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テーマ : 三島市

和歌にまつわる歴史や共通点 観光振興につなげ 「古今伝授のまち」推進 岐阜・郡上の連盟と協定 三島市観光協

 三島市観光協会(西原宏夫会長)はこのほど、岐阜県の郡上市観光連盟(池田喜八郎代表理事)と「古今伝授のまち」推進に向けた連携協定を三島市の三嶋大社で結んだ。和歌にまつわる歴史を互いに持つ両市の観光振興につなげる。

連携協定を結んだ西原会長(左)と郡上市観光連盟の池田代表理事(右)=三島市の三嶋大社
連携協定を結んだ西原会長(左)と郡上市観光連盟の池田代表理事(右)=三島市の三嶋大社


 古今伝授の地としての文化をはじめ、清らかな水、豊かな食など共通する観光資源を両者のホームページなどで発信し、人的交流も進める。協定書に署名した西原会長は「両市は共通点が多い。ますます関係を深めていきたい」と述べ、池田代表理事は「古今伝授のまちづくりに一層の拍車がかかる」と両市の交流活発化に期待した。
 古今伝授は、古今和歌集の解釈を師から弟子に秘伝として後世に伝えたもの。郡上市大和町を中心に一帯を収めた領主一族の武家歌人東常縁が1471年、三島市の願成寺で連歌師宗祇に対して行ったと伝わる。郡上市は合併前の旧大和町時代から、東氏ゆかりの地として古今伝授のまちづくりを進めている。
 (三島支局・岡田拓也)

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