商業施設を抱える三島、沼津両市と隣接し、同町を通過する車両が多い。町長選で再選を果たした現職関義弘氏(69)は、ともに都市計画道路の西間門新谷線と玉川卸団地線、狩野川新橋の整備を進める考えで、「東西南北の交通網を整備して渋滞解消につなげたい」としている。 アンケートは、「
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10市町議選トップ当選者が決意 議会改革、信頼回復へ意欲/発信方法や関心向上模索
統一地方選後半戦の県内10市町議選の当選者は現職123、元職9、新人56。各市町で投票率が低迷する中、多くの信任を得たトップ当選者からは、新型コロナウイルス禍を経た有権者の意識変化に伴う自身の変革や、最も身近な政治の舞台である市町議会の改革、住民の政治への関心を高めたいとの声が聞かれた。 コロナ禍を経た初の統一地方選では、これまでの選挙活動から変化を模索する中堅やベテラン議員も少なくなかった。沼津市の深田昇氏は「ただ投票をお願いするだけではいけない。政策や実績を直接発信しないといけない」とユーチューブを始めたと明かした。 富士市の下田良秀氏はコロナ禍で有権者との接触が少ない点を指摘しつつ
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社説(4月25日)統一地方選 低投票率どこまで 揺らぐ民主主義と自治
歯止めがかからない投票率の低下、無投票で顕在化する政治家の「なり手不足」。統一地方選が浮き彫りにしたのは民主主義と地方自治の骨格が揺らいでいる現実だ。 前半戦に静岡県で行われた県議選と静岡、浜松の両政令市長選の投票率はいずれも50%を割り、過去最低を更新。後半戦では富士宮、小山、清水の3市町長選と7市議選、3町議選があり、全選挙の投票率が前回選を下回った。3市町長選とも過去最低で、富士宮市、清水町の首長選は初めて50%を切った。県議選は34選挙区のうち無投票が15選挙区に上った。 生活に身近な選挙を過半数の有権者が棄権する。特に若年層の選挙離れは顕著で、近年は4人に3人が投票しない。若者
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統一地方選後半戦 3首長選当選者 一夜明け抱負語る
統一地方選後半戦の投開票から一夜明けた24日、小山町長選で返り咲いた込山正秀氏(75)は自宅で支援者からの祝福の電話に対応しながら、再び町政を担う高揚感をにじませた。富士宮市長選で4選した須藤秀忠氏(76)、清水町長選で再選した関義弘氏(69)は庁舎で公務に臨み、引き続き市政・町政のかじ取り役を務める決意を新たにした。 「エネルギーみなぎる」返り咲き 小山町・込山氏 小山町長選で4年ぶりに町長に復帰した込山氏は、同町一色の自宅で自らの当選を伝える新聞紙面に目を通した。「エネルギーがみなぎってくる。町職員と一緒に4年間を突っ走る」と力強く語った。 選挙戦で訴えた政策では子育て、産業拠点整備
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全10市町議選で期日前・前回比増 静岡県内統一地方選後半戦
静岡県選挙管理委員会は23日、統一地方選後半戦の期日前投票の最終結果を発表した。富士宮市長選は選挙人名簿登録者数の15・17%に当たる1万6419人が投票し、2015年の前回選に比べ1・14ポイント増。19年は無投票だった。清水町長選は13・78%で19年の前回比2・19ポイント増、小山町長選は15・86%で同0・46ポイント増加した。 10市町議選は合計で選挙人名簿登録者数の12・63%に当たる9万1785人が投票し、12市町議選が行われた19年の前回選を1・67ポイント上回った。 内訳をみると、7市議選の合計は12・40%に当たる8万2262人、3町議選は15・11%に当たる9523
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清水町議選 当選者一覧(定数14/立候補者16)
統一地方選後半戦の静岡県内10市町議選は23日、投開票が行われ、未明までに全議席が確定した。市議選は沼津、熱海、三島、富士宮、富士、下田、湖西の7市。町議選は松崎、函南、清水の3町。約1カ月間に及んだ選挙戦が閉幕した。清水町議選の当選者は次の通り。 得票数順。経歴は氏名、年齢(投票日基準)、党派、現元新別、当選回数、職業・肩書、略歴、現住所の順。元の後は全て、以前の職業・肩書。 清水町議選 開票結果(選管最終) 当1,487 花堂 晴美 無元② 当1,381 寺島 俊郎 公新① 当1,017 松浦 俊介 無現⑥ 当 913 飯田 安雄 無現② 当 874 野田 敏彦 無
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現職が再選 豊富な行政経験を選択 清水町長選解説
現職と新人の一騎打ちになった清水町長選。町民は大きな争点がない中で、関義弘氏の豊富な行政経験と町政の継続を選んだ。 関氏は収支均衡型予算を組み、初当選時に約3億円まで減っていた財政調整基金を約10億円にまで増やした。一方、1期目は新型コロナ対応に追われ、掲げた政策の実現は道半ばだ。「町民との対話が必要だ」と現町政を批判した山本文博氏が一定の支持を得たことを踏まえれば、町民の声に耳を傾けながらまちづくりを進めることが求められる。 同町は、近隣市町に比べて存在感を示せているとは言いがたい。課題の交通渋滞解消や狩野川の浸水対策に加え、柿田川や商業施設の強みを生かした政策を進めるべきだ。2期目は
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清水町長選 現職・関義弘氏が再選 組織戦で支持固める
統一地方選後半戦の静岡県内3首長選と10市町議選が23日行われ、即日開票された。清水町長選は現職の関義弘氏(69)が新人で元町議の山本文博氏(65)を振り切り、再選を果たした。投票率は48・62%だった。 清水町長選は、関氏が各種団体の支援を受ける組織戦で再選を飾った。 後援会がフル稼働し、全町的に集票した。建設業関係者や選挙戦を何度も勝ち抜いた山本博保前町長の後援会が応援に入り、行動力と豊富な選挙経験を生かして後押しした。高齢者や自民党支持層から多くの支持を得た。 町議を辞任して臨んだ山本氏は、早くから草の根の活動を展開したが、及ばなかった。 「全力で未来づくり」 午後10時ご
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3市町長選平均47・50%、過去最低の投票率
23日に投開票された統一地方選後半戦の静岡県内投票率は、3市町長選が平均47・50%、7市議選は43・97%、3町議選は46・21%で、後半戦の全ての選挙で前回選を下回った。このうち、3市町長選はいずれも過去最低を更新し、富士宮市、清水町は首長選で初めて50%を切った。 ※画像タップで拡大してご覧になれます 現職と新人による8年ぶりの選挙戦となった富士宮市長選は45・80%で、2015年の前回選を9・68ポイント下回り、1968年に記録した過去最低(54・45%)を大幅に下回った。 現新の一騎打ちとなった清水町長選は、48・62%(前回比1・45ポイント減)、前回選と同じ
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清水町長選 投票率19・01%【午後1時現在】
23日に投票が行われている清水町長選の午後1時現在の投票率は19・01%で前回選より1・55ポイント下がった。期日前投票の投票率は13・78%だった。
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富士宮、清水、小山の3市町長選 23日投票 10市町議選も 深夜に結果確定
統一地方選後半戦の富士宮市長選、清水、小山両町長選と10の市町議選は23日、投票が行われる。市議選は沼津、熱海、三島、富士宮、富士、下田、湖西の7市。町議選は松崎、函南、清水の3町。選挙戦最終日の22日は各候補が街頭に立ち、最後の訴えに声を振り絞った。投票は一部を除き午前7時から午後8時までで、即日開票される。 各市町選管によると、富士宮市長選は23日午後11時ごろ、清水町長選は同10時半ごろ、小山町長選は同10時ごろに開票結果が確定する見通し。市町議選は松崎町が最も早く同9時ごろには開票が終わり、24日午前0時過ぎには大半の市町で大勢が判明するとみられる。富士宮市は同1時ごろ、富士市は同
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富士宮/清水/小山の3市町長選、23日投票 10市町議選も
統一地方選後半戦の富士宮市長選、清水町長選、小山町長選と10の市町(沼津、熱海、三島、富士宮、富士、下田、湖西、松崎、函南、清水)の議員選は23日、投票が行われ、即日開票される。3市町長選はいずれも一騎打ちとなっている。市町議選は7市の定数計150に182人、3町の定数計38に45人がそれぞれ立候補し、激しい選挙戦が繰り広げられている。 富士宮市長選は、4選を目指す現職須藤秀忠氏(76)と元市議の新人望月則男氏(44)の無所属2氏が争っている。須藤氏は知名度と組織票で勝り、望月氏は現役世代に支持を広げて追い上げる。 両氏ともに強調する子育て支援施策は、金銭や地域全体での教育など詳細で違い
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タレント鈴木香里武氏 静岡で海テーマに講演 5月10日
官民が参画して海の啓発や保全に取り組む団体「美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会」は5月10日午後2時半~3時半、静岡市葵区のホテルアソシア静岡で2023年度総会を行い、記念事業の一環として講演会を開く。22年7月に清水町に開館した「幼魚水族館」の館長でタレントの鈴木香里武氏が登壇する。 「しずおかの海が教えてくれた魅惑の幼魚世界」と題し、幼少期から静岡の海を見てきた経験や同水族館を開いた経緯などを語る。 講演会は参加無料。定員100人で先着順。問い合わせ・申し込みは同会事務局<電054(340)1800>へ。
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静岡県3町議選の終盤情勢 松崎町/清水町/函南町
統一地方選の町議選は23日の投開票に向け、激しいせめぎ合いが繰り広げられている。静岡県東部各町の最終盤の情勢をまとめた。 松崎町 11人接戦 300票ラインか 松崎町議選は定数8に対し、計11人が立候補した。現職6、元職1人の地盤を新人4人が切り崩しを図り、接戦を展開。2011年以来の女性議員誕生にも注目が集まる。投票率は、議会解散に伴う前回選(75・83%)並みか、やや下回る可能性も。300票前後が当落線とみられる。 票田となる松崎、江奈では3人が出馬。松崎の深沢守氏は主に経済施策を発信し、票固めを急ぐ。早期に出馬意向を示した松崎の藤井昭一氏は地元や後援団体を中心に手堅く集票する。江
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町議選の公費負担 自治体整備も立候補増へ効果薄く抜本対策望む声
18日告示された統一地方選の6町議選は、各町で立候補者の選挙費用の一部を公費で賄う制度ができて初めて迎えた。小規模自治体で広がる地方議員のなり手不足解消を目的に、2020年の法改正で市議選に加え、町村議選にも拡充されたが、今回改選となった6町のうち3町で無投票となり、必ずしも解消につながっていない。立候補者からは歓迎の声がある一方、手続きの煩雑さや周知不足、抜本的対策を求める意見も挙がる。 改正公選法は、これまで不要だった町村議選での供託金を15万円とした上で、市議選同様に選挙カーや選挙ポスターなどの費用の一定額を公費で賄えるとした。立候補しやすい環境を整備するためで、費用負担の制度は各
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大詰めの市町長選 富士宮市/清水町/小山町 統一地方選後半戦・終盤情勢
統一地方選後半戦の富士宮市長選、清水町長選、小山町長選は23日の投開票に向け、いずれも一騎打ちの激戦が繰り広げられている。大詰めを迎えた3市町長選の終盤情勢を探った。 富士宮市 須藤氏/知名度と実績で優位 望月氏/高齢層への浸透苦戦 4選を目指す現職の須藤秀忠氏(76)と元市議の新人望月則男氏(44)の一騎打ちとなった富士宮市長選は、知名度と実績を前面に出す須藤氏が優勢を保ったまま終盤戦に入った。望月氏は高齢層への浸透がいまひとつで、苦戦を強いられている。 須藤氏は市政運営3期12年の実績を訴えつつ、自身が集大成と位置付ける4期目の政策展望を示す。遊説では富士山本宮浅間大社周辺の市街
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静岡とタイ劇作家共作 台風15号きっかけ 22日、御殿場でトークと写真展
静岡県とタイの劇作家が、昨夏静岡市に甚大な被害を及ぼした台風15号をきっかけに、水をテーマにした戯曲の共同制作に取り組んでいる。今月中旬にはタイの制作チームが初来日し、出演者の地元である県東部周辺を調査。7月中旬からタイ北部のダーンサーイで開催するアートフェスティバルで上演する。 タイの「プラユーン・フォー・アート財団」が2021年に開始した演劇プロジェクトの一環で、台風15号を経験した静岡市の劇作家石神夏希さん(42)と、タイの劇作家・作家ナッタモン・プレームサムランさん(29)が共作する。石神さんの17年の戯曲「青に会う」の舞台をタイに移し、ナッタモンさんが新たに脚本を執筆する。ナッタ
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外国人との共生、対応は 増える園児に通訳 受け皿づくり急務 清水町長・町議選
清水町に住む外国人約1300人のうち、約4割が暮らす町西部の長沢区。同区の町立清水西幼稚園では外国籍の園児が増え続け、現場は対応に追われている。町長選・町議選が告示され、候補者が舌戦を繰り広げている。今後も増加が想定され、臨機応変な対策が必要になりそうだ。町の実情を探った。 「バイユアセルフ」。同園で外国籍園児におむつをたたむよう声をかけるのは、フィリピン出身のアガラノ娃肥(あび)さん(33)。町が昨年から通訳として雇用した。アガラノさんはフィリピン語など3カ国語で園児や保護者と接する。斉藤泰枝園長(50)は「意思の疎通ができず困り果てていた。娃肥先生が橋渡し役になってくれている」と喜ぶ。
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清水町長選 立候補者アンケート
清水町長選は一騎打ちの戦いを繰り広げている。候補者に町の諸課題に対する考えを聞いた。※届け出順 山本文博(やまもと・ふみひろ)氏(無新・65歳) 山本文博氏 清水町の将来像は 富士山や柿田川による豊かな緑と水を守り、人と自然が共生し、誰もが生活の足に困らない町を目指す。都会と田舎がほどよく混ざり、新しいけど何か住みやすいこの町を、災害に強い誰もが安心して暮らせる町にする。5小中学校を3小中一貫校に再編し、将来の世界を担う子どもたちに育てる。 老朽化する南小の北校舎についての考えは 現状の南小は洪水浸水想定区域に立地している。毎年発生する内水氾濫ごとに、徳倉地先の町民は
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東部2町長、3町議選 期日前投票スタート
統一地方選後半戦の2町長選(清水、小山)と3町議選(松崎、函南、清水)の期日前投票が19日、各町で始まった。22日まで。 町長、町議のダブル選となった清水町では町役場1階住民ホールに投票所が設けられた。19日午前に訪れた男性介護士(69)=伏見=は「若者が集まり、にぎやかな町にしてほしい」との思いを票に託した。 町選管によると、期日前投票者数は日を追うごとに増える傾向にある。昼から夕方までが比較的すいているという。 小山町は町役場本庁舎302会議室、松崎町は町生涯学習センター、函南町は町役場1階町民ホールで行う。いずれも午前8時半~午後8時。 投開票は23日。
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吉田町長田村氏7選 清水は現新、小山は現元の争い 統一地方選
統一地方選後半戦の県内3町長選と6町議選が18日、告示された。清水町長選は新人の元町議山本文博氏(65)と現職の関義弘氏(69)、小山町長選は現職の池谷晴一氏(73)と元職の込山正秀氏(75)=自民推薦=が立候補し、それぞれ一騎打ちとなった。吉田町長選は現職の田村典彦氏(79)以外に届け出がなく、出直し選を含む7選を無投票で決めた。 町議選は定数計76に対し、計83人が立候補。定数を松崎は3、函南と清水は2上回って選挙戦に入った。東伊豆、小山、吉田は定数と立候補者が同数となり、無投票で当選が決まった。選挙戦の2町長選と3町議選は、16日告示の富士宮市長選や7市議選とともに23日に投開票さ
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6町議選に83人立候補 東伊豆、小山、吉田は無投票 統一地方選後半戦
18日に告示された県内6町議選は定数計76に対し、83人が立候補した。4年前より3人少なく、全体の競争率は0・04ポイント下がって1・09倍。東伊豆と小山、吉田の3町が無投票となり、市部に比べて議員の担い手不足が顕著になった。 東伊豆は補選を除き2回連続で立候補者と定数が同じだった。前回より立候補者が2人減った小山は、電子データが残る1979年以降初めての無投票。吉田は1人減った。選挙戦になった清水は6町で唯一、前回より増加(1人)した。函南は前回と同数、松崎は1人減った。 女性候補者は15人で、全体に占める割合は18%と前回より6・4ポイント上昇した。新人に限ると20%だった。 党派
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住みやすさ 協働で磨き 関義弘氏【清水町長選立候補者の横顔】
町職員として約40年、総務や企画など幅広く携わった。「多くの課の課長をやった」と振り返る。副町長を経て1期4年、町長としてかじ取りをしてきた。「コロナ禍で道半ば。町民と『協働』のまちづくりで住みやすさに磨きをかける」と再選を目指す。 就任当初約3億円だった町の貯金の財政調整基金を10億円以上に復活させた。「町民サービスを低下させない程度に」と組んだ予算で財政健全化に努めた。 「いまやるべきこと」として狩野川を中心とした浸水対策を挙げる。現在建て替え中の沼津商高のグラウンドへの、貯留施設の設置を指示する。就任時に掲げた「笑街健幸」のまちづくり、観光、子育て世代と若者支援など五つの政策をさら
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町民主導 話し合い重視 山本文博氏【清水町長選立候補者の横顔】
町議を1期4年務める中で、町民不在のまま行政が進んでいると「いてもたってもいられず」出馬を決めた。「町民主導のまちづくりを実現し、話し合いの場を設けたい」と訴える。 薬剤師として約20年、町民と接してきた。政策の一つに掲げるのは、老朽化する南小の徳倉地区への移転と小中一貫校化。災害時の安全性確保と防災拠点化、同地区のにぎわいづくりが目的だ。自身が行ったアンケートで約8割の町民が移設に賛成だったとし、議論の必要性を唱える。現町政を「冷たい行政」と批判し、ボランティアへの補助金をカットしたと主張。そのほか、広域バスターミナルの新設や循環バスの再編、稼げる町としてふるさと納税の返礼品開発を掲げる
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吉田町長選、無投票7選 清水、小山町長選は一騎打ち 3町長選と6町議選告示、23日投開票
統一地方選後半戦の県内3町長選と6町議選が18日、告示された。清水町長選は新人の元町議山本文博氏(65)と現職の関義弘氏(69)、小山町長選は現職の池谷晴一氏(73)と元職の込山正秀氏(75)=自民推薦=が立候補し、それぞれ一騎打ちとなった。吉田町長選は現職の田村典彦氏(79)以外に届け出がなく、出直し選を含む7選を無投票で決めた。 町議選は定数計76に対し、計83人が立候補。定数を松崎は3、函南と清水は2上回って選挙戦に入った。東伊豆、小山、吉田は定数と立候補者が同数となり、無投票で当選が決まった。選挙戦の2町長選と3町議選は、16日告示の富士宮市長選や7市議選とともに23日に投開票され
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清水町議選 立候補者の一覧(定数14/立候補者16)【午前11時15分現在】
18日告示された清水町議選の立候補者は次の通り。 上から届け出順。経歴は氏名、年齢(投票日基準)、党派、現元新別、当選回数、職業・肩書、略歴、現住所の順。元の後は全て、以前の職業・肩書。 ※画像タップで拡大してご覧になれます ▶統一地方選後半戦の開票速報はこちら
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給食費や就学援助、どう考えてる? 地元の若者が独自アンケート「同世代政治へ関心を」 清水町長・町議選18日告示
若者に政治に関心を持ってもらい、地元を良くしたい-。清水町長選・町議選(18日告示、23日投開票)を迎える同町出身の若者2人が町長選と町議選の候補者に独自にアンケートを行った。結果を広く公表し、「有権者が投票する際の指標になれば」と期待する。 原太郎さん(26)と斉藤皐稀さん(24)の2人で、「清水町の教育費を考える会」を手がける。学生時代、高等教育の無償化を訴える学生団体で活動。就職を機に昨春、Uターンした。斉藤さんは「収入に対して教育費が高すぎる」と話し、子育てする同世代から金銭的に苦しむ声を聞くという。原さんは「この町では子どもを育てられない」と主張し、支援の拡充を期待する。 統一
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ソフトボール全国「激戦を勝ち抜く」 清水町クローバーズ
9月に山口県で開催される全日本レディース大会に出場する清水町ソフトボール連盟加盟の「クローバーズ」の選手らがこのほど、町役場を訪れ、活躍を誓った=写真(同町提供)=。 9日に静岡市で開かれた静岡新聞・SBSカップ第46回レディースソフトボール大会で優勝して全国への切符を手にした。知久和未選手(34)は「激戦を勝ち抜いて、チームがより一つになっている。笑顔を大切にがんばっていきたい」と語った。
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清水/小山/吉田の3町長選、6町議選 18日告示 統一地方選後半戦
統一地方選後半戦の静岡県内3町長選と6町議選が18日、告示される。清水、小山の両町長選は一騎打ちの見通し。吉田町長選は現職の無投票7選(出直し選を含む)の公算が大きい。 町議選のうち松崎、函南、清水は選挙戦が見込まれる。東伊豆、小山、吉田は無投票の可能性が高い。立候補の届け出は午前8時半から各町選管で受け付け、午後5時に締め切る。 16日告示の富士宮市長選、7市議選とともに23日に投開票される。 清水町長選 清水町は再選を目指す現職の関義弘氏(69)と町議の山本文博氏(65)の2人が、いずれも無所属で立候補する見通し。町を二分する大きな争点はなく、現町政への評価が問われる。関氏は財政
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新モデルハウスで最新の暮らし体験 清水町・セキスイハイム
セキスイハイム東海は15日、最新型のモデルハウス「グリーンモデルパーク清水町久米田」を同町にオープンした。環境貢献、新生活様式対応、防災力に優れた暮らしを体験できる。 2階建て、延べ床面積113・92平方メートル。太陽光発電パネルと蓄電池、最新のIoT機器を備え、感染症対策などに配慮した間取りにした。 環境関連では、自家発電の電気を使う地球に優しい暮らしをプロジェクションマッピングで紹介する。防災面では、停電状況を再現し、太陽光発電と蓄電池で普段と変わらない生活ができると確かめられる。AIスピーカーを介したカーテンの開閉、スマートフォンによる宅配物の到着確認も試すことができる。 セキス
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23日は町長・町議選 商業施設で啓発 清水町選管
清水町選挙管理委員会は15日、町長選・町議選(18日告示、23日投開票)の街頭啓発活動を同町のサントムーン柿田川で行った。 選管委員と事務局職員が啓発品のポケットティッシュを配布した。他市町から足を運ぶ人も多いことを考慮して清水町の名前は出さず「統一地方選にお出かけください」と呼びかけ、選挙への関心を高めた。 今年の成人式出席者が選挙をPRする動画を放映した。事務局職員の一人は「最も身近な選挙。町の未来を考えて投票してほしい」と話した。
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自民は過半数の40 静岡県議会会派構成決まる
静岡県議会は14日、30日からの改選後の会派構成を発表した。定員68に対し、各会派の構成人数は自民改革会議が40人、ふじのくに県民クラブは18人、公明党県議団が5人となった。会派に所属しない無所属議員は5人。 会派と所属議員は次の通り。カッコ内は選挙区。 【自民改革会議】10期 天野一(静岡市葵区)▽8期 植田徹(富士市)中谷多加二(浜松市天竜区)▽7期 杉山盛雄(沼津市)鈴木利幸(浜松市北区)▽5期 宮沢正美(三島市)落合慎悟(藤枝市)竹内良訓(浜松市中区)中沢公彦(同市東区)▽4期 中田次城(伊東市)土屋源由(伊豆の国市)鳥沢由克(裾野市)和田篤夫(御殿場市・小山町)鈴木澄美(富士市
