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テーマ : 三島市

三島市長公用車 「動く蓄電池」に EV「災害時役立つ」 活用検討、導入啓発へ

 三島市は市長公用車として使用する電気自動車(EV)を「動く蓄電池」として災害時に活用できる体制を県内で初めて整えた。同市梅名の中郷文化プラザでこのほど、地元住民に取り組みを紹介した。

EVから電力を取り出す仕組みについて説明を受ける地元住民=三島市梅名の中郷文化プラザ
EVから電力を取り出す仕組みについて説明を受ける地元住民=三島市梅名の中郷文化プラザ

 2月にEVから電気を取り出す外部給電器を購入した。避難所での電力供給源として活用を検討する一方、市長公用車での取り組みを通じ、市民の防災意識の向上や動く蓄電池としてのEV導入に向けた啓発にもつなげたい考えだ。
 昨年8月に買い替えた市長公用車はフル充電した場合、一般家庭の約5日分の電力を確保できるという。現在は市長公用車1台のみだが、豊岡武士市長は「多くの公用車が防災拠点や避難所に駆け付け、役立つ取り組みにしたい」と話した。

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