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地酒取材の35年、一冊に ライター鈴木さん「静岡県内産」伝統や地域性つづる
しずおか地酒研究会を主宰する静岡市葵区のフリーライター鈴木真弓さん(60)が、本県の地酒を取材して35年の節目に、過去に書いた記事などを再構成した書籍「杯は眠らない」を出版した。クラフトビールの台頭など酒の楽しみ方が多様化する中で「伝統と文化と地域性に彩られた地酒の物語を、改めて知ってもらうきっかけになれば」と期待を込める。 鈴木さんは20代半ばで初めて県中部にある日本酒の酒蔵を取材。素材や機械任せではなく、職人が微生物をコントロールしながら発酵・熟成させる工程に魅了された。ライター業の傍ら、新聞や書籍などでその魅力を伝える活動をライフワークとして継続。2009年には業界に新風を吹き込んだ
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ガスボンベ再利用のアウトドア用品 沼津高圧ガス産業(清水町)「丈夫さ」高い付加価値【静岡ものづくり最前線】
一定年数を超えると、法定検査の期間が短くなることもあり、使用されなくなるケースが多いLPガスボンベ。スクラップ業者に引き渡している廃棄ボンベをかまどや薫製機、まきストーブなどに生まれ変わらせ、付加価値の高い「リユース」を実現した。 高圧ガスを充てんするため、もともと強度や耐久性は折り紙付き。更新廃棄で劣化はなく、性能にも問題はない。清水町の共同開発事業支援補助金を受け、製造は隣接する金属加工の高田産業に依頼した。容量5~50キロのボンベを使い、希望に応じてさまざまな大きさに加工する。 2月には、同町商工会が優れた地元の新製品を選ぶ「柿田川こだわりの逸品推奨品」に認定された。担当の山本文昭
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軟式野球「優勝目指す」 テクノスジャパン 清水町長に決意 東海5県大会出場へ
5月中旬に岐阜県で開かれる「東海5県軟式野球大会」に出場する清水町野球連盟加盟のテクノスジャパン(沼津市)の選手らが12日、町役場を訪れ、関義弘町長に意気込みを語った。 1、8日に行われた県大会で優勝し、出場を決めた。決勝では本塁打2本で4回に11得点し圧勝した。 東海5県軟式野球大会の初戦は前回大会の王者との対戦となる。1塁手森井健将選手(31)は「まずは初戦を勝って優勝を目指したい」と活躍を誓った。
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清水町で事前審査 選挙戦の見通し 町長・町議選
清水町選挙管理委員会は12日、任期満了に伴う清水町長選と町議選(18日告示、23日投開票)の立候補届け出書類の事前審査を町役場で行った。町長選、町議選ともに選挙戦になる見通し。 町長選は現職の関義弘氏(69)と、新人で町議の山本文博氏(65)の2陣営が出席した。町議選は定数14に対し、16陣営(現職8、新人6、元職2)が参加した。事前説明会に出席した新人の1陣営は同日までに、立候補を断念している。会場では町選管の担当者らが書類に不備がないか確認した。
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清水町のふるさと大使 鈴木さん(幼魚水族館長)らに委嘱
清水町は10日夜、商業施設サントムーン柿田川内の「幼魚水族館」館長でタレントの鈴木香里武さん(31)と同館広報の石垣幸二さん(55)、同町在住の写真家峯水亮さん(52)の3人を新たにふるさと大使に任命した。町制施行60周年に合わせ、鈴木さんらは環境や教育など多方面から、柿田川を中心に町の自然の豊かさを発信する。 町役場で委嘱式が開かれ、関義弘町長が委嘱状やふるさと大使の名刺を手渡した。石垣さんは「柿田川のおかげで駿河湾の豊かさがある」と話し、峯水さんは「写真を通して清水町の環境を伝えたい」と声を弾ませた。鈴木さんは「水や大地のすばらしさを、清水町を中心に世界に発信したい」と意気込んだ。
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看護師、助産師へ決意 県立学校50回目の入学式 清水町
静岡県立看護専門学校(清水町長沢)は10日、50回目となる入学式を同校で開いた。3学科の新入生計64人が看護師や助産師となり地域医療の現場で活躍する決意を新たにした。 初心から看護師を志す3年間の看護1学科に53人、准看護師から看護師を目指す2年間の看護2学科に2人、1年間の助産学科に9人が入学した。看護1学科の向田愛惟さん(19)=函南町=が「目標をかなえるという強い気持ちを持って日々全力投球したい。仲間と支え合い学校生活を充実させたい」と誓った。 鈴木隆一校長は式辞で、命に向き合い一刻を争う医療現場でも患者を支えられる強い精神力を養うよう求めた。「コロナ禍の経験を生かし、感染症対策は
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清水町クローバーズ サヨナラ勝ちで全国へ 女子ソフトボール大会決勝
静岡新聞・SBSカップ第46回県レディースソフトボール大会(県ソフトボール協会、静岡新聞社・静岡放送主催)は9日、決勝戦を静岡市葵区の山崎新田スポーツ広場で行い、清水町クローバーズが裾野シスターズを8―7で下して優勝した。山口県で9月に開かれる全日本大会に県代表として出場する。 決勝戦は裾野シスターズが2点先行で迎えた七回裏、清水町クローバーズが同点とし、タイブレークに突入する接戦となった。清水町クローバーズは八回表に押し出しなどで5点を失ったが、その裏に4番知久和未選手のランニング2点本塁打などで追いついた。九回表を0点に抑えると、九回裏に積極的な走塁でランナーを進めてサヨナラ勝ちした。
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周年記念4支店で定期預金企画実施 スルガ銀
スルガ銀行は6月30日まで、開店10~100年の周年記念を迎える静岡県内4支店で定期預金キャンペーンを実施している。沼津岡宮(沼津市)、静岡(静岡市葵区)、藤枝(藤枝市)、清水町の各支店窓口で「スーパー定期」の口座を開設すると、店頭表示金利に税引前年利0・11~2・20%を上乗せする。預入期間は3カ月か1年。
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伊藤副団長が永年勤続功労章 清水町消防団
2022年度の消防庁長官表彰で永年勤続功労章を受けた清水町消防団の伊藤忠昭副団長(54)がこのほど、町役場に関義弘町長を訪ねて報告した。 伊藤副団長は1996年に入団し、2009年から副団長。19年度に実施された県消防操法大会では消防団の優勝に尽力した。伊藤副団長は「先輩、同期、後輩に恵まれ、家族の協力と理解があったから続けることができた。今後も、町消防団の発展に寄与できれば」と話した。
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無投票当選新議員の抱負 熱海市/清水町/伊豆の国市 静岡県議選
熱海市 藤曲敬宏氏 藤曲敬宏(ふじまがりたかひろ)氏 (自現③、56歳) 復興と再発防止に全力 伊豆山の土石流災害、新型コロナウイルス禍、県営駿豆水道の破断と非常事態が相次ぎ、「常に迅速な対応が求められた。市、県、国の連携が市民の命に関わることを実感した4年間だった」。次期も市民の切実な声を行政に届け、施策に反映させると誓う。 特に復旧復興が途上の伊豆山に関し、被災者の生活再建支援の拡充と再発防止の徹底を訴える。「熱海選出の県議として一番声を上げ続ける責任がある。それが県全体のためにもなる」と強調する。 熱海港周辺のにぎわい創出や、人口減少に耐えうる地域にするために若手人材の育
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コロナワクチン 接種券下旬発送 清水町、65歳以上に
清水町は31日、65歳以上で1、2回目の接種を終了した町民・基礎疾患のある町民を対象にした新型コロナワクチンの接種券を4月下旬から順次発送すると発表した。同日付で補正予算を専決処分した。 集団接種の日程は5月23日から6月22日までの計19回。町地域交流センターで午後に行う。ファイザー社製またはモデルナ社製のオミクロンワクチンを使う。個別接種は5月8日から町内12医療機関で実施予定。予約はウェブとコールセンターで受け付ける。 医療・介護従事者は5月以降に申請を受けて、発送する。5歳以上の全年代の接種は9月以降に開始する予定。 問い合わせは専用ナビダイヤル<電0570(025)671>へ。
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ふるさと大使に野毛さん(アザレア・セブン監督) 記念のポロシャツなど製作 清水町制施行60周年
清水町は町制施行60周年に合わせ、新たにふるさと大使として、元女子ラグビー日本代表で女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」の監督兼チームコーディネーターを務める野毛伸子さん(36)=同町湯川=を任命した。記念のポロシャツやピンバッジなども製作し、60周年のPRを図る。 ふるさと大使は全国的な町のイメージアップを目指し、2010年に始まった。委嘱は絵本作家の宮西達也さんに次ぐ2人目。地元出身で、町のラグビー教室の講師を務める野毛さんに白羽の矢が立った。任期は4月1日から4年。 町役場で31日開かれた委嘱式で、関義弘町長が委嘱状や名刺を手渡した。野毛さんは、自然が豊かな所とし、「住みやすさ
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川勝知事対抗勢力「51」巡り攻防 静岡県議選31日告示 浜松市議選も
統一地方選の県議選(定数68)と浜松市議選(定数46)が31日、告示される。県議選は、自民党所属議員でつくる最大会派自民改革会議が議席を積み増し、川勝平太知事と距離を置く勢力と合わせて、法的拘束力を伴う不信任決議案の可決に必要とされる「51議席」に迫るかが焦点となる。投開票は静岡、浜松両政令市長選と同じ4月9日。 静岡県議選34選挙区に91人が立候補を予定し、30日に伊東市選挙区で新たに新人1人が出馬準備をしていることを明らかにした。計92人の立候補が見込まれ、前回選より7人少ない。内訳は現職59人、新人30人、元職3人。19選挙区で選挙戦となり、15選挙区の25人が無投票で当選する可能
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城跡キャラ ステッカーに 清水町商工会 車に貼って 観光資源PR 沼津商高生がデザイン
清水町商工会はこのほど、沼津商高の生徒が考案した町内の城跡のキャラクターを用い、同校の生徒と教諭がデザインしたステッカー2種を製作した。商工会所有車に貼ったり、インボイス(適格請求書)発行事業者に配布したりして、町の観光資源PRにつなげる。 キャラクターは全12種。2021年度に当時の2年生が、戦国時代の北条氏の拠点、泉頭城と戸倉城にちなんで考案した。12種のキャラクターを円状に紹介するデザインと、町の鳥「カワセミ」をモチーフにした12種のひとつ「とくらくん」をあしらった2種類を作った。 キャラクターをデザインした3年の西川玲音さん(18)は「活用してもらえてうれしい」と喜んだ。商工会は今後
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芸術に触れる機会提供 美術館ない清水町の子に ワークショップで名画模写 29日まで展示
美術館がない清水町の子どもたちに芸術に触れる機会を-。町は小学生が制作し、作品を展示するワークショップ(WS)を今月下旬、初めて開いた。個性あふれる33点が完成し、29日まで町地域交流センターで展示。企画した町社会教育課の渡部碧唯[あおい]さん(25)は「美術を通して他者や違いを受け入れる寛容さを育めたら」と話す。 テーマは「美術館がないのなら自分たちでつくればいいじゃない」。小学生9人が3日間、サポーターの中高生14人とともに制作した。県内で活躍する名画を模写するユニット「アーブル美術館」や県立美術館学芸課の職員を講師に迎え、1・5メートル超四方の段ボールを台紙に、パステルやフェルトペン
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卒魚式 横浜へ“進学” 清水町の幼魚水族館 成長したメジナやタカノハダイ
清水町の商業施設サントムーン柿田川内に昨年7月に開館した「幼魚水族館」は25日、成長したメジナやタカノハダイなどを送る第1回「卒魚式」を同所で開いた。鈴木香里武館長らが思い出を振り返るトークショーなどを行い、約50匹の「卒魚生」の門出を祝った。 約9カ月間で成長した卒魚生は横浜・八景島シーパラダイス(横浜市)に移り、“進学”する。なかには体の大きさが15倍に成長した個体もいるという。トークショーでは鈴木館長と広報担当の石垣幸二さんが卒魚生の特徴や生態を紹介。展示した際のエピソードや水槽に入れた時と現在の様子などを動画や写真を交えて語った。 まりあ保育園(三島市)の
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中学部活と合同演奏練習 地域移行 関わり方模索 清水町の吹奏楽団
清水町で活動する社会人の吹奏楽団「ジェイドウィンドオーケストラ」は25日、部活動の地域移行を見据え、清水町立清水中と南中の吹奏楽部との合同練習を町地域交流センターで行った。 同楽団が演奏技術向上のほか、部活動地域移行時の方向性や、学校との関わり方を考える機会を設けようと、両校に声をかけた。清水中は53人、南中は13人の部員が在籍しているが、両校の交流も少なく、つながりを作ることも目的の一つとした。 合同練習では、共通の課題曲として各自練習してきた2曲を初めて一緒に演奏した。南中の金崎和寛部長(14)は「(いつもとは違って)自分の音が聞こえないこともあった。またやりたい」と笑顔で話した。そ
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函南無許可盛り土 2男性不起訴処分 地検沼津支部
函南町丹那の山中に無許可で大規模な盛り土が造成された事件で、静岡地検沼津支部は23日までに、同町条例違反の疑いで逮捕・送検された沼津市の会社役員の男性(47)と御殿場市の建設業の男性(41)をともに不起訴処分とした。22日付。同支部は処分理由を明らかにしていない。 男性2人とともに同事件で逮捕された清水町のソーラー設営会社社長の被告(53)=沼津市=は同条例違反の罪で起訴されている。
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16件可決し閉会 清水町議会
清水町議会3月定例会は23日の最終本会議で、2023年度一般会計当初予算案など16件をいずれも原案通り可決して閉会した。このうち、町議会の個人情報保護条例は議員発議で、町議会が保有する個人情報の取り扱いを定めた。
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市境の東部地域活況/沼津 中心街引き合い強く/熱海【静岡県内公示地価 東部の取引状況】
沼津市 住宅地は1・3%下落した。地域による明暗が拡大している。大岡や岡宮などの東部は長泉町や三島市の代替地として求める動きもあり引き合いは強い。岡宮は10万5千~12万円が中心で、強気の価格設定も。供給が限られる中心部も売り手に優位な状況が続く。西部は下落が続くが、下げ幅は縮小傾向。沿岸部の南部は依然低調。実勢価格が公示地価の半分以下になるケースもあるという。 商業地は1・5%下がった。沼津駅に近い高島町で16万5千円の売買事例があった。再開発の余地が大きい駅南口への関心が高まっている。 三島市 住宅地は交通手段や買い物の利便性に優れた市街地で人気が高い。三島田町駅に近い南田町や
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女性起業家 事業イメージ 清水町 チャレンジショップ実践
清水町はこのほど、1月から4回にわたり行ってきた女性起業応援サロンの集大成として、参加者によるチャレンジショップを町地域交流センターで開いた。コーヒーやカウンセリングなど12店舗が出店し、実践することで運営のイメージをわかせた。 サロンでは起業に大切なスキルについて学ぶほか、参加者同士の交流も行った。最終回に、町内の個人商店でつくる「ゆうすい商店会」が行う朝市に出店することを目標に、事業を考え、準備や集客なども参加者自ら行った。 都内から三島市に移住し、5月ごろ、町内にカフェをオープン予定の横田美織さん(32)はコーヒーとチャイを販売。サロンで学んだブランディングを実践したという。横田さんは
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地元の美しさ にじみで表現 清水町で絵画展
2016年に来日し、伊豆の国市のアトリエで制作に励むオーストラリア人画家、エドワード・カーさんの絵画展が31日まで、清水町のサントムーン柿田川本館2階の喫茶ロリアンで開かれている。 田方平野や駿河湾など地元の姿を、豊かなにじみの技法で表現した計6点を展示した。縦約1メートル、横約1・5メートルの大作2点も喫茶店で過ごす客の目を楽しませている。三嶋大祭りのしゃぎりの様子を描いた作品では、下地に塗った金の塗料を浮かび上がらせることで、しゃぎりを披露する人々の気迫を表現したという。 カーさんは「まわりの人たちに助けられて開催できてうれしい。地元の力強さや美しさを感じてほしい」と話した。
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町長選2陣営、町議選17陣営参加 清水町説明会
清水町選挙管理委員会は20日、任期満了に伴う清水町長選と同町議選(いずれも4月18日告示、23日投開票)の立候補予定者説明会を町役場で開いた。町長選はすでに出馬を表明している現職と新人の2陣営が出席。町議選は定数14に対して17陣営が参加し、いずれも選挙戦になる公算が高まった。 町議選の内訳は、現職8、新人7、元職2。性別は男性13、女性4だった。選管事務局や沼津署、三島郵便局の担当者が、立候補手続きや選挙運動の注意点などを説明した。 届け出書類の事前審査は町長選、町議選ともに同月12日に実施する。1日時点の選挙人名簿登録者数は2万5989人(男1万2518人、女1万3471人)。
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「世界一のセッター」 ファンが感謝と涙 バレー東レ、沼津のホーム戦 藤井直伸選手に惜別
バレーボールVリーグ男子の東レは18日、セッター藤井直伸さん(享年31歳)が闘病の末に他界してから最初のホームゲームを迎えた。心はひとつ-。沼津市総合体育館に駆け付けた2千人超のファンは、誰からも愛された背番号「21」との別れを惜しみながら、声援を送った。 藤井さんは昨年2月、SNSで「胃がんのステージ4」と診断されたことを公表。闘病生活を送っていたが、10日に死去した。 会場にはメモリアルコーナーが設けられ、ユニホームや等身大パネルを展示。チームの呼びかけで集まった藤井さんの写真もモニターで映し出された。ファンは往年の勇姿に涙をこぼし、「世界一のセッター」「感動をありがとう」などとメッ
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現職戦い熾烈/沼津市 自民と連合系が新設区一騎打ち/長泉町 細野氏の支援、影響注目/函南町 無投票の公算/三島市 無投票の公算大/清水町【静岡県議選の構図 統一地方戦2023しずおか⑤】
議席1減 現職戦い熾烈 沼津市 定数3 定数が4から1減になる中、現職4人全員が立候補を予定。水面下で駆け引きが見られ、熾烈(しれつ)な選挙戦が予想される。 自民は元議長の杉山盛雄氏と、前回推薦の加藤元章氏の2人を公認。杉山氏は、選挙区外の国会議員と連携するほか、市外の経済関係者にも支援を求めるなど支持拡大に余念がない。加藤氏は市議時代からの支援者を軸に、企業団体や個人回りを重ね、さらなる支持固めを進める。 公明の蓮池章平氏は障害者支援など、6期の実績を訴える。党組織を超えた全市的な支持の拡大を狙う。 立民曳田卓氏は唯一の国政野党の候補者とアピール。連合静岡など野党支持層に加え、企業経
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柿田川公園周辺で春の動植物観察会 4月2日、清水町
柿田川の環境保全に取り組む「柿田川みどりのトラスト」は4月2日午前9時半から、清水町の柿田川公園周辺で春の動植物観察会を開く。雨天決行。 公園南側の狩野川合流点から柿田川上流部まで、約2時間半かけてタンポポやスミレといった春の草花や野鳥などを観察する。筆記用具を持参する。 参加費300円。前日までの申し込みが必要。問い合わせは事務局<電055(975)5454>へ。
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消防長に安立氏 駿東伊豆消防本部
駿東伊豆消防本部は16日、4月1日付の人事異動を内示した。消防長には安立和弘消防部長=写真=が昇格する。異動規模は全職員の60・5%に当たる357人。 救急隊1隊に救急救命士を極力2人配置し、救急需要の増加に対応する。救助係と通信指令係に初めて女性職員を置き、女性の職域拡大も図る。新規採用は23人。主な人事は次の通り。 【消防正監】消防長(消防部長)安立和弘 【消防監】消防部長(第二方面本部長兼田方中消防署長)今井將一朗▽第一方面本部長兼沼津南消防署長(警防課長)荻島正己▽第二方面本部長兼田方中消防署長(救急課長)石川芳之▽第三方面本部長兼伊東消防署長(総務課長)鈴木秀康 【消防司令
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課長級変更なし 清水町人事
清水町は15日、4月1日付の人事異動を内示した。対象者は60人で、規模は例年並み。課長級に変更はなく、新規採用は前年比8人増の12人。 主な異動は次の通り。 【参事級】社会教育課参事兼図書館長兼図書係長(くらし安全課課長補佐)牧野貴彦 【課長補佐級】企画課課長補佐(社会教育課課長補佐)渡辺政行▽税務課課長補佐(企画課課長補佐)加賀可奈子▽くらし安全課課長補佐兼防災センター所長(社会教育課課長補佐兼図書館長兼図書係長)渡辺浩伸▽健幸づくり課課長補佐(税務課課長補佐)杉山浩▽都市計画課課長補佐(都市計画課管理主幹)米山丈洋▽こども未来課清水幼稚園長(こども未来課清水北幼稚園長)野口瑞穂▽こ
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地域の産業、子どもに紹介 清水町立図書館 企業とコラボしWS
清水町立図書館はこのほど、同町の鋳物製造「木村鋳造所」と協力したワークショップ「はじめてのモノづくりラボ」を同館で開いた。地域の産業を紹介し、図書館が所蔵する郷土資料の利用促進につなげようと企画した。 2歳から小学生まで約20人が参加した。同社総務課長の高梨宜充さんらは、鋳型を作る際には発泡スチロールを使うと説明し、卵形の発泡スチロールでできた「イースター(復活祭)エッグ」を渡した。子どもたちはフェルトペンやシールで飾り付け、自分だけのイースターエッグを完成させた。 企画した同館の秋田桂輔さんは「地域について知ってもらうのも図書館の役割。子どもが楽しみやすい形で開催できた」と話した。同社
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自殺防止強化へ 清水町啓発活動 20、21日
清水町は3月の自殺対策強化月間に合わせ、啓発活動を展開する。21日午前10時から、10代の気持ちに向き合う「こころの健康づくり講演会」を同町福祉センターで開く。参加無料。 2022年の小中高生の自殺者数が過去最多だったことなどを受け、企画した。明治大子どものこころクリニックの山登敬之院長が自殺対策の現状を解説し、町の担当者やスクールソーシャルワーカーとパネル討論を行う。定員150人。事前の申し込みが必要。 20日には町自殺対策推進連絡協議会の委員らが同町のサントムーン柿田川で、悩みを聞いたり見守ったりするゲートキーパーのPR活動などを実施する。 問い合わせは町福祉介護課<電055(98
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飯田、長嶋選手が全国大会出場報告 清水町 女子サッカー
2月に滋賀県で開かれた全国大会「第12回びわ湖カップなでしこサッカー大会」に出場した女子サッカークラブ「クワトロガールズFC」に所属する清水町内の小学生2人がこのほど、町役場を訪れ、関義弘町長に大会を報告した。 クラブは県東部で活動する。今回は清水小6年の飯田七海さん(12)と清水南小5年の長嶋しずくさん(11)が訪れた。 大会は32チームが参加し、クラブは15位だった。降雨で思うようにプレーできなかったという。DFの飯田さんは「チーム全体で最後まで諦めずに戦えた」と振り返り、MFの長嶋さんは「緊張したが自分のプレーが発揮できた」と話した。
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季節の星空を望遠鏡で観測 18日、清水町立図書館
清水町立図書館は18日午後6時半から、季節の星空を天体望遠鏡で観測する「天体教室」を同館屋上で開く。町内の小学生が対象で保護者の同伴が必要。参加無料。 月光天文台(函南町)の2人の講師が、望遠鏡の使い方や惑星の明るさや大きさを解説する。実際に望遠鏡をのぞいて、「冬の大三角」や「オリオン大星雲M42」などこの時期に見られる星を観測する。雨天決行。 懐中電灯を持参する。事前申し込みが必要で定員は先着20人。締め切りは17日。申し込み、問い合わせは同図書館<電055(973)0351>へ。
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3周年祝いワイン会 清水町の複合店舗
ツタヤなどのフランチャイズ店を展開するゴトー(沼津市)は11日、商業施設サントムーン柿田川(清水町)に出店した本、カフェ、ワインを楽しめる複合型店舗の3周年を記念したワイン会を開いた。客や関係者約30人が訪れ、ワインの味や香りを楽しみながら節目を祝った。 3周年を迎えたのは同社が運営する書店「TSUTAYA BOOKSTORE」、酒類販売「ヴィノスやまざき」(静岡市葵区)とカフェベーカリー「リトルマーメイド」の複合型店舗。ワイン会の参加者は、ヴィノスやまざきの買い付け担当者らによるワイナリーの紹介を聞きながら、パンやチーズと、地元産を含む8種のワインを味わった。 ゴトーの後藤久徳社長は「
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清水町の雑賀さん 厚労大臣賞を受賞 母子保健事業に貢献
長年の母子保健事業への貢献が評価され、厚生労働大臣表彰を受賞した雑賀崇子さん(72)=清水町=がこのほど、町役場を訪れ、関義弘町長に報告した。 雑賀さんは1986年から保健師として新生児訪問や幼児検診、乳幼児健康相談などを行い、母子の心身の成長を支援してきた。現在も保健師として町民のサポートを続けている。 雑賀さんは「身に余る光栄。周囲の人たちが助けてくれた。みんなでいただいた賞」と語った。
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三島信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
本店営業部長兼西兼二日町(本店営業部副部長)佐野千尋▽総務部長(総務部副部長)大塚智明▽事務部長(営業店支援部長兼東南ブロック長)山田豊和▽元気創造部長(元気創造部副部長)久保坂謙一▽ライフサポート部長(元気創造部長)吉川匡則▽マーケティング戦略部長(ライフサポート部長)大村貴之▽事務部審議役(事務部長)鈴木かず江▽元気創造部審議役(元気創造部主任調査役)坂本剛宏▽土肥兼戸田(沼津副支店長)田中信也▽原町(東伊豆)小田嶋重徳▽裾野兼裾野東(長岡中央)斎藤範行▽三島南(リスク統括部資産査定課長)若林貴之▽三島北(営業店支援部商品開発課長)小沢敏昭▽三島谷田(修善寺副支店長)岩崎圭之輔▽大場と函
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静岡県内の製造現場 女性就労に課題 正社員化進める企業も 男女平等指数経済分野・全国ワースト1位
8日の国際女性デーに合わせ、「地域からジェンダー平等研究会」が公表した都道府県版ジェンダー・ギャップ指数で、静岡県は経済分野の指数が47都道府県中最低となった。「中小の製造業が多く、女性の就労が不利な環境がある」(三浦まり上智大教授)との背景が指摘され、環境改善に向けた取り組みが求められる。 県東部の精密機器製造工場に勤める沼津市の女性(50)は今月、新型コロナウイルス流行以降2度目となる派遣切りに遭った。派遣社員として工場で20年以上働くが、手取りは残業を頑張っても月15万円止まり。「受注減で手取りが減ることはあっても、増えはしない」。シングルマザーで安定を望むが、「正社員の声がかかるの
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16選挙区で無投票か 静岡県議選、総定数の4割26人 現職も心境複雑
統一地方選の前半戦となる静岡県議選(31日告示、4月9日投開票)は3月6日時点で、全34選挙区のうち半数近い16選挙区で出馬予定者数が定数を上回らず、無投票になる可能性がある。このまま定数を超える数の立候補者がいなければ、4割に当たる26人が投票なしで当選が決まる。有権者の投票機会を奪う無投票に対し、無投票が見込まれる選挙区の現職も「地域の幅広い声が上がることが選挙の役割。無投票を喜べない」(伊豆地域の県議)と不安の声が上がる。 無投票が予想されるのは、伊東市(定数1)、熱海市(1)、伊豆の国市(1)、三島市(2)、清水町(1)、裾野市(1)、富士市(4)、富士宮市(2)、藤枝市(3)、牧
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6選挙区で選挙戦か 静岡県議選・東部地区 説明会に30陣営
静岡県選挙管理委員会は6日、静岡県議選(31日告示、4月9日投開票)の東部地区立候補予定者説明会を沼津市内で開いた。立候補を予定している県東部・伊豆の30陣営が出席し、これまで無投票とみられていた伊豆市選挙区を含む6選挙区で選挙戦の可能性が濃厚になった。 選挙区も含め立候補を検討している1陣営も参加した。伊東市、熱海市、伊豆の国市、三島市、清水町、裾野市、富士市、富士宮市の8選挙区は無投票の公算が大きくなった。 各選挙区の定数と出席陣営数は次の通り(カッコ内は定数)。検討中の1陣営は除く。 下田市・賀茂郡(1)2、伊東市(1)1、熱海市(1)1、伊豆市(1)2、伊豆の国市(1)1、函南
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静岡県議選92人出馬見込み 過去最少、少数激戦か
静岡県議選(3月31日告示、4月9日投開票)の告示まで1カ月を切り、各地の立候補予定者の顔ぶれがほぼ固まった。3月6日までに開催された県内3会場の立候補予定者説明会には、34選挙区に現職59人、元職3人、新人30人の計92人の陣営が出席した。これまで最少とされる2015年県議選(定数69)の95人を下回り、全選挙区の半数近くに相当する16選挙区で無投票の公算が大きい。 川勝平太知事と対抗する自民系が議席を積み増すか、知事に近い非自民系勢力が現有議席を維持できるかが最大の焦点になる。 総定数は前回選と同じ68。沼津市が1減り、長泉町・清水町が分区して定数1ずつの単独区となり、選挙区数は1増
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ペット高齢化 清水町の動物病院、訪問診療導入 通院ストレス軽減
ペットの高齢化が進む中、清水町の動物病院が家庭に出向く訪問診療を新たに始めた。静岡県獣医師会によると、会員内で積極的に取り組む例は聞かれていないという。飼い主の負担軽減や、体力が低下する高齢のペットのストレスを減らすことにつながる利点もある。ペットの寿命は医療技術の進歩などで飛躍的に伸びており、需要は高まりそうだ。 訪問診療を取り入れたのは清水町の予約制動物病院「ハッチどうぶつクリニック」。松居裕介院長(31)は「ペットの不調でもやもやしたまま生活してほしくない。解決する手助けになれば」と導入の理由を話した。 「せきに変わりないですか」。2月中旬、三島市内で小型犬チワワのちび(犬の年齢で
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町の魅力満載 沼津商高生がマップ作成 柿田川公園周辺スポット、ラーメン店 清水町
清水町の沼津商高情報ビジネス科マルチメディアコース3年生がこのほど、町の魅力を発信するマップを作成した。柿田川公園周辺のスポットや町内に複数あるラーメン店などをイラストで紹介している。 地域の課題研究を行う授業「未来創造プロジェクト」の一環。生徒が感じた「良いものがあるのに生かされていない」などの課題解決のためにマップ化した。昨夏から秋にかけて飲食店や神社などをフィールドワークして、場所ごとの特徴を学んだ。 マップはカラーA3判で3枚作成。5班に分かれ、それぞれの取材の成果をまとめた。 生徒約10人と教諭らが2月28日、町役場を訪れ、関義弘町長らに完成を報告。関町長は「みずみずしい感性
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社説(3月4日)H3ロケット 万全の準備で再挑戦を
日本の新型主力ロケットH3の1号機が、発射を試みたものの飛び立てなかった。主エンジンに続いて作動する、補助の固体ロケットブースターへの着火信号が出なかったとみられる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日に再挑戦する。万全の準備で臨んでほしい。 H3は、今後の日本の宇宙開発や衛星打ち上げビジネスで中心的役割を担うことが期待されている。出だしのつまずきを、何としても挽回したい。主エンジンの一部には清水町内の企業の製品も使われている。静岡県が2023年度から始める方針の衛星画像を活用した盛り土監視事業では、将来的に、1号機に搭載される地球観測衛星「だいち3号」が撮影する高精度な画像を使用する予
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「若き1票を」20歳の訴え 清水町「トリプル選」へPR動画作成
統一地方選で、県議選(3月31日告示、4月9日投開票)、町長選と町議選(4月18日告示、23日投開票)の「トリプル選」となる清水町はこのほど、20歳を迎えた地元の若者が選挙をPRする動画を制作した。20代の低投票率克服へ、身近な若者による啓発で投票を促す。 昨年7月に行われた参院選の町の投票率は52・43%で、県内43の開票区のうち、31番目だった。20代は30・84%で、同町の年代別では最も低い。 動画は15秒で、出演する若者の友人や家族など幅広くアプローチするのが狙い。1月に行った「二十歳の門出」の式典に出席した15人が参加し、カメラの前で「選挙へ行こう」「選挙ブラボー」とキャッチー
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シマガツオの幼魚捕まえた! 展示例少ない深海魚 裾野の小6中平颯星君「いつか新種を」
裾野市立富岡第一小6年の中平颯星[はやせ]君(12)が2月中旬、珍しいシマガツオの幼魚の捕獲に成功した。清水町の商業施設サントムーン柿田川内の幼魚水族館によると、成魚ははえ縄漁などに掛かるが、展示可能な状態で捕獲される例は少なく幼魚の展示事例は確認できないという。幼魚は同館に寄贈し、展示されている。 幼魚の体長は5~8ミリほど。2月18日に沼津市江浦湾沿岸で浅瀬に浮いていたところを網ですくい上げた。同館の広報担当の石垣幸二さんは「成魚は釣ってもすぐに死んでしまい、生きたシマガツオの展示はあきらめていた。まさか幼魚が捕まえられるとは思わなかった」と驚きを隠さない。 岸壁での幼魚採集に熱中
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有権者数302万4720人 12月から7899人減 静岡県内1日時点
静岡県選挙管理委員会が2日に公表した県内の選挙人名簿登録者数(基準日1日)は302万4720人(男148万6439人、女153万8281人)で、昨年12月の前回登録時と比べて7899人減った。 減少数が多かった市区部は、静岡市清水区656人、同市葵区580人、浜松市中区463人など。町部は小山町104人、長泉町83人、森町73人など。 増加した市区部はなく、町部は清水町19人だけだった。
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地域文化に地道な貢献 第20回静岡県自費出版大賞
第20回静岡県自費出版大賞に決まった「国鉄沼津機関区の百年」は、1987年の国鉄民営化まで沼津駅に隣接して設けられていた国鉄沼津機関区の歴史を膨大な資料を駆使し丁寧にまとめている。60年代に国鉄に入社した山梨孝夫さんが、同機関区の100周年記念誌として執筆した「沼津機関区百年史」をベースに、その後発掘、収集した図面や写真を盛り込み、加筆・修正を重ねた。弟の幸夫さんが編集を担った。通算すると34年もの歳月を費やした労作で、鉄道マンの誇りと情熱、日本の鉄道開業150年の節目(2022年)を彩る地域史料としての価値が高く評価された。 今回の応募作は小説、随筆、研究書、絵本、ガイドなど計54点。柴
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21件を上程 清水町議会開会
清水町議会3月定例会は1日開会し、会期を23日までの23日間と決めた後、99億800万円を計上した2023年度一般会計当初予算案など21件を上程した。 このうち、人権擁護委員の人事案件は同意した。伴走型相談支援と出産・子育て応援給付金事業に関する専決処分を承認したほか、4議案を原案通り可決した。 一般質問は8日に行う。
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小山町 攻守替え再対決/清水町 現新対決/富士宮、吉田は無投票か【首長選の構図 統一地方選㊦】
「停滞する町を前進させる」。小山町長選で4年ぶりの返り咲きを狙う元職込山正秀氏(75)は後援会事務所開きで、再選を目指す現職池谷晴一氏(72)を批判した。 ふるさと納税の高額返礼品などを巡り、込山氏批判を展開した池谷氏が接戦を制した前回選。攻守を入れ替え、2度目の対決の込山氏は町職員の士気低下や町基金残高減少を問題視する。 池谷氏は文化芸術イベントなどで「町民の幸福度は高まっている」と実績を誇示。草の根の力で組織力をはねのけた4年前の再現をもくろむ。 選挙戦の争点は「倫理」と設定。込山氏を念頭に「ルールを守らない町政を絶対に繰り返してはならない」と語気を強める。 清水町 関氏実績問わ
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101歳対7歳やプロ指導 裾野 囲碁愛好会30周年対局
裾野市囲碁愛好会、日本棋院裾野支部、あすなろ囲碁県連合会は26日、活動開始から30周年を記念したイベントを同市平松の東西公民館で開いた。 会員や囲碁教室に通う児童ら約50人が対局を楽しんだ。世代間の交流を目的とした相川東三さん(101)と沼津市立今沢小1年の山本伊織君(7)によるエキシビション対局や、藤井浩貴二段=清水町出身=らプロ棋士3人による指導対局が行われた。 愛好会によると、30年間で囲碁の競技人口は減少傾向にあり、最盛期は約130人だった会員は現在約50人。2020年には同連合会を発足し、県内の小学校で囲碁教室を展開して普及を図っている。渡辺浩事務局長は「会員の平均年齢が上がっ
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各自の避難計画 専用シートで作成 清水町
清水町は26日、災害時に活用する各自の行動計画「わたしの避難計画」を作成するワークショップを同町の上徳倉公民館で開いた。 地元の自主防災会役員ら約20人に、町職員が作成手順を説明。参加者は水害や土砂崩れの発生を想定し、ハザードマップを見ながら一時避難先や避難のタイミングを考え、専用シートに記入した。今後、地域にシートを配布し、記入を促すなどして浸透を目指す。 岩崎博文・上徳倉区長(70)は「避難場所を選ぶ判断基準を改めて知ることができた」と話した。
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認知症当事者 関わり方は 清水町で語り合い
清水町は25日、認知症について考えるグループワークを町福祉センターで開いた。認知症当事者で県希望大使の三浦繁雄さん(牧之原市)を招き、「誰もが住み慣れた地域で暮らし続けるために」をテーマに参加者約20人が議論した。 町内の認知症当事者の割合が国や県平均より高く、増加も見込まれることから企画した。2015年に軽度認知障害(MCI)と診断された三浦さんは働きながら治療を続け、認知症当事者との交流に取り組んでいる。 三浦さんはスマートフォンの置き場所が分からなくなった時に押すと音が鳴るボタンを活用するなど、物忘れに対処する方法を紹介。「認知症かもと不安な人は専門病院に行ってほしい。診断を受ける
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時代超え信望集める富士山 家康、霊峰と貴重な共演/甲斐の信玄、娘の平安願う/静岡・山梨両知事インタビュー【2月23日 富士山の日】
信仰の対象と芸術の源泉としての普遍的な価値が認められ、富士山が2013年6月に世界文化遺産に登録されてから今年で10年を迎える。 静岡、山梨両県を中心とした関係者はこの間、富士山の価値を後世に引き継ぐために登山者数の管理や災害の対応などさまざまな取り組みを進めてきた。 年明けに始まった大河ドラマで再注目される徳川家康も、富士山に高い信仰心を寄せた。県内各地に残るその事績は、時代を超えてあつい信望を集める富士山の存在をあらためて認識させる。 両県が定める富士山憲章や富士山基本条例は、私たち一人一人にも主体的な関わりを求める。きょうも雄大な姿を見せる富士山と、これからも共に歩んでいくために
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清水町当初予算案 継続事業中心に骨格編成 一般会計99億円
清水町は22日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比5%減の99億800万円。任期満了に伴う町長選や町議選を4月に控え、継続事業を中心にした骨格予算の編成となった。特別会計などを合わせた総額は2・6%減の179億7600万円。 歳入のうち、町税は2・9%増の55億8300万円。企業収益の回復を見込んだ。道路や河川の建設事業を必要最小限としたため、町債は86・3%減の7600万円。自主財源比率は65・3%となった。 歳出では、昨年12月議会の債務負担行為で設定した、築50年以上で老朽化が問題の南小北校舎改築に向けた工事設計事業を盛り込んだ。現在は西小のみの特別支援学級の情緒
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特別教室エアコン整備予算案提出へ 清水町
清水町は22日、町議会議会運営委員会で、小中学校の特別教室へのエアコン整備費2400万円を含む本年度一般会計補正予算案を、3月定例会に提出することを報告した。 特別教室は音楽室や理科室などで、清水小、西小の2教室ずつ、南中の2教室に整備する。国の学校施設環境改善交付金を活用する。夏前に設置予定。 また、3月定例会の会期を1~23日の23日間とした。一般会計補正予算案を含む21件を審議する。一般質問は8日で、4人が登壇する。
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沼津商高生の観光ボランティア支援へ 清水町、関連費計上
清水町は、4月から沼津商高(同町)が観光コミュニケーションコースを新設することを受け、学生観光ボランティア育成支援事業を行う。 2023年度当初予算案に関連費を計上。地元の観光ボランティアが高齢化する中、古里をPRする若い力の確保と育成に着手する。 まずは、外部講師による講義や柿田川公園で観光ボランティア体験などに取り組む。同校の担当者は「関係機関と連携して地域のニーズに応えていけたら」と話す。
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電業社機械製作所 次期社長に彦坂氏
電業社機械製作所は21日の取締役会で、取締役上席常務執行役員管理本部長の彦坂典男氏(64)が、4月1日付で代表取締役社長最高執行役員社長に昇任する人事を決めた。村林秀晃社長(70)は代表取締役会長に就く。 彦坂典男氏(ひこさか・のりお)1982年入社。営業本部産業システム営業部長、上席執行役員営業本部長などを経て、2019年4月から現職。清水町出身。
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柿田川こだわりの逸品 新たに4品目認定 清水町商工会
清水町商工会は20日、地域の魅力発信につながる商品「柿田川こだわりの逸品」の認定審査会を町商工会館で開いた。出品されたのは町内4事業所からの全4品目で、価格など改善点を指摘された一部の商品を含め全てが認定された。 認定されたのは、「柿田川陶芸」(川崎製作所)と「するがの極」(JAふじ伊豆)、「Twincle☆Star おそとギア」(沼津高圧ガス産業)、「緑米の米粉クレープ」(ちぇりーろこ)。柿田川の湧水の青色をイメージした焼き物や、産物である緑米の米粉を使ったクレープなど。委員5人が手に取ってみたり試食したりして見極めた。 こだわりの逸品は今回初めて、認定品の幅を広げるため食品以外も対象
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富士山テーマ 写真と絵画並ぶ 清水町、28日まで
富士山をテーマにした写真と絵画が並ぶ「十人十色富士山展」が28日まで、清水町地域交流センターで開かれている。23日の富士山の日に合わせた企画。 町内の園児らが絵の具やクレヨンなどの画材やちぎり絵で表現した約340点を紹介。町とゆかりのある虹の音工房パステル画教室のパステルアート21作品も並ぶ。 写真は、県東部の愛好家による霊峰富士写真倶楽部(渡部繁雄代表)の約10人が計51点を出展した。夕日に照らされた富士山やダイヤモンド富士、宝永山など多様な姿を静岡、山梨両県から撮影した。
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島田市博物館分館 海野光弘版画記念館【美と快と-収蔵品物語(53)】
1939年、静岡市の染物屋に生まれた版画家、海野光弘(~79年)。日本各地を旅し、自然風景とそこに生きる人々の素朴な営みを独自の陰刻技法によって描き出した。国内外で評価を受けながらも39歳で早世。残された作品群は2000年、島田市博物館分館開館へと導いた。海野版画は郷愁にとどまらず、日本の豊かな風土を今に伝えている。 人の営み 自然と調和 「湖岸の民家」は春の代表作。信州・諏訪湖のほとり、民家脇に菜の花の道が続く。花茎の細部はなく、咲きそろう様を黄一色で圧倒する。漆黒の家屋との明瞭な対比について、「黄色は描き手にとって難しい色。大胆な構図は、染色の家に生まれたバランス感覚の良さ」と島田
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まち活性化へ 高校生提案 柿田川で地域通貨活用を 沼商プロジェクト発表会
沼津商業高(清水町)で17日、生徒が地域課題の解決策を考える探求学習「沼商プロジェクト」の最終発表会が行われた。同町と沼津市、三島市の職員らを審査員として招き、1年生の代表グループがアイデアを提案した。 生徒は4~5人でチームを組み、一つの市町を担当。約40チームの中から事前に生徒らの投票で選ばれた11チームが、担当した市町の「強み」「弱み」「解決策と企画」などを発表した。清水町を担当したグループは、フィールドワークで行った柿田川公園と地域通貨「ゆうすいポイント」を組み合わせた活用事例のアイデアを、動画でまとめて紹介した。 1年生は昨年4月からプロジェクトの一環として、町職員からの講義や
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珍しい白いナマコ「ちょっと傷んだバナナみたい」 SNSで反響、清水町・幼魚水族館
清水町の商業施設サントムーン柿田川内にある幼魚水族館で、珍しい白いナマコが展示され、来館者の注目を集めている。 同館によるとマナマコの仲間とみられるが詳しい種類は不明。遺伝子の異常で色素が作れず体が白い「アルビノ」か、色素の減少で皮膚が白くなる「白変種」の可能性があるという。体長は約15センチで、2月上旬に駿河湾で漁師に捕獲された。 体の一部に暗色の斑点があり、同館館長でタレントの鈴木香里武さんが交流サイト(SNS)に写真を投稿すると「ちょっと傷んだバナナみたい」と大きな反響を生んだ。鈴木館長が「ホワイトチョコバナナマコ」と愛称をつけて展示し、投稿を見て訪れる若者も多いという。
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全商検定1級 3種目以上 沼津商高3年52人合格
沼津商高(清水町)の3年生52人が全国商業高校協会主催の検定試験で3種目以上の1級を取得した。 検定は簿記や珠算、ビジネス文書など計9種。3年生183人のうち、全9種目に1人、6種目に1人、5種目に5人、4種目に18人、3種目には27人が合格した。同校の生徒は3年間で3種目以上の1級取得を目指している。 6種に合格した芹沢亜美さん(18)=沼津市=は過去問を多く解いて受験に備えた。「予想よりも多くに合格できてうれしかった。就職先で生かせたら」と喜びを語った。
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「H3」中継見守る メインエンジンの一部製造、清水町のエステック社員
航空宇宙機器部品製造のエステック(清水町、鈴木誠一社長)は17日、鹿児島県の種子島宇宙センターで予定されていた日本の新型主力機H3ロケット1号機の打ち上げの生中継を見守った。メインエンジンの一部に同社製品が使用されていることから、社内作業場にスタッフがそろって注目した。打ち上がらず落胆ムードに包まれたが、鈴木社長は次回の成功に期待した。 発射予定の午前10時37分に合わせカウントダウンを行って盛り上げた。打ち上がらず社員からは「残念」と沈んだ声が広がった。ただ、鈴木社長は「打ち上げてからの失敗ではないので、次の機会が楽しみ」と前向きに考え、「社員も打ち上げが成功したら携わった実感が湧いてく
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「癒しのプチヴェール」パッケージを一新 機能性表示食品PR
JAふじ伊豆(沼津市)は、冬野菜「プチヴェール」が昨年12月に機能性表示食品に登録されたのを受け、パッケージを一新した。一時的なストレスや疲労感を緩和する効果があるとされるアミノ酸の一種「GABA」が摂取できる点をアピール。「癒(いや)しのプチヴェール」と名付け、消費拡大を図る。 プチヴェールは芽キャベツとケールを交配させた野菜で、11月下旬~3月上旬に出荷される。沼津市、清水町、長泉町の生産者でつくる同JAなんすんプチヴェール部会は、アグリオープンイノベーション機構(AOI機構、沼津市)と連携して消費者庁に申請し、登録された。 新たなパッケージはピンクを基調にし、のぼり旗などの販促物も
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演奏会招待券 清水町に贈る 明治大校友会の支部
明治大学校友会沼津地域支部(鈴木正二支部長)は16日、沼津市民文化センターで4月22日に開く同大マンドリン倶楽部の定期演奏会(静岡新聞社・静岡放送後援)の招待券10枚を清水町に贈った。 演奏会は創部100周年記念で、3年ぶりの開催。町役場で開かれた贈呈式で鈴木支部長は目録を手渡し、「伝統(の音色)を披露する。楽しんで聞いてほしい」と話した。招待券は就労支援施設「柿田川作業所」の利用者に贈られる。
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子育て応援社会づくりへ 静岡県がキャンペーン
静岡県は3月10日まで、社会全体で子育てを応援する機運を高める「ふじさんっこ応援キャンペーン」を展開する。県内3カ所のショッピングセンターで子育てイベントを実施するほか、協賛店舗・施設で提示すると特典を受けられる「しずおか子育て優待カード」の普及を図る。 15日に県庁でPRイベントを行い、川勝平太知事は「子どもたちの笑顔があふれる社会をつくっていきたい」と意気込んだ。静岡聖母幼稚園(静岡市葵区)の園児20人が歌を披露し、「キャンペーンよろしくお願いします」と呼びかけた。 キャンペーンのイベント会場は今月18日がイオンモール浜松志都呂(浜松市西区)、同23日がサントムーン柿田川(清水町)、
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町立保育施設の再編で意見交換 清水町が教育会議
清水町は15日、総合教育会議を町役場で開き、町立の4幼稚園と2保育所のあり方について意見交換した。町は共働き世帯の増加などで幼稚園利用者が減っているため、保育施設の再編を検討していることを報告した。 来年度の幼稚園入園予定者は1月時点で計282人、定員充足率は36・6%の見通し。4園を2カ所に統合するなど教育委員会が想定した複数の再編案と、民間導入も検討していると説明した。 関義弘町長と朝倉和也教育長、教育委員4人らが参加。委員からは「幼保一体型の認定こども園はどうか」「医療機関と連携するなど特色を出すとよい」といった意見が出た。裾野市をはじめ全国各地で相次いでいる不適切保育を踏まえ、「
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詐欺被害未然防止 沼津信用金庫に感謝状 沼津署
沼津署は13日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、沼津市の沼津信用金庫事務部システム課と同課の窪田新司主任(33)、清水町支店の篠田綾子支店長代理(43)に感謝状を贈った。 窪田主任は1月23日、ネットバンキングの申し込みをした清水町の60代女性に電話をかけ、申し込みの経緯を尋ねた。「町役場から還付金があると連絡があった」と言われ、詐欺を思って手続きを止めた。篠田支店長代理は女性に応対して詐欺電話であることを説明した。同課を代表して工藤智之副部長兼課長(53)と2人が吉田光広署長から感謝状を受け取った。
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記者コラム「清流」 小さな気遣いの積み重ね
昨年12月の第23回県市町対抗駅伝で、清水町が町の部の王座に返り咲いた。大会新記録で制した圧巻のレースを、出走選手の雄姿で振り返る写真展が町内で始まった。 第1回から指揮官を務める朝倉和也監督が大切にしているのは、年間を通して選手とコミュニケーションを取ること。部活で町の練習に参加しづらい学生らには、週に1度ほど電話をして不調や悩みを相談できる関係性をつくり、助言するという。 監督の細やかな気遣いが勝因の一つだと感じた。確かに、何事も小さな努力や配慮の積み重ねが大きな成果をもたらす。季節の変わり目で気持ちが不安定になりがちだが、私も地道にやるべきことをやろうと思い直した。ことしの駅伝では
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静岡県人口357万5454人 1月1日現在 7カ月連続減
静岡県がこのほど公表した2023年1月1日現在の本県推計人口は357万5454人で、前月に比べて3307人減少した。推計人口の減少は7カ月連続。社会動態は3カ月ぶりに転出数が転入数を上回る社会減となった。 転入数から転出数を引いた社会動態は573人減(転入9466人、転出1万39人)。出生数から死亡数を引いた自然動態は2734人減(出生1660人、死亡4394人)。 市町別で、人口が増加したのは17人増の清水町のみ。686人減の静岡市をはじめ、浜松市494人減、富士市228人減など34市町で減少した。 社会動態は13市町で増加。最も多かったのは磐田市と焼津市の50人増、伊東市42人増と
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美術館づくりへ ワークショップ 3月清水町、児童対象
清水町は3月22~24日、作品を作り展示するワークショップ「美術館がないのなら自分たちでつくればいいじゃない」を町地域交流センターで開く。小3~6年が対象。今月22日まで申し込みを受け付ける。 初日は、県内で活動する世界の名画を模写するユニット「アーブル美術館」の藤原晶子さんが講師を務め、段ボールに模写。2日目は県立美術館の学芸員を招き、所蔵作品のロダン「考える人」のポーズを取ったり、自分がイメージする考えるポーズとの比較をしたりする。最終日は作品を展示し鑑賞する。 いずれも午後2時から。参加費500円。3日間の参加を推奨する。定員は20人で多数の場合は抽選。 問い合わせは町社会教育課
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交流センター活用策は 高校生や町職員が議論 清水町
清水町は11日、行政と住民が協働して町の課題解決を図るワークショップ(WS)を町地域交流センターで開いた。地元高校生や町職員らが昨年9月から、魅力ある同センターの実現をテーマに意見交換した全3回のWSの最終回。集大成として、施策につながるアイデアを発表した。 参加者約30人は3グループに分かれて、知名度の低さなどが課題に挙がるセンター活用案をこれまでの内容を深めて話し合った。常葉大造形学部の学生が進行役を務め、図やイラストを付けて模造紙にまとめた。 発表では、紹介動画を作成する▽高校生が主体となり部活動としてイベントを企画運営する▽多世代が交流できるカフェをつくる―などのアイデアを提案し
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キャンプでもみ殻利活用 沼津の農家 バイオマス燃料を開発、販売 高騰進むまきの代替品に
沼津市の農家が米の収穫時に大量に出るもみ殻を使ったバイオマス燃料「C.H.A.F(チャフ)」を開発した。多くが産業廃棄物として処理されていたもみ殻を利活用する県内では初めての取り組み。アウトドアブームに伴い高騰が進むまきの代替品として、キャンプ場への販路拡大を目指す。 県東部の農家から集めたもみ殻を、接着剤を使わずに固形化した。同市の農家大木重友さん(43)が商品名と同名の会社「チャフ」を起業し、昨秋から販売を開始した。「手間をかければ再生可能エネルギーに変えられることを示したかった」と説明する。 チャフは燃焼時に窒素や硫黄酸化物を排出しないため環境負荷が小さく、燃焼時間がまきの約3倍。
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ハナビラウオ幼魚 ハートの尾びれ特徴 バレンタイン合わせ公開 清水町
清水町の商業施設サントムーン柿田川内にある幼魚水族館でこのほど、深海魚「ハナビラウオ」の幼魚の展示が始まった。同館によると、生きた姿を見られるのは国内でも珍しいという。 尾びれがハートのように見えるため、14日のバレンタインデーに合わせて公開した。1月中旬に沼津市の江浦湾沿岸で採集された4匹を展示している。 成魚は水深700メートルまで生息するが、幼少期は浅い海で生活する。クラゲの傘の下や触手の間に身を潜めるのが特徴。長期飼育の記録はほとんどないとされるが体調は良好で、捕獲時に5ミリほどだった体長は約1センチまで成長した。 広報担当の石垣幸二さんは「バレンタインに合わせてやってきてくれ
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清水町V 駅伝感動再び 県市町対抗駅伝の写真展、28日まで
清水町は28日まで、町の部で優勝を果たした第23回県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の写真展を町図書館・保健センター複合施設「まほろば館」で開いている。 静岡市内を走った全12区間と、同市の草薙陸上競技場で行われた小学生の1500メートル走で、力いっぱい走る選手の写真パネル13点を並べた。懸命に走る選手の表情や声援を受けて力走する姿を、臨場感を持って伝えている。 優勝旗と優勝カップも展示している。町担当者は「感動を思い出してもらえたら。来年度もスポーツで町を盛り上げたい」と話した。
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卯や四季表現 つるし雛並ぶ 沼津で23日まで
沼津市と清水町のつるし雛(びな)愛好家でつくる「はっぴぃ」(宮川信子代表)の作品展が23日まで、沼津市のサンウェルぬまづで開かれている。 60~80代の会員9人が一針一針丁寧に縫い上げた約250点を展示している。干支(えと)の卯(う)や、ツバキでかたどったくす玉など色鮮やかな飾りをつるした。ひな人形や端午の節句のかぶと、夏祭りの花火など四季の行事をモチーフにした飾りも並ぶ。 宮川代表は「かわいらしい作品を楽しんでもらえたら」と話した。 作品展は2年に一度の開催で7回目。
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地域経済再生へ連携加速 駿豆地区商工振興懇 伊豆の国で定例会
東部と伊豆の経済団体でつくる駿豆地区商工振興懇話会(会長・紅野正裕沼津商工会議所会頭)は3日、伊豆の国市で定例会を開いた。コロナ禍などで低迷する地域経済の再生に向け連携を加速していくことを確認した。 定期的に開催し、東部・伊豆地域をどう結び、活性化につなげるかについて議論している。紅野会長は「地域経済の振興へ事業所の支援を重ねていく」と強調した。開催地を代表して同市商工会の大沢秀光会長も「インフラが少しずつ整備され、互いが近くなっている」と話した。 懇話会は2商議所(沼津と三島)と8商工会(長泉町、函南町、沼津市、清水町、裾野市、御殿場市、小山町、伊豆の国市)で構成。商議所会頭や商工会長
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建設の仕事と環境保全学ぶ 清水町立西小5年 沼津で体験学習会 アマゴの放流も
加和太建設(三島市、河田亮一社長)は1日、工事現場の仕事や環境保全の大切さを児童に学んでもらう体験学習会を沼津市で開いた。清水町立西小の5年生約80人が、同社が護岸工事を行う黄瀬川橋下の狩野川河川敷で理解を深めた。 担当社員は、無人のショベルカーや作業をロボット化していることなど将来の工事現場の話をした。災害から人命を守ったり、住民の生活を支えたりするために工事をしていると仕事の魅力を伝えた。 児童は狩野川の生態系や水質について学び、アマゴの稚魚計約7千匹を狩野川に放流。川の中で元気に泳ぐアマゴに、「大きくなって戻ってきてね」と声をかけ見送った。中西達也君(10)は「アマゴに触れ合えて
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沼商の林さん 全商検定9冠 不合格バネに難関突破
沼津商業高(清水町)3年の林鈴菜さん(18)=沼津市=がこのほど、全国商業高校協会主催検定全9種目の1級に合格した。 昨年の全種目1級合格の達成者は県内でも1人。合格率約10%の種目もある難関の試験で、同校では初めてとなる。 林さんは本年度の検定のために、所属する会計実務部での学習以外に、毎日2~3時間の自宅勉強に励んだ。授業では履修しない内容の種目もあったが、自主的に先生や友人にアドバイスを求めた。 1年次から検定各種目の1級を受験していた林さん。あと1問正解できれば合格だった試験もあったという。「なぜ不合格になったかを振り返った。問題の暗記だけでなく解説を読み込み、先生に積極的に聞
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抗原検査キット 配布期間を延長 清水町
清水町は、症状があり基礎疾患がない中学生以上64歳以下を対象とする新型コロナウイルス抗原検査キットの無料配布期間を、3月31日まで延長する。申し込み受け付けは同30日まで。 町のホームページやLINE(ライン)で予約を受け付け、1回の申し込みで2個分を配布する。
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清水町立中教諭逮捕受け 静岡県教育長「おわび」
池上重弘県教育長は30日、清水町立中教諭(24)が28日に自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで三島署に現行犯逮捕されたことを受け、「非常に重く受け止め、深くおわび申し上げる。教職員の綱紀の厳正保持に努める」とコメントした。
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3月に芝生開き 清水町の柿田川公園 パネル展でイベントPR
清水町と、町民らで柿田川公園の活用を考える団体「リボーンシティーシミズ」は29日、同公園で3月26日に行う芝生開きイベント「ゆうすいしばふあそび」をPRするパネル展を同町のサントムーン柿田川で開いた。 同公園の芝生は2022年10月に再整備された。翌11月に芝生開きイベントが予定されていたが、天候不良で延期されていた。同展では団体発足の経緯や、芝生が育つ様子などを写真付きのパネルで解説。メンバーや町職員がチラシを配布し、買い物客にアピールした。 イベントは、ヨガ体験や移動図書館、キッチンカーによる軽食の販売など芝生を楽しめる内容を予定する。同団体の清水周一代表は「公園は周辺市町との結び目
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農業委員など2月1日から募集 清水町
清水町は2月1日から、任期満了に伴う新たな農業委員と農地利用最適化推進委員を募集する。ともに任期は7月20日から3年間。 募集するのは農業委員が13人、農地集積や耕作放棄地対策を検討する同推進委員が1人。 申込書と承諾書を町公式サイトでダウンロードし、産業観光課に3月6日までに提出する。書類選考を行い、必要に応じて面接する。問い合わせは同課<電055(981)8239>へ。
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カナダの生徒 身近に感じた 清水中生、オンラインで交流
清水町の清水中1年生が26日、姉妹都市のカナダ・スコーミッシュ市の中学2年生とオンラインで交流した。英語を使い、町や学校を紹介したり質問をし合ったりして、互いの生活に理解を深めた。 約20人の代表生徒はスライドを示しながら英語の時間で考えた紹介文を読み、交流相手の生徒が作った学校や地域の伝説を紹介した動画を視聴。「どんな授業を受けているか」「おすすめのゲームは」などの質問をし合った。 勝又悠正さん(13)は「日本から遠いはずなのに近く感じた」、璒美川千晃さん(13)は「始まる前は緊張していたが相手のことを知れて緊張しなくなった」と話し、「実際に行ってみたい」と声をそろえた。 2003年
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記者コラム「清流」 地元での活躍を
2022年4月の改正民法施行で成人年齢が18歳に引き下げられたが、新年の各市町の「成人式」は従来通り20歳を祝う記念式典が開かれた。 県東部の式典を取材すると、地域の将来を担う若者への市町からのメッセージが印象的だった。長泉町では町長や登壇した議員から今後の町の発展を託す発言が、清水町では町職員が登場しUIJターンを呼びかけた。行政側の熱意をくみ取ってか、出席した若者からは「町の役に立てる社会人になりたい」と力強い言葉が返ってきた。 法改正により例年より1歳早い19歳で成人としての自覚を備えた今年の出席者。それぞれ日常に戻り活動の場を広げる中で、地元での活躍を期待する大人たちの姿を思い出
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証券投資 静岡県内おすすめ銘柄は 沼津商高3年生、学習成果発表
清水町の沼津商業高は26日、アイザワ証券(東京都)と連携して実施した証券投資に関する学習の成果発表会を同校で開いた。会計を学ぶ総合ビジネス科日商Aコースの3年生22人が10組に分かれ、おすすめの県内銘柄をプレゼンした。 生徒は同社社員から、資産運用の必要性や株式市場の仕組み、チャート分析、財務分析に関する全6回の集中講義を受けた。学習内容を踏まえて、県内のプライム市場上場企業銘柄10社を選び、株価変動、成長性、安全性、効率性、株主優待などを分析して判断したおすすめの銘柄を3分間で発表した。投票で、スズキについて発表した班が優勝した。 ヤマハに関して発表した井原翔太さん(18)は「元々株式
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4月の県議選 加藤町議出馬へ 長泉町選挙区
長泉町議の加藤祐喜氏(36)=同町下長窪=は25日までに、任期満了に伴う4月の県議選に、清水町・長泉町選挙区が分区される新設の長泉町選挙区(定数1)から出馬する意向を固めた。自民党長泉町支部が近く県連に公認申請する。 加藤氏は取材に「町議活動を通じ、県と町のパイプ役を担う必要性を感じた」と述べ、県の医療田園都市構想や河川整備に取り組む意欲を示した。 同町出身、沼津東高卒。不動産会社社員。2017年の同町議選で初当選し、現在2期目。長泉町選挙区に出馬の意向を示したのは加藤氏が初めて。
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インスタに子育て情報「清水町わtoわ」 保育施設の空き状況紹介
清水町は、子育てや保育についてインスタグラムアカウント「清水町わtoわ」を活用した情報発信に力を入れている。 月ごとの保育施設の空き状況や申し込み方法、保育制度を紹介し、保護者が詳細に関して情報を得られるよう努めている。 町はこれまで、子育て情報をまとめた冊子を窓口に置いたりフェイスブックを活用したりしてきたが、より届きやすい発信の仕方を考案。昨年、アカウントを開設し、現在の投稿は約200。 今後はハッシュタグ(検索目印)も活用してより見やすい工夫をしていくという。町の担当者は「少しでも子育ての助けになれば」と意気込む。
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柿田川(清水町)脅かす白い水草 ナガエツルノゲイトウ繁茂確認 関係者が駆除
国の天然記念物に指定されている清水町の柿田川で昨年8月、特定外来生物の水草「ナガエツルノゲイトウ」の侵入、繁茂が初めて確認された。川を管理する国土交通省沼津河川国道事務所や有識者、地元環境保全団体などでつくる「柿田川自然再生検討会」の会合で24日に報告された。 同事務所が既に駆除済みだが、「地球上最悪の侵略的植物」とされるほど強い繁殖力を持つ水草で、生態系や河川施設への悪影響が懸念され、関係者は状況を注視している。 見つかったのは、狩野川との合流地点から約900メートル上流の柿田川右岸。約55平方メートルの範囲に分布し、一部は在来植物「ツリフネソウ」の群生地に入り込み繁茂していた。原因は
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心の不調、支援につなげる「ゲートキーパー」養成 清水町で研修会
清水町は23日、心の不調に悩む人の支援につなげる「ゲートキーパー」の養成研修会を町役場で開いた。町民39人が、悩みを抱える人の話を聞くこつなどを学んだ。 町担当者が講師を務め、町民へのアンケートで2割の人が「死にたい」と思ったことがあることや、動機などの現状を紹介。声かけの練習を行い、悩んでいる人のペースに合わせることや雰囲気づくりの重要性を伝えた。担当者は「孤立しないよう地域全体で支えることが大事」と強調した。 町は自殺対策推進計画で、年間50人のゲートキーパー養成を目指している。
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現職・関氏が事務所開き 清水町長選
任期満了に伴う今春の清水町長選に再選を目指して立候補を表明した現職の関義弘氏(68)の後援会事務所開きが22日、同町柿田で行われた。 後援会関係者ら約200人が集まった。関氏は「財政健全化を進めた結果、南小の改築を開始できた。車に頼らず暮らせるまちにしたい」と力を込めた。 町長選には町議の山本文博氏(65)も立候補を表明している。
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釣り糸やルアー除去 三島、清水町の遊水池 生物保護でNPO
三島市と清水町の境に位置する水辺空間「境川・清住緑地」公園内の遊水池2カ所で、魚釣りに使われるルアーや釣り糸が周辺の木々に絡まっているのが見つかった。飛来する多くの水鳥などに危険が生じる可能性もあり、公園の整備に携わったNPO法人グラウンドワーク三島は20日、ルアーなどの除去作業を行った。 野鳥の調査などを行う同NPO環境アドバイザーの滝道雄さん(72)が18日、木に絡まっているルアーを発見した。1月上旬にはなかったとし、池にいたコイも急に姿を消したという。同公園には15種類の水鳥が飛来するため、「釣り糸に翼が絡まれば抜けられなくなる。針で体を傷つける可能性もある」と指摘する。 境川・清
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女性起業へ、スキル紹介 「言葉で伝える大切さ」実感 清水町が応援サロン
清水町は21日、女性の起業を後押しする応援サロンの初回を町商工会館で開いた。まちづくりや子育て支援をする一般社団法人「いちご」の藤井さやか代表(同町)がコーディネーターを務め、縁や資金などのテーマごと全5回で起業に大切なスキルを紹介する。 町商工会によると、2022年4~12月末までの起業相談59件のうち、39件が女性からだった。町は相談の多さを受け、連続講座として企画した。 初日は起業を検討中の人を含む創業したばかりの計21人が参加。PR会社「わたしたち」(伊豆の国市)の中野あゆみ社長を講師に、自身のブランディング方法や思いを言語化する重要さを学んだ後、自己紹介文を作って発表した。町
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小規模事業者 連携して支援へ 清水町商工会
清水町商工会はこのほど、地元の金融機関や町と情報交換する産業支援連絡会議を町商工会館で初開催した。原材料や光熱費の高騰で厳しい経営を迫られる小規模事業者に向け、連携して効果的な支援を行う。 商工会が事業者の声を聞き、金融機関や町と共有して切れ目のない伴走型支援を目指す。初回は地方銀行や信用金庫の支店長、町の担当課長ら約20人がそれぞれの立場で把握している事業者の悩みを報告。原材料価格の上昇に関する相談が多いことを確認した。 仲田敏道会長は連携する意義について「今までは点だったが、会議で線、最終的には円にして支援していきたい」と話した。
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妊娠・出産時に各5万円 清水町が応援給付金事業 開始へ
清水町は20日、「出産・子育て応援給付金事業」を開始すると発表した。妊娠、出産時にそれぞれ1人あたり5万円を支給する。対象者には順次通知し2月以降に申請を受け付けて、審査を経て交付する。 対象は2022年4月以降に妊娠届を提出した妊婦および出産した人。妊娠届け出時に妊婦1人あたりに5万円、出生後の面談を経て子ども1人あたり5万円を支給する。出産済みの場合は一括支給する。同日、22年度分の事業費2794万円を専決処分した。 このほか、妊娠届提出時、妊娠8カ月、出生届提出後に面談や子育て関連イベント情報の提供など伴走型相談支援と経済的支援を一体的に行う。
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タオルと2万円 2団体に寄贈 清水町ライオンズクラブ
清水町ライオンズクラブ(LC)はこのほど、町社会福祉協議会にタオル120枚、町手をつなぐ育成会には現金2万円を寄贈した。 町福祉センターで寄贈式を開き、同LCの鈴木茂登子会長が社協の原田茂徳会長、育成会の高塚一夫会長らに目録などを手渡した。 同LCは会員から集めたタオルを毎年、社会福祉に関する団体に寄贈している。タオルは福祉施設入居者のぞうきんづくりなどに活用してもらっている。鈴木会長は「役立ててもらえたら」と話した。
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病院や薬局に10~30万給付 清水町支援金
清水町は20日までに、コロナ禍の長期化や物価高騰対策として、病院や薬局へ10万~30万円の支援金給付を決めた。 対象は保険医療機関・保険薬局に該当する町内の病院、診療所(医科・歯科を含む)、薬局など約70施設。病院は1施設あたり30万円、有床診療所が20万円、無床診療所と薬局は10万円を給付する。予算額は730万円で、財源は国の交付金を充てる。 申請は2月28日まで。問い合わせは健幸づくり課<電055(971)5151>へ。
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「もったいない」から生まれる新ビジネス 静岡県内に広がり【NEXTラボ】
国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)が企業活動で重視され、消費者が環境に十分配慮されたサービスや商品を選択する「エシカル(倫理的)消費」への関心も高まる近年。環境保全の観点から新たなビジネスの創出を目指す取り組みが、静岡県内でも広がっている。 倉庫に眠る洋服 デザイン付加 コーデ提案 タイタコーポレーション(静岡市葵区) 無地の服やエコバッグにイラストをプリントしたリングレッツの商品=静岡市葵区のタイタコーポレーション セレクトショップを中心に県内外で衣料品店9店舗を経営するタイタコーポレーション(静岡市葵区)は2021年8月、新品のまま倉庫に眠る洋服に付加価値を付けて
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高齢者の「電子化」解決 知徳高生がスマホ講師 清水町で教室
清水町は18日、知徳高(長泉町)の生徒が講師を務める高齢者向けスマホ教室を清水町の伏見区公民館で開いた。福祉科の2年生27人が、高齢者のデジタルに関する悩みを解決した。 コロナ禍でサービスのデジタル化が進む中、情報格差の解消と世代間交流を目的に初開催した。 70~80代の25人は町が貸し出したり、持参したスマホやタブレットを手に参加した。生徒は高齢者の悩みや疑問に思っていることを聞き取り、画面の操作方法や無料通話アプリLINE(ライン)の使い方、ゲームアプリの楽しみ方などを丁寧に教えた。 メモを取りながら参加した山下直子さん(72)は「分かりやすく教えてくれた。これから便利になりそう」
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柿田川公園で野鳥の観察会 清水町、2月11日
柿田川の環境保全に取り組む「柿田川みどりのトラスト」は2月11日午前8時半から、清水町の柿田川公園で冬の野鳥観察会を開く。雨天決行。 約3時間かけて散策し、越冬で訪れる冬鳥や年間を通じて見ることができる野鳥を観察する。双眼鏡や筆記用具を持参する。 申し込みは事務局<電055(975)5454>へ。
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脱炭素、安定供給と並行 静岡ガス社長/岸田裕之氏【難局に挑む 新年トップインタビュー⑦】
―2023年のエネルギー需給と価格の動向をどう見通すか。 「昨年はロシアのウクライナ侵攻で原油価格が高騰し、ロシアと欧州のパイプライン不通や円安の影響などで液化天然ガス(LNG)の価格も上がり、厳しい年だった。23年もウクライナ情勢が見通せず、産油国の出方次第なので見通しは非常に難しいが、合理的に考えれば原油価格は1バレル=60~80ドル前後で推移するのではないか。LNGは引き続き欧州の需要増の傾向が続くことと、23年後半に中国の経済が回復する可能性を考えると、22年ほどではないが少し高めに推移するのでは」 ―自社の調達戦略は。 「もともと長期契約をベースに購入し、(価格変動性の高い)
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心の不調、支援につなげる「ゲートキーパー」 清水町が養成講座 23日、町役場
清水町は23日午前10時から、町民を対象に、心の不調に悩む人の支援につなげる「ゲートキーパー」の養成研修会を町役場で開く。参加費無料。 町自殺対策推進計画の事業の一環で、町民が心の不調への対応について考える機会にする。自殺の現状や身近な人への声のかけ方、必要な支援につなげる方法などを紹介する。 定員は30人で先着順。19日までに申し込みが必要。問い合わせは町福祉介護課<電055(981)8204>へ。
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河川敷を疾走 清水町でマラソン、駅伝大会
清水町と町スポーツ協会は15日、親子体力づくりマラソン大会と町駅伝競走大会を同町の狩野川ふれあい広場で3年ぶりに開いた。 マラソン大会には、未就学児と小学校低学年向けの親子の部、小学生の部、中学生の部に131組69人が参加。駅伝は小学生、中学生、一般が男女別で計21チームが競い合った。例年は外周を走っていたが、今年から河川敷の周回コースに変更。懸命に走る選手に、多くの親子連れらが「頑張れ」とエールを送った。
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パパ芸人、子育てのポイントは 清水町で「バンビーノ」講演
清水町は14日、男女共同参画推進事業の一環として、お笑い芸人「バンビーノ」を招いた講演会を同町福祉センターで開いた。「パパ芸人」として活躍する石山タオルさん(38)と藤田ユウキさん(37)が、それぞれの家庭での体験について笑いを交えながら紹介した。 石山さんは8歳と6歳、藤田さんは6歳と4歳の息子の育児に励み、家庭でのコミュニケーションについて互いに話すこともあるという。石山さんは独自の考え方として、「飲み会に行きたい時は、事前に家事、育児に進んで取り組んでおく」と説明した。2人は「子どもを否定しないこと。話を聞いてみないと面白くならないので、可能性をつぶさないように」「相手を尊重するのが
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記者コラム「清流」 頑張る生徒、紙面で応援
昨年12月、沼津商業高(清水町)の生徒が税理士試験2科目に合格し、取材した。6月には日本商工会議所の簿記検定試験に合格者が出たことでも同校を訪れた。高校生の時から将来を見据えて勉強に励んでいることに改めて感銘を受けた。 生徒が受験した試験の合格率は低く、10~20%の試験もあるので難関。相当な努力と根気で、人の何倍も勉強してきたに違いない。話を聞いた時に思うのは、どの生徒も将来なりたい姿が明確。「この仕事に就いてこういうことをしたい」と数年後のイメージを具体的に語ってくれるのが印象的だ。 今後も勉強を続けて、いつか夢をかなえてほしい。夢に向かって頑張る子どもたちを記者の立場で応援、発信し
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池谷さんら知事賞 「長寿祭美術展」表彰
静岡県すこやか長寿祭美術展(しずおか健康長寿財団など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式が13日、静岡市駿河区のグランシップで行われた。 日本画、工芸、書など6部門に計212点が寄せられ、56点が入賞した。同財団の佐古伊康理事長や県福祉長寿局の浦田卓靖局長が受賞者に表彰状を手渡した。 出品作は15日までグランシップ6階で展示する。 主な入賞者は次の通り。 県知事賞 池谷千恵子(清水町)河原崎静子(菊川市)大場啓史(松崎町)大庭修二(長泉町)大橋松玲(浜松市)仁藤政孝(富士市)▽しずおか健康長寿財団理事長賞 藤井克治(浜松市)野嶋照子(同)吉田誠(藤枝市)彦根雅行(函南町)伊藤彩妙
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ペット同行避難、ポイントは 清水町で研修会 準備など確認
清水町は12日、大規模災害発生に備えたペットの災害対策研修会を町防災センターで開いた。ペットを飼う町民ら9人が県動物愛護推進員や獣医師から同行避難について理解を深めた。 参加者は講義形式で、ペット用の備えが5日分必要であることや持ち出すものの優先順位、日頃の健康管理の重要性などを学んだ。また、県動物愛護推進員の茶谷千穂さんが犬のケージへの順応訓練を実演。ペットの様子をよく見て訓練を進める必要があることを強調した。茶谷さんは「(避難所では)互いに協力しあってどのペットも困ることのない環境をつくることが大切」と話した。 会社員の露木久代さん=沼津市=は「避難用品の準備が必要と分かった。ペット
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男女共同参画へ お笑い「バンビーノ」講演 1月14日、清水町で
清水町は14日午後2時から、男女共同参画推進を目的に、お笑いコンビ「バンビーノ」を講師に迎えた講演を同町堂庭の町福祉センターで開く。 テーマは「パパはエンターテイナー~パパ芸人の秘訣(ひけつ)」。専業主婦の妻を持つ石山タオルさんと共働きの藤田ユウキさんが、日頃心がけていることや子どもとの関わりについて話す。男女がともに個性や能力を発揮できる家庭や社会に対し、「パパ芸人」の視点から解説する。 入場無料。先着100人で、事前申し込みが必要。問い合わせは町産業観光課<電055(981)8238>へ。
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物価高騰 中小企業に5万円 清水町給付
清水町は、物価高騰の影響を受けた中小企業へ給付金を支給する。2月10日まで申請を受け付ける。 町内に事業所があり、今後も事業継続の意思がある中小企業などが対象。業種は問わない。2022年の各月のいずれかで1カ月の光熱費や燃料費が、前年同月比で10%以上増加したり、原価率が3㌽以上増えたりしている場合が該当する。町が実施している運送業や医療機関への物価対策支援金の受給が可能な事業者は対象外。 給付は1事業者1回までで、上限5万円。申請書類は町商工会に郵送する。商工会ホームページからダウンロードするか、町産業観光課などで受け取れる。 問い合わせは商工会<電055(975)6987>へ。
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清水町の地域通貨 昨年配布ポイント 2月末まで使用可
清水町は11日までに、昨年8月に全世帯に配布した地域通貨「ゆうすいポイント」の4千円分の使用期限を2月28日まで延長すると発表した。 町によると、昨年末までを期限としていたが、長引く物価高騰などを受け延長した。昨年8月の全世帯への配布分のうち、約25%が未使用(今月4日時点)という。 2月1日から28日まで、3店舗以上利用するとボーナスポイントを付与する。ポイント20倍キャンペーンも1日から行う予定。
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大人の一歩 若者堂々と 東部各地で「二十歳の集い」【三島/熱海/函南町/清水町】
静岡県東部の市町で8日、「二十歳の集い」が開かれた。人生の節目を迎えた若者らが式典や関連イベントに臨み、一層の飛躍を誓った。 三島 常に挑戦、努力 三島市は「二十歳を祝う式典」を市民文化会館で開いた。本年度に20歳を迎える対象者は1026人。 二十歳の誓いでは、いずれも大学2年の上原大さん(20)と白井波音さん(20)が登壇した。大人としての自覚や支えてくれた人たちへの感謝を述べ、「常に挑戦し、努力し続ける」「周りの人に寄り添い、笑顔にできるよう努力する」と決意を語った。豊岡武士市長は「やればできる。悔いなく、困難も乗り越えて素晴らしい人生を送ってほしい」と激励した。 熱海 大相撲・熱
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清水町制施行60年 イラストを発表
清水町は4日、町地域交流センターで開いた賀詞交歓会で、町制施行60周年記念イラストを発表した。町のイメージキャラクター「ゆうすいくん」をデザインした絵本作家宮西達也さんが手がけた。 イラストは3種類で、それぞれ「ゆうすいくん」と数字の60をあしらったデザイン。イベントポスターや職員の名札に使い、PRに活用する。 賀詞交歓会ではこのほか、防犯活動などに尽力した5人を善行賞として、1団体をスポーツ特別功労賞、1人を小中学生スポーツ特別賞として表彰した。
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日本酒文化香るまち静岡県東部 飲み、食べ比べ、もっと楽しく
3年近く続く新型コロナウイルスの影響は、お酒との付き合い方に大きな変化をもたらした。富士山の伏流水に恵まれた“日本酒どころ”でもある県東部では、日本酒ファンや飲食店、酒販店が新しい日本酒との向き合い方を模索する動きがある。熱かんも恋しい冬、静岡県東部の「新たな日本酒文化」を特集する。 御殿場・ナガイ酒店 小売店が酒米作りから 御殿場市中畑のナガイ酒店が、小売店自らが酒米作りに携わった純米酒「銀明師[ぎんめいすい]」を試験的に販売している。栽培2年目の2022年は約6トンの山田錦を生産し、米の質が向上。23年初頭は初めて純米大吟醸酒も仕込む。 自
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平和への火柱、元日夜空に 静岡・龍津寺 手筒花火、参拝客を魅了
静岡市葵区羽鳥本町の龍津寺(浅井賢文住職)で1日未明、新年を祝う手筒花火が奉納された。世界平和の願いを込めた火柱が、元日の夜空に高く吹き上がった。 3年ぶりの開催。除夜の鐘が打ち鳴らされる中、集まった地元住民が約150本の手持ち花火を一斉に点火して新年を祝った。その後、同区新間の一色煙火保存会と友好団体の柿田川煙火保存会(清水町)の会員10人が大小30本の手筒花火を次々と披露。大きな破裂音が境内に響くたびに参拝客が驚きの声を上げた。 一色煙火保存会の森山由朗会長(70)は「今年こそコロナ禍が収束して、祭事やイベントで手筒花火をたくさんの人たちに見てもらえる世の中になってほしいと願った」と
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鈴木香里武館長が「お悩み解決」トークショー 清水町・幼魚水族館
清水町の商業施設サントムーン柿田川で28日、施設内にある幼魚水族館の館長でタレントの鈴木香里武さんによるトークショー「幼魚が解決!カリブ館長の年末お悩み相談会」が開かれた。 県内外から親子連れら約90人が参加した。参加者から事前に集めた家庭や仕事の悩みに対し、鈴木さんが海洋生物の生きざまを例に挙げてアドバイスした。「新社会人で仕事についていけない」という悩みには、「泳ぎが魚類最速のバショウカジキも幼魚は網で簡単にすくえてしまうほど遅い。最初はうまくいかなくてもいい。これからしっかり成長していくはず」とエールを送った。 講演後は記念撮影やサイン会も行われた。
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仕事選びに「清水町企業図鑑」 サイト開設、地元社員の生の声紹介
清水町はこのほど、UIJターンの促進を目的に、町内企業を紹介するウェブサイト「清水町企業図鑑」を作成した。担当職員が取材し、7企業の社員の声を集めた。 コロナ禍で採用活動が難航しているとの企業からの声を受け企画した。ウエディングプランナーや酵素風呂の経営など、多彩な分野で働く社員の1日や会社の第一印象、やりがいなどを働く様子を収めた写真付きで示している。 担当者は「就職サイトとは異なり、社員の生の声を掲載した。町内で働くイメージがしやすいはず」とアピールする。 2023年1月8日の「二十歳の門出」の式典で参加者にPRし、地元企業の雇用支援につなげる。今後、掲載企業を増やし大学の就職相談
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地元産ジャムやプリン味わって 「ポコアポコ」 清水町に2号店
三島市に本店があるジャムやピクルスを販売する「ポコアポコ」の2号店がこのほど、清水町湯川にオープンした。地元産の野菜を使った製品が並んでいる。 本店では工房がメインであったため、十分な販売スペースと駐車場のある場所を確保した。一押しは本店では予約販売のみとなっているプリン各種。果肉が入ったフルーツゼリーと2層のプリンはゼリーのすっきりさとプリンの濃厚さの対比が楽しめる。 そのほか本店で人気の地元産ニンジンを使ったジャムや、ピクルスをそろえる。土屋佳奈子店長(41)は「野菜の加工品として多彩なラインアップがある。素材の味を楽しんでほしい」と呼びかける。問い合わせは清水町店<電055(955
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公民館に出張しマイナ申請補助 高齢者向けに巡回 清水町
清水町は、マイナンバーカードやマイナポイントの高齢者向け出張申請支援に取り組んでいる。シニアクラブと連携し2023年2月まで、公民館を巡回して申請作業を補助する。 パソコンの扱いなどに不慣れな同クラブの会員を対象に、事前に希望があった8地区を回る。外原区公民館でこのほど開かれたマイナンバーカードとマイナポイント取得支援では、6人が取り組んだ。職員から申請の仕組みの説明を受け、書類に記入した。 1月からは、主にマイナンバーカードの受け取りとマイナポイント取得の支援事業を行う。町によると、今年11月末までの交付率は51%で、毎週火、木曜に延長・臨時窓口を設けて対応している。
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東部発展へ連携確認 川勝知事と10市町長が意見交換
静岡県東部6市4町の首長が川勝平太知事と意見交換する東部地域サミットが26日、富士市内で開かれ、各市町が持続的な発展に向けた挑戦などをテーマに連携と協働を確認した。 地域通貨や移住促進などさまざまな観点から経済振興や課題解決の手法を探った。安全な地域づくりについて富士市の小長井義正市長は、災害時に活用するドローンについて「迅速で的確な対策が可能になる中、情報を共有していくことが有効」と呼びかけた。 新たな挑戦としては、ゼロカーボンシティーの推進や環富士山循環共生圏の実現などについて話し合った。函南町の仁科喜世志町長と小山町の池谷晴一町長はデジタルディバイド(情報格差)対策を提案し、低所得
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0歳から80代まで クリスマス祝う 清水町のキッズラボ
清水町で子どもの放課後教室を開くキッズラボは25日、地元の子どもと高齢者が参加する多世代交流クリスマス会を町福祉センターで初開催した。0歳から80代までの約90人がクリスマスを祝った。 コロナ禍で町内会の行事が減る中、高齢者と地域の子どもが関わる機会をつくろうと企画。進行や出し物はキッズラボに参加する子どもたちが主に担った。歌や踊りを披露すると高齢者ら観客から大きな拍手が挙がった。 司会を担当した遠藤孝乃芭さん(9)=清水小3=は「大勢の前で話すのは緊張した」と話し、田中優衣さん(9)=同=は「いろんな人がきてくれてうれしかった」と笑顔を見せた。
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災害時、LPガス供給 静岡県協会と清水町が覚書 防災機材寄贈も
清水町と県LPガス協会三島地区会(三島市)はこのほど、「災害援助に必要なLPガスの供給等に関する覚書」を締結した。町が指定した避難所などの施設にLPガスを優先供給するとともに、災害時に備えて防災訓練を行う。 町役場で開いた締結式で、日吉広之三島地区長と関義弘町長が覚書を交わした。日吉地区長は「防災訓練はもちろん、平時からの対応を明文化して意思疎通を図りたい」とあいさつした。 覚書締結に併せて、同協会の勝又敏雄会長は避難所で利用する低圧LPガス発電機と炊き出し調理器具セットを町に寄贈した。同協会が県内全市町に防災機材を贈る「地域防災応援プロジェクト」の一環。
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税理士試験2科目合格 三橋さん、夢に前進 沼津商高初
沼津商業高(清水町)3年の三橋奏太さん(18)=三島市=がこのほど、難関の税理士試験科目「簿記論」「財務諸表論」に合格した。 2022年度の合格率は簿記論は23%、財務諸表論は14・8%。同校生徒が税理士試験科目に合格するのは、記録が残る過去30年間では初。高校生が税理士試験を受験するには、日商簿記検定1級か全経簿記能力検定上級に合格する必要があり、三橋さんは今年どちらも取得した。 三橋さんは「試験直前は、所属している会計実務部と帰宅後で合わせて6時間の勉強に励んだ。暗記するだけでなく、テキストで調べながら基礎を固めて、(ほかの問題にも)応用できる知識を身に付けた」と振り返った。 大学
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韮山高の魅力知って 清水町・サントムーン柿田川 150周年記念しパネルや写真 24日から展示会
2023年に創立150年を迎える韮山高(伊豆の国市)の生徒らが24日、「韮山高校150周年記念展」を清水町の大型商業施設サントムーン柿田川で始める。23年1月10日まで。 学校の魅力発信のため、生徒有志でつくる150周年生徒委員会が中心になって準備を進めた。同施設のシネマ棟連絡通路に同校の魅力を紹介するパネルや写真を並べる。過去72年間の部活動の数と種類の変遷をまとめたパネルや、部活動の様子を紹介する写真、生徒が考えたオリジナルキャラクターのイラストなどを展示する。 会場では校章をデザインしたステッカーを無料配布する。150周年記念事業や学校環境整備に活用するための寄付金を募るQRコー
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静岡人インタビュー「この人」 日本とモルディブをつなぐ団体の代表 サウドラ アハメッドさん(清水町)
日本と、インド洋に浮かぶ島国モルディブ共和国をつなぐ非営利団体「モルディブ ジャパン ネットワーク」で、モルディブ側の代表を担う。清水町出身の妻と運営する。町の生徒とモルディブの中学生らを結ぶオンライン交流会を町に働きかけ実現させ、現在も取り組んでいる。同国第二の都市アッドゥ出身。41歳。 -団体の活動内容は。 「日本にモルディブと結ぶ団体はほとんどなく、2008年の立ち上げ以降、フェイスブックに寄せられる多種多様な相談に対応している。15年には、きれいな水の大切さを伝えようと現地108の学校などに浄水器を贈った。活動は大使館に報告し、情報共有している」 -オンライン交流会の手応えは。
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南小の北校舎改築へ 清水町議会、設計業務予算を可決
清水町議会12月定例会は20日の最終本会議で、南小の北校舎改築に向けた設計業務費8025万円を盛り込んだ2022年度一般会計補正予算案を賛成多数で可決した。北校舎は建て替える方針。 築50年以上経過し、老朽化などが問題になっている南小の北校舎について、町は22年度当初予算で調査費を計上した。調査結果などを踏まえ、町として建て替えが必要と判断した。早急に取りかかりたいとして、債務負担行為補正で対応した。国の方針に基づいて21年3月に策定した「学校施設長寿命化計画」では、大規模改修予定としていた。 反対討論には5人、賛成討論には3人が登壇した。反対意見として「地域の住民と十分議論を尽くすべき
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記者コラム「清流」 面接のような語る会
会場は役場の応接室。仕切り越しにスーツ姿の町幹部。学生時代の自分なら、この時点で緊張して逃げ出したくなるだろう。清水町が初めて開いた、町長ら三役と新幹線通学支援事業を使う大学生がまちづくりを語る会。盛り上がったようには見えなかった。 学生たちが順に、町への要求や課題を話す。町の幹部は返答として行政の仕組みを解説したが、実現の難しさを伝えた場面では、できないことの言い訳にさえ聞こえた。その後は職員の気遣いもあり和やかな雰囲気となったが、全体的には面接のよう。学生は「お堅い。円になっていたら違ったかも」と話した。 事業は若年層の人口流出抑制が目的だ。初の試みとはいえ、学生の思いを聞く機会とす
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清水町に優勝ペナント贈呈 「来年は2連覇目指す」【市町対抗駅伝】
静岡市で3日に開かれた静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の大会役員らが16日、清水町役場を訪れ、町の部を大会新記録で優勝した同町に優勝ペナントを贈呈した。 関義弘町長や朝倉和也監督が新谷誠規同協会理事長らからペナントを受け取り、優勝旗などに取り付けた。関町長は「(2年ぶりの優勝で)優勝旗を奪還できてうれしい。来年は2連覇と記録更新を目指す」と話した。
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交通事故防止など感謝状 1団体5個人に贈呈 沼津署
沼津署は15日、交通事故防止などの警察業務、運営に協力した1団体5個人に感謝状を贈呈した。同署で贈呈式が行われ、吉田光広署長から感謝状が贈られた。 表彰された団体・個人は次の通り。 ダイワロイネットホテルぬまづ(沼津市)菊地正栄(同)杉山勝次(清水町)原衛(同)小笠原一夫(沼津市)佐久間清人(同)
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新人山本氏 現職を訪問 清水町長選、直接対峙に緊張感
来年4月の任期満了に伴う清水町長選に立候補を表明している2氏が14日、同町役場で顔を合わせる場面があった。山本文博町議(65)が保護司活動で法務大臣表彰を受け、関義弘町長(68)を表敬訪問した。2人があいさつ以外でじかに話すことはなく、選挙戦に向け緊張感が漂った。 山本氏は所属する沼津地区保護司会のメンバー6人と共に訪れた。18年にわたる活動への表彰で、「励みは罪を犯してしまった人の社会復帰。これからも頑張っていきたい」と語った。関町長は「再犯率が高い傾向。更生保護に対する期待は高まっていると認識している」と原稿を読み上げた。歓談では保護司会側が最近の犯罪傾向などを説明した。 関町長は元
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税に関する作品 19日まで展示 清水町
清水町納税推進委員会は19日まで、町内の小中学生から寄せられた本年度の税に関する習字、ポスター、作文の優秀作品を同町堂庭の町地域交流センターで展示している。 3部門に計650作品が寄せられ、同委員会表彰の優秀賞17作品を展示した。公共サービスと税の関わりを訴える作品が並ぶ。 各部門の優秀賞の受賞者は次の通り。 習字 古沢優夏(清水小6)石田桃々佳(同)芹沢江梨花(西小6)遠嶋菜桜(南小6)平井奏夢(清水小6)小林斗翔(南小6)古本胡桃(西小6)▽ポスター 山川有希(南小6)正木那奈(清水小6)古沢優夏(同)鈴木奏音(南小6)池谷琴美(清水小6)菊田姫海(西小6)東杏恋(南小6)▽作文
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税の高校生作文 受賞生徒に表彰状 沼津税務署
沼津税務署はこのほど、2022年度「税に関する高校生の作文」の沼津税務署長賞を表彰した。作品は管内10校599編の応募があり、受賞した高校生などに表彰状を贈った。 先月28日には沼津商高(清水町)で、2年府川結さんが北川和彦署長から表彰状を受け取った。同校は租税に関する取り組みが顕著であることから、感謝状も贈られた。 受賞者は次の通り。 出山彪月(飛龍高三島スクール3)黒田奈那(小山1)高橋陽斗(知徳1)飯塚心美(裾野1)
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清水町長選 山本文博町議が事務所開き
任期満了に伴う来春の清水町長選に立候補を表明している山本文博町議(65)の後援会事務所開きが10日、同町堂庭で行われた。 後援会関係者ら50人が集まった。山本氏は「町民の命を守ることが大事。清水南小を南中周辺に移転し、小中一貫校に再編したい」と力を込めた。山本博保前町長も訪れた。 町長選には現職の関義弘氏(68)も立候補を表明している。
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水中に、ほのかな光 清水町・幼魚水族館でヒカリキンメダイ展示
清水町の大型商業施設サントムーン柿田川内の幼魚水族館でこのほど、ヒカリキンメダイの幼魚の特別展示が始まった。 公開しているのは体長5~6センチの約30匹。ヒカリキンメダイは発光バクテリアと共生し、目の下に大きな発光器があるのが特徴。同館によると、成魚は深海に生息するが、幼魚は浅瀬の洞窟や岩陰で多く見られるという。洞窟を模した暗い水槽で展示され、来場者は薄緑色に点滅する美しい光に見入っていた。 広報担当の石垣幸二さんは「発光器には、餌となるプランクトンを集めたり仲間とコミュニケーションをとったりする役割がある。たくましい生態を知ってほしい」と話した。
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大河ドラマの時代考証者 清水町で講演会 12月11日
清水町は11日午後1時半から、来年の大河ドラマ「どうする家康」の時代考証を担当する柴裕之さんを講師に迎え、「豊臣大名中村一氏の駿河支配と駿東」をテーマにした講演会を、同町堂庭の町地域交流センターで開く。 中村一氏は豊臣秀吉の家臣で駿府城の城主。中村氏の武将としての姿や、中村氏が支配した駿東地域の様子などを解説する。 定員は350人で参加無料。チケットの配布は同センターのみでそのほかの申し込み方法は設けていない。 問い合わせは町社会教育課<電055(972)6678>へ。
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手話言語条例制定 清水町長方針示す 町議会一般質問
清水町の関義弘町長は7日の町議会12月定例会で、手話言語条例を制定・施行する方針を示した。石垣雅雄氏(公明党)の一般質問に答えた。 同条例は手話の普及促進で、ろう者とろう者以外が共生する地域を目指すもので、内容や制定・施行の時期は今後詰める。町によると、聴覚の障害者手帳を持つ人は82人(2021年度末時点)。このうち、言語を手話のみで生活している人は7人という。 町内には県認定手話通訳者や手話通訳士はいない。必要とする人には、町社会福祉協議会が沼津市内の通訳士らの派遣を受けているという。
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町立幼稚園再編へ 2023年度以降に計画 清水町議会一般質問
清水町の小松義和こども未来課長は6日の町議会12月定例会一般質問で、町立幼稚園・保育所の再編計画を策定することを明らかにした。来年度以降の策定を目指す。桐原直紀氏(無所属)に答えた。 町によると、現在4幼稚園と2保育所があり、幼稚園の定員充足率は4割以下という。就学前児童の減少や施設の老朽化、保育士不足、11月1日時点で81人いる潜在的待機児童などの問題解決のため、施設の統廃合を含めて再編をする。 統廃合は1園あたり3年程度かかるとしていて、園ごとに順次進める。施設の大規模改修や認定こども園、発達支援に関する施設の設置、民間の導入も検討したいとしている。今後、近隣市町の就学前児童数、施設
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大自在(12月6日)ゴルフ
年に数回、傘寿を迎えた方とゴルフのラウンドを楽しむ。ティーショットで距離を離しても、人生の大先輩はグリーンまで最短を歩み、当方は右へ、左へ、砂へ…。つい先月も、上がってみれば大差をつけられていた。 〈キャディさん その「真っ直ぐ」が打てません〉。山陽新聞社(岡山県)主催の「第1回おかやまゴルフ川柳コンクール」の佳作の一作。コースで四苦八苦するアマチュアゴルファーの心情が表れていてほほえましい。 「キャディーさんのアドバイス通り打てれば、プロだよ」。こう嘆きたくなることもしばしばだ。 おととい幕を閉じた今季の国内男子ゴルフツアーは、比嘉一貴選手(27)が初の賞金王に輝いた。
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10日、休日相談窓口 静岡中央銀行
静岡中央銀行は10日、休日融資相談窓口をサントムーン柿田川出張所(清水町)とマークイズ静岡出張所(静岡市葵区)に開設する。午前10時から午後6時まで(正午~午後1時は休止)。 新型コロナウイルスの影響で資金繰りが厳しい中小企業や個人事業主、住宅ローンなどの返済条件見直しを求める個人からの相談に応じる。神奈川県内の2出張所でも設ける。
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地域活性化へアイデア捻出法学ぶ 沼津商高
沼津商高(清水町)でこのほど、海洋保全に取り組む伊東市の社団法人「サバーソニック&アジロックフェスティバル」のメンバーを招いた講義が行われた。1年生170人が、地域を活性化するアイデアの捻出法を学んだ。 地域の課題やアイデアを行政などに提言する取り組みの一環。生徒は加藤龍代表ら3人から、手掛けたイベントや取り組みの思いを聞いた。3人は生徒に「高校生だからこそできるイベントもある。相手に高校生と組むメリットを出し、やりたいアイデアを試そう」とエールを送った。
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清水町 大会新で王座奪取 盤石のレース【市町対抗駅伝】
逆転で3連覇を逃した悔しさを胸に刻んだあの日から1年。清水町は2年前に記録した町の部の大会記録を34秒上回る2時間14分25秒で王座に返り咲いた。朝倉監督(町教育長)がポイントに掲げた1区、6区、10区が機能し、間を走る選手も粘りを発揮。5人が区間賞を獲得する理想的な展開に持ち込んだ。 盤石なレースだった。「前半で粘れば後半ひっくり返せる。自分の走りをしよう」という指揮官の言葉にまず応えたのが、1区の世古(日大三島高)。県高校駅伝優勝の原動力となった実力の持ち主は、持ち前の推進力で先頭に立った。 3位に順位を落として迎えた中盤。大きかったのは6区からの3人連続区間賞だ。40歳になり満を持
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不屈の魂、恩師に応えた 市の部3連覇の浜松市北部・杉保選手【市町対抗駅伝】
浜松市北部の杉保滉太選手(24)=スズキAC=は浜松麁玉中、浜北西高時代とも大会とは無縁。「出場選手がうらやましく、テレビを見るのも嫌だった」。麗沢大で急成長したが、箱根駅伝予選会では2度も次点。一度も学生駅伝を走れない4年間を過ごした。 それでも、故郷に戻って奮闘する姿を中学の恩師でもある杉原勇蔵監督(66)=浜松開誠館高職=は見てくれていた。9月にアンカーを打診され「ずっと走りたかった。うれしかった」。 念願の初出場を果たした今大会は近年まれに見るデッドヒートになったが「絶対に勝つ」と序盤から飛ばして勝負を決めた。「地元で勇姿を見せたいと思っていたはず。選んでよかった」と杉原監督。日
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挫折乗り越え成長実感 町の部V清水町・岩崎選手【市町対抗駅伝】
清水町の岩崎陽生選手(18)=拓殖大=は高いレベルを求めて函南中から長野県の名門、佐久長聖高へ進学。だが、全国屈指の厳しい競争にけがも重なり、全国高校駅伝(京都市・都大路)でのメンバー入りはかなわなかった。中学時代に指導を受けた朝倉和也監督(63)=清水町教育長=に参戦を誘われたのは「大学で力を付ける」と燃えていた時。アンカー起用を意気に感じ出場した。 レースはアンカー区間の歴代最高記録保持者で、実業団でも活躍する吉田町の三輪晋大朗選手(30)=中央発條=に追われる展開。だが、追い上げを許さずにさらに突き放した。「今までの駅伝で一番」。駿河路を踏みしめる一歩一歩に成長を実感した。 大学で
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勝利に「ブラボー」 優勝旗奪還、応援に感謝 清水町が報告会【市町対抗駅伝】
町の部で2年ぶり3度目の優勝を果たした清水町チームの報告会が3日、町地域交流センターで開かれた。町関係者や保護者ら約60人が、優勝旗を取り戻し凱旋(がいせん)した選手たちを大きな拍手で出迎えた。 昨年、吉田町に3連覇を阻まれ臨んだ今大会。2年前のチーム記録を塗り替える奮闘で、2時間14分25秒の大会新記録をマークした。花束を受け取った朝倉和也監督(63)は「なんとか優勝を奪還できた。シナリオ通りの結果。選手たちの総合力と町民の応援のおかげ」と感謝の言葉を述べた。2023年の町制施行60周年に向け「来年は2時間14分を切り連覇したい」と次回大会へ決意を示した。 関義弘町長は「奪還へのプレッ
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町の部 清水町が王座奪還 大会記録更新【市町対抗駅伝】
第23回静岡県市町対抗駅伝は清水町が2時間14分25秒で町の部大会記録を更新し、2年ぶりに王座を奪還した。 1区世古凪沙選手(日大三島高1)は大会や記録会が続いたが、疲れを見せない走りで、町の部トップの好スタートを切った。2区原蒼志選手(清水小5)と3区岩崎愛奈選手(清水西小5)はそれぞれサッカーとミニバスケットボールの練習の合間に駅伝の練習に参加。努力家の4区秋山汐月選手(清水中2)、最近力をつけている5区秋山流星選手(相洋高1)のきょうだいも着実にたすきをつないだ。 チームが勢いに乗ったのは中盤。6区大森郁夫選手(おおしろ整形)、7区柏木琉偉選手(清水中3)、8区古川真子選手(清水南
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プロとバイオリン演奏 清水中生、セッション体験
清水町立清水中はこのほど、第一線で活躍する演奏家を招いた芸術鑑賞教室を同校で開いた。全校生徒約600人がプロの美しい音色を体感し、代表生徒が一緒に演奏を披露した。 東京交響楽団ソロ・コンサートマスターの矢部達哉さんとショパン国際ピアノコンクールで3位となった横山幸雄さんが、「タイスの瞑想(めいそう)曲」やバイオリンソナタなど6曲を披露した。このうち、バイオリンセッション体験として、代表生徒と共演し「かえるのうた」を演奏した。生徒は昼休みなどを活用して練習してきたという。3年名和滉人さん(15)は「すごく緊張したがいつも通り演奏できた。プロのすてきな音が聴けた」と話した。 同校はコロナ禍で
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歩いて地域通貨ゲット 清水町、健康増進アプリ配信
清水町は30日、ウオーキングを通じて町民の健康づくりを促すアプリ「PLUS-Walk(プラス・ウオーク)清水町」の配信を開始した。歩数に応じて独自のポイントがたまり、町の地域通貨「ゆうすいポイント」に交換することができる仕組み。楽しみながら継続して健康習慣をつけてもらうことを目指す。 アプリは歩数の計測のほか、体重や血圧などの記録もでき消費カロリーも表示される。データはグラフで確認できる。ポイントは町が「健幸スポーツの駅」に指定するプールやジムの利用でもためることが可能。 町によると、2019年の調査で約10年前と比べて運動する人が減少しているという。コロナ禍による活動自粛で運動がしづら
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補正予算案など17件上程 清水町議会開会
清水町議会12月定例会は30日開会し、会期を20日までの21日間と決めた後、中小企業に対する支援など2億6122万円を追加する2022年度一般会計補正予算案など17件を上程した。 1億4556万円を追加した住民税非課税世帯などへの緊急支援給付に関する専決処分など3件を原案通り可決した。 一般質問は6、7日。
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全国合奏コンテスト最優秀賞 沼津商業高吹奏楽部が喜び語る
千葉県松戸市で11月に開かれた「日本管楽合奏コンテスト全国大会」の高等学校A部門で最優秀賞を受賞した沼津商業高(清水町)吹奏楽部の3人がこのほど、町役場に関義弘町長を訪ねて喜びを語った。 訪問したのは佐藤萌果部長(17)と成橋美空副部長(18)、合奏などを指導するコンサートミストレスの杉沢凛々愛さん(17)。3年生の3人は「部員全員で協力して最優秀賞を受賞することができた」「コロナ禍で思うような練習ができず不安だったが、成果を発揮できた」などと話した。関町長は「後輩にも引き継いで、来年も活躍してほしい」と述べた。
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ホッケー代表 清水町の3人活躍誓う U-12東海ブロック
ホッケーU-12(12歳以下)ドリームキャンプの東海ブロック代表に選出された杉山智風さん(12)=清水小6年=、土屋八信アハメッドさん(12)=同=、小出樹さん(11)=清水西小6年=がこのほど、清水町役場の関義弘町長を訪ね、今後の活躍を誓った。 3人は清水町ホッケークラブジュニアの所属。キャンプは12月3、4日に京都府で行われる。 杉山さんは「今まで練習したことを生かしたい。コミュニケーションをとって日本代表になりたい」と語り、土屋さんは「選ばれなかった人の分も経験したい」と話した。小出さんは「オフェンスの技術を学んで楽しみたい」と意気込んだ。 清水町では2003年の静岡国体でホッケ
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八幡神社の歴史、理解深める 清水町で講座
清水町はこのほど、源頼朝と弟義経が再会時に腰かけたとされる対面石がある八幡神社で歴史講座を開いた。約15人が参加し、所蔵する文書のレプリカを見たり、境内を歩いたりして神社の歴史に理解を深めた。 同神社宮司で、町の文化財保護審議委員をの勝又清文さんが講師を務めた。勝又さんは対面石のエピソードや、旅人や武将などから信仰を受けていたことを紹介。参加者はいずれも町文化財の、徳川家康から領土を安堵(あんど)してもらった朱印状の写しや応神天皇が描かれた掛け軸などを見た後、境内を見学した。 高校2年の武藤美優さん(17)=伊豆の国市=は「神社についてなかなか知ることが無かった。貴重なものが見られて満足
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健康増進や青少年育成 清水町が日本生命と包括連携協定
清水町はこのほど、日本生命保険沼津支社と健康増進や青少年育成に関する包括連携協定を結んだ。 協定は健康増進や高齢者介護、生きがいづくり、青少年の健全育成、文化・スポーツ振興で連携する内容。同支社の営業エリアである町内で、まずはがん検診の受診率を高める情報発信に協力して取り組む。 町役場で開いた締結式で、関義弘町長は「住民福祉の向上や地域社会の持続可能な発展につなげたい」とあいさつした。十河健二支社長は「イベント開催や少年野球教室などで連携していきたい」と話した。
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ウナギの赤ちゃん展示 生きた状態珍しく 清水町・幼魚水族館
清水町の大型商業施設サントムーン柿田川内にある幼魚水族館でこのほど、ニホンウナギの仔魚(しぎょ)「レプトセファルス」の展示が始まった。同館によると、生きた状態での展示は全国的にも珍しいという。 公開しているのは体長約5センチの7匹。国立研究開発法人「水産研究・教育機構」の増養殖研究所南伊豆庁舎(南伊豆町)で2月ごろにふ化した個体を譲り受けた。稚魚のシラスウナギよりも体全体が透明で、平たい形状をしているのが特徴。レプトセファルスは人工の飼育環境では250日ほどでシラスウナギへと成長することから、年内に変態する可能性があるという。 今後、さらに前の段階の「プレレプトセファルス」や受精卵の標本
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新幹線通学支援補助金利用 学生、まちづくり語る 清水町長らに提案
清水町は、町の新幹線通学支援補助金を利用する大学生5人と町長、副町長、教育長の三役がまちづくりを語る会を町役場で開いた。 町は制度を利用する学生に、SNSを使った町の魅力発信や、イベントのボランティアに参加を求めている。会では、活動の課題や、町政、町に求めることなどを町職員の進行に沿って話した。学生からは「家の前の道で一時不停止の車が多く危ない」「ツイッターを有効活用するべき」「働き口が少ない」などの意見が出た。関義弘町長は意見に対する見解を述べた後、「自分の望む就職先に進んでほしい」とエールを送った。 東邦音楽大2年の三浦碧華さん(19)は「緊張したが、同世代の子の意見や悩みが聞けた。
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沼津市「上下水道だより」 創刊号12月に発行
沼津市は12月1日から、同市民に水道事業を知ってもらう冊子「ぬまづ上下水道だより」と、給水区域となっている清水町民向けの「水道だより」の各創刊号を発行する。水源地の紹介や決算状況について発信する。 市民向けには、市内各組の回覧用として約7千部を用意したほか、5~10部ずつ各地区センターなど公共施設に置く。同町版は1700部作成した。原則年1回の発行だが、状況次第で臨時号も出す。 水源は豊富な湧水量を誇る柿田川隣の「泉水源地」。湧水池と七つの深井戸があり、総湧水量は1日13万トンを擁する。豊富な地下水を自然水に近い状態で住民に給水していることや、2021年度決算から収支や概況を円グラフと表
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給食「せんべい汁」に金属製ねじ混入 町立清水南小
清水町は24日、町立南小で同日提供した給食の「せんべい汁」に金属製のねじ1本が混入したと発表した。6年生の児童が口に入れる前に気付き、けがや健康被害はなかった。 町によると、見つかったねじは直径約9ミリ、長さ約5ミリ。給食室にあった野菜などを切る「スライサー」と呼ばれる調理器具の部品が脱落し、混入したという。給食は全校児童681人に提供したが、その他の混入はなかった。器具を点検し、25日以降も通常通り、給食を提供する。 町は調理器具の点検や作業工程での確認を徹底し、再発防止を図るとした。
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清水町長選 山本氏が出馬を正式表明
清水町議で薬剤師の山本文博氏(65)=同町堂庭=は24日、町内で記者会見し、任期満了に伴う来春の町長選に無所属で立候補すると正式に表明した。 山本氏は「今の町政は町民との対話が著しく減った。町民の話を聞き、合意形成する町政にしたい」と出馬の動機を述べた。重点政策に、洪水浸水想定域に含まれる南小を域外の南中の敷地に移転し、小中一貫校として整備することや、町内循環バスの経路再編、道路整備による渋滞の解消を掲げた。 山本氏は同町出身。2019年の町議選で初当選した。同町長選には現職の関義弘氏(68)も再選を目指し、出馬の意向を示している。
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清水町・まほろば館 菜園を無料提供 食育と親子触れ合い創出
清水町は本年度から、町図書館・保健センター複合施設「まほろば館」の裏の空きスペースを整備した菜園「まほろばポタジェ」を町民に無料で提供している。本年度の提供を終了する11月末を前に、利用者が野菜の手入れに通う。 食育と親子の触れ合い機会創出を目的に企画した。菜園は約3平方メートルで、8家族分用意した。地元農家の武藤正一さん(76)が指導役を務め、町職員も水やりをするなど野菜の様子を気にかけた。 11月上旬、主婦田代綾乃さん(31)は夫の大さん(40)と娘の希ちゃん(3)と収穫に訪れた。これまで、ナスやピーマンなど10種類の野菜を栽培し、夏場は毎日手入れに通ったという。 田代さんは「(娘
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30日に定例会開会 清水町議会
清水町議会は22日、議会運営委員会を開き、11月定例会の会期を30日から12月20日までの21日間と決めた。 町は2億6100万円を追加する2022年度一般会計補正予算案など17議案を提出する。一般質問は6日に5人、7日に3人が登壇する。
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和太鼓演奏で激励 清水町チームが壮行会【市町対抗駅伝】
12月3日の静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に出場する清水町チームの壮行会が22日、町地域交流センターで開かれた。 同町は前回、町の部で準優勝、前々回は優勝を果たした。選手を代表して古川真子さん(清水南中2)は「初めての代表選出で緊張している。チームで心を一つにしてたすきをつなぎたい」と意気込んだ。柿田川湧水太鼓保存会も出席し、同会会長の関義弘町長らが和太鼓の演奏で激励した。このほかの登録選手は次の通り。 原蒼志(清水小5)本間蒼徠(同6)杉浦隆之介(清水南小5)岩崎愛奈(清水西小5)飯田七海(清水小6)柏木琉偉(清水中3)長橋里空(同2)伊藤遼(清水南中
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沼商屋にぎわう 19日まで清水町 地元企業とコラボ
沼津商業高(清水町)総合ビジネス科経営コースの3年生27人は18日、地元企業と共同開発した商品や地場産品を販売する「沼商屋(ヌマショップ)」を同町のサントムーン柿田川で始めた。自分たちが考案したスイーツや、地元事業者から仕入れた野菜やお茶などを並べ、販売実習を通して地域の魅力発信に取り組む。19日まで。 毎年開催し22回目となるイベントで、同町や沼津市の15事業所の商品が並ぶ。生徒は事前に黒板やPOPなどを活用した広告を勉強し、来場者の目を引く効果的な宣伝にも挑戦した。 ところてん製造の栗原商店(同町)とのコラボ商品「シュクルコロン」は、粉寒天や砂糖で作るカラフルな琥珀(こはく)糖。昨年
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AOIフォーラム 会員が農作物販売 清水町でマルシェ
農林水産分野の技術開発や事業化を目指す「アグリオープンイノベーション機構」はこのほど、同機構の会員制組織「AOIフォーラム」に所属する会員の農作物を販売するイベント「AOIマルシェ」を清水町のサントムーン柿田川で行った。同フォーラム会員の7法人1団体が出店し、生産した農作物約50種類が並んだ。 生育状況に応じて機械によって自動で水を与えてハウス栽培したトマトや、無農薬栽培のグアバなど、生産者のこだわりが詰まった野菜や果物が店頭に置かれた。来場者は生産者から農作物ができあがるまでの思いなどを聞きながら、購入商品を決めた。同機構の細萱宏樹アシスタントプロデューサーは「機械利用などによって生産さ
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福祉団体一堂に活動PRや体験 19日、清水町
清水町内の福祉団体や施設が一堂に会するイベント「町ふれあい広場」(町社会福祉協議会主催)が19日、同町堂庭の町福祉センターとシニアセンターで3年ぶりに開かれる。 「ふれあいで みんなの心を つなごうよ」をテーマに17団体が30ブースを出展。福祉団体や施設が、活動のPRや製品の販売を行う。介護機器の展示のほか、ボッチャなどの体験コーナーも設ける。子ども向けのスタンプラリーやキッチンカーによる販売、抽選会も実施予定。 午前9時半~午後0時半。町民が福祉を身近に感じられるよう企画され、42回目の開催。
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大地震想定し避難所運営確認 清水町、自治会の防災担当や教員研修
清水町はこのほど、南海トラフ地震などが発生した際の避難所の運営方法を確認する研修を同町防災センターで開いた。 自治会の防災担当者や避難所として開設される学校の教員ら約40人が参加し、震度6強の地震で300人以上の避難者が集まった想定で実施した。避難所として使われる学校の教室などを居住空間・共有空間・立ち入り禁止空間にどう分けるかを図上で訓練した。 研修の講師を務めた減災・復興支援機構の木村拓郎理事長が、避難生活の現状と課題についても講演した。長期化や避難者の高齢化を特徴として挙げ、「避難所内での通路を広く確保してトイレに行きやすいようにするなど、住環境のサポートが重要」と訴えた。
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「静岡服西学区」花火で元気に 手筒や打ち上げ
静岡市葵区新間の一色地区で12日夜、「服西学区・元気になろう花火大会」が開かれた。打ち上げ花火のほか勇壮な手筒花火が披露され、激しい炎が晩秋の夜空を焦がした。 毎年、秋の一色天満宮例大祭での奉納花火がコロナ禍の影響で3年連続で延期。「楽しみにしていた住民や子どもたちに良い思い出をつくってあげたい」と、同学区連合自治会が初開催した。 打ち上げ花火は、同区新間に製造工場を持つ「静玉屋」が担当。色とりどりの花火を次々と打ち上げた。手筒花火は、地元の一色煙火保存会(森山由朗会長)の13人と友好団体の柿田川手筒煙火保存会(清水町)の5人が参加し、大小約70本を披露。集まった500人ほどの観客は、ご
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校則はなぜ必要? 清水町の中高生がワークショップ 子どもの権利条約学ぶ
清水町で子どもの放課後教室を開講するキッズラボは13日、3周年記念イベント「子どもの権利条約ワークショップ」を町福祉センターで開いた。町内の中高生14人が校則を切り口に子どもの権利条約について学んだ。 不当に子どもの権利を侵害する「ブラック校則」の是正に向け、改善を求める通知を文部科学省が昨年提出したことを受けて企画した。生徒は「ヘアアレンジやジャージー登下校の禁止」「カラオケやゲームセンターに制服で行ってはいけない」などの校則を紹介した。 生徒からは校則が必要な理由について「生徒の安全を守る」「身だしなみを学ぶ」などの意見があった一方、「校則を決めたのは大人。校内が荒れていた当時の規
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ゆうすい商店会メンバー3人 得意分野で受賞 清水町
清水町の個人商店でつくる「ゆうすい商店会」のメンバー3人が食品衛生の分野などそれぞれの得意分野で賞を受け、このほど、町役場を訪ねて喜びを語った。 メンバーは食品衛生指導員として日本食品衛生協会長感謝状を受けた和田光雄さん(70)、食品衛生功労として県知事褒賞を受けた塩崎忠さん(75)と、ランチュウ品評会「日本らんちう協会 中部本部大会」当歳魚の部門で総合優勝した川口久男さん(75)。 関義弘町長は「長引くコロナ禍で町に明るいニュースを届けてくれたことに感謝」と話した。川口さんは全国大会で21位だったことを報告。和田さんは「うれしい。町と協力して食育にも取り組んでいきたい」と喜び、塩崎さん
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新型コロナ抗原検査キット 配布対象年齢を拡大 清水町
清水町は11日、無料配布中の新型コロナウイルス感染の有無を調べる抗原検査キットの対象を、中学生以上64歳以下の有症状者に拡大すると発表した。配布期間は12月15日まで。 これまでは18歳から39歳に限定していた。年齢以外の要件は同様で、基礎疾患がないことや妊娠中でないことなどを満たしている必要がある。配布は宅配で、1回の申し込みにつき2個分を配布する。 受け付けは、14日9時から町のホームページやLINEで予約を開始し、12月14日午後5時で終了する。
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ゴルフ 三井住友VISA太平洋マスターズ第1日 岩崎(清水町出身)粘り32位
ツアー未勝利の中西直人が1イーグル、6バーディー、2ボギーの64をマークし、首位に立った。大堀裕次郎が1打差の2位。 ■岩崎 地元参戦「応援が力に」 ツアー参戦1年目で迎えた初の地元凱旋(がいせん)。会場にほど近い清水町出身の岩崎が、ホームの雰囲気に背中を押され苦しい展開を耐えた。4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのイーブン。6打差32位と上位を狙える位置で2日目につなげた。 10番スタートの出だし5ホールで3オーバー。特に14番は1打目を右の林に入れてダブルボギーをたたいた。それでも15番で1打取り返すと、少しずつショットを修正して安定飛行に乗る。難関の17番パー3を3メートル
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女性への暴力根絶 サシェ制作し表現 清水町商工会
女性に対する暴力をなくす運動期間(12~25日)を前に、清水町商工会女性部は9日、キャンドル素材に香りをつけて装飾した雑貨「アロマワックスサシェ」の作成会を町商工会館で開いた。 女性部員の交流やつながりづくりを目的に、昨年から運動に合わせて活動している。今回は11人が参加し、運動のシンボルになっているパープルリボンにちなみ、紫色を基調とした作品を制作した。キャンドル素材を固めた後、ドライフラワーなどで思い思いに装飾。部員同士会話を楽しみながら、自分だけのサシェを作り上げた。 作品は11~25日に、町役場1階で運動啓発ポスターと一緒に展示する。
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児童ら栽培のキク、役場玄関彩る 清水町
清水町の町の花キクを紹介する菊花展が11日まで、町役場の正面玄関で開かれている。菊友会会員5人が育てたキクと町内3小学校の児童が栽培したドームギク58鉢が来庁者の目を楽しませている。 来年の町制施行60周年を前に、小学生に町の花に親しんでもらおうと実施した。児童は5月ごろから委員会活動で栽培を始め、水やりに取り組んできた。 町の担当者は「町の花をPRし、見て心が癒やされたら」と話した。来年は数を増やし、中学生の参加も検討している。 清水町は町制10周年を記念し、1973年に町の花にキクを選んだ。毎年11月にはキクの普及に取り組む同会が育てた花を展示している。
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絵画や書など320点 清水町民の力作展示 13日は発表の部
第52回清水町芸術祭(町、町教委主催)が30日まで町地域交流センターで開かれ、町民が芸術文化活動の成果を披露している。 展示の部では園児から90代までの町民が約320点の絵画や陶芸作品を寄せた。書道や工芸など部門ごと、3回に分けて展示する。前期が9日まで、中期は11~19日、後期は22~30日まで。生け花などの展示は11~13日に行う。特別展示として、町内5作家の作品を1カ月間並べる。 発表の部は13日に行い、町内29団体が日本舞踊、フラダンスなどを披露する。一部は映像で出演する。
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5回目と乳幼児 ワクチン券を発送 清水町、22日と18日
清水町は8日までに、新型コロナウイルスワクチン5回目接種と、乳幼児(生後6カ月~4歳未満)のワクチン接種の接種券をそれぞれ22日と18日に発送すると発表した。 5回目接種はオミクロン株対応ワクチンを使用する。主に9月末までに4回目接種を受けた高齢者や医療従事者向けとして、22~30日の間に接種券を順次発送する。届き次第予約ができる。同ワクチンは2回目以上の接種を完了した12歳以上の全町民が対象。早期の接種希望者は15日まで、保健センターで電話受け付けを行っていて接種券を先行配布する。 乳幼児の対象者は約1100人で、町内2病院で28日から個別接種を始める。3回1セットで間隔を空けて接種す
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⚽J3沼津、中学生に指導 地域部活動「受け皿」に 指導者バンク構想も
教員の労働環境改善などを目的に6月、スポーツ庁が提言した運動部活動の地域移行。サッカーJ3アスルクラロ沼津(沼津市)は下部組織での強化育成とは別に、地域の埋もれた人材が中学生向けにサッカーなどのスポーツ指導を行う地域主体の運営を目指している。クラブを運営するアスルクラロスルガの山本浩義会長(61)は「地域としてスポーツ好きな子を育てたい」と語る。 子どもの減少などから部活動の地域移行を見据え、山本会長が地域の指導者らと2020年から試行的に始めた。同市を南、北、東、中央のエリアに分けて活動。南エリアでは週に2回ほど、香貫地域を拠点に市南部などから中学生が集まる。運営は県東部を中心にスポーツ
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キッズバイク白熱レース 清水町で産業祭、和太鼓やダンス披露も
清水町は6日、産業祭と国際交流フェスタ、町キッズバイクカップ2022を同町伏見の町総合運動公園で開催し、多くの親子連れでにぎわった。 産業祭と国際交流フェスタは3年ぶり。町内を中心とした14団体による子ども向けの体験コーナーが設けられたほか、ペルーやブラジル料理の出店、伊豆総合高生の和太鼓演奏、各国のダンスステージなどが会場を盛り上げた。事業アイデアを募集する「清水町創業大会」の表彰式も行われ、4人に奨励賞が贈られた。 初開催のキッズバイクカップでは、県内から集まった約100人の2~6歳がランニングバイクで競った。4部門に分かれ白熱したレースを展開した。
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卓越した見識を次世代に 秋の叙勲、褒章 静岡県庁で伝達
秋の叙勲と褒章、危険業務従事者叙勲の伝達式が4日、県庁で行われ、地方自治や社会福祉、保健衛生などの分野で功績のあった計38人に川勝平太知事が勲章、褒章を伝達した。 受章者は、旭日中綬章の元静岡市議望月厚司さん(72)=静岡市清水区=、旭日小綬章の元川根本町長鈴木敏夫さん(79)=川根本町=、元沼津市議真野彰一さん(74)=沼津市=、瑞宝小綬章の元県人事委員会事務局長落合克忠さん(80)=清水町=ら。 川勝知事は「長年、国や地域のために尽くされた皆さまは『有徳の人』。これまで培われた卓越した見識と豊富な経験を存分に発揮し、ふじのくにを担う次世代の育成への尽力をお願いする」と述べた。 この
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キッズバイクのレースや産業祭 清水町で6日
清水町は6日、産業祭と国際交流フェスタ、町キッズバイクカップ2022を同町伏見の総合運動公園で同時開催する。 産業祭は「見て・触れて・学ぼう!」をテーマに町内を中心とする企業が出展し、子ども向けの体験コーナーなどを設ける。国際交流フェスタではベトナムやボリビアの料理販売やサンバなどのダンスステージを予定する。キッズバイクカップは初開催。事前申し込みを済ませた2~6歳のライダーがレースを展開するほか、体験エリアも設置する。 キッズバイクカップは午前10時半から午後3時半まで。産業祭と国際交流フェスタは午前11時から午後3時まで。
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“宮西ワールド”に夢中 清水町出身の絵本作家が読み聞かせ
清水町立図書館はこのほど、町ふるさと大使で絵本作家の宮西達也さん(同町出身)を講師に招いた「おはなし会とワークショップ」を同館で開いた。2歳から小学生20人と保護者が、宮西さんの読み聞かせや紙工作体験を通して“宮西ワールド”に夢中になった。 宮西さんはスクリーンに絵本を投影し、「のびのびおおかみ」や「ままみてて」など6作品を臨場感たっぷりに読み上げた。子どもたちは引き込まれるように物語を楽しんだ。沼津市立第四小1年の瀬川晴仁君(7)は「楽しかった。(読み聞かせの)声がおもしろかった」と声を弾ませた。 参加者は読み聞かせでも登場した「ちっちゃなトラックレッドくんとピ
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DX、ベンチャー誘致促進 中小企業と中心街活性へ 岸田裕之/静岡商工会議所新会頭【聞きたい】
静岡商工会議所の4代目会頭に1日、就任した。エネルギー業界から初の同商議所トップとして、デジタル化による生産性向上やカーボンニュートラル推進を重点戦略に掲げ、歴史的な円安と物価高に苦慮する地元企業と静岡市中心街の活性化を目指す。 -地域の中小企業が抱える課題と対応策は。 「少子高齢化が続く中、今後も人口減少に伴う人手不足は避けられない。デジタル化に対応できた企業が最終的に伸びていくだろう。一方で、本来の目的である事業拡大や新規ビジネスの立ち上げも欠かせない。会員企業が置かれた状況は千差万別。個々の経営課題を吸い上げられるよう、静岡商議所の職員のスキルアップを図り対応していく」 -静岡
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高齢者介護の負担軽減、観光活性化… 町の将来 清水中生が提言、3年間の学習成果披露
清水町立清水中3年生約200人は28日、将来も住み続けたい町にすることを目標に、柔軟な発想で考案した福祉や観光など課題の解決策を提言として、町職員に伝えた。 1年時から行ってきた総合的な学習の「清水町探究」の一環。代表生徒がプレゼンし、グループに分かれて内容を深め発表した。 大野ひとみさん(15)は認知症患者の家族の負担軽減策を提案。患者がつけることで周囲の人に手伝ってもらう目印になるバッジの作成、家族がオンラインで相談できる制度などを伝え、「緊張したが町の介護体制が整ったらいい」と話した。そのほか、観光客増加のためにラーメン店が多い特徴を生かして「清水町ラーメン」を開発する案や、公民
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優しい雰囲気の原画並ぶ 三島の絵本作家えがしらさん 清水町
三島市在住の絵本作家えがしらみちこさんの作品「あきぞらさんぽ」の原画展が29日、清水町立図書館で始まった。11月29日まで。 10月27日からの読書週間に合わせ、地元の作家に親しんでもらおうと企画された。同作品はえがしらさんの「おさんぽシリーズ」(全5種)の一つで、主人公の女の子が秋の自然の中を散歩するストーリー。柔らかく優しい雰囲気の原画17枚が並ぶ。 同図書館は開館3年目で、原画展の開催は初めて。企画した司書の秋田桂輔さん(37)は「本物の原画を見るという体験を通して絵本を好きになるきっかけにしたい。今後も地元の作家さんとの企画をしていけたら」と話す。
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英語での発信力どう強化 教員が授業見学 文科省の「研修協力校」清水町立西小
文部科学省の研修協力校に指定されている清水町立西小でこのほど、発信力強化を目的にした英語の公開授業が行われた。1、3、6年生のクラスで開かれ、静岡県東部の英語を担当する教職員ら約70人が授業を見学し、改善点などを話し合った。 同校は児童の1割以上が外国籍で、多文化に触れている児童が多い。6年生のクラスでは、未来の友達に校区のすてきなところを紹介することをテーマにタブレットを用いて授業を行った。教員らは、子どもたちがペアになって自分のお薦めを英語で伝え合う姿を見学した。 全体会では授業を振り返り、教員らから「テンポ良く会話ができていた」「原稿に頼りすぎている」などの意見が出た。仏教大教育学
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明治安田生命 清水町に40万円寄付
明治安田生命保険は27日、全国で展開している「私の地元応援募金」として清水町に40万5千円を寄付した。町役場で贈呈式が開かれ、沼津支社沼津中央営業部の高野裕営業部長が、関義弘町長に目録を手渡した=写真=。 同社の従業員が出身地や前の勤務地などゆかりのある地域を選んで寄せた募金に、会社の拠出を上乗せした。 高野営業部長は「地元の健康づくりやスポーツに役立ててほしい」と話した。 寄付金は健康づくりの事業に役立てる予定。
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「するがの極」食味良好 JAふじ伊豆 首長に新米PR
JAふじ伊豆(鈴木正三組合長)は24日、管内のうち4市町(沼津市、裾野市、長泉町、清水町)で手がけるブランド米「するがの極(きわみ)」の新米販売が13日に始まったのに合わせ、地元市町のトップを訪ねてアピールした。 「するがの極」は県の奨励品種「きぬむすめ」のうち、独自基準を満たした一等米。2017年から旧JAなんすんなどがブランド化を始めた。JAふじ伊豆によると、今年は天候不順に見舞われた時期もあったが、生産者の適切な管理で米のおいしさを評価する「食味値」の高い米が多く生産されたという。 24日は鈴木組合長が沼津市役所に頼重秀一市長を訪ね、新米を届けた。鈴木組合長は「今年はいい出来で、収
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記者コラム「清流」 コロナ終息の入り口に
新型コロナウイルスの水際対策大幅緩和や全国旅行支援の開始-。国の取り組みにウィズコロナを感じる。週末には、周辺市町のイベントも復活している。 清水町は地域通貨の利用促進を目的に、町内の個店が集まる催しを実施。多くの町民らが降雨の中、店の前に列を作っていた。裾野市でも市民向けの「ふれあいフェスタ」が開催された。出展者の1人は盛況ぶりに驚きながらも笑顔を浮かべていた。にぎわいの中、子どもたちが露店の食べ物をほおばったり、走り回ったりする姿を見るのは久しぶりで2019年にタイムスリップした気分になった。 復活をうれしく感じながら、「コロナで中止」の記事をもう書きたくないと思う。できる対策を続け
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親子で楽しくラグビー体験 清水町で教室
静岡県ラグビーフットボール協会は22日、親子ラグビー教室を清水町の総合運動公園で開いた。同町を中心に県東部に住む園児、児童と保護者約40人が参加した。 講師を務めたのは元女子ラグビー日本代表で女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」の野毛伸子監督(36)=同町=と島田市出身で元ワールドカップ(W杯)日本代表の小野沢宏時さん(44)。参加者はラグビーボールを使って、親子でのパス回しやミニゲームを体験。どこに跳ねるか予測できない楕円(だえん)形のボールを追いかけ、汗を流した。 長泉小3年浅山剛丈君(8)は「ボールをみんなで運ぶのが楽しかった。上手になりたい」と話した。野毛監督は「楽しく体
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落語で交通安全を啓発 高齢者に向け、清水町でイベント
沼津地区交通安全連絡協議会はこのほど、高齢者を対象にした交通安全啓発イベント「グッドマナーカレッジ」を清水町地域交流センターで開いた。約100人が、落語や俊敏性を測るテストなどを通して、交通安全への意識を高めた。 楽しく考え、体験しながら事故防止を推進しようと企画した。記念講演会として、落語家の林家久蔵さんが出演し、免許返納や制限速度を守ることを経験を交えてユーモアたっぷりに伝えた。師匠の林家木久扇さんとのエピソードも紹介した。また、安全運転サポート車(サポカー)などの体験も行った。 沼津署によると、管内ではことし3件の死亡事故が発生。そのうち、2件が高齢者が関係している。
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静岡県議選 立憲民主党が立候補予定者3人の公認決定
立憲民主党は18日、国会内で常任幹事会を開き、来春の統一地方選の立候補予定者に対する公認・推薦を決定した。静岡県内関係では、県議選の現職曳田卓氏(68)=沼津市=、同杉山淳氏(59)=静岡市駿河区=、新人丸山洵氏(38)=浜松市東区=の3人を公認した。このほか、沼津市議選の現職、三島市議選の新人、富士市議選の新人の計3候補者を公認とし、清水町議選の元職を推薦とした。
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ふるさと大使に絵本作家宮西達也さん 清水町が委嘱
清水町は17日、同町出身の絵本作家宮西達也さん(65)を4期目の「ふるさと大使」に委嘱した。任期は4年。 宮西さんは2010年からふるさと大使を務め、町のイメージキャラクター「ゆうすいくん」のデザインや読み聞かせなどの活動を精力的に行ってきた。今後は、来年の町政60周年を記念したシンボルイラストのデザインも手がけ、町内での原画展も検討している。 宮西さんは「みんなで60周年を盛り上げていきたい。ゆうすいくんをアピールしていく」と抱負を述べた。
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75歳上村さん(沼津)再び世界に挑む ホッケー1968年メキシコ五輪代表
静岡県勢では唯一となるホッケーのオリンピアンが半世紀を経て、再び日の丸を付ける。1968年メキシコ五輪代表の上村幸夫さん(75)=県ホッケー協会顧問、沼津市=。19日に都内で開幕する60歳以上の国際大会「マスターズホッケーワールドカップ(W杯)」に、75歳以上の日本代表として出場する。 沼津東高で競技を始め、「当時のOBに『五輪を狙えるぞ』と言われその気になった」。明治大に進み1年から日本代表でアジア大会に出場。同大会3位でメキシコ五輪の切符をつかみ、本大会はFWとして白星にも貢献した。日本男子の五輪出場はその後、昨年の東京五輪まで53年間の時を要することになる。 大学で現役に一区切りを
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県内企業の仕事、魅力は 沼津高専で「Futureしずおか」
静岡県内企業が仕事の内容ややりがいを伝える課外授業「Futureしずおか」(静岡新聞社・静岡放送主催)が17日、沼津市の沼津高専で開かれた。2年生5学科の約220人が参加し、地域の企業の魅力に触れた。 食品機械などを製造するイシダテック(焼津市)からは総務部の小山和希さん(29)と同校機械工学科OBの中山達也さん(51)が講師を務めた。小山さんは会社の理念や現在勤務する同校の卒業生の業務内容などを紹介。中山さんは「高専で学んだことは開発の役に立つことが多々ある。日々を大切に過ごしてほしい」とアドバイスした。 このほかハンズ(清水町)、テクノサイト(島田市)、オカムラ(御殿場市)、エヌ・イ
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社説(10月17日)読書県しずおか 高校年代の習慣化が鍵
27日から読書週間。静岡県内では1日から、県立中央図書館と県書店商業組合が協力する総合読書イベント「ブックフェスタしずおか」が開かれている。各地の図書館、書店やカフェが、シンポジウム、トークライブなどを実施している。官民手を携えて行う新機軸の取り組みが、県民の読書熱の高まりにつながってほしい。 県教委は「読書県しずおか」を掲げ、2004年に「県子ども読書活動推進計画」を策定した。22年3月には第三次計画の見直しを行い、25年度までの4年間の施策を示した。 目標を達成する上で鍵になるのは、高校生年代の読書習慣の定着だ。21年度に県教委が実施した学校対象調査によると「1週間に1度は家庭や地域
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柿田川公園の芝生広場開放 清水町、寄付金財源に改良
清水町は15日から、整備のために利用を制限していた柿田川公園の芝生広場を開放する。直近の芝生整備は2014年だったが定着しなかったため、今回よみがえったのは約8年ぶりとみられる。 同公園は芝生整備のために6月から広場南側を立ち入り禁止にしていた。日照不足などで部分的に生育が遅れていたため、制限の期限を延ばしていた。今後さらに生育させるため、ヒールなどでの立ち入りは禁止する。 公園整備を目的に町民から寄せられた寄付金500万円の一部を財源に充てた。土壌改良の後、町民らが約1400平方メートルに苗5400ポットを植えていた。 町民らで町の活性化を考える「リボーンシティーシミズ」のメンバーが
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SDGs体験して学ぶ 清水町環境展 燃料電池車展示や科学実験
清水町はこのほど、持続可能な開発目標(SDGs)を楽しく学び、体験することをテーマにした環境展を町地域交流センターで初めて開いた。講演会や体験ブースを開き、多くの家族連れでにぎわった。 町ではSDGsを身近に感じてもらおうと、ことしから本格的に取り組みを開始。小学校で職員による授業も行っている。 環境実験パフォーマー「らんま先生」による講演会では、約140人が科学実験を通してリサイクルやごみの分別の大切さを学んだ。ブースには、2030年の海を想定した模擬魚釣りや自転車で発電できる体験コーナーが設けられた。不要な食品を集めるフードドライブや企業による燃料電池車の展示も行った。 町の担当者
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水中ドローンに可能性「漁業の需要 着目」 清水町の物流会社、スクール開校
物流業などの万福(清水町、石田太輔社長)が、静岡県内でも珍しい水中ドローンのスクール事業を展開している。港湾施設や船の点検作業などで全国的にも水中ドローンの活用拡大が期待される中、石田さんは「空のドローンと違い、撮影や調査を請け負う民間の事業者が少なく未開拓。海に囲まれた伊豆半島では漁業分野を中心に潜在的な需要が大きいと考えた」と狙いを語る。 3月に水中ドローンによる調査・点検事業と同時にスクールを始めた。きっかけは昨冬、石田さんが空中ドローンの講習会に行った際に知った水中ドローンの存在。「伊豆地域では水産事業者の高齢化も進んでいる。船底や養殖用の網の点検などに活用が広がれば労働力不足の
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歩道で安全確認しっかり 園児、自動車学校コースで教室 沼津
静岡県交通安全協会沼津地区支部ときせがわ自動車学校(沼津市)は12日、子どもに正しい交通ルールを目で見て学んでもらう「子どもと高齢者を守れ!未来へつなげる交通教室」を同校で開いた。清水町のしいの木保育園と清水南幼稚園の年長児が、同校コース内で指導を受けた。 同町の九つの保育園、幼稚園を対象に11月まで行う。運転席からでは死角が多くあることや、大型車の内輪差を考慮して横断歩道からは離れて立つことなどを学んだ。車が走っているコース内を歩き、狭い歩道では車が見えたら立ち止まることにも理解を深めた。 牧之原市で園児が通園バス内に置き去りにされ熱中症で死亡したことを受け、同校職員が「水筒でクラクシ
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仕事の喜び、困難は 町立清水小で町内職業人が講師
清水町立清水小の4年生約75人がこのほど、町内で活躍している3人の職業人から仕事の喜びや困難、達成感を聞く職業講座に臨み、将来の夢について考えた。 酵素風呂を運営する羽田かすみさん(32)は、自身が他の仕事に就いた後に開業した経験を話した。お客さんが元気になって帰っていく姿にやりがいを感じること、体力面が必要なことなども伝えた。「(夢は)今決めないといけないわけではない。勉強や経験で道が決まる」とメッセージを送った。そのほか、観賞魚を販売する川口洋輝さん、町職員の鈴木桃子さんが講師を務めた。 辻たまりさん(10)は「仕事が変わってもがんばり続けるところがすてきだと思った」と話した。
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清水町議の山本氏 町長選に出馬意向
清水町議の山本文博氏(65)=同町堂庭=が11日までに、来年4月の任期満了に伴う町長選に立候補する意向を固めた。近く正式表明する。 山本氏は取材に対し、「町政の主役は町民。医療機関と連携して体制の充実を図る」と述べた。「都市計画道路玉川卸団地線」敷設への住民との合意形成や、南小と南中の一貫校化の検討にも意欲を示した。 同町出身、城西大大学院修了。2019年の町議選で初当選し1期目。薬剤師として町内の薬局に勤める。 町長選には現職の関義弘氏(68)も出馬の意向を示している。
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黄瀬川大橋の仮設橋着工「早く開通を」 住民、渋滞緩和期待
昨年7月の豪雨で橋桁が傾き、現在は大型車や二輪車などの交通規制をした応急組立橋が架かる黄瀬川大橋(沼津市、清水町)の仮設橋が11日、着工した。仮設橋は全車両の通行が可能で、歩道の幅も約2メートルに広がる。県沼津土木事務所によると、来年秋の開通を目指している。 週に2、3度、自転車を引いて応急組立橋を通行するという主婦牧野沙織さん(33)=沼津市=は、橋の幅が狭いため「道を譲り合わなければならず、ストレスだった。できるだけ早く開通してほしい」と話した。清水町長沢の無職男性(74)は迂回(うかい)路では「(橋桁が傾く)前より混みが激しくなった」と指摘し、渋滞緩和を期待した。 工事は準備段階と
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ゆうすいポイントまつり 町民楽しむ 清水町
清水町は10日、地域通貨「ゆうすいポイント」の20倍キャンペーンを行い、加盟する約40店舗が出店する「ゆうすいポイントまつり」を町総合運動公園で開いた。降雨の中、町民らが買い物を楽しんだ。イベントは4年ぶり2回目。物価高やコロナ禍を受け、個店や住民の支援になればと企画した。 同町徳倉でフランス菓子教室と販売を行う「ルココ」の店主土屋美江さん(46)は地域に協力できたらと約1年前に加盟した。土屋さんは「イベントでお店を知ってもらえる機会になった」と話した。
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黄瀬川大橋の仮設橋着工 沼津・清水町境 23年秋通行目指す
昨年7月の豪雨で橋桁が傾き、現在は大型車などの交通規制をした応急組立橋が架かっている黄瀬川大橋(沼津市、清水町)の仮設橋工事が11日、始まった。出水期前の2023年5月末までに完成させ、同年秋ごろの供用開始を目指す。 県沼津土木事務所によると、仮設橋は片側1車線で幅9メートル。応急組立橋は歩行者同士のすれ違いもしづらかったため、幅約2メートルの歩道も設けて、安全性と利便性の向上を図る。全車両の通行が可能で、周辺道路の渋滞緩和が見込まれる。 初日は準備工事として、橋周辺の草刈りなどを行った。完成後、県道富士清水線(旧国道1号)と接続する道路の整備に入る。
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ランチュウ美しさ競う 静岡県内外から愛好家集う 浜松市東区
浜松市を中心にしたランチュウ愛好家が集まる錦友会(松田力三会長)はこのほど、東区の清水金魚で第110回らんちう品評会を開いた。日本らんちう協会の県支部大会と中部大会を兼ねた大会で県内外から約130人の愛好家が参加した。 品評会は当歳魚(今年生まれ)、二歳魚、親魚(3年目以降)の3部門で行い、大関以下、番付順に並べた。審査員は、白いたらいに1匹ごとに移したランチュウの体全体のバランスや、うろこの色つや、泳ぎ方や眼先の肉りゅうの発達具合などを総合して点数をつけた。 主な3部門の優等賞は次の通り。 【親魚】東大関 榊原英樹(愛知県武豊町)▽西大関 田中康浩(愛知県豊橋市) 【二歳魚】東西大
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静岡県統計グラフ審査 小中生の35点入賞 11月29日表彰
静岡県はこのほど、県統計グラフコンクール(県など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の優秀作品を発表した。県内の小中学生の応募作品計803点から、特別賞や報道機関賞計35点を選んだ。表彰式は11月29日に行う。県知事賞5点をはじめとする計21点は全国コンクールに出品する。 受賞者は次の通り。 【特別賞】県知事賞 岩〓心菜(御殿場印野小1)長嶋義晃(静岡南藁科小3)谷口瑞季(御殿場南小6)永田帆乃(富士岳陽中1)藤田康佑(長泉中3)▽県教育長賞 横田奈々(御殿場朝日小2)磯辺愛梨(御殿場富士岡小4)鈴木七海(富士二小6)市川茉莉杏(富士田子浦中3)瀬戸清羅(御殿場高根中1)▽県統計協会会長賞
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農業、貨物運送者に支援金 清水町 物価、原油価格高騰受け
清水町は物価や原油価格の高騰、コロナ禍を受け、町内の農業者と貨物運送事業者への支援を行う。国の地方創生臨時交付金を活用する。 農業者については農業用肥料の購入を支援する。土壌改良材や農薬などが対象で、6月~2023年1月末までに購入した製品に対して半額(最大3万円)を補助する。領収書などが必要で、同年2月末までにまとめて申請する。 貨物運送事業者は7月28日以前に登録されている自動車を対象に、給付金を交付する。1台あたり大型7万円、中型5万円、その他3万円を給付する。使途は問わない。1事業者100万円が上限で、12月9日までの申請が必要。 問い合わせは町産業観光課<電055(981)8
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地域の課題解決へ 市町職員招き学習 沼津商高
清水町徳倉の沼津商高で30日、生徒が地域課題の解決策を考える探究学習「沼商未来創造プロジェクト」が開かれた。沼津市観光協会、三島市、清水町の職員を招き、1年生約170人が各市町の現状や特色、課題について学んだ。 同町の説明では、町産業観光課の岸田祐香さんが講師を務めた。柿田川をはじめとする豊かな自然環境や大型商業施設があるといった強み、人口減少や公共交通機能が不十分などの課題を挙げた。地域経済の活性化を図る行政の取り組みとして地域通貨「ゆうすいポイント」の活用事例も紹介した。今後の授業で生徒が課題解決や地域の活性化の方法を模索し、来年度以降に生徒発案の事業が実現されることを目指す。
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清水町からキッチンカー カレー提供 断水被害の静岡・清水総合運動場で
静岡県東部のキッチンカー事業者を中心につくる全国キッチンカー事業振興協会(清水町)が、台風15号の影響で断水被害を受ける静岡市清水区への支援を行っている。27日は同区の市清水総合運動場でキッチンカーによる炊き出しを行い、被災地に味付けされた温かい食事を届けた。29日も同運動場で行う。 同協会メンバーの貴家蘭さん(31)が同区に住む友人から被害の大きさを聞き、支援に動きだした。27日には、メンバー5人が現地を訪問し、トラック2台分の支援物資を届け、キッチンカー1台で調理した焼きそばを提供した。被災者に必要な物資の聞き取りも行った。鈴木貴会長は「炊き出しはキッチンカーの原点。一瞬だけでもほっと
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静岡人インタビュー「この人」 まちづくりを行う一般社団法人「いちご」理事 藤井さやかさん(清水町)
自身が産後鬱(うつ)のようになってしまった経験から、2007年に「子育て応援サークルいちご」を立ち上げた。17年に10周年を迎え、公益的な事業の展開に際し、子育て支援やまちづくり活動を行う「一般社団法人いちご」設立。法人として17年に県知事褒章、22年にふじさんっこ応援大賞優秀賞を受賞。県内の地域に根付く人や体験を紹介するローカルサイト「ひととき百貨店」を運営。「ぬまづパンまるしぇ」等の沼津の商店街を会場にしたイベントも主催。沼津市出身。44歳。 ―「子育て応援サークルいちご」を通じてのやりがいは。 「心が躍動する人との出会い。現在300組を超える親子が関わってくれている。自分のために始
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募債=イワックス
①社名(所在地、代表者名、業種)②金額③発行日④財務代理人・引受人⑤期限⑥資金使途 ①イワックス(清水町、岩田幸男、建設業)②5千万円③26日④清水銀行⑤2年⑥運転資金 ※地方創生私募債
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車椅子を寄贈 清水町に18台目 美容室キルト
清水町の美容室キルトがこのほど、来店者からの募金などで購入した車椅子を町に寄贈した。美容室の杉沢健児さんが町役場を訪れ、関義弘町長に贈った。 美容室では店に募金箱を設置していて2010年以降、来店者の善意と売り上げの一部で車椅子を購入している。今回で18台目の寄贈。車椅子は清水町立南中に置き、活用する。
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熱海カーニバル初開催 アート体験やパフォーマンス 魚市場舞台に
熱海市清水町の熱海魚市場で25日、アートの制作体験やさまざまなパフォーマンスが楽しめるイベント「熱海カーニバル 珊瑚(さんご)の狂宴」(フロム熱海主催)が開かれた。海をテーマに装飾された市場の中で、自主映画の上映やライブペインティングが繰り広げられた。 千葉県在住の芸術作家大川友希さんによるワークショップでは、市民から集めた端切れを編んだり、結んだりして会場につるした。大川さんは「会話を楽しみながら、人や時間のつながりを表現した」と話した。 イベントは映画好きの市民ら有志が企画し、初開催した。市内で撮影した自主映画の監督を務めた豊田ちほさんは「新型コロナウイルス禍や伊豆山の土石流災害など
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世界の友達に「ハロー」 リモート交流 清水町の南中生とモルディブの小中生
清水町立南中の3年生85人は22日、インド洋に浮かぶ島国・モルディブ共和国の小中学生とオンラインで結び、交流を図るとともに相互理解を深めた。 同国への支援と交流活動を行うモルディブジャパンネットワーク(同町)が町に働きかけて初めて実現した。 自己紹介の後、代表がそれぞれの国について発表。清水南中生は、5月に修学旅行に出かけた京都と奈良をテーマに話した。旅行時に撮った写真を交えて作成したスライドを示しながら、寺社の装飾などを流ちょうな英語で解説した。モルディブの生徒からの質問には、外国語指導助手(ALT)の助けを借りて回答して会話を楽しんだ。米山史桜さん(15)は「環境や文化も違うのに一つ
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太陽と月「サントくん」に決定 サントムーン柿田川のキャラクター
清水町の商業施設「サントムーン柿田川」は23日、開業25周年に合わせ、PRに活用するマスコットキャラクターを発表した。全国から寄せられた1717点のデザインから、グランプリに選ばれた多摩美術大4年の「chachadoki」さん(23)=神奈川県=の作品「サントくん」を採用した。 施設を象徴する「太陽と月」をテーマに公募した。最終審査には3作品が残り、8月に館内や公式LINE(ライン)による人気投票を実施。総投票数2万9729票のうち、グランプリ作品は最多の1万954票を集めた。本館正面の外観をモチーフに特徴を捉えたかわいらしいデザインが好評を得た。制作者は「来館する子どもたちの友達のような
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事業化アイデア、30日まで募集 清水町民対象に支援
清水町と町商工会、地元企業でつくる「清水町創業大会実行委員会」は、町内で創業や起業をする人の支援に乗り出す。創業や起業に関するアイデアを30日まで募り、すぐに事業化できる内容には資金や空き家の活用などで事業化を全面支援する。 事業化を進めることで地域活性化につなげようと初めて企画した。応募対象は町民で、学生や経営者、主婦など誰でも可能。事業化が即可能とする最優秀賞を1人、準備期間を経て事業化できるとした内容は優秀賞として1人を選ぶ。10月中に審査し、11月6日の町産業祭で表彰式を開き発表する。形式は自由で、書面、電子データなどで受け付ける。問い合わせは町商工会<電055(975)6987>
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13件可決、認定 清水町議会閉会
清水町議会9月定例会は22日、2022年度一般会計補正予算案や議員発議の意見書など7議案を原案通り可決して閉会した。21年度一般会計歳入歳出決算など6件を認定した。 意見書は、消費税のインボイス制度導入に伴いシルバー人材センターの安定的な運営を求めたもの。会員配分金は制度の適用除外にするなどの措置を要望した。
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愛犬も熱中症対策万全 静岡県内で病院受診減少、飼い主の意識向上
近年、熱中症になる犬が減っている。静岡県内の獣医師らによると、空調や水分補給に気を配るなど飼い主の意識が変わり、動物病院を訪れるケースが少なくなっているという。県内のペットショップでも対策グッズの売り上げが好調。県内の獣医師は「9月も暑い日が続く。残暑を迎えても要注意」と強調する。 「6月中旬からずっとエアコンを入れている」。9月上旬の夕方、沼津市内で犬の散歩をしていた飲食店店員の田中美絵さん(44)は空調のほかにも、散歩の時間を短くしたり、途中で水を飲ませたりと対策に力を入れる。同市の理容師中村英仁さん(69)は新たにミストファンを購入したといい、「(今年は)ばてずに元気」と愛犬の様子を
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清水町と書店 認知症理解へ連携、コーナー設置 世界アルツハイマー月間
世界アルツハイマー月間(9月)に合わせ、清水町は30日まで、認知症への理解を深める啓発イベントを展開している。静岡県内で初めて町内の書店とも連携し、関連図書を集めたコーナーを各店舗に設置した。 高齢化に伴い、町では認知症に関連した介護申請が増えている。正しい理解の広まりと、本人や家族の支援につなげることを目的に企画した。 実施したのは、本に触れる機会づくりを目的に町と協定を結んでいる4書店。長倉書店サントムーン店では介護や病気の書籍が並ぶ一角に、絵本など11冊を置いた。 長倉一正代表(56)は関連本の売り上げが好調なことや啓発の重要性を日頃から感じ、町の企画に快諾したという。「手に取
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詐欺被害防止作戦 シーキューブが応援、県警のチラシ配布 沼津署
静岡県警の詐欺被害防止対策「さくらセーフティ作戦」の応援宣言式が沼津署で開かれ、電話・電気工事業のシーキューブ静岡支店(清水町)の加藤光支店長が協力を宣言した。 同社は県東部を事業エリアとし、1日当たり約200軒の個人宅や企業を訪問している。担当者約50人が個人宅を訪問時、65歳以上の女性が狙われていることや詐欺の手口を紹介した県警作成のチラシを配る。 宣言式には加藤支店長と、施工を担当するシーキューブ静岡(清水町)の赤堀光春代表らが出席。加藤支店長は「(被害額の大きさに)何とかしなきゃという思いを強めた。地域密着の強みを防止に生かせたら」と決意した。県警生活安全企画課の原田達彦課長は「
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清水町 10月からオミクロン対応ワクチン 新型コロナ
清水町は16日、現在実施している新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を10月から、オミクロン株に対応したワクチンに移行すると発表した。3月31日まで実施予定。 対象は2回目接種を完了した12歳以上の全町民。現在、町では60歳以上と、18歳以上60歳未満の基礎疾患者に向け4回目接種を進めている。 オミクロン株に対応したワクチンは、4回目の個別接種を10月1日から、集団接種を4日から始める。エッセンシャルワーカーへの接種も1日、その同居家族は11月19日に予定している。このほかの対象者は10月半ばに接種を始める。 予約はウェブとコールセンターで9月22日から受け付ける。接種券は前回接種か
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水道メーターを誤検針 沼津市が清水町の2軒で
沼津市は15日、給水区域となっている清水町の2軒の水道メーターを誤って逆に検針したと発表した。 検針した6・7月分と、8・9月分で取り違えた。近くに建っている一戸建て2軒の水道メーターの検針時に、個別の番号と世帯名の確認が不十分だった。誤った検針票が2回続けて投函(とうかん)されていたため、住民が市に連絡した。 使用量などは今月調整する。市水道サービス課は確認の徹底を図るとしている。
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山田さん100歳「おめでとう」 清水町長が祝福
敬老の日(19日)を前に、清水町の関義弘町長は14日、今年1月に100歳の誕生日を迎えた同町柿田の山田ちゑさん宅を訪ね、長寿を祝福した。記念品と花束を手渡し、「いつまでも元気でいてください」と話した。 山田さんは編み物の内職をしながら子育てをしてきた。趣味は小説を読むこと。寝る前の約30分の読書を習慣にしているという。庭の手入れにも取り組み、花が咲くのを楽しみにしている。山田さんは「自分でできることは自分でやる」と元気の秘訣(ひけつ)を笑顔で語った。 町によると、14日現在で町内の100歳以上は10人。最高齢者は103歳だという。
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児童 犬、猫と触れ合い 清水町で愛護教室
清水町はこのほど、動物の愛護教室を町地域交流センターで開いた。児童19人が犬と猫の触れ合い方に理解を深めた。 県動物保護協会に登録するボランティアにより、犬3匹、猫3匹が集まった。子どもたちは接し方の説明を受けた後、それぞれ気になった動物と触れ合った。飼い主にそれぞれの生態や習性などを聞きながら、動物を大切にすることを学んだ。 清水西小2年の山崎のの花さん(7)は「ふわふわしていた。すごくかわいい」と笑顔で話した。 子どもたちの居場所と交流活動の提供を目的に取り組む「土曜日チャレンジキッズ」の一環で初開催した。
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記者コラム「清流」 本を選んで行政参加
清水町は町内4書店と協定を結び、本に触れる機会づくりをしている。取り組みの一環で、書店が用意した約2800冊から町民が図書館に置きたい本を選ぶイベントを開催した。参加者は本を自由に見て回り、中身を確認しながら真剣にリクエストをした。 子どもたちの楽しそうな姿を見て、たまらず私も参加させてもらった。無数の本からお気に入りを見つけようと内容を確かめる。しかし、多くの人が利用する図書館に置く本。趣味に走りすぎていいのだろうか、この本をみんなに読んでほしい-。税金で購入することを思い、責任を感じながらも2冊を選んだ。 他者を意識すると本選びも慎重になった。だが、その思いやりが町民にとって身近な行
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新型コロナ検査キット配布 用意の25%にとどまる 清水町
清水町は9日の町議会9月定例会で、8月に行った新型コロナウイルスの症状がある若年層向けの抗原検査キットの無料配布について、684個の配布にとどまったと明らかにした。キットは県から2772個提供されていたが、配布率は約25%だった。吉川清里氏(共産党)の一般質問に、前川仁志くらし安全課長が答えた。 町によると、8月16日から1回の申し込みにつき2個分を配布し、31日までに342人に配ったという。キットについては感染拡大による医療機関の負担を緩和するため、国から県を経由して町に届いた。配布数が伸びなかった要因にPR不足などを挙げる。 県から追加支給があり、町は今月16日から12月15日まで2
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清水町長選出馬 関氏が意向示す 町議会
清水町の関義弘町長(68)は8日の町議会9月定例会一般質問で、来年4月の任期満了に伴う町長選について「継続的に町政課題にあたりたい」と述べ、再選を目指し出馬する意向を示した。岩崎高雄氏(新生会)に答えた。 関氏は新幹線通学支援や丸池周辺の設備など就任以来の取り組みを成果として挙げた。「まちづくりの主人公は町民であることを常に主軸に据えた」とした上で、収支均衡型の財政を堅持して施策を展開したと1期目を振り返り、継続性を強調した。
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日商簿記試験 沼津商高生 井原さん1級、高橋さん2級合格
清水町の沼津商高総合ビジネス科3年の井原翔太さん(17)=三島市=と情報ビジネス科1年の高橋壱平さん(15)=清水町=がこのほど、それぞれ日本商工会議所の簿記検定試験の1級と2級に合格した。 井原さんが合格した1級は合格率約10%の難関試験。昨年6月に2級に合格し、初の1級挑戦だった。1日約4時間勉強したといい、「合格した瞬間はうれしくて家族にも報告した。今後は公認会計士の資格を目指して勉強して、将来は企業の経理の仕事に就きたい」と意気込んだ。 高橋さんは3級を中学時に取得していた。同校によると、1年次の2級合格は珍しいという。専門学校で商業関係の科目を教える父親から教わり、勉強に励んだ
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16件を上程 清水町議会開会
清水町議会9月定例会が1日開会し、会期を22日までの22日間と決めた後、7億1538万円を追加する2022年度一般会計補正予算案など16件を上程した。このうち、教育委員の任命など3件の人事案に同意した。議員発議の町議会委員会をオンライン開催できるよう定めた条例は原案通り可決した。 一般質問は8、9日に行う。